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元スレ八幡「寂しさを感じた俺がいる」
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いろは「じゃあ、今日一緒に水族館行ったことや葉山先輩たち尾行したのは、偽物なんですか?」
八幡「それは…偽物じゃないけどな」
いろは「本物って必要ですかね?わたし今日楽しかったですよ?」
八幡「一色…」
いろは「楽しかったし、葉山先輩たちを尾行したのもスリリングでしたし」
いろは「今度、話のネタとかにも使えそうじゃないですか」
八幡「お前は何が言いたいんだよ?」
いろは「先輩はそういう関係じゃ駄目なのかなって思いまして」
八幡「代用品の話から、ずいぶんズレてきてるな」
いろは「雪ノ下先輩が、先輩を代用品として見てたならどうしようもないじゃないですか」
八幡「痛いところつくな…」
いろは「でも、雪ノ下先輩が最終的に頼れたのは先輩の能力があったからですよ」
八幡「それは…偽物じゃないけどな」
いろは「本物って必要ですかね?わたし今日楽しかったですよ?」
八幡「一色…」
いろは「楽しかったし、葉山先輩たちを尾行したのもスリリングでしたし」
いろは「今度、話のネタとかにも使えそうじゃないですか」
八幡「お前は何が言いたいんだよ?」
いろは「先輩はそういう関係じゃ駄目なのかなって思いまして」
八幡「代用品の話から、ずいぶんズレてきてるな」
いろは「雪ノ下先輩が、先輩を代用品として見てたならどうしようもないじゃないですか」
八幡「痛いところつくな…」
いろは「でも、雪ノ下先輩が最終的に頼れたのは先輩の能力があったからですよ」
八幡「一色…励ましてくれんのか?」
いろは「事実ですし、先輩が何もできない人なら雪ノ下先輩は歯牙にもかけないと思いますよ」
八幡「……」
八幡(雪ノ下は完璧超人だと思ってたが…去年辺りからそうでもない雰囲気があったな)
八幡(意外とハプニングに弱い感じか)
八幡(あいつ、俺と会ってなかったら、今でも完璧超人だったのかな)
いろは「わたし、葉山先輩に振られてから考えたんですけど」
いろは「事実ですし、先輩が何もできない人なら雪ノ下先輩は歯牙にもかけないと思いますよ」
八幡「……」
八幡(雪ノ下は完璧超人だと思ってたが…去年辺りからそうでもない雰囲気があったな)
八幡(意外とハプニングに弱い感じか)
八幡(あいつ、俺と会ってなかったら、今でも完璧超人だったのかな)
いろは「わたし、葉山先輩に振られてから考えたんですけど」
八幡「ん?」
いろは「運よく付き合えたとして、どうなるのかなって」
八幡「葉山と一色ね…うまくいくんじゃねぇか?」
いろは「いえ…葉山先輩に対して、理想と現実のギャップとか出てこないかなって」
八幡「そういうことか」
いろは「はい、あと他の女子にも目つけられますし、それって楽しいのかなって」
いろは「運よく付き合えたとして、どうなるのかなって」
八幡「葉山と一色ね…うまくいくんじゃねぇか?」
いろは「いえ…葉山先輩に対して、理想と現実のギャップとか出てこないかなって」
八幡「そういうことか」
いろは「はい、あと他の女子にも目つけられますし、それって楽しいのかなって」
いろは「そう考えると、本物って必ずしも良いとはいえないですよね?」
いろは「世の中、多少嘘も入ってないと」
八幡「お前は何歳の人間だ、早すぎるわ…」
いろは「というわけで、少し元気出ましたか?」
八幡「元気出してたのかよ…まあ、その…ありがとな」
いろは「先輩がお礼言うとか、気持ち悪い…」
八幡「俺って一体なんなの」
いろは「世の中、多少嘘も入ってないと」
八幡「お前は何歳の人間だ、早すぎるわ…」
いろは「というわけで、少し元気出ましたか?」
八幡「元気出してたのかよ…まあ、その…ありがとな」
いろは「先輩がお礼言うとか、気持ち悪い…」
八幡「俺って一体なんなの」
何故か必ずこういうssで尻軽にしか見えないように改悪される雪ノ下さん
奉仕部 部室
雪乃「ねえ、一色さん」
いろは「はい、なんですか?」
雪乃「アドバイス、ありがとう」
いろは「え、アドバイス?ああ、デートのやつですか」
雪乃「ええ、昨日行ってきたのだけど」
八幡「…うまく行ったのか?」
雪乃「そうね、うまく行ったと言えなくもないわ」
八幡「そうか、よかったな…」
いろは「葉山先輩ですからね、うまくしてくれるでしょう」
結衣「そっか~もうデートにも行ったんだ」
雪乃「ねえ、一色さん」
いろは「はい、なんですか?」
雪乃「アドバイス、ありがとう」
いろは「え、アドバイス?ああ、デートのやつですか」
雪乃「ええ、昨日行ってきたのだけど」
八幡「…うまく行ったのか?」
雪乃「そうね、うまく行ったと言えなくもないわ」
八幡「そうか、よかったな…」
いろは「葉山先輩ですからね、うまくしてくれるでしょう」
結衣「そっか~もうデートにも行ったんだ」
八幡(なんだ?この微妙な気持ち?)
八幡(俺と雪ノ下は通じ合ってる…どこかでそう感じてたか?)
八幡(勝手にそんな期待して、馬鹿じゃないのか俺は)
雪乃「今日はこのくらいで終わりましょうか」
結衣「うん、そうしよ」
校門
八幡「…」
いろは「先輩、雪ノ下先輩待つんですか?」
八幡「待つっていうか、部室のカギ返したら、普通に来るだろ」
いろは「わかってないですね先輩」
八幡「ん?」
八幡(俺と雪ノ下は通じ合ってる…どこかでそう感じてたか?)
八幡(勝手にそんな期待して、馬鹿じゃないのか俺は)
雪乃「今日はこのくらいで終わりましょうか」
結衣「うん、そうしよ」
校門
八幡「…」
いろは「先輩、雪ノ下先輩待つんですか?」
八幡「待つっていうか、部室のカギ返したら、普通に来るだろ」
いろは「わかってないですね先輩」
八幡「ん?」
結衣「あれ、ヒッキー」
八幡「雪ノ下は?」
結衣「ゆきのんなら、サッカー部の方に」
八幡「…」
いろは「そうなりますよね」
結衣「隼人くんと帰ると思うから、あたし達は先に帰ろっか」
八幡「そうだな」
八幡「雪ノ下は?」
結衣「ゆきのんなら、サッカー部の方に」
八幡「…」
いろは「そうなりますよね」
結衣「隼人くんと帰ると思うから、あたし達は先に帰ろっか」
八幡「そうだな」
サイゼ
いろは「それで、またサイゼに来るあたり先輩のレパートリーの狭さというか」
八幡「ほっとけ」
いろは「しょうがないんで、わたしが色々な場所教えてあげます」
八幡「なに、その改造計画」
結衣「でもさ、驚いたよ~ゆきのんが隼人くんと付き合うなんて」
八幡「お前もそう思うか」
結衣「付き合うこと自体はいいんだけどさ、隼人くん周りのことに気を配ると思ってたけど」
いろは「付き合うにしても、もう少し他の女の子のこと考えますよね」
八幡(葉山らしくない、か)
いろは「それで、またサイゼに来るあたり先輩のレパートリーの狭さというか」
八幡「ほっとけ」
いろは「しょうがないんで、わたしが色々な場所教えてあげます」
八幡「なに、その改造計画」
結衣「でもさ、驚いたよ~ゆきのんが隼人くんと付き合うなんて」
八幡「お前もそう思うか」
結衣「付き合うこと自体はいいんだけどさ、隼人くん周りのことに気を配ると思ってたけど」
いろは「付き合うにしても、もう少し他の女の子のこと考えますよね」
八幡(葉山らしくない、か)
八幡(葉山らしくないのは俺も思ってたな)
八幡(でも、なんとなく告白したあいつの気持ちがわかる気がする…)
八幡(『俺はそんなにいい奴じゃない』こんな言葉を前も言ってたしな)
八幡(あいつは、争わずに平穏を保つように行動できる奴だ)
八幡(雪ノ下に告白したということは…自分に正直になったと言えるかもな)
結衣「でさ、ヒッキーが元気ないのって、ゆきのんのこと?」
八幡「え?なんでそれ」
いろは「わかるみたいですね」
結衣「ゆきのんが隼人くんと付き合うのが気になってたんだ?」
八幡(でも、なんとなく告白したあいつの気持ちがわかる気がする…)
八幡(『俺はそんなにいい奴じゃない』こんな言葉を前も言ってたしな)
八幡(あいつは、争わずに平穏を保つように行動できる奴だ)
八幡(雪ノ下に告白したということは…自分に正直になったと言えるかもな)
結衣「でさ、ヒッキーが元気ないのって、ゆきのんのこと?」
八幡「え?なんでそれ」
いろは「わかるみたいですね」
結衣「ゆきのんが隼人くんと付き合うのが気になってたんだ?」
八幡「気になってたというか…同じ奉仕部だしな。一応」
いろは「うわ~先輩。すごく無理がある言い訳ですよ?」
八幡「うるせぇ…」
結衣「…そんなに嫌なんだ」
八幡「え、なんて?」
結衣「あ、ううん。なんでもないよ」
いろは「でも、いいじゃないですか、先輩」
八幡「は?なにが?」
いろは「うわ~先輩。すごく無理がある言い訳ですよ?」
八幡「うるせぇ…」
結衣「…そんなに嫌なんだ」
八幡「え、なんて?」
結衣「あ、ううん。なんでもないよ」
いろは「でも、いいじゃないですか、先輩」
八幡「は?なにが?」
いろは「雪ノ下先輩のことは残念ですけど、幸い先輩には他にもいるわけで」
八幡「なにがいるんだよ」
いろは「彼女候補といいますか~☆」
八幡「久しぶりに見たよそのあざとい表情…」
八幡「第一、そんな候補いないだろ」
結衣「ヒッキー…」
いろは「サイゼにまず、女子二人つれて来てる時点でなんか変ですよ、そこから気づいてください」
八幡「言いたいことは分かったけどな…これは偶然というか」
八幡「なにがいるんだよ」
いろは「彼女候補といいますか~☆」
八幡「久しぶりに見たよそのあざとい表情…」
八幡「第一、そんな候補いないだろ」
結衣「ヒッキー…」
いろは「サイゼにまず、女子二人つれて来てる時点でなんか変ですよ、そこから気づいてください」
八幡「言いたいことは分かったけどな…これは偶然というか」
カラン
雪乃「ごめんなさい、葉山くん。ここでよかったかしら?」
葉山「全然かまわないよ」
雪乃「なら、いいけど」
結衣「あ、ゆきのん…」
いろは「葉山先輩も」
葉山「あ、めずらしい組み合わせだな…それに、比企谷もいたか」
八幡「おう」
雪乃「あ、こんにちは」
葉山「お邪魔だったかな?」
雪乃「ごめんなさい、葉山くん。ここでよかったかしら?」
葉山「全然かまわないよ」
雪乃「なら、いいけど」
結衣「あ、ゆきのん…」
いろは「葉山先輩も」
葉山「あ、めずらしい組み合わせだな…それに、比企谷もいたか」
八幡「おう」
雪乃「あ、こんにちは」
葉山「お邪魔だったかな?」
八幡「それはこっちの台詞だ」
葉山「そんなことはないが…」
八幡「邪魔するのもあれだからな、俺はもう行くわ」
結衣「あ、じゃああたしも」
いろは「わたしも行きますね~それじゃあ葉山先輩、ごゆっくり」
葉山「ああ、それじゃあね、いろは」
雪乃「…」
葉山「そんなことはないが…」
八幡「邪魔するのもあれだからな、俺はもう行くわ」
結衣「あ、じゃああたしも」
いろは「わたしも行きますね~それじゃあ葉山先輩、ごゆっくり」
葉山「ああ、それじゃあね、いろは」
雪乃「…」
スタスタ
いろは「先輩、いくらなんでもあれはないんじゃないですか?」
結衣「いろはちゃん…」
八幡「……」
いろは「先輩らしくないです~」
八幡「俺らしくないってなんだよ」
八幡(あいつらのツーショット見るのが辛いな…)
八幡(水族館で尾行してから…)
いろは「先輩、聞いてます~?」
八幡「聞いてるっての」
いろは「先輩、いくらなんでもあれはないんじゃないですか?」
結衣「いろはちゃん…」
八幡「……」
いろは「先輩らしくないです~」
八幡「俺らしくないってなんだよ」
八幡(あいつらのツーショット見るのが辛いな…)
八幡(水族館で尾行してから…)
いろは「先輩、聞いてます~?」
八幡「聞いてるっての」
いろは「あからさまに態度に出すなんて、いつもはやる気のない先輩からは考えられないです」
八幡「まあ、俺らしくなかったな…」
いろは「いくら悔しいからって」
八幡「…」
結衣「やっぱり悔しいんだ、ヒッキー」
八幡(悔しいのか?俺…)
八幡「そんなんじゃねぇよ…ただ…」
八幡(俺じゃなかったのが、悔しいんだろうな…)
八幡「まあ、俺らしくなかったな…」
いろは「いくら悔しいからって」
八幡「…」
結衣「やっぱり悔しいんだ、ヒッキー」
八幡(悔しいのか?俺…)
八幡「そんなんじゃねぇよ…ただ…」
八幡(俺じゃなかったのが、悔しいんだろうな…)
メタなこというと八幡なしの場面展開するときに葉山側はいろは経由や
海老名さん、ガハマ経由で八幡に届くけど
ぼっちのゆきのんはガハマ経由でしか届かない。はるのんは魔王だし
海老名さん、ガハマ経由で八幡に届くけど
ぼっちのゆきのんはガハマ経由でしか届かない。はるのんは魔王だし
邪魔だからとりあえず強引にくっつけた感が否めないのが致命的だな
んー。葉山が雪乃を攻略するにはキャンプで無双して、家庭問題を解決するぐらいじゃないと不可能だからなー。
分岐というなら其れぐらい前からじゃないと。
そして雪乃が4巻時点から葉山よりになってるなら、八幡だって雪乃に心を寄せてないだろう。
雪乃が6,7,8,9巻のイベントを経て、葉山ルートになったとしたら、そりゃ白けるわ。
分岐というなら其れぐらい前からじゃないと。
そして雪乃が4巻時点から葉山よりになってるなら、八幡だって雪乃に心を寄せてないだろう。
雪乃が6,7,8,9巻のイベントを経て、葉山ルートになったとしたら、そりゃ白けるわ。
前提変えてるだけだから過程とかどうでもいいんだよ
スタート地点から面白ければそれ以前なんかどうでもいい
IFも楽しめないでよくSSなんか読んでられるな
スタート地点から面白ければそれ以前なんかどうでもいい
IFも楽しめないでよくSSなんか読んでられるな
少なくともそれならマラソン大会前からの分岐ではないな
完全にそれ以前からの分岐で原作要素は排除でしょ
なにより面白くもなんともないのが致命的
完全にそれ以前からの分岐で原作要素は排除でしょ
なにより面白くもなんともないのが致命的
分岐ってのは、展開の分岐って意味だろう
読者にこの辺りから路線変わってると言ってるだけ
読者にこの辺りから路線変わってると言ってるだけ
雪ノ下よりも八幡の態度というか心情の方が違和感ある
八幡が八幡らしければ多少強引な雪×葉でも面白い
八幡が八幡らしければ多少強引な雪×葉でも面白い
葉山×雪ノ下なのに珍しくあーしさんが尻軽化しないな
そこだけは褒めてつかわすぞ
そこだけは褒めてつかわすぞ
この女二人は八幡を煽りたいのか?
それとも無神経な馬鹿なのか?
八幡の態度はまあ仕方ないとして、その他の人物がよくわからんな。
理由があるかもしれんが、八幡に不快感もたれても仕方ないぞ。
それとも無神経な馬鹿なのか?
八幡の態度はまあ仕方ないとして、その他の人物がよくわからんな。
理由があるかもしれんが、八幡に不快感もたれても仕方ないぞ。
数日経過
学校
八幡(教室での葉山は…いつも通りか)
戸部「隼人く~ん、部活終ったらさ、どっか寄って行かない?」
葉山「いや、予定があるからな」
戸部「ああ、そっか~わかった」
三浦「……」
結衣「あ、あははは」
八幡(あのグループも気まずい感じだな…戸部も知ってるんだろうけど)
八幡(三浦と由比ヶ浜も顔が笑ってないし)
学校
八幡(教室での葉山は…いつも通りか)
戸部「隼人く~ん、部活終ったらさ、どっか寄って行かない?」
葉山「いや、予定があるからな」
戸部「ああ、そっか~わかった」
三浦「……」
結衣「あ、あははは」
八幡(あのグループも気まずい感じだな…戸部も知ってるんだろうけど)
八幡(三浦と由比ヶ浜も顔が笑ってないし)
海老名「…う~ん、この感じは」
八幡(海老名さんも難しい顔してるな)
八幡(しかし、葉山の奴どういうつもりなんだ?)
八幡(今日あたりでも聞いてみるか?)
八幡(…俺って女々しいかな…小町的にはポイント低そうだ)
放課後
八幡「葉山」
葉山「比企谷か、なにかな?」
八幡「この後、少し話せるか?」
葉山「君からそんなこと言うなんてめずらしいな」
八幡(海老名さんも難しい顔してるな)
八幡(しかし、葉山の奴どういうつもりなんだ?)
八幡(今日あたりでも聞いてみるか?)
八幡(…俺って女々しいかな…小町的にはポイント低そうだ)
放課後
八幡「葉山」
葉山「比企谷か、なにかな?」
八幡「この後、少し話せるか?」
葉山「君からそんなこと言うなんてめずらしいな」
-------------------------
葉山「それで、話ってなんだい?」
八幡「この後は雪ノ下と約束か?」
葉山「まあね」
八幡「そうか、毎日帰ってるよな」
葉山「俺達は歪だから…これでも悪戦苦闘してるさ、ちょっとの綻びで瓦解しかねない」
葉山「今は必死な時期なんだよ」
八幡「必死な時期ね…」
葉山「話はそのことかな?」
葉山「いや…最近お前のグループ、雰囲気悪くないか?」
葉山「それで、話ってなんだい?」
八幡「この後は雪ノ下と約束か?」
葉山「まあね」
八幡「そうか、毎日帰ってるよな」
葉山「俺達は歪だから…これでも悪戦苦闘してるさ、ちょっとの綻びで瓦解しかねない」
葉山「今は必死な時期なんだよ」
八幡「必死な時期ね…」
葉山「話はそのことかな?」
葉山「いや…最近お前のグループ、雰囲気悪くないか?」
葉山「…それは」
八幡「依頼じゃねぇよ」
葉山「そうか…」
八幡「…」
葉山「確かに、雰囲気は良くないな、おそらく俺が雪乃ちゃんと付き合ったからだろう」
八幡「お前らしくないな」
葉山「そんなことないさ、俺はこういうところもある。それを見せてなかっただけだ」
八幡「依頼じゃねぇよ」
葉山「そうか…」
八幡「…」
葉山「確かに、雰囲気は良くないな、おそらく俺が雪乃ちゃんと付き合ったからだろう」
八幡「お前らしくないな」
葉山「そんなことないさ、俺はこういうところもある。それを見せてなかっただけだ」
八幡「雪ノ下と付き合ったのも、そういうことなのか?」
葉山「そうだね。彼女に告白する時に言ったんだ」
葉山「『俺と純粋に付き合ってくれないか?』って、過去のことや、家のことは抜きにしてって意味でね」
八幡「…それって都合いい話だな、過去のこと水に流してってことだろ?」
葉山「ああ、だから俺はその代償に今までの自分を捨てることにしたんだ」
八幡「それが、本性見せるってことなのか?」
葉山「そうだ。こんなこと雪乃ちゃんからしたら、何にもならないけどね」
葉山「俺なりの覚悟というか、本性を彼女に見てもらいたいから。自己満足にすぎないが」
八幡「三浦は?あいつのこと利用してただろ、お前」
葉山「…すごい君は…」
葉山「正直、優美子を女の子避けとして利用してた面もあるしね…それに関しては悪いと思ってる」
八幡「俺に言うなよ…」
葉山「そうだね。彼女に告白する時に言ったんだ」
葉山「『俺と純粋に付き合ってくれないか?』って、過去のことや、家のことは抜きにしてって意味でね」
八幡「…それって都合いい話だな、過去のこと水に流してってことだろ?」
葉山「ああ、だから俺はその代償に今までの自分を捨てることにしたんだ」
八幡「それが、本性見せるってことなのか?」
葉山「そうだ。こんなこと雪乃ちゃんからしたら、何にもならないけどね」
葉山「俺なりの覚悟というか、本性を彼女に見てもらいたいから。自己満足にすぎないが」
八幡「三浦は?あいつのこと利用してただろ、お前」
葉山「…すごい君は…」
葉山「正直、優美子を女の子避けとして利用してた面もあるしね…それに関しては悪いと思ってる」
八幡「俺に言うなよ…」
葉山「わかってる、優美子には正直に話すし、謝るよ」
八幡「雪ノ下は、その本性見せるって話で納得したのかよ?」
葉山「俺の覚悟が本物なら、付き合うのも考えると言ってくれたよ、向き合ってもいいと」
八幡「…じゃあ、お前はグループより、雪ノ下を優先するんだな?」
葉山「あれくらいのことで瓦解するグループなら必要なんかないよ」
八幡「本性見せたな、お前…」
葉山「でも事実だろ?」
八幡「まあ確かにな」
葉山「元々歪なグループだって君も以前、言ってたじゃないか」
八幡「雪ノ下は、その本性見せるって話で納得したのかよ?」
葉山「俺の覚悟が本物なら、付き合うのも考えると言ってくれたよ、向き合ってもいいと」
八幡「…じゃあ、お前はグループより、雪ノ下を優先するんだな?」
葉山「あれくらいのことで瓦解するグループなら必要なんかないよ」
八幡「本性見せたな、お前…」
葉山「でも事実だろ?」
八幡「まあ確かにな」
葉山「元々歪なグループだって君も以前、言ってたじゃないか」
八幡「ま、言ってたけどよ…」
葉山「これで、俺も君と同じ土俵に立てたのかな」
八幡「は?」
葉山「雪乃ちゃんに認められれば、君と同じ土俵に立てたことになるかもしれないってことさ」
八幡「…」
葉山「何を言ってるんだって顔してるな」
葉山「君は早く気付くべきだったな、自分の魅力というものに」
八幡「なに言ってんだよ…」
葉山「でも少し遅かったね、雪乃ちゃんは俺がもらう」
葉山「これで、俺も君と同じ土俵に立てたのかな」
八幡「は?」
葉山「雪乃ちゃんに認められれば、君と同じ土俵に立てたことになるかもしれないってことさ」
八幡「…」
葉山「何を言ってるんだって顔してるな」
葉山「君は早く気付くべきだったな、自分の魅力というものに」
八幡「なに言ってんだよ…」
葉山「でも少し遅かったね、雪乃ちゃんは俺がもらう」
八幡「……!」
葉山「去年から君には劣等感を持ってたよ」
葉山「君の持つ魅力は俺にはないものだ、そして簡単に手に入るものじゃない」
八幡「お前の外見とかも同じじゃねぇか…」
葉山「これは芸能人の髪型、服装を真似すればできるさ」
葉山「身体づくりも鍛えれば可能だ、でも君の能力は違う」
葉山「それは才能というか、非常に鍛えにくい類のものだ」
八幡「なんだよそれ…意味わかんねぇ」
葉山「実際、いろはや結衣も君に惹かれてるしね」
八幡「あれは…」
八幡「たまたまとでも言いたいのか?そんなわけないだろう」
葉山「去年から君には劣等感を持ってたよ」
葉山「君の持つ魅力は俺にはないものだ、そして簡単に手に入るものじゃない」
八幡「お前の外見とかも同じじゃねぇか…」
葉山「これは芸能人の髪型、服装を真似すればできるさ」
葉山「身体づくりも鍛えれば可能だ、でも君の能力は違う」
葉山「それは才能というか、非常に鍛えにくい類のものだ」
八幡「なんだよそれ…意味わかんねぇ」
葉山「実際、いろはや結衣も君に惹かれてるしね」
八幡「あれは…」
八幡「たまたまとでも言いたいのか?そんなわけないだろう」
おかしな対抗意識だけって時点で器が知れるな……
雪乃は人間じゃなくてトロフィ扱いかよ
雪乃は人間じゃなくてトロフィ扱いかよ
葉山「そして、雪乃ちゃんも君に惹かれてた」
八幡「……」
葉山「俺は嫉妬してたよ…だから、自分を捨てる覚悟で彼女に告白したんだ」
八幡「そういうことかよ…」
葉山「ああ、これからも君に負けるつもりはないし、他のことに関しても同じだけどね」
葉山「しかし、もう本性で生きて、平穏の中で生きることはやめることにするさ」
八幡「平穏が悪いみたいになってないか?極端だな」
葉山「無理につくるのはやめるって意味さ」
八幡「…」
葉山「俺が言うことはこれくらいだけど…なにか他にあるかい?」
八幡「今のところはねぇよ…なにもな」
八幡「お前の覚悟は…わかった…気がする」
葉山「そうか、よかったよ」
八幡「……」
葉山「俺は嫉妬してたよ…だから、自分を捨てる覚悟で彼女に告白したんだ」
八幡「そういうことかよ…」
葉山「ああ、これからも君に負けるつもりはないし、他のことに関しても同じだけどね」
葉山「しかし、もう本性で生きて、平穏の中で生きることはやめることにするさ」
八幡「平穏が悪いみたいになってないか?極端だな」
葉山「無理につくるのはやめるって意味さ」
八幡「…」
葉山「俺が言うことはこれくらいだけど…なにか他にあるかい?」
八幡「今のところはねぇよ…なにもな」
八幡「お前の覚悟は…わかった…気がする」
葉山「そうか、よかったよ」
校門
いろは「せんぱ~い、どこ行ってたんですか~?」
八幡「なんでお前帰ってないの?」
いろは「先輩を待っててあげたんですよ、感謝してほしいです」
八幡「いや、別に頼んでないだろ」
雪乃「比企谷くん、そういうことは言うべきではないわ」
八幡「あれ、なんで雪ノ下がいるんだ?」
いろは「葉山先輩が見つからないんですって」
八幡「あ…」
雪乃「でも、今は見つかる気がするわね、行ってくるわ」
八幡「お、おう」
いろは「せんぱ~い、どこ行ってたんですか~?」
八幡「なんでお前帰ってないの?」
いろは「先輩を待っててあげたんですよ、感謝してほしいです」
八幡「いや、別に頼んでないだろ」
雪乃「比企谷くん、そういうことは言うべきではないわ」
八幡「あれ、なんで雪ノ下がいるんだ?」
いろは「葉山先輩が見つからないんですって」
八幡「あ…」
雪乃「でも、今は見つかる気がするわね、行ってくるわ」
八幡「お、おう」
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