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    元スレ妹友「お、お兄さんをわたしにくださいっ!」妹「あ゛?」

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    51 = 1 :

    「そ、その話、本当なの?」

    隣弟「ああ……隣妹が言ってたんだから本当だよ。
     俺達双子だからさ、結構相談とかしてるの、姉ちゃん知ってるだろ?」

    「や、その発想はなかった」

    隣弟「発想って」

    「な、何でそんなことになったの?」

    隣弟「いや、俺も怖くて聞けなかった」

    「そ、そっか……」

    52 = 1 :

    隣弟「……ま、まぁ、本人に聞けばわかるんじゃね?」

    「そ、そうね」

    (ど、どうしよう。できれば知らないでいたい。
     で、でも、下手したらあたし、妹友あたりと……だ、だめっ! 怖いけど聞いておいた方が……)

    「と、隣妹ー」

    53 = 1 :

    「なーにー? お姉ちゃん」

    「え、ええ。そ、その、兄先輩に告白しようとしたっていう娘のことなんだけど……」

    「…………」

    隣・隣弟「?」

    54 = 1 :

    「……や、やめてっ! わたし達、女の子どうしなんだよ?
     や、ちょ、んんっ! な、は、初めてだったのに……。
     あ、や、やめ、それはいくらなんでも、……んんっ!
     ど、どうしちゃったの? 前は普通に……え? 妹先輩がどうしたって?
     にゃ、いや、やめて……た、助けて! 隣弟ー!」キュー、バタン

    隣・隣弟(ヒ、ヒィっ!)

    55 = 1 :

    「……隣弟、隣妹をお願い」

    隣弟「お、おう、わかった」

    「悪いけど、あたしが謝ってったって伝えといて。
     それから……今日は、側にいてあげてね」

    隣弟「……おう」


    (当面の問題は妹か……あたし、来週までノーマルでいられるかな……)

    56 = 1 :

    初めてすぐで悪いけど

    ネタ募集

    58 = 1 :

    『隣ちゃん?』

    「あ、兄先輩」

    『どうしたの? 気分悪そうだけど』

    「いえ、大したことではないので……」

    『そ、そう?
     あ、あの、隣ちゃん!』

    59 = 1 :

    『そ、その、前に隣ちゃんが行きたいって言ってた映画のチケット、二枚もってるんだけど……一緒に行かない?』

    (え、それって……デート!?)

    「い、行きます行きます! 行かせてください!」

    『う、うん。じゃあ、明日、駅前に――』

    60 = 1 :

    ―次の日―

    「隣ちゃん、おはよう」

    「あ、あああ兄先輩、おはようございます!」

    「元気あるねぇ」

    「す、すいません」

    「あはは、謝らないでよ。隣ちゃんのそういう所、僕はか、可愛いと思うよ」

    (カァっ)

    61 = 1 :

    「って、僕、また何言ってるんだろ……。
     ご、ごめん、引いた、よね?」

    「いえいえまさかっ!
     あ、兄先輩のそういうこと言えるとこ、か、か、カッコイイな、と思います、よ……」

    ・隣(カァっ!)

    62 = 1 :

    「あ、お兄さん! と隣?」

    「あ、い、妹友ちゃん。こんにちわ」

    「こ、こんにちわ」

    「あ、こんにちわ……って、何で隣ちゃんがお兄さんと一緒にいるの?」

    (ギクッ!)

    63 = 1 :

    (って、妹友なら別にいいか。ばれた所で死にはしないし。)

    「妹友ちゃんはどうしたの?」

    「あ、はい。お姉ちゃんに頼まれてBL雑誌の新刊を買ってきたんです。
     お姉ちゃん、恥ずかしいからってわたしに買いに行かせるんですよ。わたしだって恥ずかしいのに」

    「あ、あはは、そうなんだ……」

    (駄目だ、この子口軽い)

    64 = 1 :

    (兄先輩! 妹友にもあたし達がつ、付き合ってることは秘密ですよ)

    (うん、わかったよ)

    「お兄さん、一体隣ちゃんと何してるんですか?」

    「ああ、この一緒に映画を見ようと――」

    (兄先輩ぃー!)

    65 = 1 :

    (言っちゃってるじゃないですか!)

    (ご、ごめん、つい)

    「あー! その映画、わたしも丁度見たいと思ってたやつです!
     よろしければ、一緒に見ませんか?」

    (よろしくないってーの)

    「いいよ」

    (兄先輩ぃー!)

    66 = 1 :

    (ご、ごめん)

    「えへへ」

    (妹友の奴、空気読めっての。
     ……いや、空気読めてあたし達の関係がわかられたら妹に……。
     あぁ、妹友がバカでよかった)

    「さ、行きましょう、お兄さん!」

    (……やっぱりムカつく)

    67 = 1 :

    ―映画館―

    「ゾンビバザード6? ……こ、これ見るんですか?」

    (ど、どうしよう。お兄さんと映画のチャンスだって、チケットちゃんと見てなかった……)

    「あれ? 確かさっき、見たいって……」

    「は、はい! わたし、こういうのが昔から大好きなんです!」

    (何だろう、今、凄く妹友に親近感が)

    68 = 1 :

    「きゃ、きゃぁぁぁー!」ガシっ

    「い、妹友ちゃん!? そ、その、あたって――」

    「きゃぁー!」

    「わわ!」

    (ぐぅ。な、何よ、妹友の奴)

    69 = 1 :

    「妹友ちゃん、大丈夫?」

    「は、はひ」

    「苦手なら無理して見なければいいのに」

    「うぅっ。
     でも、お兄さんと映画見たかったですし……」

    「映画くらいいつでも一緒に見てあげるよ。
     今度は妹友ちゃんの好きな映画見にいこう。ね?」

    「お、お兄さんっ!」

    「あ、ちょ、くっついちゃダメだって」

    (ジー)

    「隣ちゃん、どうしたの?」

    「……兄先輩のたらし」

    「うぐっ」

    70 = 1 :

    「兄先輩何て、もうしりませんっ!」

    「ま、待って! 隣ちゃん!」

    「そ、それでですね、今度は、この映画が見たいんです。
     れ、恋愛ものですけど、お兄さんはこういうのどう思いま……あれ? お兄さん? 隣ちゃん?」

    71 = 1 :

    (はぁ、あたし、何やってんだろ。
     今日は兄先輩との初デートだっていうのに……)

    「……戻ろ。って、あれ? ここ、どこ?」

    73 = 1 :

    (く、暗くなってきちゃった……。
     ど、どうしよう。帰れないよぅ)

    「隣ちゃーん!」

    「!!」

    74 = 1 :

    「あ、兄先輩!」

    「隣ちゃん! 大丈夫……わっ」

    「うぅっ、先輩~」

    「……よしよし」ナデナデ

    「う、ん」

    75 = 1 :

    「ごめんね、僕のせいで」

    「……いえ、あたしが勝手に嫉妬したのがいけないんです。ごめんなさい」

    「いや、謝らなくて」

    「お兄様ー」

    ・隣(!?)

    76 = 19 :

    死亡フラグビンビン

    77 = 1 :

    (い、妹……? 何でここに?
     い、いや、それよりも……こんな所見つかったら、こ、殺される!)

    「あ、兄先輩、逃げますよ!」

    「あ、うん。……って、ここ行き止まりなんだけど」

    「あっ、やばっ、とりあえず、この建物に入りますよ」

    「わかった」


    「お兄様、遅くまでどこに行かれたのでしょうか? あぁっ、お兄様に4時間も会っていないなんて……」

    78 = 1 :

    「ふぅ、どこかに行ったみたいですね」

    「……あれ? この建物――」

    「ラ、ラブホテル!」

    79 = 1 :

    「す、すいません、あたしの分まで料金払わせてしまって」

    「いや、気にしないで」

    (ど、どど、どうしよう。流れで入ってしまった)

    80 :

    ズボン脱いだ

    81 = 1 :

    「と、隣ちゃん」

    「はひっ!」

    「いや、その……」

    「うっ! あ、あたし、シャワー浴びてきますね!」

    「う、うん!」

    82 = 1 :

    濡れ場は入れるべきか否か……

    83 = 5 :

    勿論全裸待機してるぜ

    84 = 1 :

    「…………」

    「あ、あがりましたよ……」

    「う、うん……えっ! ちょ、ふ、服着て!」

    「…………」

    85 = 1 :

    バタっ

    「え? ……えっ?」

    「……あたしって、そんなに魅力ないですか?」

    「いや、その……」

    「……やっぱり、妹友の方が可愛いですよね。
     あたしなんてガサツだし、女ッ気ないし、バスタオル一枚だっていうのに、襲われるような気配もありませんし」

    86 = 19 :

    順序ってものが
    一日このくらいってペース決めて書こうよ

    87 = 1 :

    「どうせ、あたしなんて……」

    「そ、そんなことないよ!」

    「でも……」

    「い、今だって、心臓バクバクで、く、苦しいくらいだし……」

    「でも、こんな格好なのに……やっぱり、あたしに色気ないから……」

    「い、いや。だから、最初に言ったよね? け、結婚したいって。
     それって、つまり、こういうあれだし……」

    「兄、先輩……」

    88 = 38 :

    展開はやくね?

    89 = 1 :

    チュっ

    「んん!」

    「んっ……プハっ!
     兄先輩、そんな顔されたら、我慢できるわけないじゃないですか……」

    90 = 1 :

    「先輩っ!」

    ドサっ

    「せん、ぱい?」

    「だ、だめだって! そんな……」

    91 = 1 :

    お風呂入ってきます

    92 = 19 :

    急に何か足りなくなった

    94 = 1 :

    「僕達、まだ昨日付き合い始めたばっかりなんだよ?
     そ、その、さ、最終的には、まぁ、あれだけど……でも、そんなに焦らなくてもいいんじゃないかな?」

    「兄先輩……」

    95 :

    というか宮城か
    こんなん書いてて大丈夫なのか?

    96 :

    濡れ場はワッフルワッフルだけど、まだはやすぎるよ

    97 = 1 :

    「……ごめんなさい。あたし、どうかしてました。
     あたし、今まで恋より運動っ! って感じで、こういうの苦手なんです。
     それで、妹友と兄先輩が仲良くしているのを見ると、こう、ムカムカっていうか、その……」

    「隣ちゃん……ごめん。でも、僕が好きなのは隣ちゃんだから。
     隣ちゃんのことが好きだから、大丈夫だよ」

    「……でも、やっぱり不安なんです。
     兄先輩はモテるし、あたしは女らしくないし……。
     兄先輩が誰かに取られるかと思うと、あたし、あたし……」

    「だから、僕は隣ちゃんと付き合ってるんだって。わかれたりするようなことは絶対にしない。
     まぁ、隣ちゃんが僕に愛想つかしちゃったりしなければだけど」

    「そ、そんなことこそ絶対にありません!」

    「だったら、ずっと一緒だよ」

    98 = 1 :

    「兄先輩……」

    「それに、その、僕にだってこ、心の準備とかがあるし……」

    「ふふっ。乙女ですねー、兄先輩は」

    99 = 1 :

    「そんな乙女な先輩には、こうです」

    チュっ

    「!!」

    「ふふっ。今日の所は、これくらいで勘弁してあげますよ」

    100 = 1 :

    (ん? いつの間にか寝ちゃってた?)

    「すぅ、すぅ」

    (これで、よかったんだよね?
     ……信じてますよ、先輩。
     でも、もし浮気でもしたら……ふふっ、寝取るくらいのことはしちゃいますからねっ!)


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