私的良スレ書庫
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元スレ提督「もう一杯、もらえるかな」鳳翔「……はい」
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>>300
お前それ龍驤じゃなくてまな板だよ…
お前それ龍驤じゃなくてまな板だよ…
吐いた砂糖はちゃんと>>1の頭かち割って戻しておけよ(ドババー
悩んでる内は親身になりたいと思うのに
惚気られた途端、はっ倒したくなるほど鬱陶しく感じるのはなんだろうな>龍驤
惚気られた途端、はっ倒したくなるほど鬱陶しく感じるのはなんだろうな>龍驤
提督、保留にしてる割にはむちゃくちゃ乗り気じゃないですかやだー!
>>303
よーしお前ちょっと表出ろ
よーしお前ちょっと表出ろ
追いついたと思ったらシリアス死んでるじゃないですかー!
あとこれホントに微糖()なんですかね…
あとこれホントに微糖()なんですかね…
>>309ところで葛城をみてくれ。こいつをどう思う?
>>311
すごく...ビート板です....
すごく...ビート板です....
>>311
凄くスレンダーですね
凄くスレンダーですね
>>311
着陸しやすそうですね!さすが正規空母葛城さんだ!
着陸しやすそうですね!さすが正規空母葛城さんだ!
>>311
可愛いじゃないか
可愛いじゃないか
瑞鶴(最近ちょっと寂しいかも…いやそんなことはなかった清々してる)
葛城さんはスレンダーなモデル体型って言ってるだろ!いい加減にしろ!
姉二人がバインバイン過ぎて対比される分、余計目立つんだよなぁ。
〈古旦那〉
チーン
提督「……」
鳳翔「……」
提督「ありがとう。泉下の妻も喜んでいることだろう」ペコリ
鳳翔「いえ、いえ。ただお線香をさしあげただけですから……」ペコ
提督「……」ズズズ
鳳翔「……」ゴク
提督「ふう」
鳳翔「初めて上がらせていただきましたけれど……立派なお家ですね。奥様とも、ここで?」
提督「あまり長い夫婦生活ではなかったがね。それでも思い出は詰まっている」
鳳翔「そうですか」ニコ
提督「一時は引き払うことも考えたんだが……」
鳳翔「立ち去りがたいものが、おありでしたか……?」
提督「それも、あるにはある」ズズ
鳳翔「?」
提督「なにしろ、ローンがまだ10年以上残っていてね」ハァァ
鳳翔「奥様に代わって、私が怒ってもよろしいですか?」ニッコリ
提督「冗談! 冗談だ!」ワタワタ
アハハ ウフフ
提督「妻はできた女性だったが、妙に吝いところがあってなぁ」
鳳翔「倹約家のよき奥様ではありませんか」
提督「いやしかし、月の小遣いが一万というのはちょっと……」
鳳翔「なるほど……参考にさせていただきますね」
提督「ちょ」
カーカー
提督「おっと、もうこんな時間か」
鳳翔「あら。つい話が弾んでしまいましたね」
提督「……」
鳳翔「……」
シーン
提督「鳳翔くん」
鳳翔「はい」
提督「……」
鳳翔「……」
提督「冷蔵庫の……」
鳳翔「はい……はい?」パチクリ
提督「冷蔵庫の中身なんだがね。ほら、料理の練習を始めたろう?」
鳳翔「はい、そうですね」
提督「失敗してもいいように、材料をたっぷり買いこんだんだが。ちとそれが行き過ぎてしまって」
鳳翔「……」
提督「このままだと使い切る前に悪くしてしまう。さて、私はいったいどうするべきだろう?」
鳳翔「……」
提督「……」ズズ
鳳翔「よろしいん、ですか?」
提督「……」ズズズッ
鳳翔「……」
提督「よろしいもなにも」コトッ
提督「君さえよければ、いつでも寮から越してきてくれてかまわないんだよ」ニコ
鳳翔「///」
提督「ま、最後に選ぶのは君だ。じっくり考えてくれたまえ」ズズッ
鳳翔「……そういう態度は、下手に選択を強要するよりも性質が悪いと思いますよ」ジトー
提督「バレたか」ニヤ
鳳翔「奥様のお怒りを買わないかが心配です……」ハァ
提督「なに。古旦那の枕元に十何年も居座るほど、妻も暇ではないだろうさ」
鳳翔「わかりませんよ? 提督ったら、存外ズボラでいらっしゃるんですから。奥様も気が気じゃないはずです」
提督「ははは、これは一本取られた」
提督「では、そのズボラな古旦那のために、一つ夕餉など振る舞っていただけるとありがたい」
鳳翔「まあ、いけませんよ提督。自覚がおありなら、直すための努力をなさいませんと」メッ
提督「具体的には?」
鳳翔「この場でお料理教室でもいたしましょうか」
提督「……おお。初めての共同作業というやつか」ポン
鳳翔「もう……それでかまいませんからっ///」
艦!
〈私のお月さま〉
ホーホー
提督「……」
鳳翔「……」
提督「雲一つない空、雨粒の落ちてこない夜。この季節にあっては珍しいことだね」
鳳翔「はい……」
提督「そんな夜に縁側へと腰掛けて、ただ無為に月を見上げるばかり」
鳳翔「……」
提督「良い夜だ」
鳳翔「はい」
提督「これで酒があるとなお良いんだが」
鳳翔「休肝日です」ニッコリ
提督「あ、うん……」
提督「美味しい夕食をありがとう。結局ほとんどが君の作品だったなぁ」
鳳翔「お礼なんて。いつもしていることですから」
提督「あの食卓を、誰かと二人で囲めた。それだけでも再三の謝儀に値する」
鳳翔「……」
提督「本当に、ありがとう」
鳳翔「はい……」ニコ
提督「雲間から覗く月も乙なものだったが」
鳳翔「はい」
提督「やはりお月さまはこう、夜空にでんと浮かんでいる方が映えるな。視覚的に」
鳳翔「それは……そうかもしれませんね。でも」
提督「うん?」
鳳翔「この広い夜空に、何年も何年もたった一人で。時には、寂しい――と。そう思うこともあるのではないでしょうか」
提督「……」
鳳翔「……」
提督「……」
鳳翔「おかしなことを、言ってしまいましたね。申し訳」
提督「すまないね」
鳳翔「ありま……え?」
提督「なにか言おう、なにか言おうとは思ったんだが。こう、文学的な返し方、というヤツが咄嗟に浮かばなかった……」
鳳翔「……まあ」クスクス
提督「ただ、まあ。寂しさを紛らわすものがない、というわけではないんじゃないかな」
鳳翔「と、言いますと?」
提督「……上を見上げれば、届かない星空が瞬いていて」
提督「横に視線を移せば、様々な形と色の雲が、一緒に漂ってくれる」
提督「足下を見やればたくさんの人がいる。そこから上ってくるのだっているぐらいだ」
提督「月の裏側には兎も棲むと言うしな。なんだ、こうして考えると、案外お月さまも楽しそうにやってるじゃないか?」
鳳翔「……はい。そうですね。きっとそうです」ニコ
提督「これで酒があれば」
鳳翔「」ニッコリ
提督「はい」
鳳翔「……」
提督「……」
ホーホー
鳳翔「提督」
提督「どうしたね」
鳳翔「もう少しだけ、そちらに行ってもよろしいですか?」
提督「……先刻も言ったがね。胸襟は、もう開いているつもりだ」
鳳翔「はい」
提督「あとは君の好きなように、好きなところまで来ていいんだよ」
鳳翔「では……失礼して」スッ
提督「……」
鳳翔「……」
提督「こぶし一つ分、かな」
鳳翔「はい……」
提督「ちょっと風が出てきたな」
鳳翔「はい」
提督「寒くはないかい? 中に入ろうか」
鳳翔「いいえ。もう少しだけ、このまま」
提督「そうか」
鳳翔「……もう少しだけ、このままで」
提督「……」
鳳翔「いついつまでと、はっきりしたお約束は、ごめんなさい、できません」
提督「ああ」
鳳翔「それでも、よろしければ。この遠くも近くもない、このままの距離で」
提督「うん」
鳳翔「もう少しだけ、待っていてくださいますか――私のお月さま?」
提督「……ああ、待っているよ。その時が来るのを、楽しみに」ニコ
鳳翔「……」ニコ
艦!
_______
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/ ,.. -‐‐- 、 \
}∠,..完__これ_ \ \
/.:.:.:./ \|\:.:.:.\\ ,
,′i:/n n\i:.:.:.:.i‘, }
. i:人| U U l:.:.:Λ:‘,/
<人( ,':.:./__):.∠ニZ
/:.个: . __▽__ ,./:∠:._{>o<} <しかしッ!!
{:.:.:‘,( ) ( )__L/´ /:.:.| キング・クリムゾン!!
人:.:.:.: (・x ・l ト--{〉 ノi:.:./ すでにッ!
`¨¨´| |___,.{ 、_,.ノ
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| |___ __/
/ | |_|
⊂ノ⊂ノ 」.|
当初はこの後小料理屋エンドまでやるつもりでしたが力尽……エラーによってリザルト画面が飛びました
精神的には一番大人、肉体的には一番子ども、そんな恋愛をしてるカップルでしたね
書いてる側は結構楽しかったです
次はシンプルなベタ甘やりたいですね
大鯨か天城かリットリオか、でも加古もかっこいいなぁ!
まあそのへんです
それでは今回も、ご愛読いただきありがとうございました
またいずれお会いしましょう
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人:.:.:.: (・x ・l ト--{〉 ノi:.:./ すでにッ!
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当初はこの後小料理屋エンドまでやるつもりでしたが力尽……エラーによってリザルト画面が飛びました
精神的には一番大人、肉体的には一番子ども、そんな恋愛をしてるカップルでしたね
書いてる側は結構楽しかったです
次はシンプルなベタ甘やりたいですね
大鯨か天城かリットリオか、でも加古もかっこいいなぁ!
まあそのへんです
それでは今回も、ご愛読いただきありがとうございました
またいずれお会いしましょう
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