元スレ結衣「ほら。さっさと起きる！」八幡「……」

みんなの評価 : ★★

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301 = 300 :

結衣「さぁ！遊びに行こう！」

八幡「……一応言っておくが、勉強はどうした」

結衣「ヒッキー。勉強はただ詰め込むだけじゃ駄目なんだよ。休憩もしないと」ﾌﾌﾝ

八幡「お前は脳味噌にもう少し色々詰め込んだ方がいいぞ」

結衣「失礼な！一杯つまってるよ！」

姫菜「おーい。夫婦喧嘩するな」

三浦「……眠い」

小町「昨日結構遅かったですもんねー。あ、お茶どうぞ」

三浦「うん。ありがとう」

302 = 300 :

八幡「……で、ららぽーとか」

結衣「やっぱ買い物と言えばここだよね」

三浦「何か今日何時もより人多くない？」

姫菜「ああ。それならほら、今日なんかイベントがあるみたいだよ」

結衣「へー。後で行ってみたい！」

八幡「さっさと帰って寝ようぜ……」

結衣「だーめ」

八幡「……はぁ」

303 = 300 :

八幡(……何で水着買いに来てるんだよ……)

八幡(つうか、男の客俺だけかよ)

小町「……どう？お兄ちゃん！この水着」

八幡「あー。世界一可愛いよ」

小町「うわっ。心がこもってなーい。じゃーはい！結衣さんは？」

結衣「……ど、どう、かな？」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

八幡「……似合ってるんじゃないですか」ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ

結衣「え。えへへ」

姫菜「おーい。バカップル店内でいちゃつくなー」

結衣「か、カップル」

八幡「違うから」

三浦「ヒキオー。これとかどうよ」

八幡「だから、何でお前ら俺に聞くの……」

304 = 300 :

八幡「……疲れた」

結衣「ええ？まだ一時間も買い物してないよ」

八幡「あのなぁ……」

姫菜「お。あそこでイベントやってるみたいだよ」

三浦「……へーディスティニーランドのイベントじゃん」

八幡(……ディスティニーランド？)

八幡「……ん？」

八幡(最前列の子供に混じって何かでかいやつがいるぞ)

結衣「どうかしたの？……あれ？」

八幡(すげぇ目を輝かせてるよ……見なかったことにしよう。それが一番いい)

結衣「おーい。雪ノ下さーん」

八幡(ちょっとまて。何やってんの由比ヶ浜さん)

結衣「あれ？聞こえてないかな？おーい」

八幡「止めろバカ」

三浦「何？知り合い？」

姫菜「おおー。新たな百合の花が……」ｸﾞﾌﾌ

八幡「誰か止めてくれ……」

305 = 300 :

ここまでです

この進行速度だと終わる頃には2スレぐらい使いそう……

ゆっくりお付き合いください

お疲れ様でした

306 :

おつ

308 :

乙　いくらでも使っていいのよ　長ければ長いほど嬉しい

309 :

乙
ゆきのん・・・

310 :

乙
２スレじゃ物足りないな
１００スレくらいいっとこう

311 :

２スレか（２スレで終わるとは言っていない）

じゃあ早く書かなくちゃなぁ？

312 :

やっぱSSLって糞だわ

313 :

結衣「雪ノ下さーん」ﾃｸﾃｸ

八幡「お、おい」

八幡(お前こんなとこ他人に見られたら死にたくなるだろ。やめてやれよ。察せよまじで)

結衣「やっはろー」

雪乃「ゆ、由比ヶ浜さん？」

結衣「奇遇だね」

八幡「……よう」

雪乃「……比企谷くんまで」

八幡(……こう言うときなにも言わないのが一番だ。何か言ったらそれだけでややこしいことに……)

結衣「雪ノ下さん一人？」

八幡(ど直球だよ。この子。もうやだ帰りたい。何処の世界に高校生にまでなって小さい子供と一緒に目を輝かせてパンさんのショーを見るのに友達を誘うやつがいると…… )

雪乃「ええ。貴方達は相変わらず仲がいいのね。デートかしら？」

八幡「……普通だ。デートでもない」

結衣「あ。紹介するね。こっちが優美子でそっちが姫菜」

雪乃「……そう」

姫菜「よろしくね。雪ノ下さん」

三浦「……どうも」

314 = 313 :

八幡「ほら、行くぞ。こんなとこで集まってたら他の客に迷惑だ」

八幡(というか、邪魔したら殺されそうだもん。後が怖い)

結衣「ええー。もうちょっとお話したかったのに」

八幡「はいはい、それじゃあな。雪ノ下」

雪乃「ええ」

315 = 313 :

八幡「お前……怖いもの無しにも程があるぞ」

結衣「へ？」

八幡(俺ならあんな状態の雪ノ下に話しかけるなんて無理だ。というか、話しかけたら殺されるまである)

姫菜「それにしても二人ともすごい有名人と知り合いだったんだね」

結衣「有名人？」

姫菜「うん。有名だよ？雪ノ下さん」

結衣「ほぇー」

八幡(有名ねぇ……)

三浦「どうかしてたわけ？」

姫菜「えっとね、入学して既に10人ぐらいから告白されたんだって」

結衣「うへぇー。凄いね」

三浦「まぁ見た目かわいかったもんね？」

八幡「俺に振るなよ……」

316 = 313 :

三浦「……」ｼﾞｰ

八幡「お前……一人で先に進みすぎ」

結衣「えー？そうかな？」

八幡「お前昔から勝手に進んで迷子になってただろ」

結衣「そ、そうだっけ？」

八幡「探す身にもなれ」

姫菜「……」

三浦「……」ｼﾞｰ

姫菜「優美子ー。睨んでる睨んでる」

三浦「へ？」

姫菜「ほら、おいてかれるよ」

三浦「……あーし、睨んでた？」

317 = 313 :

カラオケ店外

三浦「……あ」

結衣「どしたのー？」

三浦「ヤバイさっきの店に携帯置いてきちゃった。取ってくるから先いってて！」

姫菜「ちょ。優美子」

三浦「……あー。ダサ。さっさと結衣達と合流して」

八幡「……」

三浦「……あんた何でいるわけよ」

八幡「……別に。俺も忘れ物」

三浦「はぁ？」

八幡「……」

三浦「……あはははは。あんたもう少しバレない嘘つきなよ」

八幡「……」ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ

三浦「わざわざ来てくれたんだ？」

八幡「だから忘れ物だって」

三浦「……ありがと」ﾆｺｯ

八幡「……忘れ物取ってくる」

三浦「はいはい。いってらー」

八幡「……待ってなくてもよかったのに」

三浦「いや、これで置いていくとかどんだけよ」

八幡「……行こうぜ」

三浦「もち！さっさと合流だね」

318 = 313 :

三浦「ねぇ」

八幡「何だ」

三浦「あんたが結衣と付き合ってる理由って何？」

八幡「は？俺とあいつは付き合ってなんか」

三浦「そうじゃなくて。友達としてってこと」

八幡「……成り行きだよ」

三浦「……そう。じゃあ何で成り行きで付き合うようになったの？」

八幡「お前も海老名さんも雪ノ下も何でそんなに俺とあいつの関係を気にするんだよ」

三浦「……それは」

八幡「……？」

三浦「……友達だから。それ以外に理由なんている？」

八幡「……」

三浦「……」

八幡「……だったら、尚更だな」

三浦「え？」

八幡「……面白い話なんか一つもない」

三浦「……」

八幡「……」

三浦(結局……それ以降ヒキオが口を開くことはなく１日が終わっていった)

あーしはヒキオから拒絶されたのだ

今までのようにはぐらかすわけではなく、はっきりと

これ以上踏み込むなと

319 = 313 :

比企谷家

結衣「ヒッキー遊ぼー」

八幡「……今日一日中遊び回っただろ」

結衣「えー？」

八幡「買い物してカラオケしてボーリングして……フルコースじゃねえか」

結衣「でも今は暇なのー」

八幡「勉強をしろ」

結衣「ええー」

八幡「お前中学と違って赤点多かったら留年するんだぞ」

結衣「それぐらい知ってるし」

八幡「じゃあ何で余裕なんだよ……」

結衣「だってヒッキーがいるし」

八幡「……は？」

結衣「ヒッキーがいてくれたら、あたし……何でもできる気がするんだもん」

八幡「……」

結衣「どうかした？」

八幡「……別に」

八幡(こいつは何でこんな恥ずかしいことをさらりと……顔が見れん)

結衣「ヒッキー？」

八幡「……何でもできるなら勉強しような」

結衣「ヒッキーが教えてくれるならね！」

八幡「……ぅ」

結衣「えへへ」ﾆｺﾆｺ

八幡「………わかったよ」

小町「ああもう！お兄ちゃんのヘタレ！何でそこでもっと押さないかなぁー！」

小町(……ケーキ持ってきたけどお邪魔したら悪いし、お兄ちゃんの分は小町が食べちゃおうっと♪)

320 = 313 :

結衣「……よかった」

八幡「何がですか。貴女の成績ですか？全くよくないですよ真っ赤ですよ。おかげでこっちも大変ですよ」

結衣「ヒッキーちょっと元気なかったからさ」

八幡「……」

結衣「……」ﾆｺﾆｺ

八幡「……そんなにわかるか？」

結衣「うん。ヒッキーだもん」

八幡(あー。こりゃ三浦となんかあったってのまでバレてるな)

八幡「……悪い」

結衣「何でヒッキーが謝るの？」

八幡「……何となく」

結衣「ははは。もう、相変わらずだなぁ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

八幡「……やめろ」

結衣「……やーだ♪」

八幡「……」

321 = 313 :

ここまでです

お疲れ様でした

322 :

おつぺろ

323 :

おつ
あーしさんとガハマさんが可愛すぎて辛い
両方上手く行って欲しい

324 :

あーしさんが可愛すぎる
八幡なんとかしろ

325 :

これドロドロになった時つらいなぁ

派閥ができる予感

326 :

俺の結衣へ
今日も朝早くからおはよう
結衣にならどんな下着だって似合うと思うけど
結衣ってあまり大人っぽい下着は履かないよね
やっぱりそれって俺以外の人に見られるのが嫌だからだったりするのかな
ありがとうすごく嬉しいよ
でも、安心して
俺はいつでもどこでも朝から晩までキミの事見てるから
だから大胆な下着を履いてくれても大丈夫だよ？
あぁそういえば昨日は大丈夫だったかな？
何回も転んでたからきっと怪我を……怪我といえば、血が出るよね。
結衣の血なら美味しく飲めるから結衣専用のヴァンパイアになりたいなぁ
あ、そうそう汗とか、排泄物とかだって俺は美味しく食べられる自信があるよ
なんたって、俺は結衣のすべてを愛してるからね
だから結衣が休憩の時とかちょっとトイレ行きたそうな時に
すかさず股下に潜り込んで――とか夢なんだけど
正直それはさせてもらえないかな
クラスメイトとか汚らわしいクソみたいな教師も邪魔だし、あいつも――って
ゴメンネ結衣
これは結衣に対して愛を呟くための手紙であって
愚痴を言ったりする手紙じゃないよね
でね、つまり何が言いたいかっていうと、
俺は君が好きなんだ大好きなんだ
だからこうして毎日手紙を送っているのに
なんで結衣はいつも捨てたりしちゃうのかな
俺なんて結衣がゴミ箱に捨てたりしたティッシュとかだって
しっかりと回収して保存してるのに
それだけじゃないよ
先月、先々月その前とかの結衣の使い捨てたナプキンだって
俺はちゃんと持ってるんだから
写真を同封してあげたいけど
写真に僅かな証拠が残ったりしたらあれだから同封しません
そうそうナプキンといえば生理だよね
結衣の周期表を確認してみたけど
そろそろ生理が始まるよね
でもさ女の子だし、そういうのって買いづらいと思うんだよね
だから今度俺が入手しておくから安心してね
今度手紙と一緒に置いておくからね
あ、大丈夫だよ
結衣が今まで使ったやつから
結衣がいつも使ってるメーカーはちゃんと解ってるし
大きさとかその他もろもろ全部把握してるから
一応書いておくけど【―――――】ってメーカーだよね？
間違ってたら電話したときにでも違うっていってくれればいいから
そうそう、電話といえば
結衣って電話したとき泣いてたり怒ってたりするけど
俺は出来たら笑って欲しいなって
いや、俺が緊張して無言電話だからかもしれないけど
俺が聞きたいのはっていうか
結衣としたいのは楽しい恋人との会話とかだしね
だからといって結衣の泣き声や怒鳴り声が嫌いなわけじゃないよ？
むしろ大好きだよ
いつもと違う結衣って感じでもう最高だよ
怒鳴り声なんてゾクゾクしちゃうんだ
ゾクゾクするっていえば、やっぱり[田島「チ○コ破裂するっ！」]だよね
俺はやっぱり結衣を見てするんだけど
結衣最近あんまりしてないよね？
溜め込むのは体に毒だよ？
だから、こんど俺とセックスしようよ
ここまでずっと我慢してきてるんだし
そろそろいいと思うんだよね
あ、処女だからダメとかいうのは気にしなくていいからね？
もしやっちゃったからヒキタニ君に嫌われるとかなら、
俺がしっかりと責任もって君を養ってあげるからさ
養うって言えば同棲だよね
いいなぁ、結衣にいってらっしゃい、おかえりなさいってしてもらいたいなぁ
あぁ、考えただけで俺は理性が吹っ飛んで今にも迎えに行きたくなっちゃうよ
だけど最近警察が見回ってて邪魔だから無理みたいだよゴメンネ
でも安心して欲しいんだ
こうしてキミに手紙を届けられているのは
警察なんかでは俺とキミを裂く事はできない証明なんだよ
奉仕部なんかも無能すぎて全く役に立ってないしね
だけどね、やっぱり俺とキミの間に割ってはいる奴がいるんだ
そろそろウザイし、俺たちの邪魔になるからどかそうと思うんだけど
大丈夫、結衣に迷惑かけたりしないから
俺がしっかりと責任もって処分しておくからね
あーあなんで手紙って終わりがあるんだろう
それはきっと再現がなければ俺が永遠に語っちゃうからだよね
最後に言うよ、邪魔な奴が消えたら迎えに行くからね、そして結婚しよう
愛してるよ、俺の、俺だけの結衣。

328 :

そんなことよりある人物の登場が少ないのだけれど、いっちはわかってるのかしら？

329 :

雪ノ下さんよりも材木座や戸塚が先だと思うの

330 :

とりあえず材木座はいらん
ゲームでもなぜか出番増えてたけど誰得なんだあれ

331 :

>>1はもうこない

332 :

>>328
あなたは原作でもデレたの9巻中盤以降じゃないですか―

333 :

ゆきのんは今から出て勝てるのか……？

334 :

貧乳とかおよびじゃねーから
ついでに金髪ドリルも

336 :

ガハマ厨はどうしてこうなのか

338 :

次の日

放課後

八幡「……んじゃ、俺帰るわ」

結衣「はーい。あたしは優美子達と勉強してくねー」

八幡「ああ」

三浦「……」

結衣「……優美子ー」ﾀﾞｷｯ

三浦「へ？な、なに？」

結衣「ここ教えてー」

三浦「あ、う、うん。ここは……」

姫菜「……というか」

三浦「どうしたん？」

姫菜「あんたら何かあったわけ？」

三浦「な、なにも！」

姫菜「いや、バレバレだからね」

三浦「……ぅ」

結衣「姫菜ー」

姫菜「でも、結衣だって気になるでしょ？」

三浦(……結衣の前で聞くわけにもいかないよね)

三浦「……心配かけてごめん。でも言えない」

姫菜「……そっか。なら仕方ないね」

結衣「もしヒッキーが酷いこと言ったんなら後でお仕置きだね」

三浦「大丈夫だって。そんなんじゃないから」

結衣「むー。ほんとにー？」

三浦「ほんとだって」

339 = 223 :

雪乃「……して頂戴」

？？「駄目だよー。そんな風に逃げたら」

雪乃「……逃げてなんか…………！」

八幡(……雪ノ下が誰かに絡まれている。よし、逃げよう)

雪乃「……そう。私はこれから忙しいの」

？？「……何で？もう帰るだけでしょ？」

雪乃「そこの変な……腐った？……いえ、やっぱり知らない人ね。その人と買い物にいくの」

八幡「……どんな横暴だ」

？？「……君だーれ？」ﾆｺｯ

八幡「……」ｿﾞﾜｯ

？？「ん？聞こえてる？」ﾂﾝﾂﾝ

八幡「……比企谷八幡です」ｻｻｯ

陽乃「およ？……比企谷くんかぁー。私は雪ノ下陽乃です。よろしくね♪」

八幡「え、ええ」

陽乃「雪乃ちゃんとこれからデートなのかなぁ？」

八幡「いや、ちがいま」

雪乃「買い物にいくだけよ」

幡「いや、ちが」

雪乃「そうよね？」

八幡「ちが」

雪乃「そうよね？」

八幡「……はい」

340 = 223 :

陽乃「……へぇー。それで、お二人はこれからデートなんだよね？」

雪乃「ただ買い物にいくだけよ。だからついてこないで頂戴」

陽乃「ただの買い物なら私が行ってもいいよね？お邪魔にはならないしー？」

雪乃「邪魔よ」

陽乃「じゃあデートなんだ？」

雪乃「違うわ」

八幡「……あの、俺の意見は……無視ですか」

341 :

ゆきのん幼馴染スレのスレタイってなに？

342 :

陽乃「んでんでー？実際はどうなのかなぁ？」ﾂﾝﾂﾝ

八幡「……離れてくれませんか」ｹﾞﾝﾅﾘ

陽乃「……へ？」

八幡「それとあいつとはなんの関係もありませんから」

陽乃「……えー？ほんとに？」

八幡「ほんとですよ」ﾌﾟｲｯ

陽乃「……」

雪乃「姉さんもう少し離れたら？」

陽乃「あ。ごめんねー。雪乃ちゃんー。焼きもちやいちゃった？」

雪乃「そんなんじゃないわ。ただの……顔見知り？」

八幡(そんな不思議そうに言われても困るんですが)

陽乃「へー？それでも一緒に買い物いくんだー」

雪乃「そうよ。ついてこないで」

陽乃「雪乃ちゃんを守るためにもついていきまーす」

雪乃「……く」

八幡(そりゃお前の言い方が悪いぞ雪ノ下……そんなんではいそうですかと引き下がるやつがいるかよ……)

343 = 342 :

ららぽーと

雪乃「……」

陽乃「……♪」ﾆｺﾆｺ

八幡(……なんでこうなった……)

陽乃「あ。雪乃ちゃんあれ」

雪乃「……？」

陽乃「パンさんだよーしかもゲーセン限定モデル」

雪乃「……そ、それがどうかしたのかしら？」ﾁﾗｯ

八幡(何でこっちを気にしてんの。貴女がパンさん好きなのはなんとなく知ってるんですが……)

八幡「……ﾜｰｶﾜｲｲﾅーｻﾜｯﾃﾐﾀｲﾅｧ」

雪乃「……そ、そう？ならしょうがないわね」

10分後

八幡「……もうやめとけ」

雪乃「も、もう少しなのよ」

陽乃「あははー雪乃ちゃんファイトー」

雪乃「姉さん黙ってて頂戴」

陽乃「ありゃー手厳しー」

雪乃「……両替してくるわ」

八幡「……はぁ」ﾁｬﾘﾝ

陽乃「お？」

八幡「……」

344 = 342 :

雪乃「どういうことかしら？」

八幡「……お前が両替してる間に勝手に落ちてきたんだよ」

陽乃「……」ﾆﾔﾆﾔ

雪乃「ではそれはお店の人に返さなければいけないわね」

八幡「別にいいだろ。お前が直前まで金いれてたんだ。貰っとけよ」

雪乃「……それはズルよ」

八幡「違うだろ。お前が最後に動かしてその結果落ちたんだ。正当だ」

雪乃「……だからそれは」

陽乃「ｸｽｸｽ……いーじゃん。貰ってあげなよぉ雪乃ちゃん」

雪乃「姉さんまで」

陽乃「要らないなら私が貰っちゃおうかな？」

雪乃「駄目よこれは私が貰ったのよ」

陽乃「……」ﾆﾔﾆﾔ

雪乃「……！」

雪乃「か……帰るわ……比企谷くん」

八幡「？」

雪乃「……ありがとう」

八幡「……あ、ああ」

345 = 342 :

陽乃「……さーて、どうしよっか？」

八幡「帰ります」

陽乃「えー？お姉さんは相手にしてくれないのぉ？」ｸﾞｲｸﾞｲ

八幡「……えーっと雪ノ下さん？」

陽乃「陽乃でいーよー？」ﾆｺﾆｺ

八幡「……ははは、雪ノ下さん俺とあいつの関係は本当になにもないですから、探りをいれる必要はないですよ」

陽乃「……えー？私は純粋に比企谷くんとお話ししたいだけだよー？」ｷｮﾄﾝ

八幡(……計算され尽くされてるな。この人)

陽乃「それとも年上は苦手なのかなぁ？」

八幡「いえ、すいませんが時間がないので」

陽乃「……そっか！ならしょうがないねー」

八幡「はい。それじゃ」

陽乃「比企谷八幡……ね」ｸｽｯ

346 = 342 :

結衣「ただいまー」

八幡「普通に俺の部屋に入ってくるのいい加減やめない？」

結衣「ここはあたしの第二の家なのだ」

八幡「……お前それ意味分かっていってるのか」

結衣「へ？そのままの意味だけど？」

八幡「……はぁ」

結衣「？？」

八幡「……何でもない。飯作るわ、何がいい？」

結衣「オムライス！」

八幡「はいよ」