元スレ八幡「兄妹揃って765プロ…そういえば奉仕部も」小町「いぇいっ!」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
51 = 45 :
八幡「何でゆいゆいがここにいんだよ」
結衣「ゆいゆいとか呼ぶのやめろし!ヒッキーマジキモい!」
いつも通り。
どうやら別の世界に飛んだとかではないらしい。
そして俺はキモくない。
八幡「じゃあ結衣」
結衣「それなら、いい、かな?えへへ」
八幡「冗談に決まってんだろ、なんで由比ヶ浜がこんなとこにいるんだよ」
結衣「…今日は奉仕部休みだからゆきのんと買い物に来てるんだよ。ヒッキーのバカ」
八幡「へー雪ノ下とねぇ。……雪ノ下と?」
「私がどうかしたのかしら」
最悪のタイミングで悪魔が降臨した。
52 :
それでわ皆さんまた明日です
53 :
乙
明日まであと10分もないな
54 :
その明日も45分で・・・
55 :
八幡「」
雪乃「ヒキコモリ君に名前を呼ばれた事がひどく不快だわ。セクハラよ」
相変わらずの辛辣な毒舌をいただきました。しかし八幡の心に0ダメージ!この程度で傷つく俺のハートじゃねぇ!
八幡「引きこもってねーよむしろ最近働き詰めだわ。そして俺の名前は比企谷だ」
雪乃「ごめんなさい、噛みまみた」
八幡「何も言わんぞ。それ以上はネタ的にアウトだからな」
結衣「ところでヒッキー。今、働き詰めーって言ったけど…奉仕部を休んで何してるの?」
八幡「…べ、別にぃ?」
そういえば奉仕部の連中には(面倒だから)話していなかったのだ。そしてまた面倒なタイミングで面倒な事を聞かれたんだが…どうやって誤魔化そうか。
ただの散歩って事でいいか。いいよな、こいつバカだし。
雪歩「ひ、比企谷さーん?何かあったんですかぁー…?」
ただの散歩…。
56 = 1 :
雪歩「比企谷さ…ひぅ」
結衣「……ヒッキー?誰?」
八幡「おい威嚇すんな。ウチの雪歩が怖がってるだろうが」
もっと丁寧に接しろ。泣きだしちまったらどう責任とってくれんだあぁん?
雪乃「言いたい事は沢山あるわね、あなたが何で似合わないスーツなんて着ているのか。でもとりあえず、その後ろに隠れてる子が誰なのかを聞いておきたいのだけれど」
はい無視無視。さっさとお会計してこの場を離れないとな。
八幡「雪歩、財布渡すからお会計し」
雪歩「やよいちゃんが『お腹減りましたー』って言うので様子を見に来たんですぅ…」
八幡「雪歩、お前何食べる?」
やよいが珍しく「お腹減りました」なんて言うんだ、食わせてやらない理由がない。そうだろ?
雪歩「え、えと…焼肉定食って…」
結衣「ヒッキー!!!!!」
雪歩「ひぅぅっ!」
八幡「おい、雪歩が怖がってんだろうが。大きな声を出すんじゃない」
俺の背中に隠れるように身を縮める雪歩の手が、俺の上着を掴む。
やめるんだ雪歩、俺勘違いしちゃうから。
結衣「だから、その子は、誰なの!」
八幡「何でもいいだろ別に。お前達に迷惑をかけてるわけでもあるまいに」
何でお前がそんなに熱くなるのか分からんのだが。
57 = 1 :
雪乃「奉仕部に来ないだけでも迷惑なのだけれど」
八幡「どの口が、んな事言いやがる。お前にとっては俺来ない方がいいじゃん、扉開けて俺が居ると『うっ』って顔するじゃん」
ていうか俺も行かない方が罵倒されずに済むからいいのだけれど。
雪乃「それは」
八幡「俺忙しいからまた学校でな。行くぞ雪歩」
雪歩「は、はい…」
雪乃「…」
結衣「…」
八幡「…」
結衣「ここのパフェ美味しいねゆきのん!」
雪乃「そうね、なかなか美味しいわ」
八幡「何で俺等と相席になってんのお前等。他行けよ席空いてんだろ」
案内したさっきのお姉さんめちゃくちゃ困ってただろ。どんだけ俺に恨みがあるんだよ。
小町「雪乃さんに結衣さん!やっはろー!です!」
結衣「やっはろー!」
雪乃「や、やっはろー…?」
58 = 1 :
八幡「店の中でバカな事やってんな。注目浴びたらヤバいんだから控えろ」
いつまでやっはろーとかやってるの?子供なの?八幡恥ずかしいよ?
やよい「うっうー?やっはろーって面白いですー!八幡さん、皆にも教えたいなーって」
八幡「そうだな、面白いから皆にも教えてやろうな」
やっはろー、なにそれいいじゃん流行らせようぜ。
やよ『うー!』
ゆきぽ『ぽー』
八幡「お前達も気に入ったか。よかったよかった」
雪乃「どうでもいいのだけれど、随分私達と扱いに差があると思うのは気のせいなのかしら」
八幡「ハハハ気のせいだろ、やよい?お代わり頼むか?」
やよい「はむっ、いいんですかー?」
八幡「おうよ、雪歩もたんと食べろよ」
雪歩「ありがとうございますぅ、あっお茶のお代わりとってきますね」
八幡「さて、1日暇になったしスケジュールの整理でもするか。お前達は食べてていいぞー」
パソコンのカメラでやよいと雪歩の食べる姿を撮影した上でな。もちろん隠しフォルダに永久保存だが。
八幡「トキラメキラリ~♪ぐっとギュッとー私は私が大好きー…っとぉ!あっぶねぇ…ここダブルブッキングしてんじゃねぇかあのアホP…」
結衣「ひ、ヒッキーが仕事してる…⁉︎」
雪乃「明日は槍でも降るのかしら…」
小町「ですよねー、小町も最初そう思ってましたー…」
うっせ、うっせーし。なんなんだし。あーしだってやる時はやる男だし。
59 = 1 :
八幡「あーマジ人生充実してるー」
小町(お兄ちゃんの目にハイライトが…!)
雪乃「…」
結衣「…あっ、あーーーっ!!やよいと雪歩って765プロぬぉ」
八幡「おいぃぃぃぃっ!そうそう765プロのな!テレビでよく見るけど可愛よな!!!マジ俺好みなんだよあはははーー!!!!!」
やよい「え」
雪歩「っ」
八幡「おい由比ヶ浜結衣…お前、脳みそ湧いてんのか…?こんなとこでそんな事言ったらスキャンダルどころじゃねぇだろうが…!」
俺がいるなら尚更だ。P候補生とはいえ、変装してるとはいえ男子高校生と一緒に飯食ってるとこ写真に撮られたりしたら即死。
こいつらの未来がお釈迦になる。
結衣「ごごめん、ごめんって、痛いよヒッキー…くふぃふぁいふぁい」
八幡「…すまん。だけど、分かってるよな?」
結衣「はい…」
雪乃「話の流れを察するに、その子達は本物のアイドルなのかしら」
八幡「……あえて言っておくけどこんな事になった経緯なんて話さねぇからな」
雪乃「……そう」
60 = 1 :
遅れてしもてすいません
61 :
完結してくれれば問題ない
62 :
待ってたよ
63 :
安定の扱いだなおい
64 :
八幡「じゃ、俺達帰るから」
一刻も早くこの場から離れなければならない。こいつらと居ると毎度毎度ロクなことがないからだ。
小町「えぇーっ!小町まだ手をつけてないのにーっ!!」
雪乃「待ちなさいゴミガヤ君」
八幡「とうとうゴミにまで成り下がっちまったか。残念だ」
雪乃「ごめんなさい、かみまみた」
八幡「突っ込まないつってんだろ。大御所のネタパクリは重罪だぞ…そもそもお前そんなキャラじゃねぇだろうが」
俺が言うのを危機もせずに雪ノ下は続ける。どうしてどいつもこいつも俺に風当たり強いんだよ……。気にしねぇけど。
やよい「ごちそうさまでしたーっ」
雪歩「ごちそうさまですぅ」
やよ『うー!』
ゆきぽ『ぽー』
みうらさん『あらー』
雪乃「…その、さっきからその小さな小動物達は何かしら…、?」
結衣「わっ!本当だー!可愛いーっっ!」
店の中で叫ぶなっつの。確かに可愛いのは認めるが、そんな急に抱き上げたりしたら…
やよ『びゃー!』
結衣「あわわわっ⁉︎」
八幡「……ったく…やよ、こっちおいで」
やよ『ッグ…ヒグッ…』
よーしよし、怖かったな。
うちの由比ヶ浜がアホの子でごめんなぁ。
65 = 1 :
結衣「あぁ~…ご、ごめんねぇ…」
八幡「犬とぷち達は次元が違うんだから気をつけろよまったく……」
雪乃「ぷち、というの?聞いたことが無い生き物ね」
八幡「それ以上は言うな。知らぬが仏、知ってキリストだ」
そこら辺の危険度はおそらくUMAレベルだ。俺達平凡な一般人が関わっていい問題では無いような気がする。
ゆきぽ『ぽー』
雪乃「…ごくっ」
八幡「ゆきぽ。危険な匂いがするからお前もこっちに来とけ」
ゆきぽ『ぷいー』
何故か俺のショルダーバックの中に体をすっぽり入れて、頭だけ出す形に落ち着いた。
そういえば貴音が「ゆきぽは寝相が悪い故、段ボールの中などでお昼寝をするのが好きなのですよ」とか言ってた気がする。
ゆきぽ『zzZ…』
八幡「寝ちまったか…」
結衣「目が、ヒッキーの目が!」
八幡「なんだようるせぇな。ゆきぽ寝てんだろ静かにしろよ」
小町「腐るか綺麗になるかどっちかにしてよお兄ちゃん!」
八幡「静かにし、ろ」
小町「あだっ⁉︎」
八幡必殺、愛のデコピンで小町を黙らせた後はひたすらゆきぽを撫でる。
そして反対側の手で膝の上のやよいも撫でる。
やよ『うー』
ゆきぽ『ぷぇ…ぇ…zzZ』
嗚呼、この上なく癒される。
今まで生きてきた中でこれ程までに癒される事があっただろうか。
……どうだろ。
66 :
これもうアイドルもガイルメンバーも要らないんじゃないですかねぇ…
67 = 1 :
煮詰まってきてるんです見逃してやってください
68 = 1 :
すいません
後ほど席につきますおやすみなさいませ
69 = 66 :
あ、申し訳ない、誉め言葉って書いとくべきだった
文句言ったつもりはないんです
ごめんなさい
70 :
これは素晴らしい
71 :
八幡「ウチの猫にもこんくらいの愛嬌がありゃいいんだけどな」
まぁ無理だろう。
やよい「八幡さん猫さん飼ってるんですかー?」
やよ『うー?』
八幡「あぁ、こんくらいのを一匹な」
やよい「ほわぁぁ、羨ましいですー」
八幡「やよいが望む可愛さなんて欠片も無いぞ。ふてぶてしいし、名前呼ぶと尻尾で床ダンゥって叩くし。夜中に水飲んでる姿なんてマジで妖怪っぽい。あと、帰って来たら足の匂いクンカクンカスーハースーハーするし」
やよい「でも猫さんは可愛いですよー!今度見に行ってみたいなーって!」
八幡「っお、おぅ。そのうち両親がいない時にな」
ちゃんとそれなりに準備をしておかないとな。ご両親への挨拶とかはその後でも…
結衣「何でそこに限定したし…」
雪乃「あの、比企谷くん?その…私も…」
八幡「」
雪乃「その露骨に引いている顔はなにかしら」
八幡「いや…お前が俺の名前をちゃんと呼ぶ時に限ってろくなことが無いからな。警戒した」
雪乃「……なんでもないわ。……はぁ、猫」
72 = 71 :
「あれっ?八幡?」
八幡「こっ、この声は…!」
席を立って後ろを振り返る俺を迎えたのは、やよい達と同じくこの荒んだ世界に舞い降りた天使の1柱だった。
彩加「やっぱり八幡だ!由比ヶ浜さん達も一緒なんだねっ」
結衣「やっはろー」
八幡「とととっ、戸塚!!なんだ、どうした、部活帰りか?水でも飲めホラ!」
飯でも食え!食っていいぞ戸塚!
すいませんお姉さん!ドリンクバー追加で!!
彩加「ありがと、八幡。じゃあ…少しだけ相席させてね?」
雪乃「どうでもいいのだけど。私達とは随分扱いに差があるような気がするのだけれど」
やよい「わーっ、綺麗なお姉さんですねー、八幡さんの知り合いですかー?」
雪歩「はふぅ…私なんかじゃ足元にも及ばないくらい綺麗ですぅ…」
八幡「そんな事は無い。俺の世界じゃ戸塚含めてお前達こそナンバーワンだ、そもそも1番上なもの同士を比べようが無い。異論は認めない」
戸塚もアイドルデビューさせて新たにユニット作りたい。早速社長にメールを送信しそうな勢いだ。
雪歩「ぁう、あ、ありがとうございますぅっ」
やよい「えへへ、て、照れちゃいますよー」
八幡「あ、すスマン。なんか、スマン」
一気に息苦しい雰囲気になってしまった。
最近やらかす率高い。働き始めてからかなぁ…ってわけでもないな。
73 = 71 :
彩加「えっと…その、僕男の子なんだけどなぁ…」
八幡「ハッ、そうだった…クソッ!神は死んだかッッッ!!」
やよい「えーっ!男の子なんですかーっ!!?」
雪歩「驚きですぅ…」
涼「むっ、どこからか僕と同じような匂いが…」
彩加「八幡のクラスメートで、友達の戸塚彩加です。よろしくお願いします」
うむ、礼儀正しい。100点満点だぞ戸塚。
……戸塚と友達だってさ!やっほぅ!
やよい「うっうー!765プロ所属の高槻やよいですー!」
八幡「やよい、声抑えて」
雪歩「同じく萩原雪歩ですぅ」
彩加「わぁっ本当だ!本物のアイドルだよ八幡!あの、765プロのファンです!ここにサインお願いできませんか?」
やよい「はーいっ」
雪歩「うう上手くかけるか不安ですぅ」
戸塚の差し出す手帳にスラスラとサインを書いていくやよいと雪歩がペンを離したタイミングに合わせて、俺はキメ顔で告げる。
八幡「おう、ウチの天使達だ。これからもよろしくな」
彩加「どういうことなの八幡?」
八幡「ちょっとプロデューサー候補生やっててな。今日は営業に来たつもりだった」
うわ俺今なんかカッコ良くね?
74 :
続けて
75 :
ゆきのんとガハマさんの扱いひでぇwww
まあ、こんくらいの扱いがちょうどいいと感じるからいいんだけどさ
76 = 75 :
ゆきのんとガハマさんの扱いひでぇwww
まあ、こんくらいの扱いがちょうどいいと感じるからいいんだけどさ
78 :
けっこう楽しいww
期待
79 :
小町「小町もアイドルになったんですよーえっへん!」
結衣「!?」
雪乃「」
彩加「小町ちゃんまでアイドルになるの!?」
ここまで来たら小町、雪歩にやよい、その他諸々をトップアイドルにするまで専業主夫の夢はお預けだ。
八幡「まだまだ誰も知らない無名の新人だけどな」
まぁ小町のスペックなら大丈夫だ。
先は長いけど、もっともっと高い場所に行ける筈だからな。俺が保証する。
結衣「ひ、ヒッキー兄妹が遠い所に行きそうだなぁ…」
八幡「サインとか貰うんなら今のうちだぞ~」
結衣「そうだよね!小町ちゃん、サイン頂戴!!」
小町「や、やめてください、恥ずかしいですよ~」
雪歩「小町ちゃんならすぐにトップアイドルになれるよ、絶対!」
やよい「私達も負けないですーっ」
小町「おぉぉ~っ、な、なぬなんか気合入って来たよお兄ちゃん!小町頑張るよ!」
八幡「おう!頑張ってくれよな」
雪乃「ここコネ入れなんて最低の行為ね、ひ比企谷くん。人の風上にもおけないわ」
八幡「………あ?」
80 = 79 :
結衣「ゆ、ゆきのん!小町ちゃんはそんなんじゃ」
雪乃「あら、由比ヶ浜さんは事情を知っているのかしら」
結衣「そんなんじゃないけど…」
やよい「…765プロはそんなのある筈がないですー。小町さんの中の光るものを偶然、社長が見つけてスカウトしただけですー!」
雪乃「本当にそうなのかしら。765プロダクションには水瀬財閥のご令嬢もいるんでしょう?お父様が765プロダクションの社長とお友達…なんて事も」
雪歩「伊織ちゃんをそんな風に言わないでください!そんなの偶然ですぅ!!」
雪乃「比企谷くんの勤めて…こき使われているプロダクションに、”偶然に”小町さんが入るのは聊か都合が良過ぎない。と、私はそう考えるのだけれど」
小町「………あ、あはは、確かにそうですね」
八幡「…」
こいつは本当に全部を見透かした様な目でいつも俺を見てきやがるよな。
ユキペディアさんの名は伊達じゃねぇよ。
81 = 79 :
小町「お兄ちゃん、もしかして、本当にっ推してくれた…?」
そんな目を持ってんなら大抵の人間の底や言葉の裏が見えるんだろうな。葉山とかマジでそれ。
小町「小町って、それで舞い上がってたりとかしちゃ、った?」
素直に感服するよ。俺なんか目が腐ってるらしいからな。
小町「あはははー…なぁんだ、も~。先に、言ってよお兄ちゃ」
だけどな。
八幡「手が」
そんなお前の勘違いで、そんな目で小町を見て、なおかつ小町が傷付いて。
そんで俺の妹の小町が涙を流すのは。
八幡「滑った」
雪乃「……何のつもりかしら。飲食店の飲み物は他人の顔にかけるものではないのだけれど」
八幡「…………気にいらねぇんだよ」
82 = 79 :
結衣「ひ、ヒッキー…」
小町「お兄ちゃんやめて。周りのお客さんこっち見てるよ」
八幡「…」
雪歩「やよいちゃん顔隠してっ」
やよい「わわっ」
八幡「お前今、小町だけじゃなくて伊織の事も言ってくれたな」
雪乃「あら下の名前呼びなのね、親しくして貰ってるのかしら」
八幡「……あいつはあいつなりに頑張ってる。家の事が嫌だからって1人で頑張って今までやってきてんだよ」
そう。あいつは親から何もかも与えられる境遇に、兄妹や親からのプレッシャーに真っ向から立ち向かって『アイドル』という博打みたいな道に身を投じたんだ。
八幡「性格悪くて意地っ張りでぶっちゃけ人使い荒過ぎ…それでもな、そんなでも一生懸命なんだよ。人に甘えるって事が苦手なだけだ」
雪乃「…」
八幡「だから俺は、そんなあいつが嫌いじゃない」
雪歩「八幡さん…」
八幡「小町の事を”コネ入れ”とか言いやがったな。小町を良く見ろ!この顔、この性格、この声!どれをとっても一級品だろうが!!俺の妹とは思えない程だ!!!」
小町「本当に待ってお兄ちゃん、嬉しいけど大声はやめて本当に。周りのお客さん皆こっち見てるから」
83 :
ここまでゲスいゆきのんが出るSSは初めて見るかも
だが、悪くない
84 :
八幡「むしろ今までスカウトされなかった事が不思議なくらいにな!」
小町「うぅ…恥ずかしいってば…」
八幡「もちろんお前らもスペックは相当なモンだ。アイドルになりゃバカ可愛いキャラと清楚キャラで売れるかもしれん」
雪乃「…」
結衣「可愛いって今…ってバカって言った…⁉︎」
八幡「でもお前はどう足掻いても小町の足下にも及ばない。3週間しか見てない俺でも分かる。コネなんかじゃやってけない、アイドルの世界の過酷さを舐めてやがる今のままじゃ絶対に無理だ」
雪乃「……」
八幡「そして何より、兄として妹を泣かせる輩は何がなんでも許しちゃおけない」
結衣「…ゆきのん、ヒッキー達帰っちゃったよ」
雪乃「………つい、カッとなってしまったのよ。小町さんをあんな風に言うつもりなんて本当は無かったのに」
彩加「……そっか」
雪乃「…奉仕部には、その3週間ずっと、顔を出さなかったくせに……、何故か、悔じがっだの…っ」
結衣「ゆきのん……、うん。悔しいね、私も悔しいかも」
85 :
(奉仕部の面子は765に来なくても良くね?)
86 = 84 :
鶏忘れスマソ
87 :
ゆきのんきゃわきゃわペロペロ
88 :
>>85
だよな
765だけでお腹いっぱいですわ
89 :
>>85
俺もそう思う
90 :
イケメンすぎる
91 :
正直奉仕部いらない
92 :
むしろルミルミがほしい
93 = 79 :
ゆきのん達が悠然とアイドルデヴューして目の前に現れる書き為の寿命が吹き飛んだ
94 :
まあこれはしゃーない
がんばれ
95 :
ゆきのんとがはまさんはステージの上に立ったことがあるんだぜ
96 :
ガハマさんがアンチエイジングに目覚めゆきのんがダジャレを言うんですね
97 :
材木座出してくれ
98 :
これは分かるわ
99 :
八幡「…」
小町「お兄ちゃ…」
八幡「心配しなくてもお前の魅力は俺が1番良く知ってる。そこに惹かれたから社長はスカウトした、そんだけの話だ」
小町「……うんっ!」
やよい「八幡さん」
100 = 99 :
八幡「ん?」
やよい「八幡さん、さっき素敵だったですー!ドラマみたいでだったなーって!」
八幡「そ、そうか?そうか?」
これは、高感度UPがktkr展開か!?
雪歩「でも女の子にドリンクをかけるのはやり過ぎかも…って思いましたぁ」
ですよねー。
八幡「やっぱりそう思う、よな。……本心じゃ無い台詞とはいえなんか努力してるお前等の事をバカにされてるみたいでムカッ腹が立ってな」
小町「本心じゃ無い?」
八幡「どう見たってムキになってただけだろアレ。初っ端同様して『ひ比企谷くん』とか言うしグラスがカタカタ震えてたし。そんなに奉仕部で俺を罵りたかったのかと思うと怖くて仕方ない」
これはもう辞めてしまってもいいのでは無かろうか。平塚先生に土下座する練習とブン殴られても耐えられる位の腹筋をつけてからが大前提。
小町(お兄ちゃんの方が人の心を見透かしてる様な気がするなぁ…)
八幡「なんか言ったか?」
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