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元スレ上条「俺が大豪邸の主に?」
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ごめんなさい、23日分はお休みです
それと、このSSで全部紹介出来なさそうな上条邸の施設やその他補足用のSSwikiを近々作ってみようかと思うので、一応宣伝告知をば
続きは今夕~今晩辺りに
それと、このSSで全部紹介出来なさそうな上条邸の施設やその他補足用のSSwikiを近々作ってみようかと思うので、一応宣伝告知をば
続きは今夕~今晩辺りに
吹寄「動けない…」
上条「へっ…?」
吹寄「足を捻って動けないのよバカ上条!」
上条「ほ、本当か? どれちょっと見せてみろ!」グイッ
吹寄「っ…!」
上条「あちゃー…多分こりゃ捻挫だな。と言ってもここから出られそうも無いし…」
上条(何もしないよりこうした方がいいか…)サスサス
吹寄「そ、そんなことしても治りっこないわよ…」
上条「治らなくても痛みを和らげることぐらいはできるだろ?」サスサス
吹寄「…」
上条「へっ…?」
吹寄「足を捻って動けないのよバカ上条!」
上条「ほ、本当か? どれちょっと見せてみろ!」グイッ
吹寄「っ…!」
上条「あちゃー…多分こりゃ捻挫だな。と言ってもここから出られそうも無いし…」
上条(何もしないよりこうした方がいいか…)サスサス
吹寄「そ、そんなことしても治りっこないわよ…」
上条「治らなくても痛みを和らげることぐらいはできるだろ?」サスサス
吹寄「…」
上条「ちょっとは落ち着いたか?」
吹寄「…まぁね」
上条「そいつは良かった。…つってもまだ閉じ込められたままなんだけどな」
吹寄「…ありがと」
上条「へっ?」
吹寄「あ、あたしだってお礼ぐらい言うわよ! ばかっ!」カァァ
上条「そ、そうでございますか」
吹寄「…ねぇ上条」
上条「ん?」
吹寄「…あの時、何であたしに好きな人がいないか聞いてきたの…?」
吹寄「…まぁね」
上条「そいつは良かった。…つってもまだ閉じ込められたままなんだけどな」
吹寄「…ありがと」
上条「へっ?」
吹寄「あ、あたしだってお礼ぐらい言うわよ! ばかっ!」カァァ
上条「そ、そうでございますか」
吹寄「…ねぇ上条」
上条「ん?」
吹寄「…あの時、何であたしに好きな人がいないか聞いてきたの…?」
上条「そ、それは…」
吹寄「『何となく』は無しだから」
上条「…」
上条「もし好きな奴がいなければ、お前と一緒に住みたいなって」
吹寄「…」
吹寄「えっ?」
上条「いやまぁ今言った通りなんだけど」
吹寄「い、いやいやいや! 色々順序おかしいでしょ!?」
上条「順序?」
吹寄「だ、だから! …その、…デート…とか」
上条「お前とデートしたら一緒に住んでくれるのか!?」
吹寄「…き、貴様の頭の中は一体どうなってるのよ!!?」
吹寄「『何となく』は無しだから」
上条「…」
上条「もし好きな奴がいなければ、お前と一緒に住みたいなって」
吹寄「…」
吹寄「えっ?」
上条「いやまぁ今言った通りなんだけど」
吹寄「い、いやいやいや! 色々順序おかしいでしょ!?」
上条「順序?」
吹寄「だ、だから! …その、…デート…とか」
上条「お前とデートしたら一緒に住んでくれるのか!?」
吹寄「…き、貴様の頭の中は一体どうなってるのよ!!?」
上条「やっぱ無理だよなぁ…」
吹寄「だ、大体何でそんなにあたしと同棲したがるのよ…?」
上条「? 一緒に住んで欲しいからだけど」
吹寄「そ、そうじゃなくて! あぁもう!! なら、一体あたしのことどう思ってるの!?」
上条「スタイル抜群」
吹寄「…やっぱりふざけてるのね?」メラメラ
上条「ちっ、ちがう! お前のこと美人だし頼りになるし一緒にいて楽しいと思ってるよ!!」
吹寄「…!!」
上条「だ、だから…」
上条「…吹寄、お前のことが好きなんだよ!!」
吹寄「か、上条…」
上条「…」
上条(や、やべぇ…! つい勢いに任せて滅茶苦茶恥ずかしいセリフ吐いちまった!!)カァァ
吹寄「だ、大体何でそんなにあたしと同棲したがるのよ…?」
上条「? 一緒に住んで欲しいからだけど」
吹寄「そ、そうじゃなくて! あぁもう!! なら、一体あたしのことどう思ってるの!?」
上条「スタイル抜群」
吹寄「…やっぱりふざけてるのね?」メラメラ
上条「ちっ、ちがう! お前のこと美人だし頼りになるし一緒にいて楽しいと思ってるよ!!」
吹寄「…!!」
上条「だ、だから…」
上条「…吹寄、お前のことが好きなんだよ!!」
吹寄「か、上条…」
上条「…」
上条(や、やべぇ…! つい勢いに任せて滅茶苦茶恥ずかしいセリフ吐いちまった!!)カァァ
吹寄「…今の言葉、嘘じゃないのよね…?」
上条「あ、ああ…」
吹寄「…」フッ
吹寄「…まったく、貴様のようなバカにはあたしみたいな完璧な人間がついていないと駄目みたいね」
上条「ふ、吹寄…?」
吹寄「…だから」
吹寄「これからはあたしが貴様のこと面倒見てあげるわ」ニコッ
上条「」ドキッ
上条「…ふ、吹寄ーー!!」ダキッ
吹寄「…きゃあっ!? な、何いきなり抱きついてきてんのよバカ…!!」
上条「わ、悪い…。つい嬉しくて…」
吹寄「…まったく、本当にどうしようもない奴ね…貴様は」ギュッ
上条「あ、ああ…」
吹寄「…」フッ
吹寄「…まったく、貴様のようなバカにはあたしみたいな完璧な人間がついていないと駄目みたいね」
上条「ふ、吹寄…?」
吹寄「…だから」
吹寄「これからはあたしが貴様のこと面倒見てあげるわ」ニコッ
上条「」ドキッ
上条「…ふ、吹寄ーー!!」ダキッ
吹寄「…きゃあっ!? な、何いきなり抱きついてきてんのよバカ…!!」
上条「わ、悪い…。つい嬉しくて…」
吹寄「…まったく、本当にどうしようもない奴ね…貴様は」ギュッ
上条「吹寄…」
吹寄「…なに?」
上条「…俺、お前のこと好きだから」
吹寄「…知ってるわ」
上条「…だから」バッ
吹寄「えっ?」
上条「お前に大事なことを話さなきゃならないんだ」
吹寄「ど、どうしたっていうのよ急に改まって…」
上条「今から俺がする話に、お前が俺のこと幻滅したのならいつでも見限ってくれていい。最低だと罵ってくれてもいい」
吹寄「上条…?」
上条「…」
吹寄「…貴様が抱えている悩みは、あたしだって共有する義務があるわ。…良いから話してみて」
上条「…分かった」
・
・
・
吹寄「…なに?」
上条「…俺、お前のこと好きだから」
吹寄「…知ってるわ」
上条「…だから」バッ
吹寄「えっ?」
上条「お前に大事なことを話さなきゃならないんだ」
吹寄「ど、どうしたっていうのよ急に改まって…」
上条「今から俺がする話に、お前が俺のこと幻滅したのならいつでも見限ってくれていい。最低だと罵ってくれてもいい」
吹寄「上条…?」
上条「…」
吹寄「…貴様が抱えている悩みは、あたしだって共有する義務があるわ。…良いから話してみて」
上条「…分かった」
・
・
・
上条「…ということだ」
吹寄「…」
上条「…すまん。こんな騙すような形になっちまって…」
吹寄「…あたしは」
上条「…」ゴクッ
吹寄「一度言ったことは曲げない主義なの」
上条「吹寄…?」
吹寄「貴様が命を狙われてようが、他の女の子のことも大事にしようが…」
上条「…」
吹寄「あたしが一度貴様のこと面倒見るって言ったらそれは決して曲がらないの。それに…」
上条「それに…?」
吹寄「…貴様がまたいなくなっちゃうわけじゃないんでしょ?」ジワッ
吹寄「…」
上条「…すまん。こんな騙すような形になっちまって…」
吹寄「…あたしは」
上条「…」ゴクッ
吹寄「一度言ったことは曲げない主義なの」
上条「吹寄…?」
吹寄「貴様が命を狙われてようが、他の女の子のことも大事にしようが…」
上条「…」
吹寄「あたしが一度貴様のこと面倒見るって言ったらそれは決して曲がらないの。それに…」
上条「それに…?」
吹寄「…貴様がまたいなくなっちゃうわけじゃないんでしょ?」ジワッ
上条「…」ギュッ
吹寄「…あたしが好きになったんだから、もう勝手にどこかに行ったりするんじゃないわよ」
上条「…約束する」
吹寄「なら…今はこれで許してあげる」
チュッ
・
・
・
ガラガラガラ
吹寄「えっ…?」
上条「ひ、開いた!? …って土御門このヤローよくも騙しやがったな!!」
吹寄「覚悟は出来てるんでしょうねぇ…?」メラメラ
姫神「…あ、本当にいた」
吹寄「…あたしが好きになったんだから、もう勝手にどこかに行ったりするんじゃないわよ」
上条「…約束する」
吹寄「なら…今はこれで許してあげる」
チュッ
・
・
・
ガラガラガラ
吹寄「えっ…?」
上条「ひ、開いた!? …って土御門このヤローよくも騙しやがったな!!」
吹寄「覚悟は出来てるんでしょうねぇ…?」メラメラ
姫神「…あ、本当にいた」
上条「え、ひ、姫神…!?」
姫神「」コクッ
吹寄「なんであなたがここに…?」
姫神「土御門くんに言われてきた。『今頃カミやんと吹寄がイチャついてる頃だから早く行った方がいいぜよ!』って」
吹寄「いい、イチャっ…!!?」カァァ
上条「ななな、何のことでございましょうかね!!?」カァァ
姫神「…」ジーッ
上条「そ、そんなことよりもうすぐ授業終わるんだろ!? そろそろ教室戻ろうぜ!」
吹寄「そ、そうね。もうこんな場所コリゴリだわ!」
姫神「」コクッ
吹寄「なんであなたがここに…?」
姫神「土御門くんに言われてきた。『今頃カミやんと吹寄がイチャついてる頃だから早く行った方がいいぜよ!』って」
吹寄「いい、イチャっ…!!?」カァァ
上条「ななな、何のことでございましょうかね!!?」カァァ
姫神「…」ジーッ
上条「そ、そんなことよりもうすぐ授業終わるんだろ!? そろそろ教室戻ろうぜ!」
吹寄「そ、そうね。もうこんな場所コリゴリだわ!」
姫神「手、繋いでる…」
上条「ハッ…! て、手を繋ぐぐらいコミュニケーションの一環だろ!? ほ、ほら姫神も手を繋ごうぜ!!」ギュッ
姫神「…!?」カァァ
吹寄「…」ギュウウウウウウ
上条「ふ、吹寄さん…!? て、手に力が入りすぎのように見えるのですが!!?」
吹寄(上条の様子をわざわざ見に来たっていうことはこの子も…)
吹寄「ふん…」
姫神「?」
上条「ハッ…! て、手を繋ぐぐらいコミュニケーションの一環だろ!? ほ、ほら姫神も手を繋ごうぜ!!」ギュッ
姫神「…!?」カァァ
吹寄「…」ギュウウウウウウ
上条「ふ、吹寄さん…!? て、手に力が入りすぎのように見えるのですが!!?」
吹寄(上条の様子をわざわざ見に来たっていうことはこの子も…)
吹寄「ふん…」
姫神「?」
<その日の夕方>
【上条邸】
上条「た、ただいまー」
イン「お帰りなんだよとうまー!!」ダキッ
上条「お、おう! 今日もちゃんと留守番してたみたいだな」
イン「うん! おっきなテレビが見放題だから退屈しな…」
吹寄「ふぅん…あなたが上条の」
イン「もしかして、とうまのお友達かも?」
上条「いや、お友達というか…」
吹寄「あたしの名前は吹寄制理。今日から上条の保護者よ」ドンッ
イン「保護者?」
吹寄「そっ。あたしはこいつの面倒を見る為にここに来たの」
上条「ほ、保護者て…」
イン「ふぅん…。じゃあ今日はとうまのこと貸してあげる」
吹寄「……えっ?」
イン「あなたはとうまにとって大切な存在なんだよ。だから、これからもよろしくね…巨乳のお姉さん」ニコッ
吹寄「こ、こちらこそ…?」
【上条邸】
上条「た、ただいまー」
イン「お帰りなんだよとうまー!!」ダキッ
上条「お、おう! 今日もちゃんと留守番してたみたいだな」
イン「うん! おっきなテレビが見放題だから退屈しな…」
吹寄「ふぅん…あなたが上条の」
イン「もしかして、とうまのお友達かも?」
上条「いや、お友達というか…」
吹寄「あたしの名前は吹寄制理。今日から上条の保護者よ」ドンッ
イン「保護者?」
吹寄「そっ。あたしはこいつの面倒を見る為にここに来たの」
上条「ほ、保護者て…」
イン「ふぅん…。じゃあ今日はとうまのこと貸してあげる」
吹寄「……えっ?」
イン「あなたはとうまにとって大切な存在なんだよ。だから、これからもよろしくね…巨乳のお姉さん」ニコッ
吹寄「こ、こちらこそ…?」
上条「えーと、吹寄の部屋はどこにしようか?」
吹寄「…『とうまの部屋』『インデックスの部屋』。へぇ、自分の部屋にネームプレートをつけてるのね」
上条「まぁな。ここは三階だけど、階層ごとに転送装置が設置されているから移動も便利なんだぜ」
吹寄「…む、それは運動不足になりそうね。あたしは階段を使うようにするわ」
上条「さ、さすが健康マニア…。それで部屋はどこにするんだ?」
吹寄「なら、あたしはこの部屋にするわ!」ビシッ
イン「あ、とうまの隣がいいんだね?」
吹寄「あ、あたしは保護者だからこいつの傍に居る義務と責任があるの…!!」カァァ
上条「え、えーと、じゃあ一応改めて…これからもよろしくな、吹寄」スッ
吹寄「よ、よろしく…」ギュッ
イン「よろしくなんだよ、制理♪」
上条「とりあえず、吹寄の紹介も済んだことだし晩飯の準備でもするか。せっかくだし、今日は出前でも取るか?」
吹寄「そんな気を使わなくてもいいわよ。第一ここって出前届くの?」
イン「さぁ?」
上条「そ、そういやそうだな。なら俺が直接行って何か旨いもんでも…」
吹寄「…『とうまの部屋』『インデックスの部屋』。へぇ、自分の部屋にネームプレートをつけてるのね」
上条「まぁな。ここは三階だけど、階層ごとに転送装置が設置されているから移動も便利なんだぜ」
吹寄「…む、それは運動不足になりそうね。あたしは階段を使うようにするわ」
上条「さ、さすが健康マニア…。それで部屋はどこにするんだ?」
吹寄「なら、あたしはこの部屋にするわ!」ビシッ
イン「あ、とうまの隣がいいんだね?」
吹寄「あ、あたしは保護者だからこいつの傍に居る義務と責任があるの…!!」カァァ
上条「え、えーと、じゃあ一応改めて…これからもよろしくな、吹寄」スッ
吹寄「よ、よろしく…」ギュッ
イン「よろしくなんだよ、制理♪」
上条「とりあえず、吹寄の紹介も済んだことだし晩飯の準備でもするか。せっかくだし、今日は出前でも取るか?」
吹寄「そんな気を使わなくてもいいわよ。第一ここって出前届くの?」
イン「さぁ?」
上条「そ、そういやそうだな。なら俺が直接行って何か旨いもんでも…」
吹寄「食材はあるんでしょ?」
上条「あ、ああ。一応料理は自分で作るようにしているからな」
イン「前のおうちに居た時より、ちょっぴりおかずが豪華になったんだよ♪」
吹寄「ふぅん。なら、今日はあたしが作ってあげるわ」
上条「えっ? い、いやだって今日はお前の歓迎祝いを…」
イン「制理もお料理できるの!?」
吹寄「当然! 弁当まではさすがに余裕ないけど、家に帰ったらちゃんと自炊してるわよ」
イン「とうまとうま! わたし制理のお料理食べたいんだよ!」キラキラ
上条「い、良いのか? 本当に頼んじまっても…」
吹寄「あたしだって今日からここの住人になるんだし、ただ甘えてばかりもいられないわよ」
イン「」グサッ
上条「ふ、吹寄~…」ウルウル
吹寄「な、何感動してんのよ…。それじゃキッチン使わせてもらうわよ」
上条「おう!」
イン「…ねぇとうま」
上条「なんだ?」
イン「わたしもお料理勉強するね…?」
上条「…ほどほどにな」
上条「あ、ああ。一応料理は自分で作るようにしているからな」
イン「前のおうちに居た時より、ちょっぴりおかずが豪華になったんだよ♪」
吹寄「ふぅん。なら、今日はあたしが作ってあげるわ」
上条「えっ? い、いやだって今日はお前の歓迎祝いを…」
イン「制理もお料理できるの!?」
吹寄「当然! 弁当まではさすがに余裕ないけど、家に帰ったらちゃんと自炊してるわよ」
イン「とうまとうま! わたし制理のお料理食べたいんだよ!」キラキラ
上条「い、良いのか? 本当に頼んじまっても…」
吹寄「あたしだって今日からここの住人になるんだし、ただ甘えてばかりもいられないわよ」
イン「」グサッ
上条「ふ、吹寄~…」ウルウル
吹寄「な、何感動してんのよ…。それじゃキッチン使わせてもらうわよ」
上条「おう!」
イン「…ねぇとうま」
上条「なんだ?」
イン「わたしもお料理勉強するね…?」
上条「…ほどほどにな」
・
・
・
上条「それじゃ」
上条・イン・吹寄「「「いただきまーす」」」
上条「鯖の味噌煮にきんぴらごぼう、それにかき玉汁かー。うんうん、実にバランスが取れた食卓だ」
イン「もぐもぐ。うん、美味しいかも!」
上条「どれどれ…うん、これはうまいな!」
吹寄「ほっ…。お、おかわりもあるから沢山食べなさい!」
上条「は~い」
イン「…ごくんっ。おかわりなんだよ!」
・
・
・
・
・
上条「それじゃ」
上条・イン・吹寄「「「いただきまーす」」」
上条「鯖の味噌煮にきんぴらごぼう、それにかき玉汁かー。うんうん、実にバランスが取れた食卓だ」
イン「もぐもぐ。うん、美味しいかも!」
上条「どれどれ…うん、これはうまいな!」
吹寄「ほっ…。お、おかわりもあるから沢山食べなさい!」
上条「は~い」
イン「…ごくんっ。おかわりなんだよ!」
・
・
・
【上条の部屋】
上条「…」ギシッ
上条「はぁ…今日は色んなことがあったなぁ」
上条「吹寄…俺には勿体無いぐらい良い女の子だよホント」
コンコン
上条「はーい? どうぞー」
【インデックスの部屋】
イン「…今日は一人で寝なくちゃいけないんだね」
イン「とうま……寂しいかも」
イン「…ううん、制理はいい子だし、それに今までとうまのこと独り占めしてきたんだから我慢しなきゃ駄目なんだよ…!!」
イン「…ふぅ、テレビでも見るかも。ってあれ、リモコンどこにあるんだっけ…」
イン「うー…無くしたことを認識してないと完全記憶能力なんて役に立たないかも…」
イン「えーと…ここかも?」ガラガラガラ
イン「あ、なんか出てきた! ……これは、スイッチ?」
上条「…」ギシッ
上条「はぁ…今日は色んなことがあったなぁ」
上条「吹寄…俺には勿体無いぐらい良い女の子だよホント」
コンコン
上条「はーい? どうぞー」
【インデックスの部屋】
イン「…今日は一人で寝なくちゃいけないんだね」
イン「とうま……寂しいかも」
イン「…ううん、制理はいい子だし、それに今までとうまのこと独り占めしてきたんだから我慢しなきゃ駄目なんだよ…!!」
イン「…ふぅ、テレビでも見るかも。ってあれ、リモコンどこにあるんだっけ…」
イン「うー…無くしたことを認識してないと完全記憶能力なんて役に立たないかも…」
イン「えーと…ここかも?」ガラガラガラ
イン「あ、なんか出てきた! ……これは、スイッチ?」
【上条の部屋】
ガチャッ
吹寄「入るわよ」
上条「あ、ああ。つうか随分ラフな格好なんだな」
吹寄「むっ、お風呂あがりの女子なんて大体こんなもんよ」
上条(Tシャツに紺の短パン一丁って…まぁ夏だしそんなもんかな)
吹寄「しっかし随分出世したものね、上条。まさか貴様がこんな大豪邸に住んでたなんて」
上条「こちとら命と引き換えなんですけどね…。ていうかそんなとこ立ってないでここ座っていいぞ」
吹寄「…じゃあ遠慮なく」ギシッ
上条(…風呂上がりだからか石鹸やらシャンプーやら何か良い匂いが漂ってきているな)ゴクッ
吹寄「上条、…これからも女の子をたらしこんでここに誘い込むつもりなの?」
上条「そ、それは…」
吹寄「……なんて」
吹寄「今更そんなこと言うつもりは毛頭ないわよ。あたしは全てを理解した上でこの場にいるんだから」
上条「吹寄…」
吹寄「…一つ聞いてもいい?」
上条「あ、ああ」
ガチャッ
吹寄「入るわよ」
上条「あ、ああ。つうか随分ラフな格好なんだな」
吹寄「むっ、お風呂あがりの女子なんて大体こんなもんよ」
上条(Tシャツに紺の短パン一丁って…まぁ夏だしそんなもんかな)
吹寄「しっかし随分出世したものね、上条。まさか貴様がこんな大豪邸に住んでたなんて」
上条「こちとら命と引き換えなんですけどね…。ていうかそんなとこ立ってないでここ座っていいぞ」
吹寄「…じゃあ遠慮なく」ギシッ
上条(…風呂上がりだからか石鹸やらシャンプーやら何か良い匂いが漂ってきているな)ゴクッ
吹寄「上条、…これからも女の子をたらしこんでここに誘い込むつもりなの?」
上条「そ、それは…」
吹寄「……なんて」
吹寄「今更そんなこと言うつもりは毛頭ないわよ。あたしは全てを理解した上でこの場にいるんだから」
上条「吹寄…」
吹寄「…一つ聞いてもいい?」
上条「あ、ああ」
吹寄「…どうしてあたしを選ぼうと思ったの?」
上条「……俺だって別に女の子なら見境無しに、とかはさすがにしねぇよ」
吹寄「なら何で?」
上条「身近にいる存在で、面倒見もよくて美人だし、何より一緒に居て楽しかったからかな」
吹寄「それだけ?」
上条「そ、それだけって…」
吹寄「」クスッ
吹寄「冗談よ。あたしと居ることで居心地が良いと感じてくれてるならそれで十分」
上条「吹寄…」
吹寄「まったく、ちょっと責められただけですぐに動揺するんだから貴様は」
上条「か、からかうなよ…」
吹寄「バカだし、おっちょこちょいだし、危なっかしいし…」
上条「か、上条さんは言葉攻めで喜ぶ性癖は持ち合わせておりませんのことよ…?」グサッ
吹寄「……それだから放っとけないのよ、貴様は」ギュッ
上条「ふ、吹寄…さん…?」カァァ
上条「……俺だって別に女の子なら見境無しに、とかはさすがにしねぇよ」
吹寄「なら何で?」
上条「身近にいる存在で、面倒見もよくて美人だし、何より一緒に居て楽しかったからかな」
吹寄「それだけ?」
上条「そ、それだけって…」
吹寄「」クスッ
吹寄「冗談よ。あたしと居ることで居心地が良いと感じてくれてるならそれで十分」
上条「吹寄…」
吹寄「まったく、ちょっと責められただけですぐに動揺するんだから貴様は」
上条「か、からかうなよ…」
吹寄「バカだし、おっちょこちょいだし、危なっかしいし…」
上条「か、上条さんは言葉攻めで喜ぶ性癖は持ち合わせておりませんのことよ…?」グサッ
吹寄「……それだから放っとけないのよ、貴様は」ギュッ
上条「ふ、吹寄…さん…?」カァァ
吹寄「貴様のことを好きになった責任…ちゃんととりなさいよ」
上条「ああ…約束する」
吹寄「…」
上条「…」
吹寄「あ、あの子のことは良いの…?」
上条「あいつのことも大切にする。…だけど、今俺の目の前にいるのは…」
吹寄「…」
上条「好きだ……吹寄」
チュッ
上条「…嫌だったら言ってくれ」ギシッ
吹寄「んっ……」
上条「ああ…約束する」
吹寄「…」
上条「…」
吹寄「あ、あの子のことは良いの…?」
上条「あいつのことも大切にする。…だけど、今俺の目の前にいるのは…」
吹寄「…」
上条「好きだ……吹寄」
チュッ
上条「…嫌だったら言ってくれ」ギシッ
吹寄「んっ……」
>>230
ご指摘ありがとうなんだよ!
ご指摘ありがとうなんだよ!
上条さんの隣の部屋か……
なら壁に穴を開けてそこに上条さんがナニをつっこんで隣の部屋から吹寄たんが口やらアソコやらでじゅっぽりってのが
可能かもしれないとゆう妄想
なら壁に穴を開けてそこに上条さんがナニをつっこんで隣の部屋から吹寄たんが口やらアソコやらでじゅっぽりってのが
可能かもしれないとゆう妄想
【 窓のないビル】
ブゥン
土御門「…」
アレイスター「きたか、 土御門元春」
土御門「…今日は何の用だ」
アレイスター「いやなに、例の計画がその後どうなっているのか気になったものでね」
土御門「…お前が知らないはずはないだろう、アレイスター・クロウリー」
アレイスター「ふふふ、ただ“観察”するだけでは退屈でね。どうせなら現場で行動している者から直接話を聞きたいのだよ」
土御門「ちっ…」
・
・
・
アレイスター「ふむ…まだ始まったばかりとは言え、今のところ計画は順調のようだね」ニヤッ
土御門「…わざとらしい真似を。一体お前の目的は何だ!? 何を企んでいる!!?」
アレイスター「前に言ったではないか、数々の危機を救ってくれた“英雄”への私からのささやかなプレゼントだと」
土御門「…こんなふざけた計画がプレゼントなわけあるか! ましてその“英雄”の命まで狙うなど…」
アレイスター「おお、怖い怖い。らしくないぞ、土御門元春」
土御門「…真面目に答えろ」ギロッ
アレイスター「目的…か、まぁ無いことも無いがね。それに君が聞いたところで何か状況が変わるのかね?」
土御門「…」
アレイスター「君もこの計画の推進者である以上、余計な気を起こさない方がいいと思うがね。
そうじゃないと…君にはそれ相応の“制裁”をしなければならなくなる」
土御門「……アイツに手を出したら俺は貴様を殺す」
アレイスター「どうぞお好きに。もっとも、その時には君の“大事なもの”は既に失われた後なのだがね」
土御門「……貴様!!」
アレイスター「だから君も命がけでこの計画を進めてくれたまえ」
土御門「っ…」
アレイスター「分かってもらえたのなら話は以上だ。…おっと、最後にこれを」
土御門「…なんだこれは」
アレイスター「それを“英雄”に渡してくれたまえ。この計画に重要なアイテムだからね」
土御門「…外へ送れ」
ブゥン
アレイスター「くくく、我ながら面白い余興を思いついたものだ。せいぜい私を楽しませてくれよ…上条当麻」
ブゥン
土御門「…」
アレイスター「きたか、 土御門元春」
土御門「…今日は何の用だ」
アレイスター「いやなに、例の計画がその後どうなっているのか気になったものでね」
土御門「…お前が知らないはずはないだろう、アレイスター・クロウリー」
アレイスター「ふふふ、ただ“観察”するだけでは退屈でね。どうせなら現場で行動している者から直接話を聞きたいのだよ」
土御門「ちっ…」
・
・
・
アレイスター「ふむ…まだ始まったばかりとは言え、今のところ計画は順調のようだね」ニヤッ
土御門「…わざとらしい真似を。一体お前の目的は何だ!? 何を企んでいる!!?」
アレイスター「前に言ったではないか、数々の危機を救ってくれた“英雄”への私からのささやかなプレゼントだと」
土御門「…こんなふざけた計画がプレゼントなわけあるか! ましてその“英雄”の命まで狙うなど…」
アレイスター「おお、怖い怖い。らしくないぞ、土御門元春」
土御門「…真面目に答えろ」ギロッ
アレイスター「目的…か、まぁ無いことも無いがね。それに君が聞いたところで何か状況が変わるのかね?」
土御門「…」
アレイスター「君もこの計画の推進者である以上、余計な気を起こさない方がいいと思うがね。
そうじゃないと…君にはそれ相応の“制裁”をしなければならなくなる」
土御門「……アイツに手を出したら俺は貴様を殺す」
アレイスター「どうぞお好きに。もっとも、その時には君の“大事なもの”は既に失われた後なのだがね」
土御門「……貴様!!」
アレイスター「だから君も命がけでこの計画を進めてくれたまえ」
土御門「っ…」
アレイスター「分かってもらえたのなら話は以上だ。…おっと、最後にこれを」
土御門「…なんだこれは」
アレイスター「それを“英雄”に渡してくれたまえ。この計画に重要なアイテムだからね」
土御門「…外へ送れ」
ブゥン
アレイスター「くくく、我ながら面白い余興を思いついたものだ。せいぜい私を楽しませてくれよ…上条当麻」
<朝>
【上条邸】
上条「ふぁっ…ぁぁぁ……、んー…もう朝か…」
上条「…」チラッ
上条「あ、あれ、吹寄?」
ガチャッ
吹寄「起きなさい上条! …ってもう起きてたようね」
上条「ふ、吹寄? お前もう起きてたのか…?」
吹寄「あたしはいつも6時には起きてるのよ」
上条「さ、さすがでございますね…。昨日あんなに…」
吹寄「…」
上条(…や、やっちまった…)ゾォォ
吹寄「…朝ごはん冷めるから早く下りてきなさい。それと…」
上条「そ、それと…?」
吹寄「……張り切りすぎよ、バカっ」タッタッタ
上条「吹寄…」ポー
上条「…い、いかんいかん! で、でもちょっとだけ余韻に浸るぐらいは…」
上条「…」クンクン
・
・
・
【上条邸】
上条「ふぁっ…ぁぁぁ……、んー…もう朝か…」
上条「…」チラッ
上条「あ、あれ、吹寄?」
ガチャッ
吹寄「起きなさい上条! …ってもう起きてたようね」
上条「ふ、吹寄? お前もう起きてたのか…?」
吹寄「あたしはいつも6時には起きてるのよ」
上条「さ、さすがでございますね…。昨日あんなに…」
吹寄「…」
上条(…や、やっちまった…)ゾォォ
吹寄「…朝ごはん冷めるから早く下りてきなさい。それと…」
上条「そ、それと…?」
吹寄「……張り切りすぎよ、バカっ」タッタッタ
上条「吹寄…」ポー
上条「…い、いかんいかん! で、でもちょっとだけ余韻に浸るぐらいは…」
上条「…」クンクン
・
・
・
【上条邸 食堂】
上条「では」
上条・イン・吹寄「「「いただきます!」」」
上条「もぐもぐ…うん、やっぱ吹寄の飯はうまいな」
吹寄「ご飯と味噌汁はおかわりもあるから」
イン「」ガツガツガツ
イン「おかわりなんだよ!」
吹寄「そんな小さい体で良く食べるわね…」
上条「だよなぁ。しかも全然太らねぇし…」
イン「ところで、とうまとせいりは昨日一緒に寝たんだよね?」
上条「」ブーッ
吹寄「ななっ…!?」カァァ
上条「では」
上条・イン・吹寄「「「いただきます!」」」
上条「もぐもぐ…うん、やっぱ吹寄の飯はうまいな」
吹寄「ご飯と味噌汁はおかわりもあるから」
イン「」ガツガツガツ
イン「おかわりなんだよ!」
吹寄「そんな小さい体で良く食べるわね…」
上条「だよなぁ。しかも全然太らねぇし…」
イン「ところで、とうまとせいりは昨日一緒に寝たんだよね?」
上条「」ブーッ
吹寄「ななっ…!?」カァァ
イン「やっぱりそうなんだね。じゃあ昨日のとうまは…」
上条「き、昨日の俺がどうかしたのか?」
イン「うん。わたしも昨日とうまと寝たんだよ」
上条「……はい?」
吹寄「…まさか貴様」ジトー
上条「い、いやいやいや!? 昨日俺は確かにずっと部屋にいたぞ!!」
イン「うん、きっととうまの言ってることは本当なんだと思う」
吹寄「ど、どういうことよ一体…」
上条「じゃあお前の言っている俺ってのは…?」
イン「うん。部屋の引き出しに変なスイッチがあってね、それをポチっとしたら…」
上条・吹寄「「ポチっとしたら…?」」
イン「とうまが出てきたんだよ!」
上条「き、昨日の俺がどうかしたのか?」
イン「うん。わたしも昨日とうまと寝たんだよ」
上条「……はい?」
吹寄「…まさか貴様」ジトー
上条「い、いやいやいや!? 昨日俺は確かにずっと部屋にいたぞ!!」
イン「うん、きっととうまの言ってることは本当なんだと思う」
吹寄「ど、どういうことよ一体…」
上条「じゃあお前の言っている俺ってのは…?」
イン「うん。部屋の引き出しに変なスイッチがあってね、それをポチっとしたら…」
上条・吹寄「「ポチっとしたら…?」」
イン「とうまが出てきたんだよ!」
上条「……つ、つまりそのスイッチを押したら俺の分身ができたとでも?」
イン「うん。姿も声も記憶も完全にとうま本人だったんだよ」
上条「じゃ、じゃあ後で確認しに行ってみるか…」
イン「ううん、朝起きた時には居なかったから無理だと思う。スイッチ押しても何も起きなかったし」
吹寄「……ふうん、そういうこと…か」
上条「そ、そういうことって…?」
イン「代わりにこんなものが残ってたんだよ」
上条「? 何だその玉みたいなの…」
吹寄「光の…玉?」
フワフワッ
上条「う、うわっ!? 動くぞこれ!?」
吹寄「な、何これ…?」
スーッ
イン「あ、とうまの頭の中に入ってった」
イン「うん。姿も声も記憶も完全にとうま本人だったんだよ」
上条「じゃ、じゃあ後で確認しに行ってみるか…」
イン「ううん、朝起きた時には居なかったから無理だと思う。スイッチ押しても何も起きなかったし」
吹寄「……ふうん、そういうこと…か」
上条「そ、そういうことって…?」
イン「代わりにこんなものが残ってたんだよ」
上条「? 何だその玉みたいなの…」
吹寄「光の…玉?」
フワフワッ
上条「う、うわっ!? 動くぞこれ!?」
吹寄「な、何これ…?」
スーッ
イン「あ、とうまの頭の中に入ってった」
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