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元スレ美琴「ねぇねぇ」上条「はいはい、今度はなんだ?」禁書「二杯目!」
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つまり、今回のSSを
>>326
>>359
>>419
>>450
へのコメント内容からまとめると
上条番外死亡
美琴暴走寸前
上条復活の可能性有り
美琴、神裂の姐ちんに弟子入り
能力と剣を組み合わせた必殺技試すも自爆しHP0になるもお守りで復活
師匠が不肖の弟子への餞別に七天七刀を借し弟子美琴はアックアへ挑む←現在ここ
美琴禁書一方三人で
アックアに挑むも
ピンチに
ハゲ条さん髪条さんから猫条さんへ
アレイ☆瞬殺でクリア
現実世界に戻ってくるも
猫条さん番外個体に誘拐される
>>1がSAOにハマったのでSSに盛り込んだが
やたら長くなって何のSSかわからなくなった
無事クリアしたのでもう何でもいい、あと猫可愛い
こんな感じだったのか。
なるほど、分からん。
>>326
>>359
>>419
>>450
へのコメント内容からまとめると
上条番外死亡
美琴暴走寸前
上条復活の可能性有り
美琴、神裂の姐ちんに弟子入り
能力と剣を組み合わせた必殺技試すも自爆しHP0になるもお守りで復活
師匠が不肖の弟子への餞別に七天七刀を借し弟子美琴はアックアへ挑む←現在ここ
美琴禁書一方三人で
アックアに挑むも
ピンチに
ハゲ条さん髪条さんから猫条さんへ
アレイ☆瞬殺でクリア
現実世界に戻ってくるも
猫条さん番外個体に誘拐される
>>1がSAOにハマったのでSSに盛り込んだが
やたら長くなって何のSSかわからなくなった
無事クリアしたのでもう何でもいい、あと猫可愛い
こんな感じだったのか。
なるほど、分からん。
電磁波に怯えない猫が手に入ったのか。美琴と妹達は大喜びだな。
CASE 421 めぐりあい宇宙
黄泉川さんち――
番外個体「たっだいまー♪」ルンルン
黄泉川「お帰り。何か良い事でもあったのか? ずいぶんとご機嫌じゃんよ」
番外個体「へっへー、じゃ~ん♪」ヒョイ
黒猫「みぃ~、みぃ~!(離せ! 離しやがれーー!!)」ジタバタ
黄泉川「おおっ、小猫か! こりゃ可愛いじゃん」
一方通行「うるせェ、スフィンクスちゃンの昼寝を邪魔するンじゃね……え?」ピタ
黒猫「みぃ~……(御坂ぁ……)」ウルウル
一方通行「ッッ!?!?」ズキュゥゥゥゥン!!!
番外個体「カワイイだろー♪ でもこの子はミサカのだから、あげないもんね」ニコニコ
一方通行「…………」プルプル
番外個体「どったの? 震えてるよ」ハテ?
一方通行「ぷりてィ……///」キュン
黒猫「みぅ?(ん?)」
ヒョイ
番外個体「ああっ!?」
一方通行「今日からオマエもうちの猫ちゃンだ。よしよし、良い子だなァ♪」ナデナデ
黒猫「みぃ!?(ぎゃああーーーー!? 上条さんは野郎に撫でられて喜ぶ趣味はありませーーーん!?)」ギャース
番外個体「ちょ、返せよ!? その子はミサカのって言っただろー!!」アセアセ
黄泉川「目がハートになってるじゃん。アイツの猫ちゃんスキーにも困ったもんだな」ヤレヤレ
CASE 422 ポケットの中の戦争
黒猫「みぅ! みぅーーっ!!(離せっつってんだろ! 俺を何処へ連れてくつもりだ!!)」ジタバタ
一方通行「そンなに暴れたら落としちまう…」
黒猫「みゃあ!!(うおおおーーーーっ!!)」ピョン!
ツルッ
一方通行「しまったッ!?」ガビーン
黒猫「みゃふぅ~~♪(やった、脱出成功♪ あとは着地を…)」ヒューン
スポッ
黒猫「みゃみゃあ!?(暗っ!?)」ポケットイン
一方通行「…………」
黒猫「みぃ!? みぃ~……(それに生温かっ!? うう、不幸だ……)」モゾモゾ
一方通行「……///」プルプル
番外個体「第一位っ!! ミサカの猫を……って、なんで悶えてるの?」ハテ?
一方通行「お、俺のポケットの中で天使が……まいったァ……俺はまいったァ///」メロメロ
黒猫「みぅ!!(ぷはぁ!!)」ヒョコ
番外個体「ポッケから顔だけ出してる……///」プルプル
CASE 423 逆襲の御坂
木山せんせーの研究所――
美琴「ねぇねぇ!」
禁書「わかってる、とうまを取り戻しに行くんだよ!」
木山「ならば、これを持っていきたまえ」ポイッ
美琴「っとと、何これ?」キャッチ
禁書「お薬のビンじゃないのかな」
木山「現在上条君に投与してある薬の解除薬だ。それを経口摂取すれば、髪がフサフサの状態で人間に戻れるだろう」
美琴「ありがと、んじゃ行きましょう!」タッタッタ
禁書「うん!」テッテッテ
◇ ◇ ◇ ◇
黄泉川さんち――
バーン!
美琴「こら妹っ!! お兄ちゃんを返してもらいに来……」ピタァ
禁書「どうしたの? ……はっ」チラッ
黒猫「みっ、みぃー(えっと、右前足を出しつつ左後足を……難しいな)」ヨチヨチ
番外個体「や~んカワイイー♪ プルプル震えながら歩いてるー♪」メロメロ
一方通行「あンよが上手♪ あンよが上手♪」●REC
黒猫「みゃうっ!?(ぬあっ!? 前足と後足が絡まって……ッ!?)」コケッ
コロン
番外個体「転んだ!?」
黒猫「みゃあ……。みぃぃ~~~っ!!(痛い……。ともかく起きあがっ……うぐぐ……起きあがれない!?)」ジタバタ
一方通行「頑張れっ! 自力でおっきするンだ!」●REC
黒猫「みゃぁぁーーーーーー!!?(くっそぉぉッ!! 思うように歩けねーし、起きあがれねぇぇーー!?)」ジタバタ
電磁目録「「~~~~~~ッッ///」」プルプル
CASE 424 正義、再び……
黒猫「……みぅぅ(……ちくせう)」ションボリ
番外個体「きゃは☆いじけるなよー」ナデナデ
一方通行「オマエの電磁波を嫌がってるンだろ。邪魔だ、失せろ、あっちいけ」シッシ
黒猫「……みっ!(……あっ!)」
番外個体「うん? 何か面白いモノでも見つけたのかにゃーん?」チラッ
美琴「か、かわい~~~っ♪」メロメロ
禁書「みこと、しっかりして! あれはとうまなんだよ!」ユッサユッサ
美琴「ハッ、そうだった……!」
番外個体「ゲッ、おねーたま!?」
美琴「何がアンタの猫よ! 今すぐお兄ちゃんを返しなさい!!」ガァァ
一方通行「騒ぐンじゃねェ。ケンカなら外でやれ」ヒョイ
黒猫「みゃっ!?(こら、離せ一方通行!?)」ギャース
美琴「ちょっと、お兄ちゃんが嫌がってるじゃない!」
一方通行「はァ? 何処に上条がいるってンだ?」ハテ?
禁書「その黒猫ちゃんは、とうまが薬で変身した姿なんだよ」
黒猫「みゃあ! みゃあ!(インデックスの言う通りなんだ! 分かったら離してくれ!)」コクコク
一方通行「…………」
番外個体「第一位?」
一方通行「この小猫ちゃンが上条だと? それがどォした、そンな事実じゃ俺の正義は揺るがねェ」キリッ
電磁目録「「カワイイは正義!?」」ハッ!
CASE 425 満場一致
美琴「た、たしかにカワイイけど、お兄ちゃんは嫌がってるじゃない」
黒猫「みっ、みっ(そうだそうだ)」コクコク
禁書「とうまを元の姿に戻すお薬もあるんだよ」
番外通行「「!?」」
美琴「だから…」
番外個体「ま、待ってよおねーたま。解除薬があるなら、何もそんなに焦らなくてもいいじゃん」アセアセ
黒猫「みゃっ!?(ちょっ!?)」ガビーン
一方通行「そォだ考え直せ、一日や二日このままでも誰も困らねェだろ?」ウンウン
黒猫「みゃみゃあ!!(馬鹿言うな、俺が困るんだよ!!)」ジタバタ
番外個体「ほら、こんなに小さくてもっふもふだよ?」
美琴「うっ、で、でも……」
一方通行「抱いてみろ。そうすりゃ俺たちの気持ちを理解できるはずだ」スッ
黒猫「みぅ……(み、御坂ぁ……)」ウルウル
美琴「わあ……てのひらサイズだ」ギュッ
黒猫「みぃ、みぃ!(今だ! 早く解除薬とやらを上条さんに!)」モゾモゾ
美琴「あははは、暴れないでよ、くすぐったいってばー♪」ニコニコ
禁書「み、みこと! 私も抱っこしてみたいんだよ」ウズウズ
美琴「えーっ、私も今抱っこしたばかりなのに」
番外通行「「……( 計 画 ど お り )」」ニヤリ
――数十分後
禁書「ねぇ、みこと」
美琴「うん、お薬は明日でいいや」ナデナデ
黒猫「みゃあああーーーーー!?!?(なんでだーーーーーー!? つーかピリピリする、めっちゃピリピリする!?)」ギャース
CASE 426 電磁波(中)
美琴「ねぇねぇ!」
黒猫「みぅみぅ(はいはい、今度はなんだ?)」
美琴「誰に抱っこされるのが一番気持ちいい?」
黒猫「みぃ~?(んー、そうだなぁ……)」チラッ
禁書「わ、私なのかな?」ドキドキ
黒猫「……(ごめん、お前は何と言いますか扱いが雑なんです。もっと丁寧に扱って欲しい)」チラッ
美琴「やっぱり私よね!」ワクワク
黒猫「……(もちろん! ……と、応えたいのは山々なのですが、いかんせん電磁波がキツイです。ひげの辺りがピリピリするんだよ)」チラッ
番外個体「えっ……もしかしてミサカ?///」カァァ
黒猫「みぃ!(イグザクトリー! とても柔らかで良い匂いがして、電磁波も心地良いんです。アレだ、電気風呂みたいな感覚?)」スリスリ
番外個体「~~~~~~~ッ///」ギューッ
黒猫「みふぅ~///(あ゛あ゛あ゛あ゛~~~~、スゲー癒される……///)」フニャフニャ
電磁目録「「そ、そんなぁ……」」ガビーン
CASE 427 ムツゴロウ検定一級
番外個体「へへっ……えへへ……///」ナデナデ
黒猫「みゃあ~♪」ゴロゴロ
番外個体「今晩はミサカのベッドで一緒に寝ようね♪///」ニコニコ
黒猫「みぃ♪」
ヒョイ
番外個体「ああっ、また!?」
一方通行「調子に乗ってンじゃねェぞクソガキ」
黒猫「みゃみゃあ!?(ハッ! 俺は一体なにを……つーか何時の間にか一方通行に抱っこされてやがる!?)」ガビーン
番外個体「嫌がってるだろ! 返せっ、返してよ!」プンスカ
一方通行「誰が嫌がってるンだァ?」ナデナデ
黒猫「みゃあ! みゃ……あ?(上条さんに決まってるだろうが! さっきも言ったが野郎に撫でられて喜ぶ趣味は……あ、あれ?)」
一方通行「よォしよしよし」ナデナデ
黒猫「みゃあ~~♪」ゴロゴロ
番外個体「うそっ!? あんなに嫌がってたのに……」
一方通行「美学が足りねェオマエに一つ教えてやる。これがムツゴロウ検定一級の悪党だ、クソガキ」キリッ
禁書「冗談でもそんな子供騙しに引っかかるわけ…」ヤレヤレ
美琴「ねぇねぇインデックス! どこで資格を取れるのかしら!?」キラキラ
禁書「騙されないでっ!?」ガビーン
CASE 428 プリスキン的なアレ
美琴「ねぇねぇ!」
黒猫「みぅみぅ……みゃ!?(はいはい、今度はなんだ……ハッ!?)」
番外個体「正気に返ったの!?」
黒猫「みゃみゃあーー!!(離せっ!! 何でかは知らんが、ここはヤバイ)」ジタバタ
一方通行「流石はヒーロー、一筋縄じゃいかねェか」
美琴「ほら嫌がってるでしょ! それはアンタの美学に反するんじゃないの?」
一方通行「鳴かぬなら、鳴かせてみせよう、ホトトギスってなァ!」ナデナデ
黒猫「み゛!?(ぎゃああーー!? 殺猫的なキモチ良さでまた理性ががが……!)」
番外個体「おねーたま!」
美琴「ええ、一時休戦してでもお兄ちゃんを取り返すわよ!」
禁書「……私はアクセラレータに撫でるコツを教えて貰いたいかも」ボソッ
美琴「!?」ガーン
一方通行「いいぜェ、暴食シスターは見所があるからな。だがオリジナル、テメェは駄目だ」ナデナデ
黒猫「みゃ……みゃうー……(み……御坂……お兄ちゃんはもう……)」グッタリ
美琴「お兄ちゃん! そんなヤツに負けないで……!」
黒猫「み、みゃあ!(うぐぐ……絶対遵守でも抗いきれない! 何かもう一手、もう一手あれば……!)」
スフィンクス「にゃあー(手を貸そうか少年、まさに猫の手だが)」ヒョコ
一方通行「スフィンクスちゃン!?」
禁書「久しぶりなんだよ」ウン
黒猫「みっ……!(ス、スフィンクス! 助けに来てくれたのか……!)」パァァ
スフィンクス「にゃーん(フッ、待 た せ た な )」キリッ
CASE 429 番外幻想 反逆の上条さんR2
美琴「ねぇねぇ!」
黒猫「みぅみぅ(はいはい、今度はなんだ?)」※スフィンクスの登場により解放されました
美琴「えへへ……///」ギューッ
黒猫「みぎゃーーーー!?(のわああーーー!? 毛が逆立つーーーー!?)」ピリピリ
禁書「みこと、私にも抱っこさせて!」
ヒョイ
美琴「ああっ!?」
黒猫「みぃ~(やれやれ、助かったぜ)」
禁書「あははっ♪ ちっちゃくてカワイイかも」ギューーーッッ!!!
黒猫「ふぎゃああーー!?(いってぇぇーーー!? ちょ、インデックスさん力強すぎ!!)」ギャース
番外個体「なにやってんだか」ヤレヤレ
ヒョイ
禁書「ワ、ワースト?」
番外個体「嫌がるコトするなよなー。この人怯えてるじゃん」ナデナデ
黒猫「みふぅー(あれー? いつも傍若無人なワーストさんが女神の如き包容力を……ま、気持ちいいからどーでもいいや)」ゴロゴロ
番外個体「今日のところはミサカが預かるから……///」ニッコニコ
美琴「そ、そんなのダメよ!」アセアセ
番外個体「あ、寝ちゃった」ナデナデ
黒猫「Zzzz……(すまん御坂。ここは寝たふりでやり過ごそう)」スヤスヤ
番外個体「これはもう早急にベッドで寝かせる必要があるね。てなわけでミサカも寝るから、またねおねーたま///」イソイソ
美琴「ぐぬぬ、こうなったら……」
CASE 430 幻想殺しの消失
美琴「ねぇねぇ!」
番外個体「はいはい、まだ帰ってなかったの?」
美琴「……えいっ!」
ヒョイ
黒猫「み゛!?(な、なんだぁ!?)」ビクッ
番外個体「ちょっ!?」
美琴「こうやって右手に触れていれば、電磁波は無効化されるはず! ……肉球ぷにぷにしてる」プニプニ
黒猫「みぅぅぅ……(でででで電磁波あばばばば……)」ピリピリ
番外個体「ッ!」
ヒョイ
番外個体「何やってんだおねーたま!」ガァァ
美琴「え、だってお兄ちゃんの右手なら…」オロオロ
番外個体「右手なんてあるわけないじゃん! 今この人は四足歩行の猫ちゃんなの!」プンスカ
禁書「……みこと、右手じゃなくて右前足なんだよ」
美琴「!?」ガビーン
番外個体「やっぱおねーたまには任せられない。さあ帰った帰った」シッシ
黒猫「みゃあー(あのぅ……お気持ちは大変ありがたいのですが、解除薬を飲ませていただければ万事解決なのでは?)」ウルウル
番外個体「あなたの背中はミサカが守るから。……ね?///」テレテレ
黒猫「……みぃ(……はぁ、言葉が通じないってのは不便だなぁ)」
翌日、解除薬を飲むと幻想殺しも復活したそうな
といったところで今回は終了
今月は映画にゲームとネタ満載で嬉しい限りですなー
今月は映画にゲームとネタ満載で嬉しい限りですなー
乙
スフィンクス△
レベル4の電磁波はなかなかだと思ったが上条さんにはちょうどいいのかな?
ミコっちゃんそろそろ妹経験値も溜まってきてるかな?レベルアップのファンファーレが聞きたいぜ
スフィンクス△
レベル4の電磁波はなかなかだと思ったが上条さんにはちょうどいいのかな?
ミコっちゃんそろそろ妹経験値も溜まってきてるかな?レベルアップのファンファーレが聞きたいぜ
猫条さんの可愛さスキルにはインさんにみこにゃんもメロメロか
今回はスフィンクスの旦那活躍してるな(笑)
ワーストであのレベルなら妹達は天国なのだろうか
猫条さんが少し羨ましい
今回はスフィンクスの旦那活躍してるな(笑)
ワーストであのレベルなら妹達は天国なのだろうか
猫条さんが少し羨ましい
しかし、一方通行のナデナデが忘れられない上条さんでありました。
乙でした
乙でした
あっさり解除薬渡したんだな。
もうこのままでいいや的な感じになるか一方さんかワーストが猫条さんつれて逃避行すると思ったんだが・・・
もうこのままでいいや的な感じになるか一方さんかワーストが猫条さんつれて逃避行すると思ったんだが・・・
元に戻っても一方さんが薬を飲ませようとするんじゃね?wwww
別に文句を言うことじゃないんだが最近、上琴目録より番外幻想が強くて少し萎える
ちなみに原作では御坂妹の電磁波でも猫が嫌がってる描写があったな
CASE 431 取り戻した日常
美琴「ねぇねぇ!」
上条「はいはい、今度は何だ?」
美琴「…………」
上条「どうしたんだ?」ハテ?
美琴「…………」ギューッ
上条「ハハ、ホントにどうしたんだよ。今日の御坂は甘えん坊だなぁ」
美琴「だって、こんな風に甘えられるのが嬉しいんだもん。当たり前の日常が、どれだけ貴重か思い知ったもん……」
上条「そうだな」ナデナデ
美琴「もうあんな思いは嫌なんだから……」
上条「……わかってる」
美琴「もう絶対に負けたらダメなんだから……約束、なんだから……」
上条「ああ、約束だ。御坂のお願いには逆らえないからな」
禁書「むうーっ!! 私の世界に侵入するとは生意気な! 闇霊さんめ、速攻で返り討ちにしてあげるんだよ!」ピコピコ
美琴「…………」ウルッ
上条「だ、大丈夫だから! インデックスが遊んでるのはフルダイブ式のゲームじゃないから!」アセアセ
CASE 432 ゲーム禁止令
美琴「ねぇねぇ!」
禁書「この侵入者、結構手強いかも」ピコピコ
美琴「ねえってばー!」ユッサユッサ
禁書「回復!? フフフ、この私に舐めプなんていい度胸かも。バックスタブいただきなんだよ!」ピコピコ
美琴「インデックス! 無視しないでよ!」
禁書「くっ、流石に脳筋は堅いんだよ。こうなったら距離をとって魔法で狙い撃ちするしか!」ピコピコ
美琴「……インデックスが無視する」クスン
上条「スゲー、インデックスまじでうめえ」
美琴「お兄ちゃんまで!?」ガビーン
◇ ◇ ◇ ◇
一時間後
美琴「一週間ゲーム禁止!」
禁書「ええーっ!?」ガーン
上条「おっ、インデックスがやめたなら次は上条さんの番だな♪」
美琴「お兄ちゃんもゲーム禁止っ!!」ガァァ
上条「なんで俺まで!?」
CASE 433 賞品
美琴「ねぇねぇ!」
上条「はいはい、今度は何だ?」
美琴「統括理事会から賞品の希望アンケートが届いたんだけど」
上条「あー、例のクリア特典か」
禁書「最新のゲーミングPCが欲しいんだよ! もちろんフルダイブ環境もセットで!!」キラキラ
美琴「インデックスは商店街の飲食フリーパス、と」カキカキ
禁書「ああっ!?」ガビーン
上条「まああんな事件があったんだ。諦めてくれ」ポン
禁書「うう~~、仕方ないんだよ……」ガックリ
美琴「私は何にしよっかなー」
上条「カエルは無しの方向でお願いします」
美琴「なんでよ! それにカエルじゃなくてゲコ太っ!!」ガァァ
上条「ああケロヨシだったな、うん」ニヤニヤ
美琴「分かってておちょくってるなー! このっ、このっ!!」ポカポカ
上条「あはは、何のコトやら皆目見当がつきませんな」
禁書「ふふん、みことのお願いは私が決めてあげるんだよ」カキカキ
CASE 434 黒服
美琴「ねぇねぇ!」
上条「はいはい、今度は何だ?」
美琴「早く出ないと遅刻しちゃうわよ」
上条「おう、んじゃ行ってきます」
禁書「二人とも行ってらっしゃい」
美琴「行ってきまーす♪」
禁書「むふー♪」ニヤリ
◇ ◇ ◇ ◇
通学路
上条「おっと、もう分かれ道か」
美琴「うう……また放課後ね」ションボリ
上条「ああ、御坂も車に気をつけて行くんだぞ」フリフリ
美琴「はぁーい」フリフリ
美琴「はぁ、学校はお兄ちゃんもインデックスも居ないから退屈なのよねー」テクテク
黒服「失礼、御坂美琴さんですね?」
美琴「……そうだけど、誰?」
黒服「統括理事会の命で貴女をお迎えにあがりました」
美琴「!?」
CASE 435 拒否権
美琴「統括理事会が今更なんの用?」バチッ!
黒服「おやおや、こちらは穏便に済ませたいのですが」
美琴「だったらこのまま大人しく消えなさい」
黒服「それは承服しかねます。私もガキの使いではありませんので」
美琴「そう。なら少し痛い目にあって…」
黒服「いいのですか? ここで騒ぎを起こせば、貴女も貴女の兄君も些か困ったコトになりますよ」
美琴「くッ……」ギリッ
黒服「ご理解いただき幸いです。ではお車を用意しておりますので、こちらへ」
◇ ◇ ◇ ◇
車内
黒服「時間が押してますので簡単に説明させてもらいます」
美琴「…………」
黒服「目的地に到着次第、こちらへ着替えてください」スッ
美琴「え、これって……?」
CASE 436 四人目
とある高校
上条「おいーっす」
土御門「おはよーさん、カミやん」
青ピ「……今日も幸せオーラ全開やね。どうせ可愛い妹ちゃんと仲よう登校したんやろ、そうなんやろ!?」ガァァ
上条「違うぞ」
青ピ「へ……? そうなん?」
上条「可愛いなんて陳腐な言葉じゃ足りねえ。全国妹ランキング一位間違いなしの超絶ふつくしい御坂と、この上なく楽しく登校したんだよ」デデン
土御門「なんだと! 舞夏を差し置いて一位とは聞き捨てならねえぜよ!!」ガタッ
上条「いいぜ。どっちの妹が素晴らしいか、ここで白黒つけようじゃねーか」
土御門「ハッ、新参が調子に乗りやがって。同じレベル5だろうが、上には上が居ることを教育してやる!」
上条「上等だ! 『絶対に負けてはならない』という御坂の願いを遵守する以上、俺に敗北はねえ!!」ゴゴゴゴ
土御門「それがどうした! 神だろうが騙しきるオレの嘘に不可能はない!」ドドドド
青ピ「……なんやろな、この疎外感」ションボリ
一方通行「コアラの○ーチ食うか?」スッ
青ピ「君だけや……! 君だけが僕に優しいっ!! 結婚してください!」
番外個体「なーにやってんだかねえ(ま、またあの薬を飲んでくれないかな? そうしたら……///)」ドキドキ
ガラガラ
小萌「おはよーございますなのですよー。今日はまたまた転校生がやってきたのですー」
CASE 437 飛び級
小萌「男子のみなさんに朗報なのですー。転校生は可愛い女の子だったりしまーす」
青ピ「僕ぁ真実の愛を見つけたし、どーでもええよ」
土御門「オレも舞夏以外は興味無いからなんでもいいぜよ」
上条「俺も御坂にちょっかい出さねえなら何でもいいや」ウン
吹寄「貴様ら……」ビキビキ
姫神「フフフ。上条君もすっかり変態の一員になってしまった……。でも負けない」
小萌「はいはーい、静粛にー。今度の転校生は飛び級の天才ちゃんなのですよー」
一同「おおっ!」スゲー
小萌「では入ってきてくださーい。みなさん拍手ー、ぱちぱちぱち」パチパチパチ
ガラガラ
美琴「…………」テクテク
上条「あ、あれ? おい土御門」
土御門「なんだ?」
上条「目がおかしくなっちまった。転校生がマイラブリーシスターに見えるんですが」ゴシゴシ
土御門「どっからどう見ても超電磁砲ぜよ」
美琴「あっ、お兄ちゃん♪」フリフリ
上条「ここにおる! お兄ちゃんはここにおりますぞーーー!!!」ガタッ
CASE 438 捲土重来
美琴「ねぇねぇ!」
上条「はいはい、今度は何だ?」
美琴「何かいきなり拉致られたと思ったら、常盤台を強制卒業させられて飛び級でここに編入されちゃったんだけど!?」アタフタ
上条「なんですと!?」ガビーン
美琴「どどど、どうしよう!? こんなの絶対おかしいわよ!?」オロオロ
上条「落ち着くんだ御坂。逆に考えるんだ、学校でも一緒にいられるなら別にいいさと、こう考えるんだ!」
美琴「そ、そうか!」
上条「大覇星祭も一端覧祭も御坂と同じクラスで参加できるし!」
美琴「毎日お兄ちゃんと一緒……?///」イヤンイヤン
上条「これはもう片時も離れるなという天の配剤に違いあるまいっ!!」
美琴「馬鹿ぁ……そ、そんなコト言われたら……ふにゃー///」ビリビリッ!!
上条「ほら、突然の漏電にも対応できる! やっぱこれは必然なんだよ」パキーン
小萌「はわー、ホームルームそっちのけで二人だけの世界なのです……」ションボリ
姫神「大丈夫。諦めなければ試合終了じゃない……!」
土御門「無駄無駄、カミやんは世界に七人しかいない最強のシスコンの一角なんだぜい? 妹以外なんてアウトオブ眼中ぜよ」ケラケラ
番外個体「……ッ」イライラッ
一方通行「あ、ラッキーコアラ」パァァ
青ピ「え、それ都市伝説とちゃうの!?」ガビーン
CASE 439 犠牲者
禁書「むふふー、みことの驚く顔が目に浮かぶんだよ♪」
ステイル「まったく無茶をする」ヤレヤレ
禁書「あんな悲しい思いをしたんだから当然の処置かも。それに私はまだ怒ってるんだよ?」ジトー
ステイル「そ、そんな目で見られてもだね、悲しい宮仕えの性というか……」オロオロ
禁書「ふーん」ジトー
ステイル「僕を責めるのは筋違いだろう!?」
禁書「ステイルが黙ってたせいで、みことはとぉぉーーーーーーーーっても悲しんだのに。サイテー」ジトー
ステイル「ぐはっ!?」グサッ
禁書「一歩間違えれば心が壊れてたかもしれないんだよ。そうだというのに、ステイルときたら!」プンスカ
ステイル「だ、だからといって勝手に他人の進路を決めるのはどうなんだい?」
禁書「みことの進路はお嫁さんだから問題ないもん。誰も不幸にならないんだもん!」プイッ
◇ ◇ ◇ ◇
常盤台中学
黒子「は……? お姉さまが飛び級で進学された?」ポカーン
教師「本人の強い希望と、統括理事会の後押しがあったそうだ」
黒子「え、えっ?」オロオロ
教師「ハハハ、これで我が校のレベル5も食蜂だけになってしまったな。白井は高位のレベル4だから特に期待しているぞ」
黒子「お、お姉さまと黒子を繋ぐ貴重な接点がががッ……!?」
ピロリーン♪
黒子「このような時にメール……ッ、お姉さまから!?」pi
From 美琴お姉さま
Sub あのね
――――――――――
やっほー♪ お兄ちゃんと同じ高校に通うことになったの!
幸せすぎでおかしくなっちゃいそう ヾ(*´∀`*)ノ キャッキャッ♪
黒子「黒子は……黒子は不幸すぎておかしくなりそうですのォォォーーー!!!!」ギャース
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