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    元スレまゆ 「まゆ、プロデューサーさんの子種が欲しいんです…」

    SS+覧 / PC版 /
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    51 :

    楓さん逃げてー

    52 :

    楓さんならウェルカムなんじゃなかろうか

    53 :

    破ぁ!

    54 :

    まるで体に電気が走ったみたい!
    ママ
    母が言った通りだった!
    私、私今、猛烈にこの人の子種が欲しい!
    今すぐにでも押し倒したい!
    でもどうやって!?
    今こんな所で押し倒したりなんかしたら通報される!ああ、でもこの気持ち、抑えられない、止まらない!好き好き大好きどうしよう!
    どうやったら子種が

    55 = 1 :

    「あ、あの、アイドルに興味は有りませんか?」


    「…はい?」


    男は名刺を差し出しながら少し困った様な表情で、そう言った。

    困った様な表情の中に浮かぶ真剣な眼差し。

    ああ、この瞳、吸い込まれそう……

    「アイドル…?」

    「はい。アイドルです。宜しければ、是非……」

    あ!

    これでこの人と一緒になれる!?

    「はい!よろしくお願いします!」

    まるで本能がそうさせたかの如く二つ返事でそう答えていた。

    「あ、あの、いえ、まだ話を…」

    「なります!貴方のアイドルに…私なります!いえ、やらせて下さい!」

    物凄い剣幕に押されたのか男――プロデューサーも頷いていた。
    どこか少し危うい印象を与えつつも漂う本能をたぶらかす魅力。
    この子なら……?



    56 :

    いかん!その娘には手を出すな!

    57 = 1 :

    「ま、まずはそこの喫茶店で御話でもしましょうか…」

    「はい」


    ―――――――――――――
    ―――――――――
    ―――――
    ――

    ―――――――
    ――――――
    ――――
    ―――
    ――



    58 :

    喫茶店よりホテルに行きたいですねぇ

    59 :

    お約束というか、まあ、輪姦はまだかね?(真顔

    60 :

    プロデューサーをか

    61 :

    数刻後

    事務所にて荷物を纏めているまゆの姿があった。

    「ちょ、ちょっと、まゆちゃん!?どうしたの、辞めるって!?」

    話を聞き付けたのか、担当者が慌ててやって来た。

    煩いのが来た。

    まゆはなるべく男を視界に入れない様にしながら荷物を淡々と片付け続けた。

    「はい、お世話になりました。」

    「いやいやお世話になりましたじゃないよ!?なんで辞めるの!?」

    適当な嘘で繕いながら荷物を片付けていく。

    「親がもう辞めろ、と言いましてねぇ…残念です。」
    荷物を片付け終わり届け出の書類を机に置いて、まゆはちらり、とゴミ箱を眺めた。

    中からさっき捨てた資料が見える。

    まゆはそれを見て何か満足そうに口元に笑みを浮かべてカバンを抱えた。

    担当者が口煩く何かを言っているがもうまゆには届く事はなかった。








    古巣を抜け、彼女は新しい愛の巣へと飛び立った。

    63 = 1 :

    ―――――――――――――
    ―――――――――
    ―――――
    ――


    2日後、とあるアイドル事務所前

     「うふ、ここですねぇ。」

    手の中の名刺を頼りに遠路はるばる辿り着いた彼女は誰に聞かれるでもなくそう呟いた。

    電車を乗り継いで乗り継いで数時間。
    途中で迷って別の駅に行ってしまい警察に怪しまれたり、間違えて乗り過ごしたりしたがなんとか辿り着けた。

     「なんとか…なんとか辿り着けましたねぇ…」

    疲れたが、辿り着いた愛の巣を目の当たりにするとそんな疲れも吹き飛ぶみたいだ。

     「さあ、待っていて下さい、プロデューサーさん!」

    階段の上の小さな事務所。
    しかし彼女にはその小さな事務所は前までいたモデル事務所よりも遥かに素晴らしい物に見えていた。


     「ここがまゆと貴方の新しい愛の巣です!」


    64 :

    まゆはどじっ子で可愛いなー(遠い目)

    65 :

    ままゆはかわいいなぁ!

    66 :

    前向きなままゆ可愛い

    67 :

    ポンコツままゆなら勝ち目があるかもしれない
    いや、やっぱりないわ
    誘惑されたら即堕ちするもん

    68 :

    ぽんこつ可愛さでPの他にアイドル達のハートまで射止めてしまうかもしれない可能性があったり無かったり

    69 :

    SSでこんなこと言うのも野暮だけどこういう移籍の仕方ってあとあと角が立って大変そう

    抜群の行動力に対して乗り物にやたら弱くてちょっとわろた

    70 :

    そりゃまあ武内Pの子種貰えば優秀な遺伝子が手にはいるだろうな(遠い目)

    71 :

    子孫さえ残せば後はどうとでもなる、て思考なんかね

    子孫が残るまでは、いろいろとカモフラするけれど

    72 :

    そりゃあ後は産めよ増やせよですぜ

    73 :

    タイトルでコメディかと思ったらホラー、だと思ったらやっぱりコメディかな?

    期待

    74 :

    純愛ラブコメだな

    75 :

    >>70
    武内Pと決まった訳では……

    76 :

    どんなPでも優秀な子種でしょう

    77 :

    今日は更新できなさそうに有りません

    申し訳ないです

    78 :

    階段を登り、躊躇う事無くドアに手をかける。

     「こんにちはぁ…」

     「あら、新しい子?」

    ドアを開けた先には少し短めな髪に痩せ型で背が少し高い、唇が印象的な少女が立っていた。

     「はい、プロデューサーさんにスカウトされて…」
    そう言いかけた所でまゆは思い留まった。

    ここは、強気でいきますかねぇ……

    一呼吸おいてまゆはもう一度喋りだした。

     「…まゆ、プロデューサーさんにプロデュースしてもらうために来たんですよ。うふ…ステキですよね…」

    あら、宣戦布告かしら?

    面白くなりそうね。


     「あら、そうなの。私は速水奏。ここでアイドルをしてるわ。よろしくね、まゆちゃん。」

    そう言って彼女は手を差し出した。

    速水奏。

    その名を聞いてまゆは目の前の少女がかなり名前の知れたアイドルだという事を思い出した。

    だが、まゆは臆する事無くその手を握り返した。

     「うふ、よろしくお願いしまぁす…」

    にこやかに、少しの悪意を込めつつ。



    79 = 1 :


      センセンフコク
     “ 挨拶 ”をしてからまゆはプロデューサーの存在を感じられない事に気付いた。

    速水奏の存在が邪魔をしているのかと思ったがそうではないようだ。

    探っていても埒が明かない、と判断したまゆはプロデューサーについて訪ねる事にした。

     「…ところでプロデューサーさんは?」

    速水奏はくすり、と笑いながら応えた。

     「焦らなくても彼は逃げないわ。今は営業よ。ゆっくりしたら?」


     「そうですかぁ。ではそうさせて貰いますぅ…」

    まゆはそう言って近くの椅子に座ろうとして、何かが足に当たるのを感じた。



    不思議に思って机の下を覗き込むと、“机の下”から目が合った。



     「…フヒッ」

    80 :

    ふひひ

    82 :

    フィーヒヒ

    83 :

    見慣れたはずなのに↑3レスで腹がやられた

    84 :

    チーヒッヒッヒ

    85 :

    あーっはっはっはっは

    87 :

     「!?」

     「ど、どうも……フヒッ……」

    少し小さめの女の子が机の下からのそのそと出て来た。
    理解出来ない状況に頭の中が混乱する。

    そして女の子の次の行動はまゆの混乱を更に加速させる事になった。


     「え、えーっと……そうだ……」

    女の子は机の奥に手を伸ばしごそごそとして、何かを出した。

     「は、はい……どうぞ……」

    差し出した女の子の手のひらにあったのは、――そこそこの大きさで――傘が程好く開いた――キノコだった。


    何がしたいんだろう。



    まゆの混雑した頭の中はこの言葉で占められた。


    女の子はもじもじしながらキノコを差し出したままだ。

    88 = 86 :

    キノコ(意味深)

    89 = 1 :

    ゼノモーフ
    異星人の遺伝子を含んだ女子にキノコを差し出す女の子という異常な構図。

    状況を見かねたのか速水奏が助け船を出してきた。

     「ほ、ほら、輝子ちゃん、名前位先に挨拶でも……」

    輝子と呼ばれた女の子は、はっ、とした様な表情になって自己紹介をし始めた。

     「ほ、星輝子、です……よ、よろしく、フヒッ……」

    暫く沈黙が流れた。

     「え、それだけ?」

    沈黙に耐えられなくなったのか速水奏は不満を漏らした。

     「だ、だって……わから、ない……」

    星輝子は今にも泣きそうな表情で速水奏を見た。

    溜め息をつきながら、奏は助け船を出す事にした。

     「なんで、キノコを出したのかしら?」


     「あ、そうだ……え、えーっと、これは、お近づきの……」

     「お近づきの……」

     「お近づきの……」

    やれやれ、と首を横に振りながら奏はまたも助け船を出した。

     「しるし、ね。」

    星輝子の顔が幾分か明るくなった。

     「お近づきの、しるし、です……」


    ああ、成る程。

    やっと理解出来た……

    90 = 1 :

    どっ、と疲れを感じながらまゆも自己紹介をした。

     「まゆ。佐久間まゆ、と言いまぁす。好きな物はプロデューサーさんです。これからよろしくお願いしますねぇ…」

    輝子はどこかおどおどしながら応えた。

     「へ、へえ、よ、よろしく……」


    その様子を見たまゆは威嚇が効いた、と考えた。


    ただ単に酷いコミュ障なだけで目を合わせられないなんてまゆは知る由もない。

    91 :

    これはポンコツですわ

    92 :

    シリアスかと思ってたんだけど、まゆがところどころポンコツ入っててシュールギャグに見えてきた

    93 :

    この先どう転んでも仲良くケンカレベルの争いしか起きないんじゃなかろうか

    94 :

    空回りするまゆが容易に想像できる

    95 :

    勝ち誇った表情を浮かべながらまゆは周りを見渡して何気無く尋ねた。

     「他には居ないんですかぁ?」

    そしてそんな問いをした事をすぐに後悔する事になった。

     「そうね、一番濃い子がまだ来てないわ。残るはその一人よ。」


    こんな人達より更に濃い人間が居るのか。


    まゆは聞いただけで胃が重くなる気がした。

    さっきまでの勝利の優越感が嘘の様に気が重い。

    まるでラーメンとか言う体に悪い食物を肺に詰め込まれた気分だ。

     「……それでその人は何時くらいに……?」

    速水奏は時計を見上げた。
     「そうね……」

     「そろそろじゃない?」 「こんにちはー!ムムムーン、サイキックドアオープン!!」

    ドアの向こう側から聞こえてくる有り余りすぎる元気な声を耳にしてまゆは更なる絶望を噛み締めた。



    まゆは……まゆは、ここでやっていけるんでしょうか……


    96 = 1 :

    第一部

    完。

    97 :

    奏、輝子、裕子か……
    勝てない

    98 :

    ムムムーン サイ   ド

    99 :

    ウサミン星人とのバトルはよ

    100 :

    ハロー!そして…グッドバイ!


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