私的良スレ書庫
不明な単語は2ch用語を / 要望・削除依頼は掲示板へ。不適切な画像報告もこちらへどうぞ。 / 管理情報はtwitterでログインするとレス評価できます。 登録ユーザには一部の画像が表示されますので、問題のある画像や記述を含むレスに「禁」ボタンを押してください。
元スレ瑞鶴「もう二度と離さない」
SS+ スレッド一覧へ / SS+ とは? / 携帯版 / dat(gz)で取得 / トップメニューみんなの評価 : ○
レスフィルター : (試験中)
イケメン金髪王子様の須賀京太郎様の出番今こそヲ級SHIPで囚われた屈辱を果たすとき
京太郎「卍解須鎖之御のヲ級型改目インフィニティオッドアイズズァークドラゴン甲演習勝率100%」
京太郎「卍解須鎖之御のヲ級型改目インフィニティオッドアイズズァークドラゴン甲演習勝率100%」
夕張「目標肉眼で確認」
深雪「マジ!? まだみえないなぁ」
夕張「少しだけ私の方が背が高いからね~望遠鏡で敵艦隊の様子をっと……」
清霜「いいなぁ! 清霜も大きくなりたい!」
風雲「戦艦になるのは難しいと思うわよ……」
ズドーン! ガンッ!
イ級「」
夕張「うわ……観たくないもの観ちゃった……」
風雲「……観たくないものとは?」
夕張「駆逐艦が爆発して肉片が飛び……」
風雲「いいです! もういいです! 聞きたくないですから!」
夕張「そう?」
風雲「冗談、ですよね……?」
夕張「どっちだろうね~」
風雲「ひっ……!」
夕張「多分そろそろ三人にも肉眼で見えるんじゃない?」
清霜「見えた!」
風雲「ホント? あ、ホントだ」
深雪「見ぇ……見え……見えた!! ん?」
深雪「マジ!? まだみえないなぁ」
夕張「少しだけ私の方が背が高いからね~望遠鏡で敵艦隊の様子をっと……」
清霜「いいなぁ! 清霜も大きくなりたい!」
風雲「戦艦になるのは難しいと思うわよ……」
ズドーン! ガンッ!
イ級「」
夕張「うわ……観たくないもの観ちゃった……」
風雲「……観たくないものとは?」
夕張「駆逐艦が爆発して肉片が飛び……」
風雲「いいです! もういいです! 聞きたくないですから!」
夕張「そう?」
風雲「冗談、ですよね……?」
夕張「どっちだろうね~」
風雲「ひっ……!」
夕張「多分そろそろ三人にも肉眼で見えるんじゃない?」
清霜「見えた!」
風雲「ホント? あ、ホントだ」
深雪「見ぇ……見え……見えた!! ん?」
夕張「どうしたの?」
深雪「いや、敵艦隊の編成が聞いていたのと違うなって思って」
夕張「……どういうこと? 」
深雪「敵艦隊は人型がいないんだろ? 深雪には人型のみの編成が……」
風雲「人型のみって……嘘……重巡以上から成り立つ……嘘でしょ……!」
清霜「風雲姉さん……清霜達本当にそんなのと戦えるの……?」
夕張「ちょっと! ちょっとみんな落ち着いて!! 深雪ちゃん、敵の艦隊の方角は?」
深雪「進路から見て12時の方向に真っ直ぐ……正面の艦隊」
夕張「…………やっぱり軽巡と駆逐艦から成る水雷戦隊しかいないわ……」
深雪「いや、良く見て下さいよ! 真っ直ぐ行った先の艦隊を!」
夕張「風雲ちゃん、清霜ちゃん。望遠鏡で確認をして」
清霜「……駆逐艦と軽巡洋艦だけしかいないね」
風雲「同じく」
夕張「深雪ちゃん……貴女……」
深雪「嘘だ! じゃあ、この深雪様の目か頭がおかしくなったっていうのか!? 清霜、望遠鏡を貸せ! ほら、早く!」バシッ
清霜「あっ!」
深雪「いや、敵艦隊の編成が聞いていたのと違うなって思って」
夕張「……どういうこと? 」
深雪「敵艦隊は人型がいないんだろ? 深雪には人型のみの編成が……」
風雲「人型のみって……嘘……重巡以上から成り立つ……嘘でしょ……!」
清霜「風雲姉さん……清霜達本当にそんなのと戦えるの……?」
夕張「ちょっと! ちょっとみんな落ち着いて!! 深雪ちゃん、敵の艦隊の方角は?」
深雪「進路から見て12時の方向に真っ直ぐ……正面の艦隊」
夕張「…………やっぱり軽巡と駆逐艦から成る水雷戦隊しかいないわ……」
深雪「いや、良く見て下さいよ! 真っ直ぐ行った先の艦隊を!」
夕張「風雲ちゃん、清霜ちゃん。望遠鏡で確認をして」
清霜「……駆逐艦と軽巡洋艦だけしかいないね」
風雲「同じく」
夕張「深雪ちゃん……貴女……」
深雪「嘘だ! じゃあ、この深雪様の目か頭がおかしくなったっていうのか!? 清霜、望遠鏡を貸せ! ほら、早く!」バシッ
清霜「あっ!」
お久しぶりです。
とうとう本当に書きたかった本編に入る事が出来ます。
また来ますね
とうとう本当に書きたかった本編に入る事が出来ます。
また来ますね
夕張「どうしたの?」
深雪「いや、敵艦隊の編成が聞いていたのと違うなって思って」
夕張「……どういうこと? 」
深雪「敵艦隊は人型がいないんだろ? 深雪には人型のみの編成が……」
風雲「人型のみって……嘘……重巡以上から成り立つ……嘘でしょ……!」
清霜「風雲姉さん……清霜達本当にそんなのと戦えるの……?」
夕張「ちょっと! ちょっとみんな落ち着いて!! 深雪ちゃん、敵の艦隊の方角は?」
深雪「進路から見て12時の方向に真っ直ぐ……正面の艦隊」
夕張「…………やっぱり軽巡と駆逐艦から成る水雷戦隊しかいないわ……」
深雪「いや、良く見て下さいよ! 真っ直ぐ行った先の艦隊を!」
夕張「風雲ちゃん、清霜ちゃん。望遠鏡で確認をして」
清霜「……駆逐艦と軽巡洋艦だけしかいないね」
風雲「同じく」
夕張「深雪ちゃん……貴女……」
深雪「嘘だ! じゃあ、この深雪様の目か頭がおかしくなったっていうのか!? 清霜、望遠鏡を貸せ! ほら、早く!」バシッ
清霜「あっ!」
夕張「比叡さん達の最終斉射が来るわよ! みんな一応気をつけて!」
深雪「絶対にあれは人型………いや、人……? ……艦む……」
ズドーン グシャッ!
深海棲艦?「ッァァァ!!」
深雪「ッ!?」
夕張「深雪?」
深雪「あ……あぁぁぁぁ……」
夕張「深雪ちゃん!? どうしたの深雪ちゃん!!」
深雪「うぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
………………………………
………………
……
深雪「いや、敵艦隊の編成が聞いていたのと違うなって思って」
夕張「……どういうこと? 」
深雪「敵艦隊は人型がいないんだろ? 深雪には人型のみの編成が……」
風雲「人型のみって……嘘……重巡以上から成り立つ……嘘でしょ……!」
清霜「風雲姉さん……清霜達本当にそんなのと戦えるの……?」
夕張「ちょっと! ちょっとみんな落ち着いて!! 深雪ちゃん、敵の艦隊の方角は?」
深雪「進路から見て12時の方向に真っ直ぐ……正面の艦隊」
夕張「…………やっぱり軽巡と駆逐艦から成る水雷戦隊しかいないわ……」
深雪「いや、良く見て下さいよ! 真っ直ぐ行った先の艦隊を!」
夕張「風雲ちゃん、清霜ちゃん。望遠鏡で確認をして」
清霜「……駆逐艦と軽巡洋艦だけしかいないね」
風雲「同じく」
夕張「深雪ちゃん……貴女……」
深雪「嘘だ! じゃあ、この深雪様の目か頭がおかしくなったっていうのか!? 清霜、望遠鏡を貸せ! ほら、早く!」バシッ
清霜「あっ!」
夕張「比叡さん達の最終斉射が来るわよ! みんな一応気をつけて!」
深雪「絶対にあれは人型………いや、人……? ……艦む……」
ズドーン グシャッ!
深海棲艦?「ッァァァ!!」
深雪「ッ!?」
夕張「深雪?」
深雪「あ……あぁぁぁぁ……」
夕張「深雪ちゃん!? どうしたの深雪ちゃん!!」
深雪「うぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
………………………………
………………
……
※355は※353の修正版です
何故後半が綺麗さっぱり消えたのか……
何故後半が綺麗さっぱり消えたのか……
夕張「こちら第一艦隊夕張! 提督、応答願います!」
提督「どうした?」
夕張「深雪ちゃんが突然狂乱状態に陥り艦隊行動続行困難です」
提督「何があった?」
夕張「後方の比叡さん達の砲撃が敵艦に命中した途端に発狂をし始めました」
提督「つまり、初めての交戦で生死の恐怖を抱いてしまったという事か」
夕張「恐らくは……しかし、敵艦隊を発見した際にも不思議な事を話していました」
提督「不思議なことだと?」
夕張「はい。敵の軽巡と駆逐艦の事を重巡と誤認し、敵も艦娘だと言っておりました」
提督「……何?」
夕張「一部軽巡や重巡を戦艦と誤認するのはまだ分かりますが、人型ですらない軽巡や駆逐を重巡と間違えるのはおかしいですよね」
提督「そうなのだが、一番気になるのは……いや、今はそれを考えても意味がないか」
夕張「提督、私達はどうすれば?」
提督「夕張、今の深雪を護りながら交戦が出来るか? 出来るのならば作戦を続行する」
夕張「護りながらは無理ですが、駆逐艦の子が二人居なくなっても作戦は続行できます」
提督「分かった。深雪と清霜は艦隊を離脱して当艦まで撤退。夕張、戦線は任せたぞ」
夕張「お任せ下さい」
提督「どうした?」
夕張「深雪ちゃんが突然狂乱状態に陥り艦隊行動続行困難です」
提督「何があった?」
夕張「後方の比叡さん達の砲撃が敵艦に命中した途端に発狂をし始めました」
提督「つまり、初めての交戦で生死の恐怖を抱いてしまったという事か」
夕張「恐らくは……しかし、敵艦隊を発見した際にも不思議な事を話していました」
提督「不思議なことだと?」
夕張「はい。敵の軽巡と駆逐艦の事を重巡と誤認し、敵も艦娘だと言っておりました」
提督「……何?」
夕張「一部軽巡や重巡を戦艦と誤認するのはまだ分かりますが、人型ですらない軽巡や駆逐を重巡と間違えるのはおかしいですよね」
提督「そうなのだが、一番気になるのは……いや、今はそれを考えても意味がないか」
夕張「提督、私達はどうすれば?」
提督「夕張、今の深雪を護りながら交戦が出来るか? 出来るのならば作戦を続行する」
夕張「護りながらは無理ですが、駆逐艦の子が二人居なくなっても作戦は続行できます」
提督「分かった。深雪と清霜は艦隊を離脱して当艦まで撤退。夕張、戦線は任せたぞ」
夕張「お任せ下さい」
夕張「清霜ちゃん」
清霜「はい?」
夕張「これから清霜ちゃんは深雪ちゃんを護衛しながら朝霧に撤退して」
清霜「えー! 清霜も戦いたい!」
夕張「これは命令よ。それにね清霜ちゃん。深雪ちゃんをこのまま連れて戦っていたら私達全員が死んじゃう可能性があるの。だからね、言うことを聞いて?」
清霜「うぇ~……はい、分かりました……」
夕張「ごめんね」
清霜「戦いたかったな~……」
夕張「またいつかそんな時が来るから」
清霜「はい……」
夕張「じゃあ、頼むわね。深雪ちゃんも落ち着いて。事情は提督に話してね」
深雪「あぁぁぁぁぁぁ、うぇあぁぁぁぁ!」
清霜「ほら深雪ちゃん、一緒に来て」クイッ
夕張「二人とも、気を付けてね……」
風雲「夕張さん」
夕張「大丈夫よ風雲ちゃん。私達二人でもこの任務は完遂出来るわ」
風雲「はい」
夕張「じゃ、送り狼作戦行くわよ」
風雲「なんかそのネーミング嫌です」
夕張「…………」
……………………
…………
……
清霜「はい?」
夕張「これから清霜ちゃんは深雪ちゃんを護衛しながら朝霧に撤退して」
清霜「えー! 清霜も戦いたい!」
夕張「これは命令よ。それにね清霜ちゃん。深雪ちゃんをこのまま連れて戦っていたら私達全員が死んじゃう可能性があるの。だからね、言うことを聞いて?」
清霜「うぇ~……はい、分かりました……」
夕張「ごめんね」
清霜「戦いたかったな~……」
夕張「またいつかそんな時が来るから」
清霜「はい……」
夕張「じゃあ、頼むわね。深雪ちゃんも落ち着いて。事情は提督に話してね」
深雪「あぁぁぁぁぁぁ、うぇあぁぁぁぁ!」
清霜「ほら深雪ちゃん、一緒に来て」クイッ
夕張「二人とも、気を付けてね……」
風雲「夕張さん」
夕張「大丈夫よ風雲ちゃん。私達二人でもこの任務は完遂出来るわ」
風雲「はい」
夕張「じゃ、送り狼作戦行くわよ」
風雲「なんかそのネーミング嫌です」
夕張「…………」
……………………
…………
……
清霜「清霜、深雪両艦帰投しました!」
提督「深雪の容態は?」
清霜「多少だけど安定しました。でも、ずっと泣き続けていて……」
提督「深雪、私の声が分かるか?」
深雪「……分かる」
提督「提督単刀直入に問おう。何があった」
深雪「何がって…………うっ! ウゲッ」
清霜「深雪ちゃん! 大丈夫!?」
深雪「ごほっごほっ……大丈夫……」
清霜「司令官、今は深雪ちゃんを休ませてあげて。その代わりに清霜が出撃するから」
提督「本来ならばそうしたいところなのだがな。しかし今は交戦中で刻一刻と戦況が変わる。悠長に待つ事は難しい。深雪、何があったんだ」
深雪「……………………艦娘」
提督「何?」
深雪「司令官、深海棲艦って何なんだ? バケモノじゃ無かったのかよぉ……」
提督「…………清霜。交戦予定の敵艦はどんな見た目をしていた?」
清霜「え? いつも通り普通のやつだよ? バケモノの」
提督「ふむ。深雪は自分自身が見間違えたという可能性があると思うか?」
深雪「いや、あれは間違いなく艦娘だった! 」
提督「清霜、他に同じ事を言ってる者はいたか?」
清霜「ううん。深雪ちゃん以外は誰も」
提督「そうか」
提督「深雪の容態は?」
清霜「多少だけど安定しました。でも、ずっと泣き続けていて……」
提督「深雪、私の声が分かるか?」
深雪「……分かる」
提督「提督単刀直入に問おう。何があった」
深雪「何がって…………うっ! ウゲッ」
清霜「深雪ちゃん! 大丈夫!?」
深雪「ごほっごほっ……大丈夫……」
清霜「司令官、今は深雪ちゃんを休ませてあげて。その代わりに清霜が出撃するから」
提督「本来ならばそうしたいところなのだがな。しかし今は交戦中で刻一刻と戦況が変わる。悠長に待つ事は難しい。深雪、何があったんだ」
深雪「……………………艦娘」
提督「何?」
深雪「司令官、深海棲艦って何なんだ? バケモノじゃ無かったのかよぉ……」
提督「…………清霜。交戦予定の敵艦はどんな見た目をしていた?」
清霜「え? いつも通り普通のやつだよ? バケモノの」
提督「ふむ。深雪は自分自身が見間違えたという可能性があると思うか?」
深雪「いや、あれは間違いなく艦娘だった! 」
提督「清霜、他に同じ事を言ってる者はいたか?」
清霜「ううん。深雪ちゃん以外は誰も」
提督「そうか」
提督「深雪、再度確認だが敵艦隊の構成は艦娘だったとの事で良いのだな?」
深雪「……あぁ」
清霜「司令、どうするの?」
提督「深雪はすぐに医務室で休んで来い」
深雪「……ん」スタスタ
清霜「司令官?」
提督「清霜。深雪が言っている件だが、どう思う?」
清霜「えっと……」
提督「率直な意見で良い。思った通りに答えてくれ」
清霜「うん……深雪ちゃんが言ってる事は間違っていると思う」
提督「一応聞くが、何故そう思う?」
清霜「だって、清霜や他のみんなはそんな姿を見た事ないもん!」
提督「それは尤もな意見だ」
清霜「深雪ちゃんは疲れているか緊張していたんだよ」
提督「その可能性は高い。だが、もしも深雪が言っている事が本当だと仮定した場合清霜はどう思う?」
清霜「それはつまり……?」
提督「深海棲艦が艦娘で、私達は艦娘と艦娘で戦争しているという事ならばだ」
清霜「………………いや……」
提督「何らかの理由で深海棲艦……いや、今仮定の話をしても仕方ないか」
清霜「司令官……清霜、どうすればいいの?」
提督「今の話は忘れてくれ。そもそも深海棲艦が艦娘であるという可能性は限りなく低い」
清霜「うん……」
提督「大丈夫だ。お前達は國の為に闘ってくれているんだ。例えどんな結果であろうとも間違った事は全くしていない」
清霜「そう、なのかな?」
提督「ああ。私が保証しよう」
清霜「うん。ありがとう司令官!」
提督「では、清霜も少し休んで来なさい」
清霜「了解です!」スタスタ
深雪「……あぁ」
清霜「司令、どうするの?」
提督「深雪はすぐに医務室で休んで来い」
深雪「……ん」スタスタ
清霜「司令官?」
提督「清霜。深雪が言っている件だが、どう思う?」
清霜「えっと……」
提督「率直な意見で良い。思った通りに答えてくれ」
清霜「うん……深雪ちゃんが言ってる事は間違っていると思う」
提督「一応聞くが、何故そう思う?」
清霜「だって、清霜や他のみんなはそんな姿を見た事ないもん!」
提督「それは尤もな意見だ」
清霜「深雪ちゃんは疲れているか緊張していたんだよ」
提督「その可能性は高い。だが、もしも深雪が言っている事が本当だと仮定した場合清霜はどう思う?」
清霜「それはつまり……?」
提督「深海棲艦が艦娘で、私達は艦娘と艦娘で戦争しているという事ならばだ」
清霜「………………いや……」
提督「何らかの理由で深海棲艦……いや、今仮定の話をしても仕方ないか」
清霜「司令官……清霜、どうすればいいの?」
提督「今の話は忘れてくれ。そもそも深海棲艦が艦娘であるという可能性は限りなく低い」
清霜「うん……」
提督「大丈夫だ。お前達は國の為に闘ってくれているんだ。例えどんな結果であろうとも間違った事は全くしていない」
清霜「そう、なのかな?」
提督「ああ。私が保証しよう」
清霜「うん。ありがとう司令官!」
提督「では、清霜も少し休んで来なさい」
清霜「了解です!」スタスタ
提督(深雪……)
提督(かつての戦争で唯一アメリカとの戦争を経験していない艦娘……)
提督(かつて連合側に属していた地域からの侵攻……)
提督(深海棲艦が艦娘の姿形をしていると言う深雪からの報告……)
提督(これが意味する事は……)
提督(まさか……)
提督(しかし、ならば何故上層部はこの事を知らない……いや、私達に知らせない……?)
提督(なのだとしたらこの戦争は……)
乗組員「中将。宜しいでしょうか?」
提督(この戦争は一体……)
乗組員「中将?」
提督「すまない。何があった?」
提督(かつての戦争で唯一アメリカとの戦争を経験していない艦娘……)
提督(かつて連合側に属していた地域からの侵攻……)
提督(深海棲艦が艦娘の姿形をしていると言う深雪からの報告……)
提督(これが意味する事は……)
提督(まさか……)
提督(しかし、ならば何故上層部はこの事を知らない……いや、私達に知らせない……?)
提督(なのだとしたらこの戦争は……)
乗組員「中将。宜しいでしょうか?」
提督(この戦争は一体……)
乗組員「中将?」
提督「すまない。何があった?」
乗組員「 第四艦隊より吉報です。 敵主力艦隊への奇襲に成功した模様です」
提督「川内が上手くやってくれたか。彼我の損害の報告は来ているか?」
乗組員「第八艦隊帰還鈴谷の第ニ砲塔と第一魚雷発射管が大破したものの、現在消火作業は完了し航行にも影響は無いとのことです。敵の損害は不明です」
提督「鈴谷に繋いでくれ」
乗組員「はっ!」
提督「鈴谷、私だ」
鈴谷「あ、提督」
提督「損傷は大丈夫か?」
鈴谷「大丈夫……かな」
提督「それは良かった。これより第8艦隊は直ぐにコロネハイカラ島まで撤退し、入渠し再出撃に備えよ」
鈴谷「了解」
提督「次は瑞鶴に繋いでくれ」
乗組員「繋がりました」
提督「第三次攻撃隊の準備はどうだ?」
瑞鶴「現在対艦魚雷を換装中よ! あと10分あれば発艦体制に入れるわ!」
提督「了解だ。攻撃隊の準備が出来次第敵主力艦隊に再攻撃だ」
瑞鶴「了解!」
乗組員「中将! 第四艦隊から通信がはいりました!」
提督「繋げ」
川内「提督! 敵の艦載機がそちらに向かっているよ! 今目視で確認出来た!」
提督「全艦に通達! 敵艦載機が現在こちらに向けて接近中! 各艦対空戦闘用意!」
提督「海中に展開した対潜網の範囲内で回避行動を行うように心掛けろ」
瑞鶴「提督さん、艦戦隊を直掩機として展開する?」
提督「弾薬や燃料の補給状況は?」
瑞鶴「もう完了したわ!」
提督「瑞鳳は?」
瑞鳳「完了してます!」
提督「ならば、稼働全機発艦。艦攻隊の発艦後は艦戦隊の半分は護衛として、残りは艦隊防空に回せ」
瑞鶴「了解!」
……………………
…………
……
提督「川内が上手くやってくれたか。彼我の損害の報告は来ているか?」
乗組員「第八艦隊帰還鈴谷の第ニ砲塔と第一魚雷発射管が大破したものの、現在消火作業は完了し航行にも影響は無いとのことです。敵の損害は不明です」
提督「鈴谷に繋いでくれ」
乗組員「はっ!」
提督「鈴谷、私だ」
鈴谷「あ、提督」
提督「損傷は大丈夫か?」
鈴谷「大丈夫……かな」
提督「それは良かった。これより第8艦隊は直ぐにコロネハイカラ島まで撤退し、入渠し再出撃に備えよ」
鈴谷「了解」
提督「次は瑞鶴に繋いでくれ」
乗組員「繋がりました」
提督「第三次攻撃隊の準備はどうだ?」
瑞鶴「現在対艦魚雷を換装中よ! あと10分あれば発艦体制に入れるわ!」
提督「了解だ。攻撃隊の準備が出来次第敵主力艦隊に再攻撃だ」
瑞鶴「了解!」
乗組員「中将! 第四艦隊から通信がはいりました!」
提督「繋げ」
川内「提督! 敵の艦載機がそちらに向かっているよ! 今目視で確認出来た!」
提督「全艦に通達! 敵艦載機が現在こちらに向けて接近中! 各艦対空戦闘用意!」
提督「海中に展開した対潜網の範囲内で回避行動を行うように心掛けろ」
瑞鶴「提督さん、艦戦隊を直掩機として展開する?」
提督「弾薬や燃料の補給状況は?」
瑞鶴「もう完了したわ!」
提督「瑞鳳は?」
瑞鳳「完了してます!」
提督「ならば、稼働全機発艦。艦攻隊の発艦後は艦戦隊の半分は護衛として、残りは艦隊防空に回せ」
瑞鶴「了解!」
……………………
…………
……
……………………
…………
……
乗組員「瑞鶴、瑞鳳航空隊の攻撃により敵主力艦隊壊滅。敵随伴艦は撤退を開始しました」
瑞鶴「提督さん、追撃の為の航空隊は出す?」
瑞鳳「出撃中の航空隊が着艦後すぐに再攻撃させれば夕方迄には間に合うかもしれません」
提督「いや、この時間だと未帰還機が出てしまう可能性が強いだろう。無駄な犠牲は出したくない」
瑞鳳「了解です!」
提督「さて、陸軍へフィジー・サモアの制圧完了の電文を打電してくれ」
乗組員「了解!」
提督「全艦へ無線を繋げてくれ」
乗組員「了解! ……繋がりました」
提督「全艦に告ぐ。現時刻をもってして作戦完了とする。我々の勝利だ! 」
提督「海上に展開している艦は朝霧に帰還。コロネハイカラ島に撤退している艦はそのまま待機をしてくれ」
提督「朝霧がコロネハイカラ島に寄港後は陸軍の輸送船の到着まで待機。陸軍の上陸部隊が兵員や資材をフィジー方面へ輸送するのを援護する」
提督「以上だ。全員御苦労であった」
……………………
…………
……
…………
……
乗組員「瑞鶴、瑞鳳航空隊の攻撃により敵主力艦隊壊滅。敵随伴艦は撤退を開始しました」
瑞鶴「提督さん、追撃の為の航空隊は出す?」
瑞鳳「出撃中の航空隊が着艦後すぐに再攻撃させれば夕方迄には間に合うかもしれません」
提督「いや、この時間だと未帰還機が出てしまう可能性が強いだろう。無駄な犠牲は出したくない」
瑞鳳「了解です!」
提督「さて、陸軍へフィジー・サモアの制圧完了の電文を打電してくれ」
乗組員「了解!」
提督「全艦へ無線を繋げてくれ」
乗組員「了解! ……繋がりました」
提督「全艦に告ぐ。現時刻をもってして作戦完了とする。我々の勝利だ! 」
提督「海上に展開している艦は朝霧に帰還。コロネハイカラ島に撤退している艦はそのまま待機をしてくれ」
提督「朝霧がコロネハイカラ島に寄港後は陸軍の輸送船の到着まで待機。陸軍の上陸部隊が兵員や資材をフィジー方面へ輸送するのを援護する」
提督「以上だ。全員御苦労であった」
……………………
…………
……
一ヶ月後 横須賀鎮守府
瑞鶴「うわー久しぶりに帰ってきたわね」
瑞鳳「そうね。前段作戦開始時から私達は出ずっぱりだったから本当に久しぶり」
瑞鶴「でも、私達の部屋って埃まみれなんじゃ……」
瑞鳳「あー……確かにそうかも」
瑞鶴「まずは掃除からか」
瑞鳳「そうね」
ガチャ バタン
瑞鶴「あ、提督さん!」
提督「どうした?」
瑞鶴「どうしたも何も提督さんこそどうしたのよ? 帰って来て早々何処か行くの?」
提督「ああ。これから大本営へ行かねばならない」
瑞鶴「え!? 横須賀に戻ってきて一時間も経ってないじゃない!」
提督「どうしても急ぎで確認を取らねばならない事があってな」
瑞鶴「そうは言っても提督さんはコロネハイカラ島やショートランド、帰投中の朝霧の中でも全然休んでなかったじゃない! 提督さん倒れちゃうよ!」
瑞鳳「お言葉ですが、私も瑞鶴に同感です。提督が倒れてしまったら元も子もありません。せめて一日休んで下さい」
提督「二人ともありがとう。しかし今回ばかりはそうは言って居られないのだ」ポンポン
瑞鶴「でも……」
提督「私は大丈夫だ。それと、二人には私が留守の間鎮守府の指揮を任せたいのだが、引き受けてくれるな?」
瑞鶴「私も提督さんに同行したい」
提督「すまないが、今回は私一人で行かねばならない」
瑞鶴「でも提督さんが危険な目に遭ったら……」
提督「大丈夫だ。今回は湾岸から離れたルートで大本営へ向かう。敵襲による被害の可能性も格段と少なくなる」
瑞鶴「でも……」
提督「瑞鶴は心配性だな。大丈夫だ。それとも私が信じられないか?」
瑞鶴「……信じられない」
瑞鶴「うわー久しぶりに帰ってきたわね」
瑞鳳「そうね。前段作戦開始時から私達は出ずっぱりだったから本当に久しぶり」
瑞鶴「でも、私達の部屋って埃まみれなんじゃ……」
瑞鳳「あー……確かにそうかも」
瑞鶴「まずは掃除からか」
瑞鳳「そうね」
ガチャ バタン
瑞鶴「あ、提督さん!」
提督「どうした?」
瑞鶴「どうしたも何も提督さんこそどうしたのよ? 帰って来て早々何処か行くの?」
提督「ああ。これから大本営へ行かねばならない」
瑞鶴「え!? 横須賀に戻ってきて一時間も経ってないじゃない!」
提督「どうしても急ぎで確認を取らねばならない事があってな」
瑞鶴「そうは言っても提督さんはコロネハイカラ島やショートランド、帰投中の朝霧の中でも全然休んでなかったじゃない! 提督さん倒れちゃうよ!」
瑞鳳「お言葉ですが、私も瑞鶴に同感です。提督が倒れてしまったら元も子もありません。せめて一日休んで下さい」
提督「二人ともありがとう。しかし今回ばかりはそうは言って居られないのだ」ポンポン
瑞鶴「でも……」
提督「私は大丈夫だ。それと、二人には私が留守の間鎮守府の指揮を任せたいのだが、引き受けてくれるな?」
瑞鶴「私も提督さんに同行したい」
提督「すまないが、今回は私一人で行かねばならない」
瑞鶴「でも提督さんが危険な目に遭ったら……」
提督「大丈夫だ。今回は湾岸から離れたルートで大本営へ向かう。敵襲による被害の可能性も格段と少なくなる」
瑞鶴「でも……」
提督「瑞鶴は心配性だな。大丈夫だ。それとも私が信じられないか?」
瑞鶴「……信じられない」
瑞鳳「瑞鶴!?」
提督「ほう……つまり瑞鶴は私の事を信頼出来ないと?」
瑞鶴「いつもの提督さんなら私はいつでも信頼しているし、信用もしているわ。だけど今の提督さんは駄目」
提督「何故だ?」
瑞鶴「だって提督さん……目が怖いよ」
提督「それは私が寝不……」
瑞鶴「……今から人を殺すつもりでしょ」
提督「っ!?」
瑞鳳「え!?」
瑞鶴「ごめん、提督さん」バッ
提督「何をす……むっ」
瑞鳳「えっ……あっ……瑞鶴こんなところでなんて駄目……」
瑞鶴「ん……」スッ
提督「瑞鶴、お前……」
瑞鶴「提督さん、これは何? どうして銃を隠し持っているの?」
提督「私とて海軍将校の端くれだ。銃はいつでも携帯している」
瑞鶴「ううん。いつもの場所と違うわ。それにいつものホルスターにも銃を下げているじゃない」
提督「……何でもお見通しか」
提督「ほう……つまり瑞鶴は私の事を信頼出来ないと?」
瑞鶴「いつもの提督さんなら私はいつでも信頼しているし、信用もしているわ。だけど今の提督さんは駄目」
提督「何故だ?」
瑞鶴「だって提督さん……目が怖いよ」
提督「それは私が寝不……」
瑞鶴「……今から人を殺すつもりでしょ」
提督「っ!?」
瑞鳳「え!?」
瑞鶴「ごめん、提督さん」バッ
提督「何をす……むっ」
瑞鳳「えっ……あっ……瑞鶴こんなところでなんて駄目……」
瑞鶴「ん……」スッ
提督「瑞鶴、お前……」
瑞鶴「提督さん、これは何? どうして銃を隠し持っているの?」
提督「私とて海軍将校の端くれだ。銃はいつでも携帯している」
瑞鶴「ううん。いつもの場所と違うわ。それにいつものホルスターにも銃を下げているじゃない」
提督「……何でもお見通しか」
瑞鶴「提督さん、一体何があったの?」
瑞鳳「もしかして……深雪ちゃんの事と何か関係が……」
提督「今は話せない」
瑞鶴「私達にも話せない事なの?」
提督「ああ」
瑞鶴「それは絶対に?」
提督「ああ」
瑞鶴「ならせめて一緒に行かせてよ」
提督「駄目だ」
瑞鶴「じゃあ……一つだけ教えて」
提督「……内容による」
瑞鶴「提督さんと会えるのはこれが最後にならないよね?」
提督「…………戻って来たいとは考えている」
瑞鶴「それってつまり……」
提督「すまんな。もう、これ以上は話せない」
瑞鶴「提督さん!」
瑞鳳「もしかして……深雪ちゃんの事と何か関係が……」
提督「今は話せない」
瑞鶴「私達にも話せない事なの?」
提督「ああ」
瑞鶴「それは絶対に?」
提督「ああ」
瑞鶴「ならせめて一緒に行かせてよ」
提督「駄目だ」
瑞鶴「じゃあ……一つだけ教えて」
提督「……内容による」
瑞鶴「提督さんと会えるのはこれが最後にならないよね?」
提督「…………戻って来たいとは考えている」
瑞鶴「それってつまり……」
提督「すまんな。もう、これ以上は話せない」
瑞鶴「提督さん!」
提督「瑞鶴。もしも私がまた戻って来たら話したい事がある」
瑞鶴「それなら、今話してよ!」
提督「……瑞鳳」
瑞鳳「はい」
提督「瑞鶴やみんなを頼んだぞ」
瑞鳳「……はい」
提督「では、私は行ってくるよ」
瑞鶴「嫌……」
提督「また、な」スタスタ
瑞鶴「提督、さん……」
瑞鶴「それなら、今話してよ!」
提督「……瑞鳳」
瑞鳳「はい」
提督「瑞鶴やみんなを頼んだぞ」
瑞鳳「……はい」
提督「では、私は行ってくるよ」
瑞鶴「嫌……」
提督「また、な」スタスタ
瑞鶴「提督、さん……」
今回はここまでとなります。
ここ数年リアル仕事が激務になり半死半生状態でしたが、ここ二ヶ月は拍車がかかり棺桶に片足を突っ込んだ状態でした。
しかし依然ブラウザ版艦これでは甲攻略と新艦掘りに従事してます。
今回イベでは満潮ちゃんが尊すぎて棺桶に両足を突っ込む寸前でした。
あと、山城ボイスも素晴らしかったですね。
激遅進行で申し訳ないのですが、来年以降もお付き合いお願いします。
今年中にもう一度更新出来たらいいなぁ……
ここ数年リアル仕事が激務になり半死半生状態でしたが、ここ二ヶ月は拍車がかかり棺桶に片足を突っ込んだ状態でした。
しかし依然ブラウザ版艦これでは甲攻略と新艦掘りに従事してます。
今回イベでは満潮ちゃんが尊すぎて棺桶に両足を突っ込む寸前でした。
あと、山城ボイスも素晴らしかったですね。
激遅進行で申し訳ないのですが、来年以降もお付き合いお願いします。
今年中にもう一度更新出来たらいいなぁ……
一ヶ月後
コンコン
瑞鳳「瑞鶴……起きてる?」
瑞鶴「…………」
瑞鳳「入るね」ガチャッ
瑞鶴「…………」
瑞鳳「ご飯、ここに置いておくから」
瑞鶴「……うん」
瑞鳳「何かほかにあったら言ってね」
瑞鶴「……ありがと」
瑞鳳「それじゃ、また後で」
パタン
瑞鳳「瑞鶴もまだ立ち直れ無い……か」
舞風「瑞鳳さん!」
瑞鳳「舞風ちゃん。陽炎ちゃんの様子は?」
舞風「ダメ、ですね。なんだか電池が切れちゃったみたいに布団から出て来ないです」
瑞鳳「そう……」
舞風「瑞鳳さん、この鎮守府ってどうなっちゃうんですか? 新しい提督はまだ着任しないですし……」
瑞鳳「その代わりに朝霧の乗組員の方々が運営を手伝ってくれているから、何とか運営に支障は……ごめんね、嘘。こんなに士気が下がっていては敵襲があっても対応出来ない」
コンコン
瑞鳳「瑞鶴……起きてる?」
瑞鶴「…………」
瑞鳳「入るね」ガチャッ
瑞鶴「…………」
瑞鳳「ご飯、ここに置いておくから」
瑞鶴「……うん」
瑞鳳「何かほかにあったら言ってね」
瑞鶴「……ありがと」
瑞鳳「それじゃ、また後で」
パタン
瑞鳳「瑞鶴もまだ立ち直れ無い……か」
舞風「瑞鳳さん!」
瑞鳳「舞風ちゃん。陽炎ちゃんの様子は?」
舞風「ダメ、ですね。なんだか電池が切れちゃったみたいに布団から出て来ないです」
瑞鳳「そう……」
舞風「瑞鳳さん、この鎮守府ってどうなっちゃうんですか? 新しい提督はまだ着任しないですし……」
瑞鳳「その代わりに朝霧の乗組員の方々が運営を手伝ってくれているから、何とか運営に支障は……ごめんね、嘘。こんなに士気が下がっていては敵襲があっても対応出来ない」
舞風「それなら、考えることはやめて身体を動かしましょうよ!」
瑞鳳「そうね……」
舞風「瑞鳳さんも本当はすごく辛いですよね? でも頑張って身体を動かしているから瑞鶴さん達みたいに引きこもっちゃうような精神状態になってないもん」
瑞鳳「…………」
舞風「瑞鳳さん、出撃しましょう! 前の大規模出撃の傷はみんな癒えてます。身体を動かして元気になりましょう!」
瑞鳳「でも私達は軍属。勝手な行動は……」
舞風「提督が何も言わないで勝手に失踪したのが悪いんです! 舞風達は上官の教えを守るだけです!」
瑞鳳「教え?」
舞風「好き勝手に行動する、ですよ!」
瑞鳳「ふふっ……確かにそうね」
舞風「そうです! それじゃ、いっきましょーそれっ、ワンツー!」
瑞鳳「こら、慌てない! 色々準備をするからちょっと待ってて!」
舞風「はーい!」
瑞鳳「それにしても、舞風ちゃんってあんな話し方もするのね」
舞風「あんな、ですか?」
瑞鳳「真面目な話し方。末っ子みたいって言うのも変だけど、いつでも元気みたいな話し方だから」
舞風「あー……みんなには秘密にして下さいよ~! 舞風は末っ子みたいに元気に振る舞うのが好きですしそうしたいんです! そうすれば舞風もみんなも元気になりますから」
瑞鳳「確かに元気が出てきた。そうよね、辛気臭い顔で過ごしていても良いことなんてないもんね」
舞風「そのとーり!」
瑞鳳「そうね……」
舞風「瑞鳳さんも本当はすごく辛いですよね? でも頑張って身体を動かしているから瑞鶴さん達みたいに引きこもっちゃうような精神状態になってないもん」
瑞鳳「…………」
舞風「瑞鳳さん、出撃しましょう! 前の大規模出撃の傷はみんな癒えてます。身体を動かして元気になりましょう!」
瑞鳳「でも私達は軍属。勝手な行動は……」
舞風「提督が何も言わないで勝手に失踪したのが悪いんです! 舞風達は上官の教えを守るだけです!」
瑞鳳「教え?」
舞風「好き勝手に行動する、ですよ!」
瑞鳳「ふふっ……確かにそうね」
舞風「そうです! それじゃ、いっきましょーそれっ、ワンツー!」
瑞鳳「こら、慌てない! 色々準備をするからちょっと待ってて!」
舞風「はーい!」
瑞鳳「それにしても、舞風ちゃんってあんな話し方もするのね」
舞風「あんな、ですか?」
瑞鳳「真面目な話し方。末っ子みたいって言うのも変だけど、いつでも元気みたいな話し方だから」
舞風「あー……みんなには秘密にして下さいよ~! 舞風は末っ子みたいに元気に振る舞うのが好きですしそうしたいんです! そうすれば舞風もみんなも元気になりますから」
瑞鳳「確かに元気が出てきた。そうよね、辛気臭い顔で過ごしていても良いことなんてないもんね」
舞風「そのとーり!」
瑞鳳「ありがとう舞風ちゃん。それじゃあ陽炎ちゃんと瑞鶴ちゃん以外の子を読んできて」
舞風「二人は誘わなくていいんですか?」
瑞鳳「あの二人はもう少しだけ休ませてあげたいかな。提督の事を特に慕っていた訳だから心を癒す時間をあげたいの」
舞風「でも……」
瑞鳳「うん。いつまでもあんな顔をさせてあげないよ。少ししたら引っ叩いても外に無理矢理連れ出すつもりだから大丈夫」
舞風「舞風もそれがいいと思います!」
瑞鳳「もしも私だけじゃ連れ出せ無さそうだったら手伝ってね」
舞風「はーい!」
瑞鳳「じゃ、今から1時間後に全員艤装を装備した上で港へ集合ね」
舞風「了解しましたー!」
タッタッタッ
瑞鳳「よーし! 編成を考えないと!」
……………………
…………
……
舞風「二人は誘わなくていいんですか?」
瑞鳳「あの二人はもう少しだけ休ませてあげたいかな。提督の事を特に慕っていた訳だから心を癒す時間をあげたいの」
舞風「でも……」
瑞鳳「うん。いつまでもあんな顔をさせてあげないよ。少ししたら引っ叩いても外に無理矢理連れ出すつもりだから大丈夫」
舞風「舞風もそれがいいと思います!」
瑞鳳「もしも私だけじゃ連れ出せ無さそうだったら手伝ってね」
舞風「はーい!」
瑞鳳「じゃ、今から1時間後に全員艤装を装備した上で港へ集合ね」
舞風「了解しましたー!」
タッタッタッ
瑞鳳「よーし! 編成を考えないと!」
……………………
…………
……
瑞鳳「…………一体どう言う事なの……?」
コンコン
瑞鳳「入っていいわよ」
舞風「瑞鳳さん、南方方面の夕張さん達の艦隊が帰投しましたー!」
瑞鳳「舞風ちゃんね。報告ご苦労様。 夕張は来てる?」
舞風「来てます! 今呼んできますね!」
パタン パタパタパタ……
コンコン コン
瑞鳳「夕張ね。入って」
ガチャッ パタン
夕張「夕張率いる第五艦隊、南方海域の哨戒任務完了しました」
瑞鳳「ご苦労様。早速だけど……その服装なら多分南方もそうなのね」
夕張「南方も……と言うことはまさか……」
瑞鳳「そのまさか。まだ西方の艦隊は戻って来ていないけど、その他の艦隊はただの一度も敵艦と交戦をしなかった。むしろ、一度も敵艦や敵機を発見する事も無かったみたい」
夕張「そんな事って……」
瑞鳳「偶然か、それとも必然かは分からない。だけど事実は事実として認めないと」
夕張「そうね。ちなみにまだ戻って来ていない艦隊は?」
瑞鳳「東方方面の哨戒任務に出した第四艦隊と、念の為に出した鎮守府近海の対潜哨戒の艦隊の二艦隊だけね」
夕張「情報待ちか」
瑞鳳「うん」
夕張「提督の失踪と何か理由は……」
瑞鳳「分からないわ。だからこそ情報が欲しい」
夕張「私は補給に戻るね。瑞鳳もあんまり根を詰めないようにね」
瑞鳳「ありがと」
夕張「それじゃ」
ガチャ パタン
コンコン
瑞鳳「入っていいわよ」
舞風「瑞鳳さん、南方方面の夕張さん達の艦隊が帰投しましたー!」
瑞鳳「舞風ちゃんね。報告ご苦労様。 夕張は来てる?」
舞風「来てます! 今呼んできますね!」
パタン パタパタパタ……
コンコン コン
瑞鳳「夕張ね。入って」
ガチャッ パタン
夕張「夕張率いる第五艦隊、南方海域の哨戒任務完了しました」
瑞鳳「ご苦労様。早速だけど……その服装なら多分南方もそうなのね」
夕張「南方も……と言うことはまさか……」
瑞鳳「そのまさか。まだ西方の艦隊は戻って来ていないけど、その他の艦隊はただの一度も敵艦と交戦をしなかった。むしろ、一度も敵艦や敵機を発見する事も無かったみたい」
夕張「そんな事って……」
瑞鳳「偶然か、それとも必然かは分からない。だけど事実は事実として認めないと」
夕張「そうね。ちなみにまだ戻って来ていない艦隊は?」
瑞鳳「東方方面の哨戒任務に出した第四艦隊と、念の為に出した鎮守府近海の対潜哨戒の艦隊の二艦隊だけね」
夕張「情報待ちか」
瑞鳳「うん」
夕張「提督の失踪と何か理由は……」
瑞鳳「分からないわ。だからこそ情報が欲しい」
夕張「私は補給に戻るね。瑞鳳もあんまり根を詰めないようにね」
瑞鳳「ありがと」
夕張「それじゃ」
ガチャ パタン
今回はこれで終わりです。
あけましておめでとうございます。
今年も細々と更新を続けるのでお付き合いの程宜しくお願いします。
では、また来ますね
あけましておめでとうございます。
今年も細々と更新を続けるのでお付き合いの程宜しくお願いします。
では、また来ますね
瑞鶴、瑞鳳、陽炎嫁のssの続きが見たかったりする。
あれ超好き。
あれ超好き。
瑞鳳(西方の艦隊の帰還にはまだ時間がかかる……北方と南方、北東、南東は敵艦隊はおろか、はぐれの深海棲艦すら見当たらない……そうなると多分東方にもいない可能性は高い……)
コンコン コン
舞風「瑞鳳さーん」
瑞鳳(やっぱり提督が何かを……?)
舞風「瑞鳳さーん!」
瑞鳳「えっ、あっ! どうしたの?」
舞風「第四艦隊と第二艦隊も帰投したので連絡です!」
瑞鳳「ごめんね、考え事してたの」
舞風「敵艦隊がいない事ですか?」
瑞鳳「そうね」
舞風「東方と近海のどちらにも敵艦はいなかったみたいです」
瑞鳳「やっぱり……」
ダッダッダッ
舞風「あれ? 夕張さん?」
夕張「瑞鳳、入るわよ!」
瑞鳳「どうしたのよそんな慌てて」
夕張「西方に出ている第六艦隊から入電が!」
瑞鳳「まさか……」
夕張「深海棲艦の大規模な艦隊を発見とのことよ……」
コンコン コン
舞風「瑞鳳さーん」
瑞鳳(やっぱり提督が何かを……?)
舞風「瑞鳳さーん!」
瑞鳳「えっ、あっ! どうしたの?」
舞風「第四艦隊と第二艦隊も帰投したので連絡です!」
瑞鳳「ごめんね、考え事してたの」
舞風「敵艦隊がいない事ですか?」
瑞鳳「そうね」
舞風「東方と近海のどちらにも敵艦はいなかったみたいです」
瑞鳳「やっぱり……」
ダッダッダッ
舞風「あれ? 夕張さん?」
夕張「瑞鳳、入るわよ!」
瑞鳳「どうしたのよそんな慌てて」
夕張「西方に出ている第六艦隊から入電が!」
瑞鳳「まさか……」
夕張「深海棲艦の大規模な艦隊を発見とのことよ……」
瑞鳳「深海棲艦が消えたわけじゃ無かったのね……」
舞風「瑞鳳さん、どうしますか?」
瑞鳳「舞風ちゃんは皆に出撃の連絡をお願い。夕張は全艦の艤装の点検と補給を」
舞風・夕張「了解!」
瑞鳳「鎮守府の護りは……」
夕張「他の鎮守府への要請はダメね」
瑞鳳「そうね。軍規を破っている私達に巻き込むのは流石にね」
夕張「瑞鶴と陽炎ちゃんに任せるのはどうかしら?」
瑞鳳「今の瑞鶴と陽炎ちゃんの精神状態じゃ……」
夕張「ううん、逆よ。今の二人を戦闘海域へ連れて行くのは二人を殺させに行く様なものだもの」
瑞鳳「でも、敵が来ない可能性が高いここの警護なら安心ってことね?」
夕張「そういう事。じゃ、私達は仕事して来るわね」
瑞鳳「私も二人のところに行って来るね」
……………………
…………
……
舞風「瑞鳳さん、どうしますか?」
瑞鳳「舞風ちゃんは皆に出撃の連絡をお願い。夕張は全艦の艤装の点検と補給を」
舞風・夕張「了解!」
瑞鳳「鎮守府の護りは……」
夕張「他の鎮守府への要請はダメね」
瑞鳳「そうね。軍規を破っている私達に巻き込むのは流石にね」
夕張「瑞鶴と陽炎ちゃんに任せるのはどうかしら?」
瑞鳳「今の瑞鶴と陽炎ちゃんの精神状態じゃ……」
夕張「ううん、逆よ。今の二人を戦闘海域へ連れて行くのは二人を殺させに行く様なものだもの」
瑞鳳「でも、敵が来ない可能性が高いここの警護なら安心ってことね?」
夕張「そういう事。じゃ、私達は仕事して来るわね」
瑞鳳「私も二人のところに行って来るね」
……………………
…………
……
陽炎「瑞鶴さん、皆出撃したみたいです」
瑞鶴「……そうね」
陽炎「……私、近海の様子を見てきますね」
瑞鶴「うん。よろしく」
陽炎「瑞鶴さん」
瑞鶴「……ん?」
陽炎「司令は……もう…………」
瑞鶴「違う! 提督さんが私の前から居なくなるなんて!」
陽炎「…………」
瑞鶴「…………」
陽炎「……行ってきます」
瑞鶴「ごめん……」
陽炎「いえ。私も一人になりたいですし丁度いいです」
瑞鶴「ごめんね……」
陽炎「……はい」
スタスタスタスタ
瑞鶴「ごめんね……ごめんね……」
瑞鶴「皆、ごめんなさい……でも私、提督さんが居ないともうダメみたい……」
瑞鶴「提督さん……どこなの……?」
瑞鶴「提督さん…………」
……………………
…………
……
瑞鶴「……そうね」
陽炎「……私、近海の様子を見てきますね」
瑞鶴「うん。よろしく」
陽炎「瑞鶴さん」
瑞鶴「……ん?」
陽炎「司令は……もう…………」
瑞鶴「違う! 提督さんが私の前から居なくなるなんて!」
陽炎「…………」
瑞鶴「…………」
陽炎「……行ってきます」
瑞鶴「ごめん……」
陽炎「いえ。私も一人になりたいですし丁度いいです」
瑞鶴「ごめんね……」
陽炎「……はい」
スタスタスタスタ
瑞鶴「ごめんね……ごめんね……」
瑞鶴「皆、ごめんなさい……でも私、提督さんが居ないともうダメみたい……」
瑞鶴「提督さん……どこなの……?」
瑞鶴「提督さん…………」
……………………
…………
……
今回はここまでです。
陽炎改二で歓喜しました。
これで瑞鶴、瑞鳳、陽炎の三艦全てに改二が実装されたので私は満足です。
次は4駆勢に是非……
陽炎改二で歓喜しました。
これで瑞鶴、瑞鳳、陽炎の三艦全てに改二が実装されたので私は満足です。
次は4駆勢に是非……
類似してるかもしれないスレッド
- 勇者「もうがんばりたくない」 (317) - [53%] - 2012/12/14 5:45 ★
- モバP「もう耐えられない」 (226) - [50%] - 2015/11/8 17:15 ★
- モバP「アイドルには負けない」 (971) - [43%] - 2014/7/3 15:15 ☆
- 提督「曙と仲良くなりたい」 (333) - [43%] - 2015/3/11 14:30 ☆
- 八幡「やべぇ…遭難した…。」 (308) - [43%] - 2014/9/23 13:45 ★★
- 戦士「勇者の行動がおかしい」 (162) - [43%] - 2014/4/4 16:15 ☆
トップメニューへ / →のくす牧場書庫について