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元スレJK提督「やったあ!大井さんレベル99だ!!」
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ウーーーー…ウーーーー…
陸奥『全艦娘に告ぐ、鎮守府内に深海棲艦正規空母ヲ級が侵入し逃走している、発見次第殺処分しろ』
陸奥『なお、提督と戦艦金剛がヲ級をかくまっている模様、提督には危害を加えるな、繰り返す…』
JK提督「殺処分って、むっちゃん何考えてるの!?」
金剛「何考えてるのか理解されないのはワタシたちのほうネー…」
ヲ級「…ワタシ迷惑かけてない?提督」
JK提督「大丈夫だよ!おっきゅんはあたしが守るから!」
金剛「…」
ヴーーン……
金剛「偵察機がいっぱい飛んでるネ、見つかるのも時間の問題…ネ」
JK提督「そうだ!あたしの部屋にドロンしてかくまえば!」
JK提督「…しまったあ!!!大井さんも北上さんも今鎮守府にいるんだった!!帰れない!!」
JK提督「金剛ちゃんどうしよう!!」
金剛「……」
JK提督「…そうだ!お兄ちゃんに助けてもらおう!!鎮守府電話ってどこにあるの?」
金剛「秘書艦室…じゃないかナ」
JK提督「わかった!あたしは秘書艦室行ってくるから金剛ちゃんはおっきゅん守っててね!!」ダッ
金剛「…」
ヲ級「コンゴー、大丈夫?」
金剛「ワタシはもうここを一歩も動く気力はないネー、殺されたくなかったら早く逃げなさい」
ヲ級「え…」
金剛「電探に反応あり、島風が来たわ」
金剛「殺されたくなかったら逃げなさい」
ヲ級「ッ…」ダッ
島風「金剛ちゃん見っけ!!」
金剛「…」
長門「金剛、ヲ級と提督は?」
金剛「…I don't know」
長門「しらばっくれるな、敵を庇うのは反逆者のすることだ」
金剛「…そろそろティータイムネ、ラウンジに行こーっと」
長門「…違う、お前が行くのは牢獄だ」
〜
大井「こらあ!!北上!!待ちなさい!!」
北上(こんなところで捕まってたまりますか…!)
北上(とりあえず逃げ出した提督と金剛とおっきゅんに合わないと…!)
大井「禁固刑じゃ済まなくなるわよ!!!!」
大井「はぁ…はぁ…待って…」
大井「もう!北上さんは何がしたいのよ!!」
〜
北上「ぜぇ…ぜぇ…、大井っちから逃げ切れたかな…」
北上「提督ー…どこー?」
〜
秘書艦室
ガチャ
JK提督「失礼しまーす…」
JK提督「ラッキー、誰もいない」
JK提督「鎮守府電話も発見、とりあえず兄鎮守府に電話っと…」
ぴりりりりり
伊勢『…あ!JK鎮守府ですか!?』
JK提督「あ、はい、JK提督です」
伊勢『…JK提督!?秘書艦の伊勢です!聞いてますか?あなたの鎮守府に深海棲艦がいること!』
JK提督「うん…そのことについてお兄ちゃんに助けてもらおうと…」
伊勢『兄提督は多忙でログアウト状態です!兄鎮守府は現在私の指揮下にあります!なにかありましたか!?』
JK提督「あー、お兄ちゃん今日仕事かー」
伊勢『JK提督、鎮守府周辺海域をちゃんと守ってますか?深海棲艦の襲来に備えてます?』
JK提督「…え?何のこと?」
伊勢『…』
JKは平和ボケしてる現代日本人の学生で、尚且つ2次創作の影響受けまくってるからまあ仕方ない
北上さまは、誰にも相談しないで行動に移したのは…まあ、良くないな
北上さまは、誰にも相談しないで行動に移したのは…まあ、良くないな
イベでは攻めてくるって設定だったような
近くにいただけだったかな
近くにいただけだったかな
ジリリリリリ
JK提督「わあ!黒電話も鳴った!伊勢さんちょっと待ってて!」
伊勢『はぁ』
ガチャ
長門『大井秘書艦!金剛を収監しました!これで北上以外の第一艦隊を収監済みです!提督とヲ級は金剛によって逃がされたようです、申し訳ございません!』
JK提督「え!?なんで金剛ちゃんたちを牢屋に入れたの!?」
長門『その声は提督…?今どこにいる…秘書艦室だな!そこを動くなよ!!』
JK提督「やだよおっきゅんを守らなきゃいけないんだから!!」ダッ
長門『まだそんなことを言っているのか!?提督!…提督!?…提督が秘書艦室から逃げた!捕まえろ!!』ブツッ
伊勢『…』
伊勢『第一艦隊!第二艦隊!!今すぐ出撃よ!!早くしないとJK鎮守府が深海棲艦の袋叩きになるわ!!』ブツッ
秘書艦室
大井「はぁ…北上さんどこいったのよ…」
大井「ん?誰ですか…受話器を放り投げっぱなしの人は…」
ガチャン
大井「わ!長門さん!?」
長門「大井秘書艦!提督は!?」
大井「いや、見てないですけど…」
長門「さっきまでここに提督がいたんだ、周辺も探したんだが…くそ、逃げられてしまったか…」
大井「…もう!提督も北上さんも馬鹿ばっかりなんだから!!」ダッ
長門「大井!どこへ行く!!」
ジリリリリリ
長門「ん?もしもし、長門だ」
陸奥『姉さん!?偵察機が敵連合艦隊を発見、接近中!!大井はどこにいるの!?」
長門「連合…艦隊……!?大井秘書艦!!戻ってきてくれ!!指示を出してくれ!!!」
長門「大井!!どこいった!!??」
陸奥『…提督も大井もいなくなっちゃったの?鎮守府、終わっちゃうわよ…?』
JK提督「はぁ…はぁ…、なんで仲間から逃げなくちゃいけないんだぁ…」
ヲ級「て、提督…」
JK提督「おっきゅん!無事だったんだね!」
ヲ級「…なんかみんな大変そう」
JK提督「まぁ…台風の目はあたしたちなんだけどね…」
〜
JK提督「ねぇ、深海棲艦ってみんな仲良いの?」
ヲ級「うん、仲良いよ」
JK提督「…仲間を艦娘に沈められて嫌じゃないの?」
ヲ級「嫌だけどしょうがない、それが深海棲艦の定めだもん」
JK提督「戦争は嫌だねえ」
ヲ級「艦娘が攻めて来なければ平和なんだけどね」
JK提督「……」
大井「…やっと見つけたあっ!」
JK提督「大井さん!?」
大井「提督、怪我はない?」
JK提督「ねえ!深海棲艦と平和に暮らそうよ!」
大井「…何を訳のわからない事を…」
大井「提督どいて、そいつを沈めなきゃ」
JK提督「まってよ!おっきゅんは悪い子じゃないって!!」
大井「まだそんなこと言ってるんですか!?」
陸奥『全艦隊に告ぐ!!提督も大井もヲ級もどっか行っちゃったけどそんなのどうでもいいわ!!鎮守府に深海棲艦の連合艦隊が接近中よ!!』
陸奥『みんな出撃して!!鎮守府を守って!!!』
JK提督「連合艦隊…?」
大井「深海棲艦の連合艦隊!?…ヲ級を捜しに来たんだわ!」
ヲ級「…」
大井「提督!!早くヲ級を沈めないと鎮守府が沈むわ!!」
JK提督「なんかもう…手遅れじゃないかな」
大井「誰のせいよこの馬鹿提督!!!!」
ズドン……!
JK提督「な、なに!?」
大井「始まったんだわ…海戦が…」
大井「アンタの無責任な行動が艦娘たちを危険にさらしてるのよ!?彼女たちは鎮守府を守るためなら轟沈するまで戦うわ!!」
JK提督「そんな…」
ヲ級「…」ダッ
JK提督「おっきゅん!」
大井「こら!逃げるな!!」ダッ
>>1の過去作品が知りたいな
波止場
ヴーーーン…
ダダダダダダ…
ズドーン…ゴゴゴゴ…
ヲ級「はぁ…はぁ…」ザブン
大井「…海の彼方へ逃げるの?」ザブン
ヲ級「…ここで沈めればいい」
大井「…言われなくてもそのつもりよ!」
ジャコン
大井「海の藻屑と…なりなさいな…」
北上「おっきゅん!!」ザザーン
ヲ級「キタカミ?」
大井「北上さん!?」
北上「逃げるよおっきゅん!」がしっ
ヲ級「おっと…」ザザーン
大井「北上さん!ヲ級をどこに連れて行くの!?」ザザーン
JK提督「はぁ…はぁ…、大井さんも北上さんもおっきゅんも海行っちゃった…」
ズドーン…ズズズズ……
JK提督「…どうして海の上に黒煙があがるんだろう…」
〜
長門「全砲門斉射!!うてーーー!!!」ズドドドーン!!!
島風「五連装酸素魚雷いっちゃってーー!!」ザブンザブン…
瑞鶴「稼働機!全機発艦!!」ヴーーン…
ヒュルルル…
ズガアアアアン!!!
五十鈴「あがっ…!あ゛…うう…」
夕張「五十鈴!?大丈夫!?」
五十鈴「大丈夫…!たかが…たかが…」
夕張「大破してるじゃない!鎮守府戻るわよ!」
五十鈴「ダメ…鎮守府を守らなきゃ…」
鈴谷「いいから戻りなさい!!ここは鈴谷にお任せ!!」
ズドーン…
長門「くっ…戦力が圧倒的に足りない…!」
瑞鶴「当たり前じゃない!!主力の第一艦隊が牢屋にいるんだから!!」
島風「…疲れてきたよ〜」
大井「北上さん!!ヲ級をどこまで連れてくのよ!!そっちは敵連合艦隊のほうよ!!」
北上「おっきゅんを深海棲艦に返しに行くんだよ!それで帰ってもらうの!」
大井「馬鹿!!連合艦隊に突っ込んだら集中砲火を受けるわ!!北上さんやめて!!」
ヲ級「キタカミ、本当に危険だよ…ワタシを沈めて」
北上「何言ってんの!おっきゅんは沈む必要ない!」
ヲ級「…出会ってまだ数時間…なぜワタシをここまで…」
北上「…あたしたちとあなたたちは敵同士…でもこうやってみたら分かり合えそうな気がして…」
ヲ級「キタカミ…」
大井「北上さん!!目視で敵艦隊を確認出来たわ!!危険よ戻って来て!!」
ヲ級「キタカミ、もう大丈夫、一人で帰るから…キタカミは逃げて」
北上「大丈夫、深海棲艦の旗艦に直接おっきゅんを返すよ、そして帰ってもらうよう説得する」
ヲ級「…やめたほうがいい」
北上「そんなこと言うなよ〜、ほら行くよー」
大井「北上さん!!やめてええええ!!!行かないでえええ!!!」
大井(ダメ…怖くて足が震えて動けない…北上さん行かないで…!)
ズドオオオオン…ゴゴゴゴ…
戦艦棲姫「この鎮守府…ヌルいわね…」
装甲空母鬼「わざわざ連合艦隊で来る必要なかったんじゃないのー?」
泊地棲姫「二度と復活できないように…ぶっ潰せばいい…」
空母棲鬼「ん…なんかあっちの方角から来るよ…」
戦艦棲姫「あれは…ヲ級と…艦娘?」
泊地棲姫「沈めるか…?」
戦艦棲姫「いや、待て…」
装甲空母鬼「…こっち来た」
北上「…どもー…」
空母棲鬼「何の用?」
北上「あのー…ヲ級ちゃんを返しに来たんですよー」
ヲ級「ただいま…」
装甲空母鬼「お帰りなさい」
戦艦棲姫「返しに来てくれてありがとう…心配してたの…」
北上「そ…そーですかー!ご迷惑おかけしましたー!」
泊地棲姫「わざわざありがとう」
北上「いえいえ、以外と深海棲艦もフレンドリーなんだね〜」
北上「それでお願いがあるんだけど…艦隊を撤退させてくれま」
ジャコン
戦艦棲姫「それじゃあ艦娘は」
北上「へ?」
戦艦棲姫「 シ ズ ミ ナ サ イ 」
大井「北上さあああああああああああん!!!!!!」
ズ ド ォ ン ン ン ……!!
つーかヲ級にしろ金剛にしろ北上と跳べるなら他の子と結婚する必要なくね
ゴオオオオオ………
装甲空母鬼「げほっ、げほっ…派手に爆発したわね…」
泊地棲姫「重雷装巡洋艦だし…魚雷いっぱい持ってたしな…」
空母棲鬼「煙ったいし移動しよう…」
ヒュルルルルルル……
戦艦棲姫「…ん?」
ズガァァァァン!!!
泊地棲姫「…がァ…ッ!!」
装甲空母鬼「どこから!?」
ザザザザザ…
大和「兄鎮守府連合艦隊旗艦、戦艦大和、推して参ります!!」
武蔵「JK鎮守府の皆!待たせたな!!助けに来たぞ!!」
ビスマルク「さぁ!深海棲艦ども!私たちが相手になるわ!!」
飛龍「友永隊!頼んだわよ!!」
大鳳「制空権はもらったわ!!」
……………
長門「た…助かった…のか…?」
島風「ねぇ!大和艦隊に任せて鎮守府戻るよ!!みんな怪我してるし!!」
〜
ぺたん…
大井「…」
ゴオオオオオオ……
大井「…北上さん」
大井「北上さぁん…」
大井「きたかみ…さ…ん…」
北上「大井っち!」ザザーン
大井「北上さん!?無事だったのね!?」
大井「よかった!!よかったあああ!!」
北上「…申し訳ないんだけど、あたしは兄鎮守府の連合艦隊の北上なの」
北上「あなたの知ってる北上ではないんだ」
大井「え…」
北上「ここは危険だから鎮守府戻るよ!!」
ゴオオオオオオ……
大井「…私の…北上さんは…どこ」
北上「…」
大和「報告します!敵連合艦隊は一隻残らず撃破しました!これにて作戦を終了します」
武蔵「そちらの被害は甚大だ、今夜この鎮守府に我々が一泊して皆さんのケアをしようと思うのだが…余計な世話かな」
陸奥「そんなことないです!!皆様のおかげで我々は命拾いしました…!!感謝の言葉しかありません…!!」
大和「構わないですよ、私たちは友軍なんですから」
陸奥「ありがたいお言葉です…!ウチの馬鹿な艦娘の軽率な行為でご迷惑をかけてしまって申し訳ございません!!」
陸奥「北上!!!金剛!!!謝罪しなさい!!!」
金剛「も、申し訳ございませんでした…」
陸奥「…北上は!?北上はどこなの!?」
大井「…」
大井「…沈みました」
陸奥「…え」
大井「北上さんは轟沈しました」
大井「守れません…でした…」
JK提督「嘘…っ」
JK提督「嘘だよ、だってそこにいるじゃん」
北上「…ごめん、あたしは兄鎮守府の北上…紛らわしくてゴメン…」
JK提督「…」
JK提督「…」
JK提督「…提督失格だぁ、あたし」
JK提督「…元々提督の器なんか持ってないかぁ」
JK提督「…みんな、ごめんなさい」
JK提督「ごめん…なさい…」
JK提督「ごめ…ん…なしゃい…ぃ、ううう…」
ぴぴー
大和「こちら大和」ヒソッ
兄提督『大和か?俺だ、伊勢から話は聞いた』
大和「はい」
兄提督『妹を外の世界に連れ戻したい、ボタンを押すから妹を抱えてくれないか?』
大和「わかりました」
大和「JK提督、一旦外の世界に帰りましょう、お兄さんが待ってます」
JK提督「うっ…ごめんなさい…うぅ…」
大和「…」ヒョイ
大和「武蔵、一旦外の世界に行きます」
武蔵「あぁ、JK鎮守府の連中は任せとけ」
ドロン
兄提督の家
兄提督「…」
雷「…」
大和「…」
JK提督「うっ…うぅ…」
兄提督「悪い、席を外してくれ」
雷「…わかったわ」
大和「承知しました」
ドロン
兄提督「…」
JK提督「うっ…」
兄提督「とりあえずお前が無事でいてくれてよかった」
JK提督「…」
兄提督「ゲームの中で殺されたなんて、母さんにどう説明したらいいかわからないしな」
JK提督「…」
JK提督「…」
JK提督「…あたしもう、艦これやめる…」
兄提督「…」
兄提督「…そうか」
兄提督「…今日はウチに泊まってけ、母さんには俺が話しとく」
JK提督「…」
JK提督「…北上さん……」
ほら、きっとサプライズ的なアレだよ!
だからそのうちひょっこり顔を出すさ
それで、「びっくりしたー?」とか、言って、くれるさ……
だからそのうちひょっこり顔を出すさ
それで、「びっくりしたー?」とか、言って、くれるさ……
JK鎮守府
龍驤「…」
加賀「…」
吹雪「私が…止めなかったから…」
金剛「違うブッキー!!旗艦であるワタシの責任ネ!!!…責任をとって、大井秘書艦にワタシを雷撃処分してもらうよう、頼んでくるネ…」
利根「馬鹿なことを言うな!!!…これ以上仲間が減るのはもうウンザリだ…」
金剛「…」
〜
陸奥「…」
大井「…」
陸奥「…」
大井「…」
大井「…陸奥さん」
陸奥「…なぁに?」
大井「今まで、出来損ないの秘書艦を支えてくれてありがとうございます」
陸奥「そんなことらないわよ、立派な秘書艦だわ」
大井「提督は恐らく、二度と鎮守府には戻ってこないでしょう」
大井「私たちも、戦いなんか忘れて…のびのび暮らしませんか」
陸奥「…まぁ、提督の指示がなければ動けないし、動きたくないからね」
大井「…提督が作ってくれたこのJK鎮守府、皆で守っていきましょう」
陸奥「そうね」
大井「…」
大井「…提督、これからもずっと提督のこと愛してます」
大井「…北上さん、ずっと私のこと、私たちのこと見守っててください」
大井「さようなら」
まぁ待てよ
大破進撃しない限り撃沈なんてありえないんだからさ
大破進撃しない限り撃沈なんてありえないんだからさ
いやこれ、JKが見た夢でしょ?
もうやだー本気でハラハラしちゃったじゃないですかー
もうやだー本気でハラハラしちゃったじゃないですかー
>>641の言い方はなんかドヤっててムカつくけどまあ有名な話やで
北上「それでお願いがあるんだけど…艦隊を撤退させてくれま」
ジャコン
戦艦棲姫「じゃあ艦娘は」
北上「へ?」
戦艦棲姫「 シ ズ ミ ナ サ イ 」
大井「北上さあああああああああああん!!!!!!」
ヲ級「キタカミ…!」
北上「…おっきゅん…?」
ズ ド ォ ン ン ン ……!!
北上「ぐえぇぇ…ッ!!」
ゴオオオオオオ……
北上(…あれ?あたし死んだの?)
北上(身体中が痛い…)
北上(いっつ…ッ!)
北上(血がすごい…)
北上(あぁ、海水が傷口に入って痛いよ…)
北上(…)
北上(…この痛み…あたし生きてる?)
北上(…青空が見える…沈んでないんだ)
北上(生きなきゃ…鎮守府に帰らなきゃ……)
ちょっと北上さんそこ代われよ!
社会のクズの俺が沈むからあなた様は生きてく出しぁぁ!!!
社会のクズの俺が沈むからあなた様は生きてく出しぁぁ!!!
>>644
やめろ!お前が死んだら…俺はどうすれば良いんだよ!
やめろ!お前が死んだら…俺はどうすれば良いんだよ!
「夏の夕暮れ
やさしく迎えてくれるのは
海鳥達だけなのか?」
やさしく迎えてくれるのは
海鳥達だけなのか?」
翌日
摩耶「あー、疲れた」
時雨「なかなか、精神にくる辛さだね…」
摩耶「JK鎮守府の連中、みんな落ち込んじゃってるしさぁ」
時雨「しょうがないさ、仲間が沈んだんだから…」
摩耶「まだうちは誰も沈んだことないからな、…辛いんだろうな」
摩耶「…あー、はやく自分の鎮守府に帰りてーなぁ」
時雨「…ん?摩耶!浜辺に誰か倒れてない!?」
摩耶「あん…?本当だ!行くぞ!」
時雨「うん!」
数日後
大井「…」
大井「…ダメだ、ずっと電話繋がらない」
大井「本当に二度と私たちに会わないつもりですか…?」
大井「本当に馬鹿な提督…」
ぴりりりりり
大井「あ、もしもし、JK鎮守府の大井です」
大井「伊勢さん、この前はお世話になりました」
大井「すみません、兄提督はいらっしゃいますか?」
大井「はい」
大井「…」
大井「あ、兄提督!ご無沙汰しています大井です」
大井「…すみません、お願いがあるのですが…」
大井「…外の世界に行きたいです」
大井「いいんですか!?ありがとうございます!!」
大井「はい!助かります!!ありがとうございます!!」
試しにでも北上さんの呼び出しボタン押してみればよかったのに…
>>649
やはり天才か
やはり天才か
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