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元スレ提督「もう一杯、もらえるかな」鳳翔「……はい」
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荒れとんなあ皆糖分不足か?
>>1よ早く来てくれこのままじゃどうなるかわからん
>>1よ早く来てくれこのままじゃどうなるかわからん
お前がそう思うんならそうなんだろう、まあ気楽に吸えよ(シガレットスパァ
ここまで荒れたのは初めてである
戸惑う1の頭をカットして中を見たらなにが入ってるんですかねえ
戸惑う1の頭をカットして中を見たらなにが入ってるんですかねえ
>>107
年増アイドルは事務所に帰れ
年増アイドルは事務所に帰れ
雷に続きオトン提督第二弾かと思ったら
なんかしんみりした話になりそうだ。
でもどうせ最後は砂糖山盛りになるに決まってるけどな。
なんかしんみりした話になりそうだ。
でもどうせ最後は砂糖山盛りになるに決まってるけどな。
>>110
つ赤城
つ赤城
乙!
今回もいただきます!
……何かいきなり荒れてるけど、本作も無事に完結するよう祈ってます!
今回もいただきます!
……何かいきなり荒れてるけど、本作も無事に完結するよう祈ってます!
>>111
まさか、提督の亡くなった奥さんも鳳翔だったという展開か?
まさか、提督の亡くなった奥さんも鳳翔だったという展開か?
提督『……妻は元々、あまり身体が強い方ではなかったんだがね』グビ
鳳翔『……』
提督『流行性の感冒に罹って……そう。まさにああいうのを、「風邪をこじらせた」と言うんだろうな』グビッ
鳳翔『……』
提督『おっと、酒がもうないな。今夜はここで打ち止めか』
鳳翔『……』
提督『鳳翔くん?』
鳳翔『申し訳、ありません』
提督『……』
鳳翔『……』
提督『あー……』
鳳翔『』ビクッ
提督『やはり、こういう席でするような話ではなかったかな。気を悪くしたならすまない』ペコリ
鳳翔『な、なにを仰るんですか』
提督『ん、つまり……そう深刻に捉えないでほしい、ということなんだよ』
提督『妻と死別した、と言ってもね。もうずいぶんと昔の話だ』
提督『去年十三回忌を迎えたから……そうか、そんなになるのか……』
鳳翔『……』
提督『この期に及んで引きずってるとか、そういうことはないよ。それには時間が経ちすぎている』
提督『ただこの季節……水無月の、雨の長い夜、ふとした拍子に』
提督『少しだけ故人を偲んで、酒の雨を浴びたくなる』
提督『それだけのことなんだよ』
鳳翔『……』
鳳翔「という、次第で」
龍驤「……」
シーン
龍驤「ヘビィやわぁ……」ハァ
鳳翔「……です、ね」
龍驤「『ふられんかっただけ良かったやん』なんて気休めにもならんセリフが三回ほどうっかり口つきかけたわ。あかんあかん」
鳳翔「口にしちゃってますよ」
龍驤「ほんで、その後は?」
鳳翔「提督は……奥様の思い出話をしたがっているご様子でした」
龍驤(えぇ……)
鳳翔「ただ、それを私にしていいものかと、躊躇もなさっていたようです」
龍驤(空気の読めるオトンでほんまよかったぁ……!)グッ
鳳翔「最終的には、私の方から半ば無理矢理に、奥様との馴れ初め話などをお願いしたんですけどね……」ニコ
龍驤(なんで自分から抉られに行っとんねんんんんっっっ!!!!!!)
鳳翔「奥様のことを語る提督の眼差しは、とても楽しそうで、優しげで」
鳳翔「聞いている、見ている私の心にまで、あたたかなものが染みこんでくるようで」
鳳翔「私は、それが……それがっ、ぁ……」ポタ
龍驤「ええ。もうええ。ようがんばった。鳳翔さん、ようがんばった、偉かったで」ポンポン
鳳翔「……」
龍驤「提督の胸んとこにつかえてるいろんなもん、ほぐして、飲み込ませたったんやな。アンタのやったことは尊いわ。そうそうできることやない」
龍驤「でも、ま。下世話で現実的なとこに視線を戻すなら」
鳳翔「……」
龍驤「要するにぃ。提督フリーやん! 昔の嫁さんのことも、キレイな思い出になっとるみたいやし。まだまだチャンテは鳴り止んどらんで!」
鳳翔「……」
龍驤「……な、気が進まんって気持ちはわかるよ?」
鳳翔「……」
龍驤「でもなぁ、アンタが仏さんに遠慮して、挙句傷付いて、涙こらえる必要なんてどこにも」
鳳翔「違う、の」ポタ
龍驤「へ?」
鳳翔「そう、じゃ、ないんですっ」ポタポタ
龍驤「な、なにが?」
鳳翔「奥様の、お話は。少しだけ胸が痛くて、でもそれ以上に、提督の人となりが見えるようで、楽しくて」
鳳翔「楽しくて、つい。話が弾んで、つい。調子に乗って、つい!」
鳳翔「……聞いて、しまったん、です」
龍驤「……なんて?」
提督『ということがあってだな……なあ、本当に楽しいか? 他所の夫婦の惚気など聞いて』
鳳翔『ええ、ええ。とても楽しく拝聴していますよ』ニコニコ
提督『そ、そうか? ならいいんだが……』
鳳翔『そういえば提督』
提督『うん?』
鳳翔『奥様の十三回忌が昨年、ということでしたけど』
提督『ああ。それがなにか?』
鳳翔『だとすると、お子様は今中学生くらいでしょうか?』
シーン
提督『……』
鳳翔『提督?』
提督『……妻が』
鳳翔『は、はい』
提督『妻が、いまわの際に言ったんだ』
鳳翔『……』
提督『高熱にうなされながら、私の耳元で、掠れた声を振り絞って、言ったんだ』
鳳翔『……ぁ』
鳳翔「その言葉を最後に、提督は席を立ちました」
龍驤「……」
鳳翔「……」
龍驤「それやから泣いとったんか……」
鳳翔「……」コクリ
龍驤「……」
鳳翔「……」
シンッ…
鳳翔「私……」
龍驤「ん」
鳳翔「私、私……なんてお詫びしたら、いいんで、しょう……」グスッ
龍驤「……」
鳳翔「提督に、会わせる顔が……あぁ、どんな顔を、なにを言えば……」
龍驤「知らんわ」
鳳翔「……え」
龍驤「正直な話、な。確かに鳳翔さん、アンタにしては軽率やった」
龍驤「ちょっと足下見てれば避けられた地雷、おもっくそ踏み抜いてんのやから」
鳳翔「……」
龍驤「言うて提督も悪いわ」
鳳翔「はい?」
龍驤「せやろ? 引きずってない引きずってないって、さんざアピールしてアンタの注意力削いでんねんで?」
龍驤「この一件はアンタにも提督にも非がある。よってお相子。喧嘩両成敗……はちょっとちゃうか」
鳳翔「そ、そんなことは……!」ガタ
龍驤「とまあ、ここまでがウチの個人的な見解」
鳳翔「え」
龍驤「ほなら実際どないせぇって、鳳翔さんの好きにしたらええよ」
鳳翔「え、え」
龍驤「謝りたいんやろ?」
鳳翔「も、もちろん!」
龍驤「罵りたくはない?」
鳳翔「なんで私が提督を罵らなければいけないんです……?」
龍驤「そか、そか。なら謝ったらええやん」
鳳翔「はあ」
龍驤「あんなぁ、鳳翔さん。惚れた男にどないな言葉かけるんか、なんて自分の頭で考えることよ」
鳳翔「……それは、そう、ですね」
龍驤「なに言うんかは自分で考えぇ。そんで、ウチから言えるのはイッコだけ」
鳳翔「?」
龍驤「なに言ったってええやん。無茶苦茶したれや」ニカッ
鳳翔「………………はい?」
龍驤「誠心誠意込めて謝るなり、全部スルーしてなかったことにするなり、いっそチョメチョメして既成事実作るなり」
鳳翔「っっっ!?」ゴホゴホ
龍驤「好きにしたらええよぉ。アンタの好きなように」
鳳翔「しっしません、しませんよ、そんなこと?」アセアセ
龍驤「たとえそれがどんな事態を招いて、どんな結果になろうとも」
鳳翔「だ、だからぁ……」
龍驤「ウチらは『お母さん』の味方や」ニコ
鳳翔「……!」
龍驤「極論。極論も極論、世界の残り全部が、アンタの行いを責めたとして」
鳳翔「……」
龍驤「ウチが、赤城が、加賀が。ううん、この鎮守府の艦娘全員が、鳳翔さんの味方や」
鳳翔「……」
龍驤「足りへん?」ニコ
鳳翔「……いいえ、まったく」ニコ
ポタッ
鳳翔「まったく、まったく足りすぎていて。困って、しまうぐらい、です……」ポタポタ
シトシト
提督「なに? 明日また酒席を?」
鳳翔「どうでしょう?」
提督「それは別に構わないが……それよりだな、昨夜のことで話が」
鳳翔「私もです」ニコ
提督「……」
鳳翔「……」ニコニコ
提督「内容が内容だ。できれば素面で話をしたいんだが」
鳳翔「でも明日は……飲まずにはいられないでしょう?」
提督「……」
鳳翔「……」
提督「わかったよ。明晩だな」
鳳翔「我儘を聞いていただいて、ありがとうございますね」ペコリ
提督「飲ませてもらう側が頭を下げられているようでは、世話がないな」クス
鳳翔「提督」
提督「うん?」
鳳翔「明日は……」
提督「……明日は?」
鳳翔「明日こそは、晴れるといいですね」ニコ
提督「……」
シトシトシト
提督「……そうだな」
シリアス()とかパパッと砂糖盛って、次回で終わりっ!
次でお話としては一区切りです
その後は……
ご一読ありがとうございました
次でお話としては一区切りです
その後は……
ご一読ありがとうございました
乙。
こんなにイイ女として描かれてる龍驤見たことねぇや
ここから突然RJルートに行っても許せるくらい
こんなにイイ女として描かれてる龍驤見たことねぇや
ここから突然RJルートに行っても許せるくらい
乙
ここからどれだけ甘くなっていくのか……
まだブラックコーヒーは要らないな(慢心)
ここからどれだけ甘くなっていくのか……
まだブラックコーヒーは要らないな(慢心)
オトンとオカンの教育がいいからRJがいい子に育ったんだな。
その割に胸はあんまり育ってゲフンゲフン。
その割に胸はあんまり育ってゲフンゲフン。
流れからしてこれは3人目のご懐妊ルート!
そうだろ!?そうだな!?
そうだろ!?そうだな!?
RJイケメンすぎやろなにこれ…
今まで駆逐艦だのバカにしとった自分殴りたいぐらいあるわ…
今まで駆逐艦だのバカにしとった自分殴りたいぐらいあるわ…
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