おはようございます>>1です

少し投下していきます

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京太郎「はあ……」

京太郎（なんでせっかくの休みの日にお使いなんぞにいかにゃならんのだ……）

京太郎（たたき起こしてまで行かせんなら自分で行けっての）

「おや」

京太郎「ん？」

ハギヨシ「お久しぶりですね、京太郎君」

京太郎「……ハギヨシさん」

まってたでー！

来た！

京太郎「どうしたんですか？こんなとこで……」

ハギヨシ「ええ少し……おそらくは、あなたと同じ理由かと」ｶﾞｻ

京太郎「ああ……執事も大変ですね」

ハギヨシ「ハハ、まあ一人では色々と厳しいこともありますね」

ハギヨシ「そういえば、いかがですか？部活動の方は」

京太郎「……あー、その」

京太郎「辞めちゃったん……ですよね」

ハギヨシ「辞めた……？」

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ハギヨシ「……なるほど」

ハギヨシ「なかなか……辛いご決断でしたね」

京太郎「まあ……結構悩みましたね」

京太郎「いや……実を言うと、今も悩んでるんですよね。これでよかったのかなって……」

京太郎「なんか……俺、逃げてるだけなんじゃないかって」

京太郎「いやになったからって投げ出してちゃ、なんにもできないよなって……」

ハギヨシ「……」

ハギヨシ「……確かに、困難に立ち向かって初めて壁は乗り越えられるものです」

ハギヨシ「努力の先に結果がある。理想論などではなく、1＋1が2となるように当たり前のことです」

京太郎「……」

ハギヨシ「しかし、それが自分にとって正しいとは決して言えません」

京太郎「えっ」

ハギヨシ「だってそうでしょう？あなたは世界を救う主人公でも、復讐に燃えるダークヒーローでもありません」

ハギヨシ「あなたが成長できる道は一つだけでしょうか？」

一旦ここまで

>>1乙、どんどん面白くなってきた！

天のひろゆきを思い出した

>>1乙

ハギヨシ△

内容に関わらず、黙々と続けられる作者はカッコイイな。頑張って。

ヨン様にマジレスしてる人達いてくそわろた
更新頑張ってくださいね

ハギヨシさんはいい大人だなぁ

戻った方がいいと説得するのではなく、純粋に友人の相談を聞いてあげられるハギヨシさん、大人の鑑

ハギヨシ「あなたは『逃げ』だと言いましたが」

ハギヨシ「私はそうは思いません。一つの選択であったと思います」

京太郎「そう……なんですかね」

ハギヨシ「少々大げさな話になってしまいますが……人生は選択であるとよく言われます。しかし、それは取捨選択でもあると思います」

ハギヨシ「何を取り、何を捨てるか」

ハギヨシ「諦め、離れていくことも、また重要なのではないでしょうか？」

京太郎「取捨選択……か」

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京太郎「今日はありがとうございました。相談乗ってくれて……」

ハギヨシ「お役に立ててなによりです」

京太郎「麻雀部は辞めちゃったけど……ネト麻とか、そういう形で麻雀やっていこうと思います」

ハギヨシ「そうですね。好きなことに、できる形で付き合っていくのが一番だと思いますよ」

京太郎「ほんと、ありがとうございました。それじゃ……」

ハギヨシ「……京太郎君」

京太郎「はい？」

ハギヨシ「もし今日、お暇でしたら」

ハギヨシ「龍門渕にいらっしゃいませんか？」

京太郎「龍門渕に……？」

こりゃ龍門渕で才能開花させて
仮面の男として参戦フラグですわ

面白くなってきたじゃん

大抵こう言う系統のスレってハギヨシ経由で龍門渕を直ぐに絡めたがるよな…
まぁ辞める辞める詐欺にならない様にしてくれれば良いよ

>>271
誰もお前の希望なんか汲み取らねえよ

すぐ喧嘩腰の奴が湧くな、このスレ

お茶でも飲んで静かに見ようや……

>>1ですすいませんとりあえずここまで

乙です！

最近こんなのが増えてきたな

喧嘩腰のやつね

乙

衣と対戦して完全に麻雀の未練を断ち切るのもまた一興

逃げるのだってありでしょ、立ち向かう事だけが道を開く手段じゃない
色々やって折り合い付けて付き合っていけば良い

咲なんか麻雀部に入るまで麻雀が嫌いだったもんな
そりゃ京太郎の肩を持ってもおかしくないよ

まあ、ぶっちゃけ今騒いでる清澄の連中だって
一月もすりゃあっさり過ぎたことで済ませてそうな気がしないでもない

世の中そんなもんだよ

>>283
まあ部長とかでもない限り実際はそんなもんだとはおもうよ

イロモノかと思ってたら普通に面白くてワロス
おいもっと続きを読ませろ

乙

咲の世界の麻雀が運とか経験、知識でやれる普通の麻雀なら京太郎の努力が足りないみたいなのもわかるんだけどな
あんなオカルト云々見せつけられたら心折れてもしかたないわと思っちゃうよ

漫画として（架空のものとして）見てるから平気なのであって、リアルにあんなオカルトいたら引くどころじゃない
だからそんなオカルト能力者に無能力者として立ち向かう末原さんとかが（ＳＳ等で）人気なわけで

末原さんってキャラ人気が凄い割にSSへの出演数はあんまり多くない印象なんだが
改造シリーズくらいじゃないか？

会わせるなら才能の壁で挫折する相手の扱いに慣れていそうな風越とかの名門校の人間か、末原さんとかの無能力者だけど、それ位はハギヨシは当然判断できるだろう。麻雀から離して執事見習いとか別の事をやらせ、清澄に似た環境の門渕で見つめ直させるつもりかな。
部長、まこ、和は半月か一ヶ月も経てば過ぎた事として済ませるだろうけど、依存度が高そうなタコス、咲は尾を引くと思う。

>>288
人気といじりやすさは比例しないって事なんだろう

なんで清澄の京太郎SSなのに末原のSSの話題になるの？

>>291
話題だけだから問題ない。

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ハギヨシ「ただいま戻りました。透華お嬢様」

透華「あら……ずいぶん遅かったですわね？」

ハギヨシ「ええ……友人と世間話など少々」

透華「友人？」

京太郎「ど、どもー……お邪魔しまーす」

透華「貴方……確か、清澄の」

京太郎「須賀京太郎っす」

ｺﾝｺﾝ

ハギヨシ「失礼します、衣様」

衣「おお、ハギヨシではないか……む、そやつは……」

ハギヨシ「清澄高校麻雀部部員、須賀京太郎君です」

京太郎「元、がつきますけどね」

京太郎「ども、えーと……こ、こ、子供ちゃん？」

衣「んなっ、子供じゃない！衣だーっ！」

衣「……して、何故連れてきたのじゃ？」

ハギヨシ「ええ、衣様のお相手をしていただけないかと思いまして」

衣「ほう、衣の相手とな」

京太郎「……ん？」

京太郎「ちょちょちょっと！？ハギヨシさん！？」

ハギヨシ「どうかされました？」

京太郎「聞いてないっすよ！こど……衣さんの相手なんてできるわけないでしょ！？」

衣「あ！今子供って言いかけたな！？言ったであろう！」

ころたんがかわい過ぎて清澄とかどうでもよくなった

ハギヨシ「ハハ、いえいえ、何も真剣勝負をしろと言っているのではありませんよ」

ハギヨシ「ですが、やはりネット以外でも打つ機会は必要かと思いまして」

京太郎「あ……」

ハギヨシ「あ、もちろん打つかどうかは京太郎君次第ですよ」

衣「？」

京太郎「……」

京太郎「じゃあ……お言葉に甘えて」

衣「お、やるのか？」

京太郎「咲みたいに強くないんで……お手柔らかにお願いしますよ？」

衣「なんでもかまわん！早くやるぞ！」

というか清澄を出てからなんか欝い雰囲気が薄れたような、これが清澄を出る喜びか

>>298
ブラック会社辞めた時の爽快感のようなものか
アレはいいぞ～

歩「……私もですかあ？」

ハギヨシ「透華お嬢様たちのいらっしゃらない対局というのも、なかなか新鮮なものですね」

衣「透華たちと打つのも最近飽きてきての。マンネリ化というのか？」

衣「誰か新しい相手を欲しておったのじゃ。さ、始めるぞ」

京太郎（このメンツ……俺すっげー場違いじゃね？）

京太郎「まあ……よろしくお願いします」