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    元スレ千早「私たちは、病院の中で真実を知る」

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    351 :

    ないのかよ…

    352 = 324 :

    千早「ありがとうございました……」

    千早(パニックになった私はあずささんのおかげで何とか立ち直ることが出来た)

    千早(私はあずささんにお礼を言うと、三人にもう一度向き合った)

    千早「ごめんなさい……何も見つけられなかったわ」シュン

    千早(私は三人にも謝罪した)

    あずさ「私たちこそ、ごめんなさい……」

    「千早、何だか思いつめてたから……自分たちもそれに気づけなかったぞ……ごめん」

    千早(二人はそんな私を許してくれた)

    千早(その中で、真だけは口を開かずに体を震わせていた)

    千早(真……?)

    353 = 324 :

    「ち、千早。便座の中には何も、なかったんだよね?」

    千早「ええ……」

    千早(私は頷いた)

    「その、あんまりこんなことは、聞きたくないんだけど……」

    千早(真はそう言いながら、こちらをうかがう)

    「べ、便座の中、奥まで探した……?」

    千早「!」

    千早(真の言葉で私は我に返った)

    千早(そう言えば、私は怖がって上の方にしか手を入れなかった)

    千早(木箱は……もっと奥にあったの?)

    354 = 324 :

    千早(そんな私に――真は何かを決心したかのように口を開いた)

    「ぼ、ボクが……さ、探してみるよ」ブルブル

    千早(真は明らかに体を震わせながら、そう言葉にした)

    千早「そんな……真、虫は……」

    千早(そう、真は虫が苦手だったはず)

    千早(だけど、そんな心配をする暇もなく、真は叫んだ)

    「で、でも――みんな頑張ったのに……! ぼ、ボクだけ何も、やってないから……!」ガタガタ

    千早(そう言うと、真はゆっくりと便座に近づいた)

    355 = 345 :

    実験されるどころか最初からそんな人物いまんよ的な展開も最悪ありうるかも

    356 :

    はるるん「あっぶねー虫の中に手ぇ突っ込むとかマジ無理だしあっぶねー」

    357 = 324 :

    千早(そして……)

    「……無心だ……無心……無心になれ……」ブツブツ

    千早(便座に腰を下ろすと、真は――その中に手を入れた)

    「……」

    千早(目の前で、真は手を入れたまま数秒硬直していた)

    「無心だ……無心……」ブツブツ

    千早(だが、再び動き出すと――今度は腕の付け根が浸かるところまで一気に押し込んだ)

    千早(真……あなた……)

    千早(そんな様子を、私たちは見守っていた)

    358 :

    真かっこいい....

    マミが二人いたのがドッペル的な何かなのかが木になる。それともあれはアミ?見間違い?

    359 = 324 :

    千早(そして――)

    「何か……あるよ」

    千早(そう呟きながら……真はゆっくりと腕を抜いた)

    千早(ボタボタと蟲が床に落ちながら――真は私たちに何かを差し出した)

    「これが中に……」フラッ

    千早「真!」

    千早(真はフラフラと体を揺らすと、そのまま床に倒れた)

    千早(しかし、寸前のところでそれを我那覇さんが受け止める)

    「真……よく頑張ったぞ……」

    「へへっ……これで、虫嫌いも治るかな?」

    千早(乾いた笑いを見せる真に我那覇さんは小さく微笑み、そして涙を浮かべていた)

    360 = 356 :

    真が差し出したのがでかい虫だった笑う

    361 = 324 :

    「もう、大丈夫だよ」

    千早(しばらくして真がそう言いながら立ち上がると、私たちは真の手に握られた何かを見てみることにした)

    千早(これは……)

    あずさ「木箱ね……」

    千早(そう、それは――日記の通り木箱があったのだ)

    千早「この木箱……やっぱり」

    あずさ「ええ……恐らく」

    千早(あずささんがゆっくりと頷くと、私たちはその木箱を見てみることにした)

    362 = 303 :

    千早無能

    363 = 324 :

    千早(どこを見ようかしら)


    安価下3

    1側面
    2表面
    3底

    364 = 324 :

    >>363

    2は蓋の間違いです。

    365 = 237 :

    まあ蓋だろ
    2

    368 = 324 :

    安価は>>367


    千早(蓋を見てみましょうか)

    千早(私は木箱についていた虫を払い除けると、蓋を眺めた)

    千早(表面には何も書かれていないわね)

    千早(何か書いてあると思ったけど)

    千早(……あまり関係ないわね)

    369 = 324 :

    あずさ「あら、これ……」

    千早(そのときあずささんが声を上げた)

    千早「どうしました?」

    あずさ「ここ……鍵穴が」

    千早(あずささんが指さした先――そこには確かに鍵穴があった)

    千早(これは……)

    「ねえ、これってもしかして……」

    「え、なになに? どうかしたの?」

    あずさ「私たちの持ってる鍵と……合うかしら」

    千早「どうでしょうか……」

    千早(私たちは……その鍵穴に、持っていた鍵を差し込む)

    千早(鍵穴は――カチャリと音を立てた)

    370 = 324 :

    「……開いたね」

    千早「ええ……」

    千早(そして私たちはゆっくりとその蓋を開いた――そこには)

    千早「何か……入っているわ」

    千早(そこには――鍵とともに、一枚の紙が入っていた)

    千早(……これは)


    安価下3

    1紙を調べる
    2鍵を調べる

    371 = 294 :

    せっかく開けて出てきた紙をほっぽってまで鍵調べる選択肢があるとか気になるが
    まぁ1

    373 = 237 :

    鍵気になるけどまあ紙を見るよな普通
    1

    375 :

    これはそれぞれが自分のコンプレックスと向き合っていく、という話かな

    となるとこの先千早は壁を調べることに…

    376 = 358 :

    鍵の先が取れて二つ目に鍵になったりするのかな

    378 = 294 :

    >>375
    くっ

    379 :

    >>375
    超えられない壁だろ…

    380 = 237 :

    あずささんはどうなんだって思ったけど隣に…的な意味かと考えたらわりと納得できてしまったわ
    首つり人形だもんなぁ

    381 = 324 :

    千早(紙からみてみましょうか……)

    千早(私は紙を取り出すと、折りたたまれた状態から開いた)

    千早(そこには……こんなことが書かれていた)


    《メアリー すまなかった》


    千早(これは……、――文字は続く)

    383 = 148 :

    真面目に考えるなら優の事か?訳がわからんな

    384 = 324 :

    《わたしは おまえを じっけんだいにすることに しょうだくしてしまった》

    《いや わたしは だまされたんだ》

    《いいんちょうは きっと あくま か かいぶつだ》

    《こんなびょういんは ぬけださなければ ならない》

    《だが かんしゅから ぬすんだ かぎは これだけだ》

    《すまない メアリー》

    《どうか わたしを ゆるしてくれ》


    千早(そして――最後に一行だけ文は添えられていた)


    《アリスは いまどうしている?》


    千早(文章はそこで終わっていた)

    385 = 237 :

    これは……一気に情報が進展した気がするな

    386 = 305 :

    アリスきたー

    387 = 324 :

    千早(どういうこと……?)

    千早(このメッセージについて、私は首を傾げた)

    千早(まず実験台という言葉――やはりここには実験施設のような場所があったに違いないわ)

    千早(そしてメアリーの日記とゲーム中の登場人物たちの会話から推測するには……メアリーは恐らく実験台にされていた)

    千早(メアリーは薬を飲んだり、注射器を打たれていたと言っていたわ)

    千早(それが実験と言うことなのかしら?)

    千早(そしてそれに一枚かんでいるのは――この病院の医院長なのは間違いなさそうね)

    千早(どうやら医院長は……怪物――これは、恐らく比喩表現だと思う)

    千早(中身に化け物が住んでいる――そういうことなのかしら)

    388 = 282 :

    アリスはメアリーの別人格なのか?

    389 = 181 :

    >>375
    千早は胸のこと気にしてないと聞いたが

    390 = 324 :

    千早(私が頭を巡らせていた時、我那覇さんが声を上げた)

    「ねえ、この鍵なんだけどさ……」

    千早「……? どうかしたの?」

    千早(紙のことにばかり気を取られていたせいで、一緒に入っていた鍵を忘れていたわ)

    千早(そして我那覇さんは言葉を続ける)

    「これ……302号室って書いてるぞ……」

    千早「……え?」

    千早(トイレの中で、私の声が響いた)

    千早(だってその部屋は――)

    千早(私はざわつく心を抑えることは出来なかった)


    ――――
    ――

    391 = 305 :

    302号室ってどこだけ

    392 = 358 :

    P編ラストでマミが繋がれてた描写ってこれのことか?

    393 = 324 :

    プレイヤーのみなさん、お疲れ様でした。

    これで千早編3は終わります。

    P編3については暫く経ってから書きだそうかと思いますので、

    それまでの間散りばめた謎について考えていてくだされば、と思います。

    真相は、もうすぐそこまできていますね。

    P編が終わればゲームも終わりです。

    どうぞ最後までおつきあいください。

    394 = 305 :

    いいところで終わったな乙

    395 = 338 :

    暫くとはいつだ?
    今日の夜なのか?

    396 = 237 :

    >>390
    あー紙と一緒に鍵も入ってたってことなのか
    鍵ってのが箱を開けた鍵かと思ってたわ

    397 = 358 :

    大切な人を助ける選択肢回収か?

    398 :

    http://imgur.com/Vc1VDst
    権力の暴走を許さない。売国奴を弱体化させよう。

    399 = 324 :

    ※ すいません、>>387のところで千早の思考の文が抜けていました。補完してください。


    千早(そして一番最後の文章)

    千早(メアリーの父親は……アリスのことを知っていた?)

    千早(そして、メアリー自身もアリスについて知っていたと言うのは推測できる)

    千早(だったら……ゲームの中に出てきたアリスはなんでメアリーのしていることについて何もしらなかったの?)

    千早(それだけじゃない。アリスはメアリーについて何も知らなかった)

    千早(それは……どうして?)


    ここから >>390へ続きます。

    400 = 305 :

    メアリーはアリスを知っていても
    アリスはメアリーを知らないのか


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