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    元スレ澪「本当にお前がやったのか?」

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    101 = 1 :

    「悪いわね憂、無理を言って」

    「ううん、これはせめてもの罪滅ぼし、真犯人を見つけてくれた澪さんへの感謝の気持ちだよ」

    「私髪を下ろしたらお姉ちゃんそっくりだから」

    「唯はどこに行ったかわからないの?」

    「うん…みんなを助けたいって言って出て行ったきり」

    澪は、何もかも失ってしまったのだろうか。律を殺した犯人を見つけ出した彼女の心は限界に達していた。

    唯は、そんな彼女を救うことが出来るのか。

    102 :

    えっ

    103 = 1 :

    あとちょっとだけ続くんじゃ

    104 = 1 :

    第3部
    「澪ちゃんは、私の大好きな友達」

    105 = 1 :

    秋山澪が入院してから3ヶ月後

    平沢唯は田井中律の墓前に立っていた。

    「やっとここまで戻ってこれたよ、りっちゃん」

    「澪ちゃんに会いに行かなきゃ」

    106 :

    唯はなんでほんとのこと言わなかったんや

    107 = 1 :

    平沢唯はこの3ヶ月の間にあることを考え旅に出ていた。

    それは、なぜ自分が律を殺してしまったと錯覚したのかということだ。

    逮捕された曽我部恵は、琴吹紬がお茶に混入させた睡眠薬(この部分は自殺した琴吹紬の遺書により発覚した)により平沢唯と田井中律が意識を失ったあと、部室に置かれていた包丁で田井中律を刺殺した。

    そして凶器を平沢唯に持たせたのである。

    108 = 1 :

    唯は目覚めた瞬間、状況がまったく把握できなかった。

    血塗れで倒れる田井中律、手に握られた刃物

    自分が彼女を刺したのは明白であった。

    唯は混乱する

    なぜ、
    なぜこんなことになったのか

    109 = 1 :

    平沢唯が目覚めて思い出した感情

    それは田井中律への嫉妬であった

    「私、澪のことが好きで…告白しようと思ってるんです!」

    初めて聞いた律の気持ち

    唯は胸が締め付けられた。

    110 :

    ふんす

    111 :

    レズ多すぎワロタwwww

    112 = 1 :

    唯がいつから秋山澪に好意を抱いていたかは唯自身覚えていない。

    ただいつからか、唯は澪のことばかりを見ていたのだ。

    私から澪ちゃんを奪わないで

    唯の負の感情は暴発しそうになっていた。

    そして気がつけば田井中律はいなくなっていた。

    やってしまったのだ自分は

    「本当にお前がやったのか?」

    「唯…」

    笑うしか、できなかった。
    こんなに悲しいことってないよ。
    もう私は、澪ちゃんに愛されない。

    113 = 1 :

    「りっちゃん、正々堂々勝負できなくてごめんね」

    「ドラムを買うために貸したお金でチャラ…はちょっとダメか」

    「私いまから澪ちゃんに会って」

    「今までのこと全部、それに澪ちゃんを好きって気持ち、伝えるよ」

    唯の髪は随分伸びていた。いま澪が唯に会ったところで、それを唯と認識できるかはわからない。

    114 = 1 :

    面会謝絶

    唯は病室の入口にぶらさがっていた札を無視して入った。

    澪は、窓の外を見ている。

    「澪ちゃん」

    澪が振り向き、唯の頭の上から爪先まで何度も見返した。

    115 = 1 :

    「唯…なのか?」

    「そうだよ、澪ちゃん」

    「遅くなってごめんね」

    澪はポカンとしている。唯は構わず続けた。

    「私、澪ちゃんが好き」

    116 = 1 :

    「は?唯…なにを言って…」

    「私ね、りっちゃんがいなくなったとき、気づいたらそうなってて、自分がやったんだって思った」

    「りっちゃんは澪ちゃんのことが好きだったの」

    「でも私も、りっちゃんに負けないぐらい澪ちゃんが好き!」

    「だから…それを伝えたくて…」

    唯はボロボロ泣きだした。
    なんでこうなるまで言えなかったんだろう。

    律はもういない。

    どんなに頑張ったって、律にはもう追いつけないのだ。

    117 = 1 :

    「唯…ありがとう…嬉しい」

    澪はほんの少しだけ笑った。

    「私はもう、大切な人を失いたくないんだ」

    「唯は…いなくならないよな?」

    「当たり前だよ」

    「澪ちゃんが許してくれるなら」

    「私はおばあちゃんになるまで一緒にいる」

    澪はベッドの上から両手を唯に差し出した。

    119 :

    続きを

    120 = 1 :

    「澪ちゃんありがとう…こんな私を受け入れてくれて…本当にありがとう」

    唯は澪の手を取ると、顔に押し付けて泣いた。

    「おいおい、泣くなよ」

    「ずっと怖かったの…澪ちゃんに会うのが…ずっと逃げて…」

    「でもりっちゃんがね、行けよ、って言ってくれた気がして」

    「律はもういない。けど、ずっと心の中にいる。寂しくないよ」

    「いまは、唯がいるから」

    「ありがとう澪ちゃん」

    「澪ちゃんは、私の大好きな友達」

    「大好きだよ」



    121 = 69 :

    おつかれ

    122 = 1 :

    見てくれた人ありがとうございました

    123 :

    おつかれさま

    125 = 1 :

    もしまた思い付いたら今度は書きためてから来ます

    126 = 119 :

    おつ

    127 = 1 :

    最近よくわかんないんだけど、SSってVIPではすたれたよね


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