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元スレ瑞鶴「もう二度と離さない」
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今日はここまでです!
瑞鶴改二が今週金曜日に正式に決定しましたね!
金曜日が本当に楽しみでしょうがないです!
また来ますね!
瑞鶴改二が今週金曜日に正式に決定しましたね!
金曜日が本当に楽しみでしょうがないです!
また来ますね!
>>192
瑞鶴の答えと同じことしか言ってないから「ほぼ満点」の満点に足りない部分の答えが分かんないんだよなぁ
瑞鶴の答えと同じことしか言ってないから「ほぼ満点」の満点に足りない部分の答えが分かんないんだよなぁ
間が空いてしまって申し訳ないです。本当ならば瑞鶴改二実装日に更新をかけたかったのですが、仕事が忙しくて文章製作が出来ませんでした……
出来れば明日にでも更新をしたいと思います。もう暫くお待ち下さい……
>>204
物語本編の解釈に若干関わる部分ですので疑問に答えるかどうか迷ったのですが、少しだけ答えさせて頂きます。
貴方が仰る通り瑞鶴に対しては「ほぼ正解」と答えたにも関わらず、元帥達への弁解では瑞鶴の回答とほぼ同じ事しか言っていません。
では、何故その様な事が起きたのか。それは、提督が元帥達に告げるべき事柄では無い理由、つまり提督の私情だからです。
まだ完結どころか佳境にも入っていない為、私情についての明言はあえて避けますが、恐らく簡単に想像が出来るかと思います。
出来れば明日にでも更新をしたいと思います。もう暫くお待ち下さい……
>>204
物語本編の解釈に若干関わる部分ですので疑問に答えるかどうか迷ったのですが、少しだけ答えさせて頂きます。
貴方が仰る通り瑞鶴に対しては「ほぼ正解」と答えたにも関わらず、元帥達への弁解では瑞鶴の回答とほぼ同じ事しか言っていません。
では、何故その様な事が起きたのか。それは、提督が元帥達に告げるべき事柄では無い理由、つまり提督の私情だからです。
まだ完結どころか佳境にも入っていない為、私情についての明言はあえて避けますが、恐らく簡単に想像が出来るかと思います。
横須賀
文月「えんせいかんたい、きとうしたよ〜」
瑞鳳「お疲れ様。文月ちゃん達はこの後は休んでてね」
文月「は〜い」
瑞鳳「入れ替わりで時雨ちゃん、夕立ちゃん、春雨ちゃんは遠征に出撃してね」
時雨「うん。分かったよ」
コンコン
瑞鳳「は〜い」
陽炎「瑞鳳さん、司令が帰って来たわよ!」
瑞鳳「教えてくれてありがとう! あと少しでひと段落着くから後から行くわね」
陽炎「じゃあ、私は先に行ってるわ」
瑞鳳「うん」
時雨「じゃあ、僕達は行ってくるね。提督には宜しくね」
瑞鳳「ちゃんと伝えておくね。行ってらっしゃい」
春雨「失礼しました」
パタン
瑞鳳「えっと……」サラサラ
瑞鳳「うん。これで提督に直ぐに引き継ぎが出来るかな?」
瑞鳳「よし! 提督のお出迎えに行かないと!」
ガチャ パタン
文月「えんせいかんたい、きとうしたよ〜」
瑞鳳「お疲れ様。文月ちゃん達はこの後は休んでてね」
文月「は〜い」
瑞鳳「入れ替わりで時雨ちゃん、夕立ちゃん、春雨ちゃんは遠征に出撃してね」
時雨「うん。分かったよ」
コンコン
瑞鳳「は〜い」
陽炎「瑞鳳さん、司令が帰って来たわよ!」
瑞鳳「教えてくれてありがとう! あと少しでひと段落着くから後から行くわね」
陽炎「じゃあ、私は先に行ってるわ」
瑞鳳「うん」
時雨「じゃあ、僕達は行ってくるね。提督には宜しくね」
瑞鳳「ちゃんと伝えておくね。行ってらっしゃい」
春雨「失礼しました」
パタン
瑞鳳「えっと……」サラサラ
瑞鳳「うん。これで提督に直ぐに引き継ぎが出来るかな?」
瑞鳳「よし! 提督のお出迎えに行かないと!」
ガチャ パタン
パタパタ
陽炎「司令!!」
提督「お出迎えご苦労、陽炎。ただいま」
陽炎「おかえり! 瑞鶴さんもお疲れ様!」
瑞鶴「うん。ありがと」
陽炎「司令と瑞鶴さんはこれからどうするの? 少し休む?」
提督「そうだな。瑞鶴は今日一日休ませるが、私はこのまま業務に戻るよ。瑞鶴もそれでいいな?」
瑞鶴「なんだか私だけ休むのも申し訳ないけど……今回は甘えちゃおうかな」
提督「気にしなくていいぞ。ゆっくり休んでくれ」
瑞鶴「は〜い」
陽炎「じゃあ今日は私が司令の補佐をするわね」
提督「いいのか?」
陽炎「もちろん!」
提督「では、頼むぞ」
陽炎「了解!」
パタパタ
提督「ん?」
陽炎「瑞鳳さんかな?」
瑞鳳「ここかな? 居た!」
提督「瑞鳳、戻ったよ」
瑞鳳「提督、お帰りなさい」
提督「ああ。ただいま」
陽炎「司令!!」
提督「お出迎えご苦労、陽炎。ただいま」
陽炎「おかえり! 瑞鶴さんもお疲れ様!」
瑞鶴「うん。ありがと」
陽炎「司令と瑞鶴さんはこれからどうするの? 少し休む?」
提督「そうだな。瑞鶴は今日一日休ませるが、私はこのまま業務に戻るよ。瑞鶴もそれでいいな?」
瑞鶴「なんだか私だけ休むのも申し訳ないけど……今回は甘えちゃおうかな」
提督「気にしなくていいぞ。ゆっくり休んでくれ」
瑞鶴「は〜い」
陽炎「じゃあ今日は私が司令の補佐をするわね」
提督「いいのか?」
陽炎「もちろん!」
提督「では、頼むぞ」
陽炎「了解!」
パタパタ
提督「ん?」
陽炎「瑞鳳さんかな?」
瑞鳳「ここかな? 居た!」
提督「瑞鳳、戻ったよ」
瑞鳳「提督、お帰りなさい」
提督「ああ。ただいま」
提督「私が留守の間鎮守府は大丈夫だったか?」
瑞鳳「大丈夫です。特に大きなトラブルは無かったよ」
提督「なら良かった。ご苦労だった」
瑞鳳「はい! 提督の方は何かあったの?」
提督「問題が発生した」
陽炎「問題って?」
提督「今すぐにでは無いが、近い内に大規模作戦がまた始まる。それも、横須賀鎮守府が作戦の立案と指揮を行う事になる」
陽炎「嘘でしょ!!? 」
提督「残念ながら本当だ」
瑞鳳「一体何処に、どうして攻めるの?」
提督「SN作戦」
陽炎「SN……まさか!!?」
提督「そう。ソロモン、ニューギニアまでの戦線拡大だ」
陽炎「そんな……よりにもよってどうして……」
提督「東部オリョールの安全を確保する為だそうだ」
瑞鳳「横須賀、大湊以外の鎮守府の戦力が壊滅した今だからこそ、最大の資源地帯である東部オリョールを奪われる訳には行かない……ということ?」
提督「その通りだ。だから大本営はこの作戦の遂行を命じたのだろう……と言いたいのだが、理由は全く見当つかないが別の理由がありそうだ」
瑞鶴「うん。私も同感。元帥さんや大将さんの様子や空気が何か変だった」
瑞鳳「そうなんだ……」
提督「まあ今はSN作戦について考えを纏めねばならない。明日にこの4人で話し合うとしよう」
瑞鶴「うん!」
陽炎「了解!」
瑞鳳「分かりました」
提督「では、瑞鶴はこのまま休みなさい。陽炎は私の補佐。瑞鳳は引き継ぎの連絡を頼む」
瑞鶴「提督さんも瑞鳳、陽炎ちゃん頑張ってね」
瑞鳳「ありがとね。瑞鶴もお疲れ様。ゆっくり休んで」
瑞鶴「そうさせて貰うわ。お休みなさい」
陽炎「お休みなさい」
…………。
瑞鳳「大丈夫です。特に大きなトラブルは無かったよ」
提督「なら良かった。ご苦労だった」
瑞鳳「はい! 提督の方は何かあったの?」
提督「問題が発生した」
陽炎「問題って?」
提督「今すぐにでは無いが、近い内に大規模作戦がまた始まる。それも、横須賀鎮守府が作戦の立案と指揮を行う事になる」
陽炎「嘘でしょ!!? 」
提督「残念ながら本当だ」
瑞鳳「一体何処に、どうして攻めるの?」
提督「SN作戦」
陽炎「SN……まさか!!?」
提督「そう。ソロモン、ニューギニアまでの戦線拡大だ」
陽炎「そんな……よりにもよってどうして……」
提督「東部オリョールの安全を確保する為だそうだ」
瑞鳳「横須賀、大湊以外の鎮守府の戦力が壊滅した今だからこそ、最大の資源地帯である東部オリョールを奪われる訳には行かない……ということ?」
提督「その通りだ。だから大本営はこの作戦の遂行を命じたのだろう……と言いたいのだが、理由は全く見当つかないが別の理由がありそうだ」
瑞鶴「うん。私も同感。元帥さんや大将さんの様子や空気が何か変だった」
瑞鳳「そうなんだ……」
提督「まあ今はSN作戦について考えを纏めねばならない。明日にこの4人で話し合うとしよう」
瑞鶴「うん!」
陽炎「了解!」
瑞鳳「分かりました」
提督「では、瑞鶴はこのまま休みなさい。陽炎は私の補佐。瑞鳳は引き継ぎの連絡を頼む」
瑞鶴「提督さんも瑞鳳、陽炎ちゃん頑張ってね」
瑞鳳「ありがとね。瑞鶴もお疲れ様。ゆっくり休んで」
瑞鶴「そうさせて貰うわ。お休みなさい」
陽炎「お休みなさい」
…………。
今日は短いですが終わりです
一日更新がズレてしまい申し訳ありません。
また来ますね
一日更新がズレてしまい申し訳ありません。
また来ますね
長らく間を空けてしまいまして申し訳ありません
あと少しで時間に余裕が出来るので更新は今しばらくお待ち下さい
本当に申し訳ありません
あと少しで時間に余裕が出来るので更新は今しばらくお待ち下さい
本当に申し訳ありません
瑞鳳「これで引き継ぎは全部かな」
提督「瑞鳳のお陰で特にトラブルも無かった様だな」
瑞鳳「ううん、みんなが頑張ったお陰です!」
提督「それもあるだろうが、ここは素直に褒められておきなさい」
瑞鳳「えへへ、ありがと」
提督「うむ」
陽炎「むー」
提督「陽炎」
陽炎「ずるい」
提督「返事になっていないぞ」
陽炎「だって瑞鳳さんばかり褒めてずるいわよ!」
提督「陽炎には後で言うつもりだったのだがな」
陽炎「ふーん。それじゃあ、許してあげる!」
提督「さて、陽炎。仕事だ。私について来てくれ」
陽炎「ん? なあに? 何かするの?」
提督「建造だ」
陽炎「建造? どうして?」
提督「今後の為に少しでも早く戦力を増強せねばならないからな。今は一日でも時間が惜しい」
陽炎「もしかして、明日話し合うSN作戦にも関係があるの?」
提督「そうだな。まだ私個人の考えだが、多数の艦娘が必ず必要になると予想される」
陽炎「分かったわ。じゃあ、行こう! ほらっ!」
提督「こら、急かすな。瑞鳳、暫くこの部屋で留守番しててくれ」
瑞鳳「はい」
陽炎「司令! 司令ってばー!!」
提督「今行く」
…………。
提督「瑞鳳のお陰で特にトラブルも無かった様だな」
瑞鳳「ううん、みんなが頑張ったお陰です!」
提督「それもあるだろうが、ここは素直に褒められておきなさい」
瑞鳳「えへへ、ありがと」
提督「うむ」
陽炎「むー」
提督「陽炎」
陽炎「ずるい」
提督「返事になっていないぞ」
陽炎「だって瑞鳳さんばかり褒めてずるいわよ!」
提督「陽炎には後で言うつもりだったのだがな」
陽炎「ふーん。それじゃあ、許してあげる!」
提督「さて、陽炎。仕事だ。私について来てくれ」
陽炎「ん? なあに? 何かするの?」
提督「建造だ」
陽炎「建造? どうして?」
提督「今後の為に少しでも早く戦力を増強せねばならないからな。今は一日でも時間が惜しい」
陽炎「もしかして、明日話し合うSN作戦にも関係があるの?」
提督「そうだな。まだ私個人の考えだが、多数の艦娘が必ず必要になると予想される」
陽炎「分かったわ。じゃあ、行こう! ほらっ!」
提督「こら、急かすな。瑞鳳、暫くこの部屋で留守番しててくれ」
瑞鳳「はい」
陽炎「司令! 司令ってばー!!」
提督「今行く」
…………。
工廠
提督「建造妖精、いるか?」
建造妖精「ン?」
提督「いるな。建造をして欲しい」
建造妖精「シゲンー」
提督「これくらいで、駆逐艦と軽巡を計8隻程作れるか?」
建造妖精「マカセテー」
提督「では任せよう。これはお土産だ」スッ
建造妖精「!? モナカ!!」
提督「そうだ。後で食べてくれ」
建造妖精「アリガトー!! ガンバルー!!」
陽炎「凄く嬉しそうね」
提督「そうだな」
建造妖精「アトデキテー!」
提督「ああ。頼む」
陽炎「よろしくね!」
建造妖精「ウン!」
提督「建造妖精、いるか?」
建造妖精「ン?」
提督「いるな。建造をして欲しい」
建造妖精「シゲンー」
提督「これくらいで、駆逐艦と軽巡を計8隻程作れるか?」
建造妖精「マカセテー」
提督「では任せよう。これはお土産だ」スッ
建造妖精「!? モナカ!!」
提督「そうだ。後で食べてくれ」
建造妖精「アリガトー!! ガンバルー!!」
陽炎「凄く嬉しそうね」
提督「そうだな」
建造妖精「アトデキテー!」
提督「ああ。頼む」
陽炎「よろしくね!」
建造妖精「ウン!」
陽炎「これで終わり?」
提督「いや、まだやらねばならない事がある。予備の装備に異常や不具合が無いか確認して、それから足りない物や必要になるであろう装備を補充しなければならない」
陽炎「でも、私じゃ艦載機や大きい砲塔は使えないわよ?」
提督「それは分かっている。それはそれぞれに適した艦娘にやって貰う」
陽炎「そしたら……まさか」
提督「一番数が必要になるであろう駆逐艦が搭載する砲塔や機銃、魚雷発射管、その他もろもろの装備を確認して貰いたい」
陽炎「やっぱりね。それって、もしかして全部確認するの?」
提督「ああ。今度の作戦ではかなり多くの装備を運用する事になると予想している」
陽炎「流石にそれは大変そうね……」
提督「大変だが、私も出来る範囲は手伝おう」
陽炎「分かったわ! それじゃ、装備品の保管庫に行きましょ!」
………………。
提督「いや、まだやらねばならない事がある。予備の装備に異常や不具合が無いか確認して、それから足りない物や必要になるであろう装備を補充しなければならない」
陽炎「でも、私じゃ艦載機や大きい砲塔は使えないわよ?」
提督「それは分かっている。それはそれぞれに適した艦娘にやって貰う」
陽炎「そしたら……まさか」
提督「一番数が必要になるであろう駆逐艦が搭載する砲塔や機銃、魚雷発射管、その他もろもろの装備を確認して貰いたい」
陽炎「やっぱりね。それって、もしかして全部確認するの?」
提督「ああ。今度の作戦ではかなり多くの装備を運用する事になると予想している」
陽炎「流石にそれは大変そうね……」
提督「大変だが、私も出来る範囲は手伝おう」
陽炎「分かったわ! それじゃ、装備品の保管庫に行きましょ!」
………………。
ズドン! ズドン! バシュッ
提督「どうだ?」
陽炎「うーん……この左のB型砲は照準が若干ズレてるわね」
提督「ふむ……右の方は?」
陽炎「こっちは良好。異常は無いわ」
提督「左のB型は修理、不可ならば破棄か。魚雷発射管はどうだ?」
陽炎「角度調整の精度が少し悪いかな。ガクッ、ガクッって感じで変な動きをしてる」
提督「分かった。これも修理の依頼をしておく」
陽炎「よろしく! それで、次は?」
提督「今ので終わりだ。お疲れ様」
陽炎「疲れた〜」
提督「後で間宮で好きな物を食べるといい」
陽炎「やったぁ!!」
建造妖精「ア、イター」
提督「建造妖精か。終わったのか?」
建造妖精「オワッター!」
提督「ご苦労だった。私達も丁度今用事が済んだところだ。工廠に戻ろう」
陽炎「はーい!」
建造妖精「ウンー!」
提督「どうだ?」
陽炎「うーん……この左のB型砲は照準が若干ズレてるわね」
提督「ふむ……右の方は?」
陽炎「こっちは良好。異常は無いわ」
提督「左のB型は修理、不可ならば破棄か。魚雷発射管はどうだ?」
陽炎「角度調整の精度が少し悪いかな。ガクッ、ガクッって感じで変な動きをしてる」
提督「分かった。これも修理の依頼をしておく」
陽炎「よろしく! それで、次は?」
提督「今ので終わりだ。お疲れ様」
陽炎「疲れた〜」
提督「後で間宮で好きな物を食べるといい」
陽炎「やったぁ!!」
建造妖精「ア、イター」
提督「建造妖精か。終わったのか?」
建造妖精「オワッター!」
提督「ご苦労だった。私達も丁度今用事が済んだところだ。工廠に戻ろう」
陽炎「はーい!」
建造妖精「ウンー!」
工廠
提督「では、連れて来てくれ」
建造妖精「ツレテクルー」タッタッタッ
陽炎「誰が来るのかなー?」
提督「さあな。あと少しで分かるさ」
陽炎「まあね。だけど、ちょっとワクワクしちゃう。妹が来たら嬉しいな」
提督「やはり妹が増えると嬉しいか?」
陽炎「もちろん! だって可愛い妹達だもん!」
提督「そうか。そうなのかもしれんな」
建造妖精「オマタセー」
陽炎「12人? ん?」
提督「……随分と多く無いか?」
建造妖精「サービスサービスー!」
提督「…………」
陽炎「この装備……もしかして陽炎型?」
提督「では、全員自己紹介をしてくれ」
提督「では、連れて来てくれ」
建造妖精「ツレテクルー」タッタッタッ
陽炎「誰が来るのかなー?」
提督「さあな。あと少しで分かるさ」
陽炎「まあね。だけど、ちょっとワクワクしちゃう。妹が来たら嬉しいな」
提督「やはり妹が増えると嬉しいか?」
陽炎「もちろん! だって可愛い妹達だもん!」
提督「そうか。そうなのかもしれんな」
建造妖精「オマタセー」
陽炎「12人? ん?」
提督「……随分と多く無いか?」
建造妖精「サービスサービスー!」
提督「…………」
陽炎「この装備……もしかして陽炎型?」
提督「では、全員自己紹介をしてくれ」
黒潮「ほな、ウチから行くわ。陽炎型3番艦の黒潮や。よろしゅうな」
浜風「陽炎型駆逐艦13番艦浜風です。これより、貴艦隊勤務に就きます」
嵐「陽炎型駆逐艦16番艦、嵐だ! よろしくな!逢えて嬉しいぜ!」
萩風「陽炎型駆逐艦17番艦、萩風、参りました。ご指示をお願いします」
秋雲「陽炎型駆逐艦最終番艦、秋雲着任! よろしくね!」
江風「白露型駆逐艦9番艦、改白露型の江風だよ。よろしくな! あ、読み方、間違えンなよ!」
風雲「夕雲型駆逐艦、3番艦の風雲よ。そっか、貴方が提督なんだよね? ご命令、どうぞ!」
清霜「どうも!夕雲型の最終艦、清霜です! よろしくお願いです!」
睦月「睦月型の1番艦、睦月ですー! はりきって参りましょー!」
深雪「吹雪型4番艦の深雪だよ。よろしくな!」
阿武隈「こ、こんにちは……軽巡、阿武隈です!」
秋津洲「水上機母艦、秋津洲よ! この大艇ちゃんと一緒に覚えてよね!」
陽炎「やっぱり!! 司令! 妹よ妹!! 嬉しい!!」ピョンピョン
提督「私はここ横須賀鎮守府の提督を受け持っている者だ。これからよろしく頼む。そして隣に居るのが陽炎型駆逐艦のネームシップ陽炎だ」
陽炎「よろしくね!!」
提督「この後他の者にも紹介する。とりあえず鎮守府を案内するからついて来て欲しい。もしも何か分からない事があればいつでも聞いてくれ」
陽炎「じゃ、行くわよ〜」
浜風「陽炎型駆逐艦13番艦浜風です。これより、貴艦隊勤務に就きます」
嵐「陽炎型駆逐艦16番艦、嵐だ! よろしくな!逢えて嬉しいぜ!」
萩風「陽炎型駆逐艦17番艦、萩風、参りました。ご指示をお願いします」
秋雲「陽炎型駆逐艦最終番艦、秋雲着任! よろしくね!」
江風「白露型駆逐艦9番艦、改白露型の江風だよ。よろしくな! あ、読み方、間違えンなよ!」
風雲「夕雲型駆逐艦、3番艦の風雲よ。そっか、貴方が提督なんだよね? ご命令、どうぞ!」
清霜「どうも!夕雲型の最終艦、清霜です! よろしくお願いです!」
睦月「睦月型の1番艦、睦月ですー! はりきって参りましょー!」
深雪「吹雪型4番艦の深雪だよ。よろしくな!」
阿武隈「こ、こんにちは……軽巡、阿武隈です!」
秋津洲「水上機母艦、秋津洲よ! この大艇ちゃんと一緒に覚えてよね!」
陽炎「やっぱり!! 司令! 妹よ妹!! 嬉しい!!」ピョンピョン
提督「私はここ横須賀鎮守府の提督を受け持っている者だ。これからよろしく頼む。そして隣に居るのが陽炎型駆逐艦のネームシップ陽炎だ」
陽炎「よろしくね!!」
提督「この後他の者にも紹介する。とりあえず鎮守府を案内するからついて来て欲しい。もしも何か分からない事があればいつでも聞いてくれ」
陽炎「じゃ、行くわよ〜」
今日はこれで終わりです。
永らく間を空けてしまい申し訳ありませんでした
また来ますね!
永らく間を空けてしまい申し訳ありませんでした
また来ますね!
こんばんは。作者です
現在このSSの執筆と並行して、クリスマス記念のSSを執筆しています。
10〜20レス程度の短編になりますが、23か24日の夜に投稿します。初めての短編なので、上手く纏まるか少々不安です……
内容は過去作の世界観でのお話になります。
クリスマスケーキよりも甘い話になる予定ですが、多少シリアスも含んでます。
(龍頭徹尾で日常を書ける人達が羨ましい……)
出来る限り私だと分かるようなタイトルにはしますが、スレ投下後はこのスレで誘導をします。
では、もう暫くお待ち下さい。
また来ますね!
現在このSSの執筆と並行して、クリスマス記念のSSを執筆しています。
10〜20レス程度の短編になりますが、23か24日の夜に投稿します。初めての短編なので、上手く纏まるか少々不安です……
内容は過去作の世界観でのお話になります。
クリスマスケーキよりも甘い話になる予定ですが、多少シリアスも含んでます。
(龍頭徹尾で日常を書ける人達が羨ましい……)
出来る限り私だと分かるようなタイトルにはしますが、スレ投下後はこのスレで誘導をします。
では、もう暫くお待ち下さい。
また来ますね!
クリスマス短編SS投下完了しました
もしも宜しければ見てみて下さい!
瑞鳳 瑞鶴 陽炎「最初で最後のクリスマス」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1450872001/
また来ますね!
もしも宜しければ見てみて下さい!
瑞鳳 瑞鶴 陽炎「最初で最後のクリスマス」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1450872001/
また来ますね!
不知火「司令、陽炎」
陽炎「ああ不知火、どうしたの?」
不知火「この方達は?」
陽炎「新人よ。今鎮守府を旅行中なの」
不知火「案内中ですか」
陽炎「そっ! みんな、この子が不知火。私達陽炎型の二番艦!」
不知火「……不知火です。姉共々よろしくです」
黒潮「おお、不知火かー! よろしゅうな! ウチが三番艦の黒潮や!!」
不知火「お久しぶりです」
黒潮「せやなー この中に嵐と萩風、秋雲がいるんやでー!」
不知火「ふむ」
陽炎「この子達の紹介はまた後でやるから、とりあえず先に行くわよ。ほら、不知火もボサッと突っ立っていないで!」
不知火「そうでした。では武運長久を……」
陽炎「何で鎮守府を回るだけで武運長久を祈られなきゃいけないのよ! ……って、こんな感じで堅苦しい癖に結構ヌけている子なのよ。怖がらないで仲良くしてあげてね」
深雪「おう!!」
陽炎「さて、次は食堂に行くわよ」
………………………………
………………
……
陽炎「ああ不知火、どうしたの?」
不知火「この方達は?」
陽炎「新人よ。今鎮守府を旅行中なの」
不知火「案内中ですか」
陽炎「そっ! みんな、この子が不知火。私達陽炎型の二番艦!」
不知火「……不知火です。姉共々よろしくです」
黒潮「おお、不知火かー! よろしゅうな! ウチが三番艦の黒潮や!!」
不知火「お久しぶりです」
黒潮「せやなー この中に嵐と萩風、秋雲がいるんやでー!」
不知火「ふむ」
陽炎「この子達の紹介はまた後でやるから、とりあえず先に行くわよ。ほら、不知火もボサッと突っ立っていないで!」
不知火「そうでした。では武運長久を……」
陽炎「何で鎮守府を回るだけで武運長久を祈られなきゃいけないのよ! ……って、こんな感じで堅苦しい癖に結構ヌけている子なのよ。怖がらないで仲良くしてあげてね」
深雪「おう!!」
陽炎「さて、次は食堂に行くわよ」
………………………………
………………
……
陽炎「はい。ここが最後の案内場所よ」
嵐「ここは?」
陽炎「みんなの部屋よ。基本的には相部屋だから、今の内に決めちゃって」
提督「今一人部屋の者もいる。陽炎型の谷風、白露型の時雨、夕雲型の長波、秋月型の秋月だ」
江風「あ、なら江風は時雨の姉貴の部屋に行くよ」
浜風「私は谷風と同部屋にして頂けますか?」
清霜「清霜、戦艦と一緒がいい!!」
陽炎「えっと……戦艦の比叡さんは摩耶さんと相部屋で……」
清霜「えー! それでも戦艦がいいー!!」
陽炎「はぁ……司令?」
提督「約束は出来ないが、交渉しておこう」
清霜「本当に!!?」
提督「ああ。だが、期待はするなよ」
清霜「やったぁぁぁ!!」
風雲「じゃあ、私は長波と相部屋にして貰おうかな」
嵐「んじゃ、萩。俺と一緒の部屋でいいか?」
萩風「うん」
阿武隈「とりあえず清霜ちゃんは私と同じ部屋でいいかな?」
清霜「うん! 清霜、大丈夫だよ!」
黒潮「ほな、秋雲。ウチらでアベックになろうや」
秋雲「アベックって……まあいっかー」
睦月「睦月は……睦月はぁ……」
深雪「深雪様と一緒でいいかい?」
睦月「勿論にゃしぃ〜! よろしくね、深雪ちゃん!」
深雪「おう!」
秋津洲「秋津洲は秋月ちゃんと一緒かも?」
提督「そうなるな。又は、とりあえず暫くは一人部屋という選択肢もあるが」
秋津洲「秋月ちゃんと一緒の部屋でいいかも!」
提督「了解だ。他に要望はあるか?」
陽炎「無かったら今日は解散。お披露目は明日よ」
提督「よし、では各自の部屋に行ってくれ。何かあれば、今日のところは私か陽炎に聞いてくれ」
陽炎「はい、解散!! 明日は0700に司令室に集合よ! 寝坊したらダメだからね!」
風雲「了解です!」
タッタッタッ
嵐「ここは?」
陽炎「みんなの部屋よ。基本的には相部屋だから、今の内に決めちゃって」
提督「今一人部屋の者もいる。陽炎型の谷風、白露型の時雨、夕雲型の長波、秋月型の秋月だ」
江風「あ、なら江風は時雨の姉貴の部屋に行くよ」
浜風「私は谷風と同部屋にして頂けますか?」
清霜「清霜、戦艦と一緒がいい!!」
陽炎「えっと……戦艦の比叡さんは摩耶さんと相部屋で……」
清霜「えー! それでも戦艦がいいー!!」
陽炎「はぁ……司令?」
提督「約束は出来ないが、交渉しておこう」
清霜「本当に!!?」
提督「ああ。だが、期待はするなよ」
清霜「やったぁぁぁ!!」
風雲「じゃあ、私は長波と相部屋にして貰おうかな」
嵐「んじゃ、萩。俺と一緒の部屋でいいか?」
萩風「うん」
阿武隈「とりあえず清霜ちゃんは私と同じ部屋でいいかな?」
清霜「うん! 清霜、大丈夫だよ!」
黒潮「ほな、秋雲。ウチらでアベックになろうや」
秋雲「アベックって……まあいっかー」
睦月「睦月は……睦月はぁ……」
深雪「深雪様と一緒でいいかい?」
睦月「勿論にゃしぃ〜! よろしくね、深雪ちゃん!」
深雪「おう!」
秋津洲「秋津洲は秋月ちゃんと一緒かも?」
提督「そうなるな。又は、とりあえず暫くは一人部屋という選択肢もあるが」
秋津洲「秋月ちゃんと一緒の部屋でいいかも!」
提督「了解だ。他に要望はあるか?」
陽炎「無かったら今日は解散。お披露目は明日よ」
提督「よし、では各自の部屋に行ってくれ。何かあれば、今日のところは私か陽炎に聞いてくれ」
陽炎「はい、解散!! 明日は0700に司令室に集合よ! 寝坊したらダメだからね!」
風雲「了解です!」
タッタッタッ
陽炎「みんないい子だったわね」
提督「みんな素直な子達だったな」
陽炎「ちょっと清霜には不安を覚えるけどね」
提督「内面は幼過ぎても、戦闘は普通である事を願おう」
陽炎「多分大丈夫だよね……舞風も大丈夫だったし……」
提督「流石にあの子はあそこまで幼くはないだろう。長女のお前が一番分かっているだろう?」
陽炎「まあ、ね……」
提督「とりあえずは訓練や演習、あとは近接格闘の訓練を行って様子を見ようと考えている」
陽炎「そうね」
提督「さて、瑞鳳を随分と待たせてしまったな。部屋に戻ろう」
陽炎「は〜い!」
………………………………。
提督「みんな素直な子達だったな」
陽炎「ちょっと清霜には不安を覚えるけどね」
提督「内面は幼過ぎても、戦闘は普通である事を願おう」
陽炎「多分大丈夫だよね……舞風も大丈夫だったし……」
提督「流石にあの子はあそこまで幼くはないだろう。長女のお前が一番分かっているだろう?」
陽炎「まあ、ね……」
提督「とりあえずは訓練や演習、あとは近接格闘の訓練を行って様子を見ようと考えている」
陽炎「そうね」
提督「さて、瑞鳳を随分と待たせてしまったな。部屋に戻ろう」
陽炎「は〜い!」
………………………………。
翌日
提督「おはよう。一昨日から昨日にかけて鎮守府を外していて申し訳なかった。何かトラブルなどはあったか?」
摩耶「特になかった筈だぜ」
提督「その様だな。何事も無かった様で安心している」
熊野「質問があるのですが、よろしくて?」
提督「勿論だ」
熊野「昨日から見たこと無い子達が鎮守府を歩いていたとの情報がありました。今日はその方々についてのお話があるのですか?」
提督「ああ、その通りだ。やはり何も話していない者で彼女達を目撃している子は多かったか」
熊野「ええ。とはいえ、提督が昨日の時点で何も手を打っていなかったという事は、新人といったところですわよね?」
提督「そうだ。今日は紹介したい子達がいる。陽炎」
陽炎「入ってきていいわよー」
ゾロゾロ
提督「この子達が昨日建造された新人だ。暫くは訓練を受けて貰うが、じきに作戦にも参加させていく。では、自己紹介を軽くしてくれ」
黒潮「了解や! ウチは陽炎型三番艦の黒潮や! よろしゅうな〜!」
………………………………
………………
……
提督「おはよう。一昨日から昨日にかけて鎮守府を外していて申し訳なかった。何かトラブルなどはあったか?」
摩耶「特になかった筈だぜ」
提督「その様だな。何事も無かった様で安心している」
熊野「質問があるのですが、よろしくて?」
提督「勿論だ」
熊野「昨日から見たこと無い子達が鎮守府を歩いていたとの情報がありました。今日はその方々についてのお話があるのですか?」
提督「ああ、その通りだ。やはり何も話していない者で彼女達を目撃している子は多かったか」
熊野「ええ。とはいえ、提督が昨日の時点で何も手を打っていなかったという事は、新人といったところですわよね?」
提督「そうだ。今日は紹介したい子達がいる。陽炎」
陽炎「入ってきていいわよー」
ゾロゾロ
提督「この子達が昨日建造された新人だ。暫くは訓練を受けて貰うが、じきに作戦にも参加させていく。では、自己紹介を軽くしてくれ」
黒潮「了解や! ウチは陽炎型三番艦の黒潮や! よろしゅうな〜!」
………………………………
………………
……
提督「以上で顔見せは終わりだ。すまないが、遠征班はすぐに出撃してくれ。残っている者はこの後も彼女達と交流してくれ」
比叡「了解です!」
提督「一応だが、遠征班は誰か分かっているな?」
響「私達の班と、夕張さんと春雨、夕立、時雨の班でいいよね?」
提督「ああ。それで大丈夫だ」
響「了解。雷、電。行くよ」
雷「分かったわ!」
電「はわわわわわ! 雷ちゃんも響ちゃんも行くのが早いのです!! あっ!!」
ベチャッ
電「はにゃー!!」
雷「こらこら、何やってるのよ。ほら、立てる?」
電「だ、大丈夫なのです……」
深雪「電……? あぁ!!」
電「!!?」
深雪「電ってまさか!!」
電「い、雷ちゃん! 行くのです!」ダッ
雷「あ、こら! 電!!」
響「やれやれ……では、司令官、行ってくるよ」
提督「ああ。気をつけてな」
響「うん」トコトコ
提督「瑞鳳と瑞鶴、陽炎は私と共に部屋へ。私達は作戦立案の為に司令室に篭っている。何か起きたら来てくれ」
青葉「わっかりましたー!!」
陽炎「みんな、また後でねー」
瑞鳳「行きましょ」
瑞鶴「そうね! 提督さん、行こ!」
提督「ああ」
……………………。
比叡「了解です!」
提督「一応だが、遠征班は誰か分かっているな?」
響「私達の班と、夕張さんと春雨、夕立、時雨の班でいいよね?」
提督「ああ。それで大丈夫だ」
響「了解。雷、電。行くよ」
雷「分かったわ!」
電「はわわわわわ! 雷ちゃんも響ちゃんも行くのが早いのです!! あっ!!」
ベチャッ
電「はにゃー!!」
雷「こらこら、何やってるのよ。ほら、立てる?」
電「だ、大丈夫なのです……」
深雪「電……? あぁ!!」
電「!!?」
深雪「電ってまさか!!」
電「い、雷ちゃん! 行くのです!」ダッ
雷「あ、こら! 電!!」
響「やれやれ……では、司令官、行ってくるよ」
提督「ああ。気をつけてな」
響「うん」トコトコ
提督「瑞鳳と瑞鶴、陽炎は私と共に部屋へ。私達は作戦立案の為に司令室に篭っている。何か起きたら来てくれ」
青葉「わっかりましたー!!」
陽炎「みんな、また後でねー」
瑞鳳「行きましょ」
瑞鶴「そうね! 提督さん、行こ!」
提督「ああ」
……………………。
あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いします
今日はこれで終わりです!
また来ますね!
今年もよろしくお願いします
今日はこれで終わりです!
また来ますね!
瑞鳳「全員分のお茶淹れて来たよ」コトッ
提督「ありがとう」
瑞鳳「うん」
瑞鶴「瑞鳳、ありがとう……さて、話し合いを始めようか」
陽炎「そうね」
瑞鶴「早速だけど、提督さん。提督さんが考えているSN作戦の概要ってどんな内容なの?」
提督「話す前に地図や、全員の名前が入った駒が欲しい」
陽炎「ちょっと待ってて」
瑞鳳「他に何か必要な物は?」
提督「あとは筆記用具だけで十分だ」
陽炎「お待たせ!」ドサッ
提督「御苦労。助かる」
バサッ
提督「理解出来ない点、疑問点等があれば逐次発言してくれ」
瑞鶴「うん」
提督「ありがとう」
瑞鳳「うん」
瑞鶴「瑞鳳、ありがとう……さて、話し合いを始めようか」
陽炎「そうね」
瑞鶴「早速だけど、提督さん。提督さんが考えているSN作戦の概要ってどんな内容なの?」
提督「話す前に地図や、全員の名前が入った駒が欲しい」
陽炎「ちょっと待ってて」
瑞鳳「他に何か必要な物は?」
提督「あとは筆記用具だけで十分だ」
陽炎「お待たせ!」ドサッ
提督「御苦労。助かる」
バサッ
提督「理解出来ない点、疑問点等があれば逐次発言してくれ」
瑞鶴「うん」
提督「SN作戦遂行の目的は、現在我々の最重要拠点である資源地東部オリョール海の島々への脅威を減らすことにある」
提督「その為に、ソロモンやニューギニアに戦線を拡大し、敵の侵攻から防ぐ盾とする」
提督「では作戦の詳細について話そう」
提督「まず、我々横須賀鎮守府艦隊はかつての帝國海軍が泊地を築いたというショートランドへ前進し、ショートランド近海の敵を殲滅、制海権を奪取する。これは、本格的な作戦を開始する以前に達成し、SN作戦開始時には作戦に耐え得る程度の資源や施設を作らねばならない」
瑞鶴「提督さん、一つ質問いい?」
提督「何だ?」
瑞鶴「ショートランドだけを勢力下に置くの?」
提督「正直迷いどころではある。ラバウルやトラックも出来れば勢力下に置きたいのだが、それを実行するとなるも、時間や労力が比べ物にならない程かかってしまう」
瑞鶴「確かに……」
提督「これについては、後ほど話し合おう」
瑞鶴「うん」
提督「続けるぞ。ショートランドの準備が整い次第、我らは駆逐艦と輸送艦を中心とした輸送艦隊を編成。ソロモン攻略の最前線のコロネハイカラ島に資源物資を輸送し、ショートランドに戻るを数回繰り返す」
陽炎「司令! 一つ質問!」
提督「いいぞ」
陽炎「コロネハイカラは、ヘンダーソン基地から空襲されない? 確か飛行場姫がいるとか言ってなかったっけ?」
提督「ああ。その可能性はかなり高い。だからこそ、対策は練らねばならない」
陽炎「対策はあるの?」
提督「とりあえずだがな。輸送作戦は夕暮れと同時に開始し、夜間に輸送を済ませて退却する。だが、恐らく敵に勘付かれてコロネハイカラ島は空襲を受ける事になるだろう」
提督「そこで、瑞鶴と瑞鳳は陽が登る前に艦載機で敵の滑走路を破壊し、敵の航空機の離陸を阻止する。少しの時間を稼ぐ事が出来ればいい」
提督「コロネハイカラ島に資源が揃ったら、そこから比叡を旗艦とした水上打撃部隊を編成、出撃。飛行場姫を砲撃と爆撃の両方で攻撃し、沈黙させる」
瑞鳳「でも、例え飛行場姫の滑走路を破壊したとしても、近辺に空母がいる可能性が高いと思うよ」
提督「尤もだ。敵の滑走路を抑えたとしても、敵空母の艦載機に攻撃されたらたまったものでは無い。そこで、多数の索敵機を出して事前に敵の位置や敵の艦載機の様子を探らせようと考えている」
瑞鳳「私達の艦載機で?」
提督「いや、秋津洲と二式大艇だ」
陽炎「あ、確かに!」
提督「二式大艇を多数ショートランドやコロネハイカラ島に配備し、秋津洲に整備や点検をさせる」
瑞鳳「二式大艇なら魚雷や多くの爆弾も積めるから場合によっては攻撃に回ることも出来るね」
提督「そういう事だ。さらに言えば、二式大艇は索敵に耐え得る防御力と対空能力を備えているという点もだ」
瑞鶴「そんなに上手く行くかな?」
提督「不確定要素の方が高い。だが、不確定要素を嘆いていては何も始まらない。いかに不確定要素以外の部分を確実にするかが大切だ」
瑞鶴「そうだね」
提督「その為に、ソロモンやニューギニアに戦線を拡大し、敵の侵攻から防ぐ盾とする」
提督「では作戦の詳細について話そう」
提督「まず、我々横須賀鎮守府艦隊はかつての帝國海軍が泊地を築いたというショートランドへ前進し、ショートランド近海の敵を殲滅、制海権を奪取する。これは、本格的な作戦を開始する以前に達成し、SN作戦開始時には作戦に耐え得る程度の資源や施設を作らねばならない」
瑞鶴「提督さん、一つ質問いい?」
提督「何だ?」
瑞鶴「ショートランドだけを勢力下に置くの?」
提督「正直迷いどころではある。ラバウルやトラックも出来れば勢力下に置きたいのだが、それを実行するとなるも、時間や労力が比べ物にならない程かかってしまう」
瑞鶴「確かに……」
提督「これについては、後ほど話し合おう」
瑞鶴「うん」
提督「続けるぞ。ショートランドの準備が整い次第、我らは駆逐艦と輸送艦を中心とした輸送艦隊を編成。ソロモン攻略の最前線のコロネハイカラ島に資源物資を輸送し、ショートランドに戻るを数回繰り返す」
陽炎「司令! 一つ質問!」
提督「いいぞ」
陽炎「コロネハイカラは、ヘンダーソン基地から空襲されない? 確か飛行場姫がいるとか言ってなかったっけ?」
提督「ああ。その可能性はかなり高い。だからこそ、対策は練らねばならない」
陽炎「対策はあるの?」
提督「とりあえずだがな。輸送作戦は夕暮れと同時に開始し、夜間に輸送を済ませて退却する。だが、恐らく敵に勘付かれてコロネハイカラ島は空襲を受ける事になるだろう」
提督「そこで、瑞鶴と瑞鳳は陽が登る前に艦載機で敵の滑走路を破壊し、敵の航空機の離陸を阻止する。少しの時間を稼ぐ事が出来ればいい」
提督「コロネハイカラ島に資源が揃ったら、そこから比叡を旗艦とした水上打撃部隊を編成、出撃。飛行場姫を砲撃と爆撃の両方で攻撃し、沈黙させる」
瑞鳳「でも、例え飛行場姫の滑走路を破壊したとしても、近辺に空母がいる可能性が高いと思うよ」
提督「尤もだ。敵の滑走路を抑えたとしても、敵空母の艦載機に攻撃されたらたまったものでは無い。そこで、多数の索敵機を出して事前に敵の位置や敵の艦載機の様子を探らせようと考えている」
瑞鳳「私達の艦載機で?」
提督「いや、秋津洲と二式大艇だ」
陽炎「あ、確かに!」
提督「二式大艇を多数ショートランドやコロネハイカラ島に配備し、秋津洲に整備や点検をさせる」
瑞鳳「二式大艇なら魚雷や多くの爆弾も積めるから場合によっては攻撃に回ることも出来るね」
提督「そういう事だ。さらに言えば、二式大艇は索敵に耐え得る防御力と対空能力を備えているという点もだ」
瑞鶴「そんなに上手く行くかな?」
提督「不確定要素の方が高い。だが、不確定要素を嘆いていては何も始まらない。いかに不確定要素以外の部分を確実にするかが大切だ」
瑞鶴「そうだね」
提督「とりあえずだが、横須賀の動きとしてはこの様な行動となる。大湊以外の鎮守府には、西方の牽制をして貰おうかと考えている」
陽炎「欧州側を? どうして?」
提督「敵の撹乱と分散、日本の防護の為だ。我らが南方へ向かっている間、西方と東方はがら空きになる」
提督「特に西方はアンズ環礁まで一時は進撃したものの、占領はせずに退却している。リランカまで敵勢力が押し戻してくるのは時間の問題だ」
提督「我らが日本から離れている間に本土に侵攻されたらたまったものでは無い。また、西方の敵艦隊が南方の援軍として来られても困る。故に、戦力が壊滅した呉、舞鶴、佐世保には牽制の為だけに出撃して貰う」
瑞鶴「戦力が壊滅しているのにわざわざ戦わせるの?」
提督「今回は西方の攻略が目的では無い。つまり、無理をしての進撃をする必要が殆ど無い。それに、三つの鎮守府の連合であれば、各鎮守府の主力がいかに少なくとも、それらが三つ集まれば主力艦隊と言えるものになるだろう」
瑞鶴「そっか! じゃあ、大湊はどうするの?」
提督「本土と北方、東方の警戒、防衛を引き受けて貰う」
瑞鶴「それならとりあえず、本土が奇襲を受ける可能性は低くなるかな」
提督「とりあえずだがな。さて、編成や細かい部分はまだ決めてはいないが、私が考える大まかな作戦概要はこのようなとこだ。別の案や修正案、その他の意見などがあれば是非言ってくれ」
陽炎「だから駆逐艦を沢山建造したんだ。納得」
瑞鳳「私は概ね賛成。だけど、ショートランド以外の泊地も作るべきだと思う」
提督「安全策を取るか」
瑞鳳「手堅くいかなきゃ、失敗した時のダメージコントロールが出来ないから」
提督「分かった。ならば、話し合おうじゃないか」
瑞鶴「分かった!」
……………………
…………
……
陽炎「欧州側を? どうして?」
提督「敵の撹乱と分散、日本の防護の為だ。我らが南方へ向かっている間、西方と東方はがら空きになる」
提督「特に西方はアンズ環礁まで一時は進撃したものの、占領はせずに退却している。リランカまで敵勢力が押し戻してくるのは時間の問題だ」
提督「我らが日本から離れている間に本土に侵攻されたらたまったものでは無い。また、西方の敵艦隊が南方の援軍として来られても困る。故に、戦力が壊滅した呉、舞鶴、佐世保には牽制の為だけに出撃して貰う」
瑞鶴「戦力が壊滅しているのにわざわざ戦わせるの?」
提督「今回は西方の攻略が目的では無い。つまり、無理をしての進撃をする必要が殆ど無い。それに、三つの鎮守府の連合であれば、各鎮守府の主力がいかに少なくとも、それらが三つ集まれば主力艦隊と言えるものになるだろう」
瑞鶴「そっか! じゃあ、大湊はどうするの?」
提督「本土と北方、東方の警戒、防衛を引き受けて貰う」
瑞鶴「それならとりあえず、本土が奇襲を受ける可能性は低くなるかな」
提督「とりあえずだがな。さて、編成や細かい部分はまだ決めてはいないが、私が考える大まかな作戦概要はこのようなとこだ。別の案や修正案、その他の意見などがあれば是非言ってくれ」
陽炎「だから駆逐艦を沢山建造したんだ。納得」
瑞鳳「私は概ね賛成。だけど、ショートランド以外の泊地も作るべきだと思う」
提督「安全策を取るか」
瑞鳳「手堅くいかなきゃ、失敗した時のダメージコントロールが出来ないから」
提督「分かった。ならば、話し合おうじゃないか」
瑞鶴「分かった!」
……………………
…………
……
今日はこれで終わりです
今回は作戦概要の説明で終わりました。この作戦は艦これ2015夏、秋イベの二つを組み合わせているので、作戦目的がゲームとは異なるのはご愛嬌
また来ますね!
今回は作戦概要の説明で終わりました。この作戦は艦これ2015夏、秋イベの二つを組み合わせているので、作戦目的がゲームとは異なるのはご愛嬌
また来ますね!
翌日
嵐「え!? 近接戦闘の訓練!?」
陽炎「そうよ。司令が直々に見てくれるって」
嵐「でもよ、俺達は海上で砲雷撃戦をするんだろ? 近接戦闘なんて不要じゃねえか?」
提督「砲雷撃戦だけで済めばな。だが、敵が懐に潜り込んで来たらお前はどうするつもりだ? 無抵抗でそのまま殺されるのか?」
嵐「いや、でもそんな事はまずあり得ないだろ」
陽炎「私は前に一度やったわよ。司令に鍛えて貰っていなかったら死んでたかもね」
嵐「マジかよ!?」
提督「ああ。それに敵は海上だけにいるとは限らない。もしも人間がお前を狙ってきたらどうする?」
嵐「それは……」
提督「何か他に反論は?」
嵐「無い……です」
提督「よろしい。では夕張、青葉」
夕張「はい……」
青葉「はい……」
提督「私との組手の前に、まずはペアでの組手の見本を見せてやれ」
夕張「やっぱりやるんですか……?」
提督「当たり前だ。あの様な醜態を晒しておいて何を言う」
夕張「ですよね〜青葉、もしも私が死んだら骨は北海道のメロン畑に……」
提督「下らない事を言っているならばさっさと始めるんだ。それとも、予定よりも厳しく訓練して欲しいのか?」
夕張「いえ! 今の戯言は聞かなかった事にして下さい!」
青葉「夕張、行きますよ」
夕張「了解!」
嵐「え!? 近接戦闘の訓練!?」
陽炎「そうよ。司令が直々に見てくれるって」
嵐「でもよ、俺達は海上で砲雷撃戦をするんだろ? 近接戦闘なんて不要じゃねえか?」
提督「砲雷撃戦だけで済めばな。だが、敵が懐に潜り込んで来たらお前はどうするつもりだ? 無抵抗でそのまま殺されるのか?」
嵐「いや、でもそんな事はまずあり得ないだろ」
陽炎「私は前に一度やったわよ。司令に鍛えて貰っていなかったら死んでたかもね」
嵐「マジかよ!?」
提督「ああ。それに敵は海上だけにいるとは限らない。もしも人間がお前を狙ってきたらどうする?」
嵐「それは……」
提督「何か他に反論は?」
嵐「無い……です」
提督「よろしい。では夕張、青葉」
夕張「はい……」
青葉「はい……」
提督「私との組手の前に、まずはペアでの組手の見本を見せてやれ」
夕張「やっぱりやるんですか……?」
提督「当たり前だ。あの様な醜態を晒しておいて何を言う」
夕張「ですよね〜青葉、もしも私が死んだら骨は北海道のメロン畑に……」
提督「下らない事を言っているならばさっさと始めるんだ。それとも、予定よりも厳しく訓練して欲しいのか?」
夕張「いえ! 今の戯言は聞かなかった事にして下さい!」
青葉「夕張、行きますよ」
夕張「了解!」
提督「新人達はよく見ておけ」
黒潮「ん? 柔道?」
提督「いや、柔道では無く柔術だ。それに、柔術のみならず空手や他の格闘術も組み込んで……青葉! 当て身が弱い!」
青葉「はぃぃ!!」
萩風「柔道とは何が違うんですか? 私はてっきり同じものかと」
提督「柔道は柔の道と書くが、これは柔道というスポーツを通して心の道を養う事が重要とされている。だが、私達がやらねばならないのはスポーツでは無く、生きるか死ぬかの戦争だ。
人を殺す為の技が消えた柔道では無く、相手を殺傷し、自分が生き残る為の柔術こそが重要なのだよ」
萩風「…………」
提督「言いたい事は分かる。だが、自分達が死なない為には生き残る技術を磨かねばならない」
萩風「はい……」
提督「とはいえ、萩風のその優しさは絶対に失ってはいけない。それを喪ったらお前はただの兵器になってしまう」
萩風「はい……!」
提督「艦娘としての有り様を探すんだぞ、萩風」
萩風「司令、私頑張ります!」
提督「うむ。さて、そろそろかな」
江風「お! 提督が今度は戦うのかい?」
提督「そうだ。とりあえずだが、組手はこの様な形式でやって貰う。分かったな」
全員「はい!」
黒潮「ん? 柔道?」
提督「いや、柔道では無く柔術だ。それに、柔術のみならず空手や他の格闘術も組み込んで……青葉! 当て身が弱い!」
青葉「はぃぃ!!」
萩風「柔道とは何が違うんですか? 私はてっきり同じものかと」
提督「柔道は柔の道と書くが、これは柔道というスポーツを通して心の道を養う事が重要とされている。だが、私達がやらねばならないのはスポーツでは無く、生きるか死ぬかの戦争だ。
人を殺す為の技が消えた柔道では無く、相手を殺傷し、自分が生き残る為の柔術こそが重要なのだよ」
萩風「…………」
提督「言いたい事は分かる。だが、自分達が死なない為には生き残る技術を磨かねばならない」
萩風「はい……」
提督「とはいえ、萩風のその優しさは絶対に失ってはいけない。それを喪ったらお前はただの兵器になってしまう」
萩風「はい……!」
提督「艦娘としての有り様を探すんだぞ、萩風」
萩風「司令、私頑張ります!」
提督「うむ。さて、そろそろかな」
江風「お! 提督が今度は戦うのかい?」
提督「そうだ。とりあえずだが、組手はこの様な形式でやって貰う。分かったな」
全員「はい!」
提督「青葉、夕張。そこまでだ」
青葉「うぁぁ……」
夕張「提督……お手柔らかに、ね……?」
提督「私が手を抜くとでも思っていたか?」
夕張「ですよね〜」
青葉「それでも女の子相手に本気出すのは帝國海軍の将として〜」チラッ
青葉(夕張が提督の背後についた)
夕張「……」コクッ
青葉「どうかと思います! えいっ!」ダッ
提督「狙いは良いが」スッ
夕張「えっ!?」
提督「甘い」ヒュッ
夕張「きゃぁぁぁ!!」ビタン
青葉「うわぁぁぁ!! グエッ!」ビタン
提督「フッ」ズダンッ
夕張「ひっ!!?」
青葉「あ、ああああ! 足が!」
夕張「ててて提督の足が地面にめり込んでます!!」
嵐「すげぇぇぇぇ!!」
風雲「今青葉さんと夕張さんがヒュッて飛んで……え? ええ!?」
提督「ただ、夕張と青葉の力を利用しただけだ」
青葉「いたた……どうして分かったのですか?」
提督「お前の視線が一瞬私の後方に切れたからな」
夕張「化け物……」
提督「何か言ったか?」
夕張「いえ! 何も!」
提督「まあいい。では、新人は青葉と夕張の指導の元訓練を始めてくれ」
全員「了解!」
提督「頼んだぞ夕張、青葉」
夕張「はい!」
青葉「青葉にお任せ!」
………………………………。
青葉「うぁぁ……」
夕張「提督……お手柔らかに、ね……?」
提督「私が手を抜くとでも思っていたか?」
夕張「ですよね〜」
青葉「それでも女の子相手に本気出すのは帝國海軍の将として〜」チラッ
青葉(夕張が提督の背後についた)
夕張「……」コクッ
青葉「どうかと思います! えいっ!」ダッ
提督「狙いは良いが」スッ
夕張「えっ!?」
提督「甘い」ヒュッ
夕張「きゃぁぁぁ!!」ビタン
青葉「うわぁぁぁ!! グエッ!」ビタン
提督「フッ」ズダンッ
夕張「ひっ!!?」
青葉「あ、ああああ! 足が!」
夕張「ててて提督の足が地面にめり込んでます!!」
嵐「すげぇぇぇぇ!!」
風雲「今青葉さんと夕張さんがヒュッて飛んで……え? ええ!?」
提督「ただ、夕張と青葉の力を利用しただけだ」
青葉「いたた……どうして分かったのですか?」
提督「お前の視線が一瞬私の後方に切れたからな」
夕張「化け物……」
提督「何か言ったか?」
夕張「いえ! 何も!」
提督「まあいい。では、新人は青葉と夕張の指導の元訓練を始めてくれ」
全員「了解!」
提督「頼んだぞ夕張、青葉」
夕張「はい!」
青葉「青葉にお任せ!」
………………………………。
司令室
ガチャ
瑞鶴「あ、提督さん。お帰りなさい」
陽炎「あの子達どうだった?」
提督「とりあえず少しだけ訓練の様子を見てきたが、嵐と江風、阿武隈はいい筋だった。それ以外はとりあえず様子見といったところだ」
瑞鶴「嵐と江風は予想通りだったけど、阿武隈はちょっと以外かも」
提督「おどおどしていて頼りなく見えるかもしれんが、ああ見ててかなり高い能力を秘めているぞ」
瑞鶴「へー。人は見た目によらないって言うけど、それでもやっぱり意外ね」
陽炎「あとは、砲雷撃戦や航行訓練もしないとね」
提督「ああ。そこまでゆっくりはしていられないが、限られた期間で出来る限り練度を積ませてやらねばならぬな」
陽炎「それは私達に任せて! 絶対に生き残れるだけまで育てたげる」
瑞鶴「私も対空戦の特訓なら手伝うよ」
陽炎「お願いします!」
提督「忙しくなるな」
瑞鶴「でも、暇よりはいいかな」
提督「そうだな」
………………………………。
ガチャ
瑞鶴「あ、提督さん。お帰りなさい」
陽炎「あの子達どうだった?」
提督「とりあえず少しだけ訓練の様子を見てきたが、嵐と江風、阿武隈はいい筋だった。それ以外はとりあえず様子見といったところだ」
瑞鶴「嵐と江風は予想通りだったけど、阿武隈はちょっと以外かも」
提督「おどおどしていて頼りなく見えるかもしれんが、ああ見ててかなり高い能力を秘めているぞ」
瑞鶴「へー。人は見た目によらないって言うけど、それでもやっぱり意外ね」
陽炎「あとは、砲雷撃戦や航行訓練もしないとね」
提督「ああ。そこまでゆっくりはしていられないが、限られた期間で出来る限り練度を積ませてやらねばならぬな」
陽炎「それは私達に任せて! 絶対に生き残れるだけまで育てたげる」
瑞鶴「私も対空戦の特訓なら手伝うよ」
陽炎「お願いします!」
提督「忙しくなるな」
瑞鶴「でも、暇よりはいいかな」
提督「そうだな」
………………………………。
数ヶ月後
ショートランド沖
提督「瑞鶴、第四次攻撃隊を編成して敵の残党に止めを刺せ!」
瑞鶴「第四次攻撃隊発艦!!」バシュッ
提督「熊野! 敵陸上型の様子は?」
熊野「滑走路は完全に破壊完了。生きている砲台をあと二つ破壊すれば敵は多分息絶えますわ」
提督「熊野と夕張、そして水上打撃部隊所属の駆逐艦は引き続き敵陸上型への砲撃を敢行。瑞鶴の護衛の駆逐艦は、舞風と野分のみ隊列を離脱し、瑞鶴が仕留め損ねた水上艦を追撃。それ以外は引き続き瑞鶴を護衛しろ」
舞風「はーい! 野分、行くよ〜!」
野分「うん!」
谷風「17駆逐、瑞鶴さんを中心に輪形陣行っちゃいますか! 敵さんの潜水艦が来ても谷風さん達にお任せだよ!」
浜風「谷風、油断は大敵です」
谷風「油断なんて微塵もしていないからね!」
熊野「水上打撃部隊、撃ち方準備ですわ!」
夕張「完了しましたー!」
熊野「全艦、砲撃開始! とぉぉぉぉぉ!!」ズドーン
長波「全砲門一斉射! ってぇー!!」ズドン
………………………………
………………
……
ショートランド沖
提督「瑞鶴、第四次攻撃隊を編成して敵の残党に止めを刺せ!」
瑞鶴「第四次攻撃隊発艦!!」バシュッ
提督「熊野! 敵陸上型の様子は?」
熊野「滑走路は完全に破壊完了。生きている砲台をあと二つ破壊すれば敵は多分息絶えますわ」
提督「熊野と夕張、そして水上打撃部隊所属の駆逐艦は引き続き敵陸上型への砲撃を敢行。瑞鶴の護衛の駆逐艦は、舞風と野分のみ隊列を離脱し、瑞鶴が仕留め損ねた水上艦を追撃。それ以外は引き続き瑞鶴を護衛しろ」
舞風「はーい! 野分、行くよ〜!」
野分「うん!」
谷風「17駆逐、瑞鶴さんを中心に輪形陣行っちゃいますか! 敵さんの潜水艦が来ても谷風さん達にお任せだよ!」
浜風「谷風、油断は大敵です」
谷風「油断なんて微塵もしていないからね!」
熊野「水上打撃部隊、撃ち方準備ですわ!」
夕張「完了しましたー!」
熊野「全艦、砲撃開始! とぉぉぉぉぉ!!」ズドーン
長波「全砲門一斉射! ってぇー!!」ズドン
………………………………
………………
……
夕張「敵陸上型沈黙しました!」
瑞鶴「提督さん! 敵艦隊の殲滅が完了したわ!」
提督「夕張、敵陸上型の自己修復機能は生きているか?」
夕張「いえ、そのような働きは全く見る事が出来ません!」
提督「ご苦労だった。これでショートランドの奪還は成功だ」
瑞鶴「よかったね! 提督さん!」
提督「ああ」
乗組員「ラバウルを攻略していた第二艦隊の旗艦瑞鳳から入電! 我、目標を制圧セリ! ……成功です! ラバウルも我らの勢力圏になりました!」
提督「ご苦労と打電しておいてくれ」
乗組員「了解!」
瑞鶴「提督さんやったね! あとは大湊の艦隊がトラック諸島とブインを攻略出来れば作戦の第一段階は終わりだね!」
提督「大湊の戦力ならば、横須賀と同規模を有している。戦術を誤らねば恐らくは大丈夫だろう……と、来たみたいだぞ」
瑞鶴「ん?」
コンコン コンコン
提督「入れ」
乗組員「大湊の提督より入電! トラック、ブイン共々攻略完了とのことです!!」
瑞鶴「提督さん!」
提督「ああ。これで本作戦の足掛かりが出来た」
瑞鶴「すぐにショートランドや他の泊地に物資を輸送しよう!」
提督「いや、気が急ぐのは分かるが、落ち着くんだ。まずは各鎮守府との連携を取らねばならないだろう」
瑞鶴「 あ、そうか」
提督「私は一度鎮守府に戻り各鎮守府の提督達と話し合って来る。それまでの間泊地の警備は頼んだぞ」
瑞鶴「私も行かなくていいの?」
提督「出来れば連れて行きたいところだが、今は少しでも多くの戦力をショートランドやラバウルに置いておきたい」
瑞鶴「……分かった。提督さん、頑張ってね」
提督「ああ。すぐに戻れる様にする」
瑞鶴「提督さんが帰って来るまでにドッグや兵舎、港湾設備の設営を進めておくね」
提督「よろしくな、瑞鶴」
瑞鶴「うん!」
………………………………。
瑞鶴「提督さん! 敵艦隊の殲滅が完了したわ!」
提督「夕張、敵陸上型の自己修復機能は生きているか?」
夕張「いえ、そのような働きは全く見る事が出来ません!」
提督「ご苦労だった。これでショートランドの奪還は成功だ」
瑞鶴「よかったね! 提督さん!」
提督「ああ」
乗組員「ラバウルを攻略していた第二艦隊の旗艦瑞鳳から入電! 我、目標を制圧セリ! ……成功です! ラバウルも我らの勢力圏になりました!」
提督「ご苦労と打電しておいてくれ」
乗組員「了解!」
瑞鶴「提督さんやったね! あとは大湊の艦隊がトラック諸島とブインを攻略出来れば作戦の第一段階は終わりだね!」
提督「大湊の戦力ならば、横須賀と同規模を有している。戦術を誤らねば恐らくは大丈夫だろう……と、来たみたいだぞ」
瑞鶴「ん?」
コンコン コンコン
提督「入れ」
乗組員「大湊の提督より入電! トラック、ブイン共々攻略完了とのことです!!」
瑞鶴「提督さん!」
提督「ああ。これで本作戦の足掛かりが出来た」
瑞鶴「すぐにショートランドや他の泊地に物資を輸送しよう!」
提督「いや、気が急ぐのは分かるが、落ち着くんだ。まずは各鎮守府との連携を取らねばならないだろう」
瑞鶴「 あ、そうか」
提督「私は一度鎮守府に戻り各鎮守府の提督達と話し合って来る。それまでの間泊地の警備は頼んだぞ」
瑞鶴「私も行かなくていいの?」
提督「出来れば連れて行きたいところだが、今は少しでも多くの戦力をショートランドやラバウルに置いておきたい」
瑞鶴「……分かった。提督さん、頑張ってね」
提督「ああ。すぐに戻れる様にする」
瑞鶴「提督さんが帰って来るまでにドッグや兵舎、港湾設備の設営を進めておくね」
提督「よろしくな、瑞鶴」
瑞鶴「うん!」
………………………………。
三週間後
瑞鶴「はぁ……」
夕張「どうしたの? 溜息なんてらしくないわね」
瑞鶴「提督さんが本国に戻ってもう三週間よ。なのに何にも連絡が無いんだもの。来るのは横須賀からの輸送船だけ……」
夕張「提督のこと信じられないの?」
瑞鶴「そうじゃないの。それはないから」
夕張「じゃあ提督と会えない事への不満かしら?」
瑞鶴「…………」
夕張「図星ね」
瑞鶴「そんなに私って分かりやすいかな……?」
夕張「とってもね」
瑞鶴「なんか悔しい」
夕張「それが瑞鶴の可愛いところなんだから、そのままでいいのよ」
瑞鶴「女の夕張にそれ言われてもあまり嬉しくないかも……」
夕張「そんなこと言ってると、瑞鶴が喜びそうな情報あげないわよ?」
瑞鶴「私が喜びそうな情報?」
夕張「はい、これ」スッ
瑞鶴「?」パサッ
瑞鶴「これ、提督さんから!?」
夕張「そ。 とうとう提督から作戦決行の指示が来たの」
瑞鶴「えっと……提督さんは一週間以内にショートランドに帰って来るから、それまでにラバウルで泊地設営、防衛をしていた瑞鳳達もショートランドに合流。そして、一週間後には呉や佐世保、舞鶴の連合艦隊が西部海域のリランカに到着するから、それに合わせてこちらも輸送作戦を開始……」
夕張「あと一週間で提督に会えるわね?」
瑞鶴「うん! ……じゃなくて、今から忙しくなるわよ!」
夕張「あはは! ほんと瑞鶴は分かりやすくてかわいい。じゃ、みんなには私から伝えておくね」
瑞鶴「宜しく!」
夕張「それじゃ、また後でね」スタスタ
瑞鶴「よし、提督さんが帰って来るまでに全て終わらせないと!」
瑞鶴「提督さん、待っててね!」
………………………………。
瑞鶴「はぁ……」
夕張「どうしたの? 溜息なんてらしくないわね」
瑞鶴「提督さんが本国に戻ってもう三週間よ。なのに何にも連絡が無いんだもの。来るのは横須賀からの輸送船だけ……」
夕張「提督のこと信じられないの?」
瑞鶴「そうじゃないの。それはないから」
夕張「じゃあ提督と会えない事への不満かしら?」
瑞鶴「…………」
夕張「図星ね」
瑞鶴「そんなに私って分かりやすいかな……?」
夕張「とってもね」
瑞鶴「なんか悔しい」
夕張「それが瑞鶴の可愛いところなんだから、そのままでいいのよ」
瑞鶴「女の夕張にそれ言われてもあまり嬉しくないかも……」
夕張「そんなこと言ってると、瑞鶴が喜びそうな情報あげないわよ?」
瑞鶴「私が喜びそうな情報?」
夕張「はい、これ」スッ
瑞鶴「?」パサッ
瑞鶴「これ、提督さんから!?」
夕張「そ。 とうとう提督から作戦決行の指示が来たの」
瑞鶴「えっと……提督さんは一週間以内にショートランドに帰って来るから、それまでにラバウルで泊地設営、防衛をしていた瑞鳳達もショートランドに合流。そして、一週間後には呉や佐世保、舞鶴の連合艦隊が西部海域のリランカに到着するから、それに合わせてこちらも輸送作戦を開始……」
夕張「あと一週間で提督に会えるわね?」
瑞鶴「うん! ……じゃなくて、今から忙しくなるわよ!」
夕張「あはは! ほんと瑞鶴は分かりやすくてかわいい。じゃ、みんなには私から伝えておくね」
瑞鶴「宜しく!」
夕張「それじゃ、また後でね」スタスタ
瑞鶴「よし、提督さんが帰って来るまでに全て終わらせないと!」
瑞鶴「提督さん、待っててね!」
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