元スレ提督「なんかもう性欲が抑えられんわ」五十鈴「」
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152 :
なに上げてんだよ
くたばれや
154 :
パンツ轟沈して深海棲艦になって帰ってきた
157 :
エタったら糞スレ消えてどうぞ
159 :
五十鈴(・・・提督の精液・・・すごい量・・・)ボー
五十鈴(胸どころか顔や髪もベトベト・・・)ドロ
五十鈴「・・・ね、ねぇ提督」
提督「・・・・・・」
五十鈴「ちゃんと・・・気持ち良かった・・・?」
提督「あ・・・ああ・・・」
提督「なんというか声を上げる余裕さえなかったが・・・」
提督「最後のほうはもう・・・とんでもない絶頂のあまり思考が一瞬真っ白になって・・・思わず素になるくらいだったな・・・」
提督「まだ頭がぼんやりしている・・・」
五十鈴「そ、そんなに良かったの・・・?」
提督「ああ・・・」
提督「五十鈴は改二になってから随分と胸が成長したと思っていたが・・・」
提督「まさかこれほどまでとはな・・・」
五十鈴「あ、あら・・・当たり前でしょ?」
五十鈴「なんて言ったって改二になったんですもの」
軽空母の部屋
龍驤(改二)「――――――ぅぐ!?」
龍驤(改二)「ガハッ!!ゴホォ!!」
千代田「ちょ!? お、お姉!!龍驤がいきなり・・・!!」ボヨンッ
千歳「ああっ!?寝ていた龍驤ちゃんが何故かいきなり吐血を!!」ボヨンッ
龍驤(改二)(な・・・なんやっ・・・!?急に胃と胸が・・・!!)キリキリ
龍驤(改二)「うごはぁッ!!?」ガクッ
千代田「りゅ、龍驤!?龍驤ォーーーーーーーー!!!?」
160 :
運営まだ仕事しなかったのか
ほんとに無能だなおい
161 = 50 :
提督(いや・・・それにしても本当に凄まじい破壊力だった)
提督(あまりの射精量で五十鈴もどろどろになってしまった・・・)
提督(うん・・・なんだか、これはこれで酷く興奮する光景なんだが)
提督(このままにしておくわけにもいくまい)
提督「なあ五十鈴、一先ずは顔をきれいに――――」
五十鈴「・・・・・・」ジッ…
提督「・・・五十鈴?」
五十鈴「・・・・・・」ジッー・・・
五十鈴(提督の・・・)
五十鈴(あんなに出したのに、胸の間でまだ切なそうにヒクヒクしてる・・・)
五十鈴「・・・ごくっ」
五十鈴「ね、ねえ提督・・・」
提督「あ、ああ。どうした?」
五十鈴「その・・・提督のもまだ元気みたいだし」
五十鈴「このまま・・・く、口でしてあげてもいいわよ・・・?」
提督「!!!?」
五十鈴「・・・だめ?」
提督「いや!いやいやいや!断じて否!!」
提督「そんなことあろうはずもない!」
提督「あろうはずもないが……お、俺の一物はもうそこまでの段階に進んでいいのか!?」
五十鈴「え、ええ・・・」
五十鈴「提督も大分上達(?)してきたみたいだし・・・」
五十鈴「問題ないと思うわよ・・・?」
162 = 50 :
提督「そ、そうかっ」
提督「俺の愚息もようやく五十鈴の口淫に耐えられるだけ成長したと言うわけか・・・」
提督「なんだか感慨深いな・・・!」
五十鈴「そ、そうね・・・」
五十鈴(わ、私・・・何を言ってるのかしら・・・)
五十鈴(でも・・・五十鈴の胸で提督が気持ちよくなってくれたこととか・・・)
五十鈴(提督の・・・アレ・・・)
五十鈴(っ・・・精液の臭いを嗅いでるだけで・・・)
五十鈴(いつもより頭がぼうっとして・・・身体が熱くなって・・・)
五十鈴(んんっ・・・!お腹のあたりが・・・疼いちゃって・・・)
五十鈴(もう・・・提督のことしか・・・考えられなくなってきて・・・)
五十鈴「はぁ・・・はぁ・・・」
五十鈴(提督・・・)
提督「よ、よしっ!ならば早速―――」
―――――チュッ。
提督「!!!??」ビクビクビク!
五十鈴「ちゅ・・・ちゅぷ・・・ん・・・!」
五十鈴(ああ・・・な、舐めちゃってる・・・提督の・・・提督の・・・)
163 :
うむ
164 :
五十鈴「んぷ・・・ちゅっ・・・ちゅ・・・」
五十鈴(提督の・・・ぬるぬるしてる・・・)
提督「くぉ・・・!?」
五十鈴(精液の臭いもキツくて・・・)
五十鈴(頭の中が抉られるような味なのに・・・)
五十鈴(ビクビクしてる提督のおちんちん・・・何度も舐めちゃう・・・)
五十鈴「ちゅっ・・・れろ・・・」
提督(い、いかん・・・!)
提督(五十鈴に口淫してもらえる嬉しさで浮かれていたが・・・!)
提督(胸で絶頂した直後で愚息がかなり敏感になっているのを失念していた・・・!!)
提督(しかもまだ胸で挟まれているせいで竿と亀頭に別々の快楽が・・・!!)
提督(くうぉ・・・!?吐息が当たるだけでも腰が浮きそうに・・・!!)
提督(舌で一舐め・・・唇を押し付けられる度に絶頂しそうになる・・・!)
提督(まずい、まだ始まったばかりだと言うのに・・・っ!)
五十鈴「ん・・・ちゅっ・・・れろぉ・・・れろ・・・」
提督「」ゾクゾクゾク
提督「い、五十鈴・・・ちょっとまっ・・・」
はぷっ――――。
提督「!!!!!」ビグンッ‼
165 = 50 :
五十鈴「んれろっ・・・ちゅぅうう・・・ちゅっ・・・ちゅぷ!」
五十鈴(提督・・・提督の・・・)
提督「くおぉ・・・!い、五十鈴ぅ・・・!」
五十鈴「んちゅ・・・じゅぶ、じゅぷ・・・ちゅぶぶ、ちゅぶっ」
五十鈴(提督・・・提督・・・)
五十鈴「ちゅぶ、れろれろ、くちゅちゅ、ちゅっ、じゅるるるるっ!」
五十鈴「んぷっ、れろれろれろ、ぢゅぷぷ、じゅるっ、ちゅっ!」
五十鈴(提督・・・提督提督提督っ・・・!)
提督「くぅっ・・・!五十鈴・・・もう・・・!」
びゅくんっ!!びゅくびゅくびゅくっ!どぷぅ!!
五十鈴「んぷ・・・!?んっ・・・!んんんっ・・・!!」
提督「くぉおおあああ・・・!」
びゅくびゅくっ!びゅくっ!びゅくっ!・・・びゅくっ!
五十鈴「・・・んぷ・・・ふぷっ・・・」
提督(・・・こ・・・腰が抜けて失神しそうになった・・・)
五十鈴「んっ・・・んっく・・・」
提督(い、いや意識を保て俺・・・あまりの射精量で五十鈴が涙目になって苦しんでる・・・)
提督「す・・・すまん五十鈴、大丈夫か・・・?」
提督「無理をせず口を離してくれ。汚れても大丈夫だから―――」
五十鈴「・・・んっぷ・・・んん・・・ん・・・」
――――――ゴックン。
提督「」
五十鈴「んっく・・・ん・・・ふ・・・」
提督(五十鈴が・・・俺の精液を・・・)
提督(・・・な、なんだろう)
提督(精液塗れになった五十鈴を見た時もそうだったが・・・酷く興奮する)
提督(いや・・・それだけでなく・・・なんというか、こう・・・)
提督(なんだこの感覚は・・・)
五十鈴「ん・・・ふぅ・・・ふぅ・・・」
五十鈴「んちゅ・・・ぢゅるるるっ、ちゅうっ・・・」
提督(くぅ・・・尿道に残った精液まで・・・!)
五十鈴「ぷぁ・・・」
五十鈴「はぁ・・・はぁ・・・」
166 :
素晴らしい
167 :
…ふぅ。待ってたよ
168 :
ありがとう
ホントにありがとう
169 :
……ふぅ。
まったくけしからんな乙。
170 :
提督「・・・・・・」
五十鈴「・・・・・・」
提督(・・・な、何故だろう)
提督(五十鈴と目が合っただけなのに、やけに動悸が激しくなってきた)
提督(毎日毎日、顔を見合わせているのに)
提督(頼りになるしっかり者で、少し生真面目で、頑張るあまり意地になるところもあるが、ちょっと寂しがり屋で)
提督(いつも強気に微笑んで・・・気が付けば側で支えてくれている)
提督(ずっとずっと一緒に戦ってきた)
提督(五十鈴のことを全部わかったようなつもりでいた)
提督(だけど今の五十鈴は・・・俺の知らない表情をしている)
提督(危うげで弱々しいような・・・儚いような・・・)
提督(それでいてもの凄く妖艶な・・・そんな表情を)
五十鈴(・・・提督は)
五十鈴(だらしない上に計画性が無くて、なのにいっつも無理して格好つけるから、入ってから日の浅い娘達に『質実剛健』なんて呼ばれて、後で浮かれて失敗して落ち込んで・・・しかもこんなにエッチで・・・)
五十鈴(でも、いざという時は私達の事をしっかり想ってくれて・・・)
五十鈴(絶対に私達を無事に帰還させる為に、苦心してるのも知ってる)
五十鈴(本営所属<エリート>の同期生達から、臆病者呼ばわりされてるのも知ってる)
五十鈴(その事を隠して、平気なふりして笑ってるのも知ってる・・・)
五十鈴(名誉よりも、戦果よりも、勝利よりも・・・)
五十鈴(私達のことを大切に・・・本当に大切にしてくれる、強くて優しい人・・・)
五十鈴(・・・あの時出会ってから、ずっと一緒にいてくれる・・・)
五十鈴(私のいちばん大切な――――――)
171 = 50 :
五十鈴「・・・・・・提督」
提督「・・・・・・」
提督(・・・な、なんだこれは)
提督(か、体が勝手に動く・・・五十鈴のさらさらの髪を撫でてしまう・・・!)
五十鈴「・・・んっ」
提督(・・・あ、あれ・・・いつもなら『子ども扱いしないで!』とか『いやらしい手付きで触らないで!』って怒るんだが・・・)
提督(い、いやまあ・・・性的行為に及んでいながら今更なんだが・・・)
提督(ど、どうしたんだろう・・・五十鈴)
提督(というより、俺もどうしたんだろう・・・)
五十鈴「て・・・提督・・・」
提督「・・・・・・五十鈴」
提督(――――――駄目だ。理性がきかん)
提督(五十鈴の潤んだ瞳で見つめられるだけで・・・沸きあがってくる『何か』を抑制できん)
提督(もっと五十鈴に近づきたい。五十鈴の肌に触りたい。五十鈴の温もりを、もっともっと全身で感じたい)
提督(くっ――――しかし、いいのか俺)
提督(というか、いいのか五十鈴。大丈夫なのか本当に)
提督(このまま行くと確実に歯止めが利かんぞ)
提督(間違いなく本番行為まで及んでしまう・・・!)
提督(俺の愚息はもう大丈夫なのか・・・!?そこまでの耐久性はついているのか・・・!?)
提督(嗚呼―――しかし今は口を開くことさえもどかしい・・・!儘ならん・・・!)
提督(もうすぐ俺の身体が勝手に五十鈴を抱きしめ、その上で唇を重ねようとしている・・・!)
提督(五十鈴も拒むどころか、求めるように膝を立てて腕の中へ・・・!!)
提督(五十鈴っ・・・五十鈴・・・!!)
提督(俺は・・・俺はお前を・・・!)
172 :
かぜひくぅぅぅぅ!
はよおおおお!
173 :
アカン、爆発する…
174 :
哀れ提督は爆発四散!インガオホー!
175 :
ふぅ…乙でございます
176 = 50 :
ドンドンドンッ!!
提督・五十鈴「!!!!!??」ビックゥ‼
千歳『いらっしゃいますか提督!緊急報告です!』
提督「なぁっ・・・!?ちょ・・・そ、その声は千歳か!?」
千歳『はいっ、失礼します!』
バンッ!
千歳「良かった・・・やはりこちらに御出ででしたか・・・」
千歳「遅くまでの執務中だというのに、申し訳ありません」
提督「い、いやいやいや。全く構わない。問題ないぞ、うん」
千歳(・・・?)
提督「そ、それで一体どうしたんだ?」
千歳「あ、はい・・・実は先ほど龍驤が・・・」
提督「りゅ、龍驤が・・・?」
千歳「就寝中、いきなり吐血して倒れました」
提督「なんだと!!?」ガタッ‼(ガンッ)
提督「それで、龍驤は今どこだ!?」
千歳「先ほどドック入りして明石さんに診察を受けています」
提督「そ、そうか・・・容体は!?」
千歳「もうだいぶ落ち着いています」
千歳「明石さんの診断では急を要する状態ではなく、一時的なストレスによるものだろうとのことでしたが・・・」
提督「ストレス・・・くそっ、任務と休息の配分には気を遣っていたつもりだったが・・・!」
提督「まだ・・・甘かったか・・・!」
提督「自分の部下の疲労一つ察せないとは・・・不甲斐無い・・・!」
千歳「提督・・・」
千歳「あまり御自分を責めないでください・・・今日、龍驤の様子に変わったところはありませんでした。本当に、突然だったんです」
千歳「何が原因だったのか・・・室長の私がもっと早く気付いていれば・・・」
提督「お前のせいじゃない。これは俺の・・・」
提督「・・・いや、今は止めておこう」
提督「龍驤とは会えるのか?」
千歳「ええ。あの娘も喜ぶと思います」
提督「分かった・・・すぐに向かう」
千歳「千代田も提督を探しに寝室の方へ行かいましたから、そろそろこっちに・・・」
タッタッタッタ―――――。
千代田「お姉!提督は!?」
千歳「ああ、千代田。さっき報告していたところよ」
千代田「よかったぁ~・・・」
千代田「も~・・・ここにもいなかったらどうしようかって思ったわよ」
177 = 50 :
提督「苦労をかけてすまんな・・・今からドックへ向かうよ」
千代田「そっか・・・」
千歳「千代田、私達も一緒に行きましょう」
千代田「うん」
千代田「・・・あ、その前に五十鈴にも報せたほうがいいかな?」
提督「」ギクッ!
千歳「五十鈴ちゃんに?」
千代田「龍驤、明日の演習メンバーだったから。秘書艦の五十鈴にも早目に教えておいたほうがいいかなって」
千歳「ああ、そうかもしれないわね」
千代田「じゃあ、私はこのまま五十鈴の部屋に――――」
提督「あ、ああぁ~いや・・・もう五十鈴も寝ている頃だろう」
提督「代理の件については後で俺が選考しておくよ」
提督「一先ずはドックに向かうとしよう」
千歳「・・・そうですね。龍驤も大事には至らないと思いますし」
千代田「それもそっか。じゃあ早いところドックに・・・って、あれ?」
千代田「・・・(スンスン)」
提督「? どうした千代田」
千代田「ん~・・・お姉、なんか執務室が変なにおいしない?ちょっと生臭いような・・・」
提督「!?」
千歳「え?・・・あ、言われてみれば確かに・・・」
千歳「――――――ッ!」
千歳「コ、コホン!」
千歳「さ、千代田。そんなことより早く行くわよ」
千代田「えっ?」
千歳「ほら、提督も早く!」
提督「あ、ああっ・・・!」
千代田「ちょ・・・お姉、押さないでよ~」
バタン―――――。
178 = 50 :
五十鈴(・・・・・・)
五十鈴(・・・な、なんとか誤魔化せたみたいね)
ゴソゴソ
五十鈴(咄嗟に提督の執務机の下に隠れたのはいいものの・・・)
五十鈴(龍驤がいきなり血を吐いたなんて・・・)
五十鈴(聞いた時は驚いて机に頭をぶつけちゃったし・・・)
五十鈴(・・・・・・龍驤、大丈夫かしら)
五十鈴(後で私も様子を見にいかないと・・・)
五十鈴(・・・・・・)
五十鈴(・・・・・・提督)
五十鈴「・・・ふふっ」
五十鈴「でも、そうね・・・提督はああでなくっちゃ」
179 = 50 :
鎮守府・一階廊下
提督(龍驤は大丈夫だろうか・・・)
提督(容体は落ち着いていると聞いたものの、やはり心配だ・・・)
提督(しかし千歳と千代田の手前、提督である俺が慌てふためいて走り出すわけにもいくまい)
提督(・・・・・・机の下で話を聞いていた五十鈴も心配してるだろうな)
提督(・・・この廊下、こんなに長かったか・・・?)
千歳「(・・・あの、提督)」
提督「(ん・・・あ、ああ・・・どうした千歳)」
千歳「(・・・こんな時になんですけど)」
千歳「(その・・・提督も男の人だから仕方がないとは思うのですが)」
千歳「(ああいったことをする際には鍵をかけていただいた方がお互いの為じゃないかなって・・・)」
提督「ぶふっ!!?」
千代田「提督?どうかしたの?」
提督「あ、ああ~いやなんでもないぞ千代田。うん」
千代田「?」
180 = 50 :
提督「(ち、千歳・・・お前、気付いて・・・!?)」
千歳「・・・ん、んんっ!(咳払い)」
千歳「(と、とにかくお願いしますね!もう少しで凄く気まずいことになっちゃうところだったんだから!)」
提督「(・・・ハイ)」
提督(なんてこった・・・まさか千歳に全部気付かれていたとは・・・)
提督(いやまあ・・・あれだけ派手に出してれば気付くか・・・)
提督(こ、こんな場合だっていうのに・・・情けないやら恥ずかしいやら・・・)
提督(・・・・・・相手が五十鈴だっていうこともバレてるんだろうか)
提督「(・・・な、なぁ千歳・・・そのだな・・・)」
千歳「(これ以上は何も言いませんし、聞きません)」
提督「(うぅ・・・)」
千歳「(・・・ただですね)」
提督「(・・・なんでしょうか)」
千歳「(・・・・・・執務室の掛け軸の裏に隠してある本はそろそろ取り替えた方がいいかと思います。大分お使いのようなので)」
提督「」
千歳「(その・・・不衛生ですから)」
提督「(・・・・・・検討しておこう)」
千歳「(そうしてください)」
千代田「・・・むぅ~」
千代田「ちょっと提督?さっきからお姉と何をヒソヒソやってんのよ」
提督「・・・いや、大したことじゃない。気にしないでくれ」
千代田「む~・・・なぁんか怪しいなぁ・・・」
提督「・・・ハハハ」
提督(・・・・・・なんだか、色んな意味で俺の人望がどれだけ低いかを思い知らされるな・・・)
181 :
がんば
182 :
てか千歳なんでそんなこと知ってんだw
183 :
千歳お姉www
188 :
まだ書いてもええんやで
190 :
演習終了後
提督「よし、みんなご苦労だった。工廠へ艦装を収納した者から順次、休息を取ってくれ」
提督(あれから三日経った)
提督(心配していた龍驤の容態はすぐに良くなった)
提督(ストレスの原因は本人も心当たりがないようで、明石と一緒に首を捻ってはいたが・・・)
提督(まあ大事に至らなくて本当に良かった・・・)
提督(・・・これからはもっと皆の体調管理に気を配らないとな)
五十鈴「―――お疲れ様、提督」
提督「あ、ああ。五十鈴か」
五十鈴「新装備を応用した相互援助主体陣形の成果は良さそうね」
五十鈴「あれなら誰かが被弾しても、すぐにカバーが間に合うわ」
提督「そうだな。だが、気候や潮流の変化が激しい実戦ではこう上手くいかないだろう」
提督「まだまだ改善しなければいけない点は山ほどある」
五十鈴「ふふ・・・相変わらず、余念がないわね」
提督「いや、部隊を預かる指揮官として当然のことさ」
五十鈴「・・・・・・」
提督「・・・・・・」
提督(あの日から五十鈴と夜の訓練はしていない)
提督(べつに喧嘩をしたわけでもないんだが・・・)
提督(なんというか、こう・・・)
提督(五十鈴と会う度に、あの夜に二人で見つめ合っていた時のことを思い出してしまう)
提督(そうなると、なんだか急に気恥ずかしくなってきて・・・とてもじゃないが、言い出せないのだ)
提督(今こうして隣で話していても、なんだか顔が赤くなってしまって五十鈴の顔をまともにみれない・・・)
提督(そのせいで、いつも当たり前のようにしていた他愛の無い会話や、ちょっとしたやり取りがぎこちなくなってしまった)
提督(勿論、執務上のやり取りや任務報告なんかは滞りなく出来るんだが・・・)
提督(・・・嗚呼、沈黙が気まずい)
191 = 50 :
提督「・・・なあ五十鈴」
五十鈴「・・・あの提督」
提督「・・・・・・」
五十鈴「・・・・・・」
提督「い、五十鈴から先に言ってくれ」
五十鈴「え?え、ええ・・・」
五十鈴「その・・・えっと・・・あ、あの・・・」
提督「あ、ああ」
五十鈴「・・・あのね、提督。今夜のことなんだけど―――」
提督「・・・・・・(ゴクッ」
???「司令官!」
提督&五十鈴(―――――ッ!?)
提督「お、おお・・・朝潮か」
朝潮「はい!演習指揮、お疲れ様でした!」
提督「いや、朝潮のほうこそ」
提督「考案したばかりの新陣形で、みんなと上手く連携を取ってくれたな」
提督「ありがとう。良い動きだった」
朝潮「い、いえそんなっ・・・司令官の的確な指示のお陰です」
提督「そんなことはないさ。状況に応じて臨機応変に判断してくれていたよ」
提督「あ、それより、俺に何か用事か?」
朝潮「は、はいっ。じつは、先ほどの演習で使った新装備のことで少々――――」
朝潮「あ・・・」
朝潮「も、申し訳ありません、お取込み中でしたでしょうか・・・?」
提督「えっ!?あ、いや・・・」
五十鈴「い、いいのよ別に。大したことじゃないんだから」
五十鈴「じゃ・・・じゃあ提督、私は先に戻ってるから」
提督「・・・あ、ああ」
192 :
いつの間にかきてた
194 :
え!?続ききたの!?ヤッター!
195 :
ここの運営仕事してなくて読めたわ。
196 = 50 :
朝潮「その、すいません。お二人がお話し中だとは思わなくて・・・」
提督「ああ、いや・・・ただの世間話だよ。気にすることはないさ」
提督(朝潮の来た方向から考えると・・・建物が陰になって五十鈴の姿は見えなかったようだな)
提督「コホン」
提督「それで、どうしたんだ朝潮」
提督「どうやらさっきの演習で使った装備についてみたいだが」
朝潮「あ・・・はい」
朝潮「じつは、明石さんに改装してもらった副砲なんですけど――――――」
提督(うんうん・・・朝潮はいつでも一生懸命に頑張っているな)
提督(出来ればもう少し肩の力を抜いて、気負わずリラックス出来ればいいんだが・・・)
朝潮「―――――というわけで、少し反動に癖があるように感じまして」
提督「ふむ」
提督(しかし『初心忘れるべからず』とも言うからな。そういった点は俺がフォローしてなるべく・・・)
提督(・・・・・・初心、か)
提督(そもそも俺は若さからくる性欲の旺盛さに負けて五十鈴にああいったお願いをしたわけだが)
朝潮「――――なので、弾道に安定性を―――――」
提督(それってどうなんだろう。未だに童貞とは云え、幾らか猛る獣欲が解消された今、なんだか自分はとんでもない点を見落としている気がする)
提督(・・・・・・・・・・・・)
提督(・・・ん?あれ?そもそもこれって、あれじゃないか?うん?)
朝潮「――――それと、残弾数によって機動性にも若干感覚の変化がみられました」
提督「残弾数か、それは盲点だったな」
提督(いやいや落ち着け俺、状況を整理しよう)
提督(まず俺は童貞だ。それはいい、もう慣れた)
提督(そして俺は脱童貞を焦っていた)
提督(加えて、この鎮守府に配備された艦娘達は揃いも揃って容姿端麗。これで性欲を抑えろなんてのは無理な話だった。そこまではいい)
朝潮「――――とすれば、予め陣形の配置を―――」
提督「――――そうだな、ならば速度の高い者から――――」
提督(問題はそれからだ。俺はなんだか、こう・・・自分で言うのもなんだが、勢いに任せたまま五十鈴に・・・)
提督(・・・・・・んん?あれれ?)
197 = 50 :
提督(いやいや待て、俺は確かに最悪のケースを避ける為に事前に承諾を得て童貞を卒業させてもらおうと考え付いた)
提督(それは五十鈴にも説明した)
提督(そして承諾してもらってああいう訓練をするに至ったワケだが)
提督(んんんんん?なにか変だぞ?)
朝潮「――――なるほど!それなら緊急時の対応にも――――」
提督「となると、やはり装備の調整が必要だな。これは俺から明石へ――――」
提督(あの時は試行錯誤の末、最高にして最良の解決策だとか考えてたけど、いま思い直してみると五十鈴の都合を全く考えていないぞ?)
提督(っていうか全部俺の都合しか考えてないじゃないか)
提督(いや都合っていうか性欲だよ。性欲のことしか考えてねーよ)
提督(しかも五十鈴に断られた場合は他の誰かに・・・・・・)
提督(・・・・・・あれ、これって・・・もしかして・・・)
提督「・・・・・・・・・」
~幼少時~
提督父『いいか、男児たるもの軟派な行為は断じて許さん』
提督父『・・・得心がいかん、という顔だな』
提督父『いいか、我が息子よ』
提督父『確かに健全な男として若い身体を持て余す時期もあるだろう』
提督父『色事に興味が向くのも仕方がない。自然なことだからな』
提督父『だがな、人の意志とは稀薄なものだ』
提督父『慣れてしまえば、物事の本質を見失ってしまう』
提督父『それは『想い』といった感情も同じだ』
提督父『異性を好きになるなとは言わん』
提督父『将来を誓う相手を俺から強制する気も毛頭ない』
提督父『だが、お前が興味本位の欲望から女に溺れた時』
提督父『お前は本当の伴侶となるべき相手を見失う』
提督父『来たるべき時、その気持ちが本心の愛からきているのか、醜い肉欲からきているものなのか』
提督父『判別はつかなくなるだろう』
提督父『良い漢になれ』
提督父『そうすれば、必ず出会えるだろう』
提督父『全てを捧げて幸せにしようと思える女とな』
198 = 50 :
朝潮「――――さすがは司令官です!これなら十分実戦でm」
提督「うおおおおおおあああああああああああああああああああああああああああッ!!!」
朝潮「」ビクッ
提督「おっ・・・俺は・・・!!俺は・・・俺はぁあああああッ!!」
朝潮「し・・・司令官!?どうしたんですか!?」
提督「さ・・・最低だっ!!最低の提督だ・・・っ!!」
朝潮「し、司令官!?司令官!!?」
提督「た、立場を悪用するのを恐れてなどと言っておきながら・・・!」
提督「まるっきり強要したも同然じゃないかっ・・・・・・!!」
朝潮(ど、どうしよう・・・司令官が急に打ちひしがれて拳を地面に叩きつけてる・・・!)
朝潮(も、もしかして私が何か余計なことを・・・!?)
提督「お、俺は・・・!俺は最低の提督・・・いや最低の男・・・!!」
提督「いいや!!人間として最低だ!!」ガッ!
朝潮「し、司令官・・・あの・・・」オロオロ
提督「朝潮!!」
朝潮「は、はいっ!」
提督「俺を殴ってくれ!!」
朝潮「ええっ!?」
提督「頼む!俺は・・・俺はいま、自分自身が許せない!!」
提督「俺は大切な部下との過去を・・・!信頼を・・・!その輝かしい全てを自分で穢してしまった・・・!」
提督「いいや!!あろうことか俺はそれさえ利用して自分のエゴを通そうと・・・!!」
提督「くそっ!最低だ!!なんて最低のクズ野郎なんだ!!」
朝潮「そんなことありません!し、司令官はいつだって私達のことを・・・!」
提督「気遣わないでくれ朝潮!俺は自分を罰しないといけないんだ!!」
提督「だから殴ってくれ!!今すぐに!!」
朝潮「あ、あぅ・・・」
199 = 50 :
朝潮「で、でも・・・でも司令官に手を上げるなんて、そんな・・・やっぱり私にはできません・・・!」
提督「なら命令でもいい!いやこれは命令だ!!」
朝潮「う、うぅ・・・ご、ご命令・・・ですか・・・?」
提督「ああ!頼む、やってくれ!!」
朝潮「ぐすっ・・・わ、わかり・・・ました・・・」
朝潮「で、では・・・」
ぺちっ。
提督「朝潮ォ!!!」
朝潮「ひっ!」ビクッ
提督「なんでこんな俺に優しくするんだよ!!もっと強く!!思い切り!!」
朝潮「で、でも・・・でも・・・」
提督「あと手はパーじゃなくてグーだ!」
朝潮「グー!?」
提督「ああ!全力の拳でこい!!」
朝潮「う・・・グス・・・は、はい・・・」
朝潮「じゃ、じゃあ・・・いきますっ」
提督「応!!」
朝潮「せ・・・せいっ!」
ゴスッ!!
提督「グハァ!!」
朝潮「ああ・・・!?司令官・・・!」
200 = 50 :
朝潮「ご、ごめんなさいごめんなさいごめんなさい・・・!」
朝潮「だ、だいじょ・・・ひっく・・・だいじょうぶですか・・・!?」
提督「はあ・・・はあ・・・」
提督「あ、ああ・・・中々いい一撃だった・・・」
朝潮「う・・・ぐすっ・・・司令官・・・」
朝潮(なんで・・・どうして急にこんなことに・・・)
提督「朝潮・・・手は・・・大丈夫か?」
提督「拳を傷めてはいないか・・・?」
朝潮「そ、そんなことより御自分の心配をしてください!」
提督「そうか・・・ならもう一発頼む」
朝潮「!?」
提督「いや、拳のままだと朝潮が危ないな。やはり平手でいい」
提督「ただし全力でだ」
朝潮「ど、どうして・・・」
朝潮「どうして急に、こんなことを・・・!」ポロポロ
提督「・・・付き合わせてしまってすまない」
提督「でも・・・俺は、どうしても自分が許せないんだ」
提督「俺が俺として・・・改めて提督として生きられる為にも」
提督「・・・だからお願いだ、朝潮」
朝潮(司令官・・・)
朝潮(きっと・・・司令官は悩んでるんだ)
朝潮(この鎮守府を背負う重責に・・・いつもみたいに、私達のことを考えてくれて・・・)
朝潮(それなら・・・私が司令官の迷いを晴らす手助けになれるなら・・・!)
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