良い機会だし噂の療養鎮守府に行ってみよう！って奴がでてきそう

♪にちょーめ ちんじゅふ みにいこーう(三菱地所並感

夕方　深海　前浜町　テトラ棲地

空母ヲ級「……」ｷｮﾛｷｮﾛ

空母ヲ級「……レ級は……最深部か……」ｽｩｰｯ


最深部


戦艦レ級「…………」

空母ヲ級「レ級っ！」

戦艦レ級「……ヲ級！お前治ったのか！？」

空母ヲ級「何とかな……」

戦艦レ級「…………」ｼﾞﾜｧｯ

空母ヲ級「…………」ﾌｯ

戦艦レ級「ヲ級……よかったぁ……！！治ったんだな……！ニセモンじゃねぇよな！？」ﾍﾟﾀﾍﾟﾀｯ

空母ヲ級「あぁ、正真正銘本物の私だ、ほら、手も動くし、足もちゃんと動く……だろ？」

空母ヲ級「……迷惑かけたな、レ級……」

戦艦レ級「……あぁ……ほんとにお前は……頼りになりそうで頼りにならねぇよ……」

空母ヲ級「すまない……」

戦艦レ級「……だからさ……」ｷﾞｭｳｯ

空母ヲ級「……」

戦艦レ級「アタシはお前を離さねぇ……だから……ヲ級もアタシから離れないでくれ……」

戦艦レ級「……もう、深海棲艦でアタシを本当に知ってる奴は……お前しか居ねぇんだ…………！」

戦艦レ級「弱虫で……泣き虫なアタシを知ってる奴は……っ……！」

空母ヲ級「……分かった……もう、離さないからな……」ﾅﾃﾞｯ

戦艦レ級「………………」

空母ヲ級「あと……」

戦艦レ級「……」

空母ヲ級「さり気なくカ級をハブるな、学部は違えどアイツも一応同期だ、影は非常に薄いが」

戦艦レ級「……素で忘れてた……」



夕方　二丁目鎮守府　台所

提督「……えっと……」ｻﾞｸｯｻﾞｸｯ

提督「……で……えっと……里芋だっけ……山芋だっけ……ま、どっちでもいいか……」

提督「……吹雪ちゃ」

吹雪「シィーッ！……川内さんが起きちゃう……！」ｺｺﾞｴ

提督「あ、ごめん……紅しょうがどこだっけ？」

吹雪「……冷蔵庫の中の上の段です」

提督「えっと……これ？」

吹雪「それです、フタ付きの、はい」

提督「……あぁ、これか……」ｶﾁｬｯ

吹雪「……何作ってるんですか？」

提督「お好み焼き」ｻﾞｸｯｻﾞｸｯ　ﾊﾟｯﾊﾟｯ

吹雪「……ホットプレート用意しましょうか？」

提督「フライパンで大丈夫だよ、片付け面倒だろ？」

吹雪「ま……それもそうですね……」

しかしヨッコさん艦娘に親でも殺されたんかってくらい口が悪いな

吹雪「あ、じゃあ私お風呂洗ってきますね」

提督「はいよ～」

吹雪「今日はどのバスロマンにします？」

提督「じゃあ、あの緑色で」

吹雪「はーい」


ｶﾗﾗｯ　ｶﾗﾗﾗｯ


提督「…………」ﾄﾝﾄﾝﾄﾝｯ　ﾊﾟｯ

提督「…………」ｸﾞﾘｸﾞﾘｸﾞﾘｯ

提督「……もう少し水……いや、卵かな……」ｺﾝｺﾝｯ　ﾊﾟｶｯ

提督「…………」ｸﾞﾘｸﾞﾘｯ

提督「……よし、こんなもんか……」

提督「……焼くのは……川内ちゃんが起きてからにしようか……」


提督（……って待てよ……川内ちゃんが寝てるのに吹雪ちゃんがお風呂を洗う……）

提督（ヲ級もレ級も寝てる……と言うことは吹雪ちゃんがバスロマンを投入すると……）

提督（………………でもこの間お風呂掃除邪魔したらものすごい剣幕で怒られたしな……）　ﾎﾟﾜﾜｰﾝｯ


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ちょっと前

提督「あ、吹雪ちゃん、悪いんだけど今からコンビニ」ｶﾗﾗｯ

吹雪「……」ｷﾞﾛｯ

提督「うぇ……ふ、吹雪ちゃん……？」

吹雪「……司令官……私がお風呂洗ってる時は邪魔しないでって言ったよね……？」

提督「え……あの初耳」

吹雪「言ったよね！！！！？？」

提督「あ、はい！言いました！言ったような……い、いえ！言いました！」

吹雪「バスロマンなめてるの！？お風呂掃除はバスロマンの基本でしょ！？どういうつもり！？」

提督「はい！バスロマンの基本は掃除！掃除8年バスロマン10年です！ゴメンナサイ！」

吹雪「集中を乱さないで！出て行って！！」

提督「ご、ごめんなさい！」ﾍﾟｺｫｫｯ!!


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提督（……日が増すごとにバスロマンどころかお風呂に対する愛情がすごいことになってる気がする……）

吹雪『……ﾌｩｩｩｯ……ﾌﾝｯ！！』

提督（素振りが始まった……お風呂力？だっけ……そんなのをお湯と一緒に貯めてるんだっけ……）

提督（……散髪する前にこのものすごいこだわりをなんとかした方がいいかも……）


吹雪『…………ﾊｧｧｧｧｯｯｯ！！！』


っでぇええやああああああああああああああああああああああああ！！！！！！！

ﾄﾞｺﾞｫｵｵｰｰｰﾝｯ!!!


川内「っ！？ななな！？何！？夜戦！？！砲撃！？？」ﾋﾞｸｩｯ

提督「…………これでいい湯が出来るんだからすごいよなぁ……」

ノルマ達成

>吹雪「……」ｷﾞﾛｯ

この鎮守府がどうしてこんなにもおかしいのか。
いや、なぜこの鎮守府はおかしいって言っても聞いてもらえないのか。
それはおかしいおかしい言ってる艦娘当人がおかしいせいだと理解した

吹雪ちゃんのバスロマンはきっと具現化の無駄遣い

吹雪はあれだ、戦争終わったら銭湯始めたらよろしいw

夫婦で営む昔ながらの銭湯かぁ、イイネー
開場前のお湯入れの掛け声が名物になりそうだな

吹雪「…………っふぅ……」ﾌｷﾌｷ

提督「…………」

川内「…………」ｱﾜﾜ

ヲ級「……ｦ……」ｽﾔｽﾔ

レ級「……ﾝｩｰ……」ｽﾔｧｯ

吹雪「……？」

提督「吹雪ちゃん、テルマエ・ロマエって漫画知ってる？」

吹雪「え？テルマエ？あのルシウスの漫画でしたっけ？」

提督「そうそれ」

吹雪「……読みましたけど……それが？」

提督「……いや、読んだならいいんだけど……」

吹雪「？変な司令官……」







夕食後　風呂

ｻﾞﾊﾞｰｯ　ｶﾎﾟﾝｯ　ﾁｬﾌﾟｯ

川内「……いや～美味しかったねぇ……お好み焼き……」

吹雪「本当ですね……まさかあの量の紅しょうがを全部使うなんて……」

川内「確かに紅しょうがの風味すごかったなぁ……提督のお好み焼き若干赤かったよ？」

吹雪「ちゃんと混ぜないからかたよるんですよ……」

川内「ま、そうだねっ……にしても……温かいなぁ……このお風呂……体の疲れが取れるっていうか……」

吹雪「バスロマンの配合とお風呂の温度、それに溶かすまでの時間、今日は完璧でしたからねっ」ﾄﾞﾔ

川内「うん、言うだけのことはある……それにしても、そのバスロマンのこだわりは何時から？」

吹雪「CMの再放送みたいなので見たんです、バスロマンのこだわり……」

川内「ふぅん……」

吹雪「あのおじさんのバスロマンのこだわり方、そして銭湯のお客さんの気持ちいいの声に対する笑顔……」

吹雪「……私はあの人のお風呂に対するこだわりに感動したんです……それに感銘を受けて修行する俳優さんも……」

川内「……へー……それでこのお風呂が……」

吹雪「……イイお風呂でしょ？」

川内「多分バスロマン本来の成分以外の効能も出てる気がする……何か心なしか健康になりそう……」ﾎﾟﾜｰﾝ

吹雪「ふふ……今度はもっとイイお風呂を用意しますよ……！」

川内「お、それは楽しみだねっ」


ｱﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊ



提督の部屋

提督「……」ｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｯ　ｶﾁｯ

提督「……っふぅ～……今日の仕事終わりっと……」

提督「…………」

ふ、吹雪ちゃん、もしかして勘ちが、いや何も言うまい

提督「…………ふんふん……」ｶﾁｯ　ｶﾁｯ

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝｯ！

提督「……お……？こんな時間に誰だ……？」

ｽｩｰｯ　ｽｩｰﾊﾟﾀﾝ

ｷﾞｨｷﾞｨｷﾞｨｷﾞｨｷﾞｨｷﾞｨｯ　ｶﾞﾁｬｯﾊﾞﾀﾝｯ

提督「……吹雪ちゃん、まだお風呂？」

吹雪『はーい、ちょっと出てくれます？』

提督「分かってる、まだ部屋入っちゃダメだぞ？」

吹雪『はーいっ』


ｶﾞﾗﾗｯ

提督「はいはい……って摩耶さん？」

摩耶「はぁっ……はぁ……迷っちまった……よう、提督」

提督「どうしたんだ？そんな慌てて……艤装もつけっぱなしで……」

摩耶「いやぁ……実は結構厄介なことになっちまって……それを伝えに来たんだけどよ……」

提督「……厄介なこと……？」

摩耶「実はさ……」

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提督「…………内乱……か……」

摩耶「そういうことになるな……」

提督「…………」

摩耶「別に提督にどうこうして欲しいってわけじゃねぇけど、現状は把握して欲しい……」

提督「……起こっちゃったかぁ……内乱……」

摩耶「……ついにって感じだ……今横須賀は叢雲と長門さんと提督しか居ねぇ……」

摩耶「それが長引くようなら、多分新しい闘いが生まれるんじゃねぇかって状況だ……」

提督「なるほどねぇ……」

摩耶「……なぁ、提督……」

提督「……？」

摩耶「……提督は、横須賀都呉が本気で争った時……どっちにつくんだ？提督はどっちの派閥に入ってるんだっけ？」

提督「俺はどっちにも付かないしどっち派でもない」

摩耶「でもそれじゃ！」

提督「……叢雲ちゃんにも前に言ったんだけどな……そういうことが起きないようにって……」

提督「……分かった、とりあえず把握はしたから大丈夫だ、でも俺はどっちにもつかない」

摩耶「……じゃあ、そういうことにしとく、じゃあ、アタシの要件はこれだけだ、帰らせてもらうぜ」

提督「んー……」

ｶﾞﾗﾗｯﾋﾟｼｬｯ

提督「……全く……どうなってるんだ横須賀鎮守府は……」ﾊｧ

ふむ、寝落ちしなければこっちが持つまい……ということを書きたかｒたのじゃ、すまぬ

今の二丁目は立地的にも戦力も無駄に保持してるから独立しやすくていいね

二丁目に亡命してくる子も出てきそうな･･･

乙です
二丁目は「うちは関係ないから」と言ってたのにどっぷり巻き込まれるフラグにならなきゃいいんだけどね

どうみても二丁目が完璧に巻き込まれるフラグです。本当に（ｒｙ
それに飽きたらずレ級（もしくはカ級）が変に動いたせいで更にややこしい事になんて展開もあり得そうで怖い

乙でございます

【朗報】前浜に来る観光客が増加か？(一般人とは言ってない)。

乙でした。

もし>>93で言ってるのが本心ならまず艦娘が女性であることに不満を持ってそうだ
まぁツンデレ的解釈だと「個性や感情持ってる奴だと辛い戦場に出すの心が痛い」になるけど

生きてる人間の発言を相手に神学者のまねごとをせねばならんとは…

乙です

乙、ふえぇ吹雪ちゃんの剣幕クッソ怖いよぉ…なんでここまで入れ込めるのに戦闘はダメダメだったんや…

乙であります。

これでヨッコさん降格どころじゃなくなったらしたら不味くね？
艦娘の待遇とか、上とやりあう力持ってたのってヨッコさんくらいなんじゃ……
しかも、呉提督降格したばかりだし。
横須賀と呉、両方弱体化したら対深海の戦力も……
……深海も今荒れてるし、バランスがとれた？

艦娘や鎮守府の本分である対深海棲艦ほっぽり出して内乱とかやり出したら民衆がプッツン来て艦娘排斥運動起こりそうやな
幸いというか不幸にもと言うか艦娘以外にも深海棲艦にダメージを与えられる新型無人戦闘機まであるし…

全部長門が悪い、わりとガチで

叢雲はいずれ爆発してただろうけど、きっかけとか話がぐちゃぐちゃにややこしくしたのは長門
うん、同情の余地はない

そもそも感情的な女性の感情を逆撫でし続けてた横提が背景にあるし…今までの言動のリスクが現実になっただけだな

ながもんだったら何とかなったのにな

>>121
たぶんこれなんだろうなと思う

乙です

二丁目は、レ級とヲ級がいて療養所として一定以上の効果を上げてるから安全ではあるよね

亡命先としてはこれ以上ない環境に思える
平和だし

乙
まあ人間の本心ってのは必ずしも一つだけとは限らないからな
>>93も別にツンデレの誤魔化しとかじゃなくて横督の偽らざる本音なんだろうさ

軍人として欲するのは訓練された兵士であって
個人の感情で大局を決めるような女子供じゃないからな
長門見てると去年外注でプロジェクトマネージャーに呼ばれて三ヶ月で追放された女思い出してイライラするわ
女に管理仕事は絶望的に向いてない、出来るのは女を捨てた女の見た目したおっさんだけですわ

ほむセンでチャーター機を借りて旅行したり、旅行代理店八雲ツーリストのツアーとかで羽を伸ばすのもオススメなのかもしれない

てか呉に人間扱いされて惚れた長門が横鎮から出て行った結果、ヨッコさんの人間不信が悪化したなら大体呉が元凶ということにならね？
生半可人扱いすると勝手に行動される、と過去長門にされた事が教訓（という名のトラウマ)になって今のヨッコさんになってしまったと

こんなん人的資源管理が下手だったに尽きるだろ（経験の浅い急成長した企業並のミス）

そういえばカ級ちゃんこれからどうすんだろ
棲地もう誰もいないんでしょ？

前浜町は既に幻想郷入りしてた可能性が・・・？



>>137
軍だよ？普通の管理職ならそれだが、ヨッコの立場じゃそれはやっちゃいけない
ほんとならムラクモが嫌われ役にならなきゃいけないんだが考えが至らないんだろう
だからヨッコさんはあえて自分から悪者を買って出たように見える
これまでを鑑みても、優しい言葉で誰かを盾に出来るほど冷徹になれないんだろうね

彼もまた、ムラクモに心を囚われた一人のロリコンだったのかもしれない

…いよいよきな臭くなってまいりましたなぁ、鎮守府の見た目どうこう言ってたのが最早懐かしい

ガキが

ガキですまんな

>>142
回収、お疲れさまです

もう皆二丁目で療養しよう

二丁目で療養とかできないよねもう正直、巻き込まれすぎだもん色々と
まともにゆったり療養してたのなんて５８までじゃないだろうか

深海の糞長いドラマに巻き込まれてやっと終わったと思ったら今度は長門叢雲のスイーツ()なドラマに巻き込まれそうだし

>>142
よくやった

療養とかそういうのは置いといて呉々と長門とヨッコと叢雲を纏めて提督と吹雪抜きの二丁目鎮守府(もしくは自活可能な無人島)にぶち込んで強制共同生活を一月くらいさせてみたい

あのでち公に軽蔑されたとかある意味貴重

この状況であさって帰省って大丈夫な気がしねえ……
帰省が流れるのか帰省から戻ったら既にのっぴきならない状況になっているのか……
吹雪もそうだが提督を休ませてやってくれ

早急に一丁目と三丁目鎮守府を、作るべきだな(違