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    元スレ八幡「陽乃さん、あなたが苦手です。」

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    101 = 1 :

    八幡「三つ、あの人に関しての分析結果がある。一つ、陽乃さんに地頭で勝てるやつは俺らの世代には居ない。二つ、陽乃さんに対して精神的もしくは物理的攻撃とは自殺することと同義である。三つ、あの人に良心があるのかは知らないが少なくとも自分の目的のために人を気遣う様子は見られない。」

    雪乃「・・・否定しきれないのが怖いわね」

    八幡「つまりだ、まともな勝負では確実に負ける、かといって怒らせたら命が危ない。だったらあっちの熱が冷めるまでやり過ごすしかねえだろうが?」

    結衣「台風みたいだなぁ・・・」

    いい例えだな由比ヶ浜。そう、自然災害と何ら変わりないのが雪ノ下陽乃である。

    ちなみに、これは雪ノ下陽乃の分析結果のその二の自殺うんぬんに抵触しているので、実はすげえビビりながら二人に考えを伝えているのだ。

    102 :

    実際いるよな、自然災害みたいな奴

    103 :

    もうヴァッシュ・ザ・スタンピードみたいになっとる

    104 :

    八幡「とにかく、この路線で陽乃さんから逃げて見せる」キリッ

    雪乃「逃げる宣言なのに立派に見えるわね・・・」

    結衣「ヒッキー・・・斜め下なところでカッコよくなっても意味ないし・・・」ハァ・・・

    陽乃さんも幸いこっちに来なさそうだが、念のために奉仕部から引き上げるか。

    八幡「雪ノ下、すまんが陽乃さん来るかも知らんから、もう帰るわ。」

    雪乃「ええ、さようなら」

    結衣「バイバイヒッキー」

    久しぶりに一人で帰れそうだ

    105 :

    と思った次の瞬間!

    106 = 102 :

    なんと!!

    107 :

    ひゃっはろー

    110 :

    うっうー(やっはろーの代わりに)

    111 :

    ダークホース川なんとかさんの出番はまだですか?

    112 :

    校門前

    ザワザワガヤガヤ

    なんか騒がしいな

    陽乃「あ!!比企谷くーん!!待ってたよー!!」ダキッ!

    待ち伏せされてた、しかしあの作戦を聞かれてなくてよかった。まだなんとかなる。

    八幡「いいから離れてください」グイグイ

    陽乃「ダーメ♪八幡の彼女だし、良いじゃない♪」スリスリ

    ザワザワ!

    オイ!アンナメノシンダヤツガナンデダァ!!

    八幡「違います、勝手にそんな話に進めないでください」グイグイ

    外野がうぜえ

    陽乃「今夜はどうする?ホテルにデートなんて・・・素敵と思わない?///」キュッ・・・

    またこの顔か、魅力的ではあるが。

    八幡「付き合ってない相手とそんなとこ行くわけないでしょう。」////

    この人のエグい部分まで知っているとなんとか理性が働いてくれるな。

    陽乃「まだ付き合ってないっていってるー!そろそろ認めてよ!!」ウルウル

    ザワザワ!

    トンドモネエヤツダタアイツ!

    オレガテンバツヲクダシテヤリテエ!

    くそ、大衆の心をこんな簡単に掴むとは、さすがだ。

    手はないじゃないが

    八幡「俺は陽乃さんじゃなくて他に好きな人がいます、だから付き合えません!」

    陽乃「だ れ ?」

    この手は使いたくなかった

    八幡「言えません」

    陽乃「だ れ ?」

    八幡「陽乃さんの知らない人です」

    陽乃「どうして嘘つくの?」

    しまった、俺にそんな知り合いがいるわけなかった!

    墓穴掘っちまった

    八幡「・・・嘘は嘘ですが、俺と陽乃さんが付き合ってるのも嘘ですよね?」ジリジリ

    陽乃「嘘じゃないよ?だって一昨日も昨日も八幡の家に泊まって、同じベッドで寝たじゃない?それって付き合ってるでしょ?ねえ?そうよね?」

    ザワザワ

    シュラバダ・・・

    アンナキレイナヒトモテアソブナンテ・・・サイテー!

    冷静になれ、数、不利、地頭、勝てるわけなし

    あれ?これ詰んでね?

    いや、あれするか。

    113 :

    八幡「陽乃さん!!」ガシッ

    陽乃「////やっとあたしと

    八幡「あなたは俺にはもったいなさすぎる!!明らかに釣り合いません!!なので俺から身を引かせてください!!」

    ガヤガヤ

    タシカニツリアワネーヨナー

    ヨクワカッテンジャン

    場の空気をなんとか変えてやったぜ

    陽乃「・・・」ポカーン

    よし、何とかなりそうだな。

    陽乃「・・・八幡」

    八幡「わかってくれましたか、最初からあり得ない話だったんですよ。」

    バチン!

    え?ビンタ?なんで?

    陽乃「バカなこと言わないの!!釣り合う合わないなんかまわりが勝手にいうことでしょ!?
    あたしは最初からまわりなんか気にせずに八幡に近づいたのに!!」

    八幡「え?」

    陽乃「どうして・・・そんな建前だけで逃げるのよ・・・」ポロポロ

    陽乃さんが泣いた・・・

    陽乃「普段の仮面のことなら謝るから!だから八幡だけはそんなこと言わないで!!」グスッグスッ

    八幡「・・・すみません、そんなつもりは」オロオロ

    陽乃「グスッ・・・ヒック・・・」

    八幡「泣かないでください」オロオロ

    陽乃「じゃあ、グスッ・・・頭撫でて?・・・ヒック・・・泣き止むまで・・・グスッ」

    俺は、今までとんでもない勘違いをしていたのかも知れない。

    八幡「・・・」ナデナデ

    頭はキレる、仮面は分厚い、目的のための手段は選ばない。

    だけど普通の・・・普通ではないが、なんにせよちゃんと女の子だったのだ。

    人並みに恋をした野郎ってのがたまたま俺だったのだ。

    策略はあるが、単に恋の競争相手に焦ってあんな真似をしたのだろう。

    114 :

    縺吶?繧営

    115 = 1 :

    ・・・そう思うとなんか陽乃さんがすげえ純粋な天使に見えてきたんですけど

    可愛すぎだろ・・・

    八幡「・・・泣き止みそうですか?」ナデナデ

    陽乃「まだ・・・グスッ」スリスリ

    なんかめっちゃ甘えられてる!

    陽乃さんに恐怖以外の感情で心拍数が上がるとは・・・

    認めるしかないな

    俺は、雪ノ下陽乃が好きだ。


    116 :

    意外と早く堕ちたな~

    117 = 114 :

    縺吶?繧営

    118 = 114 :

    縺吶?繧韻

    119 :

    八幡チョロすぎんよ~

    120 = 107 :

    ユキガハ激怒

    121 :

    だが、ソレとコレとは別な話だ

    122 = 1 :

    比企谷家

    小町「お帰りお兄ちゃん、お義姉ちゃん!」

    八幡「ただいまー・・・」

    陽乃「ただいま♪」

    小町「今日もアツアツですな・・・なんかほんとにアツアツだね?」

    八幡「え?そ、そうか?」アセアセ

    陽乃「アツアツに決まってるじゃない♪」スリスリ

    小町「ほほう」ニヤニヤ

    なんかバレてる気がする

    八幡「晩飯なんなんだ?」

    陽乃「あたしが美味しいのつくってあげるから、楽しみにしててね♪」

    陽乃さんが好きだと自覚はしたが

    ・・・告白できねえ!

    なんでこんな怖いんだよ!?

    これは勘違いじゃねえ!はっきり分かる!

    なのにすげえこええ!

    よく昔フラれたとはいえ告白してたな俺!

    悶々としたまま陽乃さんの料理を待つことにする

    124 = 92 :

    また嵐が湧いてきたな

    125 :

    >>123
    よくわからんけどなんかキモいな
    即NGだわ

    126 :

    ルイズコピペ参考にして出直せ

    127 :

    陽乃さんのことは好きだ、自覚してしまったのだからどうしようもない。

    小町が俺の陽乃さんへの態度が変わったのを見抜いたのだ、本人が気づかない訳がない。

    青いイナズマが俺を責めそうだ

    炎が体を焼き尽くすまである

    せっかくだから、告白はムードよくするとしよう。

    129 :

    陽乃さんが本気出せば、八幡落とせるよね……
    家の問題が面白面倒くさそうだけど。

    130 :

    どうすれば八幡が堕ちるか、全てお見通しであったか
    やはり陽乃さんは八幡の上位互換っぽいな

    131 :

    女の涙は武器だからな


    …最も、陽乃が公衆の面前でわざと泣いて見せるタイプかと聞かれると疑問もあるが

    132 :

    計算じゃないの?

    133 :

    姉のんにポイされた作品思い出した
    胸糞悪かったしそれはやめてほしいところだ

    135 :

    雪乃「由比ヶ浜さん……本当にごめんなさ い」

    136 = 133 :

    >>135
    おお、これこれ

    137 = 135 :

    最後は見なかったことにしてエロシーンでとりあえず抜いてるわ

    138 :

    八幡は明るい世界にいてほしいが、闇の住人だからなぁ、自然と暗くなる。
    陽乃さんみたいな強い人に引っ張られるべき。

    139 :

    奉仕部

    雪乃「ねえ、チョロ谷くん昨日のあれを説明してほしいのだけれど?逃げるはずなのにあやしてたわよね?」ニコニコ

    結衣「ヒッキー、結局陽乃さんにデレデレじゃん。そういうの良くないよ?」ジーーーー

    ヤンデレだらけか!こええよ!

    八幡「いや、陽乃さんも悪い人ではないからな。だからつい・・・」

    雪乃「あんなもの、姉さんの演技に決まってるでしょう?何度姉さんに遊ばれたら気が済むのかしら?そういう趣味なのね?」

    八幡「騙してなんか

    結衣「あの人の演技力はすごそうだからね、あり得るよ。」

    淡々と事実(仮)を伝えられてる気がする、
    たしかに、言われてみればあり得ない話ではないが・・・なにか違うな。

    陽乃「ひゃっはろー!八幡!今日も来たよー!」スリスリ

    雪乃「姉さん」

    陽乃「なあに雪乃ちゃん?八幡は渡さないよ?」スリスリ

    雪乃「いつまで比企谷君を騙せば気が済むのかしら?」

    陽乃「騙すなんてそんなことしないよ?さすがに雪乃ちゃんでも怒るよ?」

    もはや誰が正しいのか分からない

    だけど、陽乃さんを信じてみよう。

    これでダメなら、その時考えるか。

    八幡「雪ノ下、いい加減にしろ。」

    雪乃「なにかしら比企谷君」

    結衣「ヒッキー・・・」

    八幡「黙って聞いてりゃ陽乃さんを一方的に悪者呼ばわりしやがって、証拠もねえのにギャーギャーいってんじゃねえよ。」

    陽乃「八幡////」

    八幡「たしかに、この人は平気でエグいマネはするわ仮面だけで二十面相でも作れそうな人だが、俺を貶めるメリットのある人間じゃねえだろうが?好意はたしかに疑う余地はあるかも知らんが、悪意は疑うまでもねえよ。」

    雪乃「だけど、あなたも昨日は逃げるつもりで!

    八幡「もう逃げねえよ、この人に惚れちまったんだ。」

    結衣「もう、やめようよゆきのん・・・」 ポロポロ

    雪乃「まだよ、私は諦めないわ」

    八幡「陽乃さん、あなたが苦手です。」

    陽乃「そっか・・・」

    八幡「だけど、あなたが好きです。俺と付き合ってください。」

    陽乃「・・・あたしの計画通りだね♪」

    140 = 134 :

    >>135-136
    thx
    最後あっさりだったのがアレだったけど良いもの見れた

    141 :

    もうちょっとだけ続くんじゃよ

    八幡「計画って、俺を陽乃さんのものにする作戦ですよね?」

    全てお見通しってわけでもないが、陽乃さんを信じ、なおかつこの人の癖を鑑みれば答えは簡単。

    最初に告白をして意識を向けさせ、雪ノ下と由比ヶ浜をギリギリ俺に好意を伝えさせない程度に煽り、程々(いや、すげえ過度だけど)にスキンシップをとり、あとは大事な部分で本音をぶちまける。

    練ったのか閃いたのかは知らんが、よくできた計画であるといえる。

    俺の性格や雪ノ下と由比ヶ浜の性格をも把握して目的を果たしたのだ。

    とんでもない大悪党である。

    陽乃「八幡にはバレてるね」カラカラ

    バレていてもどこ吹く風といった様子で陽乃さんは笑う

    八幡「あれですよ、結果を見れば答えが分かるみたいな、そんな感じですね。」

    雪乃「ッッ!!」フルフル

    結衣「グスッ・・・グスッ」

    どこまでも容赦のない人だ、この二人がもう少し勇気を出してくれていたら違った結果だったかもしれない。

    八幡「陽乃さん、答え聞いてませんよ。」

    陽乃「そうだったね・・・・・・あたしは八幡のことが好き、腐った目も、ひねくれた小悪党なところも、そのくせ平気で泥を被る真似をするところも。だから告白を受けます。」

    仮面を明らかに外した陽乃さんは俺との交際を受けてくれた。

    142 :

    さすがに雪ノ下達のいる前にいつまでもいられないので無言で方奉仕部をあとにする

    後味は悪いが、陽乃さんといられるならそれでいい。

    八幡「本当に俺なんかでいいんですか?」

    陽乃「しつこい!八幡だからいいの♪」

    八幡「雪ノ下と気まずくなったりとかしませんかね?」

    陽乃「あたしは大丈夫だけど、八幡こそ大丈夫なの?」

    八幡「俺には陽乃さんと小町がいればいいんですよ。」キリッ

    陽乃「シスコンだなぁ」グリグリ

    八幡「その言葉はそのまま返しますよ」

    陽乃「それもバレてる?」

    陽乃さんは、あえてあの二人に憎まれるように俺との交際を見せつけたのだ。

    まるで俺のやってきたやり方のように

    八幡「俺のやり方への皮肉でしょう?」

    陽乃「・・・テヘッ☆」

    かわいいなチクショウ

    恐らく、この人を越えることは難しいだろう。
    だけど、支えていくことはできるのだ。

    これから先の人生を陽乃さんと歩んでいきたい。

    やはり俺は雪ノ下陽乃が苦手だ

    143 = 1 :

    これにて終了
    お疲れっす

    144 :

    おつ

    145 :



    そうか、あえて2人の目の前での直球勝負(ブラッシュボールも含む)に出たのは雪乃達への牽制ではなくてわざと2人に恨まれる事で八幡への意趣返しの意味合いもあったのか

    …文字通りの直球勝負に出た陽乃に正面から完膚無きまでに叩き潰された2人は悲惨だがな(しかもわざと恨みを買う八幡への意趣返しが主目的で2人を叩き潰したのはそのついでだから余計悲惨さが増す)

    …そういう意味ではお似合いの2人だな

    148 :


    後日談期待してる

    149 :

    叩き潰しといて何がシスコンなのかわからんので説明よろ

    150 :

    八幡と雪乃(あと結衣も)が最低限友達同士でいられるように雪乃達の敵意を自分に向けさせるためってのも
    叩き潰した理由に含まれるからじゃね?
    雪乃と今以上に仲が悪くなっても雪乃を大事にしようってとこがシスコンかと


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