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    元スレ咲「ぎ、義理だからね。京ちゃん」京太郎「おう、ありがとな」

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    みんなの評価 : ★★★×4
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    51 :

    続き待ってる

    52 :



    「それで、いつまで二人でイチャイチャしているのかしら?」
    京太郎「えっ? いや、別にイチャイチャなんてっ」

     久の言葉に京太郎は慌てて優希から離れる。
     
    優希「……あっ」

     優希は餌を取り上げられた子犬のような表情を浮かべる。
     しかし、それも一瞬。

    優希「そうだじぇ。なんで犬とイチャイチャなんて」

     いつもの彼女の表情を取り繕う。
     そんな様を見て、久はにやにやと笑うのだった。

    53 = 1 :



    まこ「まったく、おんしというやつは……」

     呆れたようにまこ、ため息をつく。

    「あら? 何か言いたいことがあるのかしら」
    まこ「いいや。何もありゃせんよ。わしが言っても詮無いことじゃしの」

     ここで久に文句を言うなら、彼女の後輩の想いにも言及することになる。まこはそれをよしとしなかった。
     それに、久もただ面白がっているわけではないのだろう、と。そんな信頼もあった。

    54 :

    続き乙

    55 :

    長らく放置となってしまい、申しわけありません。
    何とか今月中には完結させたいと思います……

    56 :

    バレンタインのSSを六月に完結させようとする心意気嫌いじゃない

    57 :

    末照

    59 :

    これ終わらせれたら猛者だなー
    頑張ってくれ

    61 :


    「そう」

     久自身はといえば、別段気にした様子もない。

    「まこ。そういえばあなたも須賀君に渡すものがあるんじゃない?」

     あまつさえ、そんなことを言う。
     まこは軽く頭をおさえた。どこでそんなことを知ったというのか。
     とはいえ、隠すようなことではない。
    バッグの中からラッピングされたビニール袋を取り出した。

    62 = 38 :


    まこ「うちの店でバレンタインのイベントとしてこれを配ることになっての」

     袋の中には綺麗に焼きあがったチョコレートクッキー。
     ところどころ形が不揃いなのは手作りだからであろう。

    まこ「京太郎には日頃から世話になっとるし、ついでみたいになってしまって申し訳ないんじゃが」
    京太郎「いえ、そんな。気にしない……っていうの失礼か。すっげー嬉しいっすよ」

    63 = 38 :


     まこからクッキーを手渡される。
    食べていいかと聞いてみると、好きにすればいいという返答。
     京太郎はさっそく袋をあけ、クッキーをつまんだ。
     サクっという軽快な食感と同時に口の中に広がるチョコレートの風味。

    京太郎「これ、うまいです」
    まこ「世辞はいらんよ。特別なものじゃないからのう」

     特別でもなければ、格別でもない。普通の美味しさ。
     京太郎には、いかにも手作りといったそれが妙に嬉しかった。

    京太郎「いえ、そんなことないです。ありがとうございました」

     真っ直ぐな京太郎の言葉。
     まこは柄にもなく照れてしまい、顔を逸らした。

    64 = 38 :


    だらだらと続くならまだしも、放置が続いてしまい、申し訳ありません。
    期間を空けすぎて、トリップすらあやふやという体たらく。

    時間を置いても結局書かずにいるという状態ですので、少しやり方を変え、
    空いてる時間に少しずつ書いたものを随時投下するという形でやってみようと思います。

    本当、申し訳ないです。

    65 :

    いや待ってないから、こんな糞スレ
    とっとと依頼だせよ

    66 :

    乙です
    完結待ってます

    69 :


    頑張れ

    72 :

    少しずつ書いて投稿~と言ったにも関わらず一ヶ月投稿できずすみません。
    今週末にはなんとか投下できると思います。

    ……8/14でバレンタインから半年になるので、それまでには完結させたいです。

    73 :

    がんばれ

    76 :

    a

    77 = 76 :

    a

    78 = 76 :

    a

    80 :

    あれ?

    81 :

    あれじゃないが

    82 :

    早く来て

    83 :


    「あら? まこったら照れてるのかしら?」

    まこ「て、照れとらんわっ」

    「ふむ。そーれーでー、和はどうなのかしら」

    まこ「……流すの早いのう」

     矛先は和に向かう。室内全員の視線も同様に。
     まことしては都合がいいことではあるのだが、どことなく釈然としない。

    84 = 1 :


     一方、京太郎には微かな緊張感。
     彼が麻雀部に入ったきっかけは、そこに原村和がいたからに他ならない。
     ハンドボール部がないことを理由に、この清澄高校を選び、そこで見かけた彼女に見蕩れた。
    見目麗しいというだけではない。中学時代に麻雀において頂点に立ちながらも、それを驕るでもなく、自然体でいられることに。憧れ、羨ましいと思った。
     きっとそれは恋ではない。
     けれど京太郎にとって和は特別な存在であり、意識せずにはいられないのだった。

    85 = 1 :


    京太郎(とはいえ、和はこういうイベントに興味はないだろうけど)

     その予想は彼だけのものではなく、部内全員の共通認識。
     だから――

    「……分かってますよ。須賀君、いつもありがとうございます」

     和から京太郎にチョコレートの包みが渡されたことに、部室内は騒然となった。
     

    86 :

    支援なのだ

    88 :

    もう半年以上前か

    89 :

    完結まで漕ぎ着けるかどうか地味に一番気になるスレだなww
    >>1には頑張って頂きたい

    90 :

    こうなったら来年の2月14日に完結してくれ

    92 :

    ……

    93 :


    京太郎「あ、ありがとう」

     先の二人に対してはすんなりと口に出来たお礼の言葉が、うまく出てこない。
     和は憧れの相手だったから。まさかチョコレートを貰えるとは思っていなかったから。
     それらの要因が照れや緊張を引き起こし、京太郎から余裕を奪い去ったのだった。
     何か言わなければと考えれば考えるほどに思考は空回る。

    94 = 1 :



     そんな京太郎と和を尻目に、室内の他の部員――久、優希、まこの三人――は、

    「……はい、集合ー」

     声を潜めた久の号令に従い、一箇所に集まる。
     そして顔を突き合わせ、ひそひそと話し合うのだった。

    96 :

    まだやるのか
    さっさと落とせよ

    97 :

    ここまで引っ張ったら、いくら時間かかっても完走して欲しい

    98 :

    ここまで全く面白くないけど、これから面白くなるんだよな?

    99 :

    当たり前だろ何言ってんだ

    100 :

    更新ないな・・・


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