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    元スレ八幡「兄妹揃って765プロ…そういえば奉仕部も」小町「いぇいっ!」

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    4 = 1 :

    P「プロデューサーとしての必須スキルだ、覚えとけよ?候補生」

    どうやらプロデューサーと書いて人外と読むこともできるらしい。
    なんなのこの業界。

    八幡「……なんでこうなったんだ…」

    社長「私がティン、ときたからだよキミィ」

    八幡「うぇっ、社長…いつの間に…」

    社長「街中で八幡君を見かけた時にティン、とねぇ!そう…その腐り切った目!客観的に物事を見過ぎて色あせたその目に才能を感じたんだよキミィ!!」

    どいつもこいつも人の目を腐ってるだの死んだ魚の目だの言いやがって…!俺の瞳は自分の未来を見据えて輝いてるだろ!!

    小鳥「…いやそれはちょっと……」

    八幡「Hum?」

    小鳥「な、なんでもないですピヨッ!」

    そそくさと段ボール箱を持ち上げて走り去るミニスカ事務員さん。あの人今俺の心を読まなかったか。

    社長「そして八幡君が帰宅するよりも前に自宅を突き止め、親御さんに資料を渡し、契約印を押してもらった訳だよキミィ」

    八幡「おい」

    サラッと犯罪だぞそこのストーカー社長。
    そして怪しいおっさんの契約書に判を押すうちの親もそうだが、バカじゃないの?
    息子、過労で死ぬよ?せめて小町に多額の保険金だけは残してやるけどな。

    5 :

    (モバマスクロスって何ですか)

    6 :

    (そもそもモバマスって何ですか?)

    7 = 1 :

    「うっうー!おはようございますー!!」

    乱暴…いや、元気良く扉を開けて入って来たのはこの比企谷八幡がこの765プロで唯一認める天使…その可愛さは最上位個体の戸塚、小町とも並ぶクラス。
    もうやよいマジ天使。

    P「おう、おはよう。やよい」

    やよい「プロデューサー!はいっ」

    P・やよい「「ターッチ!」」

    来た来た来た…!深呼吸深呼吸。
    落ち着け俺、今日も爽やかクールに行こう。

    やよい「八幡さん!はいっ」

    八幡・やよい「「ターッチ!」」

    練習した甲斐があったってもんだ。
    1日3時間、真夜中にやよいの「はいタッチ」のシーンだけを某動画サイトから拾ったものを見続け、タイミングやタッチの瞬間の力の強さを研究。

    小町には(ドン)引かれたが、プロデューサーにも負けない理想のはいタッチを俺は完成させたのだ。

    やよい「うっうー!八幡さんはいタッチが上手ですー!もいっかい!はいっ」

    八幡・やよい「「ターッチ!!」」

    初めての時にはニヤニヤし過ぎて心配されたが、今ややよいの為に練習した自然な笑顔でかっこ良く返す事ができている。
    成長したなぁ、俺。

    やよい「えへへっ、今日も頑張りますー!」

    あ、ダメだこれは頬が緩むわ。

    8 :

    ああ、あの凛ちゃんの

    9 = 1 :

    八幡「おう、頑張ろうな。フヒ」

    油断してつい変な笑い声がゲフンゲフン。

    律子「うわぁ…」

    おっとそこの元アイドル。
    そんな程度の引いた目なんかじゃ俺の心は傷つかないぜ?
    伊達に孤高の一匹狼をやってないからな!

    社長「…はいタッチ……」

    やよい「??」

    そこのオッさんが何か言ってるけど気にしない。気にしなくていいよやよい。


    「「「おはようございまーーす」」」

    団体さんがご到着。
    6人増えただけで随分と狭く感じるオフィスである。

    春香「もう夏かなぁ…外暑かったよう…」

    八幡「まぁもう6月の終わりだし」

    春香「げっ…比企谷君…」

    八幡「おいその『げっ』てなんだ表に出ろこのリボン怪獣」

    何もしてないのに随分嫌われたなぁオイ。
    そんなに比企谷君が嫌いか?オタガヤとか言い出したら泣くぞ。このオフィスで咽び泣いてやるぞ。

    「八幡!今日こそ勝負!」

    八幡「うおっ!?」

    不意打ちの回し蹴りが俺の顔があった場所を凪いだ。

    「惜しいっ!また避けられた…」

    八幡「おぉう…お、俺とやややろうなんて100年は早いぜ真」

    そんな声が震えている俺は、真の声にビビって一歩後ろに下がっていた。

    こうした、”ただの偶然”に何度も命を救われているのだが、このバトル系アイドルさんはそれを実力だと勘違いしてらっしゃる。

    これはいつの日か死ぬフラグ。

    八幡「小町、お兄ちゃんはお前にお金だけは残して行くからな…!それで戸塚ややよいに飯でも奢ってやってくれ…!!」

    やよい「私がどうしたんですかー?」

    八幡「なんでもない。いつの日か召される時には俺を連れて行ってくれ…」

    やよい「うー?」

    「はいさーい!」

    その後も続々と765プロのアイドル達が現れ、全員揃った辺りで社長がミーティングを始めた。

    10 = 1 :

    社長「で、あるからして…」

    「「「「「……」」」」」

    社長「ディアルガして…」

    「「「「「………」」」」」

    社長「パルキア」

    「「「「「」」」」」

    ただひたすら長い。お前は始業式の校長先生か何かかとツッコミを入れたい程に。
    プロデューサーにおぶさっている金髪のアイドルについては眠ってしまっている。
    誰だっけアイツ。

    社長「……というわけだ。これからもよろしく頼むよ君達」

    「「「「「はーい…」」」」」

    疲労感と倦怠感を肩に担いだ俺たちは、1時間先の未来にタイムスリップした。

    社長「そうだ、言い忘れてたよキミィ。最後に一言だけ」

    P「長い…」

    八幡「まだあるのかよ…」

    社長「新しくアイドルの卵を見つけて来たから紹介しておく。入りたまえ」

    小町「比企谷小町でぇーす!よろしくお願いしまーす!!」

    八幡「」


    ん?

    11 = 1 :

    P「比企谷…?どこかで…」

    八幡「」

    外の世界に通じる扉から降臨したのは、我が愛しの妹。比企谷小町に良く似た女の子だった。

    小町「あ、お兄ちゃん。やっはろー」

    音声データと画像データを認識中…照合。
    比企谷小町さんですありがとうございます。

    八幡「こンの腐れ社長ゴルァぁァ‼︎‼︎」

    社長「ブベルァ⁉︎」

    「「「「「ちょっ!?」」」」」

    小町「お兄ちゃん!?」

    P・律子・小鳥「「「」」」

    ドヤ顔の横っ面を思い切りブン殴った。
    全身黒いので顔かどうかはわからないが、とにかく湧き上がる怒りを力に変えて、上司中の上司にぶつけた。

    八幡「コホァァァァァ……」

    小鳥「だ、ダースベーダー…!?」

    社長「い、一体…何をするんだねキミィ…」

    ビクンビクンと痙攣を起こしながら床にキスしている社長の胸倉を掴みあげて、俺は劇的に、ドラマティックに叫んだ。



    八幡「何で小町を1時間も外に待たせてんだよ外クソ暑いだろうが!熱中症にでもなったらどうしてくれんだよ!!」



    俺、今凄くカッコいい。

    12 = 1 :

    P「シスコンだな。シスコン軍曹」

    春香「うわぁ…」

    八幡「おい誰がシスコン軍曹だ。俺は常に小町の為になる事だけを考えて行動してるだけだ」

    脳内真っピンクリボンついては何でこんなに俺を敵対視するの?雪ノ下さんなの?

    小町「だ、大丈夫ですか社長さん!?兄に、兄に悪気は無いんです!ちょっと小町の事を考え過ぎてるだけでっ…!!」

    八幡「そもそも俺の妹をそんじょそこらの男共のいやらしい目に晒す訳にはいかん。お兄ちゃんは反対だぞ小町!」

    小町「でもーもう契約書みたいなのにお母さん達も小町もサインしちゃったしー」

    八幡「オイ、その書類どこだ破り捨ててやる」

    社長室か?社長室の金庫の中か?

    小町「でも日曜まで出勤してるお兄ちゃんと一緒にいれる時間増えるよー?」

    八幡「む…それはそうか…いやしかし…」

    小町「それに小町もやってみたいし!」




    小町「という事で皆さんよろしくお願いしまーす!」

    八幡「くっ…おい、お前にブロデュースはさせねぇからな?絶対させねぇからな!」

    P「なんでだよ!?」

    お前にプロデュースされるともれなくフラグをブっ立てられるだろうが。
    そんなことはさせん。させるものかさせるもんですかの三段活用。

    13 = 1 :

    亜美「へちま→」

    真美「はちま→」

    「「遊ぼー」」

    八幡「…重いから乗るならあっち(P)に乗れよ亜美真美。そして亜美、俺は瓜科じゃなくてヒト科だ」

    ヘチマの方が使い道があるって?
    やかましいわ。

    亜美「兄ちゃんこれから仕事→」

    真美「遊んで→」

    八幡「俺も仕事→残念でした→」

    亜美「ぶー」

    真美「ちぇー」

    亜美「真美ゲームしよー」

    真美「おっけー」

    毎度毎度の事ながら台風のような双子だ。
    たしか出会い頭に頭からバケツの水を被らされたような気もした。
    イジメじゃなかったことを祈る。

    「でやっ!!」

    八幡「ふっ」

    その場に屈む。そうして俺は頭部に迫った回し蹴りを回避することができた。

    「さっきのパンチは凄かったよ八幡!今もアッサリ避けたし…やっぱり実力者だね!」

    鏡に蹴る瞬間が映ってただけですけどねー。
    こいつにはどこからか由比ヶ浜と同じような匂いを感じる。

    P「真、美希、雪歩に伊織。あと千早と春香。お前達はレッスンだぞー急げよー」

    「「「「「はーい」」」」」

    14 :

    おもしろい
    続きはよ

    16 :

    真がるろ剣の宇水みたいだww

    17 :

    八幡は有能ですね

    18 :


    このSSが完結するまで生き続けようと思う

    19 :

    ヒッキーってこういうタイプのシスコンじゃないんだよなぁ

    20 :

    高音「お腹が空いてしまいました」

    唐突に神秘系アイドルさんが呟かれた。

    八幡「そういえばもう昼過ぎだな。ちょっと飯でも食ってくるわ」

    そこら辺のマックでも買ってくることにしますかねー。カップルで入ってくるリア充共爆ぜろ。

    小町「あっ小町も小町もー!」

    八幡「ついてくんなし。あーし独りで食べるし」

    小町「なんで!?さっきはあんなに優しかったのに…っ!あと喋り方がものすごく気持ち悪いよお兄ちゃん。全国のその喋り方をする人に対してなんか殺意を感じた」

    すまんなあーしさん。勝手に俺の妹がお前を目の敵にしてしまった。だが孤高の一匹狼の俺には反省はしている余裕は無いのだ。

    八幡「そりゃアレだ、右手にチートを備えた主人公レベルでフラグ建築能力を持ったアイドル殺しが居たからな。もしそんな事が現実になったら俺は堀の中に入るのを覚悟せにゃならん」

    小町「うーんちょっと意味が分かんないかなー」

    いかにウザい妹でも俺という兄貴が心から愛して心から守らねばならんのがお前なんだ。余計な心配はしなくていい。


    八幡「あれ?俺ってシスコンじゃね?」

    「今頃!?」

    八幡「うぉっ、びっくりした…」

    「あ、ごめんだぞ…」

    八幡「いやまぁ大丈夫だ……えーっと、誰だっけ?」

    「ひどいぞ…八幡には1番最初に自己紹介したのに…」

    えぇー。なんかすいません。
    だからそんな部屋の隅でどこからともなく現れた動物達と縮こまるんじゃない。

    小町「ごめんね響ちゃん、ウチのゴミぃちゃんはボッチだから女の子付き合いが得意な方じゃないんだよ…」

    八幡「おい、ボッチじゃねぇ一匹狼だ。そもそもボッチでなにが悪い。あとゴミぃちゃんはやめろ死ぬぞ自主的に」

    お前にちゃんとまとまった金額を残してから死んでやるからな!

    21 = 1 :

    「ぼっち?八幡はダイダラボッチなのか!?」

    八幡「誰が巨人だ誰が土地神だ。ボッチについて改めて説明させようとすんな」

    小町「ひとりぼっちって事だよ響ちゃん」

    おいマイシスター何サラッと説明してんの。

    「ひとりぼっち?友達いないのか?」

    …そんな素直で純粋な目をしてそんな事聞くなよ誤魔化しにくいだろうが。
    『沈黙は是なり』って知らんのか。

    小町「大丈夫だよお兄ちゃーん。友達がいなくてもお嫁さんがいなくても小町がずっといるからー」

    八幡「当たり前だ。お前は生涯誰にもやらん」

    「歪みかけた兄妹愛を感じるさー…」

    歪んでねぇむしろド直球に兄妹愛だわ。


    小町「出たシスコン…まぁー小町的にはそれもありかなーなんて。あ、今の小町的にポイント高いかも!」

    「社会的にはポイント引くいさー!?……や、やっぱりこの2人は兄妹だぞ…」

    22 :

    貴音

    23 = 1 :

    やらかしたスマソ誤変換

    24 = 1 :

    八幡「おぉ、いまのツッコミは良かったぞ。我那覇響さんあなたにも『由比ヶ浜』の称号を授けましょう」

    ちなみに第一次受賞者は言わずもがな真だ。あの天然バトルロイヤルの頭の中は由比ヶ浜に近いものがあると確信している。

    「え?あ、うんありがとうだぞ…ってちゃんと名前覚えてるじゃないかー!!!」

    どかーん。と響の背後から擬音が聞こえた気がした。

    八幡「しまった、つい口がスリップしたんだ許してくれ」

    「…なんか腑に落ちないぞ…とりあえずお腹減ったぞ八幡」

    八幡「俺にどうしろと」

    「皆でご飯食べにいくさー!みーんなー!一緒にご飯行くぞー!八幡の奢りでー!!!」

    「「「「「おーっ!!!」」」」」

    八幡「」

    「これで許してやるぞ」

    とんだ小悪魔ちゃんだぜこいつ。
    誰か魔除けのシーサー買って来てくれ。

    25 = 1 :

    貴音「らぁめん屋でお願いします」

    八幡「この人数でラーメン屋なんか入ったら店長ビビるだろうが。ファミレスで勘弁しろ」

    『ショック』

    八幡「なんだその紙…って何これお前のぬいぐるみか?動いてるけど」

    貴音「たかにゃですが?」

    八幡「たかにゃって何だ…しかも何か増えてる?増えてるよなどうしたんだお前等」

    各々が手を引いたり頭に乗せたり抱きかかえたりしているのは……人形ぽい何か。自立行動(スタンドアローン)してるのは気のせいだろう。すごいね、現代のオモチャ。

    『だぞっ!だぞっ!!』

    八幡「うるさいぞ響」

    「それはちびきだぞ八幡」

    八幡「…これもぬいぐるみか?」

    「ぬいぐるみじゃないさー。ぷちどるだぞー」

    ちびき『だぞっ!』

    八幡「……その、ぷちどる…ってのは…生きてるのか?なんか人並みの温もりを感じるけど」

    ビシビシと”へぇへぇ鳴るボタン”が如く、頭部を叩いたりつついたりしてみるとキチンと反応がある。生物と同じように体温もある。

    ちびき『あがー!あがー!!』

    八幡「っはっはっは、おもしれー」

    「あ、それ以上やると泣」

    ちびき『びぇぇぇぇえぇん!!』

    八幡「うぉ!?やべぇ泣いちまった…ごめんなーやりすぎたなーよしよし」

    「手遅れだったぞ…八幡、死にたくなければ逃げた方がいいさー…」

    八幡「?」

    そんな俺を背後から包み混んだのは巨大な影。なんだこのシルエット。イソギンチャクみたいですけどなんですかねこれ。

    26 = 1 :

    ──────────
    ──────

    八幡「…あれ?」

    あずさ「あらあらー目を覚ましましたかー」

    八幡「え、あれ、あずささん……何故に俺はあずささんに膝枕なんてされてるんですかね役得過ぎるけど」

    ふんわり、それでいてむちっと。
    後頭部を包み込む柔らかな感覚と、眼前に広がる2つの豊丘が全身を癒してくれる…

    …そうか、俺の理想郷はここだったんだ…。

    八幡「ありがとう…女神よ…」

    あずさ「?」


    亜美「へちま起きた→」

    真美「おは→」

    八幡「ところで俺は何でファミレスまで歩いて来た記憶が無いのか知らないか?なんかブラックアウトした後全身をにゅるにゅるされたような気がするんだけど」

    そう、それは突起のついた細い管にローション流し込んだものに通されてシェイクされた感覚だ。そこまでは覚えている。

    「ヤマタノオロチさんだぞ」

    八幡「意味分からん。…とりあえず水か何かとってくるわ…何か飲みたい気分なんで…」

    『ぽー』

    八幡「雪歩か、相変わらず気が利くな。あれお前レッスンじゃなかったっけ」

    いつの間に合流したんだ?

    真美「はちまーん、それゆきぽだよ」

    八幡「雪歩だろ?」

    真美「いやいや、ゆきぽ。雪歩はレッスン中だって多分」

    八幡「あー…コレ雪歩のぬいぐるみかー」

    ゆきぽ『ぽー?』

    貴音「ぷちどるという存在を真っ向否定したいようでございますね」

    八幡「いやいや普通あり得ないだろ。ぷちどるとかいう生物は人なのかまずそこから検証したい」

    貴音「そんな事してはなりませんよ。気絶した八幡を空を飛んで運んでくれたのも、偶然通りかかったぷちどるのぴよぴよですよ」

    ぴよぴよ『ぴっ』

    ひょっこりテーブルの下から頭を出したのは、小鳥さん似のぷちどる。
    つか飛べるって何だ。

    八幡「お前…空飛べるのか」

    27 = 1 :

    ぴよぴよ『ぴー!』

    何の機械も無しにふわふわと空中浮翌遊し出す…その、ぴよぴよ?
    これはもしかして夢なんだろうか。

    貴音「これが現実ですよ八幡。さぁ、注文を決めましょう」

    亜美「亜美はハンバーグ!」

    真美「真美もハンバーグ!」

    貴音「私はもちろんらぁめんで」

    「自分はチャンプルー!」

    あずさ「迷うわね~」

    八幡「遠慮が無ぇなお前等…俺はナポリタンな」

    奢りってことになってんなら少しは遠慮してパーティとかで出るみたいなポテトぐらいにして欲しかったぜ。

    やよい「八幡さん…私もいいですかー…?」

    八幡「やよいはいっぱい食べろ。むしろ腹いっぱい食べてもいいんだ」

    ええ子や。ウチのアイドル全員(あずささん等を除く)に爪の垢煎じて飲ましてやりたいもんだ。
    バカかお前やよいに爪の垢なんてあるわけないだろ!

    貴音「ぷちどる達も何か食べますか?」

    八幡「もう好きにしてくれよ、どうせ全部俺持ちなんだろ…今更人数が少し増える位なんとも」


    『あらー』

    『かっか!』

    『うー』

    『もっ!』

    貴音「以上で決まりですね、では店員を喚」

    八幡「おい」

    28 = 1 :

    貴音「なんでしょう?」

    八幡「まずそこの2人はいい。恐らくあずささんとやよいのぷちどるだろう」

    みうらさん『あらー』

    やよ『うっうー!』

    素直にかわいい。

    八幡「だがな、サラッと2人増えてるよなそこの伊織もどきと春香もどき!」

    『もっ!』

    『ヴァ~イ!』

    やよい「うっうー!はるかさんといおですー!」

    こっちは普通にはるかさんなのかよ!
    一々ネーミングセンスに難ありだなこのプロダクションは!

    八幡「お前等は水でも飲んでろ!」

    いお『キー!』

    八幡「ハハハ、悔しいか!お前等の主人には痛い目合わされ続けてるからなぁ!!」

    小町「うわぁ、お兄ちゃん最低」

    八幡「……冗談に決まってんだろ、俺にでもこいつらは悪くないこと位分かるわ。例え伊織と同じ位でこっぱちでもな」

    いお『もっ!?』

    八幡「……何でお前のでこ光ってんの?」

    いお『キー!!!!』

    八幡「え、ちょま」

    29 = 1 :

    ──────────
    ──────

    八幡「はっ!?」

    あずさ「あらあらー目を覚ましましたかー」

    八幡「え、あれ、あずささん……何故に俺はあずささんに膝枕なんてされてるんですかね役得過ぎるけど」

    ふんわり、それでいてむちっと。
    後頭部を包み込む柔らかな感覚と、眼前に広がる2つの豊丘が全身を癒してくれる…

    八幡「…そうか、俺の理想郷はここだったんだ…」

    ここまでデジャヴ。

    小町「おはよーお兄ちゃん。全身黒焦げになった気分はどうだった?」

    八幡「やべぇよあの伊織もどき。何ででこに光学兵器なんてつけてるんだよ…しかも『くらえ!』って言うし…」

    生物か?本当にぷちどるってのは生物なんだよな?信じるぞ貴音。

    いお『キー!』

    八幡「ひぃ素直に怖い!」

    俺は脅しには屈指ねぇ!!

    小町「お兄ちゃん、本音と建前が逆だよ」


    『くっ?』

    八幡「」

    え、なんでまた増えてんの。
    てか何で俺のナポリタン頬張ってんの?

    貴音「ちひゃー、それは八幡のですよ」

    ちひゃー『くっ!?くっ、くっ!』

    八幡「いやいや大丈夫、そんなお詫びとかいいから。また頼めばいい話だからな」

    ちひゃー『くっ…くぅぅぅぅ』

    八幡「気にすんな、元々こういう性分だ」

    31 = 1 :

    あずさ「あらあら~」

    みうらさん『あらー』





    八幡「ということがあってだな」

    P「それでそんなにくっつかれてんのか」

    八幡「正直キツい。身体が重い」

    樹液にたかる虫たちみたいに俺の身体はぷちどるに占領されている。

    椅子に座る俺の肩やら膝やら腕やらに見渡す限りのぷちどる達。
    ちひゃーはさっきから頭に登ってべしべし叩くし、はるかさんについては手を丸ごと甘噛みされてらっしゃる。


    八幡「何がしたいんだこいつら」

    P「懐いてるんだろう。……しかしお前がぷちどると話ができるってのは驚きだ」

    ゆきぽ『ぽー』

    八幡「ゆきぽか、お前達は本当に気が利くなぁ」

    お盆に乗った茶を受け取る。
    しかしお盆を頭に乗せて運ぶのは少々危ないからやめていただきたい。いろんな意味で不安になるから。

    ゆきぽ『ぽえー?』

    八幡「あー…ちょうど良い湯加減と濁り具合だ」

    ゆきぽ『ぷぃぃぃ』

    八幡「お代わりはまだいいから。大丈夫だから」



    小町「見事に会話が成立してますねぇ…初めて兄を尊敬しましたよ…」

    貴音「最初から意思疎通ができるとは…もしかして八幡は物の怪の類ですか?」

    小町「…あぁー、目も腐ってますし?」


    八幡「何か言ったかおいコラ」

    小町「……地獄耳ですし」

    32 = 1 :

    一旦離席デストロイ

    すいません夜来ます

    34 :

    プチ俺「ンアッ、ンアーーー!!!!」

    35 :

    >>34
    汚い、訴訟

    36 :

    おうケツかせよ

    37 :

    八幡「…しかし」

    ゆきぽ『ぽえー』

    やよ『うー』

    るかさん『ヴぁーい』

    八幡「ふふ、癒されんこともないな」

    小町(お兄ちゃんの目に生気が戻って来かけてる⁉︎)

    小町から謎の視線を感じるんだが気のせいだろう。そうだろう。

    ちひゃー『くっ!』

    いお『キー!』

    八幡「おぉぉぉお!?熱っっっつ!!」

    小町「あっ、元に戻った。折角お兄ちゃんがマトモになる手前まで来てたのに…」

    八幡「………熱々のお茶が俺の股にかかった事案。で、何か用か」

    超熱かった。美味しい反面で超熱かった。

    俺の一張羅のジーパンがびしょびしょになった事よりも、ちひゃーといおに突然揺らされた事が不思議で仕方ない。

    ちひゃー『くっ!』

    いお『もっ!』

    八幡「おい何でそっぽ向いてんの」

    俺が何をしたって言うんだ。
    むしろこっちは被害者なんですけど。

    雪歩「比企谷さん、新しいお茶ですぅ。雑巾も持って来ました」

    八幡「お、おっう、thank you」

    いきなり話しかけんでくれ。声が裏返った挙句に発音良く言っちまっただろうが。

    八幡「お前達は本当に気が利くよな、こんな事しか言えん俺の語彙力を恨まんでくれ」

    雪歩「い、いえいえー、大丈夫です」

    やよい以外にもちゃんとええ子ええ人は居るんだがな、ゆきほの場合怒らせると尋常じゃなく怖い。

    八幡「おい、雑巾で床とか服から一旦降りてくれ」

    るかさん『ヴぁーい』

    やよ『うー』

    ちひゃー『くっ』

    以下略。

    小町「そういえばお兄ちゃん。ここではボッチじゃないんだねー」

    は?何言ってんのお前。馬鹿なの?

    八幡「俺はいつでもどこでも基本的にボッチだ。むしろそこに誇りを持ってすらいる」

    小町「うわぁゴミぃちゃん再来」

    うっせ。泣くぞ。

    38 = 1 :

    P「おい八幡、そろそろ事務の仕事変わってくれ。俺もちょっと休む」

    八幡「あいよ。どこまで進めたんだ?」

    P「スケジュールは一通り調整しといた。後は小町ちゃんのだけなんだけど…」

    八幡「オイ誰に許可とって小町ちゃんなんて呼んでやがる。比企谷さんと言え」

    小町「小町でいいですよプロデューサーさん」

    八幡「こっ、小町ぃ…」

    小町「でも小町はお兄ちゃん以外の男性には心全開は無いと思うのでフラグは諦めといてくださいねー」

    八幡「こっ、小町ぃぃ…!」

    結論。
    俺の妹もマジ天使。

    P「わかってるよ、そんな野暮ったい真似はしないさ。だからそんな警戒すんな八幡とっとと仕事しろ」

    八幡「うーっす」






    八幡「えーっと…?」

    あれ、俺真面目に仕事できてね?
    専業主夫を目指してるのに?あれー?

    八幡「まぁいいか。……俺のUSBどこだ?」

    ぴよぴよ『ぴー』

    八幡「お、ありがとよ…ってお前は事務向きなのか」

    ぴよぴよ『ぴっ!』

    …なんか小鳥さんよりも仕事のスピード早くないか。ッターン!とかキーボード叩いてるけど。
    その辺は事務員としてどうなの小鳥さん。

    小鳥「今失礼な事考えてませんでしたかー?」

    八幡「いえ別に」

    39 :

    さっきからカタカタ、ぴよぴよに負けず劣らず…むしろぴよぴよよりも速くキーボードを叩く音が向かい側から聞こえる。

    『めっ』

    八幡「もう驚かねーよ、律子さんのぷちだろお前」

    慣れたもんだなー。数時間前まで存在を知らなかったのになー。

    『めっ!』

    ところで何でプチドルとかいうのは一々765プロの誰かに似てるんだろうか。もしかして俺とかPとか小町のとかいたりするんだろうか。

    八幡(小町のぷちか…)



    イイな。フヒ…




    小町「何か今ゾワッとした」

    八幡「気のせいだ。…さしずめお前の名前はりっちゃんってとこだろ?」

    小鳥「その子はちっちゃんですよ、比企谷さん」

    どこをどうとったら『ちっちゃん』になるんだよ!……小さい律子さんだからか?

    八幡「なら本物はりっちゃんであってるんだろう」

    律子「誰がりっちゃんですか誰が」

    八幡「せめて首を締めるのは勘弁してくだ…ゲホッ…」

    40 = 1 :

    P「いいじゃないかりっちゃん。可愛いぞ」

    命知らずだなこいつ。お前も俺と同様以上に首を締められるがいい。

    律子「そ、そうですか?……プロデューサーなら別にそう呼んでくれなくてもよくなくないですからね?」

    P「…つまりどゆこと?」

    ちっちゃん『めっ!めっ!!』

    律子「ちょっと!なにするのよ!!」

    ちっちゃん『めっ!!!』

    明らかに俺の時と反応が違いすぎるそこの事務員。
    うすうす感じてはいたが、このプロデューサーはおそらく葉山体質。よく分かりましたよまったく。

    八幡「はいはい仕事仕事…」




    だから何でこんなに仕事頑張ろうとしてんの?
    このままじゃ専業主夫になるどころかバリバリの働くって素敵男子になっちまうぞそれでもいいのか俺!

    八幡「やる気無くした…帰ろ…いや、もう辞めますって社長に言っといてください」

    P「おい」

    小鳥「ちょっ」

    そう、これでいいのだ10本アニメ。
    俺にはこんなこと…ていうか労働は向いてない。最初から分かっている事じゃないか。

    41 = 1 :

    やよい「うっうー…八幡さん、辞めちゃうんですかぁ…?」

    八幡「ぐぼぁっ!?や、やよい…」

    なんてこった、最強の天使が俺の行くべき道を阻みやがった。
    だがッッ!俺は自分の志を曲げるわけにはいかんのだやよい!俺はテレビの向こう側からお前の事をいつまでも応援してい

    やよい「もしかしてっ、私がっ、鈍臭いせいですか?うっうー、それなら私がちゃんと直しますからぁ…ひっく、辞めないで欲しいなーって…ぅえっ…」

    やよ『びゃー!』

    八幡「や、辞めるわけないだろ?ジョークだよぉアメリカンジョーク!だから泣くんじゃない!アイドルはいつも笑顔。そうだろ?」

    志?なにそれおいしいの?

    やよい「うっうー!元気出しますー!」

    小町「わぁ引きつったような笑顔が最高に気持ち悪いよお兄ちゃん」

    八幡「わざわざ親指を立ててくれてありがとよ気持ち悪いお兄ちゃんの妹」

    こちらも親指を立てて返してやることにしたけども俺しか傷ついて無い事にすぐ気付いてやめた。

    42 = 1 :

    こんな雑な文について来てくださって有難うございます。

    夜にやって参ります。

    44 :

    ふむ…これはいいSSだ

    45 :

    八幡「…働くか」

    不本意ながらな。

    八幡「まずは小町のレッスン…と、あとは営業か。プロデューサー、頼むわ」

    P「俺これから春香達の収録に付き合わないと…」

    使えねぇ。

    八幡「じゃあ律子さん…」

    律子「私は忙しいので無理です」

    八幡「小と」

    小鳥「すいません私も…」

    八幡「…」

    じゃあ誰が行くんだよこれ。
    しかもやよいと雪歩を売り込むやつじゃん、1番大事じゃん。

    P「お前が行ってくれ。練習だと思ってさ」

    八幡「は?俺はいいけどやよいと雪歩に歩いて行けと?」

    P「アイドルを大事にするその心意気は評価に値するな。……こうなったらみうらさんにお願いしよう」

    八幡「?」

    みうらさん『あらー?』

    P「八幡達をここまで運んでくれ」

    地図を広げて説明するプロデューサーがアホにしか見えん。運んでくれとか馬鹿じゃねぇの?どーやって運ばせるつもりなの?

    みうらさん『あらー』

    46 = 45 :

    八幡「え?できるの?マジで?」

    みうらさん曰く、余裕で可能らしい。
    空でも飛ぶのだろうか。

    小町「小町には何て言ってるのかわからない…」

    八幡「あ、小町。お前も来い。デビューしたんだから色んな所に挨拶して回るぞ」

    小町「ほーい」

    やよい「うっうー!小町さん改めてよろしくお願いしますー!」

    雪歩「よろしくお願いしますね」

    小町「やよいちゃんに雪歩さん、これからよろしくお願いしまーす!」

    あ、なんかもう友情チックなのが生まれ始めてる。小町は上手くやってけるだろうか。
    心配だ、あぁ心配だ心配だ。
    八幡心の一句。

    八幡「で、どうやって行くんだみうらさん」

    当人はなぜか俺の頭によじ登り、そして最後に決めゼリフ。
    ぷちは人の頭の上が好きらしい。

    みうらさん『あらー!』





    八幡「」

    流石にこれはないだろう。
    目の前の景色がガラッと変わって、自分達の立っている場所が目的地だった。なんて、まるで…

    八幡「みうらさんは頭上設置型空間移動装置疑惑。我ながら厨二じみてるが事実だ」

    今までで1番現実味がない。

    やよ『うー』

    ゆきぽ『ぽー』

    47 = 45 :

    八幡「なんだ、お前等も着いて来たのか」

    ゆきぽ『ぽえー』

    八幡「おっと、もう時間が無いな。さっさと行ってさっさと帰るぞ」

    みうらさん『あらー』

    やよい「うっうー!わかりましたー!」

    雪歩「き、緊張しますぅ…!」

    八幡「穴を掘るな穴を掘るな!ほら行くぞ!」

    雪歩「あっ…」

    八幡「お、あ、す、すすまん…」

    雪歩「い、いえだ、大丈夫ですぅ」

    急かそうとして異性の手を引くのはよろしくない。何故ならこんな結果を招いてしまうからである。
    ちらちら見てくるくせに目が合うと逸らされる。そんなに嫌だったか…

    小町「ほほぅ、この展開は…!」




    八幡「こんにちは、765プロです。本日は…」

    小町「お、お兄ちゃんがちゃんと仕事してる…!?嘘嘘、信じられない!」

    雪歩「ダメだよ小町ちゃん、大きな声出しちゃ」

    小町「えへへ、ごめんなさい」

    八幡「はい、はい。………はい?え、いや、今日…はぁぁ!?す、すいません!ですが…いやいや、あ、あれ?!………はい、お騒がせして申し訳ありませんでした…」

    やよい「八幡さんがもどって来ましたよー」

    八幡「緊急事態発生。ちょっとそこのファミレスに全員集合」

    48 = 45 :

    八幡「………とんでもない事が起きた…まさか俺が非日常の扉を開けるなんて…いや、ぷち達の段階でもう開けてたか……」

    そういえば空を飛べたりしてる辺りでおかしいだろ…
    俺としたことが不覚だった…油断してた…

    小町「お、お兄ちゃん?早く飲まないとそれ冷めちゃうよ…?」

    八幡「水は……元から冷たいだろ」

    小町「てへっ」

    八幡「……」


    雪歩「な、何かあったんですかぁ…?」

    八幡「………今日は、何月何日だ?」

    やよい「えと、6月の28日で土曜日ですー!」

    やよいは賢いなぁ。

    八幡「そう、28日だ」

    小町「それがどうかしたのん?」

    八幡「ゆきのん!ってなに言わせんだ」

    小町「お兄ちゃんが勝手に言ったんでしょー」

    それどころじゃ無いんだ我が妹よ。
    今、[たぬき]もびっくりな現象が起こってるんだぜ妹よ。あぁ妹よ。

    八幡「……そこのTVを見てみろ」


    TV『本日6月27日金曜日、午後3時のニュースをお届けします』


    みうらさん『あらー』

    八幡「みうらさんの空間移動は時空軸を無視している事が判明」

    「「「」」」

    49 = 45 :

    やよい「うっうー?」

    やよ『うー?』

    八幡「やよいは今日も可愛いなぁ」

    やよい「ふぇっ⁉︎」

    やよ『うー!』

    八幡「にゃー!おっとなんでもない気にしないでくれ。つまり、俺達は今、昨日にいる事になる。信じられないし信じたくも無いがな」

    小町「た、タイムスリップ…?!」

    そゆことだ。

    雪歩「ど、どどどうしましょう!比企谷さんどうしたらいいでしょうかぁ!」

    八幡「帰って寝る」

    小町「は…?」

    おいおい何も驚くことはないだろう。
    よく考えれば普通の事じゃないか?

    八幡「またみうらさんに頼んで現在過去未来を運に任せて放浪するよりも、明日が来るのを待てばいいだけだろ?」

    こんな時でも俺冷静。
    お兄ちゃんは輝いてるぞ小町!

    小町「それは違うよ!」

    バキューン。

    八幡「なん、だと…!説明しろ小町!」

    50 = 45 :

    小町「いやさ、もし今小町達がいるのが昨日だとするならさー。家帰ったらお父さん、お母さん。お兄ちゃんと小町も帰って来ちゃうよね?パニックにならない?」

    八幡「」

    ぐう正論すぎてぐうの音も出なかった。ぐぅ。

    八幡「お、ぉぉ…」

    雪歩「あぅあぅ…とりあえずお水のお代わり取って来ますぅ…」

    八幡(…あの奉仕部(アホ)共にも見習って欲しいもんだ。雪歩はこんなにいい子なのにな…」

    雪歩「!?」

    八幡「やべぇちょっとラノベ主人公みたいな事になってる気がする。つ事でトイレ行ってくるわ」

    これも時間跳躍()のせいだろうな。
    そうだと信じたい。



    八幡「まさか店の外に便所があるとはな…危うくちびるとこだったわクソが」

    「あれ?ヒッキー?」

    八幡「」

    アホの子の声が聞こえたような気がする。
    そんな馬鹿な。今日は学校で奉仕部の活動があるんだからな。俺はバックれたけど。

    結衣「ヒッキー!無視しないで!」

    八幡「……なんだよゆいゆい」

    結衣「ゆ、ゆいゆい!?」


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