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元スレ真「あー、完全に一人称変えるタイミング間違えたなあ」
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そして数日後
伊織「……ねえ、真」
真「何?」
伊織「アンタ、最近元気ないじゃない」
伊織「どうかしたの?」
真「え?そ、そうかな……」
伊織「……ねえ、真」
真「何?」
伊織「アンタ、最近元気ないじゃない」
伊織「どうかしたの?」
真「え?そ、そうかな……」
伊織「そうよ、いっつもなんだかふさぎ込んで……」
伊織「なんか悪いものでも拾って食べたんじゃないの?」
真「な、そんなことするわけ……!」ガタッ
真「」ハッ
真「な、ないじゃないか……」ストッ
伊織「なんか気持ち悪いわよ、最近のアンタ……」
伊織「なんか悪いものでも拾って食べたんじゃないの?」
真「な、そんなことするわけ……!」ガタッ
真「」ハッ
真「な、ないじゃないか……」ストッ
伊織「なんか気持ち悪いわよ、最近のアンタ……」
響「真いるかー?」
真「響」
響「ねえねえ、自分、今ちょっと体動かしたい気分だからさ、外行かない?」
響「亜美と真美も誘ってさ!公園で鬼ごっこでもして走り回るさー!」
真「走り回る……」
真「」ウズウズ
真「はっ、い、いや!」
真「私は遠慮しておくよ……」
真「響」
響「ねえねえ、自分、今ちょっと体動かしたい気分だからさ、外行かない?」
響「亜美と真美も誘ってさ!公園で鬼ごっこでもして走り回るさー!」
真「走り回る……」
真「」ウズウズ
真「はっ、い、いや!」
真「私は遠慮しておくよ……」
響「えー!なんでだよー!」
真「ほ、ほら、今日はそんなに運動したい気分じゃないし」
響「え?真が?」
真「うん、ごめんね……」
響「まあ、それならしょうがないけど……」
響「今度は一緒にやろうね!」
真「うん……」
響「それじゃ!」
響「亜美ー真美ー!いるー!?」
伊織「……真アンタやっぱり、ちょっとおかしいわよ」
真「……そんなことないよ」
真「ほ、ほら、今日はそんなに運動したい気分じゃないし」
響「え?真が?」
真「うん、ごめんね……」
響「まあ、それならしょうがないけど……」
響「今度は一緒にやろうね!」
真「うん……」
響「それじゃ!」
響「亜美ー真美ー!いるー!?」
伊織「……真アンタやっぱり、ちょっとおかしいわよ」
真「……そんなことないよ」
伊織「うそおっしゃい!」
伊織「それにアンタ、仕事もあんまり上手くいってないみたいじゃないの」
伊織「聞いたわよ?イメージ通りに行かなくて、何度もリテイク食らってるって」
真「それは、まだこのイメージの仕事に慣れてないから……」
伊織「……慣れてないんじゃなくて」
伊織「……向いてないんじゃないの?」
伊織「それにアンタ、仕事もあんまり上手くいってないみたいじゃないの」
伊織「聞いたわよ?イメージ通りに行かなくて、何度もリテイク食らってるって」
真「それは、まだこのイメージの仕事に慣れてないから……」
伊織「……慣れてないんじゃなくて」
伊織「……向いてないんじゃないの?」
真「そ、そんなことないよ!」
伊織「……どうかしら」
伊織「ねえ真」
伊織「別に、アンタの気持ちを考えないで言ってるわけじゃないけど……」
伊織「やっぱり、一度元の真らしい真に戻った方が……」
真「……!」
真「な、なんだよそれ……!」
伊織「……」
真「なんだよ!真らしい真って!」
伊織「……どうかしら」
伊織「ねえ真」
伊織「別に、アンタの気持ちを考えないで言ってるわけじゃないけど……」
伊織「やっぱり、一度元の真らしい真に戻った方が……」
真「……!」
真「な、なんだよそれ……!」
伊織「……」
真「なんだよ!真らしい真って!」
伊織「……そのままの意味よ」
伊織「別に、今のアンタが悪いって言ってるわけじゃないわ」
真「同じことじゃないか!」
真「思ってるならはっきり言ったらいいじゃないか!」
真「今の私は、菊地真じゃないって!全然似合わないことやってるって!」
真「本当は……!」
ガチャ
真「!」
P「……」
真「プロデューサー……」
P「……真」
P「この前の記事の草案、先方からリテイクが来た」
P「全然こっちのやりたいことと違うから、考え直してくれって」
真「……!」
伊織「別に、今のアンタが悪いって言ってるわけじゃないわ」
真「同じことじゃないか!」
真「思ってるならはっきり言ったらいいじゃないか!」
真「今の私は、菊地真じゃないって!全然似合わないことやってるって!」
真「本当は……!」
ガチャ
真「!」
P「……」
真「プロデューサー……」
P「……真」
P「この前の記事の草案、先方からリテイクが来た」
P「全然こっちのやりたいことと違うから、考え直してくれって」
真「……!」
伊織「真……」
真「なんで……」
真「なんで、どうしてなんだよ……」
真「こんなに頑張ったのに」
真「美希にも、みんなにも手伝ってもらって」
真「本気だったのに……」
真「それなのに、これじゃあ全部意味が……」
伊織「真」
真「ううっ……」
真「なんで……」
真「なんで、どうしてなんだよ……」
真「こんなに頑張ったのに」
真「美希にも、みんなにも手伝ってもらって」
真「本気だったのに……」
真「それなのに、これじゃあ全部意味が……」
伊織「真」
真「ううっ……」
美希「……ねえ、真クン」
真「……美希、いたんだ」
美希「あのね?美希、真クンの言ってること……」
真「分かんないよ!美希には!」
美希「」ビクッ
真「あ……」
真「ごめん……」
真「……でも、今はちょっと一人にしてよ」
バタン
美希「真クン……」
真「……美希、いたんだ」
美希「あのね?美希、真クンの言ってること……」
真「分かんないよ!美希には!」
美希「」ビクッ
真「あ……」
真「ごめん……」
真「……でも、今はちょっと一人にしてよ」
バタン
美希「真クン……」
>>116
マジかよアイドル辞めます
マジかよアイドル辞めます
真「ぐすっ……」
真「……」
P「真」
真「!!」ゴシゴシ
真「プロデューサー……」
P「隣、座っていいか?」
真「はい……」
真「……」
P「真」
真「!!」ゴシゴシ
真「プロデューサー……」
P「隣、座っていいか?」
真「はい……」
真「すみません、プロデューサー……」
真「自分のせいで、プロデューサーにまで迷惑かけちゃって」
P「いいよ、これくらい」
P「それより、大事なのは真の問題だからな」
真「……はい」
真「……」
真「自分のせいで、プロデューサーにまで迷惑かけちゃって」
P「いいよ、これくらい」
P「それより、大事なのは真の問題だからな」
真「……はい」
真「……」
真「……プロデューサー」
真「伊織の言う通り、菊地真に女の子らしいっていうのは向いてなかったんですかね」
P「……そんなことはないよ」
真「……最初は、女の子らしくない自分をどうにかしたくって始めたのに」
真「気が付いたら、自分でもわけがわからなくなってたんです」
真「どうすればもっと女の子らしいのかとか、逆に何はしたらいけないのかとか」
真「それで、そのうち何をするのも間違いに思えてきて……」
真「へへ、何もできなくなっちゃいました」
真「伊織の言う通り、菊地真に女の子らしいっていうのは向いてなかったんですかね」
P「……そんなことはないよ」
真「……最初は、女の子らしくない自分をどうにかしたくって始めたのに」
真「気が付いたら、自分でもわけがわからなくなってたんです」
真「どうすればもっと女の子らしいのかとか、逆に何はしたらいけないのかとか」
真「それで、そのうち何をするのも間違いに思えてきて……」
真「へへ、何もできなくなっちゃいました」
真「せっかく、みんなに色々教わったのに」
真「……今投げ出したら、全部無駄になっちゃうって分かってるのに」
真「い、一生懸命、やって、みたのにぃ……」
P「……」
真「うわあああああん!」
真「ボク、ボク……」
真「頑張ったのにぃ……!」
真「……今投げ出したら、全部無駄になっちゃうって分かってるのに」
真「い、一生懸命、やって、みたのにぃ……」
P「……」
真「うわあああああん!」
真「ボク、ボク……」
真「頑張ったのにぃ……!」
P「……」
真「うっ、ぐすっ……」
P「……なあ、真」
真「は、はい……」
P「俺さ、最初に真がカメラの前で私って言ったときに」
P「『真が決めたことなら、それは真自身の問題だ』って言ったんだ」
真「はい……」
P「それが、どんな意味か分かるか?」
真「うっ、ぐすっ……」
P「……なあ、真」
真「は、はい……」
P「俺さ、最初に真がカメラの前で私って言ったときに」
P「『真が決めたことなら、それは真自身の問題だ』って言ったんだ」
真「はい……」
P「それが、どんな意味か分かるか?」
真「自分で決めたことなら、自分で責任を持てって……」
P「うん、半分はその通りだ」
真「半分?」
P「そうだ、でももう半分はちょっと違う」
P「あの時は説明が足りなかったけどさ」
P「俺が言いたかったのは、自分が心からやりたいなら、やってみなさいってことだったんだよ」
真「……」
P「うん、半分はその通りだ」
真「半分?」
P「そうだ、でももう半分はちょっと違う」
P「あの時は説明が足りなかったけどさ」
P「俺が言いたかったのは、自分が心からやりたいなら、やってみなさいってことだったんだよ」
真「……」
P「……だってさ、自分で自分の一人称を変えるだなんて、他人からはとてつもなく大きいことだろ?」
P「真もさ、本当に自分を変えてみたかったから、そういうことをしたんだと思う」
真「……はい」
真「でも、結局上手くいきませんでした」
P「そうだな」
真「やっぱり、ボクには向いてなかったんですよ」
P「そんなことないよ」
P「真もさ、本当に自分を変えてみたかったから、そういうことをしたんだと思う」
真「……はい」
真「でも、結局上手くいきませんでした」
P「そうだな」
真「やっぱり、ボクには向いてなかったんですよ」
P「そんなことないよ」
真「だ、だって!実際……」
P「じゃあ聞くけど、真はどうして自分のことを私って呼ぼうと思ったんだ?」
真「そ、それは……」
真「やっぱり女の子らしくなりたかったし……」
真「それに、いつまでもボクって言ってるわけには行かないと思ったから……」
P「うん、それは俺もそう思うよ」
P「じゃあ聞くけど、真はどうして自分のことを私って呼ぼうと思ったんだ?」
真「そ、それは……」
真「やっぱり女の子らしくなりたかったし……」
真「それに、いつまでもボクって言ってるわけには行かないと思ったから……」
P「うん、それは俺もそう思うよ」
真「だったら……」
P「でもさ、合わなかったんだろ?」
真「あ、合わなかったってそんな言い方……!」
P「でも、実際そうだった」
P「真はまだまだ若いから、活発だし、運動が好きだし、それに実際ちょっと男の子っぽいところだってある」
真「うう……」
P「でも、別に真だってずっとそのままの訳じゃないだろ?」
P「真だっていつか好きな男の子ができるだろうし、結婚もするんだと思う」
P「そしたら、きっといつまでも今のままの真って訳にもいかないと思うけどさ」
P「結局一番いいのは、今自分が居たい自分でいることだと思う」
P「だから、別に女の子らしいのが真に合わなかったっていうんじゃなくて」
P「そうなるタイミングが合わなかったってことだと俺は思う」
P「でもさ、合わなかったんだろ?」
真「あ、合わなかったってそんな言い方……!」
P「でも、実際そうだった」
P「真はまだまだ若いから、活発だし、運動が好きだし、それに実際ちょっと男の子っぽいところだってある」
真「うう……」
P「でも、別に真だってずっとそのままの訳じゃないだろ?」
P「真だっていつか好きな男の子ができるだろうし、結婚もするんだと思う」
P「そしたら、きっといつまでも今のままの真って訳にもいかないと思うけどさ」
P「結局一番いいのは、今自分が居たい自分でいることだと思う」
P「だから、別に女の子らしいのが真に合わなかったっていうんじゃなくて」
P「そうなるタイミングが合わなかったってことだと俺は思う」
真「タイミング……」
P「そうだよ、生きていけば多分真は嫌でも女らしくなっていくだろうさ」
P「だから、今くらい『ボク』でもいいんじゃないか?」
真「……そうですかね」
P「おう」
P「さ、それじゃあ大人の長話はこれで終わりだな」
P「あとは、子供に任せたぞ伊織」
伊織「誰が子供よ!!」
P「そうだよ、生きていけば多分真は嫌でも女らしくなっていくだろうさ」
P「だから、今くらい『ボク』でもいいんじゃないか?」
真「……そうですかね」
P「おう」
P「さ、それじゃあ大人の長話はこれで終わりだな」
P「あとは、子供に任せたぞ伊織」
伊織「誰が子供よ!!」
真「伊織、居たんだ」
伊織「わ、悪かったわよ、立聞きなんかして……」
真「それは、別にいいけど……」
伊織「ま、あんなのにばっかアンタのこと任せてたら心配だし、私からも一言言ってやるけど……」
伊織「……別に、悪くないわよ、その恰好だって」
真「……」
伊織「むしろ、いい仕事したと思うわよ、美希も」
真「そうかな……」
伊織「別にね、どんなカッコしてたってアンタはアンタなんだから、好きにしたらいいのよ」
伊織「なんなら、今からその恰好で走り回ってくればいいじゃない、公園」
伊織「だから、ほら、アンタも出てきなさいよ」グイッ
美希「い、痛いの!引っ張らないでなの!」
伊織「わ、悪かったわよ、立聞きなんかして……」
真「それは、別にいいけど……」
伊織「ま、あんなのにばっかアンタのこと任せてたら心配だし、私からも一言言ってやるけど……」
伊織「……別に、悪くないわよ、その恰好だって」
真「……」
伊織「むしろ、いい仕事したと思うわよ、美希も」
真「そうかな……」
伊織「別にね、どんなカッコしてたってアンタはアンタなんだから、好きにしたらいいのよ」
伊織「なんなら、今からその恰好で走り回ってくればいいじゃない、公園」
伊織「だから、ほら、アンタも出てきなさいよ」グイッ
美希「い、痛いの!引っ張らないでなの!」
イケメンなこというPはPヘッドじゃなくバネPで想像したほうが精神衛生上良い
美希「酷いのデコちゃん!」
伊織「デコちゃんゆーな!」
伊織「それより、ほら、アンタからも何か言ってやりなさいよ」
美希「う、うん……」
美希「あのね、真クン」
美希「ミキも、デコちゃんの言う通りだと思うよ」
美希「どんな風になっても、ミキ真クンのこと大好きだし」
美希「それにね」
美希「真クンが可愛くなろうって頑張ったことは、絶対意味無くなんかないって思うな」
美希「いつもの真クンはカッコよくて素敵だけど」
美希「今日の真クンも、ホントーに超かわいいって、ミキ思うな」
真「美希……」
美希「だから、絶対無駄なんかじゃないよ」
伊織「デコちゃんゆーな!」
伊織「それより、ほら、アンタからも何か言ってやりなさいよ」
美希「う、うん……」
美希「あのね、真クン」
美希「ミキも、デコちゃんの言う通りだと思うよ」
美希「どんな風になっても、ミキ真クンのこと大好きだし」
美希「それにね」
美希「真クンが可愛くなろうって頑張ったことは、絶対意味無くなんかないって思うな」
美希「いつもの真クンはカッコよくて素敵だけど」
美希「今日の真クンも、ホントーに超かわいいって、ミキ思うな」
真「美希……」
美希「だから、絶対無駄なんかじゃないよ」
真「うん、ありがとう2人とも」
真「そうだよね、何があったってボクはいつでもボクだもんね」
真「よーし!元気でたよ!」
伊織「まったく、心配かけて……」
真「というわけで、今から公園で響と合流しよう!」
伊織「は?」
真「行くよ!伊織、美希!」
伊織「いや、ちょっと、私は行かないわよ!」
美希「み、美希も別にいいかなー」
真「そうだよね、何があったってボクはいつでもボクだもんね」
真「よーし!元気でたよ!」
伊織「まったく、心配かけて……」
真「というわけで、今から公園で響と合流しよう!」
伊織「は?」
真「行くよ!伊織、美希!」
伊織「いや、ちょっと、私は行かないわよ!」
美希「み、美希も別にいいかなー」
>>145
Pヘッドはあれでイケメンだぞ
Pヘッドはあれでイケメンだぞ
真「何言ってるんだよ、ほらほら!」グイグイ
伊織「ちょっと、ホントにいいってば!」
美希「ミキ眠いの!運動する気分じゃないのー!」
真「何言ってるんだよ!若いんだから、活発で元気が有り余ってるだろ!?」
伊織「それはアンタだけよ!」
美希「そうなの!コセーをソンチョーするのー!」
真「ほらほら、遠慮しないで!」グイグイ
伊織「……あーもう!しょうがないわね!」
伊織「行くわよ!美希!」
美希「デコちゃん!?裏切りなの!!」
伊織「ほら、来なさい」グイ
真「へへっ、やーりぃ!」
美希「なのー!!」
伊織「ちょっと、ホントにいいってば!」
美希「ミキ眠いの!運動する気分じゃないのー!」
真「何言ってるんだよ!若いんだから、活発で元気が有り余ってるだろ!?」
伊織「それはアンタだけよ!」
美希「そうなの!コセーをソンチョーするのー!」
真「ほらほら、遠慮しないで!」グイグイ
伊織「……あーもう!しょうがないわね!」
伊織「行くわよ!美希!」
美希「デコちゃん!?裏切りなの!!」
伊織「ほら、来なさい」グイ
真「へへっ、やーりぃ!」
美希「なのー!!」
真「へへっ、これからもボクらしくガンガンバリバリ頑張っていくぞー!」
おわり
おわり
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