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    元スレ雪乃「身長190センチ、髪は茶、筋肉モリモリマッチョマンの変態が居るのだけれど。」

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    152 :

    集合

    メイトリクス「荷物は置いてきました」

    葉山「男子は全員です」

    「そうか、女子はもう行ったよ。」

    メイトリクス「すまんな、俺のせいで。」

    葉山「気にするな、君みたいな硬派な人間にはウケが悪いんだろう。」

    戸塚「気にしないでよ」

    メイトリクス「戸部も、突っかかるような真似をしてすまなかった。」

    戸部「・・・いいよもう」

    「なにかあったのか?」

    メイトリクス「少し熱くなりすぎました」

    「気を付けたまえ、君みたいなのが暴れると自然破壊でもしそうだからな。」

    葉山(本当にその程度ならしそうだ。)

    戸塚「・・・」コクコク

    戸部「・・・」ブルッ

    「まあいい、こっちだ。夕飯を作るところでな。」



    153 :

    少なくとも狩人との喧嘩の余波で小型の原爆並の爆発起こさせたり元仲間との喧嘩の影響で火星に大気作ったりするからなぁ

    154 :

    車のガラスをグーパン一発で粉々にするからなやつは

    155 :

    >>154それくらいなら君でも出来る
    奴が異常なのは、手にかすり傷ひとつ付かないことだ

    156 :

    戸部がとばっちりすぎてクソワロタ

    157 :

    ガラスなんぞ素手で砕いたら普通は怪我する

    …特にガラス片は切れ味が鋭い分深い傷になりやすいから傷痕が残る事も多い

    158 :

    分断作戦で葉山とかに頼むまでもなく自分で出来るなこれ

    159 :

    物理的に分断されるのか

    160 :

    >>122
    スーツなんだ
    てっきり軍服かと思った

    161 = 160 :

    >>154
    なんだっけ?
    アニメの世界から現実世界に出てきたシュワちゃんが車の窓を素手で割るけど、手から血が出て驚くやつ

    162 :

    炊飯場

    「みんな!注目してくれ!明日までお世話になるお兄さんたちだ。」

    ザワザワ

    ナンダ!?スゲエキンニクダ!マルデハガネダゼ!

    メイトリクス「ジョン・メイトリクスだ」

    スッゲー!ムキムキダー!スーパーマン!?

    ターミネーターダロー?

    葉山「葉山隼人です。よろしくね。」

    キャー!カッコイイー!

    ジャニーズダ!

    戸塚「戸塚彩加です!よろしくお願いします!」

    スゲエカワイイオネエチャンダ!

    ウサギミタイ!

    戸部「どうも、戸部っちだぜ!」

    ナンカチャラーイ!

    タノシソウジャン!

    「私はもう紹介したから省く。男女別で食事の支度をしてもらう。では、始め!」

    163 :

    紛れもなく奴さ

    164 :

    結衣「あ!トリッキー!もう始めてるよー!」

    雪乃「遅かったわね」

    メイトリクス「すまんな、俺のせいなんだ。」

    結衣「なんかあったの?」

    メイトリクス「少しな」

    雪乃「まあいいわ、遅れを取り戻しましょう。由比ヶ浜さん、あなたは具材を切ってちょうだい。」

    結衣「わかった!」

    メイトリクス「小町は米を洗っといてくれ」

    小町「イエッサー!」

    葉山「俺はあっちの班を担当するよ」

    メイトリクス「頼む」

    戸部「任せなっしょ!」

    メイトリクス「お前も頼りにしてるぞ。」

    戸部「!・・・へへっやる気出るっしょ!」

    戸塚「僕は火を起こしたほうがいいかな?」

    メイトリクス「俺がやる、戸塚は雪ノ下と調理をしてくれ。」

    戸塚「うん!わかったよ!」

    メイトリクス(かよわい乙女にしか見えん男に火の番はさせられん、どうも父性を目覚めさせる奴だ。)

    留美「・・・」

    メイトリクス(ん?サボりか?)

    留美「あの・・・」

    「でねー?」

    「なにそれー」

    メイトリクス(・・・仲間外れか、しかも無視とは。女は陰湿だな。)

    留美「・・・」

    メイトリクス「すまない、君に手伝ってほしいんだが。」

    留美「おじさん誰?」

    メイトリクス「・・・こう見えてまだ17だ」

    留美「ごめんなさい、つい。」

    メイトリクス「なかなかウィットなジョークだ。」

    留美「・・・見ての通り仲間はずれ、だから声をかけた。違う?」

    メイトリクス「素晴らしい、大正解だ。」

    留美「誤魔化さないんだ?」

    メイトリクス「まあな」

    雪乃「どうしたのかしら?」

    メイトリクス「ああ、俺や君の同類だ」

    雪乃「私とあなたは違うわ」

    165 = 164 :

    メイトリクス「言い方を変えよう、お一人様だ。どんなときもな。」

    雪乃「それなら納得がいくわね」

    留美「友達を作れって言うんでしょ?」

    メイトリクス「いいや」

    雪乃「言わないのだけれど」

    留美「・・・?どうして?」

    メイトリクス「俺みたいな大男、友達が多いように見えるのか?ああ、ちなみにそこの彼女は出る杭は打たれるの代名詞だ。」

    166 = 164 :

    留美「なるほどね」

    雪乃「ずいぶんと賢いのね」

    メイトリクス「大したもんだ、俺は君ぐらいの頃は鼻水を垂らして外を走り回ってたもんなんだがな。

    雪乃「日本国外でよね?」

    メイトリクス「・・・そこは伏せておくつもりだった。」

    留美「みんなガキなんだもん」

    メイトリクス「君は友人が居ないことを気にしない人種かと思っていたんだが?」

    留美「お母さんがね・・・」

    雪乃「そう・・・」

    留美「別にいいよ、中学に上がればきっと変わるだろうし。」

    雪乃「それは

    メイトリクス「それは違うな」

    留美「嘘!」

    メイトリクス「進学先が私立だったり、遠くへ引っ越すなら話は別だがそうではないのだろう?」

    留美「・・・」

    メイトリクス「今君がガキだと見下している連中と同じ進学先で同じ目に会う可能性のほうが高いだろうな。」

    留美「・・・」

    結衣「ゆきのーん!トリッキー!そろそろ出来るよ・・・ってその子どしたの?」

    雪乃「私と同じ境遇と思ってもらえたらいいわ」

    結衣「あ・・・」

    メイトリクス「名前は?」

    留美「鶴見留美」

    メイトリクス「なあ鶴見、こいつは俺や雪ノ下と違って友人が多い人間だ。由比ヶ浜、ちょうどいいから聞くが、この鶴見ぐらいの年の頃に仲のよかった友人だが、交流はあるのか?」

    結衣「あるけど、二、三人くらいかな?」

    メイトリクス「算数の時間だ、鶴見の学年が二百人だとして、三で割るといくつになる?」

    留美「66」

    メイトリクス「正解だ、200分の3は66分の1」だからな。友人の多い由比ヶ浜ですらこの数字だ、君や俺たちみたいなタイプは余計少ない。だったらただの誤差と割りきればいい。」

    167 = 164 :

    留美「でも、仲間はずれはとうしたらいいの?」

    メイトリクス「この合宿中に手を打ってやる、約束だ。おまけに俺は約束を一回しか破ったことがない。」

    留美「信じていいの?」

    メイトリクス「ああ」

    雪乃「・・・」

    結衣「ねえゆきのん」ヒソヒソ

    雪乃「何かしら?」ヒソヒソ

    結衣「その一回が気になるんだけど」ヒソヒソ

    雪乃「私もなのだけれど、聞かないほうがいいと思うわ。」ヒソヒソ

    メイトリクス「とにかく合流しろ、話はそれからだ。」

    留美「うん!わかった!メイトリクス!」

    168 :

    待ってていいの?


    いいんです。

    169 :

    シュワちゃ……じゃない玄田さ……じゃない、
    メイトリクスは会話の切り返しがスムーズで頼もしいなあ。
    期待&支援です。

    170 :

    鶴見会議開始

    メイトリクス「・・・てな有り様でな、皆にもアイデアを分けてほしいんだ。」

    葉山「それなら、俺がそのハブにしている子達に注意をするってのはどうだ?」

    メイトリクス「仕事や勉強ならそれで万事解決だが、子供を侮ってはいけない、悪いことは独自の情報網で隠すからな。」

    雪乃「私の時もそうだったわ、返り討ちにしたのだけれど。」

    小町「んー、学校から距離を取らせるとか?」

    メイトリクス「ただの引きこもりが誕生するな」

    戸塚「一緒にスポーツするとか?」

    メイトリクス「雪ノ下」

    雪乃「私が小学六年生の頃・・・」

    結衣「ストップ!ゆきのん!?トラウマを思い出そうとしてない!?」

    優美子「あーしがガツンと言ってやる!」

    メイトリクス「小学生の鶴見留美を、高校生の君がおはようからおやすみまで見守るってのか?ベビーシッターにでもなってから言ってくれ。」

    戸部「・・・なあ、さっきメイトリクス君と俺が揉めたときにさ、雪山でどうちゃらって言ってたじゃんか。」

    メイトリクス「言っていたな、その節はすまなかった。」

    戸部「詫びはいいんだよ!・・・本当にどうしようもないときっていじめっ子もいじめられっ子も関係ないっしょ?」

    メイトリクス「・・・当ててやろうか?」

    メイトリクス戸部「俺達が子供たちの関係をメチャクチャにする。」

    戸部「メイトリクス君ノれるわー!マジ兄弟たわー!」

    メイトリクス「なら肝試しのタイミングが鍵だな」

    葉山「おびきよせるのは俺に任せてくれ」

    メイトリクス「脅すのは俺だな」

    戸部「兄弟にだけハードな役目は渡さないっしょ!」

    メイトリクス「俺一人で十分だ」

    戸部「言い出しっぺが二人いたら二人とも責任とらなきゃ!」

    メイトリクス「・・・勝手にしろ」

    雪乃「あなたたち、事の重大さはわかっているの?」

    メイトリクス「身長190センチ、髪は茶、筋肉モリモリマッチョマンの変態。」

    雪乃「」

    メイトリクス「悪役にはぴったりだろう?」

    171 :

    お前を殺すのは最後だと言ったな?あれは嘘だ

    172 :

    自分から言っててワロタ

    173 :

    何気に悪役もこなしてるからな。

    174 = 156 :

    何かメアリー・スーと化してるけどメイトリクスだから仕方ないね

    175 :

    >>1がバッテリー切れです

    176 :

    余裕のSSだ、馬力(勢い)が違いますよ

    177 :

    >>161
    映画の世界からならラストアクションヒーローだった気がする

    178 :

    >>175
    切れたらさっさと入れ替えろマヌケェ…

    179 :

    (>>1の様子を)見てこいカルロ

    180 :

    死んでんじゃない?

    181 = 175 :

    生きてるよ

    182 :

    なんで>>1以外もちょくちょくおもしろいんだよこのスレ

    183 :

    >>182
    もちろん。プロですから。

    184 :

    >>1を起こさないでくれ、死ぬほど疲れている

    185 :

    「今夜投稿かい?」
    「クソして寝な」
    「あどーも。……最近の>>1、キツいや」

    186 :

    大佐、>>1はどんなだ?

    187 :

    離してやった(意味深)

    188 :

    >>186

    こっちに来て確かめろ!

    雪乃「わかったわよ、代案もないことだし、いいっこなしよね。」

    メイトリクス「とりあえず、君は見張り役だ。」

    結衣「あたしは?」

    メイトリクス「見張り役だ」

    葉山「この際、優美子と俺も脅す役をさせてくれ。子供ってすばしっこいからな、逃げられたら骨だろ?」

    メイトリクス「わかった」

    戸塚「僕はどうしたらいいかな?」

    メイトリクス「君は鶴見の班以外をポイントから離してもらいたい。重大な役目だ、できそうか?」

    戸塚「やる!」

    メイトリクス「上出来だ」

    戸部「じゃあ、兄弟と隼人くん、優美子と俺で脅す段取りしようぜ!」

    メイトリクス「そうしよう」

    小町「小町は?」

    戸塚「僕一人だけだと不安だから、一緒にやってくれないかな?」プルプル

    小町「と、戸塚さん・・・」ワナワナ

    戸塚「なあに?」

    小町「可愛すぎます!もうこの際男でも良いから兄の嫁になってください!」

    戸塚「えー・・・」

    189 :

    肝試し大会

    小町「さあ始まりました肝試し大会!笑いあり涙ありのこの大会!あわよくば気になるあの子と手を繋げちゃうかも!?司会は私小町と!」

    戸塚「彩加でお送りします!」

    メイトリクス「さあ、覚悟はいいな?」

    葉山「ああ」

    優美子「ガキに教育するだけじゃん?」

    戸部「バッチリよ!」

    メイトリクス「作戦開始だ」

    190 = 157 :

    今から何が始まるんです?

    191 :

    肝試し大会だ

    192 :

    まんまやないかい!

    193 :

    元米軍特殊部隊所属で全裸サイボーグになったり玩具のために東奔西走したり妊娠したり記憶喪失になったりする強面筋肉マンに狙われるだけのどこにでもある肝試しだよ

    194 = 188 :

    葉山「君たちは僕が付き添うことになったんだ」

    「やったー!葉山さんと一緒じゃん!」

    「ラッキーだよ!」

    「彼女とかいないんですか!?」

    留美「・・・」

    一方メイトリクス

    戸部「・・・」

    メイトリクス「珍しく静かだな」

    戸部「そりゃ下手に騒いじゃまずいじゃん?俺もさすがに黙るわ」

    メイトリクス「そりゃそうか」

    優美子「隼人、まだかな?」

    メイトリクス「順番はくじで決まるからな、これだけは運次第だ。」

    優美子「虫除けスプレー持ってきてよかった。」

    エー!?カノジョイナインデスカ!?ソンナニカッコイイノニ!?

    モッタイナーイ!

    メイトリクス「どうやら運がいい日みたいだ、あくまで俺たちにはな。」

    戸部「あの子達は脅されるから運が悪いってか」

    優美子「普段からナメた真似してるバチが当たったんじゃないの?」

    メイトリクス「いい解釈だ、そろそろ天罰の時間だ、気を引き締めろ。」

    優美子「はいよ」

    戸部「おう!」

    葉山「さて、君たちにひとつお知らせがあるんだ。」

    「何ですか!?」

    「愛の告白とか!?」

    「きゃー!年下が好きなんですね!」

    留美「!」

    葉山「違うよ」

    ガサガサ!

    メイトリクス優美子戸部「・・・」

    葉山「お仕置きの時間だ」

    195 = 175 :

    7時半に空手の稽古があるの付き合えないわ

    196 = 188 :

    「え?・・・どういうこと?」

    「知らないよ・・・」

    「お仕置きってそんな、冗談でしょ?」

    留美「・・・」

    メイトリクス「試してみるか?」

    おもむろに近くの石を拾い握りつぶして見せるメイトリクス

    「意味わかんない!なんであたしたちなの!?」

    「そうだよ!なんも悪いことなんて

    戸部「ああ!?」

    優美子「悪いことしてないなんて、どの口がいうんだガキがぁ!」

    「ひっ!」

    「グスッ・・・許して・・・」

    優美子「泣いて許してやるほど優しくないんだけど?」

    「もうしません!」

    戸部「これからしなくても今までの罪は償うもんだろうがぁ!!てめえらなめてんのか!?」

    葉山「・・・分かった、お前ら四人のうち二人だけここに残れ。あとの二人は戻って構わない。二分で決めろ。」

    「あんたがのこりなよ!」

    「そういうあんたが!」

    「ちょっと鶴見さんは残るよね!」ドン!

    留美「ちょ・・・」

    葉山「あと一人か、もう時間はないぞ。残り一分だ。決められないなら全員お仕置きだ。」

    メイトリクス「さっき潰した石みたいにしてやる。覚悟しろ。」

    「ひっ!」

    「殺される・・・!」

    「もう嫌だぁ・・・」

    「アンタが残るの!」

    「アンタこそ!」

    「なによ!アンタが残ればいいじゃん!」

    197 :

    >>195
    今日は休め

    留美「あの!」

    葉山「なん

    パシャッ!

    不意打ちのフラッシュに全員気をとられる、メイトリクスを除いて。

    留美「みんな、逃げるよ!」

    そこからはすばしっこい子供たちの領分、あっという間に見失った。

    葉山「作戦成功かな?」

    メイトリクス「後にならないとわからんな」

    戸部「優美子も隼人くんも兄弟も名演技だぜ!」

    メイトリクス「お前も大したものだった、いいチンピラになれるよ。」

    戸部「誉めてねえじゃん!?ひでえよ兄弟!!」

    優美子「これで、マシになるといいけどね。」

    葉山「だな」

    198 :

    こいよ>>1!銃なんか捨ててかかって来い

    199 :

    >>1を起こさないでくれ、死ぬほど疲れている

    200 :

    肝試し終了

    メイトリクス(キャンプファイアーか、昔を思い出す。)

    留美「・・・」

    「・・・」

    「・・・」

    「・・・」

    メイトリクス(仲間はずれって感じではないか、後は鶴見次第だな。)

    葉山「うまくいってるみたいだね」

    メイトリクス「どうだろうな」

    葉山「マイナスをゼロに戻せたんだ、部外者の茶々にしては上等さ。」

    メイトリクス「・・・もっといい方法があったかもしれない。」

    葉山「君らしくもない、大体あの作戦会議でひらめかなかったのは僕ら全員の責任さ。メイトリクスだけが気にやむことないよ。」

    メイトリクス「・・・」

    葉山「僕はもう行くよ」

    メイトリクス「助かった、ありがとう。」

    葉山「どういたしまして」

    夜の静寂に消える葉山

    メイトリクス「・・・」

    「とんでもないことをしたものだ、一歩間違えたら大問題だぞ?」

    メイトリクス「申し訳ありません、私に責任があります。」

    「やり方はともかく結果は付いてきたんだ、口頭注意で済ませてやる。」

    メイトリクス「ありがとうございます」

    「それじゃあな」

    メイトリクス「ええ、また。」

    立ち去る平塚

    雪乃「あなたの所属部隊には連帯責任というものはないのかしら?」

    メイトリクス「ある」

    雪乃「だったら責任は私たち全員のものよ、独占しないで。」

    メイトリクス「とかげでも尻尾を切るんだ、それで助かるやつがいるならそうしたほうがいい。」

    雪乃「こんなに筋肉質な尻尾はそうそうないわよ、いい加減にしてちょうだい。」

    メイトリクス「すまない、自惚れていたようだ。」

    雪乃「分かればいいのよ」

    結衣「トリッキー!ゆきのん!もっとキャンプファイアーの近くいこうよ!花火もあるよ!」

    メイトリクス「俺はいい、派手な花火は見飽きている。・・・汚い花火もな。」

    雪乃「すごく聞きたくないことを聞いてしまったのだけれど・・・」

    結衣「ならさ、線香花火とかどう?」

    メイトリクス「・・・それならやるよ」

    結衣「ほんと!?トリッキー!ゆきのん!早く行こうよ!」

    メイトリクス(友人と呼べる関係ではないが、居心地のいい関係ではあるな。鶴見よ、君もいつかこういう相手が出来るだろう。それまでは、孤独と向き合う時間だって必要だ。)

    大男がひたすら線香花火を眺めながら、奉仕部の夜は更けていく。


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