思いつかない、現実は非情である。

フラグ叩き折ったか塞翁が馬か

「ファンです」と言いながら近づく

ﾞﾋﾞｰﾝ

まこ「はい、コーヒーですお客さん」

京太郎「あ、どうも」ｽﾞｽﾞｯ

まこ「（どっかで見た顔じゃのぅ）」ｽﾀｽﾀ

京太郎「（このままコーヒー飲んで帰るってのも）」ｳｰﾝ

貴子「それでですね、私が考えるに」

靖子「いやそれは」

貴子「しかし」

靖子「ナイナイ」

　ｱｰﾀﾞｺｰﾀﾞ　ｿｲｿｲ

京太郎「（白熱してるようだし、やっぱり帰るかなー）」ｶﾞﾀｯ

　ｶﾞｼｯ

京太郎「ん？」ｸﾙｯ

？「……またお会いしましたね」

京太郎「あ、アナタはいつぞやの占い師さん！？」

？「フフ……」ﾌｧｻｯ

京太郎「なんで長野に？」

？「……フォースの導きです」

京太郎「ジェダイだったんだ！！」ｽｹﾞｰ！


まこ「（何をやっとるんじゃ？　あんな格好してもはみ出とる髪でバレバレじゃが）」ｳｰﾝ


京太郎「占い師さん！　俺に力を！」

？「いいでしょう。では……」ﾐｮﾝﾐｮﾝ

京太郎「……」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

？「貴方はあそこの二人と接点を持ちたい、そうですね？」

京太郎「な、なぜ分かるんですか！？」

？「あなたの後ろにいるチャドの霊が」

京太郎「チャドォー！　ありがとう！！」ﾜｰｲ


靖子「……なんだあの二人」

貴子「さぁ？」ｷｮﾄﾝ

何だかんだで手助けする謎の占い師さん可愛い

絶対またこの謎の人物が出てくると思ったんだよなあ

思いつかなくとも行ける！
力押しで行け！

京太郎変装してるん？

京太郎「それでチャドはなんて？」

？「当たって砕けろ、鏡花水月」ﾎﾞｿﾘ

京太郎「！？」

？「取り敢えずなんでもやってみればいいんです」ｸﾞｯ

京太郎「深い！」

？「さぁ、行きなさい」

京太郎「うぉぉぉ！」ﾀﾞﾀﾞ！

貴子「あの、なんかこっち見てるんですけど」

靖子「目を合わせるな。あれは長野名物の変態だ」

貴子「そんなの見たこと無いんですが」

京太郎「（よーし！　当たって砕けろ、鏡花水月！！）」ｷﾗｰﾝ


　やっちゃおうぜブラザー！　↓2


1　セクハラ挨拶

2　勝負を挑む

3　ダンスを踊る


　その成否判定　↓3

00～49　失敗
・セクハラならﾄﾞﾝﾋﾞｷ
・勝負ならあしらわれる
・ダンスならﾄﾞﾝﾋﾞｷ

50～89　成功
・セクハラなら鉄拳制裁
・勝負ならバトル突入
・ダンスなら見られる

90～99　大成功
・セクハラなら満更でもない
・勝負ならバトルでいいとこみせる
・ダンスなら二人共踊り出す

ゾロ目ならすこやん参戦

２

直球勝負の2

1

コーチが乙女かどうかを確かめる意味でもここは1を選びたかったが……。

実力一桁は格が違うな

まぁ常識的な対応だよね

京太郎「あのっ！！」

靖子「うわっ、何？」

京太郎「お、俺とですね」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

靖子「？」

京太郎「勝負してくださいっ！！」ﾃﾞﾃﾞﾝ

　ﾊﾞｧｰﾝ

靖子「嫌だ」

京太郎「」

貴子「君、いきなり失礼だぞ。どこの高校だ、清澄か？」

京太郎「……ﾊｲ」ﾌﾙｴｺﾞｴ

貴子「この人が誰か知っているなら、少しは自分の頭で考えろ」ｷﾞﾛﾘ

京太郎「ｵｯｼｬﾙﾄｵﾘﾃﾞｽﾊｲ」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

靖子「まぁそこまで言わなくても」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

貴子「ですが」

靖子「……」


？「……」ﾊﾗﾊﾗ

まこ「なにやっとるんじゃ和？」

？「いえ、私は和ではありません。通りすがりの占い師です」ｷﾘｯ

まこ「あ、そうか。それで彼は？」

？「……」

まこ「どっかで見たような気がするんじゃが……」ｳｰﾝ


京太郎「（この状況、やべぇよ！　どうすりゃいいんだ！）」

靖子「食べ終わったし、場所を移すか」ｶﾞﾀｯ

貴子「そうですね。私の家でもいいですか？」

靖子「ああ、どこでも」ｽﾀｽﾀ

京太郎「あっ……」

貴子「藤田さんも男子に人気あるんですね」

靖子「おいおい、一応これでも女子プロなんだ」

　ｶﾗﾝｶﾗｰﾝ

京太郎「」

？「」

まこ「？？」

京ちゃんｶﾜｲｿｽ
のどっちに慰めてもらおう…

やっぱり無策は難易度高かったか

　よ　く　じ　つ


京太郎「なんの成果も、得られませんでしたァァァ！！」ﾄﾞｹﾞｻﾞ

和「この！　クズッ！　ヤムチャ！！　チャドッ！！」ｹﾞｼｹﾞｼ

京太郎「痛いっ！？　やめて、踏むのはやめてくれっ！」

和「プロと、ターゲットの両方！　逃がすなんて！！」ｹﾞｼｹﾞｼ

京太郎「ひぃぃぃ！？」


久「今日も和は荒れてるわねー」ﾎﾟｹｰ

まこ「最近コスプレにはまっとるようじゃな」

優希「コスプレ！？」

咲「こすぷれ？」



和「はぁ、はぁっ、まぁいいでしょう」

京太郎「ふぁい」ｽﾞﾀﾎﾞﾛ

和「とにかく、今のうちに成長フラグを手に入れるのは大事です！」

京太郎「へにひれふぁいほほうはふほ？」

和「手に入れないと、ヤムチャです」

京太郎「ひょんひゃ」

和「だったらさっさと行動してくださいっ！」

京太郎「はひっ！！」ﾋﾞｸﾝ

和「んふ……」ｿﾞｸｿﾞｸ

京太郎「？」


　どうしましょ？　↓2

カツ丼の美味しい作り方を調べて練習

ハギヨシ経由で衣に雀力見てもらうか

　ほ　う　か　ご


京太郎「ということで、行動を起こしました」

ハギヨシ「おや、お久しぶりですね」

京太郎「ハギヨシさん、お久しぶりです」ﾍﾟｺﾘﾝ

ハギヨシ「何かお困りごとでも？」

京太郎「色々ありまして」

　ハギヨシさんなら、龍門渕と縁がある
　龍門渕には強敵がたくさんいるハズ

　その人の中から誰かに俺の成長フラグを立ててもらおう

ハギヨシ「色々、ですか？」

京太郎「はい」

　しかし、ハギヨシさんに本当のことを言っていいものか
　こういうのって相手に知られたら意味ない気もするし

京太郎「……」

ハギヨシ「須賀君？」


　どーしましょ？　↓2


1　本当のことを言う

2　嘘をつく

3　取り敢えず勝負を挑む

1

2

１

京太郎「ハギヨシさんと会いたくて」

ハギヨシ「これは嬉しいことを」ﾌﾌ

京太郎「数少ない男友達ですから」

ハギヨシ「ええ、私もです」ﾆｯｺﾘ

　おっ、なんかいい感じじゃないか？
　これなら切り出しても不自然じゃないかも

京太郎「そういえば、直に会って麻雀て打ったことないですね」

ハギヨシ「そう言われるとそうですね」

京太郎「たまには打ちませんか？」

ハギヨシ「私は構いませんが、今は休憩中に抜けていますので」

　そうか
　一流の執事たるもの、そうそうは休めないよなー

京太郎「じゃあハギヨシさんの仕事が終わるまで待ちますよ」

ハギヨシ「そんな、ご迷惑では？」

京太郎「いえ。俺がやりたいからそうするんです」

ハギヨシ「須賀君……ありがとうございます」ﾍﾟｺﾘ

京太郎「そんな！　頭をあげてください！」

ハギヨシ「ふふっ、では客間に案内しますので。その間――」


　どうします？　↓2


偶数　透華お嬢様のお相手でも

奇数　衣お嬢様のお相手でも

ゾロ目　大魔王のお相手でも

s

ほ

魔王からは逃げられない

オカルトに理解あるデジタルだが静の時の衣みたいに潜在能力見抜けるかどうか……

ハギヨシ「透華お嬢様のお相手をお願いできますか？」ﾆｯｺﾘ

京太郎「え？　透華お嬢様って、あの龍門渕さんですか？」ｷｮﾄﾝ

ハギヨシ「ええ。どうやらお一人だけ学校が早く終わり、お暇なご様子で」

京太郎「はぇー」

ハギヨシ「お話し相手をしてあげてください」ｸｽｸｽ

京太郎「でも、俺なんか本当にいいんですか？」

ハギヨシ「ええもちろん。それに、私の友達を紹介したいと常々思っていましたので」

京太郎「ハギヨシさん！」ｼﾞｨｰﾝ

　なんていい人だ！
　俺の存在を忘れないでいてくれるし！

ハギヨシ「ではこちらです」

京太郎「はい！」ﾄﾀﾀﾀ



　き　ゃ　く　ま


　ｺﾝｺﾝ

ハギヨシ「失礼します」

京太郎「あ、ハギヨシさん」

ハギヨシ「透華お嬢様をお連れしました」ﾆｯｺﾘ

透華「初めまして、龍門渕透華ですわ」

京太郎「……」

　さて、どうしようか
　ハギヨシさんの紹介の手前……ふざけるわけにも


　どうすっぺ？　↓2


1　セクハラアタック

2　普通に挨拶する

3　勝負を挑む

2

2

とーかならセクハラしても蹴り飛ばして許してくれそうだけどな

京太郎「ど、どうも須賀京太郎です」ﾆｯｺﾘ

透華「ハギヨシのご友人だなんて、私初めて見ましたわ！」

ハギヨシ「はい。自慢の友です」

透華「へぇ」ｼﾞｨｰ

京太郎「あはは」

　うーむ、確かにセクハラをやれる空気じゃないな
　ていうか貧乳過ぎる

　セクハラする箇所が無い

透華「……なにか今、失礼なことを考えまして？」ｼﾞﾛﾘ

京太郎「い、いやぁーそんなわけないですよー」ｱﾊﾊ

ハギヨシ「では、私は仕事なので後はお二人で」ﾆｯｺﾘ

透華「ええ、下がってよろしくてよ」

ハギヨシ「はっ」ｼｭﾊﾞｯ

透華「……」

京太郎「……」

　これで二人きりだ
　けど、どうしたもんかな

京太郎「（どうやって成長フラグを……？）」

透華「ええと、なんてお呼びすればよろしくて？」

京太郎「え？」

透華「須賀さん、では余りにも普通すぎますわ！！」ﾃﾞﾃﾞｰﾝ

京太郎「……」


　なんて呼んでもらう？　↓2

　その反応　↓3

偶数　「嫌ですわ」

奇数「いい呼び方でしてよ！」ﾆｯｺﾘ

ゾロ目「」ｷｭﾝ

年下だし京太郎と呼び捨ててもらえば

京太郎様くらいぶっ飛んだ方がいいのかな

京

アウトー！

申し訳ない

>>442
そのコンマなら……

>>442
1もしくは2足りないやししゃーない
そしてここで出るか

妖怪ｲﾁﾀﾘﾅｲ

よし国広君を呼ぼう

透華「さぁ、希望を仰りなさいな！」ﾋﾞｼｯ

京太郎「そう言われてもなぁ」

　でも、少しくらいぶっ飛んでいた方がいいか
　よし少しくらい強めに出ちゃうぞ！

京太郎「京太郎様」

透華「えっ？」

京太郎「あっ」

　いや、冷静に考えればこれってまずくね？
　仮にも年上の人に様付けを強要って……

透華「なっ……京太郎様？」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

京太郎「あ、いや！　これはですね！」ｱｾｱｾ

　まずい！？　流石に怒られるか！？



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　l´　　　　,'::＼ヽ∨//＿ ﾍ:l:.　　　',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　l　　 　 !|￣　￣/' ´ 　 　 ',ﾄ:: 　　 ',
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　　　:,'_!|＿＿.{(　　　＿≦千‐＜へヽ
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　　___.／_／´　　　　　　　　　　　 ∨::／　ヾ／／i !.　 !|ヽ＼　/,'　　 ／　:::i　/　　　' ::|　＼　　　∧ ､ヽ

透華「いい呼び方でしてよ！」ﾆｯｺﾘ

京太郎「へっ？」

透華「私を前にして、いきなり様付を強要だなんて……フフ、初めてのことですわ！」

京太郎「そ、そうなんすか？」ｷｮﾄﾝ

透華「その意気やよし！　ですが、そう呼ぶかどうかは私次第でしてよ！」

京太郎「はぁ……」

透華「分かっていますわ。私と勝負としたいのでしょう？」ﾌﾌﾌ

京太郎「はっ？」

透華「もしアナタが勝てれば、様付けで呼んで差し上げますわ」ﾆﾔﾘ

京太郎「……え？」

透華「ハギヨシ！！」ﾊﾟﾝﾊﾟﾝ

　ｼｭﾊﾞｯ

ハギヨシ「ここに」ｽｯ

透華「早速卓の準備ですわ！！」

ハギヨシ「はっ！」

京太郎「え？」

無条件で呼んでは貰えないがお嬢様のつぼにはまったっぽい
チャンスをものにできるかどうか

安価処理うまいな

目立ってナンボだしコンマも高かったし多少はね？