照「何を言っているか(ry」

照「……」ﾎｯﾍﾟﾂﾈﾘｰ

照「……痛い」ﾋﾘﾋﾘ

照「……夢じゃ無かった」

照「確か昨日は咲と電話で話した後、すぐに寝たはず……」

照「そして起きたら懐かしい天井。咲の部屋」

照「慌てて鏡を見れば咲の顔」

照「私によく似てるな、当たり前だけど。そしてここも」ﾑﾈﾍﾟﾀｰﾝ

照「……」

照「…………」

照「…………はぁ」ｽﾞｰﾝ

照「とりあえず、どうするべきかな」

照「父さんに言っても無駄だろうし、そもそも原因が分からないし……」

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ﾍﾞﾙｶﾞﾅﾙﾃﾞｰ



？？？「おーい咲、学校遅れるぞー」

照「……誰？咲を呼ぶのは。聞いた事の有る声だけど――」ｶﾞﾗｯ

京太郎「お、やっと出てきたな。さっきから呼んでるのに何してたんだ？」

京太郎「ってまだパジャマじゃねーか！」

照「……京ちゃん？」

京太郎「なんだ、まだ寝ぼけてるのか？」

京太郎「マジで遅刻するから早く着替えてこいよ」

照「わ、わかった」

照(な、なんで京ちゃんが居るんだろ？)

照(呼んでたって言ってたし咲は毎日迎えに来てもらってるのかな？なんてうらやま……けしからん）ｱﾀﾌﾀ

照(と言うかパジャマ見られた恥ずかしい……)

照(って、今私は咲なんだから大丈夫か)

照(――じゃないそれはそれで複雑。と言うか制服は何処)ｺﾞｿｺﾞｿ

京太郎「おーいまだかー」

照「ま、待ってもうすぐだから」

京太郎「早くしろよー。まったく相変わらず咲は麻雀以外はぽんこつだな」ｹﾗｹﾗ

照(……その点に関しては宮永家の血なのかもしれないのが悲しい）

数分後


照「お、お待たせ」

京太郎「遅いぞ。先に行こうかと思った」

照「ご、ごめんなさい」

京太郎「いやそんなに謝られても困るっつーか」

京太郎「まぁいいや、取り敢えず急ぐぞ、ほら」

照「きゃっ！？」

京太郎「うお！？」

照「な、なんで手を繋ぐの！？」

京太郎「なんでって繋がないとお前間に合わないだろーが」

京太郎「と言うかいつもやってるだろ？」

照「そ、そうだった……ね。うん」

照「ごめんごめん、ちょっとびっくりしちゃった」

照(なん……だと……？)

照(毎日手を繋いで登校するなんて、まるで恋人同士じゃないか！？)

照(まさか京ちゃんと咲は既にそういう関係に――)

京太郎「なぁお前大丈夫か？今日は変だぞ？」

照「だ、大丈夫だよ！」

照「ほ、ほら行こうじゃない行かないと！」ｱｾｱｾ

照(何にせよ京ちゃんと手を繋ぐなんて咲の体じゃないと出来ないから……役得とさせて貰おう)ｸﾞﾌﾌ

京太郎「？」

教室


照「」ｾﾞｰﾊｰｾﾞｰﾊｰ

京太郎「ギリギリセーフか……」

京太郎「おーい大丈夫かー？」

京太郎「いつもの事とは言え、相変わらず体力ないな」

照(最初は京ちゃんと手を繋げてラッキーとか思ったけど、失敗した)

照(流石に咲、体力無さ過ぎ……いや私も人の事は言えないけど)

京太郎「ほら学校着いたし、なんとか遅刻も免れたから落ち着いて呼吸しろ」

照「ヒッヒッフー」

京太郎「いやそれラマーズ法だから」

照「今から子供産む時の為に練習を……」

照(もちろん京ちゃんとの子供だけど！)

京太郎「してどーする。と言うか本当は大丈夫だろ」

照「そ、そんな事無いよ。ほら今にも倒れそう」ﾌﾗ～ﾘ

京太郎「……そんな余裕が有るなら大丈夫だな」ｱｷﾚ

京太郎「ほら先生が来るまでに席に着け」

照「うう、京ちゃんが冷たい……」

京太郎「おいおい俺はいつでも紳士だぜ。ただし咲は除く」

照「えー」

照(他の女の前では紳士→ただし咲は除く→つまり咲の前では野獣！？)

照「京ちゃん！！それは駄目だよ！！」

京太郎「いや冗談だが、何でそんなに必死なんだよ……」

昼休み


照(お腹空いたな……)ｸﾞｰ

照(朝食べられなかったからお昼食べたいけど、お金忘れた……)ｸﾞﾃｰ

照(仕方ない。空腹を紛らわすために脳内麻雀でもしようかな――)

照(……)

照(…………)ｷｭﾙ ﾊﾞﾁｯ

照(………………)ｷｭﾙｷｭﾙ　ﾊﾞﾁｯﾊﾞﾁｯ

照(……………………よし！ここでツｍ)ｷﾞｭｵｰﾝ ﾊﾞﾁﾊﾞﾁﾊﾞﾁｯ!

京太郎「おーい咲飯食おうぜ！って腕を前に突き出して何してるんだ……」

照「え！？あ、えーとそう、シャドーボクシングだよ！！」

照「朝大変だったし、体力つけようかなって！」ｼｭｯｼｭｯ

京太郎「……別に今しなくたっていいんじゃねーか？」

京太郎「あれ？ところで昼はどうした？」

照「お金ない……」

京太郎「あー朝慌ててたしなぁ」

京太郎「しょうがない、奢ってやる」

照「そんなの悪いよ京ちゃん」

京太郎「良いって良いって！」

京太郎「ま、こっちにも思惑があるし」

照「？」

食堂



照「こう言う事だったのね、京ちゃん」

京太郎「いやー今日のレディースランチも美味そうでさー」

京太郎「正直迷ってたんだよな。サンキュー」

照「ううんこっちこそ奢って貰ったし……」

京太郎「お、そっちのも旨そうだな。もーらい」

照「！？」

京太郎「やっぱり旨い」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

照(京ちゃんが私の使ったスプーンで私のオムライスを食べてる！）

照(これって間接キスだよね！だよね！)

照(キャーキャー！やっちゃった！やっちゃった！)

照(もう死んでもいいかな)ｸﾞﾌﾌﾌﾌﾌ

京太郎「おーい咲さーん」

京太郎「……駄目だ意識がどこかに行ってる」

放課後



照(既に習った範囲とは言え授業は面倒だった……早く帰りたい)ﾎﾟｹｰ

京太郎「咲ー部活行こうぜー」

京太郎「と言うかお前、今日本当に大丈夫か？」

照「へ？」

京太郎「なんか授業中も心ここに有らずだったし……」

京太郎「熱でも有るんじゃねーの？」ｵﾃﾞｺﾋﾟﾄ

照「///」

照(と言うかち、近い近いよ京ちゃん！)

照(あぁこうして見るとやっぱり京ちゃんはカッコいいな)

照(中学生の時のまだ幼さを感じる顔も良かったが、今の男らしさが出てるこの感じも――)

京太郎「うーん少し高いんじゃないか？」

京太郎「今日は帰った方が……」

照「だ、だ、大丈夫だよ！」

照「さぁ今日も元気に麻雀やるぞー！」ﾀﾞｯｼｭ

京太郎「あ、おい！」

京太郎「そっちは部室のある方向じゃねーぞ！」

京太郎「本当に大丈夫かよ……」

数分後


照「迷った……」ｱｾｱｾ

照「恥ずかしくて勢いよく飛び出してきたものの、部室の場所なんて分かるはずないじゃないか……」

照「仕方ないそこら辺の生徒に聞いてみようか」

照「おい。済まないがそこの人、麻雀部の部室は何処……」

和「はい？あれ咲さんどうしたんですか？」

照（うっ！？こいつは確か清澄の乳お化け、名前はええと原村和だったっけ……）

照(どうせ迷ってたんだし、こいつに案内させよう)

照「和ちゃん部活行くところでしょ？」

和「ええそうですが……」

照「私もそうだったんだ。さぁ行こう！すぐ行こう！」ﾀﾞｯｼｭ

和「って咲さん！そっちは部室とは反対ですよ！」

部室


和「遅れて申し訳ありません」

優希「のどちゃん遅いじぇー」

京太郎「確かに和にしては遅かったな」

京太郎「どうしたんだ？……って後ろの迷子せいか」

照「あ、あはははは」

京太郎「やる気出して部活行くぞーって飛び出したのに、いきなり反対方向に行くとはどういうことだ？」

照「ごめんなさい」

和「まぁ良いじゃないですか。無事に部室に来る事が出来ましたし」

照「そ、そうだよ！」

京太郎「あのなーお前は少しは反省しろ」ｳﾆｰ

照「い、いたいよひょうひゃん……」

照(あぁでもこの痛みも京ちゃんから与えられてると思うと……幸せかも)ｳｯﾄﾘ

和「須賀君その辺でもう……」

京太郎「ん。そうだな」

照「あっ……」

京太郎「へ？」

照「ううん何でも……」

照(あの魔乳娘め。せっかくの京ちゃんとのスキンシップを……)

優希「とにかく面子も揃ったし、部活やるじぇー」

和「あれ？部長達は？」

京太郎「ああ、部長は会議で今日は出られないらしい」

京太郎「あと染谷先輩も家の用事が有るからって顔だけ出して帰ったぜ」

優希「だから今日は四人だけだじぇー」

京太郎「おう。そう言う訳だから早くやろうぜ！」

優希「どうせ京太郎は飛ばされるけどな！」

京太郎「なんだとこのタコス娘！」

優希「でも本当の事だじぇー」

京太郎「事実だがお前に言われると腹が立つわ！」

京太郎「ええい！お前をタコスにしてやろうか！」

優希「きゃー犯されるじぇー。助けてのどちゃーん！」

和「はぁ……ほら優希もいい加減にするべきです」

和「須賀君も許してあげてください」

京太郎「ったく、和に言われたら仕方ないな」

京太郎「覚えてろよ優希！」

優希「あっかんべーだじぇー」

和「もう優希ったら……」

照（あのチビっ娘、京ちゃんに馴れ馴れしくして――飛ばす！）ｺﾞｯ

数十分後



照「ロン。11600」

優希「げっ！？また直撃！？」

優希「３連続とかありえないじょー……」

京太郎「……東場なのに優希が飛んだぞ」

京太郎「と言うか俺と和何もしてねぇ……」

和「今日の咲さん、何だか鬼気迫ってた感じでしたが……」

照「今日はちょっと調子が良いみたい」ﾆｺﾆｺ

照(ふっふっふっ見たかチビっ娘め！)

照(お前などに京ちゃんは渡さん！)

照(しかし何か忘れてるような……)

優希「うーこれはタコスパワーが足りないせいだじぇ……」

優希「と言う訳で犬！今すぐ買って来るんだじょ！」

京太郎「誰が犬だ！」

京太郎「……まぁいいや、丁度飲み物買って来ようと思ってたし買ってきてやるよ」

照「じゃ、じゃあ私も――」

コンコン


和「あれ？誰か来たみたいです」

京太郎「ん？部長が会議終わって来たのか？」

京太郎「それにしては早い気がするが……」

京太郎「はいはい、どちら様ですかーｔ」ｶﾞﾁｬ

？？？「京ちゃーーーーーーーーーーーん！！」ﾀﾞｷﾂｷ

京太郎「げほっ！？」

？？？「うわーーーーーーーーーーーーん、会いたかったよーーーーーーーーーー！！」

優希「だ、誰だじぇ！？こいつ！」

優希「と言うか今すぐ離れるんだじょー！！」

照「そ、そうだ！今すぐ離れろ――ん？」

照「この赤紫の毛色、角のような髪型、そして見慣れた顔――」

照「……」

照「…………」

照・？？？「「私？」」

照・？？？「「え？」」

照・？？？「「と言う事は咲か！(お姉ちゃん！)」」

照・咲「「やっぱり！！」

照「咲ー！」ﾀﾞｷｯ

咲「お姉ちゃーん！」ｶﾞｼｯ

京太郎・和・優希「「「………………」」」ﾎﾟｶｰﾝ

三人「「「はい！？」」」

とりあえずここまで
書きためたつもりだったが、案外少なかった……

期待期待

良スレ支援

期待しとる

みてるよー

書きためながら更新するからペースは遅くなると思う
あとこれとは別に安価スレ立てようと思うんだが、この板複数立てて良かったっけ？

立ててもおk
でもエタるのは勘弁な！

エタらなきゃいいんでね

>>22
ありがとう。後半部分も半分出来てるからエタらないと思う。
問題は携帯の問題とこれに更に続編とか考えてる自分の頭の中

安価スレはPCからやるつもりだけど

と言う訳で立てる内容の多数決取ってみる
以下のコースからお選び下さい



Ａ　京太郎「麻雀タッグトーナメント？」
あらすじ
ＩＨ後突如行われる事になった全日本麻雀タッグトーナメント(略してＪＭＴ)
男女混合で行われるこの大会に京太郎は誰と挑むのか？
某カードゲームも出来るギャルゲー風味で送ります



Ｂ　京太郎「麻雀クエストオンライン？」
あらすじ
ある日送られてきた謎の機械。
“麻雀クエストオンライン”と書かれたその機械を使った瞬間仮想世界に閉じ込められてしまった
同じく閉じ込められた全国の雀士と共に無事に現実に帰れるのか？
中の人ネタとかクロス風味で送ります



Ｃ　京太郎「ここが麻雀学園都市か……」
全国の咲キャラとただイチャイチャしたいそんな貴方にオススメの色んなとこ無視
おいしい所だけ詰め込んだフルコース風味でお送りします



Ｄ　咲-saki-　京太郎編　episode of IF-K
あらすじ
もしも京太郎が咲を麻雀部に連れて行かなかったら？
もしもインターハイが男女混合なら？
もしも―――
そんなIFがたっぷり詰め込まれて送ります


範囲は特に指定なし。日付変わる頃また来るのでそれまで
質問があればその時に

どれも見たいんだが……

そんなもん…
Cに決まってるだろうがっ…

Ｃだな

やべぇ、どれも気になる
A・B的にCは「デジタルとオカルトが交差するとき、対局は始まる」って感じかと思ったがそうでもなかった

でんぶ…失礼噛みました
全部みたいです

Dが興味あるなぁ

Ｄかな

AかDやな
タッグマッチ面白そう

>>30
それも考えたがデジタル派とオカルト派に分けた場合で圧倒的にオカルト多くね？とかレベルとかどうしよう……になったのでこれだけあらすじ適当なんだよね

全部書けたら良いけど生憎体は一つ、時間は有限なんだ

デーで

D

お前・・・馬鹿野郎っ・・・！！
こんな選択肢出されたら・・・全部見たいに決まっているだろう・・・！！

というわけでＢが見たいです。

男女混合にしたら誰を団体メンバーから抜くんだろ…

やはりでんぶは無理か…！
Ｂで

そんなもんCに決まってるじゃないか！
イチャイチャ上等よ

Cで、Aも気になるけど

AかC…


…ハーレムならCかな

冷静に考えたら指定無しであと4時間とか単発でこのスレ埋まっちゃうぞ