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元スレ京太郎「新入部員が」ムロ「私だけ!?」
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こんばんわ
>>904
ありがとうございます。励みになります
最近更新頻度下がってきて申し訳ないです
てか2スレ目見えてきてるし。こんなに続くとは思わなんだ
このスレで臨海編がちょうど収まるかな?どうかな?
投下します
>>904
ありがとうございます。励みになります
最近更新頻度下がってきて申し訳ないです
てか2スレ目見えてきてるし。こんなに続くとは思わなんだ
このスレで臨海編がちょうど収まるかな?どうかな?
投下します
マホ「ツモ! 3000・6000です!」
京太郎「出たな、東場の」
東二局
親:メガン・ダヴァン
ムロ「親っ被りィ……」
ダヴァン(これはユーキの、でスカ)
ダヴァン(ヴァリエーション豊かで面白いデス)
ダヴァン(もっと見ていたいですケド……。ここからは私の親ですノデ)
京太郎(くるか……)
京太郎(お互いテンパイしたら3巡目以降に和了る、だっけ?)
京太郎(ダヴァンさん自身にしろ相手にしろ、かならず決着がつく)
京太郎(ここは速度よりも良形で構えるスタイルで……!)
京太郎「出たな、東場の」
東二局
親:メガン・ダヴァン
ムロ「親っ被りィ……」
ダヴァン(これはユーキの、でスカ)
ダヴァン(ヴァリエーション豊かで面白いデス)
ダヴァン(もっと見ていたいですケド……。ここからは私の親ですノデ)
京太郎(くるか……)
京太郎(お互いテンパイしたら3巡目以降に和了る、だっけ?)
京太郎(ダヴァンさん自身にしろ相手にしろ、かならず決着がつく)
京太郎(ここは速度よりも良形で構えるスタイルで……!)
ムロ(テンパった。でも、まだ高い手狙えそう)
ダヴァン(張りましタネ? ……デハ)
ダヴァン「リーチ」
ダヴァン(決闘!)
京太郎(ダヴァンさんの他にも誰か張ってるって事、だよな)
京太郎(……ここはベタオリしとく)
ダヴァン「ロン!」
ムロ「うっ」
京太郎(3巡目……)
優希「きっちりだったな」
ダヴァン「そうでスネ。どうやらいい流れのようデス」
東二局 1本場
マホ「ポン」
/(⑤)(⑤)⑤
京太郎「うおっ赤2とか」
マホ「チー」
/二三四
ムロ(ドラ2つあるし、喰いタン?)
ダヴァン(張りましタネ? ……デハ)
ダヴァン「リーチ」
ダヴァン(決闘!)
京太郎(ダヴァンさんの他にも誰か張ってるって事、だよな)
京太郎(……ここはベタオリしとく)
ダヴァン「ロン!」
ムロ「うっ」
京太郎(3巡目……)
優希「きっちりだったな」
ダヴァン「そうでスネ。どうやらいい流れのようデス」
東二局 1本場
マホ「ポン」
/(⑤)(⑤)⑤
京太郎「うおっ赤2とか」
マホ「チー」
/二三四
ムロ(ドラ2つあるし、喰いタン?)
ダヴァン(スピードで勝負というわけでスカ。しかし、すでに私の準備は整っていマス!)
ダヴァン(決闘!)
マホ「ポン!」
カシャッ
ムロ(また?)
ダヴァン(!? テンパイが崩レタ)
京太郎(3副露……)
ダヴァン(鳴イタ? 何故、躱わすタメ? ……いえ、それトモ)
ダヴァン(この鳴キハ……!)
3巡後
マホ「……」チャッ
ダヴァン(再度テンパイ。3副露してから3巡目……これデハ)
ムロ(これ、決勝の副将戦であったのと同じなら……)
ダヴァン(決闘を仕掛けても間に合わナイ……!?)
マホ「ツモ! タンヤオ・赤2、1000・2000です!」
ダヴァン(決闘!)
マホ「ポン!」
カシャッ
ムロ(また?)
ダヴァン(!? テンパイが崩レタ)
京太郎(3副露……)
ダヴァン(鳴イタ? 何故、躱わすタメ? ……いえ、それトモ)
ダヴァン(この鳴キハ……!)
3巡後
マホ「……」チャッ
ダヴァン(再度テンパイ。3副露してから3巡目……これデハ)
ムロ(これ、決勝の副将戦であったのと同じなら……)
ダヴァン(決闘を仕掛けても間に合わナイ……!?)
マホ「ツモ! タンヤオ・赤2、1000・2000です!」
東三局
親:夢乃マホ
ダヴァン(驚きまシタ……。いや、それヨリ)
ダヴァン(格下の相手と思い込んでいたようデス。リスペクトが足りませンネ……)
ダヴァン(龍門渕透華のためにとっておきたかったのですが)
ムロ「……!」ビクッ
ダヴァン(一度ダケ……)
ズズ
ダヴァン「ツモ! 4000・8000!」
マホ「あう!」
ムロ(今の……)
優希「使ってよかったのか?」
ダヴァン「ええ、なかなか侮れない相手のようなノデ」
優希「おお、世界レベルのお墨付きだじぇ!」
マホ「えへへ」
ムロ「……」
親:夢乃マホ
ダヴァン(驚きまシタ……。いや、それヨリ)
ダヴァン(格下の相手と思い込んでいたようデス。リスペクトが足りませンネ……)
ダヴァン(龍門渕透華のためにとっておきたかったのですが)
ムロ「……!」ビクッ
ダヴァン(一度ダケ……)
ズズ
ダヴァン「ツモ! 4000・8000!」
マホ「あう!」
ムロ(今の……)
優希「使ってよかったのか?」
ダヴァン「ええ、なかなか侮れない相手のようなノデ」
優希「おお、世界レベルのお墨付きだじぇ!」
マホ「えへへ」
ムロ「……」
南二局
親:メガン・ダヴァン
マホ「ポン!」
/東東東
ダヴァン(また仕掛けてきましタネ)ピクン
ムロ(え、客風を……っ!?)ゾクッ
マホ「ポン!」
/北北北
京太郎(ん? ……あ)
京太郎「チー!」
京太郎(オレにはあいつらみたいに肌で感じるなんて出来ないけど)
ムロ「くっ……」タンッ
京太郎「ポン!」
京太郎(その顔と副露でわかるぜ。このパターンはヤバイ……!)
ダヴァン「ポン」
ダヴァン(急いだ方がよさそうでスネ。よし、テンパイ……決闘デス!)
京太郎「……」
キイィィン
親:メガン・ダヴァン
マホ「ポン!」
/東東東
ダヴァン(また仕掛けてきましタネ)ピクン
ムロ(え、客風を……っ!?)ゾクッ
マホ「ポン!」
/北北北
京太郎(ん? ……あ)
京太郎「チー!」
京太郎(オレにはあいつらみたいに肌で感じるなんて出来ないけど)
ムロ「くっ……」タンッ
京太郎「ポン!」
京太郎(その顔と副露でわかるぜ。このパターンはヤバイ……!)
ダヴァン「ポン」
ダヴァン(急いだ方がよさそうでスネ。よし、テンパイ……決闘デス!)
京太郎「……」
キイィィン
京太郎「ツモ! 300・500……ふう、間に合った」
ダヴァン「ナニ……?」
マホ「あうぅ」
優希「役満惜しかったなー」
ダヴァン(私の決闘に応じないなンテ……)
南四局 オーラス
親:須賀京太郎
ダヴァン(清澄、予想以上デス。これは出し惜しみすべきではナイ? ならば、もういチド……)
マホ「あれ? もしかして……」
マホ「ダヴァンさん、テンパイしてますか?」
ダヴァン「!」
ムロ(マホ……)
マホ「リーチです!」
ダヴァン「ほう、いいでスネ! それでは……通らばリーチデス!」
ダヴァン(決闘!)
ダヴァン「ナニ……?」
マホ「あうぅ」
優希「役満惜しかったなー」
ダヴァン(私の決闘に応じないなンテ……)
南四局 オーラス
親:須賀京太郎
ダヴァン(清澄、予想以上デス。これは出し惜しみすべきではナイ? ならば、もういチド……)
マホ「あれ? もしかして……」
マホ「ダヴァンさん、テンパイしてますか?」
ダヴァン「!」
ムロ(マホ……)
マホ「リーチです!」
ダヴァン「ほう、いいでスネ! それでは……通らばリーチデス!」
ダヴァン(決闘!)
対局結果
1位 ダヴァン「イチバーン!」
2位 マホ「に、にばーん!」
3位 京太郎「終始ふり回されちゃった感じかねぇ」
4位 ムロ「……このメンツじゃあ、しょうがないよね」
ダヴァン「世界レベルを見せつける事ができまシタ」
優希「ギリギリだったけどな」
マホ「うぅ……マホもうちょっとでトップとれそうでした」
ムロ「惜しかったね」
京太郎「それでも今日は結構手強かったぞ?」
マホ「え、そ、そうですか?」
優希「そうだじょ、なかなか見ごたえある対局だったじぇ!」
ダヴァン「私も、全力を出させてもらいましタヨ」
マホ「わぁ!」
優希「でも、チョンボ癖は致命的だじぇ」
ムロ「地力も伸ばさないとな」
京太郎「手牌の善し悪しが顔に出るのも直さないと」
マホ「うわぁん!?」
1位 ダヴァン「イチバーン!」
2位 マホ「に、にばーん!」
3位 京太郎「終始ふり回されちゃった感じかねぇ」
4位 ムロ「……このメンツじゃあ、しょうがないよね」
ダヴァン「世界レベルを見せつける事ができまシタ」
優希「ギリギリだったけどな」
マホ「うぅ……マホもうちょっとでトップとれそうでした」
ムロ「惜しかったね」
京太郎「それでも今日は結構手強かったぞ?」
マホ「え、そ、そうですか?」
優希「そうだじょ、なかなか見ごたえある対局だったじぇ!」
ダヴァン「私も、全力を出させてもらいましタヨ」
マホ「わぁ!」
優希「でも、チョンボ癖は致命的だじぇ」
ムロ「地力も伸ばさないとな」
京太郎「手牌の善し悪しが顔に出るのも直さないと」
マホ「うわぁん!?」
数時間後
京太郎「そろそろ駅行くか? 今出ればいい時間かもしれない」
ムロ「あ、もうそんな時間ですか?」
優希「よし!」チャキ
ダヴァン「すぐ行きましょう今行きましょうさぁ行きましョウ!」
ムロ「じゃあパパっと片づけちゃいますね」
京太郎「よーし、忘れ物は無いか?」
優希「バッチシだじぇ!」
ダヴァン「No prob!」
ムロ「遅くなるけど、ちゃんと家に連絡した?」
マホ「はい、大丈夫です」
優希「うおお、タコスラーメンが私を呼んでるじぇ!」
京太郎「はいはい、じゃあ鍵閉めるぞー」
優希「しばらく歩きだじぇ。それにしてもこの道、懐かしいじぇ」
京太郎「まだ長野出てって数ヶ月だろ」
京太郎「そろそろ駅行くか? 今出ればいい時間かもしれない」
ムロ「あ、もうそんな時間ですか?」
優希「よし!」チャキ
ダヴァン「すぐ行きましょう今行きましょうさぁ行きましョウ!」
ムロ「じゃあパパっと片づけちゃいますね」
京太郎「よーし、忘れ物は無いか?」
優希「バッチシだじぇ!」
ダヴァン「No prob!」
ムロ「遅くなるけど、ちゃんと家に連絡した?」
マホ「はい、大丈夫です」
優希「うおお、タコスラーメンが私を呼んでるじぇ!」
京太郎「はいはい、じゃあ鍵閉めるぞー」
優希「しばらく歩きだじぇ。それにしてもこの道、懐かしいじぇ」
京太郎「まだ長野出てって数ヶ月だろ」
優希「でもでも、体感時間的にもっと長く離れてた気がするじょ?」
京太郎「ああ、子供って時間を長く感じるっていうもんな」
優希「なにをー!?」
マホ「マホ、今でも優希先輩が東京に行っちゃったって実感ありません」
優希「まぁ、学年ってか学校違うしな」
マホ「マホが高校生になっても、優希先輩とは一緒に居られないんですね……」
ムロ「マホ……」
優希「そうだな。でも、進学したらすぐ会えるじょ?」
マホ「え?」
優希「全国高校麻雀選手権! 高校生になって最初の全国大会だじぇ!」
マホ「インターハイですかぁ!?」
優希「おうよ! 夏になったら東京国際フォーラムで私と握手!」
京太郎「戦隊ヒーローか、お前は」
優希「まず来年、お前も来るんだじょ?」
京太郎「おう」
優希「ムロも。清澄のニューカマー、期待してるじぇ!」
ムロ「わ、私が……私も全国に?」
京太郎「ああ、子供って時間を長く感じるっていうもんな」
優希「なにをー!?」
マホ「マホ、今でも優希先輩が東京に行っちゃったって実感ありません」
優希「まぁ、学年ってか学校違うしな」
マホ「マホが高校生になっても、優希先輩とは一緒に居られないんですね……」
ムロ「マホ……」
優希「そうだな。でも、進学したらすぐ会えるじょ?」
マホ「え?」
優希「全国高校麻雀選手権! 高校生になって最初の全国大会だじぇ!」
マホ「インターハイですかぁ!?」
優希「おうよ! 夏になったら東京国際フォーラムで私と握手!」
京太郎「戦隊ヒーローか、お前は」
優希「まず来年、お前も来るんだじょ?」
京太郎「おう」
優希「ムロも。清澄のニューカマー、期待してるじぇ!」
ムロ「わ、私が……私も全国に?」
優希「東京で待ってるじぇ?」
ムロ「でも、私なんか……」
ダヴァン「オヤ? もしかして、あの屋台でスカ……!?」
京太郎「ああ、アレですね」
優希「なに!? おお、アレはまさしく! うおおぉぉぉ!」
ダダダッ
京太郎「転ぶなよー」
優希「オヤジ、来たじぇー!」
店主「ん? 優希ちゃんじゃねぇか、帰ってたのか。しばらくぶりだなぁ」
優希「お久しぶりだじぇ。では早速……タコスラーメンを頼む!」
ダヴァン「私もタコスラーメンをお願いしマス!」
京太郎「じゃ、オレもせっかくなんでタコスラーメンで」
ムロ「私も同じく」
マホ「マホもタコスラーメンお願いします」
店主「あいよ! タコス5人前ね!」
優希「楽しみだじぇ~」
ダヴァン「そうでスネ」
ムロ「でも、私なんか……」
ダヴァン「オヤ? もしかして、あの屋台でスカ……!?」
京太郎「ああ、アレですね」
優希「なに!? おお、アレはまさしく! うおおぉぉぉ!」
ダダダッ
京太郎「転ぶなよー」
優希「オヤジ、来たじぇー!」
店主「ん? 優希ちゃんじゃねぇか、帰ってたのか。しばらくぶりだなぁ」
優希「お久しぶりだじぇ。では早速……タコスラーメンを頼む!」
ダヴァン「私もタコスラーメンをお願いしマス!」
京太郎「じゃ、オレもせっかくなんでタコスラーメンで」
ムロ「私も同じく」
マホ「マホもタコスラーメンお願いします」
店主「あいよ! タコス5人前ね!」
優希「楽しみだじぇ~」
ダヴァン「そうでスネ」
ダヴァン(匂いから察するに、普段は醤油ラーメンを出しているハズ……)
ダヴァン(という事はスープは魚介、それと鶏ガラが予想されマス)
ダヴァン(それで一体どうやってタコスの味を再現するのでしょウカ?)
店主「ちょーっと待っててよ!」
ゴト
ダヴァン「!? ……ア、アレハ?」
ダヴァン(別に鍋を取り出シタ?)
店主「よっと」
ダヴァン(どうやら中身はスープ……いや、もっと濃い、タレのようでスガ……なるホド)
ダヴァン(アレにタコスラーメン専用のかえしが入ってるとみて間違いないでスネ)
店主「ほいさ」
ダヴァン(鶏ガラのダシと合わさって……こ、この匂イハ!?)
優希「おお! うまそうな匂いがしてきたじょー!」
店主「ほっ!」
チャッチャッ
ダヴァン(麺を湯切りして、具をトッピングして……オオ!)
店主「はい、お待ち!」
ダヴァン(という事はスープは魚介、それと鶏ガラが予想されマス)
ダヴァン(それで一体どうやってタコスの味を再現するのでしょウカ?)
店主「ちょーっと待っててよ!」
ゴト
ダヴァン「!? ……ア、アレハ?」
ダヴァン(別に鍋を取り出シタ?)
店主「よっと」
ダヴァン(どうやら中身はスープ……いや、もっと濃い、タレのようでスガ……なるホド)
ダヴァン(アレにタコスラーメン専用のかえしが入ってるとみて間違いないでスネ)
店主「ほいさ」
ダヴァン(鶏ガラのダシと合わさって……こ、この匂イハ!?)
優希「おお! うまそうな匂いがしてきたじょー!」
店主「ほっ!」
チャッチャッ
ダヴァン(麺を湯切りして、具をトッピングして……オオ!)
店主「はい、お待ち!」
優希「キター! いっただきまーっす!」ズズー
京太郎「って、早ぇよ!?」
マホ「いただきます!」
ムロ「いただきます。ふーっふーっ」
ダヴァン「ユーキはいつも食べっぷりがいいでスネ。……サテ」
ダヴァン(まずはスープ。気になってしょうがナイ)
ダヴァン(少し白く濁っていて、この香り。やはり牛骨でスカ……!)
ダヴァン(嗅ぎなれた定番の鶏ガラに牛の独特の匂いが顔をのぞかセル)
ダヴァン(アッサリしているようでコクのある、甘い匂い)
ダヴァン「いただきマス……ズズ」
ダヴァン(ホウ……)
ダヴァン(白系の割にはさっぱりとした口に入りやすいスープ)
ダヴァン(ダシとかえしが絶妙な割合で配合されていまスネ)
ダヴァン(それでは、お待ちかねの麺にいきましョウ)
京太郎「って、早ぇよ!?」
マホ「いただきます!」
ムロ「いただきます。ふーっふーっ」
ダヴァン「ユーキはいつも食べっぷりがいいでスネ。……サテ」
ダヴァン(まずはスープ。気になってしょうがナイ)
ダヴァン(少し白く濁っていて、この香り。やはり牛骨でスカ……!)
ダヴァン(嗅ぎなれた定番の鶏ガラに牛の独特の匂いが顔をのぞかセル)
ダヴァン(アッサリしているようでコクのある、甘い匂い)
ダヴァン「いただきマス……ズズ」
ダヴァン(ホウ……)
ダヴァン(白系の割にはさっぱりとした口に入りやすいスープ)
ダヴァン(ダシとかえしが絶妙な割合で配合されていまスネ)
ダヴァン(それでは、お待ちかねの麺にいきましョウ)
ダヴァン(麺は細麺ストレート)
ダヴァン「ズズーッ」
ダヴァン(いいでスネ!)モグモグ
ダヴァン(豚骨とも、鶏白湯とも違うコク……)
ダヴァン「はふ、はむ」
ダヴァン(そして独特の牛の匂いがクセにナル)
マホ「タコスラーメンおいしいです!」
優希「んっんっプハァ、ふぃー。どうだメグ?」
ダヴァン「ええ、これはスゴク美味しいでスネ」
ダヴァン(……おっと、つい食べすぎてしまった。ペース配分が乱れるところでシタ)
ダヴァン(トッピングはレタス、チーズ、そして挽肉。見た目にはコレがタコスをアピールしていマス)
ダヴァン(正直タコスラーメンというよりタコス風ラーメンですが、屋台の設備を考えたら上出来と言えまスネ)
ダヴァン(では、タコミートの山を崩して、まずはスープといっしョニ……)
ダヴァン「ズズーッ」
ダヴァン(いいでスネ!)モグモグ
ダヴァン(豚骨とも、鶏白湯とも違うコク……)
ダヴァン「はふ、はむ」
ダヴァン(そして独特の牛の匂いがクセにナル)
マホ「タコスラーメンおいしいです!」
優希「んっんっプハァ、ふぃー。どうだメグ?」
ダヴァン「ええ、これはスゴク美味しいでスネ」
ダヴァン(……おっと、つい食べすぎてしまった。ペース配分が乱れるところでシタ)
ダヴァン(トッピングはレタス、チーズ、そして挽肉。見た目にはコレがタコスをアピールしていマス)
ダヴァン(正直タコスラーメンというよりタコス風ラーメンですが、屋台の設備を考えたら上出来と言えまスネ)
ダヴァン(では、タコミートの山を崩して、まずはスープといっしョニ……)
ダヴァン「ズズ……」
ダヴァン(じわっと辛味が広ガル……。味付けはシンプルに塩とスパイスだけでしょウカ)
ダヴァン(ビーフの味が一段と強くなった、噛むほどに肉汁が出てきマス)
ダヴァン「フゥ……!」
京太郎「あっちー!」
マホ「タコス辛いのに箸が止まりません」
ムロ「私にはちょうどいい辛さ」
ダヴァン「スパイスが食欲を増進させマス」
優希「うむ! これならいくらでも食べれるじぇ! オヤジ、おかわり!」
店主「あいよ!」
ムロ「早っ!?」
京太郎「お前はタコが付いてりゃなんでもよさそうだけどな……」
ダヴァン「フフ、私もこれくらいにして、かっこむとしまスカ!」ズズー
優希「おっと、私も負けてられないじぇ!」
京太郎「別に大食い早食いしてるわけじゃねぇから」
マホ「優希先輩、いい食べっぷりです!」
ムロ「そうだね。私達は自分のペースで食べようか」
ダヴァン(じわっと辛味が広ガル……。味付けはシンプルに塩とスパイスだけでしょウカ)
ダヴァン(ビーフの味が一段と強くなった、噛むほどに肉汁が出てきマス)
ダヴァン「フゥ……!」
京太郎「あっちー!」
マホ「タコス辛いのに箸が止まりません」
ムロ「私にはちょうどいい辛さ」
ダヴァン「スパイスが食欲を増進させマス」
優希「うむ! これならいくらでも食べれるじぇ! オヤジ、おかわり!」
店主「あいよ!」
ムロ「早っ!?」
京太郎「お前はタコが付いてりゃなんでもよさそうだけどな……」
ダヴァン「フフ、私もこれくらいにして、かっこむとしまスカ!」ズズー
優希「おっと、私も負けてられないじぇ!」
京太郎「別に大食い早食いしてるわけじゃねぇから」
マホ「優希先輩、いい食べっぷりです!」
ムロ「そうだね。私達は自分のペースで食べようか」
1時間後 駅 構内
優希「……まだちょっと苦しいじょ」
京太郎「替え玉5つも頼むからだよ」サスサス
ムロ「マホはさっき家に着いたそうです」
京太郎「そっか。しっかし、さみぃな……」
ムロ「なにか、あったかい飲み物でも買ってきましょうか?」
京太郎「わりぃ、頼むわ」
ダヴァン「私も行きましョウ」
ダヴァン「それにしても、ヒロコはマホのお母さんみたいでスネ」
ムロ「えっそうですか? ……そうかもしれません」
ムロ「マホ、少し抜けてるところがあって、ホント私が居ないとダメダメで」
ダヴァン「ほほえましいでスネ」
ムロ「麻雀でも、いつまでたってもチョンボするの直らなくて。ずっと面倒見てたんです。けど……」
ダヴァン「ケド?」
ムロ「そんなマホが先輩達を相手に活躍してるの見てると、羨ましいような悔しいような複雑な感情が出てきちゃって」
ムロ「なんで、私には……」
ダヴァン「その気持ちはよく分かりマス。自分より下にいた相手に上回られた時、劣等感を持ってしまうのは仕方のない事デス」
ムロ「……」
優希「……まだちょっと苦しいじょ」
京太郎「替え玉5つも頼むからだよ」サスサス
ムロ「マホはさっき家に着いたそうです」
京太郎「そっか。しっかし、さみぃな……」
ムロ「なにか、あったかい飲み物でも買ってきましょうか?」
京太郎「わりぃ、頼むわ」
ダヴァン「私も行きましョウ」
ダヴァン「それにしても、ヒロコはマホのお母さんみたいでスネ」
ムロ「えっそうですか? ……そうかもしれません」
ムロ「マホ、少し抜けてるところがあって、ホント私が居ないとダメダメで」
ダヴァン「ほほえましいでスネ」
ムロ「麻雀でも、いつまでたってもチョンボするの直らなくて。ずっと面倒見てたんです。けど……」
ダヴァン「ケド?」
ムロ「そんなマホが先輩達を相手に活躍してるの見てると、羨ましいような悔しいような複雑な感情が出てきちゃって」
ムロ「なんで、私には……」
ダヴァン「その気持ちはよく分かりマス。自分より下にいた相手に上回られた時、劣等感を持ってしまうのは仕方のない事デス」
ムロ「……」
ダヴァン「結局、そういう時は自分が変わらなきゃいけないんデス」
ムロ「……そうなんですけどね」
ダヴァン「ヒロコの場合、一度先輩と後輩という関係を無くしてみてはいかがでスカ?」
ムロ「え?」
ダヴァン「マホを対等な相手として認める事から始めてはどうでしョウ」
ムロ「対等な相手……」
ダヴァン「正面から向き合えば、きっとリスペクトが生まれまるはずでスヨ」
ムロ「マホが……うーん」
ダヴァン「難しいでスカ? 私も常に心がけている事ですが、逆に言えば意識しないとできナイ」
ダヴァン「ついつい調子に乗ったりしてしまいマス」
ダヴァン「どんな時でも正々堂々としていたいものデス」
ムロ「ダヴァンさんは私達に対しても真剣に打ってくれました」
ムロ「私なんか、メンタルも麻雀もまだまだ未熟で……」
ムロ「……相手を認めるのって難しいですね」
ダヴァン「ハイ」
ムロ「なんか、愚痴聞いてもらっちゃって、ありがとうございます。ちょっと恥ずかしい事言っちゃった……」
ムロ「どうしたら真っ直ぐに相手と向き合えるんでしょうか。ダヴァンさんは、どうやって?」
ムロ「……そうなんですけどね」
ダヴァン「ヒロコの場合、一度先輩と後輩という関係を無くしてみてはいかがでスカ?」
ムロ「え?」
ダヴァン「マホを対等な相手として認める事から始めてはどうでしョウ」
ムロ「対等な相手……」
ダヴァン「正面から向き合えば、きっとリスペクトが生まれまるはずでスヨ」
ムロ「マホが……うーん」
ダヴァン「難しいでスカ? 私も常に心がけている事ですが、逆に言えば意識しないとできナイ」
ダヴァン「ついつい調子に乗ったりしてしまいマス」
ダヴァン「どんな時でも正々堂々としていたいものデス」
ムロ「ダヴァンさんは私達に対しても真剣に打ってくれました」
ムロ「私なんか、メンタルも麻雀もまだまだ未熟で……」
ムロ「……相手を認めるのって難しいですね」
ダヴァン「ハイ」
ムロ「なんか、愚痴聞いてもらっちゃって、ありがとうございます。ちょっと恥ずかしい事言っちゃった……」
ムロ「どうしたら真っ直ぐに相手と向き合えるんでしょうか。ダヴァンさんは、どうやって?」
ダヴァン「そうでスネ。やはり正々堂々、全力で勝負する事ですカネ」
ムロ「おお、カッコイイ」
ダヴァン「実は、それにはカッコよくない理由があったりシテ」
ムロ「え?」
ダヴァン「私は、昔から素で運が無クテ……。何かに頼ってないといけなかったんデス」
ダヴァン「アナタ達の言う、オカルトと呼ばれるモノとか、ケンカトカ」
ムロ(ケンカって……)
ダヴァン「ヒロコはこう思った事はありませンカ?」
ムロ「なんですか?」
ダヴァン「オカルトを持っているのはズルい、卑怯じゃないのかッテ……」
ムロ「っ!?」
ダヴァン「世の中、どうしても持つ者と持たざる者に分かれマス。勝負の世界ならなおさらデス」
ムロ「それは……しょうがないじゃないですか」
ダヴァン「きっかけは何であれ、持つ者になったらそれなりの気構えが必要になってきまシタ」
ムロ「その、オカルトを使用するのが正々堂々?」
ダヴァン「ハイ。ですが、それとほぼ同時に、私の打ち方は偏っていったんデス」
ムロ「それは、悪い事なんですか?」
ムロ「おお、カッコイイ」
ダヴァン「実は、それにはカッコよくない理由があったりシテ」
ムロ「え?」
ダヴァン「私は、昔から素で運が無クテ……。何かに頼ってないといけなかったんデス」
ダヴァン「アナタ達の言う、オカルトと呼ばれるモノとか、ケンカトカ」
ムロ(ケンカって……)
ダヴァン「ヒロコはこう思った事はありませンカ?」
ムロ「なんですか?」
ダヴァン「オカルトを持っているのはズルい、卑怯じゃないのかッテ……」
ムロ「っ!?」
ダヴァン「世の中、どうしても持つ者と持たざる者に分かれマス。勝負の世界ならなおさらデス」
ムロ「それは……しょうがないじゃないですか」
ダヴァン「きっかけは何であれ、持つ者になったらそれなりの気構えが必要になってきまシタ」
ムロ「その、オカルトを使用するのが正々堂々?」
ダヴァン「ハイ。ですが、それとほぼ同時に、私の打ち方は偏っていったんデス」
ムロ「それは、悪い事なんですか?」
ダヴァン「ワカリマセン。でも、分かった事もありマス」
ダヴァン「結局、オカルトは才能の一つなんデス」
ダヴァン「絵が上手いとか歌が上手い、足が速いと一緒なんデス」
ムロ「じゃあ、なんの才能も無い私って……」
ダヴァン「大丈夫、それはまだ見つかっていないダケ」
ダヴァン「オカルトが無いなら無いなりの打ち方がありマス」
ダヴァン「身近な例で言うと、サトハなんかそうでスネ。ハオなんか日本でも中国式の麻雀を打っていマス」
ダヴァン「ヒロコの近くはそういう人は居ませンカ?」
ムロ「……居ます」
ダヴァン「麻雀もソウ……色んな人が居て色んな打ち方がアル」
ムロ「はい」
ダヴァン「ヒロコにもヒロコの才能があるはずデス。アナタもそのうち持つ者になりまスヨ」
ムロ「そうですかね?」
ダヴァン「何もオカルトだけじゃナシ。勝負に勝ったらば、それで持つ者デス」
ダヴァン「結局、オカルトは才能の一つなんデス」
ダヴァン「絵が上手いとか歌が上手い、足が速いと一緒なんデス」
ムロ「じゃあ、なんの才能も無い私って……」
ダヴァン「大丈夫、それはまだ見つかっていないダケ」
ダヴァン「オカルトが無いなら無いなりの打ち方がありマス」
ダヴァン「身近な例で言うと、サトハなんかそうでスネ。ハオなんか日本でも中国式の麻雀を打っていマス」
ダヴァン「ヒロコの近くはそういう人は居ませンカ?」
ムロ「……居ます」
ダヴァン「麻雀もソウ……色んな人が居て色んな打ち方がアル」
ムロ「はい」
ダヴァン「ヒロコにもヒロコの才能があるはずデス。アナタもそのうち持つ者になりまスヨ」
ムロ「そうですかね?」
ダヴァン「何もオカルトだけじゃナシ。勝負に勝ったらば、それで持つ者デス」
ダヴァン「サトハの言葉ですが、何かの上に立つ者はその何かを背負っている、との事デス」
ダヴァン「もし、ヒロコが学校や大会などで代表に選ばれた時は、この言葉を思いだしてくだサイ」
ムロ「……はい」
ダヴァン「私もようやく自分のオカルトの扱い方、というか向き合い方がわかってきたところですガネ」
ダヴァン「すぐ逃げてしまいがちな性格は、なかなか変えられまセン……」
優希「ああ~だいぶ楽になってきたじぇ」
京太郎「しっかし、よくこのちっこい身体に収まるもんだ」
ムロ「買ってきましたよー。優希先輩、大丈夫ですか?」
優希「なんとか」
京太郎「おっサンキュ」
ダヴァン「ユーキ、動けまスカ?」
優希「まだちょっと消化に時間かかりそうだじょ……」
ダヴァン「しょうがないでスネ」
優希「すまんな」
ダヴァン「それでは暇つぶしに、ひとつ私も恥ずかしい話でもしまスカ」
ムロ「?」
ダヴァン「もし、ヒロコが学校や大会などで代表に選ばれた時は、この言葉を思いだしてくだサイ」
ムロ「……はい」
ダヴァン「私もようやく自分のオカルトの扱い方、というか向き合い方がわかってきたところですガネ」
ダヴァン「すぐ逃げてしまいがちな性格は、なかなか変えられまセン……」
優希「ああ~だいぶ楽になってきたじぇ」
京太郎「しっかし、よくこのちっこい身体に収まるもんだ」
ムロ「買ってきましたよー。優希先輩、大丈夫ですか?」
優希「なんとか」
京太郎「おっサンキュ」
ダヴァン「ユーキ、動けまスカ?」
優希「まだちょっと消化に時間かかりそうだじょ……」
ダヴァン「しょうがないでスネ」
優希「すまんな」
ダヴァン「それでは暇つぶしに、ひとつ私も恥ずかしい話でもしまスカ」
ムロ「?」
ダヴァン「私が長野に来た理由デス」
ムロ「ラーメンじゃないんですか?」
ダヴァン「それもありますが、もう一つ」
ダヴァン「龍門渕透華との再戦デス」
京太郎「そういえば、2年前のインハイで龍門渕と臨海は対戦してましたね」
ダヴァン「ええ、その年に私は龍門渕透華と戦ったんデス」
ダヴァン「皆さんは見た事がありまスカ? 突如豹変する彼女のすがタヲ……」
京太郎「治水ですか。何度か」
ムロ「私も」
ダヴァン「なら、話は早いでスネ。2年前の大会で私は彼女を恐れ、怯んでしまッタ」
ダヴァン「本来なら真っ向から勝負を仕掛けるところなのに、他の高校をトバして逃げたんデス……」
京太郎「あの状態の前で動けるんですか……」
ムロ「それはそれで凄いですね」
ダヴァン「しかし、今回は逃げまっセン!」
ムロ「ラーメンじゃないんですか?」
ダヴァン「それもありますが、もう一つ」
ダヴァン「龍門渕透華との再戦デス」
京太郎「そういえば、2年前のインハイで龍門渕と臨海は対戦してましたね」
ダヴァン「ええ、その年に私は龍門渕透華と戦ったんデス」
ダヴァン「皆さんは見た事がありまスカ? 突如豹変する彼女のすがタヲ……」
京太郎「治水ですか。何度か」
ムロ「私も」
ダヴァン「なら、話は早いでスネ。2年前の大会で私は彼女を恐れ、怯んでしまッタ」
ダヴァン「本来なら真っ向から勝負を仕掛けるところなのに、他の高校をトバして逃げたんデス……」
京太郎「あの状態の前で動けるんですか……」
ムロ「それはそれで凄いですね」
ダヴァン「しかし、今回は逃げまっセン!」
優希「そ、その意気だじぇ……ふぅ」
京太郎「もういいのか?」
優希「うん、世話をかけたな。もう大丈夫だじぇ」
帰り道
京太郎「それじゃ、また来年だな」
優希「うむ、よいお年を!」
ダヴァン「私はユーキの家に泊まるので、ここまででスネ」
ムロ「お二人とも、よいお年を」
優希「京太郎、ムロ!」
京太郎「ん?」
ムロ「なんですか?」
優希「私……待ってるからな」
優希「来年、また一緒に遊ぶんだじぇ!」
京太郎「もういいのか?」
優希「うん、世話をかけたな。もう大丈夫だじぇ」
帰り道
京太郎「それじゃ、また来年だな」
優希「うむ、よいお年を!」
ダヴァン「私はユーキの家に泊まるので、ここまででスネ」
ムロ「お二人とも、よいお年を」
優希「京太郎、ムロ!」
京太郎「ん?」
ムロ「なんですか?」
優希「私……待ってるからな」
優希「来年、また一緒に遊ぶんだじぇ!」
東京
優希「そして約束通り、お前達は来てくれた」
京太郎「おう!」
ムロ「優希先輩……」
優希「ムロ、よくぞここまで辿りついた!」
ムロ「……うぅ」
優希「成長したな。高遠原の、清澄の先輩として嬉しく思うじぇ」
まこ「わしらの自慢の後輩じゃ」
京太郎「ですね」
ムロ「も、もう……」
優希「照れんな照れんな、そーしーてー」
優希「どうやらココも成長してるようだな!」モミモミィ
ムロ「きゃ、あっやっあぁ、ち、ちょぉぉぉぉ!?」
まこ「デリケートな部分じゃけぇ、優しくな」
京太郎「そういう問題ですか……」
優希「そして約束通り、お前達は来てくれた」
京太郎「おう!」
ムロ「優希先輩……」
優希「ムロ、よくぞここまで辿りついた!」
ムロ「……うぅ」
優希「成長したな。高遠原の、清澄の先輩として嬉しく思うじぇ」
まこ「わしらの自慢の後輩じゃ」
京太郎「ですね」
ムロ「も、もう……」
優希「照れんな照れんな、そーしーてー」
優希「どうやらココも成長してるようだな!」モミモミィ
ムロ「きゃ、あっやっあぁ、ち、ちょぉぉぉぉ!?」
まこ「デリケートな部分じゃけぇ、優しくな」
京太郎「そういう問題ですか……」
乙
デリケートな部分を優しく確認してるところを是非動画にしてうpして欲しいものだ……
デリケートな部分を優しく確認してるところを是非動画にしてうpして欲しいものだ……
こんばんわ
憧や淡がアレなんだからムロだってきっと……
>>926
まちがい
京太郎「そういえば、2年前のインハイで龍門渕と臨海は対戦してましたね」
ただしい
京太郎「そういえば、去年のインハイで龍門渕と臨海は対戦してましたね」
久しぶりに時空が歪んでた
短め。投下します
憧や淡がアレなんだからムロだってきっと……
>>926
まちがい
京太郎「そういえば、2年前のインハイで龍門渕と臨海は対戦してましたね」
ただしい
京太郎「そういえば、去年のインハイで龍門渕と臨海は対戦してましたね」
久しぶりに時空が歪んでた
短め。投下します
ダヴァン「ハイ……ええ、そうデス。年明けの……日本時間で3日にはそちらに戻る予定デス」
ネリー『ほんと? ネリー待ってるから、早く帰ってきてね!』
ダヴァン「フフ、これはボーイングには頑張ってもらわないといけませンネ」
ダヴァン「……ハイ、では良いおとシヲ」
1年前 龍門渕邸
ダヴァン「すみまセン。急に着信がきたノデ」
智紀「かまわない」
ダヴァン「それにしても、龍門渕透華はまだ目覚めないのでしょウカ? 少し心配デス」
一「うん。あの状態になると、しばらく眠っちゃって……」
純「いつもの事だから心配すんな」
ダヴァン「天江衣はどうしまシタ?」
純「アイツも寝てるよ。まぁ、アイツの場合はこの時間いつも寝てるし、平常運転だ」
ダヴァン「それは良かったデス。こんな夜遅くまで付き合ってくれて感謝してマス」
一「いえいえ、衣もすごく楽しんでましたよ」
『モールは元旦朝9時から開店!』
純「それにしても、年末年始のテレビってつまんねーの」
一「特番とかスペシャルとか、普段から結構やってるしね」
智紀「マンネリ」
『新春セール! 3日まではお年玉キャンペーン実施中!』
ダヴァン「……」
ネリー『ほんと? ネリー待ってるから、早く帰ってきてね!』
ダヴァン「フフ、これはボーイングには頑張ってもらわないといけませンネ」
ダヴァン「……ハイ、では良いおとシヲ」
1年前 龍門渕邸
ダヴァン「すみまセン。急に着信がきたノデ」
智紀「かまわない」
ダヴァン「それにしても、龍門渕透華はまだ目覚めないのでしょウカ? 少し心配デス」
一「うん。あの状態になると、しばらく眠っちゃって……」
純「いつもの事だから心配すんな」
ダヴァン「天江衣はどうしまシタ?」
純「アイツも寝てるよ。まぁ、アイツの場合はこの時間いつも寝てるし、平常運転だ」
ダヴァン「それは良かったデス。こんな夜遅くまで付き合ってくれて感謝してマス」
一「いえいえ、衣もすごく楽しんでましたよ」
『モールは元旦朝9時から開店!』
純「それにしても、年末年始のテレビってつまんねーの」
一「特番とかスペシャルとか、普段から結構やってるしね」
智紀「マンネリ」
『新春セール! 3日まではお年玉キャンペーン実施中!』
ダヴァン「……」
ダヴァン「この、お年玉ってなんなんでスカ?」
一「うーん。正月に子供にあげるおこづかい、みたいなものですかね」
ダヴァン「おこづカイ……」
智紀「昔はお供え物のおもちを子供にあげてたけど、今はお金をあげる」
純「ボーナスみたいなもんだな」
ダヴァン「ボーナス……おカネ……ハッ!?」
ネリー『え~、メグお正月は日本に居ないの?』
ネリー『早く帰ってきてね。ネリー待ってるよ!』
ダヴァン(まサカ……)
透華「お待たせいたしましたわ」
一「透華! 起きて大丈夫なの?」
透華「ええ、もう結構ですわ。それで、何のお話をしていたのかしら?」
純「ああ、ダヴァンがお年玉を知らないって言うからさ」
透華「お年玉ですの?」
一「うーん。正月に子供にあげるおこづかい、みたいなものですかね」
ダヴァン「おこづカイ……」
智紀「昔はお供え物のおもちを子供にあげてたけど、今はお金をあげる」
純「ボーナスみたいなもんだな」
ダヴァン「ボーナス……おカネ……ハッ!?」
ネリー『え~、メグお正月は日本に居ないの?』
ネリー『早く帰ってきてね。ネリー待ってるよ!』
ダヴァン(まサカ……)
透華「お待たせいたしましたわ」
一「透華! 起きて大丈夫なの?」
透華「ええ、もう結構ですわ。それで、何のお話をしていたのかしら?」
純「ああ、ダヴァンがお年玉を知らないって言うからさ」
透華「お年玉ですの?」
ダヴァン「ハイ。まさか、日本にこんな風習があるなンテ……去年はアメリカに帰ってましたカラ」
透華「といっても、アレは子供のもらうものですから」
透華「普通、私達くらいの年齢ではもらいませんわ」
ダヴァン「あ、そうなんでスカ……フゥ」
純「いや、お前毎年めっちゃ貰ってるじゃんかよ」
ダヴァン「エッ」
透華「あれは……受け取っておかないと色々と面倒なんですもの」
透華「誰々から貰っただの貰ってないだのと……」
透華「新年早々、見栄の張り合いに巻き込まないでほしいですわ」
一「あはは……」
ダヴァン「差し支えなければ教えてほしいのでスガ……いくら程あげるものなんでしょウカ?」
透華「といってもXXXXXXX円程しかたいただいておりませんわ」
ダヴァン「ッ……!?」
智紀「スケールが違う」
純「アッハッハッハ! 政治献金かよ!」
一「まぁ、透華のこれは例外中の例外だから、全然参考にはならな……ダヴァンさん?」
透華「といっても、アレは子供のもらうものですから」
透華「普通、私達くらいの年齢ではもらいませんわ」
ダヴァン「あ、そうなんでスカ……フゥ」
純「いや、お前毎年めっちゃ貰ってるじゃんかよ」
ダヴァン「エッ」
透華「あれは……受け取っておかないと色々と面倒なんですもの」
透華「誰々から貰っただの貰ってないだのと……」
透華「新年早々、見栄の張り合いに巻き込まないでほしいですわ」
一「あはは……」
ダヴァン「差し支えなければ教えてほしいのでスガ……いくら程あげるものなんでしょウカ?」
透華「といってもXXXXXXX円程しかたいただいておりませんわ」
ダヴァン「ッ……!?」
智紀「スケールが違う」
純「アッハッハッハ! 政治献金かよ!」
一「まぁ、透華のこれは例外中の例外だから、全然参考にはならな……ダヴァンさん?」
ネリー「それでね、結局メグってば学校始まるまで帰ってこなかったんだよ?」
京太郎「逃げたんだな……」
ムロ「高飛び……」
まこ「気持ちは分からんでもないがの」
智葉「普段のお前を知っていれば、誰もが逃げ出すさ」
ハオ「ですね」
ネリー「あ、サトハ」
昼 辻垣内邸
智葉「すまないな、こんなものしか用意できなくて」
ムロ「いえ、とんでもないです!」
まこ「いきなり押しかけて、その上お昼ご飯もいただいてしもうて」
京太郎「こちらこそすみません」
智葉「貰いもので沢山あるから、遠慮せずに食べてくれ」
ミョンファ「いただきます」
優希「いただきまーす!」
ネリー「素麺おいしいね」チュルー
優希「これぞ日本の夏だじぇ」ズルルー
智葉「まったく、お前はいつも突然やって来るな。おい、聞いてるのか」
ネリー「もぐ、ん、聞いてるお」
智葉「ああ、飲みこんでからしゃべろ」
ハオ「すみません、ネギとってもらえますか?」
京太郎「どうぞ」
ムロ「私にも、生姜ください」
京太郎「はいはい」
まこ「ミョウガくれ」
優希「大葉くれ」
ミョンファ「オクラください」
ネリー「トマトちょうだい」
京太郎「もう自分でとって」
智葉「ふむ、薬味の追加を持ってこようか」
ハオ「ふぅ……ごちそうさま。智葉、私も手伝います。ついでにお茶を淹れましょう」
智葉「そうか、頼む」
優希「これぞ日本の夏だじぇ」ズルルー
智葉「まったく、お前はいつも突然やって来るな。おい、聞いてるのか」
ネリー「もぐ、ん、聞いてるお」
智葉「ああ、飲みこんでからしゃべろ」
ハオ「すみません、ネギとってもらえますか?」
京太郎「どうぞ」
ムロ「私にも、生姜ください」
京太郎「はいはい」
まこ「ミョウガくれ」
優希「大葉くれ」
ミョンファ「オクラください」
ネリー「トマトちょうだい」
京太郎「もう自分でとって」
智葉「ふむ、薬味の追加を持ってこようか」
ハオ「ふぅ……ごちそうさま。智葉、私も手伝います。ついでにお茶を淹れましょう」
智葉「そうか、頼む」
ムロ「いやぁ、至れり尽くせりですねぇ」
まこ「じゃのう。炎天下で待ちぼうけなんて、どうなる事かと思っとったが」
優希「万事塞翁が馬ってやつだじぇ……ズズーッ」
1時間前
優希「さて、感動の再会もひとまず終えたところで」
ムロ「ハァ、ハァ……辱められた……んっ……」
優希「ミョンファ遅いなー」
10分後
ハオ「これ絶対寝てますよ」
優希「一応、早めの予定で教えといたのに連絡すら入れないとは」
ネリー「寝てたら予定の時間とか関係ないんじゃない?」
10分後
ネリー「ふわぁぁ……」
優希「くっ……電話かけても反応ナシか!?」
ムロ(電話に出んわ……つって)
まこ「じゃのう。炎天下で待ちぼうけなんて、どうなる事かと思っとったが」
優希「万事塞翁が馬ってやつだじぇ……ズズーッ」
1時間前
優希「さて、感動の再会もひとまず終えたところで」
ムロ「ハァ、ハァ……辱められた……んっ……」
優希「ミョンファ遅いなー」
10分後
ハオ「これ絶対寝てますよ」
優希「一応、早めの予定で教えといたのに連絡すら入れないとは」
ネリー「寝てたら予定の時間とか関係ないんじゃない?」
10分後
ネリー「ふわぁぁ……」
優希「くっ……電話かけても反応ナシか!?」
ムロ(電話に出んわ……つって)
10分後
まこ「中国の麻雀は役が難しくてのう」
ハオ「日本式に慣れている方からすればそうでしょうね」
まこ「組合龍とかの。筋で組める役なんぞはカルチャーショック受けたわ」
ハオ「こっちではありえないルールですからね」
優希「くそう、出やがらねーじぇ……」
ネリー「あつい……」
京太郎「照りつけてきやがる……なぁ、場所変えないか? 日も上がってきたしさ」
ムロ「この辺、どこか涼める場所ありませんか?」
ネリー「あるよ」
京太郎「それじゃあすぐに移動しようぜ」
ネリー「ユーキ、ちょっと電話貸して?」
優希「え? ホレ。って、ドコにかける気だ」
ネリー「もしもし、サトハ? ネリーだよ」
智葉『ん、なんだネリーか。どうした?』
優希「おい」
まこ「中国の麻雀は役が難しくてのう」
ハオ「日本式に慣れている方からすればそうでしょうね」
まこ「組合龍とかの。筋で組める役なんぞはカルチャーショック受けたわ」
ハオ「こっちではありえないルールですからね」
優希「くそう、出やがらねーじぇ……」
ネリー「あつい……」
京太郎「照りつけてきやがる……なぁ、場所変えないか? 日も上がってきたしさ」
ムロ「この辺、どこか涼める場所ありませんか?」
ネリー「あるよ」
京太郎「それじゃあすぐに移動しようぜ」
ネリー「ユーキ、ちょっと電話貸して?」
優希「え? ホレ。って、ドコにかける気だ」
ネリー「もしもし、サトハ? ネリーだよ」
智葉『ん、なんだネリーか。どうした?』
優希「おい」
辻垣内邸
智葉「よく来たな。歓迎する」
優希「急でゴメンだじぇ、智葉先輩……」
智葉「後輩の訪問を断りはしない。遠慮するな」
優希「謝謝……謝謝、智葉先輩!」
ネリー「来たよー」
智葉「お前は少しは遠慮したらどうだ」
ネリー「えー」
ハオ「こんにちわ智葉。どうぞ、これを」
智葉「わざわざすまないな。茶葉か?」
ハオ「はい。日本茶です」
智葉「ハオが日本茶とは珍しいな」
ハオ「昨日、詳しい人達に出会って。せっかくなのでこの機会に手を広げようかと」
智葉「そうか。後で淹れてみよう」
優希「智葉先輩、清澄のみんなだ!」
智葉「ああ、外は暑かったろう。まず入ってくれ」
京太郎「おじゃましまーす」
ムロ「おじゃましまーす」
まこ「おじゃましまーす」
智葉「よく来たな。歓迎する」
優希「急でゴメンだじぇ、智葉先輩……」
智葉「後輩の訪問を断りはしない。遠慮するな」
優希「謝謝……謝謝、智葉先輩!」
ネリー「来たよー」
智葉「お前は少しは遠慮したらどうだ」
ネリー「えー」
ハオ「こんにちわ智葉。どうぞ、これを」
智葉「わざわざすまないな。茶葉か?」
ハオ「はい。日本茶です」
智葉「ハオが日本茶とは珍しいな」
ハオ「昨日、詳しい人達に出会って。せっかくなのでこの機会に手を広げようかと」
智葉「そうか。後で淹れてみよう」
優希「智葉先輩、清澄のみんなだ!」
智葉「ああ、外は暑かったろう。まず入ってくれ」
京太郎「おじゃましまーす」
ムロ「おじゃましまーす」
まこ「おじゃましまーす」
同時刻 白糸台高校 麻雀部部室
照「じゃあ、そういうわけだから」
咲「……」
淡「……」
誠子「……」
照「一人10万点持ちの1000点=1mmで100の位は繰り上げ、いいね?」
誠子(咲が持ってきてくれたおみやげ、カステラは30cmが2本)
誠子(虎姫の5人+宮永先輩の6人で割ると、一人10cmは食べられる……)
淡(一切れ2cmだとして、一人当たり5切れ……普通ならね)
咲(いくらお姉ちゃんでも、配牌5向聴の淡ちゃんと鳴いて速攻の亦野先輩相手じゃ分が悪いハズ……)
尭深「ええっと……」
照「待っててね、尭深。まだナイフは入れないで……いや」
照「ナイフなんて必要、無い」
ギギギー
誠子「ちょ」
淡「うぇ!?」
咲「わわっ!」
照「じゃあ、そういうわけだから」
咲「……」
淡「……」
誠子「……」
照「一人10万点持ちの1000点=1mmで100の位は繰り上げ、いいね?」
誠子(咲が持ってきてくれたおみやげ、カステラは30cmが2本)
誠子(虎姫の5人+宮永先輩の6人で割ると、一人10cmは食べられる……)
淡(一切れ2cmだとして、一人当たり5切れ……普通ならね)
咲(いくらお姉ちゃんでも、配牌5向聴の淡ちゃんと鳴いて速攻の亦野先輩相手じゃ分が悪いハズ……)
尭深「ええっと……」
照「待っててね、尭深。まだナイフは入れないで……いや」
照「ナイフなんて必要、無い」
ギギギー
誠子「ちょ」
淡「うぇ!?」
咲「わわっ!」
辻垣内邸 客間
智葉「話には聞いていたが、部員3人とはな……」
優希「……実はちょっと責任感じてるんだじぇ」
まこ「何言うとるんじゃ」
京太郎「お前が居たところで、入部希望者が増えてたか怪しいもんだぜ」
優希「な、なんだとー!?」
京太郎「それよりさ、優希がやりたい事やって、それで活躍できてる方がオレは嬉しいぜ」
優希「え……そ、そう……なのか?」
ムロ「そうですよ。こっちはこっちで任せといて下さい」
まこ「じゃけぇ、心配せんでもええよ」
優希「みんな……うぅ」
「おやぁ? 寝坊して来てみれば」
ハオ「明華」
ミョンファ「身の上話に花が咲いていますか」
優希「わわ……お、遅いじょ! ってゆうか、やっぱ寝てたな?」
ミョンファ「すみません。一度起きたのですが、まだ目覚ましの時間じゃないからもったいなくって……」
智葉「二度寝したな」
ムロ「あるある」
優希「そこは起きてろよ……」
智葉「話には聞いていたが、部員3人とはな……」
優希「……実はちょっと責任感じてるんだじぇ」
まこ「何言うとるんじゃ」
京太郎「お前が居たところで、入部希望者が増えてたか怪しいもんだぜ」
優希「な、なんだとー!?」
京太郎「それよりさ、優希がやりたい事やって、それで活躍できてる方がオレは嬉しいぜ」
優希「え……そ、そう……なのか?」
ムロ「そうですよ。こっちはこっちで任せといて下さい」
まこ「じゃけぇ、心配せんでもええよ」
優希「みんな……うぅ」
「おやぁ? 寝坊して来てみれば」
ハオ「明華」
ミョンファ「身の上話に花が咲いていますか」
優希「わわ……お、遅いじょ! ってゆうか、やっぱ寝てたな?」
ミョンファ「すみません。一度起きたのですが、まだ目覚ましの時間じゃないからもったいなくって……」
智葉「二度寝したな」
ムロ「あるある」
優希「そこは起きてろよ……」
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