元スレ提督「不知火って戦艦がクソ強そう」不知火「え?」
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701 :
バユンって効果音が違うものを連想するかと思ったけど大鳳には関係なかった
702 = 1 :
あきつ丸(お、敵艦隊が高速で接近してくるであります)
あきつ丸(敵艦隊接近中)トンツー
あきつ丸「先行するのは……」
あきつ丸「重巡、戦艦でありますか」
あきつ丸「後方から来る第二部隊への警戒のために空母と軽巡を回したでありますかね?」
あきつ丸(取り敢えず、報告報告)トンツー
武蔵「敵艦隊が射程に入った!」ガシャン
霧島「主砲発射用意!」ガシャン
金剛「Hey!霧島!久し振りにモミモミしてあげマース!!」ガシャン
摩耶「古鷹型にゃ負けられねぇ!!」ガシャッ!
プリンツ「見ていて下さい、お姉様ぁぁ!!」ガシャッ
あきつ丸(重巡と戦艦を中心とした砲撃戦が展開)
あきつ丸(距離は従来通りの遠距離砲撃戦でありますな)
あきつ丸(敵は乱戦に成らぬよう離れているでありますかね?)トンツー
あきつ丸(しかし、大和型の砲声はすさまじいでありますな)
あきつ丸(結構離れているのに、まるで隣で撃たれてるかのような砲声であります)
あきつ丸(約1400kgの砲弾が発射されるでありますからな)
あきつ丸(軽自動車が音速を超えて飛んでくるとか)
あきつ丸(普通に死ぬであります)
あきつ丸(戦艦が来るだけで士気が上がると言いますが、さもありなんでありますな)ウム
あきつ丸(お?敵艦隊の動きがだんだんと円形陣に……)
あきつ丸(いや、あれは車懸りに似ているでありますな)
武蔵(敵の動きが今までと違うな)
武蔵(私達を引き出したいのか?)
霧島(む……この動きは?)
霧島「武蔵さん、提督に指示を仰ぎましょう」
武蔵「ああ、そうだな」
武蔵(あきつ丸を中継して提督に……)トンツー
司令部
陸軍提督「ム、武蔵から通信だな」
武蔵『提督、我々はどうすれば良い?』
陸軍提督「決まっている。貴様等は目の前の敵を眼前に引き付けておくのだ」ブツン
憲兵少佐「ハッハッハ!臨機応変が出来るかどうか、だな」
陸軍提督「ああ。バルチック艦隊になるか、帝国海軍に成るか」
司令長官(全く同様していないって言うね)
天龍(し、司令長官が目の前に居るのに平然と笑ってられる提督達の肝っ玉がスゲェ)
天龍「こ、此処からどうなるんですか?」
陸軍提督「知らん」
703 = 694 :
舐めてるだけなのかあるいは……
704 :
陸軍提督「だが、この程度で浮足立っとるようなら負けるだろうな」
憲兵少佐「だな。長官殿がどのようにして陸軍提督の戦術を切り抜けるか」
憲兵少佐「じつに見もでありますな」
司令長官「ハハ、みてれば分かるよ」
司令長官「君は全然焦らないね。秘訣は何かね?」
陸軍提督「焦って良いことは唯一つ。靖国に行くのが早くなるだけであります」
陸軍提督「陸軍将校は焦ったり、同様しては行かんと幼年校時代から耳がタコに成る程言われましたので」
陸軍提督「この程度で動揺する陸軍省校は居らんでありますよ、長官殿」ハッハッハ
憲兵少佐「演習で小便だと走ったら怒鳴られたのも良い思い出だな」ハッハッハ
陸軍提督「あったあった。あれは陸士だったか?」
憲兵少佐「ああ。一年の頃だったな」
憲兵少佐「こっちは小便が漏れそうだってのに」
陸軍提督「あれは堪えたな」
天龍(何でこの2人はこんな所でそんな話を出来るんだ?)
あきつ丸『第二艦隊、突入開始セリ』
あきつ丸『先頭ビスマルク也、尚、突出シテイル模様』
天龍「お、始まった!」
海上
不知火「攻撃には早すぎです!」
ビスマルク「そんなわけないわ!敵は足踏みしてるもの!」ザバァッ
ビスマルク「さぁ!私の戦果の糧になりなさい!」ガシャッ
不知火(敵の攻撃が激しすぎてビスマルクさんに近付けない!)
Z1(ビスマルクお姉様と分断されかけている?)
Z3(ヤバい、軽巡2隻がコチラに回り込もうとしてきている!)
Z3「ヌイヌイ!links!」
不知火「りんくす?」
Z3「links!ヒダイ!」
不知火「ひだい、左ですか!」
川内「遅い!川内参上!!」ドドン
神通「姉さん、対潜哨戒もして下さい!」ドドン
雪風「そこです!」ポポイ
海中
U-511(上が、騒がしいからそろそろ?)
U-511(あれ?何か落ちてきた……)
U-511「!?」ドムン
海上
U-511「ちょっと、良くないです……」ゴボゴボ
あきつ丸(U-511大破、浮上。轟沈判定っと)トンツー
705 = 1 :
今日は終わり
706 :
乙
案の定潜水艦に頼れなくなっちゃったなぁ
707 :
おつー
実力か、あるいは相変わらずの激運か……
709 :
ビスコやっぱダメダメだな
710 = 1 :
司令部
天龍「U-511が轟沈判定っす」トンツー
陸軍提督「ほぉ、これは敗北決定だな」
憲兵少佐「だな。ビスマルクと駆逐艦は分断され逆に各個撃破か」
陸軍提督「局地的な釣り野伏か」
陸軍提督「ビスマルクの独断専行は指導ものだな」
憲兵少佐「対して第一艦隊は善戦しているな」
陸軍提督「ああ、だが、戦艦、重巡に空母の三隻相手に手間取っとる時点で練度が足らん」
憲兵少佐「相手が相手だ」
陸軍提督「相手が何だろうと、敵は待ってくれん」
陸軍提督「持てる兵力を持って最善を尽くす必要がある」
大和「コーヒーを淹れてきました」ガチャッ
陸軍提督「ああ、すまん」
大和「長官もどうぞ」コトッ
司令長官「おぉ、大和が淹れたコーヒーか」
司令長官(正直、鳳翔の緑茶と金剛の紅茶ばかりだから嬉しい)ズズッ
大和「お砂糖とミルクもありますよ」
大和「勝負はどうなってます?」
陸軍提督「戦術的敗北だ。練度も歩調もマダマダだな」
司令長官「まぁ、流石に第一艦隊までは落とせないだろうね」
陸軍提督「今回は実に勉強になったであります、長官殿」カッ
天龍(いや、まだ砲雷戦に移行したばっか何だけど……)
天龍(メタ発言すれば通常編成で言うところの砲撃1巡目あたり)
司令長官「まぁ、最後まで見ておこうじゃないか。彼女達の頑張りを」
陸軍提督「勿論であります」
海上
あきつ丸「あーあー、ビスマルク殿が完全に分断されたであります」
あきつ丸「あーここで魚雷一斉射」
あきつ丸(ビスマルク轟沈判定っと)トンツー
プリンツ「ビスマルクお姉様!?」ザアッ
摩耶「ちょっ!?おい!プリンツ!!」
霧島「ちょっと、前に出過ぎよ!」
鳳翔「頂きます」ヒョウ
プリンツ「直撃コース!?」ボガーン
711 = 1 :
あきつ丸(プリンツ・オイゲン中破判定)トンツー
あきつ丸(幾ら防空に専念した所で防空艦ではないでありますからな)
あきつ丸(前に出たらやられるでありますよ)ヘッ
摩耶「馬鹿野郎!!」ザァッ
金剛「ずっとこの時をWaitしてマシター!!」ガシャッ
古鷹「主砲狙って……」ガシャッ
摩耶「ヤベッ!?」ボガーン
プリンツ「nicht gut!!」ボガーン
あきつ丸(摩耶、プリンツ・オイゲン轟沈判定っと)トンツー
あきつ丸(きっと司令部の憲兵少佐殿は大笑いでありましょうな)
あきつ丸(将校殿は呆れているでありましょう)
あきつ丸(腕立て伏せ、何回でありますかねぇ?)トオイメ
司令部
陸軍提督「プリンツ・オイゲンはビスマルク離れをさせなかんな」ハァ
憲兵少佐「あれでは金魚のフンだな」ハッハッハ
司令長官(せめて、カルガモの子供と言ってあげよう)
大和(やられてるからもっとこう、怒ってるのかと思ったら反対に笑ってる?)
天龍(提督が怒ってないと逆に背筋が寒い)
陸軍提督「これで重巡も潰されたか。さて、砲戦は拮抗したな」
陸軍提督「駆逐艦共はどうなっとる?」
天龍「あ、はい!」トンツー
海上
不知火「レーベ!右からAttack!」ザァッ
Z1「Jawohl!」ザァッ
清霜「マックス!行きますよー!!」ザァッ
Z3「Ja!」ザァッ
川内「おぉっと、接近戦!」
神通「探照灯よーい!」
不知火「させません!」ブンッ
神通「きゃっ!?」ガシャッ
不知火「小賢しい目潰しなんて効きませんよ!」ブンッ
神通「ぎゃっ!?」メゴッ
川内「じ、神通!?」
川内「よくも妹を!!」ガシャッ
Z1「君の相手はこの僕だ!」ブンッ
川内「ノリャァァ!!」ゴチャ
あきつ丸(ここだけ戦いがスカイリムであります)ガクブル
雪風(川内さんの右腕が潰れた!?)
雪風「川内さん!!」
712 = 1 :
清霜「行かせません!!」ブンッ
雪風「ひゃわ!?」サッ
Z3(ユキカゼ、凄い回避力!)
Z3(ヌイヌイが駆逐艦なのに私達2隻を付けた理由が頷ける!!)
Z3「ビスマルクお姉様の敵です!!」ブンッ
雪風「こっちも!?」サッ
雪風(2人が邪魔するおかげで川内さんに近付けません!!)ザァッ
川内「雪風!金剛と鳳翔さんに合流!」
川内「私は1艦でも道連れにする!」スチャッ
雪風(川内さんが酸素魚雷を手に持った!?)
雪風(自爆する気だ!!)※弾頭空なので実際には沈みません
雪風「川内さん!」
川内「後は任せたよ」ガンッ!
不知火「しまった!」
あきつ丸(川内、魚雷を爆破、轟沈判定。巻き込まれて不知火、レーベレヒト・マースも大破っと)トンツー
あきつ丸(水雷戦隊は全滅、壊滅でありますな)
あきつ丸(そろそろ第一部隊も拮抗中、第二部隊は壊滅)
あきつ丸(対する敵艦隊は6隻中2隻轟沈、4隻生存)
あきつ丸(我軍の敗北っと)トンツー
司令部
天龍「あ、あきつ丸より入電!」
天龍「第二艦隊壊滅、第一艦隊も全滅間近」
天龍「我が軍のは、敗北!」
陸軍提督「やれやれ。演習終了!」
司令長官「およ?もうやめてしまうのかい?」
司令長官「このまま続ければ勝てるかもよ?」
陸軍提督「確かに、このまま続ければ量で押し潰せるでしょう」
陸軍提督「ですが、更に我が部隊も損害を被ります」
陸軍提督「上からの命令が玉砕死守であるなら、前進を命じましょう」
陸軍提督「しかし、そうでなければ目先の勝利ではなく」
陸軍提督「明日の勝利のために撤退を選びます」
陸軍提督「我軍は先の大戦で学びました」
陸軍提督「今演習は我軍の敗北であります」
陸軍提督「完敗でありました」カッ
司令長官「そうか。では、演習終了。我が艦隊と艦娘の勝利だ」
713 :
>>川内さんの右腕が潰れた!?
おかしい
714 :
それで欠片ほども動揺せず雪風に指示だして自爆を選べる川内も相当おかしいんだよなぁ
やっぱ川内型って軽巡の華だわ
715 :
沈まない限り長くて1日あるいは数秒で完治可能ってわかってるなら多少の無茶はね
716 :
引き際をきちんと弁えてるなあ
717 = 1 :
入渠
加賀「負けました……」
武蔵「提督には申し訳ない事をしてしまったな」フゥ
清霜「でも、私達も残ってたしあの後も続けていれば勝てたかも」
不知火「ええ、マックスも居ましたし」
大鳳「私も加賀さんも無事でした」
ビスマルク「あれは事故よ!次は負けないわ!」
あきつ丸「だからダメなのであります!」ハーン
あきつ丸「良いですか、海軍殿」
あきつ丸「海軍は滅ぼすか滅ぼされるしか脳が無いでありますか?」
あきつ丸「良いでありますか?」
あきつ丸「戦争とはそれ即ち戦力どれだけ保有し続けられるか、であります」
あきつ丸「確かに、あのまま戦闘を続けていれば我が軍はあの戦闘に勝てたでありましょう」
あきつ丸「ですが、その勝利のために武蔵殿や霧島殿、加賀殿、大鳳殿は果たして無傷でありましたか?」
あきつ丸「マックス・シュルツや清霜は無事でしたか?」
あきつ丸「あの後敵の増援部隊が来て戦えたでありますか?」
霧島「つまり、我々は第二艦隊が敗北した時点で負けていたの?」
あきつ丸「ま、そうでありますな」ドヤァァ
あきつ丸「U-511殿が一発轟沈したのは驚いたでありますが」
あきつ丸「そもそも、ビスマルク殿の独断専行は行けなかったでありますな」
あきつ丸「あれのせいで第二部隊の壊滅が決定したであります」
天龍(あきつ丸のやつ滅茶苦茶いきいきしてやがる……)
川内「お風呂の中まで反省会って……真面目ねぇ~」
神通「姉さんは反省し無さ過ぎです!」
神通「対潜哨戒を厳にって言われているのに勝手に突っ込んでいって!」
川内「し、してたよ?ちゃんと」
川内「じ、神通は銃床なんだから確りとお風呂に浸からなきゃ!」グイグイ
神通「ちょっと!姉さん!!話はまだ終わってませんよ!」ガボガボ
金剛「もっとSilentにするデース!」
金剛「ホーショーに怒られるデース!!」
雪風「鳳翔さんは先に出てますよ!」
金剛「ならもっと騒ぐデース!!」
霧島「お姉様!?」
大和「私が監視役です!」ズイッ
大和(初命令がまさかのお風呂場監視……)トホホ
718 :
スカイリムクソワロタ
719 = 706 :
ここぞとばかりにあきつ丸が生き生きしてて草
720 :
まあいってることは正しいんだがうーんこの
721 :
有能小物丸いきいきかわいい
722 :
あきつ丸風呂入る必要あるんかな、でも今回は立派に御役目はたせてたね
723 = 1 :
司令長官執務室
鳳翔「どうでしたか、今日の戦いは?」
司令長官「いやはや、大変だったよ」
司令長官「陸軍は凄いね。うちのひよっこたちも見習うべきだよ」
鳳翔「ええ、本当ですね。ヒヤヒヤしました」
鳳翔「戦闘機をガン積みの空母と攻撃機と雷撃機ガン積みの空母」
鳳翔「新鮮な考えですね」
司令長官「一部の若手提督達がやろうとして怒られてたやつだね」
司令長官「個人的には面白い考えだと思ったけどね」
司令長官「空母の打撃力を排除する代わりに戦艦がのびのびと戦える」
司令長官「鳳翔さんはどう思う?」
鳳翔「そうですね。良いと思いますよ」
鳳翔「戦争は常に革新が必要です」
鳳翔「思いついたもの勝ち。勝ったもの勝ちです」
鳳翔「陸軍が艦娘を手に入れたら上陸作戦から自分達がやるって言い出しそうですけどね」
司令長官「言うだろうね~彼らは言うよ」
司令長官「しかも、海軍をよく思わない連中は声を大にしてね」
司令長官「今だって強襲揚陸艦を保有しようとしてるんだもの」
司令長官「彼等も必死なのさ」
司令長官「でも、彼はそんな気概は無いよね」
司令長官「純粋に艦娘を兵器として活用しようとしている」
司令長官「兵器として活かそうとしている」
鳳翔「ええ、艦娘冥利に尽きますね」フフフ
司令長官「彼には頑張って貰わないとね」
鳳翔「はい」
執務室
陸軍提督「練度向上、部隊歩調合わせ」
陸軍提督「やる事はたくさんだな」
憲兵少佐「一度、全員に基本教練を叩き込んで見せてはどうだ?」
憲兵少佐「寝食の全てを共同させるんだ」
陸軍提督「同じ釜の飯を食い、布団で寝る」
陸軍提督「チームワークを高めさせるわけか」
陸軍提督「毎朝6時に叩き起こして着替えさせて廊下に並ばせる」
憲兵少佐「そして、点呼後に朝食を取らせ、身支度、布団の整理」
陸軍提督「朝から晩まで基本教練と精神教育」
陸軍提督「それも面白そうだな」
憲兵少佐「ウチの曹長を1人派遣させる」
陸軍提督「ああ、頼む」
724 = 708 :
三宅坂の口駆艦、あきつ丸!
725 = 1 :
今日は終わり
727 :
スレッジハンマー持ち出した時点でフォールアウトしてたから今更驚かないぞ!
728 :
乙であります将校殿!
729 :
乙
ビス子の先走りとプリンツの腰巾着は大きな課題になりそうだけどスパルタで傍から見たらあっさり解決しちゃうのかな
あきっつぁんのキャラの立ちっぷりに涙が出らぁ
730 :
あきつ丸がまともに戦況把握してて笑ったが、
小物が生き残る必須能力と考えたらしっくりきた
731 :
おつん
732 :
乙乙
733 :
乙
続き待ってます
734 :
ハンス・フォン・ゼークトの言葉を聞かせたいな
特に無能な働き者の役割を持ってるビスマルクに
735 :
甘味処間宮
天龍(今日の反省会を何故か間宮さんの所でやることに成った)
陸軍提督「貴様等の今日の敗北は事前に防げたものばかりだ」
陸軍提督「特に酷いのが第二部隊、つまり槌役の失態だ」
陸軍提督「何だアレは?」ギロッ
不知火(これ、アカン奴や)
不知火(ビスマルクさん死亡確定っすわ)
ビスマルク(アドミラールから凄まじい殺気が……)ガクブル
陸軍提督「そもそも、第二部隊の指揮官は誰だ?」
不知火「わ、私です」
不知火(こっちに飛び火したぁぁぁ!?)
陸軍提督「貴様は部隊の長だろうが!」クワッ
陸軍提督「人員掌握出来ぬのなら、何故任命時にそう言わなかったのか」
不知火「も、申し訳ありません……」
陸軍提督「今回の部隊壊滅の7割は貴様にある」
陸軍提督「貴様は現時点をもって第二部隊長の任を解く」
ビスマルク「し、不知火は関係無いじゃない!」
ビスマルク「私が、か、勝手にう、動いたからで……」
陸軍提督「そんなことは百も承知だ」
陸軍提督「今話しているのは貴様の話ではなく不知火の話をしている」
陸軍提督「不知火の指揮能力に関する話をしているのだ」
陸軍提督(まぁ、不知火が駆逐艦と知った時から薄々感じていたがな)
陸軍提督「加賀は勿論、全員覚えておけ」
陸軍提督「現場部隊が全滅ないしは壊滅した場合、真っ先に責められるのは指揮官だ」
陸軍提督「そして、貴様等は誰しもがその任を負う可能性がある」
陸軍提督「次にビスマルク。貴様だ」
ビスマルク「……」ビクンッ
陸軍提督「貴様、仲間を殺したいのか?」
陸軍提督「貴様のせいで部隊は壊滅したぞ」
陸軍提督「貴様、戦争を舐めとんのか!」
陸軍提督「やる気が無いならドイツに帰ってもいいんだぞ」
陸軍提督「貴様は我が帝国軍じゃ無いんだ」
陸軍提督「足引っ張りに来たなら帰れ!」
736 = 1 :
お知らせ
以前同様8月9日から14日の6日間も同様にPCノータッチデーなので同様に更新止まります
15日以降に更新します
737 = 1 :
ビスマルク「す、すいません……」
陸軍提督「すまないで済んだら戦死者は居らんのだ!」
陸軍提督「日本語が分からんのならまだしも貴様は香取とか言う奴から日本語を叩きこまれたのだろう!」
陸軍提督「ドイツ海軍では自己満足のために仲間を殺すのか?」
ビスマルク「ち、違います」
陸軍提督「ならば何故勝手に前に出た!」
ビスマルク「そ、それはイケルと思ったからで……」
陸軍提督「それを決めるのは貴様ではない。貴様が前に出ようといった時、不知火は賛成したのか?」
不知火「い、いえ」
陸軍提督「全く、何が戦艦だ」
陸軍提督「次、プリンツ・オイゲン!」
プリンツ「は、はいぃ!!」ガタッ
プリンツ(滅茶苦茶怒られる!!)ガクブル
陸軍提督「貴様もだ。貴様とビスマルクの行いはドイツ海軍の名誉に唾を吐きかける行いだ」
陸軍提督「猛省しろ。そして、今一度、自分達の役割を考えなおせ」
陸軍提督「良いな」
ドイツ艦娘`s「「「Jawohl!」」」ガタッ
陸軍提督「では、貴様等で反省会をしろ」
陸軍提督「夕食後、俺の執務室に来い」
加賀「提督は参加しないので?」
陸軍提督「お前たちだけで話し合ってそれから俺に報告しろ」
陸軍提督「明日、俺と憲兵少佐に歩兵畑の連中と共に再度話し合う」
霧島「了解しました」
陸軍提督「俺はまだやることがあるので失礼する」
陸軍提督「あきつ丸、貴様は此奴等に客観的情報を伝えろ」
あきつ丸「了解!」ビシッ
陸軍提督「うむ」ビシッ
霧島(だから、最初からこの場所で話し合えと言ったのね)
霧島(ここなら会議室と違って楽に話せるし)
武蔵(会議室よりも話のはず見やすいこの場所を選んだか)
大和(提督が怖すぎてオシッコチビるかと思ったけど、今日も大和は元気です)
清霜(憲兵提督さんは戦艦にも動じずに怒鳴りつけるなんて……)
清霜(憲兵提督ってもしかして戦艦より強いのかな?)
738 = 1 :
あきつ丸「さて、先の演習の反省会でありますよ」
あきつ丸(そう言えば、海軍には反省会成る物があるとか何とか)
あきつ丸「反省と情報交換こそ上達の一歩でありますからな!」
あきつ丸「司会は自分がやるでありますよ!」フンスフンス
武蔵「ああ、構わんぞ。お前は戦場全体を見ていたからな」
不知火「私達も異存は有りません」
あきつ丸(そうでありましょうそうでありましょう)ウムウム
あきつ丸「では先ずは第一部隊の航空戦から検証していくでありますよ」
間宮(あらあら、反省会が本格的に始まってしまいましたか……)
赤城「失礼します」ガラッ
間宮「あ、赤城さん。いらっしゃいませ」
間宮「今日は何を?」
赤城「そうですね、今日は少し暑いのでかき氷なんかを頂きたいですね」
間宮「すいません。今日の分の氷、駆逐艦の娘達で全部使っちゃったんですよ」
赤城(がーん……だな、出鼻を挫かれました)
赤城「では、アイスクリームも」
間宮「すいません。そちらは重巡や戦艦の方達が」
赤城(しまったな。涼みに来たのに、冷たいものが何も無いとは)
赤城「じゃあ、このチョコレートケーキにアイスティーをストレートで」
間宮「はい、分かりました」
赤城(ふぅ~しかし、今日は暑い)カタッ
赤城(そう言えば、中年の提督方は皆、おしぼりで顔を拭っていますね)
赤城「……」キョロキョロ
赤城「……」ゴシゴシ
赤城(これは……なるほど、これはやる訳だ)
赤城(汗を拭うのなら手ぬぐいやハンカチで十分です)
赤城(しかし、このおしぼりは程よく湿って冷たいのでこれで顔を拭えば)
赤城(冷房の関係で顔を一瞬で爽快な温度に下げてくれる訳ですね)
加賀(赤城さんが、あんなおっさん臭い事をするなんて……)
加賀(後で注意しておきましょう)
赤城(こういう時のお冷ってどうするべきなんだろう?)カラン
赤城(此処でがっついて飲んで、注文が届いた時にお冷お代わりしますね~なんて言われながら注がれると)
赤城(どうにも、私が暑がりに思われてしまう)
赤城(暑がりは私ではなく、加賀さんなのに……あ、加賀さんだ)
加賀「鳳翔さんが搭載していた航空機は震電改と呼ばれる戦闘機があったことで~」
赤城(何やら大勢で話し合いをしていますね)
赤城(邪魔するのも何ですから、脇で黙っていましょう)
739 :
おしぼりテロ……だと?
740 :
間宮「お待たせしました、チョコレートケーキとアイスティーです」コトン
間宮「ミルクはコチラに、お砂糖は自分で入れて下さい」スッ
赤城「ええ、了解しています」
赤城(きたきた、来ましたよ)カチャッ
赤城(先ずはアイスティーで口を軽く潤しますか)
赤城(ミルクはケチケチせずにタップリと)タラー
赤城(砂糖は入れません。今日食べるのはケーキなのですから)
赤城(間宮さんのチョコレートケーキは純粋なガトーショコラです)
赤城(濃厚なチョコレートで甘さ控えめな大人の苦さ)
赤城(駆逐艦達向け、というよりは私達空母や戦艦、提督向けのケーキですね)カチャカチャ
赤城(口にケーキを入れるとそのチョコレート特有の苦味と酸味が広がります)
赤城(しかし、チョコレートの最大の魅力である甘さがすぐにやって来て)
赤城(その苦味と酸味を消してくれる)モシャモシャ
赤城(咀嚼し、嚥下した後に口の中に残る仄かな苦味)
赤城(このチョコレートと言う事を包み隠さずに私達に伝えようとする技量には感服します)
赤城(このほろ苦さが苦手という人も居ますがね)
赤城(1口食べてからアイスティーを飲む)
赤城(私はアイスティー、いえ紅茶と言う飲み物が少々苦手です)
赤城(しかし、甘いものと一緒に飲む紅茶は美味しく感じられるのです)
赤城(紅茶もケーキもヨーロッパのものですからきっと合うのでしょう)
赤城(チョコレートケーキ。この鎮守府ではどちらかと言えば提督御用達と言う印象が強いケーキです)
赤城(周りの皆は流行りや色でフルーツタルトだのショートケーキ、モンブランと言った物を選びがちですが)
赤城(ケーキで迷ったらこのチョコレートケーキを選んでおけば先ず間違い無いと私は思います)
赤城(涼しいところでケーキを食べる。何か、セレブって感じがしますね)
あきつ丸「軍人であるならば、私事を徹底的に排除しつつ軍務に徹するべきであり~」
赤城(そう言えば、さっきから何をやっているんでしょうか?)チラッ
間宮「気になります?」スッ
赤城「ぅお!?い、行き成り現れないで下さい……」バクバク
赤城(変な声を出してしまった。恥ずかしいですね)
間宮「あの方達は陸軍提督配属の艦娘なんです」
間宮「先程まで司令長官の艦隊と演習をして敗北したそうです」
赤城「まさか!幾ら相手が司令長官の艦隊だからといって倍の人数で行って負けるんですか!?」
間宮「ええ、負けたのです」
間宮「そして、その反省会をしているんですよ」
赤城「はぁ~……何だか白熱してますね」
間宮「そうですね」
間宮(正直、此処の人達も彼処まで熱血に成れとは言いませんが、もう少し真剣になるべきかと思います)
間宮(鎮守府はどう考えてもぬるま湯ですからね)
間宮(きっと、陸軍提督はこっちよりも前線の方が性に合うのではないでしょうか?)
741 = 1 :
今日は終わり
742 :
乙であります将校殿!
745 :
乙!
小物丸の反省会が赤城のグルメレポに食われたか……
746 :
いちばん活き活きとしているであろう小物丸の見せ場を潰す赤城さんの孤独のグルメ、素敵です
747 :
乙
おしぼりテロは新しいな
748 :
乙
>>1がイベ完走出来るの祈ってるよ
750 :
何かサーバーの調子が悪くて更新遅れます
更に言うと艦これにも繋がらない
イベント……
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- 提督「睦月型の子達と仲良くしたい」 大淀「は?」 (530) - [42%] - 2015/2/1 13:45 ☆
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