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    元スレ小鳥「あ、お兄ちゃん」

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    101 :

    夫婦が離婚したって親子は親子だ

    102 :

    >>100
    顔でか過ぎんだろ…

    103 :

    >>102
    Pヘッドか

    104 :

    実は連れ子の可能性を主張

    105 :


    【翌日、ショッピングモール】


    小鳥「ほらお兄ちゃん、早くー」

    P「待て待て、駐車券車に忘れてきた」

    小鳥「もうっ、何してるの!」

    P「はいはい、今行きますよ。で、まずは何を見るんだ?」

    小鳥「服! 秋物が欲しいと思ってたのよね~」

    P「いくら外身をオシャレにしても若くはならないからな?」

    小鳥「お願い今だけは夢を見させて」

    106 = 105 :


    小鳥「ちょっと試着してくるわね」シャッ

    P「あいよ」

    小鳥「……覗いちゃダメですからね!」

    P「だるだるの年増ボディがバレちゃうもんな」

    小鳥「……」ギュゥゥゥゥゥゥ

    P「いだいいだいいだいつねるな!」

    小鳥「ふんっ」

    (シャッ)

    P「いたた……どれ、俺も帽子でも見てこようかな」

    <お兄ちゃん、そこにいてね!

    P「なんだよ、俺に行動権はなしかい」

    107 = 105 :


    <つなぐれいんぼ~♪


    P「暇だ……何着持ち込んだっけアイツ……」


    あずさ「あら? プロデューサーさん?」

    やよい「こんにちは!」

    P「おや、こんなところで会うなんてな。こんにちは」

    あずさ「お買い物ですか?」

    P「付き添いでね」

    やよい「あっ、分かりました! 小鳥さんですよね?」

    P「そうだよ。やよいは鋭いなぁ」

    108 = 105 :


    P「服を持ち込んだっきり出てこなくてねぇ」

    あずさ「きっと色々と試行錯誤してるんですよ」

    やよい「小鳥さんの私服、少し楽しみかも!」

    P「はっはっは、楽しかったら盛大に笑ってやっていいんだぞ」

    <じぶーんをしーんじてーだいじょうぶだーかぁらー♪

    P「全然こっちに気付いてないな」

    やよい「でも、小鳥さんの私服って全然想像つかないですー」

    あずさ「今だと秋物のシーズンだし……しっとりした感じかしら?」

    P「それはもう神のみぞ知るところよ」

    109 = 105 :


    (シャッ!)

    P「おっ」



    小鳥「お兄ちゃん、どうよこの若々しい姿!」バァ-z_ン!!



    P「……」

    あずさ「あら……」

    やよい「わぁ……」


    小鳥「……」

    小鳥「あれ?」ダラダラ

    110 :

    やよい「(う)わぁ……」

    111 = 105 :


    小鳥「違うんです……どうせ試着だからってお兄ちゃんに見てもらうだけのつもりだったんです……」

    あずさ「お似合いだと思いますよ?」

    やよい「せくしーっていうのかよく分かんないですけど、すごいです!」

    小鳥「慰めはやめて。いっそひと思いに殺して」

    P「無理すんな」

    小鳥「」ピシィッ!

    あずさ「あの……いいんですか? そんなに強く……」

    P「いいのいいの。いつもこんなんだから」

    やよい「私もそのうち、こういう服着れるかなぁ」

    P「着ないでよろしい」

    112 = 105 :


    ―――――――――――――――

    ――――――――――

    ――――――




    (ブロロロロロ)


    小鳥「お兄ちゃんのばか……」ズゥゥゥゥン

    P「俺何もしてませんけど」

    小鳥「だって外にお兄ちゃん以外にもいるなんて思わないじゃない!」

    P「結構大きな声で喋ってましたけど」

    小鳥「およよ……もうおよ」

    P「嘆くのは少しでも行ける希望が見えてきてからにしような」

    小鳥「セリフを先に潰さないで!」

    113 = 105 :


    P「その紙袋はなんだ?」

    小鳥「これ? お母さんに上げようと思って」

    P「ああ……そういや母さん、それが好きだったな……」

    小鳥「うん……」

    P「……いつもいつも、美味しそうに食べてたよな……」




    小鳥「いや、なんかしんみり感出してるけどお母さん超元気だからね?」

    P「というか今日は父さんとデート行ってるだろ、確か」

    小鳥「えっ、そうなの!? もういい加減、よりを戻せばいいのに」

    P「お前……一緒に暮らしててなんで知らないんだよ……」

    小鳥「最近、お兄ちゃんの部屋に泊まりっぱなしだったし」

    P「あぁ。というかお前、いい加減生活費と家賃請求するぞ」

    114 :


    (ブロロロロロロロ)


    小鳥「あたしね」

    P「ん?」

    小鳥「ずっとこのままでもいいかなーって思う時があるのよ」

    P「何を仰るマジでやめてくれ」

    小鳥「アイドルの子たちを見守りながら、お兄ちゃんと一緒に働いて」

    小鳥「それで、歳とって仕事やめたら、アイドルだった子たちの様子見に行ったり、その子どもの相手したり」

    小鳥「たまにお兄ちゃんと会って、お茶飲んだり」

    P「このまま行ったらお前、俺の家に居座るだろう……」

    小鳥「ふふっ、そこまではしないわよ」

    P「本当か?」

    小鳥「お兄ちゃんだってその内、いい人見つけて家庭を持つだろうし」

    P「……」

    小鳥「あたしが甘えられるのは、せいぜいそれまで」

    P「……そうかもな」

    115 = 114 :


    P「お前だっていい人見つけていいんだぞ、できるもんなら」

    小鳥「それは難しそうだなぁ」

    P「最近は晩婚ブームだぞ」

    小鳥「いくら人がいても、お兄ちゃんよりいい人が見つかるとは思えないもの」

    P「……いい加減兄離れしような」

    小鳥「そうね。ふふふ」

    P「……」

    小鳥「あー、なんだか眠くなってきちゃった。着いたら起こしてね」

    P「……小鳥」

    小鳥「なぁに?」



    P「兄離れしようと思うなら、今日は実家に帰ろうな」

    小鳥「おやすみお兄ちゃん」

    P「テメェ起きろこのフォアグラモドキ」

    116 = 114 :


    【事務所】


    小鳥「お先に失礼します。お疲れ様ですー」ガチャッ

    真美「ピヨちゃんおつかれー」

    (バタン)

    真美「……ところでここ最近気になってんだけどさ」

    伊織「何が?」

    真美「兄ちゃんとピヨちゃんって、なんで一緒に働いてんだろ」

    伊織「確かに……偶然なのかしら」

    律子「んー、そういや私もそのあたりのことは聞いたことないわね」

    117 = 114 :


    伊織「大方、小鳥がプロデューサーにべったりでついてきたんじゃないの?」

    真美「『お兄ちゃん待ってー! あたしもやるー!』みたいな?」

    伊織「モノマネ上手いわねアンタ」

    律子「ふふっ、そんな感じだったのかも」



    P「コソコソ話はいただけませんなぁ」ヌッ

    「「「うわあああああああっ!!?」」」

    118 = 114 :


    伊織「い、いきなり音もなく背後から現れるんじゃないわよ!」

    律子「忍者ですかあなたは!」

    真美「全身鳥肌がすごいよ……」

    P「はっはっは、何やら面白そうな話が聞こえましたのでな」

    P「ちなみに補足しておくと、765プロに入ったのは俺の方が後だからな」

    真美「そなの?」

    P「俺、転職組だから。小鳥は新卒」

    律子「へー、そうだったのね」

    119 = 114 :


    伊織「で、なんで一緒に働いてるのよ」

    P「オシエテアゲマセーン」

    伊織「はぁっ!? ここまで話しといてなんなのよ!」

    P「ヒントはあげたんだから当ててみな」

    伊織「きーっ! 絶対当ててやるんだから!」

    真美「一緒に働いてとせがまれた!」

    P「ぶぶー」

    律子「兄妹だと知った社長に引き抜かれた!」

    P「ぶっぶー」

    120 = 114 :


    P「結局正解者はなし、か」

    真美「天命を受けたって……いおりん苦し紛れすぎっしょ」

    伊織「何よ! アンタだって暗黒の契約を結んだとかワケわかんないこと言ってたじゃないのよ!」

    律子「社長の隠し子説は割といい線いってたと思ったんだけどなぁ……」

    P「後半はもうほとんど大喜利状態だったな」

    P「そんじゃ、俺は帰るんで最後の人戸締りヨロシク。ほなさいなら~」ヒラヒラ

    伊織「あっ?! か、勝ち逃げなんて卑怯よーーーっ!!!」

    121 = 114 :


    P「さぁてさっさと帰らなきゃ……っと」

    P「はい、そこの路地に隠れてるお嬢さん」

    (ビクッ)

    P「鞄の端、はみ出してますよ」

    小鳥「うぐ……相変わらず目ざといわね、お兄ちゃん」

    P「どこかの誰かさんが近くに潜んでないか、昔から目を光らせてきたからな」

    小鳥「のワの」

    P「ほら、春香の真似してないでとっとと帰るぞ」

    小鳥「ああん、待ってぇ!」

    122 = 114 :


    (テクテク)


    小鳥「そういえば、お兄ちゃんはどうして765プロに来たの?」

    P「さっきの話、聞いてたのか?」

    小鳥「別に盗み聞きしようと思ったわけじゃないんだけど……そういや、あたしも知らないなぁって」

    小鳥「前のお仕事、順調だったじゃない」

    P「んー、お前の話を聞いて面白そうだと思ったから?」

    小鳥「なんで疑問形なのよ」

    P「自分でも、なんでこの仕事を始めたのかよく分からないんだよ」

    P「勿論、今はプロデューサー業が楽しいし、目的や目標もはっきりしてるけどな」

    小鳥「そんな無計画に転職したなんて、お兄ちゃんにしては珍しい」

    P「理由ねぇ……」

    123 = 114 :


    P「心配だったから、かな」

    小鳥「え?」

    P「いっつも人の後くっついて歩いてた可愛い妹が、ちゃんとやっていけてるのか」

    小鳥「なっ!? し、失礼な! あたしだって仕事くらいちゃんと一人でやれました!」

    P「ああ、正直びっくりしたよ。忙しい事務所を事務員一人でテキパキ回してて」

    小鳥「ふ、ふん! 今更見直しても遅いんですからね!」

    P「そうだな。結果的には、俺の取り越し苦労だった」

    P「なんだかんだで、俺も妹離れ出来てなかったんだな」

    小鳥「お兄ちゃん……」

    124 = 114 :


    P「結果的に、逆に兄離れへの道を遠ざけてしまった感はあるがな」

    小鳥「ぎくっ」

    P「お前、母さんじゃないけど本当にいい人見つけろよ」

    小鳥「も、もう! いっつもいっつもそんなことばっかり――」

    P「兄ちゃんはさ、心配なんだよ」

    小鳥「っ……」

    P「何歳になってもな、俺にとってお前は可愛い妹なんだから」

    小鳥「……お兄ちゃんこそ、早くいい人見つけて下さい」

    P「お前のことが心配過ぎて、自分のことどころじゃないよ」

    小鳥「うぅ……」

    125 = 114 :


    小鳥「……あんまり人のこと言えないけど」

    P「?」

    小鳥「お兄ちゃんも大概シスコンだよね」

    P「……否定できないな」

    小鳥「ふふふっ」ギュッ

    P「馬鹿、いきなり人の腕に絡みつくな」

    小鳥「ふっふっふ」

    P「いきなり笑い出して気持ち悪いな」

    小鳥「ふ、ふふ……」

    P「その歳でそういうぶりっ子な行動は痛々しいというか」

    小鳥「そんな全力で貶しにかからなくてもいいじゃない!!」ブワッ!

    P「だったら貶されるような挙動は差し控えて下さい」

    126 = 114 :


    小鳥「お兄ちゃん」

    P「ん?」

    小鳥「いつも迷惑かけてばかりで、ごめんなさい」

    P「うん」

    小鳥「いつもあたしの世話を焼いてくれて、ありがとう」

    P「お安い御用だ」

    小鳥「あたしね」


    小鳥「そんなお兄ちゃんのことが、大好き」ニコッ


    P「っ」ドキッ!

    小鳥「? どうしたの、変な顔して」

    P「い、いや、なんでもない。気にしない気にしない」

    127 = 114 :


    小鳥「お兄ちゃんよりいい人、見つかるかなぁ……」

    P「どうだろうな」

    小鳥「随分自分に自信があるのね」

    P「見つかるかな……俺も」

    小鳥「え?」

    P「いや、何でもないよ」

    小鳥「何か言わなかった?」

    P「ホントホント、何でもないって」

    小鳥「……お兄ちゃん、嘘ついてる時視線が泳ぐよね」

    P「何でもないです」

    小鳥「はいはい。そういうことにしておいてあげます」

    128 = 114 :


    P「夕飯は何がいい?」

    小鳥「飲み屋行く!」

    P「また太るぞ」

    小鳥「またって……太ってないもん!」

    P「体重……前回比……5%プラス……」

    小鳥「ま、待って、なんでお兄ちゃんが知ってるの!?」

    P「よし、それじゃあ今日も酒に肴に脂肪をたっぷり摂るか!」

    小鳥「……ぐすっ、ヘルシー食食べます……」

    P「よしよし、いい子だ。それじゃ、帰ろうか」

    小鳥「……うんっ!」



    ―――――――――――――――

    ――――――――――

    ――――――

    129 :

    こんな可愛い妹がいたら彼女作れないよな…
    なので小鳥さんをくださいお義兄さん!

    130 :

    >>129
    お前じゃ力不足だ、ここは俺に任せろ

    131 :

    >>130
    お前を犠牲にはできない
    俺がここは引き受ける

    132 :

    >>131
    あんたにはちひろさんがいるだろ。俺がいく

    133 :

    >>132
    妄想力たったの5、ゴミめ

    私の妄想力は53万ですよ、どうですか小鳥さん

    134 :

    妄想だけじゃ飯は食えないんですがそれは

    135 :

    そんなことに気付いてりゃこいつらニートやってないだろ

    136 :

    じゃあちひろさんはもらっていきますね

    137 :

    その後、>>136の財布を見たものは居なかった……

    138 :

    小鳥さんもいいけど、ちひろさんもいいんだよなぁ
    アイマスでもモバマスでも何故か事務員が一番好き

    140 :

    一体諭吉さんは何人犠牲になるんですかね

    141 :

    家に帰ったらセーラー服で「じゃじゃーん!若妻がお出迎えですよ♪」とか言われたい
    即ベッドしたい

    142 :

    わ、若…妻…?

    143 :

    ちひろさんも小鳥さんも若いだろ

    だろ?

    144 :

    30歳以下の年齢の女性は『若くない』という分類には含まれない。いいね?

    145 :

    アッハイ

    146 :

    「なにも悪いことしてないのにどうして30歳にならなければいけないのか」

    147 :

    人は原罪からは逃れ得ないのだ。

    148 = 143 :

    小鳥「だって、私は人類と違う生物ですから。
        身をやつして卑しい事務員なんぞやっていますけど、じつはきらきら星(ツインクル・スター)の高等生命体で、二十九歳になったら逆に若がえるの。
        そして十八歳まで若がえったら、また二十九までは年をとるんです。これを永遠にくりかえすのよ」

    149 :

    ポプラン中佐、うちの純粋な事務員に
    変なことを吹き込まないでいただきたい


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