私的良スレ書庫
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元スレ八幡「やはり俺の三学期はまちがっている」
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やっぱ本編のラスボスもこの魔王様なのかな
次の巻で終わりだよね?
次の巻で終わりだよね?
月曜日、恐らく全ての社畜にとって最も憂鬱な曜日であろう。
休日という天国から一転、労働という地獄へと叩き落される。
またこれから六日間、働かねばならないのか。疲労が取れきっていない体に
更に鞭を打つのか。またあの嫌いな上司と顔を突き合わさねばならないのか。
そんな思いを胸に、電車の中で人ごみに揉まれながら出勤をする。
うわ、想像するだけで嫌気がさしてきた。
しかし俺が今学校に行くのが嫌な理由は、憂鬱ではなく羞恥によるものであろう。
たしかに土日に両方予定が入ってしまい、疲れがあるのは事実だが、
今はそんなことに気が回らない。
とにかく今は今日の昼休みの事が気になって仕方がない。
川崎とあんなことがあった後だ、どう顔を合わしていいか皆目見当もつかない。
くそっ、考えたらまた顔が熱くなってきやがった。
よし、もうなにも気にしてない感じで平静を装おう。
大体向こうは何も気にしてねぇかもしれねえじゃねぇか。
あいつは家族のことが関わらなかったら結構クールだ。
もし何も気にしてない感じだったら、俺も冷静になれるだろう。
行ける、行けるぞ比企谷八幡。
なんとか気持ちを落ち着けた俺は教室の中に入る。
なるべくだれとも目を合わせずに机につく。
そして寝たふりの開始。よし何もおかしなところは無いな!
休日という天国から一転、労働という地獄へと叩き落される。
またこれから六日間、働かねばならないのか。疲労が取れきっていない体に
更に鞭を打つのか。またあの嫌いな上司と顔を突き合わさねばならないのか。
そんな思いを胸に、電車の中で人ごみに揉まれながら出勤をする。
うわ、想像するだけで嫌気がさしてきた。
しかし俺が今学校に行くのが嫌な理由は、憂鬱ではなく羞恥によるものであろう。
たしかに土日に両方予定が入ってしまい、疲れがあるのは事実だが、
今はそんなことに気が回らない。
とにかく今は今日の昼休みの事が気になって仕方がない。
川崎とあんなことがあった後だ、どう顔を合わしていいか皆目見当もつかない。
くそっ、考えたらまた顔が熱くなってきやがった。
よし、もうなにも気にしてない感じで平静を装おう。
大体向こうは何も気にしてねぇかもしれねえじゃねぇか。
あいつは家族のことが関わらなかったら結構クールだ。
もし何も気にしてない感じだったら、俺も冷静になれるだろう。
行ける、行けるぞ比企谷八幡。
なんとか気持ちを落ち着けた俺は教室の中に入る。
なるべくだれとも目を合わせずに机につく。
そして寝たふりの開始。よし何もおかしなところは無いな!
そしてとうとう昼休み、内心すんげードキドキしながら川崎がくるのを待つ。
頼むからいつもどうりの感じできてくれと今まで一度も信じたことのない神に祈っていたが、やはりそんな奴に神の御加護はなかった。
「…ひきゃぎゃ、う、うん。比企谷。」
そこで噛んだらだめでしょー。
川崎もいつもどうりのクールな感じで行こうとしていたようだが、噛んだことで全てのプランが崩れ去ったらしい。
まるでリンゴのように頬を赤く染め、照れる川崎。
なにこれ、超お持ち帰りしたいんですけど。
もちろんそんなことは怖くて言えない。
何が怖いかってOKされそうなところが怖い。いつも通り勘違いであることを願うばかりだ。
「…一昨日はありがとね。京華もすごく喜んでたし…その…あたしも嬉しかったし…」
話していくにつれ、声が小さくなっていくが、難聴じゃない俺はきっちり聞き取れてしまう。
ソッカーウレシカッタノカーソレハヨカッタナー。
「まぁ…その…俺も楽しかったこともないこともないし…喜んでくれたならそれは良かった。」
「う、うん」
なんでそんなにしおらしくなんの?もう恥ずかしすぎて目を合わせられないんですけど。
頼むからいつもどうりの感じできてくれと今まで一度も信じたことのない神に祈っていたが、やはりそんな奴に神の御加護はなかった。
「…ひきゃぎゃ、う、うん。比企谷。」
そこで噛んだらだめでしょー。
川崎もいつもどうりのクールな感じで行こうとしていたようだが、噛んだことで全てのプランが崩れ去ったらしい。
まるでリンゴのように頬を赤く染め、照れる川崎。
なにこれ、超お持ち帰りしたいんですけど。
もちろんそんなことは怖くて言えない。
何が怖いかってOKされそうなところが怖い。いつも通り勘違いであることを願うばかりだ。
「…一昨日はありがとね。京華もすごく喜んでたし…その…あたしも嬉しかったし…」
話していくにつれ、声が小さくなっていくが、難聴じゃない俺はきっちり聞き取れてしまう。
ソッカーウレシカッタノカーソレハヨカッタナー。
「まぁ…その…俺も楽しかったこともないこともないし…喜んでくれたならそれは良かった。」
「う、うん」
なんでそんなにしおらしくなんの?もう恥ずかしすぎて目を合わせられないんですけど。
そんなこんなで食事は進んでいく。
いつも通りの沈黙が流れていくが、今日に限ってはそれが妙にこそばゆい。
もう食べもんの味なんか何もわからない。
そして、二人ともが食べ終わりかけたとき、
「優美子ー、今日ゆきのん平塚先生に呼ばれて早く帰ってきちゃったから久しぶりに一緒に…って何でヒッキーとサキサキが一緒にご飯食べてんの!?」
「あ!結衣ー。あーしたちもまだ食べ始めたばっかだし一緒に」
「ごめん優美子!それはまたあとで。」
「結衣?」
あっさりといなされてちょっとしょぼんとしているあーしさんまじかわいいです。
「ヒッキーどういうこと?一人で食べるのが好きって言ってたから今まで誘うの遠慮してきたのにサキサキと一緒にお昼してるとかどういうことだし!」
「い、いや~なんかいつのまにかこうなってたというかなんというか…」
「あたしが誘ったんだよ。」
「え!?サキサキが?ってそれもそうか。ヒッキーから女の子誘うとかありえないもんね。」
「当たり前だろ。のみよりも小さい心臓を持つ俺にそんなことできるか。」
「でもそういうお誘いOKするのはヒッキーらしくないというか…」
「それはあたしが適当な理由話したらOKしてくれた。
それにこいつ頼まれたら結局断れない性格してるし。」
え?あの理由って適当だったの?ていうか俺の性格かってに決めつけんなよ。
頼まれても断らないのは小町の時だけだぞ。
あれ?でもそれって小町経由されたら誰の頼みでも断れないじゃん。
「あー確かにヒッキーってそんな感じかも。
あたしやゆきのんが甘えても全然許してくれるし。」
「は?お前らが俺に甘えたことあったか?」
「あ!い、今のなし!ていうかヒッキーがあたしたちのことあまやかしてくるんじゃん!」
「甘やかした覚えないんだが。」
「由比ヶ浜。こいつは天然だから。そんなこと言っても無駄だと思うよ。」
「そっかー、そうだよね。そんなんだからヒッキーの周りに女の子いっぱいいるんだよ。」
「天然ってなんだよ。ていうか俺の周りの女の数なんて葉山とかに比べたらたかが知れてるだろ。」
「たしかに隼人君よりは少ないかもしれないけど…でも大岡君とかよりは全然多いでしょ?」
いつも通りの沈黙が流れていくが、今日に限ってはそれが妙にこそばゆい。
もう食べもんの味なんか何もわからない。
そして、二人ともが食べ終わりかけたとき、
「優美子ー、今日ゆきのん平塚先生に呼ばれて早く帰ってきちゃったから久しぶりに一緒に…って何でヒッキーとサキサキが一緒にご飯食べてんの!?」
「あ!結衣ー。あーしたちもまだ食べ始めたばっかだし一緒に」
「ごめん優美子!それはまたあとで。」
「結衣?」
あっさりといなされてちょっとしょぼんとしているあーしさんまじかわいいです。
「ヒッキーどういうこと?一人で食べるのが好きって言ってたから今まで誘うの遠慮してきたのにサキサキと一緒にお昼してるとかどういうことだし!」
「い、いや~なんかいつのまにかこうなってたというかなんというか…」
「あたしが誘ったんだよ。」
「え!?サキサキが?ってそれもそうか。ヒッキーから女の子誘うとかありえないもんね。」
「当たり前だろ。のみよりも小さい心臓を持つ俺にそんなことできるか。」
「でもそういうお誘いOKするのはヒッキーらしくないというか…」
「それはあたしが適当な理由話したらOKしてくれた。
それにこいつ頼まれたら結局断れない性格してるし。」
え?あの理由って適当だったの?ていうか俺の性格かってに決めつけんなよ。
頼まれても断らないのは小町の時だけだぞ。
あれ?でもそれって小町経由されたら誰の頼みでも断れないじゃん。
「あー確かにヒッキーってそんな感じかも。
あたしやゆきのんが甘えても全然許してくれるし。」
「は?お前らが俺に甘えたことあったか?」
「あ!い、今のなし!ていうかヒッキーがあたしたちのことあまやかしてくるんじゃん!」
「甘やかした覚えないんだが。」
「由比ヶ浜。こいつは天然だから。そんなこと言っても無駄だと思うよ。」
「そっかー、そうだよね。そんなんだからヒッキーの周りに女の子いっぱいいるんだよ。」
「天然ってなんだよ。ていうか俺の周りの女の数なんて葉山とかに比べたらたかが知れてるだろ。」
「たしかに隼人君よりは少ないかもしれないけど…でも大岡君とかよりは全然多いでしょ?」
由比ヶ浜がその言葉を発した瞬間、だれかが椅子から転げ落ちた。
どうやらこっちの話にこっそり聞き耳を立てていた大岡のようだ。
由比ヶ浜からの唐突すぎる流れ弾に撃沈してしまったらしい。南無三。
「まぁそうかもしれんが…でもそんなことお前には何の関係もないだろ。」
「むぅー。もうそろそろ関係あるってわからせるべきなのかなー?」
おいおいわからせるとか怖すぎだろやんきーかよ。
「いや、こいつは分かって無い振りしてるだけでしょ。多分分かろうとするのが怖いとかそんな感じで。」
ぐはっ、中々痛いところを付いてくるなこいつ。
そんな感じで話していると、予鈴が鳴る。よしお前ら、さっさと席につけ。
「じゃあ比企谷、また明日」
「また明日!?これって毎日やってるの?」
「ま、まぁ先週からな」
「むー、とりあえずゆきのんには黙っといてあげるけど、次なんか隠し事してたらゆきのんにばらすから!」
「あいよ。」
「あ、それと比企谷、明日からあんたの分の弁当あちゃし、あたしが作るから。
昼飯は持ってこなくていいよ。」
おそらくさらっと言うつもりだったのだろうが、顔を赤らめながら言っているので、
噛むまでもなく動揺しているのはバレバレである。
よし、あともう一回こんな感じの事があったらお持ち帰りしよう。
「え!?サキサキずるい!あたしもお弁当…」
「お前はやめろ。」
「うわーん、ヒッキー酷過ぎ!」
どうやらこっちの話にこっそり聞き耳を立てていた大岡のようだ。
由比ヶ浜からの唐突すぎる流れ弾に撃沈してしまったらしい。南無三。
「まぁそうかもしれんが…でもそんなことお前には何の関係もないだろ。」
「むぅー。もうそろそろ関係あるってわからせるべきなのかなー?」
おいおいわからせるとか怖すぎだろやんきーかよ。
「いや、こいつは分かって無い振りしてるだけでしょ。多分分かろうとするのが怖いとかそんな感じで。」
ぐはっ、中々痛いところを付いてくるなこいつ。
そんな感じで話していると、予鈴が鳴る。よしお前ら、さっさと席につけ。
「じゃあ比企谷、また明日」
「また明日!?これって毎日やってるの?」
「ま、まぁ先週からな」
「むー、とりあえずゆきのんには黙っといてあげるけど、次なんか隠し事してたらゆきのんにばらすから!」
「あいよ。」
「あ、それと比企谷、明日からあんたの分の弁当あちゃし、あたしが作るから。
昼飯は持ってこなくていいよ。」
おそらくさらっと言うつもりだったのだろうが、顔を赤らめながら言っているので、
噛むまでもなく動揺しているのはバレバレである。
よし、あともう一回こんな感じの事があったらお持ち帰りしよう。
「え!?サキサキずるい!あたしもお弁当…」
「お前はやめろ。」
「うわーん、ヒッキー酷過ぎ!」
所変わって奉仕部部室。いつも通り時間が進み、いつも通りに雪ノ下が終了の合図を告げる。
真っ先に部室を出ようとする俺に、由比ヶ浜が声をかける。
どうやら今日は校門まで一緒に行くことになるらしい。
職員室から帰ってきた雪ノ下と合流し、校門前まで三人で歩く。
少し前なら考えられなかったようなことだが、今ではもう当たり前のこととなってしまった。
もう少しで校門から出ようかというとき、
「せんぱーい!」
一色が飛びついてきた。
「いきなりなんだよ。てか手ぇ放せ。」
なんか二人がすごい目で見てくるんですけど。一色さんさっさと放してくれませんかね?
「むー分かりましたよ。ほんと先輩ってケチですよね。」
「待て、俺ほど寛容なやつもそうそういないぞ。」
「それはあなたが反抗する度胸がないだけでしょう?」
「いや、反抗したってどうせ勝てないからな。無駄な労力を省いているだけだ。」
「そんなにしたり顔で言うことじゃないでしょうに…」
雪ノ下がこめかみを抑えながら言う。お前ほんとそのポーズ好きだな。
「で、何しに来たんだよ。」
「あ、それはですねー、昨日のお礼を」
その瞬間俺は昼休みに由比ヶ浜に言われたことを思い出す。
そう言えば隠し事はするなって…まずいぞこれは。
「おい一色、昨日の事はこいつらの前では…」
俺が耳打ちすると、
「ひゃあ!!」
と一色がのけぞった。なんだ?前はこんな風にはならなかったのに。
「先輩、くすぐったいですよぅ。」
この台詞だけみればあざとさMAXなのだが、いまのこいつはこれを素で言っているように感じる。
こいつは陽乃さんほど面の皮は厚くないので、素かそうでないかぐらいは分かるようになってしまった。
ていうか、素じゃないんだとしたら…ちょっとどきっとするな。
「おまえなぁ、そういう反応は葉山にしろよ。
多分あいつでもイチコロだぞ」
真っ先に部室を出ようとする俺に、由比ヶ浜が声をかける。
どうやら今日は校門まで一緒に行くことになるらしい。
職員室から帰ってきた雪ノ下と合流し、校門前まで三人で歩く。
少し前なら考えられなかったようなことだが、今ではもう当たり前のこととなってしまった。
もう少しで校門から出ようかというとき、
「せんぱーい!」
一色が飛びついてきた。
「いきなりなんだよ。てか手ぇ放せ。」
なんか二人がすごい目で見てくるんですけど。一色さんさっさと放してくれませんかね?
「むー分かりましたよ。ほんと先輩ってケチですよね。」
「待て、俺ほど寛容なやつもそうそういないぞ。」
「それはあなたが反抗する度胸がないだけでしょう?」
「いや、反抗したってどうせ勝てないからな。無駄な労力を省いているだけだ。」
「そんなにしたり顔で言うことじゃないでしょうに…」
雪ノ下がこめかみを抑えながら言う。お前ほんとそのポーズ好きだな。
「で、何しに来たんだよ。」
「あ、それはですねー、昨日のお礼を」
その瞬間俺は昼休みに由比ヶ浜に言われたことを思い出す。
そう言えば隠し事はするなって…まずいぞこれは。
「おい一色、昨日の事はこいつらの前では…」
俺が耳打ちすると、
「ひゃあ!!」
と一色がのけぞった。なんだ?前はこんな風にはならなかったのに。
「先輩、くすぐったいですよぅ。」
この台詞だけみればあざとさMAXなのだが、いまのこいつはこれを素で言っているように感じる。
こいつは陽乃さんほど面の皮は厚くないので、素かそうでないかぐらいは分かるようになってしまった。
ていうか、素じゃないんだとしたら…ちょっとどきっとするな。
「おまえなぁ、そういう反応は葉山にしろよ。
多分あいつでもイチコロだぞ」
「へ?それって…」
みるみるうちに頬を紅潮させる一色
「そ、そんなこと急に言わないでください先輩がいくらひねくれた物言いしても私わかりますからそれにそんなこと言って口説いてももう今更すぎますごめんなさい。」
「わかった、分かったからもっとゆっくり喋れ、な?」
俺は一色を落ち着かせる多めに肩に手を置いた。あれ?なんか普通に触っちまったわ。
こりゃどんな言葉を浴びせられるか…
「ふわ!?だ、だからそういうのをやめてくださいってば!歯止めがきかなくなります!」
「す、すまん。」
「…それに、葉山先輩のことはもうどうでもいいですしねー。」
「なんだ、あきらめちまったのか?それとも雪ノ下さんが言ってたことが原因か?
あんなもん気にすることねーぞ。」
「い、いやーそうじゃなくてですねー、理由は先輩には絶対言えないですけど。」
「?。まぁおまえがいいってんならいいけどよ。」
「そういうことです!先輩!ではまた!」
そう言って立ち去る一色。
すると由比ヶ浜が俺の肩をグワングワン揺らしてくる。ちょっと近いって!
たまに胸とか当たってるって。
「ちょっとヒッキーどういうこと!?なんであんなにいろはちゃんといちゃいちゃしてるの?やっぱり年下がいいの?あたしも年下になればいいの?」
「お、落ち着け由比ヶ浜。別に俺に年下趣味は無い。」
「そう言えばさっき一色さんが昨日何かあったような事言ってたわね。
姉さんのこともあなた言っていたし。そう言えば昨日いきなり変な電話をしてきたわね、姉さん。」
「は?」
「もう比企谷君に手を出すなとかなんとか…今までは私と比企谷君の仲を応援…ではなく取り持つように動いてきたのに、ここにきていきなりそんなことを言い出すものだから少し驚いていたのだけれど…。」
「そりゃあれだろ。もう俺に対する興味が失せたんだろ。
昨日たまたま会ってちょっと悪口を言った。そしたらもう玩具とは見ないって脅されてな。」
「いえ、あの姉はそんなことで誰かを嫌いになる人ではないわ。むしろ…。
それにその現場を一色さんもみていたと推測できるし…それにあなたは誰かになんの意味もなく悪口なんて言わない…比企谷君、あなた女とみれば本当に節操がないのね、見直したわ。」
「見直すのかよ…」
みるみるうちに頬を紅潮させる一色
「そ、そんなこと急に言わないでください先輩がいくらひねくれた物言いしても私わかりますからそれにそんなこと言って口説いてももう今更すぎますごめんなさい。」
「わかった、分かったからもっとゆっくり喋れ、な?」
俺は一色を落ち着かせる多めに肩に手を置いた。あれ?なんか普通に触っちまったわ。
こりゃどんな言葉を浴びせられるか…
「ふわ!?だ、だからそういうのをやめてくださいってば!歯止めがきかなくなります!」
「す、すまん。」
「…それに、葉山先輩のことはもうどうでもいいですしねー。」
「なんだ、あきらめちまったのか?それとも雪ノ下さんが言ってたことが原因か?
あんなもん気にすることねーぞ。」
「い、いやーそうじゃなくてですねー、理由は先輩には絶対言えないですけど。」
「?。まぁおまえがいいってんならいいけどよ。」
「そういうことです!先輩!ではまた!」
そう言って立ち去る一色。
すると由比ヶ浜が俺の肩をグワングワン揺らしてくる。ちょっと近いって!
たまに胸とか当たってるって。
「ちょっとヒッキーどういうこと!?なんであんなにいろはちゃんといちゃいちゃしてるの?やっぱり年下がいいの?あたしも年下になればいいの?」
「お、落ち着け由比ヶ浜。別に俺に年下趣味は無い。」
「そう言えばさっき一色さんが昨日何かあったような事言ってたわね。
姉さんのこともあなた言っていたし。そう言えば昨日いきなり変な電話をしてきたわね、姉さん。」
「は?」
「もう比企谷君に手を出すなとかなんとか…今までは私と比企谷君の仲を応援…ではなく取り持つように動いてきたのに、ここにきていきなりそんなことを言い出すものだから少し驚いていたのだけれど…。」
「そりゃあれだろ。もう俺に対する興味が失せたんだろ。
昨日たまたま会ってちょっと悪口を言った。そしたらもう玩具とは見ないって脅されてな。」
「いえ、あの姉はそんなことで誰かを嫌いになる人ではないわ。むしろ…。
それにその現場を一色さんもみていたと推測できるし…それにあなたは誰かになんの意味もなく悪口なんて言わない…比企谷君、あなた女とみれば本当に節操がないのね、見直したわ。」
「見直すのかよ…」
「とにかく、今日は洗いざらい私の家で吐いてもらいます。由比ヶ浜さんも来れる?」
「うん!もちろん!ヒッキ―、サキサキのことも詳しく聞くからね!?」
「えー…」
どうやら俺には、平穏な生活など訪れてはくれないらしい。
まぁ、でもいいか。そんな生活にも、それなりに楽しいことはある。
いろんなことを間違えながら、俺はこの学校生活を進んでいくだろうが、正解しかない人生は、多分とてもつまらないものだろうから、俺は堂々とこの言葉を宣言することができる。
―――やはり俺の三学期はまちがっている、と―――
「うん!もちろん!ヒッキ―、サキサキのことも詳しく聞くからね!?」
「えー…」
どうやら俺には、平穏な生活など訪れてはくれないらしい。
まぁ、でもいいか。そんな生活にも、それなりに楽しいことはある。
いろんなことを間違えながら、俺はこの学校生活を進んでいくだろうが、正解しかない人生は、多分とてもつまらないものだろうから、俺は堂々とこの言葉を宣言することができる。
―――やはり俺の三学期はまちがっている、と―――
完結です。駄文にお付き合いただきありがとうございました。
誤字、脱字、変換ミス、句読点の入れ忘れなどは脳内変換でおねがいします。
次回作は長編の前に、イチャイチャ短編でも書こうかなと思ってます。シリアスなしの台本形式で。
タイトルは
小町「雪乃さん、結衣さん、お兄ちゃんって実は、抱き枕がないとねられないんですよ!」
誤字、脱字、変換ミス、句読点の入れ忘れなどは脳内変換でおねがいします。
次回作は長編の前に、イチャイチャ短編でも書こうかなと思ってます。シリアスなしの台本形式で。
タイトルは
小町「雪乃さん、結衣さん、お兄ちゃんって実は、抱き枕がないとねられないんですよ!」
完結です。駄文にお付き合いただきありがとうございました。
誤字、脱字、変換ミス、句読点の入れ忘れなどは脳内変換でおねがいします。
次回作は長編の前に、イチャイチャ短編でも書こうかなと思ってます。シリアスなしの台本形式で。
タイトルは
小町「雪乃さん、結衣さん、お兄ちゃんって実は、抱き枕がないとねられないんですよ!」
みたいな感じになると思います。
では失礼します。
誤字、脱字、変換ミス、句読点の入れ忘れなどは脳内変換でおねがいします。
次回作は長編の前に、イチャイチャ短編でも書こうかなと思ってます。シリアスなしの台本形式で。
タイトルは
小町「雪乃さん、結衣さん、お兄ちゃんって実は、抱き枕がないとねられないんですよ!」
みたいな感じになると思います。
では失礼します。
何故か途中で送信してしまった…
あとageわすれてたんでageときます
あとageわすれてたんでageときます
もちろん実は今回のSSの話の続きで
ゆきのんがはまはるのんいろはすさきさきが八幡を攻略のため小町のその情報を聞いていろいろするんですよね?
ゆきのんがはまはるのんいろはすさきさきが八幡を攻略のため小町のその情報を聞いていろいろするんですよね?
ここからサキサキといろはすのダブルヒロインで展開されて行くんでしょ?
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