元スレルルーシュ「…チクショウ」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★
751 = 750 :
ルルーシュ(C.C.?何故ここに)
マオ「どうしてここに……」オロオロ
マオ「ルルーシュは確かに仲間を下がらせたはず」
マオ「ルルーシュの意識にキミのことなんて欠片も無かったのに」
ルルーシュ(そうか、そういうことか)
マオ「っ!自分にギアスをかけていたのか!」
ルルーシュ「考えてみれば当然のこと」
ルルーシュ「自分に心当たりが無い」
ルルーシュ「ということは近くにいるものこそが真のターゲットである可能性は高い」
ルルーシュ「この場合繋がりのある人物はナナリー、咲世子さん、カレン、生徒会の皆、扇達、C.C.」
752 = 750 :
ルルーシュ「ナナリー、咲世子さんが目的なら些か回りくどすぎる」
ルルーシュ「シャーリーを拐い俺にナナリーや咲世子さんの身柄を要求するより」
ルルーシュ「俺を拐うか本人を拐うべきだ」
ルルーシュ「ウチは一般的なセキュリティのみ」
ルルーシュ「誘拐という手段を使うくらいなら直接本人を狙うはず」
ルルーシュ「扇達の可能はほぼ無いといっていいだろう」
ルルーシュ「それならばブリタニア人であるシャーリーを狙うべきではない」
ルルーシュ「生徒会の皆、カレンもだが」
ルルーシュ「これらは可能性は否定できない」
ルルーシュ「だが特殊なバックグラウンドが無い以上警戒する必要性は薄い」
ルルーシュ「例え間違っていたとしてもそのリスクは低い」
753 = 750 :
ルルーシュ「ならばもっとも警戒すべきはC.C.」
ルルーシュ「以前ギアスに関する資料はもらっていたからな」
ルルーシュ「ギアスが効かないC.C.は切り札になり得る」
ルルーシュ「ギアスユーザーが相手でなかったとしても」
ルルーシュ「ギアスにより俺がC.C.のことを忘れてさえいれば」
ルルーシュ「ブリタニアの軍が相手であっても問題は解消する」
ルルーシュ「こういうことだったのだろう」
マオ「…お見事」パチパチ
マオ「だが忘れていないかい」ニタァー
マオ「キミの大切なお友だちはボクの手の中にいるんだよ?」
C.C.「マオ、何故こんなことをする!」
マオ「C.C.が悪いんだ」
マオ「ずっとそばにいてくれるっていっていたのに」
754 = 750 :
マオ「そんなにそいつがいいのかい?」
C.C.「……」
ルルーシュ「俺も知りたいな」
ルルーシュ「C.C.…お前は悪いやつじゃない」
ルルーシュ「なぜマオの前から消えた」
ルルーシュ「何か理由があるはずだ」
C.C.「……」
ルルーシュ「C.C.!」
C.C.「…マオが悪いんだ」
755 = 750 :
本日は終了しますた。
756 :
修羅場ですね~
乙!
758 :
乙
良いところでおあずけですね
次の投下楽しみにしてる
759 :
■第21話 ギアストーナメント(8/24)
またまたマオが生きていた。マオはギアス能力者を集めギアス能力者の頂点を決めるギアストーナメントをトウキョウで開催する。
各地の能力者が集まる中、その中にゼロはいた。ゼロがギアスの能力者だと知り離反する騎士団メンバー。
そしてマオとの決勝戦でルルーシュは「友情の力」の大切さに気づきはじめていた・・。
なるほどこれか
760 :
>>759
それ昔の嘘バレかなんかか?
761 :
C.C.「マオは優秀だった」
C.C.「幼い頃にギアスを手に入れたからかな」
C.C.「見事に能力を使いこなしていた」
C.C.「だがある日ギアスが暴走し、マオは変わってしまったんだ」
ルルーシュ「そうか、心が…」
C.C.「そうじゃない」フルフル
ルルーシュ「……?」
C.C.「確かに暴走し苦しんでいた」
C.C.「それは事実だ」
C.C.「スイッチを切り替えられなくなってしまい、聞きたくない言葉まで常に頭に流れ込んでくるんだ」
C.C.「その苦しさは想像に難くない」
762 = 761 :
C.C.「マオは私と出会うまで孤児だった」
C.C.「だから親代わりとして育ててきた」
C.C.「そんな子が自分のせいで苦しんでいる」
C.C.「さすがに罪の意識に苛まれたさ」
C.C.「心配でな、できる限りのことはしようと思った」
C.C.「回りの声がうるさいといえば他の雑音を気にしなくていいよう」
C.C.「声をテープに吹き込んでいれてやったり」
C.C.「眠れないといえば膝枕をしてやったり」
ルルーシュ「まぁ力を与えたのはお前自身だものな」
C.C.「ああ、わかっている」
C.C.「それについては不満は無かった」
763 = 761 :
C.C.「マオは私と出会うまで孤児だった」
C.C.「だから親代わりとして育ててきた」
C.C.「そんな子が自分のせいで苦しんでいる」
C.C.「さすがに罪の意識に苛まれたさ」
C.C.「心配でな、できる限りのことはしようと思った」
C.C.「回りの声がうるさいといえば他の雑音を気にしなくていいよう」
C.C.「声をテープに吹き込んでいれてやったり」
C.C.「眠れないといえば膝枕をしてやったり」
ルルーシュ「まぁお前の責任でもあるからな…」
C.C.「ああ、わかっている」
C.C.「それ事態は納得していた」
764 = 761 :
C.C.「だがな、だんだんとそれらがエスカレートしていったのだ」
C.C.「マオの能力が強くなっていき」
C.C.「マオを慰める時間は増えていく」
C.C.「ある日からマオはカジノに通うようになった」
ルルーシュ「カジノにか?」
C.C.「ギアスを使えば負ける要素は少ないからな」
C.C.「カジノで荒稼ぎしては家にこもる日々」
C.C.「気がつけばマオは生涯使いきれないほどの額を稼いだ」
ルルーシュ「それで」ゴクリ
C.C.「どうなったと思う」
ルルーシュ「まさか金で周りを服従させたのか?」
C.C.「逆だ」
765 = 761 :
C.C.「まず村の住人を立ち退かせた」
C.C.「もともと生活が豊かではなかったからな」
C.C.「だいたいは喜んで出ていったよ」
C.C.「首を降らないものもいたが」
C.C.「そういった人は金で雇った連中により追いたてられた」
C.C.「そうして広大な土地を得たマオは家をたてた」
C.C.「自分のギアスの有効範囲を塀で囲って」
C.C.「私とマオしかいない世界にしたんだ」
C.C.「それからは食料を買う以外ずっと家の中さ」
ルルーシュ(恐ろしい)
C.C.「だがな、更に先があったのさ」
ルルーシュ「…これ以上先があるというのか」
766 = 761 :
本日は終了しますた。
この作品は全年齢対象版です。
チェーンソーなんて出ないよ!
767 :
マオェ……
乙
768 :
乙です
マオも引き籠りかよwww
769 :
マオの引きこもりは許してやれよ!
770 :
さすが本家・引きこもり(山育ち)は格が違ったな
771 :
マオさんも重度の引篭もりでしたかwwwwwwwwwwwwwwww
ルルーシュと友達になれそうですね!
772 :
C.C.「インターネットだ」
ルルーシュ「……まさか」
C.C.「察しがいいな」
C.C.「今までは買い物とはいえ、たまには外出する時もあった」
C.C.「だがインターネット環境を手に入れたことでマオは……」
C.C.「インターネットは確かに便利だ」
C.C.「あまりにも便利なソレは知らず知らずマオを蝕んでいった」
C.C.「まるでギアスのように、な」
C.C.「段々と買い物は通販に頼るようになり」
C.C.「その比率は徐々に百パーセントへと近寄っていった」
C.C.「ネットバンク、ネットスーパー、年金さえも口座引き落としに……」
773 :
止めろ…これ以上は、これ以上責めないでくれ…
いつかバイトするから…
774 = 772 :
C.C.「マオは私以外と接触するのを嫌っていたからな」
C.C.「そういったシステムを利用して徹底的に人を遠ざけた」
C.C.「そうしてマオの世界は完結してしまった」
C.C.「私さえいればいいと甘え、他者の声を聞くことを嫌った」
C.C.「仕方ないのかもしれない」
C.C.「人の心は綺麗なものばかりじゃないからな」
C.C.「それに」
C.C.「いつかマオにだって人が恋しくなる時期が来るかもしれない」
C.C.「それを待とうと思った」
C.C.「私にも目的があるとはいえ」
C.C.「放り出すのは嫌だったからな」
C.C.「皮肉にも時間は腐るほどある」
ルルーシュ「……」
775 = 772 :
C.C.「信じていたよ」
C.C.「マオはやればできる子なんだと」
C.C.「今はまだ本気を出していないだけなんだと」
C.C.「だがインターネットはそんな希望さえ打ち砕いた」
ルルーシュ「……」ゴクリ
C.C.「インターネットには多種多様なコンテンツが存在する」
C.C.「知っているな」
ルルーシュ「痛いほどに」
C.C.「とある巨大掲示板をマオは見つけてな」
C.C.「どっぷりとはまってしまった」
776 :
おいやめろ
777 = 772 :
C.C.「確かにインターネットであれば他者の声は聞こえないからな」
C.C.「マオもギアスのことを忘れて人とふれあうことができる」
C.C.「私とインターネット」
C.C.「それでマオは満足しきってしまった」
C.C.「確かに生活はしていけるさ」
C.C.「だがそれでは私の目的は果たせない」
C.C.「マオが変わることを期待していたが」
C.C.「その可能性は潰えたんだ」
C.C.「だから私は家を出た」
C.C.「目的を達するためにな」
ルルーシュ「…なるほど」
778 :
止めてくれ……たのむ…………きっとそのうち頑張るから………
779 = 772 :
ルルーシュ(確かにC.C.は友人を欲しがっているからな)
ルルーシュ(ネットでも確かに出会いはある)
ルルーシュ(マオはそれで満足した)
ルルーシュ(だがC.C.はそれは真の友達とは思えなかったのだろう)
ルルーシュ(わかるぞ)
ルルーシュ(俺も悩んだ時期があったからな)
ルルーシュ(マオとC.C.の違いはそこなのだろう)
ルルーシュ「話はわかった」
ルルーシュ「マオ」
マオ「なんだい?」
ルルーシュ「お前の想いも聞かせてくれ」
マオ「そうしたらC.C.を返してくれるのかい?」
ルルーシュ「すべては話を聞いてからだ」
780 = 772 :
本日は終了しますた。
782 :
マオ「>>1乙…っと」カチャカチャッターン!
783 :
乙
明日から本気出す
785 :
こんなに抉ってくる全年齢対象作品は初めてだぜ
786 :
思いっきり抉ってきたな
もう死にそうだよ
787 :
マオ「うーん概ね正しいよ?」
マオ「そんなことより一緒に帰ろうよC.C.」
C.C.「……嫌だ」
マオ「C.C.は恥ずかしがりやだなぁ」
ルルーシュ「マオよ」
マオ「なんだいルルーシュ」
マオ「ほら君もC.C.を説得しなよ」
マオ「君は僕には逆らえないんだからさ」
ルルーシュ「そんな風にいってもC.C.は帰ってこないぞ」
マオ「じゃあどうすればいいんだい?」
788 = 787 :
ルルーシュ「簡単だ」
ルルーシュ「お前が外に出ればいい」
マオ「それは君の考えだろ」
ルルーシュ「否定はしない」
ルルーシュ「だがな」
ルルーシュ「お前の考え方で逃げられたのは事実」
ルルーシュ「やり方を変えてみるのも良いのではないか」
マオ「……」ウーン
マオ「でも外に出るのは嫌だ」ウン
789 = 787 :
ルルーシュ「だがC.C.を探すため外には出られただろう?」
ルルーシュ「もう少し頑張れば」
マオ「今回は緊急事態たったからだよ」
マオ「本当なら一歩だって家から出たくないんだ」
マオ「君にはわからないだろうけど本当に辛いんだよ?」
マオ「聞きたくもない汚い感情とかさ」
マオ「そういうのが絶えず頭に流れ込んでくるんだ」
マオ「C.C.の声で雑音をシャットアウトしないとやってられないよ」
ルルーシュ「確かに俺にはお前の苦労はわからないかもしれない」
ルルーシュ「だがC.C.の為なら頑張れるはずだ、そうだろ?」
マオ「……うん」
790 = 787 :
ルルーシュ「C.C.、マオだって会いたい一心で宛もない旅をしていたんだ」
ルルーシュ「その頑張りは認めて上げても」
C.C.「……そ」
マオ「あ、それは違うよ」
二人「「えっ?」」
マオ「掲示板の仲間に探してもらったんだ」
マオ「『俺の嫁が家出したなう』ってスレを立てて目撃情報を募ってみたらさ」
マオ「最初は『嫁が箱から出てくるわけねーからwww』『脳内妄想乙』とかボロクソ言われたけど」
マオ「いままでコテとして熱心に活動していたせいかな」
マオ「○IPの総力を上げて協力してくれてね」
マオ「僕がしたのはここにくるための航空券を買ったくらいかな?」
マオ「ネットって凄いよねぇ」
C.C.「」ヒクヒク
ルルーシュ「」アチャー
791 = 787 :
C.C.「こ、この馬鹿!」バチコーン
マオ「ぐふぉ」
ルルーシュ(せっかく話を聞いてくれそうだったのに)
C.C.「もしかしたら、もしかしたらと思っていたのに!」ムキー
マオ「お、落ち着いてC.C.」
ルルーシュ「そうだ、深呼吸だ、深呼吸」
ルルーシュ(あんなこと言わなければ仲直りできたかもしれないのに)
マオ「そっか、言わなきゃよかったのか」ポム
C.C.「今さら遅いわー!」
792 = 787 :
マオ「……」ボロッ
C.C.「……」ムッスー
ルルーシュ(どうしよう)
ルルーシュ「だ、だけどマオも頑張ったよなぁ!」
C.C.「パソコンに依存しすぎだ」ボソ
ルルーシュ「何だかんだで人混みを掻き分けC.C.を見つけ出したんだもんなあ!」アセアセ
マオ「基本的にスネークに任せてスレで監視してた」
C.C.「……」ピキピキ
ルルーシュ「……」ハァ
793 = 787 :
本日は終了しますた。
前回のリアルタイムな書き込みに笑った。
インターネットは魔物やでぇ。
794 :
乙
なんだこいつらかわいいな
何よりC.C.が可愛いな、うん
そして、ルルがかわいそうだなw
795 :
おしっこC.C.のこの可愛さ
796 :
乙
マオが駄目すぎるwww
797 :
糞コテのマオか……
798 :
ああ、今日もこのコードギアスの世界は平和ですね
799 :
ここのルルーシュならこのマオとも仲良くできそうだな
基本的にあったかい奴だし
800 :
>>1です。
申し訳ありませんが本日は休止とさせていただきます。
あくまで本日のみなので。
マラソンきつかったお…。
みんなの評価 : ★★
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