「バイト、凄く楽しそうだね」

「はい！ 先輩は良くしてくれるし、たまにアイドルに会えちゃったりしますから」


この前は、はやりんと話しちゃいました。

そう言うと、巴はピクリと左の眉を震えさせた。


「へぇ……」


ハンドボールという夢を失ってから、逃げるように父親に着いて来た鹿児島。

流されるままにこの屋敷で暮らしてきたが、今ではここに来て良かったと思える。


「……うん」

「きっと、みんなも」


「君が来てくれて良かったって――そう、思ってるよ」


判定、直下
0～85 今日も――いつも通りの日常が始まった。
86～00 「あれ……俺、何のためにバイトしてたっけ……？」
ゾロ目 ？？？

なんか物足りない

お

バイト咲のテレビ局…
咲さん侵食しすぎぃ！

平和に終わりそうだ

ノーマルENDってやつか

俺たちの修羅場はこれからだ！

「はは……なんか、照れ臭いっすね」

「でも、本当のことだから」


「姫様も、霞さんも、春ちゃんも……も、ね」


巴が口にする、巫女たちの名前。

最後の方は上手く聞き取れなかったが、恐らく巴自身のことを言ったのだろう。


「朝食、いこうか。迷わないようにね」

「いやぁ、流石にそんなポンコツじゃないですって」


巴の後に続いて、朝の食卓に向かう。

今日も――いつも通りの日常が始まった。




【日常END】

巴さんも本格的に修羅場参戦して欲しいんだけどな
なかなかコンマに恵まれない

修羅場とはなんだったのか
スレタイ詐欺になっちまう

巴さんの静かな怒りがいい感じ

巴さんとかいうキーマン
永水のなかで事情通っぽいイメージ
ルートによっては助けてくれそう
ただ初美ちゃん思いだそう

というわけで一旦終了永水編
リスタートかコンティニューかは未定

永水の後に予定してる先生編はざっとおさらい書きます
いくのんがヤバイかもです


今夜の更新はここまでで
それでは、お付き合いありがとうございました！

乙っした―

乙!!
巴さんはなんか他のキャラと違って京太郎に異常を気づかせないで思い通りに自分の物にするイメージ

乙です

乙です

おつー

>>716
むしろ小市民みたいなイメージある
真っ当な感覚持ってるけど上(霞さん)に絶対逆らえない感じ

最後の最後に巴に頼ろうとしたら巴も病んでいた所まで想像した

薄墨さんが助けに来てくれそう
それかのよりんが本家の上層部と話つけて買い取りそう 霞さんが爪かんで見てそう

乙

はっちゃんは何をしているのだろう。
ポンコツ勢によるポンコツな修羅場を

善野監督をもっと見たい！

善野前監督と京太郎ができていたことがわかったときの末原ちゃんが見たい

乙です

>>722
ここに同志はいたか

ゾロ目出たら考えるって言ってたから選択で「はっちゃん」って書き込んでゾロ目出せばいいんじゃね？

書いてる時のイメージは>>719です

こっそり小ネタ安価下三

愛しかた分からなくて貢いだりするのよりんで

愛しさのあまり京ちゃんを監禁する咲ちゃん

ぽんこつヤンデレ宮永姉妹

愛しているからこそ。

彼を、誰の手も届かないところに。


「この、ばかちんめ」

「あぅっ」


ゴツン、となる拳骨の音。

彼女の唯一の誤差は、自分の方向音痴を計算に入れてなかったこと。


「清澄から5キロも離れた先で迷子って……何やってんだよお前」

「だ、だって……」


やれやれ、と彼は肩を竦めて。

縮こまる彼女の手を取った。


「本当――お前は、俺がいないと駄目駄目だなぁ」

「え……」


掴んだ手を、強引に引っ張っていく。

寒空の下を歩き回ったのだろう、随分と冷たくなっていて。


「ほら、行くぞ」

「う、うん！」


だから彼女は――彼が好き。

こっそり出された安価が三分以内で埋まるとか。

愛しているからこそ。

彼に、本当の意味で自分を食べてもらいたい。


「何やってんすか、もう」


唯一の誤差は、彼が予想以上に過保護だったこと。

視線を落とすと、絆創膏でグルグル巻きにされた自分の人差し指。


「本当、気を付けてくださいよ。折角綺麗な指なんだし」

「う、うん……」


ちょっとキツく感じるけど――これは、彼が大事に思うからこそ。


「……お菓子でも何でも……俺が、作り方覚えますから」

「……うん」

「だから……もう、包丁で怪我とかしないでくださいよ」


やれやれ、と呆れて溜息を吐く彼。

まるで、どこかのお父さんみたいだけど。


「……ありがとう」


だから彼女は、彼が好き。

あーいいっすねぇ
二人とも好きな人が同じと気づいたときポンコツ修羅場になりそう

やっぱり宮永姉妹がNo.1！

すばらっ！

宮永姉妹かわいい！

ヘッポコ姉妹可愛い！！
愛宕姉妹、松実姉妹だったらこうはならなかった。

こっそり小ネタ安価下三

ksk

>>735

リピート宮永姉妹

リピートの意味が正直わからんけど普通に宮永姉妹のネタ書けばいい……？

再び宮永姉妹で頼む

「あ、ぐ……っ」


白い両手が、首を絞める。

数多くの対局で勝利を奪い取ってきた指が――今は、自分の命を奪おうとしている。


「……なんで、かな」


意識が途切れそうになって、声も出せず。

首にかけられた指の力が緩み、解放されても喉から絞り出される音は生理的な反応だけ。


「京ちゃんと……ずっと、一緒で」


「憎いのに」


「咲のことが、憎たらしくてしょうがないのに――最後まで、いけないんだ」


咳を出しながら、姉を見上げる。

罪悪感もまるで感じさせない、不思議な顔で自分の手の平を見つめている。


「お、おねぇ……ちゃん……？」

「あぁ……ごめんね。咲」



「今度、咲が京ちゃんと話してたら」


「多分、次は止まれない」

ｷｬｰ

そのまま殺してしまわないだけ慈悲深い

「……待ってよ」


立ち去ろうとした姉の背中に、声を投げかける。

照は立ち止まり、それでも振り向きはしなかった。


「……我慢してるのは、私の方だよ」

「……」

「私の方が、ずっと京ちゃんと一緒にいたのに――京ちゃんは、お姉ちゃんを見てるんだもん」


姉は時間を。

妹は視線を。


「止まれなくなるのは……私の、ほうだから」


姉妹は互いを嫉妬して――許しあえる日は、決してない。

照は、一度も振り向くことなく、咲に言葉を返すこともなく、部屋を出て行く。

扉が少し乱暴に閉じられる音が、咲の耳に強く残った。