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    元スレ結衣「ほら。さっさと起きる!」八幡「……」

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    351 :

    まだかなー

    352 = 351 :

    まだかなー

    353 = 351 :

    まだかなー

    354 :

    まだかな

    355 :


    二週間後


    姫菜「皆テストお疲れ様ー。どうだった?……って」


    三浦「……後3点……」←数学赤点


    八幡「見直しとかもう諦めろよ」←数学最下位


    結衣「……ううん!ちゃんと確認しなきゃ!」←赤点4つ


    姫菜「……あはは。どうやら災難だったみたいだね」

    八幡「……まぁ予想通りだけどな」


    結衣「ううー!あんなに勉強したのにー!」


    「あー諸君、テストご苦労であった」

    「……だがわかってると思うが赤点のやつは補習だ。放課後残るように。以上」

    356 = 355 :



    結衣「気を取り直して補習いこっ!ヒッキー!優美子」


    八幡「は?お前数学は赤点じゃないだろ」


    結衣「……へ?」


    八幡「教室が違うぞ」


    結衣「え?え?そうなの?」

    八幡「お前はあっち。俺はこっち」


    結衣「……ええええ!」


    八幡「んじゃ頑張れよ」

    結衣「そんなー!」


    三浦「あはは……ファイトだよー結衣」


    結衣「うわーん!」

    357 = 355 :


    三浦「そんじゃ、あーしらも頑張りますか」


    八幡「……ああ」


    三浦「……」

    八幡「……」


    八幡(……気まずい)

    三浦「……あのさ」


    八幡「……な、何だ?」


    三浦「……前はごめん。ちょっと深入りしすぎた」

    八幡「……あー。その……なんだ。俺も少し言い過ぎた……悪い」

    三浦「うん。すっごい傷付いた。あーしは全く信頼されてないって」

    八幡「……悪かったって」

    三浦「……でも」

    八幡「?」

    三浦「今はまだ話してくれなくても……何時かは話してくれるって信じてる」ニッ


    八幡「……」


    三浦「……な、何か言えし」


    八幡「……いや、そうだな。そのうちな」


    八幡(ああ。嫌になる。俺はこれっぽちもそんな未来を信じてないのに……こうして嘘を上塗りする……)


    三浦「よし!んじゃいきますか」


    八幡「……ああ」


    八幡(俺はそんな自分が本当に嫌いだ)

    358 = 355 :



    結衣「……ただいまー」グタァー


    八幡「死にかけになってまで家に来るの止めろよ……」


    結衣「だってお母さん出張でいないんだもんー」

    八幡「ここは食堂じゃないんだぞ……」


    結衣「……えー。いいじゃーん。肉じゃが食べたーい」


    八幡「時間かかるやつを……炒飯にしろ」


    結衣「え?いいの?やったー!」


    八幡「……引っかけかよ……たち悪すぎませんか」


    結衣「炒飯♪炒飯♪」


    八幡「……皿出したりぐらいは手伝えよ」


    結衣「うん!」

    359 = 355 :


    八幡「ほら、炒飯」

    結衣「やったね♪ありがとヒッキー」


    八幡「はいはい。それ食ってさっさと帰れ」


    結衣「えー。いいじゃん別に」

    八幡「……あのなぁ……」


    小町「あれ?結衣さんいらっしゃいですー」

    結衣「やっはろー!お邪魔してまーす」

    小町「いえいえ。どうぞごゆっくりー」

    結衣「ありがとーやっぱ小町ちゃんは優しいなぁ」

    八幡(しばらく帰らない気だな……)

    360 = 355 :


    結衣「ねぇヒッキー」

    八幡「……んー」ペラッ


    結衣「聞いてる?」

    八幡「おー」ペラッ


    結衣「……絶対聞いてない……よいしょっと」ゴロン


    八幡「あ?……あの由比ヶ浜さん?何をしてらっしゃるのでしょうか」


    結衣「ヒッキーが構ってくれないのが悪いんだからねー」


    八幡「だからって何故膝枕なんでしょうか」


    結衣「だってヒッキーの顔がよく見れるもん」


    八幡「……」ポンッ


    結衣「いたっ。本落とさないでよ」

    八幡「……」

    結衣「ちょヒッキー顔に押し付けるのやめてー」


    八幡「……」

    結衣「んー!息!息がぁ!」

    八幡「そのまま永眠してしまえ……」

    結衣「何で!?」

    361 = 355 :


    八幡「……というか重い。降りろ」


    結衣「えー。もうちょっとだけいいじゃん」

    八幡「断る」


    結衣「……じゃあ」


    八幡「……?」

    結衣「……」


    八幡「……何だよ?」


    結衣「……ううん。ごめん何でもない」


    八幡「……?変な奴だな」


    結衣「あはは。ごめんって。お詫びにあたしが膝枕してあげよっか?」


    八幡「結構です」


    結衣「即答!?ちょっとは悩んでよー!」

    八幡「結構です」

    結衣「2回言われた!?」

    362 = 355 :


    【どうしてわざと嘘をついたの?】

    【……】

    【…そっか。じゃあ約束して!】

    【あたしには嘘はついたら駄目だよ?……あ!例え嘘言っても騙されたりない!これはあたしが約束するね!】


    八幡「……ッ」

    八幡「……頭痛い……まだ5時じゃねぇ……か」モソモソ


    結衣「……」スゥスゥ


    八幡「……は?」


    八幡(……ああ。そういやあの後こいつと桃鉄してたんだっけ……んでそのまま寝たのか……アホか。何をやってんだよ俺は)


    結衣「……ん」


    八幡「……」


    結衣「……ヒッキーのあほぉ」ムニャムニャ


    八幡(……夢の中でまで罵倒するのやめてくれませんかねぇ)


    八幡「……」スッ


    結衣「……」

    八幡「……」


    八幡「……触れて良いわけないだろ」スタスタ


    ガチャ


    結衣「……バカ」

    363 = 355 :


    お久しぶりです
    今回はここまでです
    お疲れ様でした

    364 :

    おつおつ
    ゆっくりで構わない

    365 :

    おっつー

    368 :

    放課後


    平塚「……連絡事項は以上……じゃないな、赤点組は今日の補習が終わったら明日は再試だ。しっかり勉強するように」


    結衣「……へ?」


    八幡「……お前まさか」


    結衣「……再試あるの?」


    八幡「……人の話をちゃんと聞いとけよ……」


    結衣「ど……どうしよう!」


    平塚「比企谷、由比ヶ浜……堂々とイチャラブかぁ?」

    結衣「は!?ご、ごめんなさい!」

    八幡「すんませ………」ゴフッ

    平塚「うむ、今後気を付けるように」

    八幡「……え?何で俺だけ殴られるの。なにこれ理不尽」

    平塚「彼女の分も威力追加しておいたぞ、女を守るのが男の義務だ」

    八幡「すっごく男女不平等なんですが」


    平塚「何かいったか?」

    八幡「いえ……何でもありません」


    平塚「うむ。ならばよし。由比ヶ浜はちゃんと勉強しとくように」


    結衣「そ、そんなぁ」


    八幡「……話を聞いてなかったのが悪い」


    結衣「ぅー。4つもあるのにぃ」


    三浦「やっほー。……何か結衣が死んでるんだけど?」


    姫菜「あらら。どうしたの?」

    八幡「ただの自業自得だ」


    結衣「ど、どうしよー!」

    369 = 223 :


    三浦「結衣。流石にそれはまずくない?」


    結衣「だってー」


    姫菜「ま、まぁまだ一日あるし大丈夫だよ」

    結衣「姫菜ぁ」

    三浦「一緒にやればいけるっしょ」

    結衣「優美子ぉ。二人ともありがとー!」


    八幡「……とりあえず補習受けてこい」


    結衣「胃が痛いよぉ」


    姫菜「じゃあ図書室で待ってるね」

    八幡「ま、頑張ってこい」

    結衣「うぅ……いってきます」

    370 = 223 :


    図書室


    三浦「結衣大丈夫かなぁ」


    姫菜「どうだろうねぇ」

    八幡「……あいつの心配もいいけど自分の心配もしろよ。明日再試だぞ」


    三浦「わかってるし。つかあんたこそヤバイじゃん。7点って」


    八幡「俺は諦めてるから問題ない」

    姫菜「問題ありまくりだよ……ほら、二人とも教科書だして。とりあえず復習しとかないと」

    三浦「頭痛いー。もう少し休憩」


    姫菜「嘘つかない」


    三浦「えー」

    371 :

    まってた

    372 = 223 :

    比企谷家

    結衣「あぅー」

    八幡「人間にわかる言葉を喋ってくれ」


    結衣「もう無理だよー」グテー

    八幡「まだ2時間しか経ってないぞ」

    結衣「でも補習の後ずっと勉強してたんだよー?」


    八幡「それでまだ内容を理解してないのが悪い」


    結衣「だってー」


    八幡「あのなぁ……こっちも夜中まで付き合ってるんだぞ」


    結衣「ぅー……肩痛いよー」


    八幡「普通手だろ……」

    結衣「あ!ヒッキー」

    八幡「嫌だ」


    結衣「まだ何も言ってないよ!」


    八幡「聞くまでもないです。面倒な事だろ」


    結衣「そんなことないよー。んっ!」

    八幡「……この手は何ですか。俺は金持ってないぞ」


    結衣「違うし!マッサージしてよー!」


    八幡「……十分面倒なんですが」

    結衣「いいからするの!」


    八幡「えぇ……はぁ」

    結衣「えへへ」ギュゥ


    八幡「……手を握られたらマッサージも糞もないんだが」


    結衣「いーの♪」

    373 = 223 :

    お疲れ様でした

    374 :

    おつ
    少なくとも月一で更新してくれると思っていいのかな?

    375 :

    待ってました。乙です

    377 :


    教師「はい。終了。テストは裏返しにして退出して」


    八幡「……ふぅ」


    三浦「どうだった?」


    八幡「赤点」

    三浦「そんなきっぱりと言われたらなにも言えないんだけど」

    八幡「別に繕う必要もないしな。そっちはどうだったわけ?」


    三浦「あーしは7割ぐらいは行ってると思う」

    八幡「おー。ならよかったな」


    三浦「あんたはよくないじゃん」


    八幡「俺は諦めてたからいいんだよ」

    三浦「……はぁ。結衣は大丈夫かな」


    八幡「どうだろうな」

    378 = 223 :

    中庭

    結衣「みんなー」フラフラ

    姫菜「お疲れ様」

    三浦「どうだった?」

    結衣「……ギリギリかも。優美子は?」


    三浦「あーしは多分大丈夫だけど」


    八幡「……俺は赤点だと思うぞ」

    結衣「え。ヒッキー赤点なの?」


    八幡「……ああ」



    姫菜(んー。皆で勉強してるときは普通に数式解いてたように見えてたんだけどなー)


    結衣「よかったー!一人で夏休み補習かとおもったよー!」


    八幡「人の不幸をよかったってのは酷くないか……」


    姫菜(んー。まぁ考えても仕方ないかなぁ)

    379 = 223 :


    八幡「……結果的に赤点は一個だったわけね」

    結衣「うん!他はバッチリ!」

    八幡「全部ギリギリでよく言うよ」

    結衣「ヒッキーは?」

    八幡「……赤点だな」

    結衣「じゃー夏休みも一緒に学校だね」

    八幡「……貴重な休みに学校とか最悪だ」

    結衣「そうだねー。でもあたしはそうでもないかも」

    八幡「は?何で」

    結衣「内緒」ニコッ

    380 = 223 :


    結衣「おはよー!」バンッ

    八幡「……うるさい」

    結衣「ほら、起きる」

    八幡「……」ボー

    結衣「ヒッキー?」

    八幡「ん。ああ……何でもないよ」


    結衣「……?」


    八幡「ああ、それよりお前今日の放課後空いてるか?」


    結衣「え!?な、なんで!?」


    八幡「いや、ちょっと付き合ってほしいところがある」


    結衣「ひ、ヒッキーから誘うなんて何年ぶり……」

    八幡「悪かったな」

    結衣「う、ううん!全然!すっごい嬉しい」

    八幡「……」ポリポリ

    結衣「早く放課後こないかなー♪」

    八幡「はしゃぎすぎだろ……」

    結衣「そんなことないよー。あ。早くご飯食べよ」

    八幡「うい」

    381 = 223 :


    とりあえずここまでです
    未だに待ってくれてる人がいて驚きと申し訳ない気持ちでいっぱいです

    もう少しお付き合いください
    お疲れ様でした

    382 :

    おつ

    383 :

    おつおつ

    384 :

    おつおつおつ

    385 :

    おっつ

    386 :

    おつっ

    387 :



    結衣「……」ソワソワ


    八幡「……ソワソワしすぎだろ……ほら、さっさと乗れ」

    結衣「だってー。よいしょっと」


    八幡「……落ちるなよ?」


    結衣「それは大丈夫。ちゃーんと捕まってるし」


    八幡「……んじゃ行くか」


    結衣「レッツゴー♪」

    388 = 223 :


    結衣「そういやヒッキー」

    八幡「あー?」

    結衣「今年の夏祭りどうするのー?」

    八幡「家でゴロゴロ」


    結衣「えー。去年もそーだったじゃんー」

    八幡「お前は行ってくればいいだろ……」

    結衣「またそういうこと言うー。去年は受験だったからしょうがなかったけど今年はいーじゃん」


    八幡「……人混みに行くのが嫌なんだが」


    結衣「そりゃーあたしだって人混みは嫌いだけどさ」

    八幡「ならやめようぜ」


    結衣「ヒッキーとなら大丈夫かなーって」

    八幡「……」

    結衣「……?どうかした?」


    八幡「……飛ばすぞ」グイッ

    結衣「ちょ!急に加速しないでよ!やめ」


    八幡(こいつには恥ずかしいとかないのか……)

    389 = 223 :


    三浦「おはよー」

    姫菜「おはよ……どうしたの?比企谷くん」


    八幡「別に……ハァハァ」


    三浦「二人とも髪ボサボサじゃん」

    結衣「え?ぁー。ヒッキーが朝から無茶するから」

    三浦「……へ?」

    姫菜「ん?」


    三浦「……その、結衣?無茶って?」

    結衣「聞いてよ優美子ー。ヒッキーってばやめてって言ったのに」

    姫菜(ぉー。なんか知らないけど修羅場になりそうな予感が)

    三浦「あ……あんた。結衣に何を」


    八幡「は?……いやまて、誤解してないか」


    姫菜(面白そうだし黙っとこ♪)

    390 = 223 :



    八幡「酷い目に遭った……」


    三浦「ごめんって!昼にジュース奢るからさ!」


    八幡「いや、別にいいから」

    姫菜「あ、そうだ比企谷くん。お店とれたよー」ヒソヒソ

    八幡「悪いな。こんなこと頼んで」


    姫菜「いえいえ。友達ですから」

    八幡「……」

    結衣「なになに?何の話ー?」

    八幡「お前の髪がボサボサについて」

    結衣「ええ!?さっき直したのに!?も、もっかいみてくる!」ダッ

    八幡「……そんな気にするもんなのか」

    姫菜「そりゃーそうでしょ。駄目だよ女の子に髪ボサボサとかいっちゃ」


    三浦「つーかあんたもボサボサだかんね」ヨット


    八幡「お、おい」


    三浦「動かない。あー手櫛じゃむりか」


    姫菜「優美子ー。ほい櫛」

    三浦「あんがと」


    八幡「あの……止めてくれませんかねぇここ学校なんですが」


    三浦「その学校でだらしない髪でいんなっての」


    八幡「えー……」


    八幡(だからってこんなところでこんなことされるのは鬼だと思います)

    391 = 223 :

    放課後


    結衣「ヒッキー!放課後だよ!」


    八幡「近い。うるさい。あと落ち着け」


    結衣「それで、これから何をするの?」


    八幡「……とりあえず学校でるぞ」


    結衣「うん!」


    ―――

    結衣「どれぐらいでつくの?」

    八幡「あー。もうすぐだ」


    結衣「……ちょっと残念かも」

    八幡「は?何で」

    結衣「いやー、ヒッキーとこうして二人乗りしてるの結構好きだからさー。ほとんど毎日してるけど」


    八幡「……明日から徒歩で行くか」

    結衣「ええー!?なんでなんで!」

    八幡「揺らすなって……危ないから」


    結衣「……だったら」ギュー


    八幡「あ、あの……由比ヶ浜さん?」

    結衣「揺らしてはないもんね」

    八幡「いや、その……密着しすぎ」


    結衣「落ちないためだもん」

    八幡「……」

    結衣「……」

    392 = 223 :



    八幡「……ついたぞ」

    結衣「う、うん……喫茶店?」

    八幡「入れよ」


    結衣「わ、わかった」


    パンパンパンッ


    「お誕生日おめでとう」


    姫菜「やっほー」

    三浦「遅いっての」

    小町「結衣さんおめでとー!」


    結衣「……へ?な、なんで?」


    八幡「……お前、今日誕生日だろ」


    結衣「え?……あ」


    八幡「……ほら、座れ」


    結衣「え、えっと何がなんだかわかんないんだけど」


    八幡「……お前の誕生日だよ」

    結衣「え?あたしの誕生日は16日だけど」


    姫菜「あはは……本当は16日にやろうとしたんだけど……すぐテストだったからさ……ごめんね?」

    三浦「お詫びに今日は食べ放題だから」


    八幡「……というわけだ、納得したか?」


    結衣「……」ポカーン


    八幡「……アホ面してないで行くぞ」

    結衣「う、うん」

    393 = 223 :


    三浦「よいしょっと……はい、これあーしから」


    結衣「あ、ありがとう」

    三浦「……3倍返しね」

    結衣「ええ!?」

    三浦「じょーだんだよ。おめでとう。結衣」

    結衣「……うん。ありがとう優美子」


    姫菜「なーんで湿っぽくなるかなぁ、はい結衣」


    結衣「わ。ありがと」


    姫菜「ちなみにこの店、私のバイト先だから何も気にしなくていいよ」


    結衣「え。姫菜ここでバイトしてるんだ」


    姫菜「まぁ親戚の叔父さんの経営してるお店だけどね」


    八幡「……」

    小町「もー。お兄ちゃんもさっさといけばいいのに」

    八幡「……」ポリポリ


    小町「……しょーがないなぁ」


    小町「ゆーいさん。はい。これは私からです」


    結衣「小町ちゃんまで……ありがとう!」

    小町「いえいえ。結衣さんにはこれからもお世話になりますからね。そりゃもう末長く」

    結衣「もっちろんだよ!ずっと一緒だもんね」


    小町(んー。やっぱ天然だこの人)


    小町「……それでですね、うちの愚兄が何かいいたいそうなので聞いてあげてください」

    八幡「誰が愚兄だ」

    結衣「ヒッキー?」

    394 = 223 :



    八幡「……ぁー」

    結衣「?」


    八幡「……」ポリポリ


    結衣「……」


    八幡「……その……なんだ」


    結衣「……」ジー

    八幡「ぅ……」


    八幡「……やる」スッ


    結衣「……ヒッキー」パァァ


    小町(なーんでもうちょっと何か気が利いたことを言わないかなぁー。まぁ無理だろうけどさ)


    姫菜(ぁー録画しといてよかった。こりゃ萌えるわ。後でそこのテレビに繋いで流そうっと)


    結衣「ありがとう……ヒッキー。皆」


    八幡「……ああ」


    三浦「ちょ。何で泣くし」

    結衣「だ、だって嬉しくて」

    姫菜「はい。ハンカチ」

    結衣「あはは。ありがと」


    小町「……よかったね。お兄ちゃん」

    八幡「……」

    小町「お兄ちゃん?」


    八幡「……そうだな」フッ

    小町「……」


    八幡「……何だよ。その顔」

    小町「……ううん。行こお兄ちゃん。小町お腹すいちゃった」

    八幡「はいよ」


    小町(たまに結衣さんが羨ましくなるなー)

    395 = 223 :

    とりあえずここまでです

    多分また夜にでも更新します

    お疲れ様でした

    396 :

    いいっすねー

    398 :

    おつ

    399 :


    結衣「……暑いよぉ」


    八幡「……」


    結衣「暑いよぉー」


    八幡「あのね、由比ヶ浜さん」


    結衣「ぅーなにー?」


    八幡「貴女を後ろに乗せて自転車漕いでる俺はもっと暑いんですが、よし降りろ」


    結衣「やだ」


    八幡「……はぁ」


    結衣「……夏だねー」


    八幡「……折角の休みも補習だがな」


    結衣「なんでだろーねー」


    八幡「赤点とったからだ」


    結衣「いやだねー」


    八幡「……はぁ」

    400 = 399 :


    平塚「相変わらず君らは仲良しだな、今日も仲良く登校か」


    八幡「たまたまじゃないですかね」


    平塚「……ふむ。比企谷。今日はこれを解いてみろ」


    八幡「……」


    平塚「今日はそのプリント一枚でいい」


    八幡「……これ、数学じゃないんですが」


    平塚「おや?忘れたかね。私は国語の担当だぞ?」


    八幡「まぁ先生がこの教室にきたときはビックリしましたが」


    平塚「数学担当の先生が急遽出張だからな。まぁ仕方あるまい……なんで私に仕事が回ってくるんだ」


    八幡「……はぁ、先生も大変っすね」


    平塚「全くだ。ではそれを書いたら提出するように。私は他の仕事をしてくる」


    八幡「……青春について思うことを書け……ね」


    八幡(そんなもん決まってるだろ)


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