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    元スレ穂乃果「廃校を食い止めよう! その二だよ!」

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    801 = 787 :

    そういえばお店あったな!

    802 = 52 :

    花陽「お店を再開させるのはどうかな? 開店させてからすぐにどっちのお店も閉めちゃったでしょ?」

    絵里「なるほど。いい手かもしれないわね」

    「ミナリンスキーとONIGIRI、どっちのお店も全員で回すのは初めてやね」

    (懐かしいわね……にこちゃんと友達になったのはあのメイド喫茶だったわね)

    にこ(真姫ちゃんとカップルジュース飲んだんだっけ……)

    ことり(メイド喫茶……あ、思い出したらへこみそうだからやめとこう)

    海未(確かことりと……いやいや考えるのはやめましょう)

    穂乃果(メイドやるの楽しかったなー。凛ちゃんのメイド服姿可愛かったし)

    (穂乃果ちゃんのメイド服姿可愛かったにゃ)

    絵里(海未がことりと……いや水に流したことを蒸し返すのはやめましょう)

    花陽(そういえばあの人は……)

    (……みんな色々思い返してるみたいやなぁ)

    「さあさあ、時間は残ってないし早く誰がどっちのお店に行くか決めよ。どっちのお店も最低でも三人は必要やね」

    穂乃果「よーし、じゃあ久しぶりにあみだくじで決めよう!」


    ━━あみだくじの結果

    ミナリンスキー担当メンバー>>803

    ※最低でも三人選択。残りのメンバーがONIGIRI担当。

    803 :

    にこ真姫

    804 = 787 :

    追加していいならほのりんも…

    805 = 52 :

    「ふむふむ、ミナリンスキーの方をにこっちと真姫ちゃん、穂乃果ちゃんと凛ちゃんで。残りのメンバーがONIGIRI担当やね」

    「メイド側をやるのは始めてね」

    にこ「そういえばそうね。あの時はお客さんとして来たから」

    穂乃果「わーい、凛ちゃんのメイド服姿が見れるー!」

    「同じく穂乃果ちゃんのメイド服姿が見れるにゃー!」

    絵里「私達はONIGIRIね。あんまりおにぎり握るの得意じゃないけど…」

    海未「私が教えます、頑張りましょう絵里」

    花陽「よーし、やろうことりちゃん!」

    ことり「う、うん。すごい気合だねかよちゃん」

    花陽「おにぎりのことなら任せて! 希ちゃんも一緒に頑張ろうね!」

    「うん、もちろん」

    (ふふ、もう寂しがったりなんかしないで。みんなと一緒にいて、みんなが仲良くやってるところを一番近くで見守れるなら寂しくなんかないもんね)

    絵里「じゃあ……久しぶりにお店を回すわよ!」

    「「「おー!」」」

    807 :



    ━━メイド喫茶『ミナリンスキー』

    ウィーン…

    にこ「うげっ……」

    「どうしたのにこちゃん?……うわっ」

    「お店の中が埃まみれにゃー!」

    穂乃果「うーん、半年近く誰も来てなかったからねぇ……これは先に掃除しなきゃかも」

    にこ「はぁ、出鼻挫かれたわね。いいわ、掃除からさっさとやっちゃいましょ。たしか掃除用具が店の奥にあったはずよ」

    穂乃果「よーし、みんなでやればすぐに終わるよね!」

    「おー、さくっと綺麗にしちゃおー!」

    「掃除……」

    (やったことない……)


    ━━

    にこ「凛! いきなり箒で掃かないでまずは椅子を机の上にあげる!」ビシッ

    「り、了解にゃ!」

    にこ「穂乃果! 細かいところは後! 上から下に向かうように掃除しなさい!」ビシッ

    穂乃果「お、おー!」

    にこ「真姫ちゃん! 何よその雑巾がけは! ふざけてんの!?」

    「や、やっことないんだからしょうがないじゃない!」

    にこ「まったくもう……こうよ、こう!」フキフキ

    「に、にこちゃん掃除上手にゃー……」

    穂乃果「意外な一面だね……」


    ━━


    にこ「……よし、こんなもんでしょ。さ、それじゃ半年ぶりの開店といくわよ!」

    穂乃果「わー、やっぱり凛ちゃんのメイド服姿可愛いよー!」キャッキャッ

    「穂乃果ちゃんもだよ!」キャッキャッ

    (けっこう恥ずかしいわね、この格好……///)

    にこ「真姫ちゃんもけっこう似合ってるじゃない」

    「あ、ありがと……///」

    穂乃果「あ、でもにこちゃん。随分お休みしてたんだし、急にお店開けてもお客さんくるかなぁ……?」

    にこ「む……確かに。何か興味を引く手を打つ必要があるわね」

    「うーん……真姫ちゃん、何かないかな?」

    「そうね……>>810なんてどう?」

    808 :

    チラシ配り

    809 :

    キャッチセールス

    810 :

    人型宇宙人をサクラに使う

    811 = 52 :

    「見世物小屋をやった時に協力してくれた人型の宇宙人達をサクラに使うのはどう?」

    「してくれたと言いつつも感謝の欠片も感じられないにゃー」

    穂乃果「真姫ちゃんもなかなか言うよね~」

    にこ「まぁ……何かご褒美でもあげれば協力してくれるでしょ」

    ━━

    元気な宇宙人「おー、やるやるー! 外見も人間に似せれば問題ないよね!」

    ボーイッシュな宇宙人「面白そうにゃー!」

    小さな宇宙人「ふふん、このOCINの美貌を持ってすればいくらでも人を呼べるわよ!」

    にこ(これはただ働きでもいけそうね……てかなによOCINて)

    穂乃果「あれ? 他の子達は?」キョロキョロ

    元気な宇宙人「みんな忙しいみたいでさー。弓道とか手芸とか」

    ボーイッシュな宇宙人「実家の稲の世話とかね」

    小さな宇宙人「それから焼肉食べたり祖母の家に帰省したりとかね」

    (うーん、やっぱり誰かに似てるにゃ……)

    面倒くさそうな宇宙人「……ちょっと待ちなさいよ、まさかただで働いてくれなんて言わないわよね?」

    にこ(ちっ……)

    「はぁ? あなた前はただで働いたじゃない」

    面倒くさそうな宇宙人「そもそもあれもおかしかったのよ。労働にはそれに見合うだけの報酬がなくちゃね」

    「あのね、今更前のこと持ち出さないでくれる?」

    面倒くさそうな宇宙人「なによ、それが人にものを頼む態度なの?」

    「…」ムッ

    面倒くさそうな宇宙人「…」ムカッ

    穂乃果(何だか真姫ちゃんが二人いるみたい……)

    元気な宇宙人「いいじゃんIKAM~、こんな面白そうなことこっちからお願いしたいくらいだよー」

    ボーイッシュな宇宙人「そうだよー、本当はただでやってもいいけどとか思ってるんじゃないの?」

    面倒くさそうな宇宙人「は、はぁ!? そんなわけないでしょ! iannakawimi!」

    にこ「はぁ……それじゃ何をご所望なわけ?」

    面倒くさそうな宇宙人「>>813よ!」

    812 = 806 :

    また宇宙人かwwww
    安価下

    814 = 52 :

    面倒くさそうな宇宙人「宇宙船の燃料を用意してもらおうかしら」

    にこ「はぁ!? そんなものどうやって……」

    面倒くさそうな宇宙人「あ、燃料っていってもハイオクだからね」

    穂乃果「え?」

    「何だ、それでいいならいくらでも用意するわ。じゃあサクラよろしくね」

    宇宙人達「了解~」

    (ハイオクで別の星まで行けるんだぁ……宇宙人の技術は侮れないにゃ!)


    ━━

    元気な宇宙人「ねえねえ知ってる!? 音ノ木坂にあるメイド喫茶が復活するんだって!」

    ボーイッシュな宇宙人「えぇ~!? そりゃあとんでもないビッグニュースだにゃあ!」

    小さな宇宙人「新しいメイドも入ったらしいわよ!!」

    面倒くさそうな宇宙人「へ、へぇ~。すご~い」

    小さな宇宙人(あんたもっと大げさに話しなさいよ! 周囲に言いふらさなきゃ意味ないでしょ!)

    面倒くさそうな宇宙人(しょ、しょうがないでしょ! 恥ずかしいんだから!)

    元気な宇宙人(相変わらずだねぇ~)

    ボーイッシュな宇宙人(相変わらずだにゃ~)

    面倒くさそうな宇宙人(うるさい!)


    ━━


    にこ「……さて、そろそろサクラが店の噂を十分に流した頃かしらね」

    穂乃果「お客さんいっぱい来るといいね!」

    「うぅ~、楽しみにゃ!」

    「……」ガチガチ

    面倒くさそうな宇宙人(なに、緊張してるの? もうすぐお客さんが来ると思うからしっかり頼んだわよ)

    「!?」


    ウィーン…

    にこ「! いらっしゃいませー!」

    >>815

    816 :

    穂乃果パパ

    817 = 52 :

    穂乃果パパ「……」

    穂乃果(うおおおおおおおおおお!?)シュバッ!

    「あっ!? 穂乃果ちゃー…もがっ」

    穂乃果「凛ちゃんしーっ!」コソコソ

    「どうしたの穂乃果ちゃん?」

    穂乃果「うぅ、あれ私のお父さんなの……」

    「えー!? ほ、穂乃果ちゃんのお父さんがメイド喫茶に……」

    穂乃果「い、言わないで。なんか凄い恥ずかしい……」


    にこ「いらっしゃいませ、お一人様ですか?」

    穂乃果パパ「……」コクリ

    にこ「ではお席までご案内致しまーす♪」



    穂乃果パパ「……」



    「ぜ、全然喋んないね穂乃果ちゃんのお父さん……」

    穂乃果「実は私もあんまり会話した記憶がないんだ……」

    にこ「ちょっと! 誰か注文取りにいきなさいよ!」

    「む、無理でしょあれは!」

    穂乃果「り、凛ちゃん……お願い」

    「え、えぇー!?」

    穂乃果「凛ちゃんの人懐っこさならきっとお父さんも心を開くと思うんだ」

    にこ「凛、頼めるかしら? あんたなら素でにゃんにゃん言ってるし、猫耳メイドっぷりを発揮すればあの堅物も少しは揺らぐと思のよ」

    (物凄い適当言ってるわねにこちゃん……)

    「わ、わかったよ。やってみるにゃ!」



    「い、いらっしゃいませー。ご注文、お決まりでしょうか~?」ニャン♪

    穂乃果パパ「……」

    (は、話さない……! 全くと言っていいほどに……!)

    穂乃果パパ「……」スッ

    (あっ、メニューを指差して…。! わ、忘れてたけどこれ食べきれなかったらメイドやらされるんだったー! 注文するものによっては大変なことになるにゃ……!)

    穂乃果パパが頼んだもの>>820

    1.みっくすじゅーちゅ
    2.萌え萌えオムライス
    3.激でかスティックファイナリアリティもりもりサンデー
    4.ご主人様ランチ
    5.メイドがお絵描き♪あつあつキャラメルみるく
    6.その他

    ※選んだものによって食べきれる確率が変化

    819 :

    にっこにこ煮ー込みうどん

    820 :

    5 こ、このサイドテールの娘を指名しようかな

    821 = 52 :

    (穂乃果ちゃんのお父さんが選んだのは『メイドがお絵描き♪あつあつキャラメルみるく』! そしてこれは四人の内の一人を指名するルール! いったい誰を……)

    穂乃果パパ「……」

    『メイドを一人選んで下さい♪

     ほののん♪ りんにゃん♪ マッキー♪ にこにー♪』

    穂乃果パパ「……」スッ

    (選んだのは……にこちゃん!)

    「しょ、少々お待ちくださいにゃ~」


    ━━

    「にこちゃん! ご指名だよ!」

    にこ「むぐ……し、仕方ないわね」

    「指名されたんじゃしょうがないわね、頑張りなさい」

    にこ「言われなくても問題ないわよ!」

    穂乃果(良かった……私が指名されなくて本当によかった……)


    ━━

    にこ「お待たせしました~、『メイドがお絵描き♪あつあつキャラメルみるく』になりま~す」スッ

    穂乃果パパ「……」

    にこ(少しは何か話しなさいよ!!)

    にこ「そ、それでは絵を描かせていただきま~す……やんっ、ちょっと失敗しちゃった。にこったらチョドジー♪(超ドジっ子ぷんぷんぷりちーの略)」テヘッ♪

    穂乃果パパ「……」

    にこ「……」

    にこ「……それではごゆっくり~」


    にこ「……」ズーン…

    「まぁ、あれは仕方ないわ。ドンマイよにこちゃん」

    「穂乃果ちゃんのお父さんってもしかして話せないの?」

    穂乃果「う~ん、そんなことはなかった……はず」


    穂乃果パパ「……」ゴクッ

    穂乃果パパ「……」ニコッ


    四人(ちょっと笑ったー!?)


    下1コンマ
    00~14 たべきれない
    15~99 たべきれた

    822 = 815 :

    にっこにっこにー♪

    823 = 819 :

    にっこにこにー!

    824 :

    危うく地獄を見るとこだった

    825 = 52 :

    穂乃果パパ「……」ゴクッゴクッ

    スッ…


    にこ「の、飲み切ったみたいね……」

    穂乃果「良かった……本当に良かったよ……」

    「穂乃果ちゃんのお父さんのメイド服姿……ううっ、想像したくもないにゃ」

    「もうこの決まりなくした方がいいと思うんだけど……」



    穂乃果パパ「……」フーッ



    「……寛いでるわね」

    にこ「何考えてるのか全然分からないわ……」

    穂乃果(正直早く帰って欲しい……そもそも何しにここに来たのお父さん……)

    「まだ何か頼むのかな?」

    「ま、呼ばれたらいけばいいでしょ。他にお客さんは来てないし」


    ウィーン…


    元気な宇宙人「はぁ~、サクラも楽じゃないね!」

    ボーイッシュな宇宙人「わざとらしくならないようにするの大変だったにゃー」

    小さな宇宙人「少しは休憩しないとやってられないわよねー」

    面倒くさそうな宇宙人「そうね、燃料は都合してもらったしのんびりやりましょ」


    四人(変なタイミングで帰ってきたー!)


    元気な宇宙人(あっ、お客さんが来てたんだね)

    穂乃果パパ「……」

    面倒くさそうな宇宙人(……何かなに考えてるか分からなさそうな人だなあ。よーし、こういう時はテレパシーで頭の中を覗いちゃおう!)ピピピピ…

    穂乃果パパ>>826

    826 = 824 :

    ……

    827 = 818 :

    てかサイドテールってにこじゃなくて穂乃果じゃないか 今更だけども

    828 = 819 :

    やっぱり若い女の子は最高だな…

    829 = 52 :

    >>825訂正
    面倒くさそうな宇宙人(……何かなに考えてるか分からなさそうな人だなあ。よーし、こういう時はテレパシーで頭の中を覗いちゃおう!)ピピピピ…

    元気な宇宙人(……何かなに考えてるか分からなさそうな人だなあ。よーし、こういう時はテレパシーで頭の中を覗いちゃおう!)ピピピピ…

    830 = 52 :

    >>827
    うわぁ……これはでかいミスしてしまった。

    書き直した方がいいですかね?

    831 = 818 :

    >>830
    お好きなようにしたらいいと思いますよ

    832 = 52 :

    >>821訂正


    (穂乃果ちゃんのお父さんが選んだのは『メイドがお絵描き♪あつあつキャラメルみるく』! そしてこれは四人の内の一人を指名するルール! いったい誰を……)

    穂乃果パパ「……」

    『メイドを一人選んで下さい♪

     ほののん♪ りんにゃん♪ マッキー♪ にこにー♪』

    穂乃果パパ「……」スッ

    (選んだのは……!? 穂乃果ちゃん!?)

    「しょ、少々お待ちくださいにゃ!」


    ━━

    「穂乃果ちゃん! ご指名だよ!」

    穂乃果「何考えてんのお父さんは!?」

    にこ「指名されたんじゃしょうがないでしょ、頑張りなさい」

    穂乃果「他人事だと思ってるでしょ!? 何で肉親の前でメイド姿でご奉仕しなきゃいけないの!?」

    「覚悟を決めなさい。今は一人のお客様なんだから」

    穂乃果「うぐ……もー!」


    ━━

    穂乃果「お、お待たせしました?、『メイドがお絵描き♪あつあつキャラメルみるく』になりま?す」スッ

    穂乃果パパ「……」

    穂乃果(少しは何か話してよ!! 間が持たないよこれ!?)

    穂乃果「そ、それでは絵を描かせていただきま?す……や、やだっ、ちょっと失敗しちゃった……」

    にこ(やるのよ……穂乃果。この店ではそれが掟……!)

    穂乃果「わ……わ……私ったらチョドジー!!!」クワッ!

    穂乃果パパ「……」

    穂乃果「……」

    穂乃果「ごゆっくり……」フラッ


    穂乃果「……」ズズズズーン…

    にこ「よく頑張ったわね、穂乃果……」

    「本当に……」

    「穂乃果ちゃん……」ギュッ

    穂乃果「ふふ、大事な何かを失った気がするよ……」




    穂乃果パパ「……」ゴクッ

    穂乃果パパ「……」ニコッ


    四人(ちょっと笑ったー!?)

    833 = 52 :

    穂乃果パパ(……)

    元気な宇宙人(あ……れ? そんな……心が読めない!? ありえない……ただの人間が意識的に心を閉ざすなんて……この人はいったい!?)

    穂乃果パパ「……」ゴゴゴゴゴゴ

    元気な宇宙人「!?」

    元気な宇宙人(まさか……私の心に語りかけるつもり…!? そんな……いったい何を……!?)

    穂乃果パパ>>835

    834 :

    (穂乃果のブロマイドください)

    835 :

    娘によろしく

    836 = 52 :

    穂乃果パパ(あなた……娘のお知り合いですか?)

    元気な宇宙人(え!? あーっと…一応……)

    穂乃果パパ(そうですか……娘によろしく伝えておいてくれませんか)

    元気な宇宙人(えぇ!? いや自分で言ったらいいじゃないですか!)

    穂乃果パパ(それがお恥ずかしい話なんですが……私は酷く口下手な上に恥ずかしがり屋でしてね。最近娘とうまくコミュニケーションが取れていないんですよ)

    元気な宇宙人(そ、そうなんですか……?)

    穂乃果パパ(ええ。和菓子屋の厨房で黙々と仕事をこなすうちに娘との接し方がよく分からなくなってしまいまして……家内にはよく笑われる始末です)

    元気な宇宙人(……)

    穂乃果パパ(娘は自分の母校を守るために色々と頑張っているみたいなんですが……不安なんです。昔から走り出したら倒れるまで止まらないイノシシ娘でして。それで今日は様子を見に来たんです。……さすがにここに入るのは勇気が要りましたが)

    元気な宇宙人(そうですか……ふふ、でも私は伝えてあげませんよ?)

    穂乃果パパ(え?)

    元気な宇宙人(そういうことはきちんと自分の口で伝えないと、私だったら怒ると思いますから)

    穂乃果パパ(……はは、そうですかね)

    元気な宇宙人(そうですよ。だから、頑張ってください!)

    穂乃果パパ(…ありがとうございます)

    元気な宇宙人(ところで……何でテレパシー使えるんです?)

    穂乃果パパ(……)

    元気な宇宙人(ああっ! 心を閉ざされ……)プツッ



    ウィーン…

    にこ「ありがとうございましたー。……やっと帰ったわね」

    穂乃果「何しに来たんだろお父さん……」

    元気な宇宙人「えへへ、穂乃果ちゃん」

    穂乃果「ん?」

    元気な宇宙人「いいお父さんだね!」

    穂乃果「え、えぇ~? そうかなぁ……」

    「よーし、まだまだ頑張るにゃ!」

    「そうね。……エリー達の方はどうなってるかしら」

    837 :



    ━━おにぎり専門店『ONIGIRI』

    絵里「にこ達は宇宙人達にサクラをお願いして宣伝したみたいね」

    海未「私達の方も何か手を打った方がいいですかね?」

    「そうやね。このお店……というか屋台もしばらく開けてなかったわけだし」

    ことり「おにぎり屋さんを宣伝かぁ~、どんな方法があるかな?」

    花陽「う~ん、ぱっと思いつくのはチラシ配りとかかな」

    絵里「ん~、海未。何かないかしら?」

    海未「そうですね……>>839なんてどうでしょうか?」

    840 = 52 :

    海未「お試しで一つ無料配布してみるのはどうでしょうか? 美味しかったら沢山買っていってくれるでしょうし、他の方にも噂を流してくれると思います」

    絵里「さすがは海未。いい手だと思うわ」

    「そうやね。異論なし」

    ことり「お試しで無料配布か~、効果がありそうだね。……あ、そうだ。誰が作ったおにぎりが一番売れるか競争してみない?」

    花陽「き、競争?」

    海未「なるほど。普通に売るより緊張感がでてお客様を呼び込むのにも気合が入るかもしれませんね」

    絵里「ちょっと自信ないけど……面白そうね」

    「じゃあまずは皆で一種類ずつ作ってみようか」


    ━━そして

    「「「できた~!」」」

    作ったおにぎりの種類

    海未ー下1

    絵里ー下2

    ことりー下3

    花陽ー下4

    希ー下5

    842 :

    トマト

    843 = 838 :

    えび天

    846 :

    焼き肉

    847 = 52 :

    海未「私が高菜で」

    絵里「私がトマト」

    ことり「私はえび天で天むす風に」

    花陽「おにぎりに無駄な味付けは要らないよ! 私は塩のみ!」

    「ありゃ、ウチとダブっちゃったね」

    花陽「ふふ、希ちゃんも分かるんだね、塩むすびの素晴らしさが!」

    「い、いやぁ……」

    (作るのが楽そうだったから……なんて言えないね)

    海未「……それより絵里。そりゃあ苦手とは聞きましたよ? だからといって何故具までおかしいんですか?」

    絵里「え? トマトおにぎりって美味しくないの?」

    海未「食べたことあるんですか?」

    絵里「いやないけど……」

    海未「食べたいと思いますか?」

    絵里「……うん、思わない」

    海未「まぁ作った以上は仕方ありません。さっそく配りに行きましょう」


    ━━


    海未「さて……いよいよ開店ですね」

    「メイド喫茶の方もなかなか賑わってるみたいやね」チラッ

    ことり「私達も負けられないね、頑張ろ!」

    花陽「うん!」

    絵里(全然受け取ってもらえなかった……私のトマトおにぎり……)

    海未「あ、お客様が来ましたよ!……いらっしゃいませ」

    >>849

    848 :

    トマトおにぎりください

    850 = 842 :

    亜里沙
    駄目なら安価下


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