元スレルルーシュ「…チクショウ」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★
251 = 240 :
おk、把握。
今日明日はなんかごめん。
明日ストックある分扇玉城の話を頑張ってみるよ!
252 :
さて寝るかな。今日もおもしろかったよ
253 :
乙
扇編か……
ナナリー離れは出来そうだけど、同時に本編の悲劇に近づかないか心配だな
254 :
ナナリーは微笑ましいだろjk
255 :
乙
どんなになってもナナリーマジ天使
そして謝る必要はない
ただひたすら④
256 :
黒いナナリーか……いいぞもっとやれ
257 :
黒ナナリーのお互いにとって不幸になるだけっての見て
実は本編の方からタイムマシンかなんかで戻ってきたナナリーが兄を救いにきましたみたいな事を
思い浮かべて一人ニヤニヤしてる
つまり黒ナナリーもっとください
258 :
>>257
けど、ここのルルが日本を救う理由って……
259 :
初めての友達を救うという理由があるじゃないか
260 :
ナナリー「その前に一つお聞きしたいのですが、カレンさんはお兄様の事情をどの程度ご存知ですか?」
カレン「…大貴族の息子だったけどある日当主に逆らって絶縁。妹と一緒に日本の遠い親戚に引き取られたって聞いたわ」
ナナリー「そうですか」
カレン「問題でも?」
ナナリー「いいえ、むしろ安心しました」
カレン(なんで安心するわけ?聞いても教えてくれないんだろうけど)
ナナリー「補足するなら逆らった理由は殺された母と私の為ですよ」
カレン「殺された?」
ナナリー「ええ、何者かによって。母は殺され、私はそのショックで視力を失いました。流れ弾で足も動かせません」
カレン「ずいぶん淡々と語るのね」
261 :
ナナリー「もうずいぶん経ちましたからね。思いも風化しますよ。優しい優しいお兄様は今でも苦しんでいるのでしょうけど。私はむしろ感謝したいくらいです」
カレン「感謝ですって…?」
ナナリー「怒ってくれたんですよ、あの普段気弱なお兄様が。お父様が怖くて怖くてたまらなかったお兄様が。私と母の為に」ウットリ
ナナリー「ブリタニアに逆らうという意味はあの時知らなかったのかもしれません。でも間違いなく、私の為に。普段なら何も言わず俯いてただ従うであろう兄が抵抗してくれたんです」
ナナリー「それによりいっそう私に優しくしてくれるようになりました。不自由な私を助けようと精一杯。目が見えない私にも楽しめるような遊びを調べてくれたり、外に出るのが怖くなっても私を心配させないよう、出かけるフリをしたり、出歩けない私を退屈させないように学校の話をしてくれたり…もちろん空想ですけれど」
ナナリー「信じられます?妹の為に必死に架空の友人、虚構のエピソードを練り上げ、それを毎晩話してくれるんですよ?」
ナナリー「女の子である私の情操教育にいいと思ったのか女の子の友人、トモちゃんまで…」
ナナリー「すべて私のためなんですよ。トモちゃんの話を聞くたびにお兄様の愛情を実感したものです♪」
カレン「……」
ナナリー「あなたはどう思うんでしょうね?病んでる?狂ってる?異常?…まぁどうでもいいんですけどね」
ナナリー「私にはお兄様がすべてなのですから。その他有象無象なんて」
262 = 260 :
カレン「でもルルーシュは…」
ナナリー「そうですね。お兄様にとって私はたんに守るべき妹でしかないんでしょうね」
カレン「……」
ナナリー「わかってるんですよ」
ナナリー「私と違って、お兄様はたぶん多くの繋がりを欲している。今は毎日が楽しそうですよ。それもいいと思います」
カレン「どうしてそう思えるの?」
ナナリー「当然ですよ、いったでしょう?私にとってお兄様がすべてなんです」
ナナリー「私を愛するお兄様ではなく、私が愛するお兄様が愛しいんです」
ナナリー「お兄様はとても優しいですからね。これからも私と一緒にいてくれるでしょう。そして、たまに構ってくれれば、十分です」
263 = 260 :
カレン「私をここに招いたのはなぜ?」
ナナリー「お兄様がご友人に選んだ方ですから。失礼ですが手を重ねていただいてもいいですか」
カレン「別に、構わないけど」スッ
カレン(何もされないわよね?)
ナナリー(脈拍がはやい)
ナナリー「そんなに怯えないでくださいな」クスクス
カレン「怯えてないわよ」
ナナリー「いくつか質問をさせていただきます」
ナナリー「お兄様は友人ですか?」
カレン「…」チラッ
ルルーシュ「……」zzz
カレン「ええ」
ナナリー「あなたはブリタニアに抵抗するのですか?」
カレン「…うん」
ナナリー「近いうちに?」
カレン「……わからない」
264 :
こういうキャラいい・・・すごくいい
265 = 261 :
ナナリー「ありがとうございました」
カレン「なんなのよ…」
ナナリー「どんな人なのか知りたかったんですよ。ただ一つだけ覚えておいてください」
ナナリー「これまでも、これから先も私にとってお兄様がすべて。だからこそ、兄を傷つけるものは絶対に許さない」
カレン「ルルーシュを傷つけるなって警告?」
ナナリー「お兄様は臆病ですがたまに無茶をしますから。巻き込まないでくださいというお願いですよ」
カレン「巻き込まないわよ」
ナナリー「ええ、その気持ち、嘘ではないんでしょうね」
ナナリー(お兄様といいこの人といい、わかりやすいなぁ)
ナナリー「あ、あとひとつ」
カレン「?」
ナナリー「ご友人としては認めましたが恋人にはまだまだ早いですわ」
カレン「ななな何いってんのよ、あり得ないわ!」
ナナリー「…へぇ」
266 = 261 :
カレン「ほら、ルルーシュは友達だから、そういうのじゃなくて」アセアセ
ナナリー「ちなみに私触れている人が嘘をついてるかどうかわかるんですよ?」
カレン「いままでの全部確かめてたわけ?あんた最低ね!?」
ナナリー「お兄様以外の評価なんてどうでもいいですわ」クスクス
カレン「腹黒妹!」
ナナリー「咲世子、雌犬がお帰りよ」
カレン「雌犬!?」
ナナリー「せいぜい明日も尻尾をふってお兄様を迎えに来てくださいな♪」
咲世子「またお越しくださいませ」
カレン「二度と来るかー!」
267 = 261 :
ナナリー「さて、これでやるべきことは終わりました」
咲世子「ルルーシュ様はお部屋にお連れすれば?」
ナナリー「んー…私の部屋にお願いします☆」
咲世子「は?」
ナナリー「今日はお兄様の為に頑張りましたから、少しくらいご褒美をいただかないと、ね♪」ニパー
268 = 260 :
本日は終了しますた。
扇エピソードも生徒会エピソードもどっちも必須ルートだから順番の問題なんだぜ。
今全体の三割くらい消化してる感じ。
ではまた明日ー!
269 :
奇抜!卓越!アメイジング!
いつも乙
面白いんだぜ
270 = 255 :
乙
やっぱりナナリーマジ天使
271 :
ルル愛されてんな。
乙でした。明日も楽しみにしてます
272 :
乙!
ナナリーが黒過ぎるw
雌犬ってwww
274 :
いやこれ、ナナリーが本編のルルーシュの妹愛の部分を全部取り込んだみたいじゃねぇかwwww
275 :
なにかに似てると思ったら
七実だな
276 :
ご褒美ってなんだ?
まさか・・・ゴクリ
277 :
扇「やぁルルーシュ、来てたのかい?」
ルルーシュ「うむ、お邪魔しているぞ」
玉城「ルルーシュがいろいろ持ってきてくれたぜ!みかんなんて久々だろ?」
扇「たびたびすまないね。食料なんかは本来なら年長者である僕がなんとかしないといけないんだけど」
ルルーシュ「気にするな。ゲットーの生活が苦しいのは誰だってしっている」
ルルーシュ「何より友人を助けるのは当たり前だからな」フンス
玉城「本当にお前は良いヤツだな!」ワシワシ
ルルーシュ「ふふふもっと褒めろ」
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278 = 277 :
扇「学校はどうだい?」
ルルーシュ「カレンのおかげで順調だ。やはり話しかけてくるものは少ないが、生徒会の友人と話せるからな…悪くない」
ルルーシュ「やはり誰かと共にいるのは、楽しい」
扇「そうか、それは良かった。立場は違うけどお互いに頑張ろう」
ルルーシュ「優しいな、扇は。本来なら憎むべきブリタニア人である俺を心配してくれるなんて」
扇「君は身内のような感覚だからね。それに僕らはブリタニアから日本を解放したいだけでブリタニア人を憎んでいるわけじゃないからね」
玉城「まぁゲットーに観光気分で学生が来るのがムカつくけどな。…お前は別だって」
ルルーシュ「……ふん」ジトー
扇「玉城はルルーシュのこと気に入ってるもんな」ハハハ
ルルーシュ「俺も玉城に出会えて良かった」SS・小説スレは移転しましたhttp://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/ Mobilehttp://ex14.vip2ch.com/test/mread.cgi/news4ssnip/
279 = 277 :
ルルーシュ「玉城から聞いたのだが他のゲリラ組織への合流を計画しているそうだな」
扇「ああ、玉城が話をまとめてきてくれてね」
ルルーシュ「止めた方がいい」
玉城「なんでだよ。これはチャンスなんだぜ?」
玉城「今のメンバーだけじゃ何もできねーよ」
扇「ルルーシュはどうして止した方がいいと思うんだい?」
ルルーシュ「確かに組織は大きい方が強い。だが相手がブリタニアであることを忘れるな」
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280 = 277 :
ルルーシュ「言い方は悪いが日本はブリタニアに勝てなかった」
ルルーシュ「いくらゲリラ組織が大きくなろうが当時の日本ほどの物量には届かないのだぞ…かって負けた戦力以下で戦っても望みは薄い」
玉城「でもよ、日本には奇跡の藤堂がいるんだぜ?」
ルルーシュ「あれは奇跡などではない。綿密な情報の入手と確固とした戦略による必然の勝利だ」
ルルーシュ「だがそれすら局所的勝利に過ぎん。百戦一勝では意味がない。一戦一勝でなければ戦争には勝てん」
玉城「じゃあ藤堂が残党を纏めればっ!」
ルルーシュ「不可能だ。できるならやっているだろうさ。彼は乗り手だからな、戦術ならともなく戦略には適さないのだろう」
扇「…詳しいんだね」
ルルーシュ「お前らがそういうことをするというから調べたのだ」
扇「止めた方がいいと思うかい?」
玉城「扇!」
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281 = 277 :
ルルーシュ「止めれるなら、な」
玉城「止められるわけないだろうが!ブリキ野郎が我が物顔で日本を蹂躙してるのを許せるわけないだろ!?」
扇「玉城…僕はリーダーなんて向いてないんだろうね。みんなが僕を推してくれたのにトップとしてどうしていいかわからない」
ルルーシュ「扇、自信をもて、組織がきちんと存続している。それだけでも資格は十分だ」
ルルーシュ「俺は警告したいだけだ」
扇「警告?」
ルルーシュ「ゲリラは大きくなりすぎては意味がないということと、やり過ぎるなということだ」
玉城「でかい方が強いに決まってんだろ?」
ルルーシュ「そうではない。ゲリラというのは保護すべき街の市民が突然銃を向けるから恐ろしいのだ」
ルルーシュ「組織が大きくなれば大規模な展開は可能になるだろう。だが組織の迅速性が落ちる。アジトがバレる可能性が高い」
ルルーシュ「結局逃げ遅れたものは切り捨てられる…そんな結末をお前らは望むねか?」SS・小説スレは移転しましたhttp://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/ Mobilehttp://ex14.vip2ch.com/test/mread.cgi/news4ssnip/
282 :
本日は終了しますた。
七実が何かググったら刀語りか…ヤンデレは好物だから今度読んでみるお。
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286 :
板が変わるんだよね?
厚かましいお願いだがPCの人誰かやってくれないか?
無理なら土日にでも調べてやってみる。
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290 = 282 :
サンクス!
難しいことじゃないみたいね、依頼してくる!SS・小説スレは移転しましたhttp://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/ Mobilehttp://ex14.vip2ch.com/test/mread.cgi/news4ssnip/
292 :
てす
294 :
無事移転乙です
295 :
お陰様で無事移転。
ありがとうございました!
投稿する前に確認すべきだった…。
296 :
乙
刀語も化物語も面白かったよ
297 :
ルルーシュ「もう一つはやり過ぎるな、ということだ」
玉城「お前も結局ブリタニアが大事だってのか!」
ルルーシュ「見損なうな。玉城達が大切だからこそいっているんだ」
ルルーシュ「ブリタニアは現在も諸外国を次々と併合している。だからこそ弱味を見せられない」
ルルーシュ「もしも今の総督、クロヴィスを倒したならすぐさま次の総督が送られてくるだろう」
ルルーシュ「クロヴィスは、はっきりいって将の器は無い。だが次の総督は違う、間違いなく戦争に特化した者が送られてくる」
299 = 297 :
ルルーシュ「それだけで済むとは思えん。見せしめの為にも徹底的に叩かれるだろうからな。最悪、ラウンズが来る」
扇「ラウンズか…噂でしか聞いたことがないけどそこまでのモノなのかい?」
玉城「こっちにだって藤堂や四聖剣がいるぜ?」
ルルーシュ「彼らも紛れもないエースだが奴等は桁が違う」
ルルーシュ「ラウンズは皇帝の直属の部下。多くの特権を持つ十三人。その資格は家柄などではない。性別も年齢も主義主張も考慮せず、強さのみ。強いというだけでブリタニアにおいて誰よりも高い地位にいることが許されているのだぞ?一騎当千などというレベルではない。」
ルルーシュ「チェスに例えるなら、クロヴィスと戦いはアマチュアが相手。新しい総督ならばプロが相手。ラウンズがくるなら相手の駒は全てクイーンのようなものだ」
300 = 297 :
扇「そんなに凄まじいのかい?」
ルルーシュ「ブリタニアは一国で世界を敵にまわせるのだ。ソレが一つの国だけを狙ったときどうなるか、もう少し考えるべきだ」
玉城「じゃあどうしろっていうんだよ!」
ルルーシュ「できるなら少数によるゲリラ活動で満足して欲しい」
ルルーシュ「今ブリタニアを倒すことは不可能だ」
扇「だから今大きくなることは得策ではないと?」
ルルーシュ「日本を解放したいという想いは理解できる。だが他にも植民地がある以上ソレは難しいだろう。ココだけ例外とはいかないだろうからな」
ルルーシュ「ブリタニアを瓦解させられる何かがない限りは…」
みんなの評価 : ★★
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