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元スレ京太郎「俺が奴隷扱いされてるっていう噂が流れてる?」
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(副将戦)
初美「(ヤクザの愛人……)」
絹江「(女王様……)」
塞「(S嬢……)」
和「(何か変な視線を感じますが)よろしくお願いします」
和「よいしょっと」(エトペン抱)
塞「(おぉ……)」
初美「(おっぱいが……乗ってる)」
絹江「(わ、私もちょっと自信あったけど桁が違うわ……)」
初美「(こんなおっぱいじゃあ男の人もメロメロなのも当たり前ですー)」
塞「(これでまだ15歳なんだから……これから先どうなることやら)」
絹江「(ウチのレギュラー陣なんてみんな彼氏すらおれへんのに……)」
初美「(女子高だとそのあたりハンデが大きいですー。ウチもみんな彼氏どころか男友達すら……学校柄、しょうがない面もありますけど)」
塞「(ウチはそもそも出会いが……学校は陸の孤島だし……)」
絹江「(はぁ……麻雀は楽しいけど、彼氏の1人もおらへんまま高校生活を終えるんやろか)」
初美「(もうちょっとしたら卒業なのに男の子と遊びに行ったことすらないです……)」
塞「(だ、大学に進学すればき、きっと彼氏の1人や2人ぐらい……あぁ、でも中学から高校に上がるときもそんなこと考えてた記憶が)」
絹江「(あぁ、でも彼氏作っても練習ばっかでろくに遊びに行けへんやろなぁ)」
初美「(それはそれで楽しいんですけどねー)」
塞「(ただ、友達に彼氏ができた話とか惚気話とか聞くと)」
絹江「(焦るよなぁ)」
初美「(女子プロも結構オールドミスというか結婚しないまま年を取っていく人が多いって聞きます)」
塞「(プロかぁ。行けるなら行きたいけど……そういう仲間には入りたくないなぁ)」
絹江「(ウチのオカンは10台で子供産んだって話やし……)」
初美「(ぐぎぎ、このままではすごくやばい気がしてきました)」
塞「(で、でも、いざ彼氏作るにしてもどうすればいいのか)」
絹江「(そ、それはほら、合コンとか……)」
初美「(当てがないです……)」
絹江「(お姉連れてひっかけ橋のあたりをうろついて……)」
塞「(な、ナンパ待ちってやつ?)」
初美「(は、はー。なるほど、そういう選択肢も……)」
絹江「(そうや。せっかく東京に来たんやし、渋谷駅の前にいれば声を掛けられるかも……)」
塞「(し、渋谷ってあの渋谷だよね……。こ、怖い人も多いって聞くけど)」
初美「(さ、浚われてどこか遠くにでも連れて行かれたらいやですよー)」
絹江「(いや、大丈夫やろ。そんないま時……)」
和「……(この人たちは視線で何を会話しているんでしょうか)」
初美「(ヤクザの愛人……)」
絹江「(女王様……)」
塞「(S嬢……)」
和「(何か変な視線を感じますが)よろしくお願いします」
和「よいしょっと」(エトペン抱)
塞「(おぉ……)」
初美「(おっぱいが……乗ってる)」
絹江「(わ、私もちょっと自信あったけど桁が違うわ……)」
初美「(こんなおっぱいじゃあ男の人もメロメロなのも当たり前ですー)」
塞「(これでまだ15歳なんだから……これから先どうなることやら)」
絹江「(ウチのレギュラー陣なんてみんな彼氏すらおれへんのに……)」
初美「(女子高だとそのあたりハンデが大きいですー。ウチもみんな彼氏どころか男友達すら……学校柄、しょうがない面もありますけど)」
塞「(ウチはそもそも出会いが……学校は陸の孤島だし……)」
絹江「(はぁ……麻雀は楽しいけど、彼氏の1人もおらへんまま高校生活を終えるんやろか)」
初美「(もうちょっとしたら卒業なのに男の子と遊びに行ったことすらないです……)」
塞「(だ、大学に進学すればき、きっと彼氏の1人や2人ぐらい……あぁ、でも中学から高校に上がるときもそんなこと考えてた記憶が)」
絹江「(あぁ、でも彼氏作っても練習ばっかでろくに遊びに行けへんやろなぁ)」
初美「(それはそれで楽しいんですけどねー)」
塞「(ただ、友達に彼氏ができた話とか惚気話とか聞くと)」
絹江「(焦るよなぁ)」
初美「(女子プロも結構オールドミスというか結婚しないまま年を取っていく人が多いって聞きます)」
塞「(プロかぁ。行けるなら行きたいけど……そういう仲間には入りたくないなぁ)」
絹江「(ウチのオカンは10台で子供産んだって話やし……)」
初美「(ぐぎぎ、このままではすごくやばい気がしてきました)」
塞「(で、でも、いざ彼氏作るにしてもどうすればいいのか)」
絹江「(そ、それはほら、合コンとか……)」
初美「(当てがないです……)」
絹江「(お姉連れてひっかけ橋のあたりをうろついて……)」
塞「(な、ナンパ待ちってやつ?)」
初美「(は、はー。なるほど、そういう選択肢も……)」
絹江「(そうや。せっかく東京に来たんやし、渋谷駅の前にいれば声を掛けられるかも……)」
塞「(し、渋谷ってあの渋谷だよね……。こ、怖い人も多いって聞くけど)」
初美「(さ、浚われてどこか遠くにでも連れて行かれたらいやですよー)」
絹江「(いや、大丈夫やろ。そんないま時……)」
和「……(この人たちは視線で何を会話しているんでしょうか)」
(大将戦)
咲「よろしくおねがいします」
恭子「よ、よろしくおねがいします」
恭子「(平常心、平常心を保って……落ち着いて……動揺を悟られないように)」ガタガタ
豊音「よ、よろ、しく、おね、が、い、しま、す(ご、ごわい、ごわいよぉぉぉ)」エグエグ
咲「(なんで泣いてるんだろうこの人……。確かあの時ぶつかった人だよね? うっ、思い出しちゃった)」
豊音「(みでる、みられでる、じにだぐないよぉ)」グズグズ
咲「あの、大丈夫ですか」ワタワタ
豊音「だいじょうぶでず。だいじょうぶでずがらぁ」エグエグ
霞「ほら、大丈夫? 落ち着いて、ね?」っハンカチ
豊音「うぅ」グスグス
霞「自分の力を出し切ればきっと戦える。怖くないから、ね」サスサス
豊音「あ、ありがどうございばず」ゴシゴシ
咲「(ほっ、よかったぁ。泣き止んだよ)」
霞「……宮永さん、でしたっけ?」
咲「はい、そうですけど?」
霞「お宅の須賀君、いい子ですね」
咲「え、えっ? きょ、京ちゃんですか? あ、えぇ」
咲「(な、なんでこの人京ちゃんのことを……あっ! そういえば以前知り合ったとか言ってた人ってこの人?」
霞「須賀君、貴方たちと一緒に居れて楽しいって、幸せって言ってました」
咲「あ、ありがとう、ございます?」
霞「……当人たちが納得してるならそれでいいって、最初は思いました」
咲「はぁ」
霞「所詮他人事だと、関係のない話だって割り切ることもできました。忘れることもできました」
霞「でも、それでも」
霞「それでもやっぱり、こんなのおかしいです。だから、はっきり言わせてもらいます」
霞「あなたたちは、間違ってます!」
恭子「(い、言いよった)」
豊音「(か、かっこいい)」
咲「(そんなこと言われても……)」
霞「……今日は」
霞「今日は、全力でお相手させてもらいます」
霞「私が勝ったら、須賀君に対する態度、改めてもらいましょう」
咲「(あ、改めるって言われても……)」
霞「嫌とは言わせませんよ。『強いものが正義』という貴方たちが掲げてきた絶対論理に従ってもらいます」
霞「私が負けたら、望むことをなんでもいたしましょう」
咲「(ん、今なんでもするって(錯乱))」
霞「それでは……行きます」ゴッ
豊音「(この圧力……!)」
恭子「(……生きて帰れるかなぁ)」
咲「(こ、この人、強い!)」
咲「よろしくおねがいします」
恭子「よ、よろしくおねがいします」
恭子「(平常心、平常心を保って……落ち着いて……動揺を悟られないように)」ガタガタ
豊音「よ、よろ、しく、おね、が、い、しま、す(ご、ごわい、ごわいよぉぉぉ)」エグエグ
咲「(なんで泣いてるんだろうこの人……。確かあの時ぶつかった人だよね? うっ、思い出しちゃった)」
豊音「(みでる、みられでる、じにだぐないよぉ)」グズグズ
咲「あの、大丈夫ですか」ワタワタ
豊音「だいじょうぶでず。だいじょうぶでずがらぁ」エグエグ
霞「ほら、大丈夫? 落ち着いて、ね?」っハンカチ
豊音「うぅ」グスグス
霞「自分の力を出し切ればきっと戦える。怖くないから、ね」サスサス
豊音「あ、ありがどうございばず」ゴシゴシ
咲「(ほっ、よかったぁ。泣き止んだよ)」
霞「……宮永さん、でしたっけ?」
咲「はい、そうですけど?」
霞「お宅の須賀君、いい子ですね」
咲「え、えっ? きょ、京ちゃんですか? あ、えぇ」
咲「(な、なんでこの人京ちゃんのことを……あっ! そういえば以前知り合ったとか言ってた人ってこの人?」
霞「須賀君、貴方たちと一緒に居れて楽しいって、幸せって言ってました」
咲「あ、ありがとう、ございます?」
霞「……当人たちが納得してるならそれでいいって、最初は思いました」
咲「はぁ」
霞「所詮他人事だと、関係のない話だって割り切ることもできました。忘れることもできました」
霞「でも、それでも」
霞「それでもやっぱり、こんなのおかしいです。だから、はっきり言わせてもらいます」
霞「あなたたちは、間違ってます!」
恭子「(い、言いよった)」
豊音「(か、かっこいい)」
咲「(そんなこと言われても……)」
霞「……今日は」
霞「今日は、全力でお相手させてもらいます」
霞「私が勝ったら、須賀君に対する態度、改めてもらいましょう」
咲「(あ、改めるって言われても……)」
霞「嫌とは言わせませんよ。『強いものが正義』という貴方たちが掲げてきた絶対論理に従ってもらいます」
霞「私が負けたら、望むことをなんでもいたしましょう」
咲「(ん、今なんでもするって(錯乱))」
霞「それでは……行きます」ゴッ
豊音「(この圧力……!)」
恭子「(……生きて帰れるかなぁ)」
咲「(こ、この人、強い!)」
―――――
――――――――――
――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
まこ「最終戦はものすごい死闘じゃったな」
咲「はい、正直危なかったです。一時は負けたかと……」
京太郎「石戸さん、すげぇ剛腕だったな。3倍満3連続とか初めて見たぜ……」
優希「最終的にはトップラスの点差がたったの2,800点差だったのは驚きだじぇ」
和「巻き返せてよかったですよ、ほんと」
咲「でも、正直罪悪感が……」
まこ「試合後、はらはらと泣く永水の大将をかばう形でほかの2人が土下座して許してあげてくださいと頼み込んできたからな」
京太郎「石戸さんもいいんですっていいながらその2人に縋り付くもんだからすさまじい絵面だったぜ。どう見ても悪人だもんな」
咲「私、人に土下座されるとか初めてだったよ……」
京太郎「お前すげぇテンパってたな」
咲「当たり前でしょ! 別に怒ってないし、何かさせるつもりもないって伝えるのにすごく苦労したよ……」
優希「その瞬間にまたありがとうございますって言いながら泣き出すから状況はあまり好転しなかったけどなー」
和「案の定掲示板はお祭り騒ぎですし」
京太郎「頭が痛いな……」
まこ「と、もうこんな時間か。そろそろあっちの準決勝が始まるな」
京太郎「白糸台、千里山、阿知賀、新道寺でしたっけ?」
咲「そういえば阿知賀には和ちゃんの昔の友達が出てるんだっけ」
和「えぇ。この先戦う相手になるかもしれないので、すごく気になるところです」
優希「よし、いざ偵察だじぇ!」
まこ「わしはまだ帰ってこない久を見とるから偵察は任せるとしよう」
久「」
咲「……私も、待ってます」
京太郎「ん……そか」
和「咲さん……」
まこ「ん、では京太郎と和と優希、偵察は任せたぞ」
3人「はい」
咲「いってらっしゃい」
久「」
――――――――――
――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
まこ「最終戦はものすごい死闘じゃったな」
咲「はい、正直危なかったです。一時は負けたかと……」
京太郎「石戸さん、すげぇ剛腕だったな。3倍満3連続とか初めて見たぜ……」
優希「最終的にはトップラスの点差がたったの2,800点差だったのは驚きだじぇ」
和「巻き返せてよかったですよ、ほんと」
咲「でも、正直罪悪感が……」
まこ「試合後、はらはらと泣く永水の大将をかばう形でほかの2人が土下座して許してあげてくださいと頼み込んできたからな」
京太郎「石戸さんもいいんですっていいながらその2人に縋り付くもんだからすさまじい絵面だったぜ。どう見ても悪人だもんな」
咲「私、人に土下座されるとか初めてだったよ……」
京太郎「お前すげぇテンパってたな」
咲「当たり前でしょ! 別に怒ってないし、何かさせるつもりもないって伝えるのにすごく苦労したよ……」
優希「その瞬間にまたありがとうございますって言いながら泣き出すから状況はあまり好転しなかったけどなー」
和「案の定掲示板はお祭り騒ぎですし」
京太郎「頭が痛いな……」
まこ「と、もうこんな時間か。そろそろあっちの準決勝が始まるな」
京太郎「白糸台、千里山、阿知賀、新道寺でしたっけ?」
咲「そういえば阿知賀には和ちゃんの昔の友達が出てるんだっけ」
和「えぇ。この先戦う相手になるかもしれないので、すごく気になるところです」
優希「よし、いざ偵察だじぇ!」
まこ「わしはまだ帰ってこない久を見とるから偵察は任せるとしよう」
久「」
咲「……私も、待ってます」
京太郎「ん……そか」
和「咲さん……」
まこ「ん、では京太郎と和と優希、偵察は任せたぞ」
3人「はい」
咲「いってらっしゃい」
久「」
まぁ確かにこんな噂になってる高校あったらコラ画像作るかもなぁって思ってしまったよ…
(準決勝・実況席)
恒子「さぁ、準決勝先鋒戦前半戦もいよいよ大詰め、オーラスを迎えました! ここまで下馬評通り宮永選手の圧倒的リードで進んでおります」
恒子「対して新道寺、かなり大きなマイナスを背負っています。これは苦しいか!」
健夜「さすが宮永選手、だね。おととしよりも去年、去年よりも今年、着実に進化してる」
照『リーチ』
123s4567778p發發發
恒子「おぉっと! オーラスで駄目押しのダブリーが入った!」
健夜「しかも4面張。豪快なフィニッシュになりそうだね」
煌『……』
『煌手牌』
125m289s23369p東南 ツモ南 ドラ4s
健夜「うーん、これはもしかしたら新道寺の子から出ちゃうかもね。手なりで打つなら9筒が不要牌だし」
恒子「なるほどー。さすがプロ生活20年ともなればそれぐらいの予想はお手の物だね」
健夜「だからアラフォーじゃ……って、ずいぶん長考だね」
恒子「まぁねー。これだけ点数取られた状況でダブリーかかっちゃ無理もないか」
健夜「俯いて……ちょっと震えてる。大丈夫かな?」
煌『……』
煌『……』
煌『……』スゥ
健夜「ん? 深呼吸してる?」
恒子「出しちゃうのかな?」
煌『……』ギリッ
煌『ッ!』打5萬
恒子「ブッ!」
健夜「こ、これはずいぶんと思い切ったね」
恒子「す、すこやん。これはどういう打牌なのかな?」
健夜「うーん、おそらく123の三色とチャンタ、ピンズ一通とピンズの混一色を見た一打……かな?」
健夜「この格好から5萬周りを引いても高い手にはならないからね。赤頼みも阿知賀の彼女がいる状況じゃ望み薄だし。だったら手役を作らなくちゃいけないとなると」
恒子「5萬切りってことかー。でも、この手牌から? まぁ、点数取り戻すために高い手狙うのはわかるけど、うーん」
健夜「そうだね。ダブリー入っている状況でやるにはなかなか勇気があるというか無謀だけど……成就、するかなぁ」
恒子「さぁ、準決勝先鋒戦前半戦もいよいよ大詰め、オーラスを迎えました! ここまで下馬評通り宮永選手の圧倒的リードで進んでおります」
恒子「対して新道寺、かなり大きなマイナスを背負っています。これは苦しいか!」
健夜「さすが宮永選手、だね。おととしよりも去年、去年よりも今年、着実に進化してる」
照『リーチ』
123s4567778p發發發
恒子「おぉっと! オーラスで駄目押しのダブリーが入った!」
健夜「しかも4面張。豪快なフィニッシュになりそうだね」
煌『……』
『煌手牌』
125m289s23369p東南 ツモ南 ドラ4s
健夜「うーん、これはもしかしたら新道寺の子から出ちゃうかもね。手なりで打つなら9筒が不要牌だし」
恒子「なるほどー。さすがプロ生活20年ともなればそれぐらいの予想はお手の物だね」
健夜「だからアラフォーじゃ……って、ずいぶん長考だね」
恒子「まぁねー。これだけ点数取られた状況でダブリーかかっちゃ無理もないか」
健夜「俯いて……ちょっと震えてる。大丈夫かな?」
煌『……』
煌『……』
煌『……』スゥ
健夜「ん? 深呼吸してる?」
恒子「出しちゃうのかな?」
煌『……』ギリッ
煌『ッ!』打5萬
恒子「ブッ!」
健夜「こ、これはずいぶんと思い切ったね」
恒子「す、すこやん。これはどういう打牌なのかな?」
健夜「うーん、おそらく123の三色とチャンタ、ピンズ一通とピンズの混一色を見た一打……かな?」
健夜「この格好から5萬周りを引いても高い手にはならないからね。赤頼みも阿知賀の彼女がいる状況じゃ望み薄だし。だったら手役を作らなくちゃいけないとなると」
恒子「5萬切りってことかー。でも、この手牌から? まぁ、点数取り戻すために高い手狙うのはわかるけど、うーん」
健夜「そうだね。ダブリー入っている状況でやるにはなかなか勇気があるというか無謀だけど……成就、するかなぁ」
(新道寺控室)
姫子「は、花田ってあんな豪快な一手が打てる奴だっけ?」
美子「」ブンブン
仁美「驚いたわ」ポカーン
哩「(……そか。そうだな)」
哩「(花田、頑張れ。お前の意地、見しぇてやれ)」
(会場)
照「(随分脂っこいところを通してきた……。でも、この待ちだったらいずれ)」カチャッ
煌「……れ……ない」打8索
照「?(何か言ってる)」
煌「ま……ら……」打9索
煌「………れない」打2索
煌「……け………」打1萬
煌「………れ……」打2萬
照「(この子……危険牌を6枚も……!)」
煌「……」打5索
煌「……」打6萬
煌「……」打東
煌「……」打發
玄「(新道寺の人が突っ張ってくれてるから安牌には困らないけど……)」パシッ
怜「(あの宮永照のダブリーの前にここまで……)」パシッ
照「(引けない……嫌な、感じがする)」パシッ
煌「っ!」チャッ
煌「……9筒。暗カン」
照「(私の待ちの一つを……!)」
煌「……けられない」打中
照「えっ?」
煌「決勝に行って、会いたい子がいるんです。同じ舞台に立って、伝えたいことがあるんです」
煌「今更出て行って、私の言葉は届かないかもしれないけど。強くもない先輩ですけど。それでも、それでも」
煌「先輩として……かわいいかわいい後輩と」
煌「どうしても、話がしたいんです。そのために同じ所に立たなくちゃいけないんです」
煌「だから」
煌「だからっ!」
煌「だから、ここで、負けられないんです!」ギッ
煌「リーチっ!」打2筒
照「(追いつかれた!?)」
玄「(嘘……ダブリーを掻い潜った)」
怜「(ありえへん……)」
照「くっ……」ツモ5筒
照「(アガれない……! しかもこれはっ!)」パシッ
姫子「は、花田ってあんな豪快な一手が打てる奴だっけ?」
美子「」ブンブン
仁美「驚いたわ」ポカーン
哩「(……そか。そうだな)」
哩「(花田、頑張れ。お前の意地、見しぇてやれ)」
(会場)
照「(随分脂っこいところを通してきた……。でも、この待ちだったらいずれ)」カチャッ
煌「……れ……ない」打8索
照「?(何か言ってる)」
煌「ま……ら……」打9索
煌「………れない」打2索
煌「……け………」打1萬
煌「………れ……」打2萬
照「(この子……危険牌を6枚も……!)」
煌「……」打5索
煌「……」打6萬
煌「……」打東
煌「……」打發
玄「(新道寺の人が突っ張ってくれてるから安牌には困らないけど……)」パシッ
怜「(あの宮永照のダブリーの前にここまで……)」パシッ
照「(引けない……嫌な、感じがする)」パシッ
煌「っ!」チャッ
煌「……9筒。暗カン」
照「(私の待ちの一つを……!)」
煌「……けられない」打中
照「えっ?」
煌「決勝に行って、会いたい子がいるんです。同じ舞台に立って、伝えたいことがあるんです」
煌「今更出て行って、私の言葉は届かないかもしれないけど。強くもない先輩ですけど。それでも、それでも」
煌「先輩として……かわいいかわいい後輩と」
煌「どうしても、話がしたいんです。そのために同じ所に立たなくちゃいけないんです」
煌「だから」
煌「だからっ!」
煌「だから、ここで、負けられないんです!」ギッ
煌「リーチっ!」打2筒
照「(追いつかれた!?)」
玄「(嘘……ダブリーを掻い潜った)」
怜「(ありえへん……)」
照「くっ……」ツモ5筒
照「(アガれない……! しかもこれはっ!)」パシッ
煌「ロンッ!」
『煌手牌』
3335567p南南南 カン9999 ドラ4s、中
煌「リーチ、一発、南、混一色、三暗刻……こんな場でも、乗るものですね。裏3で24,000」
>>793
あの咲の「跪け」とか池田なぶり殺し宣言とかのコラ画像はこいつらの仕業か
あの咲の「跪け」とか池田なぶり殺し宣言とかのコラ画像はこいつらの仕業か
(白糸台控室)
尭深「嘘……」カシャン
誠子「わっ、尭深! 湯呑湯呑!」
菫「……初めてだ」
淡「えっ?」
菫「あいつが、照が三倍満に打ち込んだのを初めて見た。そもそも跳萬以上に振り込むこと自体、いつ振りか」
淡「……新道寺の先鋒は実績もなくて、捨て駒だって話じゃなかった?」
菫「あぁ、そのはずだった。そのはずだったんだが……」
誠子「途中までの打牌も平々凡々だったのに」
菫「なんだ。いったい、あの選手に何があったんだ?」
(実況席)
恒子「」
健夜「こーこちゃん、しっかり」
恒子「はっ。あまりのことに思わず言葉を……」
健夜「危険牌12枚切って三倍満打ち取りだからね。しょうがないよ」
恒子「いや、出来過ぎでしょ」
健夜「うん、私だって普通に宮永選手がアガって終了だって思ってたもん」
恒子「でも結果として、あのチャンプが三倍満放銃とは……」
健夜「あの子の打牌にすごく強い意志を感じたよ。想いや意志で麻雀が勝てるなら苦労はしないけど、それでも」
健夜「それがなくちゃ、勝てないときもあるんだよね。本当にすごかったよ」
(会場)
煌「はぁ、はぁ、はぁ」
怜「(えらい消耗しとるな。あんな真似すりゃ無理もないか)」
玄「(負けられない……か)」
――――決勝に行って、会いたい子がいるんです。同じ舞台に立って、伝えたいことがあるんです
――――どうしても、話がしたいんです。そのために同じ所に立たなくちゃいけないんです
玄「……私だってっ!」
照「?」
玄「私だって、負けられないのです。決勝に行って、会わなくちゃいけない人がいるんです」
玄「大切な、大切な友達で」
玄「そこまで長い付き合いじゃなかったかもしれないけど、それでも大切な友達で」
玄「だからっ、私だって!」
玄「絶対に、負けれないんです」ゴッ
煌「……」コクリ
怜「なんや、二人して熱くなって……」
怜「……ふふ」
怜「でもこういうの、嫌いやないで。こっちも……負けてられんなぁ」ゴッ
照「(この子たち……!)」
尭深「嘘……」カシャン
誠子「わっ、尭深! 湯呑湯呑!」
菫「……初めてだ」
淡「えっ?」
菫「あいつが、照が三倍満に打ち込んだのを初めて見た。そもそも跳萬以上に振り込むこと自体、いつ振りか」
淡「……新道寺の先鋒は実績もなくて、捨て駒だって話じゃなかった?」
菫「あぁ、そのはずだった。そのはずだったんだが……」
誠子「途中までの打牌も平々凡々だったのに」
菫「なんだ。いったい、あの選手に何があったんだ?」
(実況席)
恒子「」
健夜「こーこちゃん、しっかり」
恒子「はっ。あまりのことに思わず言葉を……」
健夜「危険牌12枚切って三倍満打ち取りだからね。しょうがないよ」
恒子「いや、出来過ぎでしょ」
健夜「うん、私だって普通に宮永選手がアガって終了だって思ってたもん」
恒子「でも結果として、あのチャンプが三倍満放銃とは……」
健夜「あの子の打牌にすごく強い意志を感じたよ。想いや意志で麻雀が勝てるなら苦労はしないけど、それでも」
健夜「それがなくちゃ、勝てないときもあるんだよね。本当にすごかったよ」
(会場)
煌「はぁ、はぁ、はぁ」
怜「(えらい消耗しとるな。あんな真似すりゃ無理もないか)」
玄「(負けられない……か)」
――――決勝に行って、会いたい子がいるんです。同じ舞台に立って、伝えたいことがあるんです
――――どうしても、話がしたいんです。そのために同じ所に立たなくちゃいけないんです
玄「……私だってっ!」
照「?」
玄「私だって、負けられないのです。決勝に行って、会わなくちゃいけない人がいるんです」
玄「大切な、大切な友達で」
玄「そこまで長い付き合いじゃなかったかもしれないけど、それでも大切な友達で」
玄「だからっ、私だって!」
玄「絶対に、負けれないんです」ゴッ
煌「……」コクリ
怜「なんや、二人して熱くなって……」
怜「……ふふ」
怜「でもこういうの、嫌いやないで。こっちも……負けてられんなぁ」ゴッ
照「(この子たち……!)」
(観客席)
京太郎「……」
和「……」
優希「……」
京太郎「……優希」
優希「……なんだじぇ?」
京太郎「あの、新道寺の人って中学の時の先輩なんだって?」
優希「そうだじぇ」
京太郎「……いい先輩だな」
優希「うん……後輩思いで面倒見がよくて、世話になったものだじぇ」
京太郎「そうか……和」
和「……なんですか」
京太郎「あの阿知賀の人が……」
和「はい、昔の友人です」
京太郎「いい人だな」
和「はい、あんなに私のことを想ってくれてるなんて正直思ってもみなかったです」
京太郎「そうか、よかったな?」
和「……はい」
京太郎「……」
和「……」
優希「……」
京太郎「……決勝、何が何でも行かなくちゃな」
和「……ええ」
優希「……そうだな」
京太郎「……」
和「……」
優希「……」
3人「(どうしよう……)」
京太郎「……」
和「……」
優希「……」
京太郎「……優希」
優希「……なんだじぇ?」
京太郎「あの、新道寺の人って中学の時の先輩なんだって?」
優希「そうだじぇ」
京太郎「……いい先輩だな」
優希「うん……後輩思いで面倒見がよくて、世話になったものだじぇ」
京太郎「そうか……和」
和「……なんですか」
京太郎「あの阿知賀の人が……」
和「はい、昔の友人です」
京太郎「いい人だな」
和「はい、あんなに私のことを想ってくれてるなんて正直思ってもみなかったです」
京太郎「そうか、よかったな?」
和「……はい」
京太郎「……」
和「……」
優希「……」
京太郎「……決勝、何が何でも行かなくちゃな」
和「……ええ」
優希「……そうだな」
京太郎「……」
和「……」
優希「……」
3人「(どうしよう……)」
(会場某所)
照「……」
菫「お疲れ、照」
照「うん」
菫「何とか2着通過だったな。危なかった」
照「……ごめん」
菫「な、なぜ謝る?」
照「本当は私がもっと点数を叩きたかったけど……7,000点しか稼げなかった。前半戦のリードを大分食いつぶされたから」
菫「謝ることではないだろう、プラスはプラスだ。だけど、正直驚いた。照が準決勝でここまで手こずるとは」
照「その……」
菫「いや、別に攻めているわけじゃない。本当に驚いただけ」
照「……」
菫「……私は」
照「菫?」
菫「私は照とあの清澄の大将の関係はよく知らない」
照「っ」
菫「デリケートな話なんだろ? だから無理に聞き出そうとはしない。だけど……聞いてるんだろ? あの話」
照「……」コクリ
菫「で、これはさっき試合後に聞いたんだが、新道寺と阿知賀の2人はどうやら清澄のメンバーと知り合いらしいな。……だから、会って話がしたいと」
照「……」
菫「本当になのか。本当だとしたら、どうしてそんなことになってしまったのか。大切な友人だから、かわいい後輩だから、できるなら止めない。泣かせる話だな」
照「……何が言いたいの?」
菫「阿知賀は勝ったが新道寺は落ちた。私たちはあの子の願いを踏みつけて行くわけだ」
照「……菫」
菫「わかってる。別に後悔をしているわけではない。……だけど、踏みつけるのではなく、それを背負っていくことはできるはずだ」
照「せお、う?」
菫「きっと、話をして、できるなら止めたいんだかったんだろうな、あの子は」
照「多分」
菫「で、だ。……お前だって、話したい子がいるんじゃないか。あの話を聞いていたってことは何も感じなかったことはないと思うが」
照「……」
菫「……さっきの発言を撤回する。ちょっと踏み込んだことを言うぞ?」
照「えっ?」
菫「『妹』なんだろう?」
照「っ」
菫「『姉』として、『家族』として、できることができるんじゃないか? 止めてやることも、できるんじゃないか」
照「……」ウツムキ
菫「悪かった。ズケズケとプライベートなことに踏み込んだことは謝る。だけど、考えてみてほしいんだ。頼む」
照「……うん、わかった」
菫「そうか、よかった。……さっ、何か食べて帰るか?」
照「うん」コクリ
照「……」
菫「お疲れ、照」
照「うん」
菫「何とか2着通過だったな。危なかった」
照「……ごめん」
菫「な、なぜ謝る?」
照「本当は私がもっと点数を叩きたかったけど……7,000点しか稼げなかった。前半戦のリードを大分食いつぶされたから」
菫「謝ることではないだろう、プラスはプラスだ。だけど、正直驚いた。照が準決勝でここまで手こずるとは」
照「その……」
菫「いや、別に攻めているわけじゃない。本当に驚いただけ」
照「……」
菫「……私は」
照「菫?」
菫「私は照とあの清澄の大将の関係はよく知らない」
照「っ」
菫「デリケートな話なんだろ? だから無理に聞き出そうとはしない。だけど……聞いてるんだろ? あの話」
照「……」コクリ
菫「で、これはさっき試合後に聞いたんだが、新道寺と阿知賀の2人はどうやら清澄のメンバーと知り合いらしいな。……だから、会って話がしたいと」
照「……」
菫「本当になのか。本当だとしたら、どうしてそんなことになってしまったのか。大切な友人だから、かわいい後輩だから、できるなら止めない。泣かせる話だな」
照「……何が言いたいの?」
菫「阿知賀は勝ったが新道寺は落ちた。私たちはあの子の願いを踏みつけて行くわけだ」
照「……菫」
菫「わかってる。別に後悔をしているわけではない。……だけど、踏みつけるのではなく、それを背負っていくことはできるはずだ」
照「せお、う?」
菫「きっと、話をして、できるなら止めたいんだかったんだろうな、あの子は」
照「多分」
菫「で、だ。……お前だって、話したい子がいるんじゃないか。あの話を聞いていたってことは何も感じなかったことはないと思うが」
照「……」
菫「……さっきの発言を撤回する。ちょっと踏み込んだことを言うぞ?」
照「えっ?」
菫「『妹』なんだろう?」
照「っ」
菫「『姉』として、『家族』として、できることができるんじゃないか? 止めてやることも、できるんじゃないか」
照「……」ウツムキ
菫「悪かった。ズケズケとプライベートなことに踏み込んだことは謝る。だけど、考えてみてほしいんだ。頼む」
照「……うん、わかった」
菫「そうか、よかった。……さっ、何か食べて帰るか?」
照「うん」コクリ
本日の投下は以上です。次回最終回。
頑張ってなるべく早く投下します。
BBCP楽しいけどちょっと封印せねば……。
あ、前回あんな投下しておいてなんですが、スカ系はちょっと……なので
次回作におもらし物は難しいかなー、なんて
頑張ってなるべく早く投下します。
BBCP楽しいけどちょっと封印せねば……。
あ、前回あんな投下しておいてなんですが、スカ系はちょっと……なので
次回作におもらし物は難しいかなー、なんて
おつ
社会人の一人旅は旅館で自[ピーーー]るのが多いから警戒されるのも仕方ないね
社会人の一人旅は旅館で自[ピーーー]るのが多いから警戒されるのも仕方ないね
乙
このスレは煌さんが主役だったのか!(錯乱)
は、さておき部長マジ外道すぎて草不可避
このスレは煌さんが主役だったのか!(錯乱)
は、さておき部長マジ外道すぎて草不可避
今回頑張ったのエイちゃんと霞さんだな……
一つ大人になった感じに
一つ大人になった感じに
乙
のよーが特機の恰好してサブマシンガンを持ち、赤い残光残しながら池田を撃っているところまで想像できた
のよーが特機の恰好してサブマシンガンを持ち、赤い残光残しながら池田を撃っているところまで想像できた
乙
最終回前に>>1000行かないかだけ心配
最終回前に>>1000行かないかだけ心配
クロチャーカッコいいこと言ってるけど清澄スレでおもち画像を要求したりしてるんだよな・・・
おもち狂いクロチャーと清純派美少女松実玄は似て非なる存在だから
乙
他校の反応で爆笑したww
それと霞さんとすばら先輩かっけぇ
他校の反応で爆笑したww
それと霞さんとすばら先輩かっけぇ
ホント無駄レス多いなwwwwwwwwww
そこまで愛されてるのかコレは…
そこまで愛されてるのかコレは…
>>840
なにを捧げるんですかねえww
なにを捧げるんですかねえww
>>843
そりゃあ……おもち?
そりゃあ……おもち?
>>793
この前とある漫画で竹井ってキャラが同じく清一色一通で36000点直撃とかやってたけど、偶然か?
この前とある漫画で竹井ってキャラが同じく清一色一通で36000点直撃とかやってたけど、偶然か?
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