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    元スレ医者「悟空さん。よく聞いてください」

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    1 :

    医者「……チチさんはガンです。すでに全身に転移していて非常に危険な状態です」

    悟空「ハハッ、大丈夫さ。後半年もすればドラゴンボールが復活するんだ」

    医者「それがなんなのかはわかりませんが、チチさんの余命は持って後三ヶ月。とてもじゃないが半年は持たないでしょう…」

    悟空「な…なんとかならねえのか?ほんの半年だけでいいんだ!」

    医者「残念ですが…。あとは神に祈りましょう」

    SSWiki :http://ss.vip2ch.com/jmp/1363710443

    2 :

    神と言ってもデンデだぞ…

    3 :

    無粋だがチチを生き返らせてくれー!でもあかんのかな

    4 = 1 :

    ガチャッ

    チチ「悟空さ、お医者様のとこにいってただか?」

    悟空「あ、ああ…」

    チチ「急に体調崩して病院さ運ばれて悪かっただな。明日には退院するべさ!」

    悟空「…」

    悟空「も、もう少し安静にしてたほうがいいんじゃねえか? 一週間くらい入院した方がいいって医者も言ってたぞ」

    5 :

    ドラゴンボールって、自然死はアウトじゃなかったっけ?

    6 = 1 :

    チチ「一週間!? そんなに入院したら家事や仕事はどうするべ! ただでさえウチには大飯食らいが三人もいるだよ。そんなに入院してたら職場のみんなにも申し訳がたたねえだ!」

    悟空「……家事はオラがやるよ。」

    チチ「悟空さがか? おめ家事なんかできんのか。それに家事はできても仕事はどうすんだ。悟空さは全然働いてくれねえし、おらが働かなかったらウチは終わりだべ…」

    7 = 1 :

    悟空「……オラ、働くぞ」

    チチ「…悟空さ、おらその言葉をずっと待っていただ! でも今日の悟空さはなんか素直過ぎるだよ。何かおらに隠し事してるんじゃねえべか?」

    悟空「いや、今までのオラはチチに迷惑かけてばっかだと思ってよ。もう魔人ブウも倒して平和になったし、オラもそろそろ普通の人間らしく生活するときが来たのかもしれねえ」

    悟空「だからよ、三ヶ月くれえは家事も仕事も全部オラに任せてくれねえか?」

    チチ「働いてくれるのは嬉しいだが、家事くらいはおらがするだよ! 任せっきりじゃあ悟空さに悪いべ」

    悟空「いや、それじゃあ修行になんねえんだ。家事も仕事も三ヶ月で身につけてやるから見ててくれよ!」

    チチ「まったく…悟空さにとっては家事まで修行になるだな。よし!わかっただ。おらはゆっくり休ませてもらうことにするだよ」

    8 = 1 :

    ピシュン

    ブルマ「わっ!びっくりした!!いきなり現れないでよ」

    悟空「ハハッ、わりいわりい。ちょっとブルマに教えてほしいことがあるんだけどよ」

    ブルマ「あんたが私に質問するなんて珍しいわね。いいわ、なんでも聞きなさい」

    悟空「洗濯機っちゅーのはどうやって使えばいいんだ? なんかボタンだらけでよくわからねえんだ」

    ブルマ「あんたが洗濯するわけー? 一体どういう風の吹きまわしよ」

    悟空「まあ色々あってよ。他にもメシの作り方とか色々教わりてえんだ」

    9 :

    DBあれば死んでからも生き返せるじゃん(ホジホジ

    10 = 1 :

    晩飯時

    悟天「うえっ、まずいよおとうさん。ぼくおかあさんのご飯が食べたいよ」

    悟空「すまねえなー悟天。父ちゃんまだ料理に慣れてなくてよ。すぐにうまくなってやるからちょっとの間だけ我慢してくれ」

    悟飯「母さんはどうしたんですか?」

    悟空(悟飯は学者になるために頑張って学校に行ってるみてえだし、よけえな負担はかけない方がいいな…)

    悟空「チチはちょっと体調崩して一週間くれえ入院するみてえだ」

    11 :

    病死は自然死だからアウトだね
    死ぬ前にDBでガンを取り除くことは出来るだろうけど、肝心のDBが使えないと・・・

    12 = 1 :

    悟飯「母さんが!? 大丈夫なんですか?」

    悟空「心配いらねえ。すぐに元気になるみてえだ。おめえはしっかり勉強して立派な学者になれよ」

    悟飯(おとうさんが勉強しろなんて珍しいな…)

    悟飯「そうですか。それなら良かったです」

    悟天「ごちそうさま…」

    13 :

    ナメック星のポルンガなら……

    14 = 1 :

    翌朝

    悟空「よし、こんなもんか」ビシッ

    悟飯「ど、どうしたんですかおとうさん…。スーツなんか着ちゃって」

    悟空「へへっ、オラこれから仕事の面接にいくんだ。やっぱり人間働かねえと駄目だよな」

    悟飯(おとうさんが仕事!? 何かある。…絶対に何かあるぞ!もしかしたら母さんの具合がだいぶ悪いのかもしれない…)

    悟飯「ははっ…そうですか…」

    悟空「そうだ、これ弁当だ。学校で食え」

    悟飯「ありがとうございます」

    15 = 1 :

    警備会社

    面接官「我が社で働いて見ようと思った理由は?」

    悟空「オラ腕っ節には自信があるからよ。警備の仕事ならばっちりだと思ったんだ」

    面接官(こいつは何故タメ口なんだ?)

    面接官「そうですか。たしかにいいガタイをされてますね。学歴なしとなっていますが中卒、ということですかね?」

    悟空「いや、オラ学校行ったことねえんだ」

    16 :

    やっぱジャンプの主人公は、困難に気付いてすぐ立ち上がらなくちゃあな

    17 = 1 :

    面接官(こんなやつが面接にくるとはウチもなめられたもんだ…)

    面接官「では最後の質問です。今までお仕事は何をされていましたか?」

    悟空「オラ働いたことねえぞ。だから今面接っちゅーもん受けにきてんだ」

    面接官「もう結構です。あなたは不採用です。お帰りください」

    18 = 3 :

    じゃあ病死する前に悟空がチチを殺せばDBで生き返らせられるのか

    19 = 1 :

    悟空「ちくしょー!あれから5社面接受けたけど全部落とされちまったぞ…」

    悟空「とりあえず明日からも面接を受けつづけるしかねえな。今日は帰って洗濯物入れてメシつくらねえと」

    シュン

    悟空「ブルマ、今日もメシの作り方を教えてくれ」

    ブルマ「だからいきなり現れるな! 今日も? あんた何かあったんじゃないでしょーね」

    悟空「…」

    ブルマ「……ま、いいわ。今日は焼き飯の作り方を教えてあげるわ」

    ブルマ(…孫くんは一体何を隠しているのかしら)

    20 :

    履歴書に天下一武道会優勝って書けば警備会社は余裕じゃね?

    21 = 1 :

    その日の晩飯時

    悟空(…ダメだ。悟天が全然食べねえ。こいつ朝もほとんど食べなかったし、このままじゃあ力が入らねえぞ)

    悟飯(毎日これはちょっとキツイな。おとうさんはなぜこんなに頑張ってるんだろう)

    悟天「ごちそうさま…」

    22 = 1 :

    ピシュン

    ピッコロ「悟空……、すまんがすべて見ていたぞ…。気の毒にな」

    悟空「なら話は速え。ピッコロ、精神と時の部屋を貸してくれ」

    ピッコロ「精神と時の部屋?…なぜだ?それに貴様がもう一度あの部屋に入ったら出れなくるぞ」

    悟空「心配はいらねえ。ゴテンクスみてえにでてくるさ」

    ピッコロ「なら良いだろう。好きに使え」

    23 :

    カプセルコーポレーションに雇って貰うってのは?

    24 = 1 :

    翌朝

    悟天「お、おいしいよおとうさん!これならいくらでも食べられるぞ」ムシャムシャ

    悟空「ハハッ、うめえか! 好きなだけ食え」

    悟空(このペースで食われるとチチに預かった金がすぐにそこを尽きそうだな…。はやく仕事みつけねえと)

    悟飯(昨日の晩飯とはえらい違いだぞ!?今日もスーツを着ているし面接にいくんだな…)

    25 = 1 :

    四日後

    悟空(まだ面接に受からねえぞ…。明日にはチチも帰ってくるっていうのによ!)

    ???「ん? あ、あれはもしや…! おい、車を停めてくれ」

    付き人「はっ!」

    ???「あの人を呼んできてくれ。くれぐれも粗相のないようにな」



    26 = 20 :

    犬国王来たか?

    27 :

    もっと適職があるような

    29 :

    ゴクウの戦闘力でも解決できない悲しい現実に泣いた

    30 :

    フリーザ「私の部下になっていれば……」

    31 = 1 :

    悟空「おめえか? オラに用があるってやつは」

    付き人「貴様、国王様にむかってなんて口の聞き方だ!」

    国王「よせ! 君にいくつか質問したい。君はその昔ピッコロ大魔王を倒した少年ではないかね?」

    悟空「ピッコロ大魔王か? たしかにオラが倒したぞ」

    国王「やはり…君が。セルを倒したのも君かい? ニュースで見た時ピンときたんだが少し髪や目の色が違う気もしてね」

    悟空「そいつもオラたちで間違いねえぞ」

    国王「やはりそうか…!」

    32 :

    生きてたか国家の犬!

    33 = 1 :

    国王「君は見返りも求めず、何度も地球を救ってくれていたんだな…。 ぜひ何か御礼がしたい。今から城に帰るところなんだが、君も一緒に来てくれないか?」

    悟空「すまねえ、オラこれから色々家事しなくちゃならねえんだ。明日も面接受けなくちゃいけねえし、行く暇がねえぞ」

    国王「もしかして仕事の面接かい?」

    悟空「ああ、そうだけど」キョトン

    国王(え、英雄が就職難とは…。この極端な学歴社会はいずれ少し改革しなければならんな)

    34 :

    国王とかいうぐう聖

    35 = 1 :

    国王「ふむ…。君、ウチの軍で働いてみる気はないかね?」

    悟空「お、おっちゃん仕事くれんのか!? オラいっしょうけんめ働くぞ!」

    国王「ははは、こっちも君みたいな強い男がウチで働いてくれたら願ったり叶ったりさ」

    悟空「でもよー、その軍っちゅーので何をしたらいいんだ? もう地球に悪さするやつもいねえと思うんだけどなー」

    36 = 1 :

    国王「はは、恥ずかしい話さ。君が何度も地球を救ってくれたおかげで世界は平和になったというのに、それに気づかないで人間同士で争っている地域もいくつかあるんだ。君には小隊の隊長になって、部下を鍛えたりそういう地域を平和にしたりしてほしい」

    悟空「よくわかんねえけど、争いを止めたり部下ってのを鍛えればいいんだな」

    国王「うむ。地図をあげるから、明日の朝七時に軍に行ってくれるか?」

    悟空「わかったぞ。へへっ、サンキューな!おっちゃん」

    国王「では、私は君が世界に真の平和をもたらすと信じているよ」

    37 = 1 :

    翌朝

    悟空「悟飯、すまねえけど今日学校途中で抜けれるか? チチ迎えにいってほしいんだ。オラ仕事があるからよー」

    悟飯「おとうさん、仕事決まったんですね! 大丈夫です、おかあさんは僕に任せてください」

    悟空「ハハッ、わりいな。悟天、今日はちょっと少なめに作っちまったから父ちゃんのも食え」

    悟天「わーい! ありがとうおとうさん」

    悟飯(おとうさん最近全然食べないなあ…。一体おとうさんのまわりで何が起こっているんだろう)

    悟空(へへっ、オラが食わねえだけで結構な節約になるな。もう四万くれえ浮いたぞ)

    38 :

    ここで王子がらしくないなカカロットとか言う予感

    39 :

    悟空に学歴もへったくれもないけどな

    しかしサイヤ人が戦争に介入とは嫌な予感が

    40 = 1 :

    国王軍

    大将「お前が孫悟空か。国王様から話は聞いているぞ。特例で階級は無し、四人小隊を組ませてやれとな。こいつらが貴様らの部下になる兵士1、兵士2、兵士3だ」

    兵士123「よろしくお願いします、隊長」


    悟空「ああ、こっちこそよろしく頼むぞ」

    大将「今日はこいつらを鍛えてやってくれ。明日は軍の仕事は休みだが明後日には西の地域の内戦を終わらせにいってほしい。国王がお手並みを拝見したいとのことだ」

    大将(国王もいよいよぼけちまったな。四人小隊だけで内戦を止めに行かすとは、正気の沙汰とは思えんぞ。こいつらは可哀想だが百パーセント死ぬだろうな)

    41 = 1 :

    悟空「よし、おめえら。まずは実力を見してもらうぞ。全員でオラを倒しにこい」

    兵士1「あの~。明後日我々は内戦地帯に派遣されるんですよね? 格闘術よりは銃の訓練をしたほうが良いと思うんですが…」

    悟空「何言ってんだ、銃なんか使ったら相手を殺しちまうだろ。オラたちは素手で戦うぞ」

    兵士123(お、俺たちは…明後日死ぬんだ…)

    悟空「オラの隊ではなるべく人を[ピーーー]のは禁止にすっぞ。 さ、わかったらかかってこい!」

    42 = 1 :

    すまん。 ピーの部分は こ ろ す が入る

    43 :

    sagaってメル欄に入れろ
    サゲじゃなくてサガね

    44 :

    メール欄に「saga」といれるんだ…もう一度言うぞ、メール欄に「saga」と入れるんだ…
    決してsag”e”ではないぞ…sag"a"だ…

    45 :

    悟空一人でいけよwww

    46 = 1 :

    病院

    悟飯「おかあさん、迎えにきましたよ」

    チチ「おお悟飯ちゃん!会いたかっただ。悟空さはちゃんと家事や仕事できてるだか?」

    悟飯(おかあさんなんか痩せたなあ…。それに顔色も少し悪いような。 もしかして病気の具合がだいぶ悪いのか?)

    悟飯「おとうさんはとっても頑張ってますよ。急に真面目人間になっちゃって驚きましたよ」

    チチ「良いことだ。でも急に人が変わったみてえで少し不気味だべ」

    47 = 1 :

    ブルマ宅

    ブルマ「ベジータ、聞いた?」

    ベジータ「…なにがだ?」

    ブルマ「孫くん仕事始めたんだって。おまけに家事もするようになってるの。どっかの誰かさんにも見習ってほしいものね」

    ベジータ「なにッ! カカロットが仕事に家事だと!? ありえん。やつはそんな暇があれば修行をするはずだ」

    ベジータ(ブルマめ。俺を働かそうとバレバレな嘘をつきやがって…)

    48 = 1 :

    シュタッ

    悟飯「おーい、ベジータさんいますかー?」

    ブルマ「あら、悟飯くんが来たみたいね」

    ベジータ「ふん、ちょうどいい。これでカカロットの話の真偽もわかるだろう」

    ブルマ「だからほんとだってば!」

    ベジータ「…まあいい。行ってくるぞ」

    49 :



    指摘されてるのに気づかないといつまで経ってもSS速報で
    「死ね」「殺す」「粉雪」等の単語をまともに書き込めないぞ

    50 = 1 :

    ベジータ「なんの用だ?」

    悟飯「実は…最近おとうさんの様子がおかしいんです。ベジータさん何か心あたりありませんか?」

    ベジータ「なにッ!…まさか、カカロットが仕事や家事を始めたわけじゃないだろうな?」

    悟飯「へっ? なんでわかったんですか? やっぱり心あたりがあるんですね!」

    ベジータ「くそったれええぇぇ!!」


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