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    元スレ八幡「やはり俺の先輩たちは間違っている」雪乃「あなたを後輩にした覚えはないわ」

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    151 :

    この八幡は事故っても怪我しなかったのか?

    152 :

    ゆきのんがフルハウスのキミーに見えてきた

    153 :

    前から続けて見てるけどあなたの書くだめのんが大好きですww

    154 :

    支援ありがとうございます!がんばるます!

    沙希先輩はもうすぐ出るかな?

    戸塚は性別戸塚だったかorz

    なんかゆきのんだけ性格がとびぬける……。


    では、ゆっくりと続きー。

    155 :

    待ちきれん

    156 = 1 :



     ソウブ☆ハチマン


    ソウブハチマンはチバのハチマンである。

    そして彼はホウシブのホープでもある。

    このホウシブではヘンタイがヘンタイによるヘンタイのための活動をしている。

    この物語はそんな数奇な運命に導かれた死んだ魚のような目をしたハチマンの物語である。



     第二話Bパート コスプレは勘弁じゃんよ



    158 = 1 :

    病室

    八幡「……何でナースなんですか?」

    三浦「そりゃ、ハチに元気になってもらうためだし」ニコッ

    結衣「八幡君はこの半年で二回も入院なんて運悪いね」アハハ

    八幡「誰の所為ですか……」

    八幡(ていうかこの人ら胸元広すぎ、スカート短すぎ!)チラッ


    三浦「ん? 見たいん?」バッ


    八幡「うわっ/// このビッチナース!///」

    三浦「よく見ろ」アハハ

    八幡(……水着?)

    三浦「エロハチに見られても大丈夫なように水着できたんだよ」ニヤニヤ

    八幡「いや、行為がビッチな時点で終わって――」

    三浦「あ?」ギロッ


    八幡「大変すばらしい夜のおかずをありがとうございます」ドゲザ


    三浦「うむ」

    結衣「ず、ずるい! 私も!」バッ


    ――クマさんパンツ。


    八幡「………」タラーッ

    三浦「結衣……あんた生パンだし…」

    結衣「ふぇ!?」カァ///

    八幡(クマさん……)モンモン

    159 = 152 :

    どこのスペースダンディだwwwwww

    160 :

    面白いかどうかは別にして
    取り敢えずいろは出すんなら8巻だけでも読んどけよ
    設定めちゃくちゃだからって
    知らんキャラを知らないまま好き放題改変して
    いろはすいろはす~は無いわ

    161 = 1 :

    八幡「あの人らが中々帰らないからトイレに行く暇がなかった」イソイソ

    八幡(ていうかもう動けるからトイレでしたいなぁ……)つ尿瓶


    三浦「あー、忘れ物したー」ガラッ


    八幡「」チョロチョロ

    三浦「ハチー、早く元気なれよー」ゴソゴソ

    八幡「」チョロチョロ

    三浦「隼人たちも寂しがってたから」ニッ

    八幡「」プルプル

    三浦「ん? 終わったん? じゃあ、片づけといてやるよ」ヒョイ

    八幡「」

    三浦「さきっぽ濡れてるし」フキフキ

    八幡「」

    三浦「じゃあな、また明日来れたら」バイバイ



    八幡「 さ わ ら れ た 」ウワァァァァ!!



    三浦(案外小さいんだな、初めてみた)

    162 = 1 :

    >>160 同級生キャラ欲しかっただけなので名前変えときますー。


    八幡「……明後日退院か」

    八幡(意外に時間かかったな)


    いろはす改めボルヴィック「くおぇうぇうえうおー」


    八幡「!?」ビクッ

    ボルヴィック「冗談冗談、ボルヴィックだよ♪」ニヘラ

    八幡「葉山先輩なら来てないぞ」

    ボルヴィック「何言ってんの? 私は比企谷の見舞いに来たんだって」

    八幡「……目的はなんですか」

    ボルヴィック「そりゃあ、比企谷と仲良くなれば必然的に葉山先輩との接触回数も増える!!」

    八幡「あそ」ゴロン

    八幡(こいつのそういうとこ分かりやすくて良いな)

    ボルヴィック「それじゃあ、葉山先輩きたらすぐに連絡しなさいよ」

    八幡「へ? どうやって?」

    ボルヴィック「ラ・イ・ンで♪」ニコッ

    八幡「ラインって何?」

    ボルヴィック「」



    ごめん、ボルヴィックじゃ無理だわ。いろはすも出さないから許して。

    163 = 1 :


    戸塚「ごめんね八幡君」キラキラ

    八幡「な、ナース服……だと?」ゴクリ

    戸塚「なんか看護師さんに無理やり着させられたんだけど……似合うかな?」キラキラ

    八幡「はい! 正直一生看護してほしいです!」

    戸塚「えへへ/// うれしいな///」

    八幡(やっぱこの人はあれか? 身体は男、頭脳は女ってやつなのか?)


    戸塚「ねぇ八幡」ジッ

    八幡「はい……///」

    八幡(うわぁまつ毛なげー……)

    戸塚「入院生活って色々溜まってると思うんだぁ///」

    八幡「へ?」

    戸塚「だから、僕でよければ……その…」モジモジ///

    八幡「ま、まさか……」


    戸塚「抜いてあげよっか?」ニコッ


    八幡(え、なにこれ? 新たな世界の幕開け?)




    戸塚「えい」パチ

    八幡「………」パチ

    八幡(息抜きのことかよっ!)


    黒44-37白


    戸塚「わーい勝ったー」ニコニコ

    八幡(この人の笑顔の為ならわざと負けることもいとわない!)キリッ

    164 = 1 :


    八幡「今日でお前ともお別れか」つ尿瓶

    八幡(お前の所為でいろいろと失ったけど、最後かと思うと寂しいな)スッ



    鶴見「八幡ー、大丈夫……か!?」

    八幡「」チョロチョロ

    鶴見「/////」プルプル

    八幡(あ、普通だ)チョロチョロ

    鶴見「な、なんてもの見せるんだばかぁ!」タタタッ///

    八幡「鶴見……お前はそのまま成長してくれ」トオイメ

    八幡(俺はもう汚れちまったよ……)チョロチョロ



    小町「あ、八幡おしっこ中だったかー。どれどれー?」

    八幡「」チョロチョロ



    勃起した。

    166 :

    あかん、また性癖が

    167 = 1 :

    放課後 奉仕部


    結衣「それじゃあ、退院祝い」

    雪乃「仕方ないわね」

    八幡「……うす…」



    結衣「かんぱーい」カチャンッ



    結衣「やー、八幡君がいない総武高校なんてつまらないねー」

    八幡「そ、そうですか?」

    雪乃「そんなことはないわ。楽しすぎて放課後校舎を徘徊しまくったわよ」

    結衣「暇だったんだね」

    八幡「回遊魚じゃないくせに」

    雪乃「退院しても生意気は変わらないのね」

    八幡「やりますか?」



              _,,..,,,,_
             / ,' 3  `ヽーっ
             l   ⊃ ⌒_つ
              `'ー---‐'''''"
              _,,..,,,,_
             / ,' 3  `ヽーっ
             l   ⊃ ⌒_つ
              `'ー---‐'''''"


    結衣「八幡君は病み上がりだから仕方ないとして、ゆきのんは何で一周でバテてるのー!?」

    雪乃「あひゅ、あ、あひゅた……ぜぇぜぇ、……もぅムリ」バタリ

    八幡(今までの苦労が全部水の泡かよ……)ハァハァ

    168 = 1 :

    帰り道

    めぐり「………」

    八幡「あ、あの……」

    めぐり「んー?」

    八幡「何で俺……」



    八幡「先輩におんぶされてるんでしょう」



    めぐり「病み上がりさんは気にしない♪」

    八幡「男としての威厳が……」

    めぐり(やっぱ好きな人には男として見てほしいのね)ウフフ///

    八幡「先輩こんなに細いのに……」

    めぐり「や、やだ、そんなことないよー///」アセアセ

    めぐり(やや、やっぱりこの子私のこと大好きなんだー!)ドキドキ///

    八幡「先輩……」

    めぐり「………」ハァハァ

    八幡「あの、家……」

    めぐり「………」ハァハァ

    八幡「通り過ぎました……」

    めぐり「………」ハァハァ///


    めぐり「今日も大変だったなー……ってなんで八幡君がここに!?」

    八幡「……俺が聞きたいっす…」


    手料理食べて帰りました。

    169 = 1 :

    職員室

    平塚「最近どうだ?」

    八幡「はぁ、別に」

    平塚「奉仕部に入って変わったことはあるか?」

    八幡「体力が増えたり減ったりしました」

    平塚「?」

    八幡「いえ、なんでもないです」

    平塚「そうか、お前が後一年早く生まれていれば私もお前を貰ってやっても良いと思ってたんだがな」アハハ

    八幡(笑えない……)

    平塚「笑えよ」グイッ

    八幡「ふひひ」



    沙希「………」ジーッ



    170 = 1 :

    八幡「はぁ……やっと解放された」

    沙希「なぁあんた」

    八幡「へ?」

    沙希「小町先輩の弟だろ?」

    八幡「そうですけど……」

    沙希「兄がお世話になりたいですって言ってたって伝えてくれ」

    八幡「は?」

    沙希「それじゃ」テクテクテク



    八幡「絶対嫌だけど……」



    沙希「………」ピッ

    沙希「あ、大志お兄ちゃん♪ うん、私ー、お兄ちゃんの大好きな小町先輩の弟さんに会ったよ~♪ お兄ちゃんの恋が実るようにお手伝いしちゃった!」エヘヘ

    八幡(ブラコン……)

    沙希(あいつシスコンぽいからなー、念のため明日伝えたか確認するか……)



    小町「えっ? 大志君が?」

    八幡「うん、妹と結婚したいらしい」

    小町「そっかー、小町と一緒だねー」ナデナデ

    八幡「///」


    171 = 1 :

    後輩「葉山先輩! 好きです! 付き合ってください!」

    葉山「うれしいよありがとう」ニコッ

    後輩「はうぅ///」

    葉山「でも、ごめんね。付き合えないんだ」

    後輩「………」シュン…


    戸部「あー、これで30人目かー」

    「羨ましい……」

    大岡「何で作らねーんだろうな、彼女」


    小町「あれー? 葉山君?」

    葉山「小町先輩!」ニパーッ

    小町「おお、今日もイケメンだねー。ポイント高いよー」ナデナデ

    葉山「あ、ありがとうございます!」イケメンスマイル

    小町(八幡にもこれくらいの爽やかさがあればなー)





    小町「八幡笑ってー」

    八幡「こ、こう」ニマァ

    小町「うん、八幡は普通でいいよ」ギュッ

    八幡「う、うんっ///」エヘヘ




    172 = 1 :

    結衣「今日こそ八幡君に私が一番だって言わせてみせる!」

    三浦「つーか、結衣って八幡のなんなん?」

    結衣「ふぇ!? え、えっと、ペットの命の恩人だよ…」アワアワ

    三浦「それってつまり、〝ただの他人”じゃね?」

    結衣「」



    放課後 奉仕部

    結衣「ゆきのん! 私も奉仕部入る!」

    雪乃「却下よ」

    結衣「なんでぇ!?」

    雪乃「今の私はあれを駆除することで頭がいっぱいなの」

    八幡「マンボウなんて寄生虫飼ってんだから、いまさら気にしないで下さいよ」

    結衣「えっ、寄生虫?」

    雪乃「そ、そんなことないわ。だってマンボウはあんなに可愛いのよ」プルプル



    八幡「………はい」つスマホ



    結衣「?」

    雪乃「何かしら」


    【マンボウから寄生虫が出てきてる写真】


    結衣「ゆきのん……ちょっと友達やめようかと…」

    雪乃「ええ、私も自殺する方が世の為人の為になるような気がしてきたわ」

    八幡(予想以上にダメージを与えてしまった……)

    173 = 1 :


    大志「好きだ比企谷さん」

    小町「ええ、小町も(弟が)大好き」

    大志「じゃあ、俺と付き合ってくれるか!?」

    小町「さぁ? それは本人に聞いてみたら?」

    大志「へ?」

    小町「じゃあ、また明日ねー」バイバイ



    大志「俺はあきらめないぞぉおおおおお!」



    第二話 それでも先輩たちは諦めない  完

    174 :

    >>160
    そんなこと言い出したらこのss自体が無いだろ

    二次創作は割り切るしかないでしょ

    176 :

    マンボウって自分で水面に身体を叩き付けた衝撃で死ぬくらい間抜けで脆弱なんだよな

    177 :

    この人の全部面白いし早いから好き

    178 = 150 :

    前方から来た海亀とぶつかる未来を予測してショック死もあったっけ?

    179 = 1 :


    八幡「ゆきのん」

    雪乃「………っ」ピクッ

    八幡「ゆきのん」

    雪乃「………っ」ピクピクッ

    八幡「ゆきのん」

    雪乃「………///」ポッ


    八幡「はい1周」


    雪乃「ぜぇぜぇ……」タッタッタ

    八幡(照れたら負け勝負で10連敗ってこの人マジでマンボウだなー)




    第三話 そして勘違いは加速していく。



    180 = 1 :

    体育館倉庫


    三浦「これはどーよ」


    ――縞パン。


    八幡「狙いすぎ」

    三浦「ちょっと待てハチ」ガシッ

    八幡「………」

    三浦「逆にハチはどんなパンツだったら納得するんだ?」ア?

    八幡「……ぱ、パンツ自体に価値はない」

    三浦「え?」



    八幡「ビッチが履いたらどんなパンツだって価値はないんだぁあああ!」ダッシュ



    三浦「……え…」ポツン


    181 :

    痴女だらけwwwwwwww

    182 :

    仲間がショック死したショックでショック死もあるぞ

    183 = 1 :


    八幡「つい……ビッチと言ってしまった」

    八幡(しかも逃げ出すなんて……後で殺されるかも…)ガクガクブルブル

    めぐり「少年、お悩みですかー?」

    八幡「……ビッチについて悩んでいました」

    めぐり「ふぇ!?」

    めぐり(び、ビッチってあのビッチだよね!?)

    八幡「正直、ビッチさん(三浦先輩)は好きだけど……、俺にかまってくれるのが不思議というか……」

    めぐり(びびび、ビッチさんが好きぃいい!?)

    めぐり「そ、そうなんだ……八幡君はビッチが好きなんだぁ……」プルプル

    八幡「はい(先輩として)好きです」

    めぐり(それはもう、大好きな私にビッチになれって言ってるようなもんー!?)

    八幡「それじゃあ、俺行きます」

    めぐり「う、うん……」コクリ

    めぐり「………」ピッ



    めぐり「陽乃さぁあああん! ビッチってどうすればなれるんですかぁあああ!?」



    185 = 1 :

    ごめん、ちょっと離れます!

    そういえば三話の最初に陽乃さん出すつもりだったのに忘れてたwww

    186 :

    アカンめぐりんが……

    187 :

    面白い!
    別にいろはす出してもいいと思うよ

    188 :

    この八幡は良くSSで描かれる極端なカミーユみたいだなwwwwww

    嫌いじゃない

    189 = 136 :

    >>1
    >>160はただのゴミだから気にしなくていい。
    いろはす出して構わない

    190 :

    自分も気にせず出してほしいな
    マンボウの死因一覧:

    朝日が強過ぎて死亡
    水中の泡が目に入ったストレスで死亡
    海水の塩分が肌に染みたショックで死亡
    前から来たウミガメとぶつかる事を予感したストレスで死亡
    近くに居た仲間が死亡したショックで死亡
    近くに居た仲間が死亡したショックで死亡した仲間から受けたストレスで死亡

    191 :

    すぐ死ぬけどうまいらしいなwwwwwwww

    192 = 1 :

    雪乃「すぐ死ぬけどおいしい?」ピクッ

    八幡「喜ぶとこか?」


    いろはす出せたら出します、すこーしだけ続きー

    193 = 1 :

    葉山のクラス

    三浦「………」グスッ

    一同((女王が泣いておられる……))ドキドキドキ

    葉山「ゆ、優美子、どうしたんだ?」

    三浦「は、はやとぉ~」ポロポロ

    葉山「お前、すごい顔になってるぞ!?」

    三浦「ハチが(あーしのパンツ)認めてくれない~」ウワァーン

    葉山「えっ」

    三浦「あんだけ(パンツ見せるの)頑張ってきたのにぃ~」ウワァン

    葉山「優美子……そこまであいつのこと」

    三浦「……ぐすっ」コクリ

    葉山「………」

    葉山(葉山隼人お前は優美子が好意を抱いてくれていると勘違いして、何を考えている? 仲間がこれだけ苦しんでいるのに、手を差し伸べないなんて本当に仲間と言えるのか?)

    三浦「……隼人」クイクイ

    葉山「?」

    三浦「あーし……一途だよ?(ビッチじゃないよ?)」

    葉山「!!」

    葉山(そうだ! 優美子は一途に八幡を好きでいるんだ! 俺は嫉妬してる場合じゃない!)

    葉山「優美子! 俺に任せろ!」ガシ

    三浦「へ!?」



    葉山「待ってろ八幡ーーー!!」ダダダッ



    三浦「隼人……」キラキラ

    海老名(ハヤハチ? ハヤハチくる!?)

    194 = 1 :

    八幡の部屋


    八幡(うわー、絶対凹られる……)



    ――ガラッ!!



    生徒たち「!?」

    葉山「………」ハァハァ

    いろは「先輩!」ニパァ

    葉山「………」ズカズカズカ

    生徒(うわー、相変わらずイケメンだなー)

    生徒(いろはかなー)

    生徒(私も連れ去ってくれないかなー)



    葉山「八幡!」バンッ



    八幡「………」ガクガク

    八幡(また入院生活……)ブルブル



    葉山「君は三浦優美子の事をどう思ってる!?」



    生徒(また修羅場だ)

    生徒(あいつどんだけ…)

    生徒(三浦ってあの女王だよな…)

    生徒(あの顔でどんだけ食ってんだよ…)

    八幡「」オワタ…

    195 = 1 :

    葉山「………」ゴゴゴゴゴ

    八幡「え、えーっと……良い先輩?」ニヘラ

    八幡(こえー、目を合わせらんねー)ドキドキドキ

    葉山「人間に先輩後輩なんてないんだ」

    八幡「……うっ…」

    葉山「君は三浦優美子をどう思っているんだ?」

    八幡(くそ、ビッチ以外思い浮かばない……っ)



    その他の意見

    ・交友関係が幅広い
    ・開放的
    ・誰とでも親しい



    八幡(ビッチに繋がる意見しかねぇ!!)クソッ

    葉山「………そうか」

    八幡「えっ?」

    葉山「君はそこまで真剣に優美子の事を……」

    八幡「えっえっ?」




    葉山「だが、簡単に優美子をやることはできん! 僕と勝負だ比企谷八幡!」




    八幡「あ、そういうの良いんで」

    葉山「」

    いろは(あの人ばっかずるい!!)ムキーッ

    196 = 1 :

    体育館

    海老名「赤コーナー、葉山ー隼人ー!」

    ギャラリー<ワーワー!

    ギャ<隼人くぅーん(ハァト)

    葉山「………」ニコッ

    海老名「青コーナー、比企谷ー八幡ー!」

    八幡「………」

    ギャ<ブーブー!

    ギャ<ヒッコメー!

    八幡(どんだけアウェイなんだよ……)グスッ

    雪乃「ひっこめー」ブーブー

    八幡「………」イラッ

    雪乃「死んだ魚のような目をしやがってー」ブーブー

    八幡「……無視だ無視…」

    海老名「そしてー、勝利報酬は……」


    三浦(ビキニ姿)「………///」パッ


    海老名「三浦、優美子ーーー!」

    ギャ<じょ・う・おう!

    ギャ<ゆ・み・こ!


    海老名「勝負は三種目、知力体力精神力を問われるまさに総合バトル! 運命の女神がほほ笑むのははたしてどちらでしょうか!」


    葉山「八幡……実は君とは一度戦ってみたかったんだ」

    八幡(俺は一生戦いたくありません)

    197 = 1 :


    海老名「最初の対決は精神力!」


    【照れたら負けよゲーム】


    海老名「おっとこれはいきなり見応え十分の対決だぁ!」

    八幡(なにこれ流行ってんの?)

    葉山「どういうゲームなんだ?」

    海老名「そのまま、お互いになんでもいいから言葉攻めしてはぁはぁ/// お互いの心の恥部をはぁはぁ/// くすぐぷっしゃぁああ!」

    葉山「……了解した」

    八幡(やべー、この人何で照れるんだ?)



    海老名「それじゃあ、先攻は葉山君!」

    葉山「……いくぞ八幡」

    八幡「………」ゴクリ

    198 = 1 :




    葉山「僕と結婚してくれないか?」キラキラキラ



    ギャ<イヤァアアアアアアア!!

    海老名「ま、まさに阿鼻叫喚! 葉山君がプロポーズ攻撃だぁあああ」

    三浦「は、ハチは!?」

    八幡「………」

    一同「………」ゴクリ



    八幡「全然効きませんね」



    ギャ<ォオオオォォオオ!

    海老名「ノーダメージだ! いったいどういう事でしょう!?」

    平塚「うむ、比企谷は今まで様々な勘違いで自爆してきている。今更結婚詐欺攻撃など稚児の遊戯よ」

    海老名「さぁ続いては比企谷君の攻撃だ!」

    八幡「………」

    葉山「………」ゴクリ

    199 = 1 :

    回想

     これは友達の友達の話だ。

     そいつはクラスでも目立たない方で、休憩中もいつもジッと座って動かなかった。

     ある時、クラスメイトの女子がこんな話をしていた。

    「ねぇねぇ、孤独な人ってかっこいいよね!」

    「わかるわかるー!」

    「普段クールだけど、実は捨て犬拾ったり?」

    「その犬に名前付けちゃったり!?」

    「「わかるー!」」

     彼は、目からうろこだった。

     世の中にはぼっちでも輝ける場所がある。

     それを知った彼は、急いでトカゲを捕まえてきた。


     帰り道、昨日の話をしていた女子集団が下校する道を先回りし、トカゲを放す。


     そして、女子が現れた。

     彼は、小さくつぶやいた。


    八幡「……お前も、苦しかったのか?」

    八幡「そっか、ふふっ、気にするな。俺がいるだろ」

    八幡「今日からお前はグリーンアイズブラックアリゲーターだ」


     女子達は言った。


    「ヒキオ誰に向かって話しかけてんの?」

    「きもっ」

    「死ねばいいのに」


     俺は気付いた。

     トカゲもうどっか逃げてるじゃん……と。

    200 = 1 :

    八幡「次の日、黒板にはグリーンアイズブラックアリゲーターと書かれていた……」

    葉山「………」

    一同「………」

    海老名「ひ、引き分けー」



    八幡「ぬぁ!? 友達の渾身の恥ずかしい話が!?」

    一同(こいつ……かわいそうな奴…)



    海老名「次は、知力勝負ー!」

    葉山「次は負けない!」

    八幡「もう帰ってもいいすか……」

    雪乃「………」グスッ

    結衣「ゆきのん泣いてるの?」

    雪乃「グリーンアイズブラックアリゲーターさん……」ホロホロ

    結衣(たまにゆきのんが分からない……)


    海老名「その勝負方法はこちら!」


    【三浦優美子が答えを知っているが答えられない質問ゲーム】


    一同「?」


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