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    元スレモバP「キスする場所の意味」

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    501 : ◆venVeX - 2013/06/29(土) 01:49:37.14 ID:K03oKZZx0 (+84,+29,+0)

    それでは巴二回目から

    502 : ◆venVeX - 2013/06/29(土) 01:50:02.85 ID:K03oKZZx0 (+90,+30,-37)





    「あむっ……んっ………」


    「……ちゅっ……んんっ……」


    「むぐっ…………ぷはっ」


    「…………どうしたプロデューサー?」


    「……ナンデモナイヨ」


    503 : ◆venVeX - 2013/06/29(土) 01:50:42.38 ID:K03oKZZx0 (+90,+30,-32)

    「(俺の指をしゃぶるのを止め、小首を傾げる巴)」

    「(普段は見られない巴の官能的な姿により興奮してしまった俺は)」

    「(前のめりの状態から戻ることが出来なかった)」

    504 : ◆venVeX - 2013/06/29(土) 01:51:28.73 ID:K03oKZZx0 (+95,+30,-51)

    「(そもそも何故こんな事態になってしまったのか)」

    「(事の発端は一月前にまで遡る)」

    「(それは巴がこの部屋に来た二回目のこと)」

    「(一回目のように巴の『手の甲』にキスをした後で、巴がこう言ったのだ)」

    505 : ◆venVeX - 2013/06/29(土) 01:52:05.54 ID:K03oKZZx0 (+89,+29,-6)


    『うちからもプロデューサーに伝えたいことがあるんじゃ』


    506 : ◆venVeX - 2013/06/29(土) 01:52:46.10 ID:K03oKZZx0 (+95,+30,-89)

    「(もちろんそれはキスで伝えられた)」

    「(巴にしたのと同じ『手の甲』)」

    「(後から聞いた話だと、ちひろさんの入れ知恵だった)」

    「(それから特に言い合わせることもなく、俺と巴はこの部屋でキスし合うようになった)」

    「(でもどうしてだろうか)」

    「(何時の間にか、キスだけでは済まなくなっていたのだ)」

    507 : ◆venVeX - 2013/06/29(土) 01:53:21.86 ID:K03oKZZx0 (+90,+30,-25)


    「……しょっぱい。ん、なんじゃプロデューサー? くすぐったいか?」


    「(最初は『手の甲』を舐め合った)」

    「(時折強く吸い上げて、赤い跡を付けることをお互い楽しんだ)」

    508 : ◆venVeX - 2013/06/29(土) 01:54:07.39 ID:K03oKZZx0 (+95,+30,-60)


    「ふほひゅうさぁ、ひはほふはふふぁ(プロデューサー、舌を掴むな)」


    「(次には指と指の隙間を舐めた)」

    「(ピッタリと指と指の間を閉じても巴の舌は蛇のように滑り込み、その何とも言えない感覚を俺は味わった)」

    509 : ◆venVeX - 2013/06/29(土) 01:54:56.88 ID:K03oKZZx0 (+95,+30,-50)


    「んちゅ…………ふぅ……」

    「……よし、次は右手じゃな」

    「右手出せ、プロデューサー」


    「(そして最終的に指をしゃぶるようになった)」

    「(親指から順に小指まで、一本一本丁寧に)」

    「(右手と左手、どちらも巴の心ゆくまで味わわれた)」

    510 : ◆venVeX - 2013/06/29(土) 01:55:48.03 ID:K03oKZZx0 (+95,+30,-49)

    「(そしてそれは今も続いている)」

    「(この現状が、なによりの証拠だ)」

    「(そして)」

    「(流石にこれ以上の事態にはならないだろうと、俺は思っていた)」

    「(……まあ、大抵そういった考えは)」

    511 : ◆venVeX - 2013/06/29(土) 01:56:29.29 ID:K03oKZZx0 (+90,+30,-25)


    「そうじゃ、プロデューサー。今度うちに来い」

    「えっ」

    「親父が会いたいゆうとるけぇ」

    「えっ」

    512 : ◆venVeX - 2013/06/29(土) 01:57:51.02 ID:K03oKZZx0 (+89,+29,-9)


    「(このように、いともたやすく打ち破られてしまうけども)」

    「(…………遺書、書いておこう)」


    513 : ◆venVeX - 2013/06/29(土) 01:59:24.57 ID:K03oKZZx0 (+89,+29,-3)










    「楽しみじゃろ、プロデューサー?」

    514 : ◆venVeX - 2013/06/29(土) 02:00:26.00 ID:K03oKZZx0 (+89,+29,-3)

    巴二回目終了。

    続いてみく二回目投下開始します。

    515 : ◆venVeX - 2013/06/29(土) 02:01:37.99 ID:K03oKZZx0 (+90,+30,-51)





    みく「ほら、プロデューサー。早くするにゃ」

    「はいはい……どうだ?」

    みく「んっ……。もっと強くても……」

    「全力でいくぞー」

    みく「ちょ、ギブッ……!」

    516 : ◆venVeX - 2013/06/29(土) 02:02:36.35 ID:K03oKZZx0 (+95,+30,-39)

    「(ベッドに共に寝る俺とみく)」

    「(『ベッド』というだけで変な方向に思考がいきがちだけど、俺とみくに限ってそんなことはない)」

    「(実際、ただ抱きしめ合ってるだけだ)」

    「(これは言わばスキンシップの一環)」

    517 : ◆venVeX - 2013/06/29(土) 02:03:23.96 ID:K03oKZZx0 (+90,+30,-31)


    みく「く、首を噛むにゃ! くすぐったいにゃ!」


    「(たまにふざけてその被害がみくにいくこともあるけど)」

    518 : ◆venVeX - 2013/06/29(土) 02:04:22.36 ID:K03oKZZx0 (+90,+30,-24)


    みく「今絶対お尻触ったにゃ! ひっ、も、揉むにゃぁ……!」


    「(スキンシップといったらスキンシップなのだ)」

    「(断じて変な意図はない)」

    519 : ◆venVeX - 2013/06/29(土) 02:24:14.78 ID:K03oKZZx0 (+95,+30,-81)



    みく「ひどい目に遭ったにゃ……」

    「みくが望んだことだろ?」

    みく「望んだ覚えなんて無いにゃ!」

    みく「大体この抱きしめ合うのだって最初はプロデューサーから────」

    「いや待てそれは違う」

    「どう考えてもみくからだったはず。間違い無い」

    520 : ◆venVeX - 2013/06/29(土) 02:25:07.17 ID:K03oKZZx0 (+95,+30,-79)


    みく「……プロデューサー、嘘吐きは泥棒の始まりって言うにゃ」

    「その言葉はそっくりそのままみくに返すぞ。この泥棒猫!」

    みく「何か意味違うくない!?」

    「え、みくにゃんは猫じゃないんですか?」

    「失望しました」


    521 : ◆venVeX - 2013/06/29(土) 02:25:47.52 ID:K03oKZZx0 (+89,+29,-15)



    P・みく『みくにゃんのファン辞めます』



    522 : ◆venVeX - 2013/06/29(土) 02:26:28.03 ID:K03oKZZx0 (+95,+30,-92)

    「おっ」

    みく「ふふん、プロデューサーの言葉くらい簡単に読めるにゃ」

    「……なんだか負けた気分だな」

    みく「そんな時はみくのことでも抱きしめるにゃ」

    みく「実は気分爽快効果が見込めるにゃ」

    「じゃ、お言葉に甘えて……」

    みく「だから強過ぎ……!」

    「悔しい……悔しい……!」

    みく「明らかに引きずってるにゃあぁぁぁ…………」

    523 : ◆venVeX - 2013/06/29(土) 02:27:16.28 ID:K03oKZZx0 (+95,+30,-64)


    「(みくとの関係は、やっぱり変わらない)」

    「(どれだけ時間を重ねても、どれだけ交流を深めても)」

    「(いつだって俺達は互いにふざけ合う仲だ)」

    「(それで俺は満足してる)」

    「(それはきっとみくだって)」

    「(……だってほら)」


    524 : ◆venVeX - 2013/06/29(土) 02:28:06.34 ID:K03oKZZx0 (+89,+29,-5)



    みく「プロデューサー、また来るにゃー!」



    525 : ◆venVeX - 2013/06/29(土) 02:28:49.25 ID:K03oKZZx0 (+90,+30,-18)





    「(こんなにも、みくは笑顔なのだから)」

    526 : ◆venVeX - 2013/06/29(土) 02:29:46.53 ID:K03oKZZx0 (+90,+30,-15)

    みく二回目終了。

    最後に千枝ちゃん投下開始します。

    527 : ◆venVeX - 2013/06/29(土) 02:31:03.19 ID:K03oKZZx0 (+95,+30,-104)





    千枝「────それでですねっ」

    「……………………」

    千枝「…………えっと、プロデューサーさん? どうかしたんですか?」

    「っ!? ど、どうしたっ!?」

    千枝「いえ、特に何もないんですけど、プロデューサーさんがぼーっとしてたので……」

    「か、考え事してただけだからっ。千枝は気にしなくて良いぞっ?」

    千枝「そうですか?」

    「そうそう! で、何だっけ?」

    千枝「もう、ちゃんと聞いてくださいね? 実はこの前────」


    528 : ◆venVeX - 2013/06/29(土) 02:31:48.83 ID:K03oKZZx0 (+95,+30,-61)

    「(いつものように、千枝を膝の上に乗せての会話)」

    「(もう何回目かも分からないほど繰り返してきた行為だけど)」

    「(最近になって変化が表れ始めた)」

    「(…………それも駄目な方)」

    「(あろうことか俺は)」

    529 : ◆venVeX - 2013/06/29(土) 02:32:38.69 ID:K03oKZZx0 (+90,+30,-18)




    千枝「聞いてますか、プロデューサーさん?」

    「き、聞いてたぞ」




    「(千枝に、欲情していた)」

    530 : ◆venVeX - 2013/06/29(土) 02:33:32.32 ID:K03oKZZx0 (+95,+30,-77)





    千枝「今日も楽しかったです!」

    「ああ、気を付けて帰るんだぞ」


    「(……今日も何とか耐えた)」

    「(千枝を抱きしめて、滅茶苦茶にしたくなる衝動を、必死で抑えることに成功したのだ)」

    「(でもこの衝動は、回数を重ねるごとに酷くなってきている)」

    「(取り返しの付かない事態になる前に、何とかしなくちゃいけないのは分かってる)」

    「(…………分かってるけど)」

    531 : ◆venVeX - 2013/06/29(土) 02:34:14.65 ID:K03oKZZx0 (+95,+30,-84)


    千枝「あ、プロデューサーさん? ほっぺにゴミが付いてますよ?」

    「ん、どこだ?」

    千枝「千枝が取ってあげますねっ」

    「じゃあ頼────っ!?」

    千枝「えへへ、プロデューサーさんまた明日!」

    「……………………はぁ」

    「ほっぺにキスされたくらいでなに狼狽えてんだよ俺……」

    532 : ◆venVeX - 2013/06/29(土) 02:34:52.71 ID:K03oKZZx0 (+90,+30,-32)


    「(取り返しの付かない事態に陥ってしまうことを)」

    「(心のどこかで望んでしまっている)」

    「(そのことも、分かっていた)」


    533 : ◆venVeX - 2013/06/29(土) 02:35:55.92 ID:K03oKZZx0 (+90,+30,-61)














    千枝「もしもし、ちひろさんですか?」

    千枝「はい、ちひろさんの言う通りにしてたら上手くいきました」

    千枝「ありがとうございます」

    千枝「それじゃあまた明日」

    千枝「……………………」



    千枝「えへへっ」



    534 : ◆venVeX - 2013/06/29(土) 02:36:39.79 ID:K03oKZZx0 (+89,+29,-2)


    千枝「もう少しですね、プロデューサーさん♪」


    535 : ◆venVeX - 2013/06/29(土) 02:38:32.92 ID:K03oKZZx0 (+90,+30,-19)

    千枝二回目終了。

    とりあえず一旦投下終了です。

    残りは今日の夜にできたら投下します。

    それではおやすみなさい。

    536 : VIPにかわりま - 2013/06/29(土) 02:39:02.52 ID:uLq/KGRko (+13,+28,-1)
    恐ろしい子……
    537 : VIPにかわりま - 2013/06/29(土) 02:41:33.68 ID:UcMbyIaYo (+24,+29,-17)
    この千枝ちゃんはわるいこですわ





    (歓喜)
    538 : ◆venVeX - 2013/06/30(日) 20:02:13.79 ID:J89QD+gB0 (+30,+30,-35)

    皆さんこんばんは。

    本日の投下ですが、用事があるためありません。
    しかも明日から用事がたて込みます。

    6月一杯と言っておきながら、投下の方は来週末くらいまでかかりそうです。

    気長に待って頂けると幸いです。

    よろしくお願いします。

    539 : VIPにかわりま - 2013/06/30(日) 20:44:57.79 ID:1Y4ZLSk00 (+24,+29,-21)
    用事があるなら仕方がない
    無理ないペースで投下してくれたらなーって
    540 : VIPにかわりま - 2013/07/01(月) 01:34:37.35 ID:RS75bQYAo (+19,+29,+0)
    むりはいかんぜー
    541 : VIPにかわりま - 2013/07/04(木) 22:01:41.19 ID:Z08M/L+Co (+25,+30,-17)
    悪い子千枝ちゃんに三回目がなくて本当によかった
    542 : VIPにかわりま - 2013/07/08(月) 19:58:46.50 ID:E06i4Vsno (-17,-5,+0)
    まだー
    543 : VIPにかわりま - 2013/07/16(火) 19:34:02.70 ID:AIpyVotwo (-21,-9,+0)
    はよ
    544 : VIPにかわりま - 2013/07/16(火) 19:37:47.52 ID:tLrLUBW+o (+11,+26,+0)
    あげんなよ
    545 : VIPにかわりま - 2013/07/16(火) 20:19:16.44 ID:WUwzYOEbo (+19,+29,+0)
    更新じゃねぇのかよ
    546 : VIPにかわりま - 2013/07/25(木) 16:19:03.96 ID:TY1hSWa7o (+14,+29,+0)
    大丈夫かなぁ
    547 : VIPにかわりま - 2013/08/22(木) 18:15:02.38 ID:sw4u0b5wo (+14,+29,+0)
    だめそうか
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