元スレP「うちって961プロより黒くないか?」
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201 = 1 :
伊織「律子は今ディレクターと打ち合わせ中よ……あずさ、悪いんだけど……」
あずさ「ええ……私が言ってくるわ、ちゃんと大丈夫な事も伝えるから」
伊織「ありがとう……あと亜美、ちょっと集められるメンバーだけでも集めてくれないかしら?」
亜美「いおりん?……うん、わかったYO!」
伊織(自分の使える力……自分の居場所を、仲間を……うん、あいつだって律子だって……)
202 :
よくこんなのに娘を預けたな、伊織父ェ……
203 = 1 :
―――
伊織「結構集まったわね」
亜美「これも亜美の甚六ってやつだね!」
真美「あー、伊佐坂先生のところの!」
春香「それを言うなら仁徳でしょ……」
204 = 1 :
響「プロデューサーには貴音がついているぞ」
真美「ゆきぴょんとまこちんは雑誌の取材が押してるって」
千早「音無さんは事務所で仕事ね」
伊織「律子は営業でやよいは家の都合っと……さて、みんな急に呼び出して悪かったわね」
千早「プロデューサー……モバプロの方の差し入れが間に合ったら……」
205 = 1 :
春香「千早ちゃん……それなに?」
千早「なんでもこれを飲めばすぐに体力が回復するとか……」
響「大丈夫なのか……それ……」
伊織「プロデューサーはとりあえずは大丈夫なのね?」
響「ああ、ただやっぱりかなり疲れが溜っているようだぞ……」
206 = 1 :
千早「今日、モバプロの渋谷さんに人手の少なさに驚かれたわ」
真美「ってゆーか、うちらお年頃のアイドルだけで現場入りするって他じゃないよね?」
亜美「んー、吉本の芸人の兄ちゃんたちもマネージャーついてない人たち多いよ?」
真美「アイドルと芸人を一緒にしちゃだめっしょ!」
春香「そうだね、亜美と真美は芸人だもんね」
207 = 1 :
亜美「はるるんには言われたくない!」
真美「今日一番のおま言うだYO!」
春香「それは春香さん聞き捨てならないなー……」
伊織「はいはい、茶番はいいから。で、まあ人手不足よね?確かに」
208 = 1 :
あずさ「律子さんもそうですけどプロデューサーは特に……」
千早「営業から企画、現場回りだって……」
響「今日も本当だったら自分たちの後、真と雪歩の現場に急行の予定だったぞ」
伊織「給与の算定や対外的な勤務体系を考えてみなし労働時間制にサインした私の落ち度よ」
伊織「勤務実態がどうあれ『この時間働いた』事とみなされる、基本的にはね」
209 = 1 :
千早「仕事量がパンクしているから……」
亜美「兄ちゃん……一緒に遊ぶどころじゃないもんね……」
春香「せめて私たちの現場について回らなくてもいいなら……」
響「少しは負担減るかもしれないぞ」
あずさ「私は一人で大丈夫だけれど……」
亜美「あずさお姉ちゃんが一番心配だYO!」
貴音「あずさだけは律子嬢か誰かがついていないと……」
あずさ「あら?……そんなことは……」
210 = 1 :
伊織「確かに現場マネージャーが何人か居れば負担は減ると思うわ」
千早「水瀬さん、社長に申し入れって出来ないのかしら?」
伊織「団体交渉の申し込みをして、人員の増員を申し入れるわ……けど」
真美「けど?」
211 = 1 :
伊織「人事採用権は社長にあるわ」
春香「社長なら……きっと」
亜美「ティン!と来た人じゃないと採用しないかもね」
響「でも、そんな事を言っている状況じゃないんじゃないか?」
千早「プロデューサーが倒れてしまっては……」
貴音「高木殿がどのように判断するかですね」
伊織「私たちがこの立場で出来ることは以上だわ……それで……」
212 = 1 :
春香「それで?」
伊織「ここからはこの労働組合の集まりの枠を超えた話になるわ」
伊織「みんなに負担を強いる事になるかもしれない」
亜美「いおりん水臭いぜー」
真美「いいなよ、いおりん!七輪卓上でしょ!」
貴音「一蓮托生ですよ……しかし亜美と真美の言うとおりです」
213 = 1 :
千早「水瀬さん、律子もプロデューサーもみんな私の大事な仲間だわ」
千早「前も言ったけど、みんながいなければ私は歌い続けることが出来たかどうか……」
春香「千早ちゃん……」
千早「なにかあるんでしょう?打てる手が」
伊織「あのね、よく聞いて……」
214 = 1 :
………
あずさ「うーん……」
千早「さすがにちょっと……」
真美「でもでもー……」
春香「そこでずーっと寝ている美希はどうなの?」
美希「……あふぅ、おはよ」
響「自由だなあ、美希は」
215 = 1 :
美希「んとね、美希はでこちゃんを信じてるって言ったの」
美希「だからやっぱりお任せするの……おやすみ」
伊織「あんたただ寝たいだけじゃないの!?」
亜美「まーうちらもよくわかんないから、いおりんに任せるよ」
貴音「その方がよろしいようですね」
千早「とりあえず様子見ながらなのね?」
春香「仕方ない……のかなあ?」
あずさ「じゃ、伊織ちゃん……」
響「手伝えることは手伝うさー」
伊織「……よろしくお願いするわ」
216 = 1 :
―――
コンコン
高木「開いているよ、入りたまえ」
伊織「失礼するわ」
高木「おお、水瀬君か……」
伊織「露骨に嫌な顔しないでくれる?」
高木「いや、そんな事はないぞ?うん、まあ座りたまえ」
217 = 1 :
伊織「今日も代表として団体交渉に来たわ」
高木「そ、そうかね……うん、場に着こうじゃないか。案件はなんだね?」
伊織「速やかな求人募集による人員の増員よ、特に現場マネージャーね」
高木「ああ……確かにここ最近人手不足なのは把握しているよ」
伊織「プロデューサーと律子の勤務実態はひどいままだわ」
高木「募集はかけよう、ティンとくる人材がいればいいんだがね」
218 = 1 :
高木(一度自分に入った金を、貸付とはいえ会社に戻して回しているんだ……)
高木(現場マネージャーを複数人雇うのは……)
伊織「さて、労働組合の委員長としての話は以上よ」
高木「そうか、いや善処するよ!うむ」
伊織「ここからは個人としての話なんだけど……」
高木「ほうほう、なにかね?」
伊織「お金、足りなくなったんでしょ?」
219 = 1 :
高木「うおっほん!……お父さんに聞いたのかね?」
伊織「お父様に?いいえ……この間見せてもらった財務諸表が全てを物語っているわ」
伊織(あんな無茶苦茶な役員報酬の上げ方したらどうなるか、すぐわかるじゃないの……)
高木「いやー……水瀬君はお見通しか……法人税がちょっとね」
高木「いや!大丈夫だ、融資受けるほどではない。役員貸付金でなんとかね……」
伊織(無駄に他から借りるほど馬鹿じゃないって事……?)
220 = 1 :
伊織「いずれにしたって運転資金はある程度残しておいたほうがいいわ」
高木(水瀬君のせいで人件費が増えているんだがな……)
伊織「そこで……社員持ち株会の結成を提案するわ」
高木「社員持ち株会……?」
伊織「そ、私たちが株主として引き受けるから新株を発行しなさいな」
高木「ふむ……」
221 = 1 :
伊織「私たちも結構な額を頂けるようになったし、会社になにも恩を返さないわけにはいかないわ」
高木(新株発行で資金が集まれば確かに余裕が出来るな……)
伊織「普通の会社なら定期積立として購入だろうけど、まとまった額を頂いたからね……」
伊織「私はある程度一度に引き受けるわよ」
高木(……)
222 = 1 :
伊織「社員持ち株会は一番安定した株主よ?会社にはメリットしかないわ」
高木(配当を配るのはもったいないような気がするが……)
伊織「議決制限付株だと配当が有利な優先株とセットが基本みたいなものだから……」
伊織「配当にこだわるわけじゃないから『普通株』でいいんじゃないかしら?」
伊織「従業員のモチベアップになるし……福利厚生の一環として取り入れている会社は多いわよ」
高木「うむ、良いかもしれないな……」
223 = 1 :
伊織「決まりね、これは参加自由購入口数自由を原則とさせてもらうわ」
高木「それではまとめてから報告願えるかな?」
伊織「ええ、もちろん!あ、株主になるんだし改めてウチの定款と株主名簿を確認させてもらうわね?」
高木「あ、ああ……これだ」
現在の株主比率
高木順一郎 0%
高木順二郎 100%
224 = 1 :
伊織「あら、会長は株主になっていないのね?」
高木「ああ、全て譲渡されたのだよ。会長職も既に退任している」
伊織「じゃあ株主総会といっても一人ね、第三者割当の手続きを司法書士にでもお願いしてね」
高木「では、私はさっそく動かせてもらうよ」
伊織「こちらの方は任せておいてね」
高木「いやいやなかなかどうして……ありがたいことだ、うんうん」バタン
伊織(……まずはこれからね)
225 = 1 :
765プロ社員持ち株会向け第三者割当増資の結果
高木順二郎 66%
水瀬伊織 10%
以下アイドル全員各2%づつ
226 = 1 :
―――
高木「いや、というわけでだね……お前の言うとおり駒は使い捨てじゃダメだと実感したよ」
黒井「……で、その駒に株式を与えたのか」
高木「飴を与えてもこうやって会社に戻るのであれば全く構わないな、ハッハッハ」
黒井(こいつ……自分が何をしでかしたかわかってないのか)
227 = 1 :
高木「ん?どうした、黒井?」
黒井「ふん……やはり貴様は私が叩き潰すまでもなく、自滅する運命にあるのだな」
高木「なんだ、羨ましいのか?うん?私の人徳が」
黒井「……餞別代りだ、ここの支払いくらい持っておく。じゃあな」サッ
高木「……変な奴だな?」
黒井(糸を引いているのは誰だ……?)
黒井(いずれ高木は私が叩き潰す程の器ではなかったか……買い被り過ぎたようだ……)
228 = 1 :
―――伊織株式保有から3ヶ月、8月
高木「うーん……売り上げは良いのにお金が回らないぞ?」
小鳥(掛売商売なんだもの、そりゃそうよね……)
高木「一郎ちゃんはどう回していたんだ?」
伊織「あら、社長……事務所で頭抱えていると、みんな不安になるわよ?」
高木「おお、水瀬君か……ちょっと社長室にいいかな?」
伊織「……いいわよ」
バタン
229 = 1 :
伊織「で、どうしたのかしら?」
高木「いや、ちょっとだな……給与の支払時期の相談なんだが……」
伊織「お金が回らないっていうの?」
高木「いや!赤字になっているとかではないんだ、ただそのー入金が遅れていてだね……」
伊織「私から提案があるわ」
高木「ほう、なんだね?」
230 = 1 :
伊織「上場よ、上場してIPOで資金を集めるのよ!」
高木「か、株式の上場……だと?」
伊織「そう、今の765プロは年の売上が億を超えているし、マザーズになら上場できると思うわ」
高木(うーん……)
231 = 1 :
伊織「アミューズや吉本、エイベックスなど大手は一部上場を果たしているでしょ?」
高木「言われてみれば確かに……」
伊織「株主特典として、株主総会時に765プロAll starsでファン感ライブとかやっちゃって……」
高木「ふむふむ……」
伊織「握手会やらもやったら投資家以外からも購入希望者出るわよ」
高木「しかし……」
232 = 1 :
伊織「(最初だけは)ご祝儀で株価は上がるだろうし、会社の資産価値が急上昇!」
高木「おお!」
伊織「この辺りは律子も詳しいだろうし、手伝えることは協力するわよ」
高木「ふむ、では手続きを手伝って貰えるかな!?」
伊織「ええ!」
233 = 1 :
伊織「……と、後はちゃんと増員の件は忘れたらだめよ?」
高木「あ、ああ……わかっているよ」
高木(人員増やしたらまた回らなくなるんじゃ……)
伊織「あいつが倒れてからもう三か月も経っているんだからね?」
高木「いや、取り組んでいるよ?うむ……」
伊織(やっぱりダメ……?)
234 = 1 :
―――1か月後の9月
P「ではただいまより765プロ労組の定期大会を始めます……」
律子「最初の議題は会計についてです」
律子「月々の組合費5000円の他、水瀬グループ労働組合様から100万円」
律子「新堂様個人から5000万円の闘争資金カンパ納入が5月にありました」
パチパチパチ
235 = 1 :
伊織(私個人名義でもよかったんだけど……)
小鳥(新堂さんって独身なのかしら?)
春香(小鳥さん……目が¥になってる……)
律子「闘争資金に繰り入れたカンパ金は、特別会計で社員持ち株会に出資といたしました」
千早「会計監査の如月です、以上の会計に差異は無かったことを確認いたしました」
236 = 1 :
律子「で、ここからの議題なんだけど……」
P「伊織……」
伊織「ここからは労組の範疇を超えた活動になります、しかし社長の出方次第です」
響「ぴよ子、まだ人が入らないのか?」
小鳥「応募の問い合わせや履歴書は届いているんだけど……」
真「早く人が増えないと……プロデューサーと律子が持たないですよね……」
237 = 1 :
P「お、俺は大丈夫だぞ!?」
春香「プロデューサーさん、顔が土気色です……」
千早「この場は大丈夫なので、プロデューサーと律子は仮眠してください……」
亜美「ほらほらミキミキ、ソファからどきなよー」
美希「……あふぅ」
真美「でも男の人が増えて、事務所に溢れたら今度はゆきぴょんが倒れちゃうんじゃない?」
雪歩「ひっ!」
238 = 1 :
あずさ「大丈夫よ、雪歩ちゃん。スタッフさん相手でも慣れてきたでしょう?」
伊織「……で、言った通りみんなにも協力してもらうわ」
真「まっかしといて!」
やよい「うー!がんばりまーす!」
貴音「この場の皆の想いは一様ですよ、伊織」
伊織「ありがとう、みんな……」
美希「やっぱり美希も眠いから一緒に眠るのzzz」ボフッ
律子「うー美希やめて……重い……」
239 = 1 :
―――Pの顔色がおかしいまま年の瀬12月
高木「株価の推移も上々……これ、持ち分売って手元に入れようか……」
コンコン
高木「おお、開いているぞ」
伊織「失礼するわ」
高木「水瀬君と秋月君か、用件は何かね?」
240 = 1 :
伊織「いえ、株主総会の準備はちゃんとやっているのかしらってね」
律子「定時株主総会は決算の後3ヶ月以内ですよ、社長」
高木「ハハハ、まだ半年もあるじゃないかね」
律子「株主総会を滞りなく進めるには半年ほど前からキチンと準備しなくてはなりません!」
高木「そ、そうなのかね?」
伊織「まあまあ律子、今までオーナー会社で非上場だったんだから知らなくても仕方ないわ」
律子「決算終了後に準備するのは……」
241 = 1 :
借対照表
損益計算書
株主資本等変動計算書・個別注記表
事業報告書ならびにそれらの付属書類
242 = 1 :
伊織「議案書としては……」
第一号議案 第○期 計算書類承認の件
第二号議案 剰余金の処分の件
第三号議案 定款変更の件
第四号議案 取締役改選の件
第五号議案 第○期役員賞与支給の件
243 = 1 :
高木(……なんだこれは、役員賞与支給の件って)
高木「ハ、ハハ……」
律子「私たちが手伝うことは出来ませんから、法律事務所会計事務所等にご相談されては?」
伊織「こういう案で進めたいって参考までにこの書面を持って行っていいわよ、それくらいは……ね」
高木「わ、わかった……」
244 = 1 :
律子「社長、それと提案が」
高木「なにかね?」
律子「株主総会に来てくれた株主様のためのライブと握手会サイン会開催についてです」
伊織「ほら、上場前に話したでしょ?」
高木「あ、ああアレね!うんうん」
律子「配当以外にも、株主特典が豪華な会社は安定株主が多くなる可能性があります」
245 = 1 :
伊織「エイベックス辺りがやっているわね」
律子「ゲーム会社だと、株主の子供が後ろでゲームできたりがありますね」
高木「しかし、いいのかね?スケジュール的にも……」
伊織「協力するって言ったでしょ?」
律子「みんなの人気で株価が上がったりするかもしれませんね」
246 = 1 :
高木(!?……ふむ)
高木「で、では私は準備を始めるとしよう、イベントの件は一任したよ」
伊織「求人もいい加減頼むわよー……行っちゃった」
伊織(……さて、と)
247 = 1 :
―――
三月決算終了後、春闘
765プロ労組側は従業員の増員を再度要求
これに対し会社側は「ティンとこない」との回答
善処するのみで継続審議となる
なお、Pと律子は小鳥さんやアイドルのフォローで過労死を免れていた
一方、モバPはジャンキーとなり、ちひろさんにいいようにされていた
248 = 1 :
―――765プロ定時株主総会
真「みんなー!今日はありがとー!」
響「自分たちのスペシャルシークレットライブ、楽しんでくれよなー!」
美希「この後の握手会もよろしくなのー!」
ワーワー!
やよい「はーい!高槻家のもやしスペシャルお振舞ですよー!」
春香「私の手作りスイーツですよー!」
ワーワー!
249 = 1 :
プレス陣「いやー豪華な株主総会だなー」
プレス陣「事務所の勢いそのままだな!」
高木(おお!凄い人だ)
高木(話題になって値上がりした手持ちの株を売って、思った以上に現金になったぞ)
250 = 1 :
現在の株式保有率
高木17%
伊織15%
他P含む765プロメンバー 各1% 計14%
大口含む、他一般株主54%
財務諸表見れる投資家は避けているようでほとんどファンの小口のようですね。
なので値上がりと言っても大したことないレベルのようなんですが……
高木(会社の資産をある程度自分に移動できたぞホクホク)
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