のくす牧場
コンテンツ
牧場内検索
カウンタ
総計:127,535,962人
昨日:no data人
今日:
最近の注目
人気の最安値情報

元スレいろは「付き合ってください」 八幡「はぁ?」

SS+覧 / PC版 /
スレッド評価: スレッド評価について
みんなの評価 :
タグ : - いろは ×2+ - 俺ガイル + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
←前へ 1 2 3 4 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitter

101 :

おつおつ
いろはす...(´;ω;`)

102 = 1 :

翌日 昼休み
八幡「……」モグモグ

戸塚「八幡!」

八幡「よっ」

戸塚「うん、よっ」

八幡(天使だ……)

103 = 1 :

戸塚「なんか久しぶりだね、ここで八幡が食べてるの」

八幡「最近、忙しくてな」

戸塚「そっかぁ……って八幡、あんまり食べてないね?」

八幡「……えっ」

戸塚「パンが2つも残ってるよ? 昼休みも結構時間経ってるのにまだ食べてないの?」

八幡「……」

戸塚「八幡?」

八幡「いや、考え事しててな」

戸塚「どうしたの?」

八幡「大丈夫だ。大したことじゃないから」

戸塚「そう……?」

八幡「1つ食うか? テニスやったから腹減ってるだろ?」

戸塚「いいの? ありがとう」

戸塚「……」モグモク

八幡「……」モグモグ

戸塚「……八幡」

八幡「ん?」

戸塚「僕のこと頼ってね」

八幡「……おう」

104 = 34 :

まあ遠まわしでなくもっとストレートにいくべきだよな
サッカー部員に対しても八幡に対しても

105 = 1 :

放課後 奉仕部
八幡「……」ペラペラ

雪乃「……」

由比ヶ浜「……ヒッキー」

八幡「なんだよ?」

由比ヶ浜「いろはちゃんと仲直りできた?」

八幡「いや、会ってないし。それに仲直りとか、喧嘩した訳じゃないだろ」

由比ヶ浜「違うの……?」

八幡「ただ依頼が終わっただけだ。それ以上の事はなんもねえよ」

由比ヶ浜「そっか……」

106 = 1 :

校門前
八幡「……」



八幡「さて、帰るか」

107 = 1 :

翌日 昼休み
葉山「比企谷君、ちょっといいかな?」

八幡「なんの用だ」

葉山「昨日、うちの部員がいろはをデートを誘ったんだが、いろはがきっぱり断ってね」

八幡「行きたくないなら、断るのは普通のことだろ」

葉山「以前のいろはなら、行きたくない誘いでも当たり障りのないようにしてたよ」

八幡「けど、そうすることで勘違いしたままの奴だっている。相手の為にも明確に断るのは、そう悪いことじゃないだろ」

葉山「そうかもしれない。でも、いろはがはっきりと断るのは意外だったんだよ」

葉山「だから、君の影響かなって思ってね」

八幡「……俺は人に影響を与えるような人間じゃねえよ」

葉山「そんなことないよ。君は、君が思ってる以上に周りに影響を与えてる。いい意味でも、悪い意味でもね」

108 = 1 :

八幡「もういいだろ。俺は行くぞ」

葉山「引き留めてごめん。比企谷君、いろはのこと宜しく頼むよ」

八幡「お前が面倒見てやれよ、喜ぶぞ」

葉山「どうかな、今は君を頼ってると思うけどな」

八幡「そんなこと、あるわけねえだろ」

葉山「君は悪意には敏感だけど、好意には鈍いんだね」

109 = 1 :

放課後 校門前
八幡「一色……」

いろは「……」

八幡「……部活終わったのか?」

いろは「はい……」

八幡「そうか」

いろは「……お先に失礼します」

八幡「……お疲れ」

110 :

葉山って八幡のこと
ヒキタニ君→比企谷じゃなかった?

111 = 1 :

比企谷家
八幡「……」

小町「お兄ちゃん……電気もつけないでどうしたの?」

八幡「小町……話聞いてくれるか……?」

小町「……いいよ。聞いてあげる」

112 = 1 :

>>110
最初はヒキタニ呼びでしたけど、5巻辺りで比企谷くんって呼んでなかったでしたっけ?

113 = 1 :

八幡「……ていう事があってな」

小町「お兄ちゃんは逃げてるだけだよね」

小町「小町ちょっと怒ってるからね。自分の気持ちを隠すために小町を使うのは許さないよ」

八幡「……すまん」

小町「次はないからね」

114 = 1 :

小町「それで、どうやって一色さんと仲直りするかだけど」

八幡「いや、仲直りしたいとか言ってないけど……」

小町「はぁ……まだそんなこと言うの? じゃあ、どうしたいの?」

八幡「自分でもよくわからん」

小町「……お兄ちゃんはさ、拒絶されるのが怖いから、わからない振りをしてるんでしょ? 本当は一色さんと仲直りしたいんじゃないの?」

小町「素直になりなよ。一色さんはお兄ちゃんの事を受け止めてくれるよ」

八幡「会ったこともないのによく断言できるな」

小町「女の勘てやつだよ!」

八幡「信用できねえ……」

小町「女の勘は結構当たるもんだよ?」

115 :

比企谷のときは君はつかないってこと
ヒキタニ君or比企谷

116 = 1 :

小町「お兄ちゃんは、一色さんと一緒にいて楽しかったんでしょ?」

八幡「……退屈ではなかったな」

小町「面倒くさいなぁ……小町にならいいけど、一色さんには素直な気持ちを言うんだよ?」

小町「お兄ちゃんの捻デレが誰にでも通用するわけじゃないんだからね」

117 = 1 :

>>115
そうだったかも……
申し訳ないです

118 = 110 :

細かいこと言って悪いな
面白いから期待

119 = 1 :

翌日朝 比企谷家
八幡「さてと……」

小町「お、お兄ちゃん……? どうして制服着てるの……?」

八幡「いや、学校行くんだよ」

小町「今日は土曜日だよ? 学校休みじゃないの?」

八幡「ちょっと用があってな」

小町「えっ」

八幡「なんだよ」

小町「お兄ちゃんがこんなに早く行動に移すなんて信じられない……」

八幡「……行ってくる」

120 = 1 :

>>118
いえいえ、指摘いただいて助かります!
でも、このあと、もう一度だけ葉山が比企谷くん呼びします。いまから修正だとおかしくなっちゃうんで……すみません。

121 = 1 :

グラウンド
戸部「あれー? ヒキタニくんじゃん。どしたん?」

八幡「……一色いないか?」

葉山「いろはなら生徒会室に行ったよ」

八幡「わかった。練習中、悪かったな」

葉山「休憩中だったし大丈夫だよ」

八幡「そうか……じゃあ、行くわ」

葉山「比企谷君」

八幡「なんだよ」

葉山「いろはのこと、宜しく頼むよ」

八幡「……ああ、善処する」

122 = 1 :

ちょっと抜けます。

123 :

自分、脱いでいいっすか?

124 = 1 :

生徒会室
八幡「一色いるか?」

いろは「……どうしたんですか? 今日は土曜日ですよ」

八幡「……礼を言いにきた」

いろは「えっ?」

八幡「3日間だけだったけど、お前と一緒にいて楽しかったよ」

八幡「ありがとう」

125 = 1 :

おまわりさん、>>123この人です

126 = 1 :

いろは「……突然なんですか」

八幡「ちゃんと言えてなかったからな」

いろは「わたしが妹さんに似てるから楽しかったんですよね? 先輩はシスコンみたいですし」

八幡「……本当はお前と妹を重ねてなかったんだ」

いろは「……じゃあなんであんなこと言ったんですか?」

八幡「あのときはそう思ってたんだ」

八幡「……でも本当は、お前だから優しくできたんだ。お前と一緒だから楽しかったんだよ」

127 = 1 :

いろは「……そんなの信じられないですよ」

八幡「お前と会わなくなってから、昼飯は美味くねえし、帰りなんて無意識の内にお前を探してるんだ」

八幡「自分でも気付かないうちに、お前と一緒にいる事が楽しみになってたんだ」

いろは「……たった3日間でそんなになるなんて、先輩はちょろすぎますよ」

八幡「かもな」

128 = 1 :

いろは「今日の先輩はおかしいです。やけに素直だし……」

八幡「まぁ、たまには素直に気持ちを伝えるのも悪くねえだろ」

いろは「……なら、わたしも素直になります」

八幡「おう……?」

いろは「先輩は顔はそこそこいいけど、ヤバイ目してるから台無しだし」

いろは「性格なんて捻ねくれてるし、ときどき意識高い系みたいなよくわかんないこと言うし」

八幡「素直すぎだから……」

いろは「でも、わたしにとっては優しい、頼りになる先輩なんです」

いろは「そして……わたしの……」

いろは「わたしの、大事な人です」

八幡「……そうか」

いろは「……先輩、顔真っ赤ですよ?」

八幡「お前もだろ」プイッ

129 = 1 :

>>128
一部訂正


いろは「今日の先輩はおかしいです。やけに素直だし……」

八幡「まぁ、たまには素直に気持ちを伝えるのも悪くねえだろ」

いろは「……なら、わたしも素直になります」

八幡「おう……?」

いろは「先輩は顔はそこそこいいけど、ヤバイ目してるから台無しだし」

いろは「性格なんて捻ねくれてるし、ときどき意識高い系みたいなよくわかんないこと言うし」

八幡「素直すぎだから……」

いろは「でも、わたしにとっては、優しくて頼りになる先輩なんです」

いろは「そして……わたしの……」

いろは「わたしの、大事な人です」

八幡「……そうか」

いろは「……先輩、顔真っ赤ですよ?」

八幡「お前もだろ」プイッ

130 = 1 :

八幡「……なぁ」

いろは「はい?」

八幡「これからは演技とかそういうのじゃなくてよ……」

いろは「は、はい……」

八幡「お、俺と……」

いろは「……」ゴクリ

八幡「一緒に帰ったり、飯食ったりしてくれないか?」

いろは「……は?」

132 = 1 :

月曜日 放課後 奉仕部
いろは「先輩、遅いですよ」

八幡「ああ、悪い……えっ」

八幡「……お前、なんでここにいるの?」

いろは「由比ヶ浜先輩と雪ノ下先輩に、今回のことを報告しに来たんですよ」

由比ヶ浜「ヒッキー、いろはちゃんと仲直りできて良かったね!」

雪乃「一色さん、この男に脅迫されたのなら、無理せず相談するのよ?」

八幡「脅迫って……普通に話しただけだぞ」

雪乃「あら、話せるなんて優秀じゃない」

八幡「俺を猿扱いするな」

133 :

流石八幡期待を裏切らないwwwwww

134 = 1 :

由比ヶ浜「どんな話をしたの?」

いろは「先輩が許して欲しいって泣きながらお願いしてきたんですよ。なので、仕方なく許してあげたんです」

由比ヶ浜「えっ……ヒッキーが泣いてたの……?」

八幡「いや、泣いてないから」

いろは「顔は真っ赤でしたけどね」

八幡「……それはお前もだろ」

135 = 1 :

いろは「先輩、帰りなんですけど本屋寄りませんか?」

八幡「本屋なら俺も行くつもりだったから、別に構わないぞ」

由比ヶ浜「えっ」

雪乃「……」

八幡「なんだよ?」

由比ヶ浜「ふ、二人で帰るの?」

いろは「先輩に泣きながらお願いされたんですよ」

八幡「だから、泣いてねえから」

由比ヶ浜「お願いしたのは否定しないんだ……」

136 = 1 :

雪乃「……私も本屋に行く用事があるのだけれど」

いろは「そうなんですか?」



いろは「でも、今日は先輩と二人がいいので、また今度じゃダメですか?」

由比ヶ浜「えっ」

雪乃「えっ」

いろは「すみません。そろそろ、生徒会に行かないと……」

雪乃「一色さん、待っ……」

いろは「でわ、失礼します」

由比ヶ浜「行っちゃった……」

雪乃「……」ジー

由比ヶ浜「……」ジー

八幡「俺を睨むな……俺は無実だ」

137 :

いろはす〜

138 = 1 :

校門前
いろは「すみません。待たせちゃいました?」

八幡「まぁ、10分ぐらいな」

いろは「……」ベシ

八幡「な、なんだよ」

いろは「いま来たとこって返すべきだと何回言えば分かるんですか?」

八幡「素直に言って、なにが悪いんだよ?」

いろは「……先輩は正直になるところが間違ってるんですよ」

139 = 1 :

移動中
いろは「先輩、手が寒いです……」

八幡「手袋はどうしたんだよ?」

いろは「忘れちゃって……」

八幡「自販機で温かいやつ買ってやるから、もう少し我慢しろ」

いろは「……先輩じゃ仕方ないか」

八幡「なにがだよ」

いろは「今のは黙って手を繋ぐのが正解ですよ?」

八幡「そんな行動して、受け入れてもらえるのはイケメンに限るだろ」

いろは「いやぁ……いくらイケメンでも好きじゃないなら、さすがに嫌ですよ」

八幡「顔じゃないのか?」

いろは「違いますよ。好きな人にされるのがいいんです」

八幡「なるほどな」

いろは「そもそも、好きな人以外と手を繋ぐとかありえませんよ」

八幡「じゃあ、俺が手を繋ぐのは不正解じゃねえか」

いろは「……先輩、殴っていいですか?」

140 = 1 :

いろは「ここまでくると、鈍いってよりもヘタレですね」

八幡「なんでそうなるんだよ……」

いろは「この前だって、最後の最後に一緒に帰ろうとかヘタレるし」

いろは「もっとこう……男らしく言うべきじゃないですかね」

八幡「なんだそれ……じゃあ、なんて言うのが正解だったんだよ?」

いろは「わたしに言わせますか……ヘタレすぎますよ……」

いろは「まぁ、先輩から言ってもらうのを待ってたら、一生待たないといけない気がしますから、私から言ってあげますよ」

八幡「……?」

いろは「先輩!」

八幡「な、なんだよ」

いろは「先輩のことが好きです!」

いろは「わたしと……」






いろは「付き合ってください!」


END

141 = 30 :

えんだあああああああああ

142 :

乙乙

143 :

いやあああああぁああいああ!!!!

144 = 1 :

こんな駄文を読んでくださり、ありがとうございました!

145 = 131 :

おつお

147 :

乙です
いろはす大勝利!

148 :

おつ
俺もいろはち書こうかなぁ

149 :

今更だが、2人の時は比企谷だった希ガス

150 = 31 :

いろはすかわいい!
あと比企谷呼びはちょっとマジな雰囲気の時だけじゃなかった?
二人きりでも最初ヒキタニ君って言ってて、シリアスになった話の終わり頃は比企谷って言ったり


←前へ 1 2 3 4 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitterで / SS+一覧へ
スレッド評価: スレッド評価について
みんなの評価 :
タグ : - いろは ×2+ - 俺ガイル + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。

類似してるかもしれないスレッド


トップメニューへ / →のくす牧場書庫について