私的良スレ書庫
不明な単語は2ch用語を / 要望・削除依頼は掲示板へ。不適切な画像報告もこちらへどうぞ。 / 管理情報はtwitterでログインするとレス評価できます。 登録ユーザには一部の画像が表示されますので、問題のある画像や記述を含むレスに「禁」ボタンを押してください。
元スレいろは「付き合ってください」 八幡「はぁ?」
SS+ スレッド一覧へ / SS+ とは? / 携帯版 / dat(gz)で取得 / トップメニューみんなの評価 : ☆
レスフィルター : (試験中)
翌日 昼休み
八幡「……」モグモグ
戸塚「八幡!」
八幡「よっ」
戸塚「うん、よっ」
八幡(天使だ……)
八幡「……」モグモグ
戸塚「八幡!」
八幡「よっ」
戸塚「うん、よっ」
八幡(天使だ……)
戸塚「なんか久しぶりだね、ここで八幡が食べてるの」
八幡「最近、忙しくてな」
戸塚「そっかぁ……って八幡、あんまり食べてないね?」
八幡「……えっ」
戸塚「パンが2つも残ってるよ? 昼休みも結構時間経ってるのにまだ食べてないの?」
八幡「……」
戸塚「八幡?」
八幡「いや、考え事しててな」
戸塚「どうしたの?」
八幡「大丈夫だ。大したことじゃないから」
戸塚「そう……?」
八幡「1つ食うか? テニスやったから腹減ってるだろ?」
戸塚「いいの? ありがとう」
戸塚「……」モグモク
八幡「……」モグモグ
戸塚「……八幡」
八幡「ん?」
戸塚「僕のこと頼ってね」
八幡「……おう」
八幡「最近、忙しくてな」
戸塚「そっかぁ……って八幡、あんまり食べてないね?」
八幡「……えっ」
戸塚「パンが2つも残ってるよ? 昼休みも結構時間経ってるのにまだ食べてないの?」
八幡「……」
戸塚「八幡?」
八幡「いや、考え事しててな」
戸塚「どうしたの?」
八幡「大丈夫だ。大したことじゃないから」
戸塚「そう……?」
八幡「1つ食うか? テニスやったから腹減ってるだろ?」
戸塚「いいの? ありがとう」
戸塚「……」モグモク
八幡「……」モグモグ
戸塚「……八幡」
八幡「ん?」
戸塚「僕のこと頼ってね」
八幡「……おう」
まあ遠まわしでなくもっとストレートにいくべきだよな
サッカー部員に対しても八幡に対しても
サッカー部員に対しても八幡に対しても
放課後 奉仕部
八幡「……」ペラペラ
雪乃「……」
由比ヶ浜「……ヒッキー」
八幡「なんだよ?」
由比ヶ浜「いろはちゃんと仲直りできた?」
八幡「いや、会ってないし。それに仲直りとか、喧嘩した訳じゃないだろ」
由比ヶ浜「違うの……?」
八幡「ただ依頼が終わっただけだ。それ以上の事はなんもねえよ」
由比ヶ浜「そっか……」
八幡「……」ペラペラ
雪乃「……」
由比ヶ浜「……ヒッキー」
八幡「なんだよ?」
由比ヶ浜「いろはちゃんと仲直りできた?」
八幡「いや、会ってないし。それに仲直りとか、喧嘩した訳じゃないだろ」
由比ヶ浜「違うの……?」
八幡「ただ依頼が終わっただけだ。それ以上の事はなんもねえよ」
由比ヶ浜「そっか……」
翌日 昼休み
葉山「比企谷君、ちょっといいかな?」
八幡「なんの用だ」
葉山「昨日、うちの部員がいろはをデートを誘ったんだが、いろはがきっぱり断ってね」
八幡「行きたくないなら、断るのは普通のことだろ」
葉山「以前のいろはなら、行きたくない誘いでも当たり障りのないようにしてたよ」
八幡「けど、そうすることで勘違いしたままの奴だっている。相手の為にも明確に断るのは、そう悪いことじゃないだろ」
葉山「そうかもしれない。でも、いろはがはっきりと断るのは意外だったんだよ」
葉山「だから、君の影響かなって思ってね」
八幡「……俺は人に影響を与えるような人間じゃねえよ」
葉山「そんなことないよ。君は、君が思ってる以上に周りに影響を与えてる。いい意味でも、悪い意味でもね」
葉山「比企谷君、ちょっといいかな?」
八幡「なんの用だ」
葉山「昨日、うちの部員がいろはをデートを誘ったんだが、いろはがきっぱり断ってね」
八幡「行きたくないなら、断るのは普通のことだろ」
葉山「以前のいろはなら、行きたくない誘いでも当たり障りのないようにしてたよ」
八幡「けど、そうすることで勘違いしたままの奴だっている。相手の為にも明確に断るのは、そう悪いことじゃないだろ」
葉山「そうかもしれない。でも、いろはがはっきりと断るのは意外だったんだよ」
葉山「だから、君の影響かなって思ってね」
八幡「……俺は人に影響を与えるような人間じゃねえよ」
葉山「そんなことないよ。君は、君が思ってる以上に周りに影響を与えてる。いい意味でも、悪い意味でもね」
八幡「もういいだろ。俺は行くぞ」
葉山「引き留めてごめん。比企谷君、いろはのこと宜しく頼むよ」
八幡「お前が面倒見てやれよ、喜ぶぞ」
葉山「どうかな、今は君を頼ってると思うけどな」
八幡「そんなこと、あるわけねえだろ」
葉山「君は悪意には敏感だけど、好意には鈍いんだね」
葉山「引き留めてごめん。比企谷君、いろはのこと宜しく頼むよ」
八幡「お前が面倒見てやれよ、喜ぶぞ」
葉山「どうかな、今は君を頼ってると思うけどな」
八幡「そんなこと、あるわけねえだろ」
葉山「君は悪意には敏感だけど、好意には鈍いんだね」
放課後 校門前
八幡「一色……」
いろは「……」
八幡「……部活終わったのか?」
いろは「はい……」
八幡「そうか」
いろは「……お先に失礼します」
八幡「……お疲れ」
八幡「一色……」
いろは「……」
八幡「……部活終わったのか?」
いろは「はい……」
八幡「そうか」
いろは「……お先に失礼します」
八幡「……お疲れ」
比企谷家
八幡「……」
小町「お兄ちゃん……電気もつけないでどうしたの?」
八幡「小町……話聞いてくれるか……?」
小町「……いいよ。聞いてあげる」
八幡「……」
小町「お兄ちゃん……電気もつけないでどうしたの?」
八幡「小町……話聞いてくれるか……?」
小町「……いいよ。聞いてあげる」
>>110
最初はヒキタニ呼びでしたけど、5巻辺りで比企谷くんって呼んでなかったでしたっけ?
最初はヒキタニ呼びでしたけど、5巻辺りで比企谷くんって呼んでなかったでしたっけ?
八幡「……ていう事があってな」
小町「お兄ちゃんは逃げてるだけだよね」
小町「小町ちょっと怒ってるからね。自分の気持ちを隠すために小町を使うのは許さないよ」
八幡「……すまん」
小町「次はないからね」
小町「お兄ちゃんは逃げてるだけだよね」
小町「小町ちょっと怒ってるからね。自分の気持ちを隠すために小町を使うのは許さないよ」
八幡「……すまん」
小町「次はないからね」
小町「それで、どうやって一色さんと仲直りするかだけど」
八幡「いや、仲直りしたいとか言ってないけど……」
小町「はぁ……まだそんなこと言うの? じゃあ、どうしたいの?」
八幡「自分でもよくわからん」
小町「……お兄ちゃんはさ、拒絶されるのが怖いから、わからない振りをしてるんでしょ? 本当は一色さんと仲直りしたいんじゃないの?」
小町「素直になりなよ。一色さんはお兄ちゃんの事を受け止めてくれるよ」
八幡「会ったこともないのによく断言できるな」
小町「女の勘てやつだよ!」
八幡「信用できねえ……」
小町「女の勘は結構当たるもんだよ?」
八幡「いや、仲直りしたいとか言ってないけど……」
小町「はぁ……まだそんなこと言うの? じゃあ、どうしたいの?」
八幡「自分でもよくわからん」
小町「……お兄ちゃんはさ、拒絶されるのが怖いから、わからない振りをしてるんでしょ? 本当は一色さんと仲直りしたいんじゃないの?」
小町「素直になりなよ。一色さんはお兄ちゃんの事を受け止めてくれるよ」
八幡「会ったこともないのによく断言できるな」
小町「女の勘てやつだよ!」
八幡「信用できねえ……」
小町「女の勘は結構当たるもんだよ?」
小町「お兄ちゃんは、一色さんと一緒にいて楽しかったんでしょ?」
八幡「……退屈ではなかったな」
小町「面倒くさいなぁ……小町にならいいけど、一色さんには素直な気持ちを言うんだよ?」
小町「お兄ちゃんの捻デレが誰にでも通用するわけじゃないんだからね」
八幡「……退屈ではなかったな」
小町「面倒くさいなぁ……小町にならいいけど、一色さんには素直な気持ちを言うんだよ?」
小町「お兄ちゃんの捻デレが誰にでも通用するわけじゃないんだからね」
翌日朝 比企谷家
八幡「さてと……」
小町「お、お兄ちゃん……? どうして制服着てるの……?」
八幡「いや、学校行くんだよ」
小町「今日は土曜日だよ? 学校休みじゃないの?」
八幡「ちょっと用があってな」
小町「えっ」
八幡「なんだよ」
小町「お兄ちゃんがこんなに早く行動に移すなんて信じられない……」
八幡「……行ってくる」
八幡「さてと……」
小町「お、お兄ちゃん……? どうして制服着てるの……?」
八幡「いや、学校行くんだよ」
小町「今日は土曜日だよ? 学校休みじゃないの?」
八幡「ちょっと用があってな」
小町「えっ」
八幡「なんだよ」
小町「お兄ちゃんがこんなに早く行動に移すなんて信じられない……」
八幡「……行ってくる」
グラウンド
戸部「あれー? ヒキタニくんじゃん。どしたん?」
八幡「……一色いないか?」
葉山「いろはなら生徒会室に行ったよ」
八幡「わかった。練習中、悪かったな」
葉山「休憩中だったし大丈夫だよ」
八幡「そうか……じゃあ、行くわ」
葉山「比企谷君」
八幡「なんだよ」
葉山「いろはのこと、宜しく頼むよ」
八幡「……ああ、善処する」
戸部「あれー? ヒキタニくんじゃん。どしたん?」
八幡「……一色いないか?」
葉山「いろはなら生徒会室に行ったよ」
八幡「わかった。練習中、悪かったな」
葉山「休憩中だったし大丈夫だよ」
八幡「そうか……じゃあ、行くわ」
葉山「比企谷君」
八幡「なんだよ」
葉山「いろはのこと、宜しく頼むよ」
八幡「……ああ、善処する」
生徒会室
八幡「一色いるか?」
いろは「……どうしたんですか? 今日は土曜日ですよ」
八幡「……礼を言いにきた」
いろは「えっ?」
八幡「3日間だけだったけど、お前と一緒にいて楽しかったよ」
八幡「ありがとう」
八幡「一色いるか?」
いろは「……どうしたんですか? 今日は土曜日ですよ」
八幡「……礼を言いにきた」
いろは「えっ?」
八幡「3日間だけだったけど、お前と一緒にいて楽しかったよ」
八幡「ありがとう」
おまわりさん、>>123この人です
いろは「……突然なんですか」
八幡「ちゃんと言えてなかったからな」
いろは「わたしが妹さんに似てるから楽しかったんですよね? 先輩はシスコンみたいですし」
八幡「……本当はお前と妹を重ねてなかったんだ」
いろは「……じゃあなんであんなこと言ったんですか?」
八幡「あのときはそう思ってたんだ」
八幡「……でも本当は、お前だから優しくできたんだ。お前と一緒だから楽しかったんだよ」
八幡「ちゃんと言えてなかったからな」
いろは「わたしが妹さんに似てるから楽しかったんですよね? 先輩はシスコンみたいですし」
八幡「……本当はお前と妹を重ねてなかったんだ」
いろは「……じゃあなんであんなこと言ったんですか?」
八幡「あのときはそう思ってたんだ」
八幡「……でも本当は、お前だから優しくできたんだ。お前と一緒だから楽しかったんだよ」
いろは「……そんなの信じられないですよ」
八幡「お前と会わなくなってから、昼飯は美味くねえし、帰りなんて無意識の内にお前を探してるんだ」
八幡「自分でも気付かないうちに、お前と一緒にいる事が楽しみになってたんだ」
いろは「……たった3日間でそんなになるなんて、先輩はちょろすぎますよ」
八幡「かもな」
八幡「お前と会わなくなってから、昼飯は美味くねえし、帰りなんて無意識の内にお前を探してるんだ」
八幡「自分でも気付かないうちに、お前と一緒にいる事が楽しみになってたんだ」
いろは「……たった3日間でそんなになるなんて、先輩はちょろすぎますよ」
八幡「かもな」
いろは「今日の先輩はおかしいです。やけに素直だし……」
八幡「まぁ、たまには素直に気持ちを伝えるのも悪くねえだろ」
いろは「……なら、わたしも素直になります」
八幡「おう……?」
いろは「先輩は顔はそこそこいいけど、ヤバイ目してるから台無しだし」
いろは「性格なんて捻ねくれてるし、ときどき意識高い系みたいなよくわかんないこと言うし」
八幡「素直すぎだから……」
いろは「でも、わたしにとっては優しい、頼りになる先輩なんです」
いろは「そして……わたしの……」
いろは「わたしの、大事な人です」
八幡「……そうか」
いろは「……先輩、顔真っ赤ですよ?」
八幡「お前もだろ」プイッ
八幡「まぁ、たまには素直に気持ちを伝えるのも悪くねえだろ」
いろは「……なら、わたしも素直になります」
八幡「おう……?」
いろは「先輩は顔はそこそこいいけど、ヤバイ目してるから台無しだし」
いろは「性格なんて捻ねくれてるし、ときどき意識高い系みたいなよくわかんないこと言うし」
八幡「素直すぎだから……」
いろは「でも、わたしにとっては優しい、頼りになる先輩なんです」
いろは「そして……わたしの……」
いろは「わたしの、大事な人です」
八幡「……そうか」
いろは「……先輩、顔真っ赤ですよ?」
八幡「お前もだろ」プイッ
>>128
一部訂正
いろは「今日の先輩はおかしいです。やけに素直だし……」
八幡「まぁ、たまには素直に気持ちを伝えるのも悪くねえだろ」
いろは「……なら、わたしも素直になります」
八幡「おう……?」
いろは「先輩は顔はそこそこいいけど、ヤバイ目してるから台無しだし」
いろは「性格なんて捻ねくれてるし、ときどき意識高い系みたいなよくわかんないこと言うし」
八幡「素直すぎだから……」
いろは「でも、わたしにとっては、優しくて頼りになる先輩なんです」
いろは「そして……わたしの……」
いろは「わたしの、大事な人です」
八幡「……そうか」
いろは「……先輩、顔真っ赤ですよ?」
八幡「お前もだろ」プイッ
一部訂正
いろは「今日の先輩はおかしいです。やけに素直だし……」
八幡「まぁ、たまには素直に気持ちを伝えるのも悪くねえだろ」
いろは「……なら、わたしも素直になります」
八幡「おう……?」
いろは「先輩は顔はそこそこいいけど、ヤバイ目してるから台無しだし」
いろは「性格なんて捻ねくれてるし、ときどき意識高い系みたいなよくわかんないこと言うし」
八幡「素直すぎだから……」
いろは「でも、わたしにとっては、優しくて頼りになる先輩なんです」
いろは「そして……わたしの……」
いろは「わたしの、大事な人です」
八幡「……そうか」
いろは「……先輩、顔真っ赤ですよ?」
八幡「お前もだろ」プイッ
八幡「……なぁ」
いろは「はい?」
八幡「これからは演技とかそういうのじゃなくてよ……」
いろは「は、はい……」
八幡「お、俺と……」
いろは「……」ゴクリ
八幡「一緒に帰ったり、飯食ったりしてくれないか?」
いろは「……は?」
いろは「はい?」
八幡「これからは演技とかそういうのじゃなくてよ……」
いろは「は、はい……」
八幡「お、俺と……」
いろは「……」ゴクリ
八幡「一緒に帰ったり、飯食ったりしてくれないか?」
いろは「……は?」
月曜日 放課後 奉仕部
いろは「先輩、遅いですよ」
八幡「ああ、悪い……えっ」
八幡「……お前、なんでここにいるの?」
いろは「由比ヶ浜先輩と雪ノ下先輩に、今回のことを報告しに来たんですよ」
由比ヶ浜「ヒッキー、いろはちゃんと仲直りできて良かったね!」
雪乃「一色さん、この男に脅迫されたのなら、無理せず相談するのよ?」
八幡「脅迫って……普通に話しただけだぞ」
雪乃「あら、話せるなんて優秀じゃない」
八幡「俺を猿扱いするな」
いろは「先輩、遅いですよ」
八幡「ああ、悪い……えっ」
八幡「……お前、なんでここにいるの?」
いろは「由比ヶ浜先輩と雪ノ下先輩に、今回のことを報告しに来たんですよ」
由比ヶ浜「ヒッキー、いろはちゃんと仲直りできて良かったね!」
雪乃「一色さん、この男に脅迫されたのなら、無理せず相談するのよ?」
八幡「脅迫って……普通に話しただけだぞ」
雪乃「あら、話せるなんて優秀じゃない」
八幡「俺を猿扱いするな」
由比ヶ浜「どんな話をしたの?」
いろは「先輩が許して欲しいって泣きながらお願いしてきたんですよ。なので、仕方なく許してあげたんです」
由比ヶ浜「えっ……ヒッキーが泣いてたの……?」
八幡「いや、泣いてないから」
いろは「顔は真っ赤でしたけどね」
八幡「……それはお前もだろ」
いろは「先輩が許して欲しいって泣きながらお願いしてきたんですよ。なので、仕方なく許してあげたんです」
由比ヶ浜「えっ……ヒッキーが泣いてたの……?」
八幡「いや、泣いてないから」
いろは「顔は真っ赤でしたけどね」
八幡「……それはお前もだろ」
いろは「先輩、帰りなんですけど本屋寄りませんか?」
八幡「本屋なら俺も行くつもりだったから、別に構わないぞ」
由比ヶ浜「えっ」
雪乃「……」
八幡「なんだよ?」
由比ヶ浜「ふ、二人で帰るの?」
いろは「先輩に泣きながらお願いされたんですよ」
八幡「だから、泣いてねえから」
由比ヶ浜「お願いしたのは否定しないんだ……」
八幡「本屋なら俺も行くつもりだったから、別に構わないぞ」
由比ヶ浜「えっ」
雪乃「……」
八幡「なんだよ?」
由比ヶ浜「ふ、二人で帰るの?」
いろは「先輩に泣きながらお願いされたんですよ」
八幡「だから、泣いてねえから」
由比ヶ浜「お願いしたのは否定しないんだ……」
雪乃「……私も本屋に行く用事があるのだけれど」
いろは「そうなんですか?」
いろは「でも、今日は先輩と二人がいいので、また今度じゃダメですか?」
由比ヶ浜「えっ」
雪乃「えっ」
いろは「すみません。そろそろ、生徒会に行かないと……」
雪乃「一色さん、待っ……」
いろは「でわ、失礼します」
由比ヶ浜「行っちゃった……」
雪乃「……」ジー
由比ヶ浜「……」ジー
八幡「俺を睨むな……俺は無実だ」
いろは「そうなんですか?」
いろは「でも、今日は先輩と二人がいいので、また今度じゃダメですか?」
由比ヶ浜「えっ」
雪乃「えっ」
いろは「すみません。そろそろ、生徒会に行かないと……」
雪乃「一色さん、待っ……」
いろは「でわ、失礼します」
由比ヶ浜「行っちゃった……」
雪乃「……」ジー
由比ヶ浜「……」ジー
八幡「俺を睨むな……俺は無実だ」
校門前
いろは「すみません。待たせちゃいました?」
八幡「まぁ、10分ぐらいな」
いろは「……」ベシ
八幡「な、なんだよ」
いろは「いま来たとこって返すべきだと何回言えば分かるんですか?」
八幡「素直に言って、なにが悪いんだよ?」
いろは「……先輩は正直になるところが間違ってるんですよ」
いろは「すみません。待たせちゃいました?」
八幡「まぁ、10分ぐらいな」
いろは「……」ベシ
八幡「な、なんだよ」
いろは「いま来たとこって返すべきだと何回言えば分かるんですか?」
八幡「素直に言って、なにが悪いんだよ?」
いろは「……先輩は正直になるところが間違ってるんですよ」
移動中
いろは「先輩、手が寒いです……」
八幡「手袋はどうしたんだよ?」
いろは「忘れちゃって……」
八幡「自販機で温かいやつ買ってやるから、もう少し我慢しろ」
いろは「……先輩じゃ仕方ないか」
八幡「なにがだよ」
いろは「今のは黙って手を繋ぐのが正解ですよ?」
八幡「そんな行動して、受け入れてもらえるのはイケメンに限るだろ」
いろは「いやぁ……いくらイケメンでも好きじゃないなら、さすがに嫌ですよ」
八幡「顔じゃないのか?」
いろは「違いますよ。好きな人にされるのがいいんです」
八幡「なるほどな」
いろは「そもそも、好きな人以外と手を繋ぐとかありえませんよ」
八幡「じゃあ、俺が手を繋ぐのは不正解じゃねえか」
いろは「……先輩、殴っていいですか?」
いろは「先輩、手が寒いです……」
八幡「手袋はどうしたんだよ?」
いろは「忘れちゃって……」
八幡「自販機で温かいやつ買ってやるから、もう少し我慢しろ」
いろは「……先輩じゃ仕方ないか」
八幡「なにがだよ」
いろは「今のは黙って手を繋ぐのが正解ですよ?」
八幡「そんな行動して、受け入れてもらえるのはイケメンに限るだろ」
いろは「いやぁ……いくらイケメンでも好きじゃないなら、さすがに嫌ですよ」
八幡「顔じゃないのか?」
いろは「違いますよ。好きな人にされるのがいいんです」
八幡「なるほどな」
いろは「そもそも、好きな人以外と手を繋ぐとかありえませんよ」
八幡「じゃあ、俺が手を繋ぐのは不正解じゃねえか」
いろは「……先輩、殴っていいですか?」
いろは「ここまでくると、鈍いってよりもヘタレですね」
八幡「なんでそうなるんだよ……」
いろは「この前だって、最後の最後に一緒に帰ろうとかヘタレるし」
いろは「もっとこう……男らしく言うべきじゃないですかね」
八幡「なんだそれ……じゃあ、なんて言うのが正解だったんだよ?」
いろは「わたしに言わせますか……ヘタレすぎますよ……」
いろは「まぁ、先輩から言ってもらうのを待ってたら、一生待たないといけない気がしますから、私から言ってあげますよ」
八幡「……?」
いろは「先輩!」
八幡「な、なんだよ」
いろは「先輩のことが好きです!」
いろは「わたしと……」
いろは「付き合ってください!」
END
八幡「なんでそうなるんだよ……」
いろは「この前だって、最後の最後に一緒に帰ろうとかヘタレるし」
いろは「もっとこう……男らしく言うべきじゃないですかね」
八幡「なんだそれ……じゃあ、なんて言うのが正解だったんだよ?」
いろは「わたしに言わせますか……ヘタレすぎますよ……」
いろは「まぁ、先輩から言ってもらうのを待ってたら、一生待たないといけない気がしますから、私から言ってあげますよ」
八幡「……?」
いろは「先輩!」
八幡「な、なんだよ」
いろは「先輩のことが好きです!」
いろは「わたしと……」
いろは「付き合ってください!」
END
いろはすかわいい!
あと比企谷呼びはちょっとマジな雰囲気の時だけじゃなかった?
二人きりでも最初ヒキタニ君って言ってて、シリアスになった話の終わり頃は比企谷って言ったり
あと比企谷呼びはちょっとマジな雰囲気の時だけじゃなかった?
二人きりでも最初ヒキタニ君って言ってて、シリアスになった話の終わり頃は比企谷って言ったり
類似してるかもしれないスレッド
- いろは「私、先輩のことが、好きです」八幡「……えっ?」 (393) - [54%] - 2015/8/20 18:30 ☆
- 小町「こまちにっき!」八幡「は?」 (150) - [51%] - 2015/5/25 16:45 ☆
- いろは「せーんぱいっ」八幡「」 (533) - [50%] - 2014/12/9 12:15 ★
- いろは「全力で先輩を攻略する」八幡「やめてくれ」 (579) - [50%] - 2014/4/14 11:00 ★
- P「みんなが俺を狙っているんですよ」小鳥「はい?」 (165) - [49%] - 2014/9/6 15:30 ☆
- 優美子「あーしとデートしろし」八幡「は?」 (113) - [48%] - 2017/3/23 2:45 ☆
- 兄「妹と付き合いたい」 妹「!?」 (76) - [47%] - 2018/8/17 4:16 ○
トップメニューへ / →のくす牧場書庫について