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    元スレ上条「か、上条さんの貴重なタンパク源が・・・」 麦野「ん?」

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    51 = 27 :


    最後まで頑張ってくれ

    52 :

    スレタイでぬか勃起しちゃったじゃないか

    53 :

    >>23-24,>>44
    あれ?おかしいな…俺がいる

    54 :

    携帯だと前半部分しか見えないので一瞬濃厚なホモスレかと思った
    違って良かった

    55 :

    これは期待ですね

    ただ滝壺も人の名前はひらがな呼びで
    ・・・も……にしたほうがいいっすよ。

    横槍すいません

    56 :

    おもしろい
    期待してるから頑張ってください

    57 :

    攻撃が全部右手で防がれるっていうご都合主義どうにかならないかなあ

    58 :

    >>57
    創作だしきにすんなよ

    59 :

    >>57避雷針的なアレじゃね

    滝壺は「当麻」や「とうま」じゃなくて「かみじょう」呼びだろう
    そしてアイテムに入らなかった浜面は、今度こそ駒場さんの遺志を引き継いで
    名実ともにスキルアウトのリーダーとして路地裏で奮闘すると信じてるんだぜ
    そしてフレメア絡みでアイテムとぶつかればいいんだぜ

    60 :

    >>57
    ロシア編あたりで説明があったっしょ

    61 :

    前兆の感知だっけ?
    後付けもいいとこだったけどな

    62 :

    おもしろかった
    続き待ってるよ

    63 :

    原作への文句はここで言うべきじゃないだろ

    64 :

    >>4

    > 上条「おい!年上だからってなんて態度だよ!20代後半も生きてるのに謝れないのか!」

    麦野さん謝ったじゃないか。誠意があるかわからないけど

    65 :


    >>50>>55>>57>>59さん、ご意見にご指摘感謝します。
    まず>>57さんが言ってくれた事ですが、
    右手についてロシア編で一方通行がこう言っていました。
    「能力の余波を無意識のうちに前兆として感知しているのではないか」
    これは悪魔で>>1の考えですが、幻想殺しは>>59さんが言っている様に避雷針的な役割、
    つまり『体に異能の力が当たりそうになると、異能の力が右手に当たるように体が動いてしまう』
    >>1の頭の中では考えています。
    創作&処女作なのであまり深く考えずに読んでくれるとこちらとしてはとても有難いです。

    >>59さんと>>55さんが言ってくれた滝壺の呼び方に関してですが今更直すのも最初から読んでくれてる人が
    あれ?となると思うので「とうま」で行きたいと思います。

    >>64さん
    ぶつかった事に関しては謝った、しかし卵の事に関しては謝って無かったから上条は麦野に対して怒った。
    と脳内保管してくれると助かります。わかりにくくてすいません。


    長々と失礼しました、それでは10分後くらいに投下します。

    66 = 1 :

    二日目

    ―――――

    アレイスター(上条当麻がアイテムに接触……か)

    ピッ

    アレイスター「……聞こえているか?」

    ???「……」キュイン

    アレイスター「アイテムがスクール、グループ、ブロック、に接触しないように動かしてくれ」

    ???「なっ……急にどうしてですか?」

    アレイスター「……二度は言わない」

    ???「……わかりました」

    ピッ

    アレイスター(……上条当麻、派手に『裏』と接触されてはプランに影響が出るのだよ)

    67 = 1 :

    ―放課後―

    上条「ふぁーあ……やっと終わったな……」

    土御門「かっみやーん!暇なら一緒に義理妹喫茶行かないかい?」

    上条「行くわけねぇだろ……これから上条さんはバイトがあるんですよー」

    土御門「それは残念だにゃー、それじゃ俺は青ピでも誘ってみるぜい」

    上条「あいつなら喜んで行きそうだな……」

    青ピ「なになに? 僕になんか用あるん?」

    上条「土御門が義理妹喫茶に行きたいらしいぞ」

    青ピ「なにっ!? 水臭いでつっちー……自分でええならどこへでも付いていくで(キリッ」

    土御門「流石心の友だにゃー! それじゃー俺らは癒されに行ってくるぜいー」

    青ピ「ほなかみやん、また明日なー♪」

    上条「おう、また明日」

    上条「さて、と……俺も昨日のファミレスに向かいますかー」

    68 = 1 :


    ―店―

    フレンダ「結局、当麻の能力はまだよくわからないって訳よ」

    絹旗「ただ能力を右手で超打ち消すだけじゃないんですか?」

    滝壺「とうまの体からは何も感じないから私はわからない」

    麦野「アレは能力ってカテゴリでいいのかしらね」

    絹旗「まぁ確かに能力というより……魔法みたいですよね」

    フレンダ「魔法……」

    滝壺「魔術みたいな……?」

    麦野「考えれば考えるほどわからなくなるわね……現に魔術や魔法なんて存在するはず無いし」

    絹旗「あぁもう! あの右手の事を考えるのはもうやめにしましょう!」

    フレンダ「結局、後で上条に聞いてみればいいんじゃない?」

    麦野「異能の力ならなんでも打ち消す……か」

    滝壺「そろそろ学校から帰ってくるんじゃないかな」

    フレンダ「結局、わからなかった訳よ……」

    69 = 1 :


    ―少し時間が戻り―

    上条「フッフフン フッフフン フッフッフー♪」

    ???「い、居た居た、居たわねアンタ!今日こそ勝負よ!」

    上条「なんだよビリビリ、上条さんはこれからバイトなので忙しいんでせうよ」

    美琴「私は御・坂・美・琴・!それよりアンタどこでバイトしてるのよ」

    上条「はぁ? どうしてお前に教えなきゃいけないんだよ」

    美琴「べ、別にアンタのバイト先なんて知りたくないわよ!ただちょっと興味があっただけで……」

    上条「はいはい、じゃーまたなビリビリ」

    美琴「だから私には御坂美琴って名前が……」

    上条「はいはい、御坂美琴さん じゃあ俺バイト行くから」

    美琴「ちょ、ちょっと待ちなさいよ!」

    そう言うと御坂美琴の額から雷の槍が出る。
    上条当麻は慣れたような動きでその雷に右手を出す。
    御坂美琴の雷の槍は不思議な音と一緒に塵も無く消えていた。

    70 = 1 :


    上条「いい加減わかっただろ? この右手があるからお前の能力は打ち消しちゃうんだよ」

    美琴「じゃ、じゃあアンタが右手使わずに受ければいいじゃない!」

    上条「[ピーーー]気か!!!」

    上条「ったく、じゃあな御坂 とにかく俺はバイトがあるんだよ」

    美琴「じゃーまたきょ、今日この御坂美琴さんがメ、メメメメール送ってあげるから絶対返しなさいよ!」

    上条「はいはい、またな」

    美琴(……今日こそアイツに記憶喪失の事を話そうと思ったんだけどな、まぁいっか)

    美琴(アイツ、どうして私に話してくれないのよ)

    美琴「あー! もう! 意味分かんない!」

    71 = 1 :

    ―店―

    上条「悪いな、遅れて」

    麦野「かーみじょぉー? 後1分遅れてたら頭に空洞ができてたわよ?」

    上条「つ、次から気をつけます……」

    フレンダ「結局、ちょっと遅刻な訳よ」

    絹旗「上条超遅刻ですよ」

    上条「どっちだよ……つーか仕方ないだろ!知り合いの中学生に絡まれたんだから!」

    滝壺「知り合いの中学生?」

    72 = 1 :


    上条「あぁ、それがさー 毎日毎日しつこいくらい勝負しろ勝負しろ言われるんだよな」

    麦野「第一位と引き分けになるくらいだし、そんな簡単に倒れないでしょ」

    フレンダ「ふーん、珍しい中学生も居るもんなのね」

    絹旗「上条なんかに付きまとう中学生なんて本当に居るんですかー?」ニヤニヤ

    上条「不幸な事に居るんですよ」

    滝壺「その子、女の子?」

    上条「あぁ、聞いたことはあるんじゃねえの? 常磐台中の超電磁砲って」

    「「「れ、超電磁砲!?」」」

    上条「えっ……もしかして言っちゃまずかった?」

    フレンダ「れ、れれ、れれれれれ超電磁砲と毎日殺り合ってるの……!?」

    絹旗「超電磁砲と言えばたしか序列で第3位じゃないですか……」

    麦野「はぁー……アンタはどうしてほんと……」

    滝壺「やっぱりとうまは強いんだね」ポッ

    73 = 1 :


    上条「お前らも御坂と知り合いなのか?」

    麦野「結構昔だけどな、そういやまだあの時の仮を返してねえな……思い出しただけで腹が立つ」

    上条(は…はは……御坂すまねえ……)

    絹旗「毎日第3位と殺り合ってたらそりゃ超強くなりますよね」

    上条「殺り合ってるって言うよりアイツが一方的に電撃を飛ばしてくるだけだけどな」

    フレンダ「上条……あんた第1位といい第3位といいやっぱり化け物よ……」

    麦野「それで……どうしてアンタが第3位と知り合いなの?」

    上条「絶対能力進化計画って聞いたことあるか?」

    麦野「絶対能力進化計画……どうして上条の口から出てくるかしらー?」

    フレンダ「絶対能力進化計画?」

    74 = 1 :


    上条「その計画は一方通行が御坂のクローン20000体で、20000通りの戦闘環境で殺害する、って計画だったんだ」

    絹旗「私は上条の口からその言葉が出てきた事に超驚きですよ」

    上条「それを阻止するために俺が一方通行と戦ったんだ
        最強の能力者が最弱の能力者に負ければ実験だって中止になるはずだ、と思ってな」

    フレンダ「……なんかもう言葉が出ない訳よ」

    滝壺「とうま、すごいかっこいい」ポッ

    上条「勿論俺一人の力で倒したわけじゃない、御坂美琴とクローンミサカと力を合わせて倒せたんだ」

    麦野「あぁ……やっと合点が一致したわ、だから実験が中止になったのね……」

    絹旗「なんか上条って、超超バカなんですね」

    上条「バカ言うな!」

    フレンダ「やっぱり第一位に立ち向かうなんてよっぽどアホな訳よ」

    麦野「まったく……えらい奴をアイテムに入れちゃったわね」

    絹旗「ほんとですよ、上に知れたら超大変な事になりますよ……」

    上条「なんかすげー言われようだな……」

    75 = 1 :


    滝壺「大丈夫、そんなとうまを私は応援している」

    上条「ははっ滝壺は優しいな、ありがとな(イケメンAA」

    滝壺「うん……///」

    フレンダ「……む」

    絹旗「……」

    麦野「……」

    上条「え、と……それで俺のバイトはいつ始まるんだ?」

    麦野「そうね、じゃーそろそろ会議でも始めましょうか」

    76 = 1 :

    ―――――

    フレンダ「最近鯖缶にもちょっと飽きてきた訳よ」

    麦野「シーチキンでも食べてれば?」

    絹旗「それでですね上条! そのC級ホラー映画がまた超おもしろいんですよ! 聞いてますか!」

    上条「お、おう!ちゃんと聞いてるぞ」

    絹旗「まったく、人が話してるときによそ見するからバ上条なんですよ」

    滝壺「……zzz」

    上条(フレンダと麦野は食べ物の話題、絹旗はC級映画を俺に淡々と語り、滝壺に関しては寝てるし……)

    上条(こんなんで上条さんバイト代貰っちゃっていいのか……)

    77 = 1 :


    絹旗「それでですね、主人公が部屋に戻るとテレビが勝手に付いて貞夫がフラフープをしてるんですよ」

    上条「どうして貞夫がフラフープしてるんだよ」

    絹旗「そこがC級映画の良い所じゃないですか、これだからバ上条は……」

    上条(いつの間にかバ上条になってやがる……)

    絹旗「それでですね、貞夫を封印する方法が実はフラダンスで」

    上条「あぁーもう、わかったわかった!
         そういえば携帯のアドレスと番号は交換しておいたほうがいいのか?」

    絹旗「あ、じゃー私も教えたくありませんが仕方なーく教えてあげるんで超早く携帯貸して下さい」

    上条「嫌なら嫌って言えよ、一人のアドレスと番号だけありゃいつでも連絡取れるしな」

    絹旗「……うるさいですよバ上条、とっとと携帯を渡して下さい」

    78 = 1 :


    滝壺「……とうま、私にも貸して」

    上条「あれ、滝壺起きたのか」

    麦野「絹旗ー 私の携帯にも上条の携帯と赤外線しておいて」

    フレンダ「わ、私も教えてほしい訳よ」

    上条「お、おう……まぁ知っておいて損は無いしな」

    絹旗「……よし、私のと麦野のは終わりましたよ」ピピ、ピ

    フレンダ(電話帳の登録はバ上条じゃなくて当麻なのね)

    滝壺「……終わった」ピ、ピ

    フレンダ「……登録完了///」ピッ

    79 = 1 :


    上条(女の子の電話番号とアドレスを4人と交換できるなんて……ありがとう神様!)

    絹旗「上条は超友達が居なそうなので私が超C級映画の話を超メールでして上げますよ」

    麦野「まぁなにかあったら絶対に私へ連絡すること、いいわね?」

    上条「おう、頼りにしてるぜ」(流石に魔術サイドや神の右席の事はこいつらに話せないよな)

    麦野「それじゃーそろそろ帰る? 上条ははいこれ」

    上条「俺何もしてねえぞ……本当に貰っちゃっていいのか?」

    麦野「第4位くらいになると嫌でも金が入ってくるのよ、
        それにアンタの家にはあの暴食シスターが居るじゃない」

    上条「うっ……うっ……俺には麦野が天使に見えるよ」

    麦野「おい……泣くんじゃねえ、それに恥ずいだろ///」

    絹旗(なんかムカつきますね)

    滝壺(わたしもとうまの天使になりたいな……)

    フレンダ(麦野が上条にデレてる……私にもデレてくれればいいのに)

    80 = 1 :


    滝壺「そうだ、昨日はとうまの家に皆で行ったから今日は私たちのアジトにおいでよ」

    上条「(アジト……?)それは流石に色々とまずくないか……?」

    麦野「いいんじゃないのべつに、どうせ減るもんじゃないし」

    フレンダ「結局、私は構わないって訳よ」

    絹旗「バ上条の事だから私たちのアジトに着いた途端に、
         急に獣になって私たちを超襲いまくりますよ」

    上条「俺がお前らを襲ったら吹っ飛んだり溶けたりして病院送りになるだろ……」

    滝壺「とうまに襲われる……///」ポッ

    上条「あのー、滝壺さん?どうして頬を染めてらっしゃるんでせうか……?」

    麦野「決まりね、それじゃー私たちのアジトにいきましょうか」

    81 = 1 :


    ―アジト―

    上条「おぉー、上条さんの家の何倍も広いな……」

    麦野「そりゃあ4人で良く使うし広い方が良いに決まってるじゃない」

    絹旗「あまりアジトを超ジロジロと見ないでくださいよ、バ上条」

    上条「いやー、上条さん女の人の部屋なんて入る機会が中々無いからちょっと感動してますよ」

    滝壺「……そういえばとうま、あのシスターさんとはどんな関係なの?」

    フレンダ「あ、それ私も気になってた訳よ」

    上条「あー……なんて言ったらいいんだろうな、まぁ外国から来た俺の……従妹?」

    絹旗「どうして疑問形なんですか」

    滝壺「……どんな関係なの?」ズシッ

    上条「ちょ、ちょっと滝壺さん?顔が近いんですが……」

    フレンダ「ま、上条の事だからどうせ危険な事に首を突っ込んでるんじゃない?」

    上条「はは、は……まぁそんな所なのでお願いなので顔をどけてください」

    82 = 1 :


    麦野「あんたもどうして自分から危険な事に首を突っ込んでいくのよ?」

    上条「そりゃ上条さんだって危険な事にはできるだけ首は突っ込みたくないけどさ、
        困ってる奴が居たら助け合うのは当然だろ?」

    絹旗「……やっぱり上条は超超超大バカなんですね」

    滝壺「とうま、かっこいい///」ポッ

    上条「はは、嬉しいけどそろそろ顔をどけてくれると助かるんだが……」

    絹旗「ほら滝壺さん、バ上条が困ってますよ」グイッ

    滝壺「あっ……」シュン

    フレンダ「……なんか呆れるわね、それじゃまるでヒーローみたいじゃない」

    麦野「ここまでお人好しだとなにも言えないわ」

    絹旗「そういえばどうして滝壺さんだけ超下の名前で呼んでるんですか?」

    滝壺「……だめ?」

    絹旗「いや、別にダメじゃないですけど……」

    麦野「あれあれー? もしかして最愛ちゃんは嫉妬しちゃったのかにゃーん♪?」

    83 = 1 :


    絹旗「だ、誰がこんな変態獣バ上条アホ麻に嫉妬するんですか!///」

    滝壺(きぬはたもとうまの事かっこいいと思ってるんだ)

    上条「変態獣バ上条アホ麻って……なんか理不尽だ……」ズーン

    滝壺「大丈夫、そんなとうまを私は応援している」

    フレンダ「でも絹旗の電話帳には『当麻』っt」

    絹旗「……フレンダァ 
       余計な事言うンじゃねェ、そんなに命を捨てたいンですか?」ギロリ

    フレンダ「結局、なんでもない訳よ」

    上条(あれ……なんか一方通行が居たような……)

    84 = 1 :


    麦野「そうだ、今日はもう遅いしここで食べていけば?」

    上条「……流石に悪いだろ、バイト代まで貰ってるしな」

    絹旗「今更なにを遠慮してるんですか」

    滝壺「とうま、食べていかないの……?」

    上条「いや、皆と飯を食べるのはすげー嬉しんだけどうちには居候が居るからさー」

    ピリリリリ ピリリリリ

    上条「あ、インデックスからだ」

    ピッ

    禁書『もしもしとうま!? 小萌が焼き肉食べるらしいからお供するんだよ!』

    上条『そ、そうか、あんまり小萌先生に迷惑掛けるんじゃないぞ?』

    禁書『わかってるんだよ!私は2日間お肉がたくさん食べられて幸せかも!』

    ツー……ツー……

    麦野「あら、グッドタイミングじゃない」

    フレンダ「丁度いい感じに電話が来た訳よ」

    85 = 1 :


    上条「は、はは……それじゃー今日はここで食べさせて貰ってもよろしいでせうか?」

    滝壺「私は歓迎だよ」

    絹旗「まったく仕方ありませんね、
       ナイスバディーな美女達と2日間も一緒にディナーを楽しめるなんて超光栄に思ってくださいね」フフン

    上条「お前はナイスバディーに入るのかよ……」ボソッ

    絹旗「……何か言いましたか?返答次第では超吹っ飛ばすんですが……」

    上条「い、いや なんでもないですはい……」

    フレンダ「結局、上条はここで食べていくとして何を食べるのよ」

    麦野「そうねー 昨日はすき焼きだから今日は何に食べたい?」

    滝壺「……zzz」

    絹旗「……それじゃあ鍋でもしますか?」

    フレンダ「昨日すき焼きだったじゃない」

    上条「でも皆で食べるのって鍋かすき焼きか焼き肉くらいだしなー……」

    麦野「そうね、じゃー上条特製鍋でも食べよっか」

    上条「えぇっ!? 俺が作るのかよ!?」

    86 = 1 :


    麦野「材料費出してあげるのにまさかとは思うけどさー!……文句は言わねえよな?」

    上条「うぅ……女の子の手料理が食べられると少しでも期待した上条さんがバカでした……」

    絹旗「ほらそんな所で超ウジウジしてないでいきますよ、バ上条」

    麦野「全員で行くほど材料無いだろうし、私は待ってるわー」

    フレンダ「じゃー私も麦野とイチャイチャしながら待ってる!」

    絹旗「じゃー上条、私が仕方なく手伝ってあげますよ」

    上条「おう、助かるよ」

    滝壺「……待って、私も一緒に行きたい」

    上条「お、おう、ありがとな」(起きた……)

    滝壺「……///」

    絹旗「なにやってるんですか超バ上条! 早く行きますよ!」

    上条「よし、じゃー近くの店まで行くか」

    87 = 1 :


    ―店―

    上条「えーと、買うものはーっと……」

    絹旗「野菜とかでしょう? あと鮭買っていかないと多分上条はバラされますよ」

    上条「バラされるか……確かに右手の事は話したしもう防ぎようがないよな……」

    絹旗「最初見た時は超驚きでしたね」

    滝壺「その右手……多分科学の力じゃないと思う」

    上条「ん? どうしてわかるんだ?」

    滝壺「私の能力は『能力追跡』 AIM拡散力場に関する能力
        他の人からは無意識に微弱なAIM拡散力場を感じるんだけど、とうまからは何も感じないの」

    上条「……えーと、つまり?」

    滝壺(能力開発を受けた人なら必ず出るはずなんだけど……)

    絹旗「あ、肉ありました バ上条が超わかるように言うと、
        上条からは何も感じない、つまり『超能力』というカテゴリには含まれないって事じゃないですか?」

    上条「じゃー俺の右手は、科学じゃない何か……(やっぱり魔術系統なのか?)」

    88 = 1 :


    滝壺「うん、魔法や魔術の類かも知れない」

    上条「ぎくっ……や、やだなー! 魔法や魔術なんてあるわけないじゃないですか!」

    絹旗「でもそれ以外にその右手、説明の仕様が超無いじゃないですか」

    上条「ほ、ほら!ここは科学の街ですよ!? だからそんなものあるわけないって!」

    滝壺「……そうだよね」

    絹旗「野菜はこれとこれと……よし、材料は揃いましたよ」

    上条「よし、それじゃー会計済ませて帰ろうぜ」

    滝壺「あれ、鮭が無いけどいいの?」

    上条「なんっ……!これで帰ってたら上条さん溶けてましたよ、ありがとう滝壺……うぅ」

    滝壺「大丈夫 そんなとうまを私は応援している///」

    絹旗「……ふん、バ上条なんて超溶ければよかったんですよ」

    89 = 1 :


    ―アジト―

    ガチャッ

    上条「ただいまー」

    フレンダ「あ、帰ってきた 鯖缶買ってきてくれた?」

    上条「買って来いなんて言われてねーよ」

    フレンダ「チッ……」

    絹旗「あれ? 麦野が居ませんね」

    フレンダ「麦野ならシャワー浴びてるわよ、私も一緒に入ろうとしたけど無理やり追い出された訳よ」

    滝壺「それじゃー私ととうまは鍋を作ろ?」

    上条「そうだな、でも先にトイレ行って来るよ」

    フレンダ「トイレならそこ出てまっすぐ行って右よ」

    上条「わかった、さんきゅーな」

    バタン

    絹旗「……あれ?確かここ出て左じゃありませんしたっけ?」

    フレンダ「そうだっけ? 転々とアジト移動してるから覚えられない訳よ」

    90 = 1 :

    ―――――

    上条「フッフフン、フッフフン、フッフッフー♪」

    上条「最近毎日が幸せすぎて怖いな……」

    ガチャ

    上条「まぁ今までの付けが回ってきたと思……」

    上条当麻の目の先には、お湯で少し濡れた麦野沈利の体があった。
    バスト、ウエスト、ヒップはモデル見たいな形と言っても過言ではないスタイルだった。
    麦野は髪をタオルで拭いていたのかタオルを持ち、頭に当てて拭いている。
    頭から下は何も隠してなく、ほぼ全裸の状態だった。

    麦野「んー?どうかし……」

    上条「……」

    麦野「……」

    上条「……ち、違うんだ……これはフレンダが右って……」

    麦野「……」

    上条「……あ、あの……麦野沈利さん?」

    麦野「……///」カァァ

    91 = 1 :


    上条「は、はは……不幸、だ……」ウルウル

    麦野「……ひ、人の全裸見ておいて何が不幸だぁぁぁぁぁああああああ!!!!」

    上条当麻の頭に麦野が放出した白く輝く光線が上条に向かっていく。
    だが上条当麻の右手によりあっさり不思議の音と共に消えていった。

    麦野「ッチ!」

    上条「違うんだよ麦野!俺はトイレに行きたかっただけなんだ!

    しかし麦野の顔はどんどん鬼へと変わっていく。

    上条「だ、だから人の話を聞けって! 俺はトイレに」

    麦野「うっせぇぇぇぇえええええええええ!!!!!!!」

    上条当麻は頭を思いっきり横蹴りされ、下半身の花園が最後に意識が無くなった。

    92 = 1 :


    ―――――

    「―――う、上条!」

    上条「うっ……あれ、俺一体……」

    絹旗「よかった……やっと意識が戻りました」

    滝壺「とうま、平気?」

    麦野「……さっきは蹴り入れて悪かったわね……フレンダはお仕置きしておいたから許してね」

    フレンダ「」プシュー

    上条「……いや、俺の方こそ悪かったよ つーかまだ生きてる事に驚きだ……」ウルウル

    絹旗「よかったですね、超溶けなくて」

    麦野「フレンダのバカ野郎……まだ男に自分の全裸なんて見せた事無かったのに……///」ボソボソ

    93 = 1 :


    上条「ん? どうかしたか?」

    麦野「な、なんでもねえよ!……それより人の裸を見て不幸とはいい御身分だなぁ?かーみじょぉ」

    上条「い、いや! あれは体を見て不幸だって言った訳じゃなくてですね……」

    絹旗「たしかに麦野はスタイルが超いいですもんね」

    上条「そ、そうだ! 上条さんの理想にかなり近かったですよ!」

    麦野「り、理想……///」

    滝壺「……鍋の材料切っておいたからとうまが味付けすれば完成だよ」

    上条「そっか、ありはとな痛っ! 痛ひって滝壺ひゃん! 頬を引っはらないへ!」

    絹旗「超自業自得ですね」

    上条「だからおえは痛ひっ! ひはひって!」

    フレンダ「」

    94 = 1 :


    ―鍋完成―

    上条「あんまり味付けに自信が無いけど、完成したぞ」ヒリヒリ

    フレンダ「……麦野がシャワー浴びてる所から記憶が無い訳よ」

    滝壺「おいしそう……」

    絹旗「たしかにバ上条が作った物にしては、超香りがいいですね」

    上条「上条さんが作ったもん全部が異臭を放ってる見たいな言い方はやめろ」

    麦野「これはおいしそうね、さっそくいただこうかしら」

    上条「よし、それじゃーいただきます」

    「「「「いただきまーす」」」」

    95 = 1 :


    麦野「あら、普通においしいじゃない」

    フレンダ「うん、いけるわね」

    絹旗「これは……超中々ですね」

    上条(超中々……?)

    滝壺「とうま、おいしいよこれ」

    上条「そっかそっか! 口に合ってなによりだ、たくさん食べろよな」

    フレンダ「あぁ! 私の肉団子取らないでよ!」

    絹旗「鍋物は戦争ってあのシスターが超言ってたじゃないですか」

    上条「ほらほら、まだたくさん下に眠ってるからそれを食えよ」

    96 = 1 :


    ―鍋完食―

    上条「食ったなー なんか悪いな、二日連続も食べさせて貰っちゃって」

    麦野「いいのよ別に、上条が作る物はおいしいからね」

    絹旗「超お腹いっぱいです」

    フレンダ「うぅー、食べ過ぎた……」

    滝壺「おいしかった」

    上条「さーてと、洗い物を済まして上条さんは帰りますかー」

    麦野「フレンダにやらせればいいわよそんなの、私はアンタを送るわよ」

    フレンダ「えぇ!?」

    麦野「あぁ? またお仕置きされたいのかな?フレンダちゃんよお」

    フレンダ「結局、洗い物をしたい気分になのよ」

    97 = 1 :


    上条「いや大丈夫だって!ここから結構近いしな」

    麦野「ほら、良いから行くわよ」

    絹旗「あ、じゃー私も」

    麦野「アンタは滝壺の洗濯物を手伝ってあげなさい」

    絹旗「むー……了解です」

    滝壺「それじゃーまたね、とうま」

    上条「おう、またな」

    バタン

    ―――――

    98 = 1 :


    上条「いやー、改めて二日連続も食べさせてもらってありがとな」

    麦野「だからいいって言ってるでしょ? 次言ったら体バラすわよ」

    上条(冗談じゃなくすぐできるから怖いよな……)

    麦野「……ったく、どうしてこんなのが第一位を倒せたんだか」

    上条「こんなのって……まぁたまたま運が良かっただけだよ」

    麦野「ふーん、……運、ねぇ……」

    上条「そういやフレンダとか絹旗達はどこに暮らしてるんだ?」

    麦野「……あいつらは『置き去り』なのよ」

    上条「っ……」

    麦野「聞いた事くらいあるでしょ?親が学園都市に子供を置き去りにする事よ」

    99 = 1 :


    上条「そうだったのか……」

    麦野「だからそういう話題をあいつらの前で喋るんじゃないよ?」

    上条「……おう」

    麦野「……あの子達さ、まだ2日だけどアンタに会ってから見てると毎日すごい楽しそうなのよ」

    上条「!……そりゃ嬉しいな」

    麦野「だからさ、あいつらともっと仲良くしてやってね♪これはリーダー命令よ」


       「……そんなの決まってんだろ」


    次の日から、アックアの襲撃により上条当麻は初めて欠席をする。

    100 = 1 :

    投下終了です。
    それじゃーまた次の日か二日後くらいに来たいと思います。


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