どういう体勢で飯を食っていたのだろう。

薫「いいえ、神様ってのはちゃーんと見てるんだわ」

剣心「神様なんていてたまるかでござる！！！！！！！！！！」

弥彦「天罰・・・・・」

薫「ま、少し頭を冷やせって警告よ」

薫「しばらくそうしてるといいわ」ｽﾀｽﾀ

剣心「ちょ、ちょっと薫殿！！！！！！！！！！」

弥彦「やべ、俺もそろそろバイト行かねぇと」ｶﾞｻｺﾞｿ

剣心「そ、そんな！！！！！！！！！」

剣心「弥彦まで拙者頭を冷やせというんでござるか！！！！！！！！」ｸﾞｲｸﾞｲ

弥彦「知らねぇよ・・・・それより遅刻しちまうから手離してくれ」

剣心「ま、待ってくれでござる！！！！！！！！」

剣心「こんな拙者を一人にしないでくれでござる！！！！！！！」

剣心「・・・・・・・」

剣心「ふにいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい！！！！！！！！！！！」

剣心「・・・・・」

剣心「くそ！！！！！！！！！！！！！！！！！」

剣心「なんでこんなことになるんでござるか！！！！！！！！意味わかんないでござる！！！！！！」

剣心「ふにぃ・・・・・・」

剣心「も、悶えていても仕方がないでござる・・・・」

剣心「な、なんとかせねば・・・・」

剣心「・・・・・」ｷｮﾛｷｮﾛ

剣心「逆刃刀でお布団を斬ってしまうか・・・・」

剣心「で、でも手足はお布団にピッタリとくっついちゃってるでござるし・・・・」

剣心「逆刃刀まで手を伸ばすこともできんでござる・・・！！！！！！！！！！！」

剣心「辛うじて動くのは首だけだなんて拙者この先どうすれば！！！！！！！！！！！」

左之助「おう、剣心いるかい」ｶﾞﾗｶﾞﾗ

剣心「さ、サノ！！！！！！！！！！」

左之助「昨日はあんなこと言ったがよ、実は賭場で大穴当てちまってよ」ﾊﾞｻｧ

左之助「ほれ、おめぇお望みの市場飯でい」

剣心「今は飯なんて食ってる場合じゃないんでござるよ！！！！！！！！！！！」

左之助「んだよ、折角買ってきてやったってのによ」

剣心「ち、違うんでござるよ！！！！！！！！！！！」

剣心「拙者今食べたくても食べれないんでござる！！！！！！！！」

左之助「糖尿病か？」

剣心「あああもおおお違うでござる！！！！！！！！！！」

左之助「じゃあなんでい、口内炎か？」

剣心「お布団から出れなくなっちゃったんでござるよ！！！！！！！！！！」

左之助「なるほどな」

なるほどな

左之助「やっぱりまだやってんだな」

剣心「ち、違うんでござる！！！！！！！！！！」

剣心「これは出ないんではなく出れないんでござる！！！！！！！！」

左之助「よくわかんねぇんだが」

剣心「あああもうなんでもいいでござる！！！！！！！！！！」

剣心「サノ、頼むでござる！！！！！！あそこに置いてある逆刃刀を！！！！！！」

左之助「逆刃刀をどうするんでい」

剣心「拙者とお布団とを切り離してくれでござる！！！！！！！！！！！」

左之助「お、おれが？」

剣心「サノしかおらんでござろう！！！！！！！」

左之助「つ、つまりあれか剣心は今お布団と一体化してんのか・・・？」

剣心「ま、まあそんなかんじでござるよ！！！！！！！！」

左之助「なるほどな」

剣心「そんなことどうでもいいからはやく！！！！！！！！！！」

左之助「なんでこんな事になるんでい」

剣心「詳しいことは切り離せてから話すでござるからはやく！！！！！！！！！」

左之助「なるほどな」ｽｯ

左之助「よっと、」ｽﾁｬｯ

剣心「じゃ、じゃあまずは掛け布団と敷き布団を切り離してほしいんでござるが」

左之助「うし、まかせろい」ｽﾁｬｯ

剣心「じゃ、じゃあ優しく頼むでござるよ・・・・・」

左之助「おう」

左之助「じゃあまずこの辺りに」ｸﾞｻｯ！！！！！！！！！

剣心「ううううう！！！！！！！！！！！！！！！」

支援

剣心「ふ、ふにいいいいいいいぃいいいぃいいいいいいい！！！！！！！」

左之助「あ、す、すまねぇ剣心」

剣心「や、優しくしてくれと言ったでござろうが！！！！！！！！！！」

左之助「わーたわーた、次は優しく行くぜ」ｽﾁｬｯ

左之助「おりゃ、」ｸﾞｲｸﾞｲ

剣心「ﾊｧﾊｧ・・・・ﾊｧﾊｧ・・・・・」

左之助「お、おりゃ・・・・」ｸﾞｲｸﾞｲｸﾞｲ

剣心「・・・・」

剣心「サノ、お主やる気あるんでござるか・・・？」

左之助「いや、あれだぜ剣心やっぱさっきくれぇ力入れねぇとびくともしねぇぞ・・・」

剣心「ふ、ふにぃ・・・・」

剣心「・・・・・・」

左之助「じゃあこんどはここから入れてみようぜ」ｽﾁｬｯ

剣心「拙者をおもちゃみたいにすんなでござる・・・・」

左之助「別にんなつもりはねぇよ」

剣心「だといいんでござるが・・・・」

左之助「んじゃ行くぞ」ｽﾁｬｯ

剣心「ふ、ふに」

左之助「おうりゃああああああああああ！！！！！！！！！」ｸﾞｻｯ！！！！！！！

剣心「ふ、ふにいいいいいいいいいいいいいい！！！！！！！！！！！！」

左之助「ここからこっちにだな、」ｽﾞｽﾞｽﾞﾋﾞｭｯ！！！！！

剣心「痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い！！！！！！！！！！！！！」ｼﾞﾀﾊﾞﾀｼﾞﾀﾊﾞﾀ

左之助「あ、悪ぃ」

なるほどな

ホモォが・・・

ホモかと思った

トリモチの悪夢再び

剣心「う、ううううう！！！！！！！！！！」

剣心「サノお主わざとやってるでござろう！！！！！！！」

左之助「んなわけねぇだろ、」

剣心「じゃ、じゃあなんでちょびっと切るだけでこんな！！！！！！！！！」

左之助「ゆっくりやっても刺んねぇし、勢いつけたらおめぇが怪我するしか」

左之助「よくわかんねぇけどこりゃどうしようもなさそうだぜ」

剣心「そ、そんな！！！！！！！！！！」

剣心「い、今はお主だけが頼りなんでござるよ！！！！！！！！！！！」

左之助「なるほどな」

剣心「今お布団のなかはおしっこと血液まみれなんでござろうな・・・・」

剣心「ああぁぁあああお布団がじめじめぬるぬる気持ち悪いでござるもおおおおおおお！！！！！！！！」

まだやってたのか
いい加減ワンパターンで飽きたぞ

支援

剣心「もう嫌でござる！！！！！！！もう嫌でござる！！！！！！！！」

左之助「なるほどな」

剣心「拙者まさか一生ここままなんではござらんよな！？」

剣心「一生排泄物の生暖かさを実感し続けないといけない人生なんて拙者嫌でござる！！！！！！！！！」

左之助「落ち着けよ、」

剣心「落ち着いてられるわけないでござろう！！！！！！！！！」

剣心「もしかしたら拙者この先ずっと！！！！！！！」

左之助「ただ喚いてたって意味無ぇだろ？」

剣心「ふ、ふにぃ・・・・・」

左之助「まあここは一旦落ち着いて飯でも食おうぜ、な？」

剣心「・・・・・・」

支援

左之助「ほい、あーん」ｽｯ

剣心「ふにーん」

剣心「・・・・・・・」ｸｯﾁｬｸｯﾁｬ

左之助「なあ剣心、飯くれぇ自分で食えよ」

剣心「だからいってるでござろう！！！！！！！手はお布団とピッタリとくっついちゃってると！！！！！」

左之助「なるほどな」

剣心「もういいでござるから！！！！！！！次はそこの煮物を！！！！！」

左之助「ほらよ、」ﾊﾞｼｬｧｱ！！！！！

剣心「熱っ！！！！！！！！！！！」

左之助「ああ悪ぃ、溢しちまった」

剣心「悪ぃじゃねぇでござるよ！！！！！！今ののせいで煮物全部お布団の中に流れ込んできたではござらんか！！！！！」

左之助「なるほどな」

剣心「あぁぁぁああああああ！！！！！！！中が！！！！！！！布団の中が！！！！！」

剣心「ふにいいいいいいいいいいいいいいいいい！！！！！！！！！！」

支援

――夜――

剣心「・・・・・・」

剣心「あぁ・・・・」

剣心「ちょっと体を動かすたびに煮物はつぶれるわ、足から血は出るわ、おしっこに行きたくなるわ・・・・」

剣心「なんでこんなことに・・・・・」

剣心「・・・・そりゃ毎日ゴロゴロ寝てるだけの生活をいつも夢見てきたでござるけど」

剣心「これはちと違うんでごはござらんか・・・・」

剣心「・・・・・・・」

剣心「天罰・・・・・か・・・・・」

剣心「・・・・・」

ﾜｻﾜｻ・・・・・ﾜｻﾜｻﾜｻﾜｻﾜｻﾜｻﾜｻ

どしたのわさわさ

臭そう

――翌日――

剣心「・・・・・」

剣心「あぁ・・・・駄目でござる・・・・」

剣心「お布団の中が気持ち悪すぎて全然寝れなかったでござるよ・・・・」

剣心「はぁ・・・・・・」

剣心「ん、」

剣心「ふ、ふに」ｸﾞｲｸﾞｲ

剣心「ふ、ふにいいいいいいいいいいいい！！！！！！！！！」ｸﾞｲｸﾞｲｸﾞｲｸﾞｲｸﾞｲｸﾞｲ

剣心「う、うう・・・・」

剣心「・・・・・」

剣心「と、等々首まで動かなくなっちゃったでござる・・・・」

支援

剣心「あ、ああぁぁあ・・・・・・・」

剣心「せ、拙者・・・・」

剣心「拙者そんなに悪いことをしたんでござるか！？」

剣心「なんでここまでされなきゃならんでござるか！！！！！！！」

剣心「神様とやら！！！！！！！！」

剣心「今も拙者の事見てるんでござろう！！！！！わかってるんでござるよ！！！！！！」

剣心「出てこいでござる！！！！！！！！！！！！！！」

薫「うるさいってば！！！！！！！！！！！！」ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ！！！

剣心「か、薫殿・・・・」

薫「まだ朝なのよ！！！！！！！大声で叫ばないで近所迷惑だから！！！！！！」

剣心「う、うぅぅうう・・・・・・」ｼｸｼｸ

薫「な、泣くこと無いでしょ今度はなに・・・？」

3桁近くの人殺しておいて
神様にキレるとかありえねぇ

剣心「もう拙者おしまいでござる・・・・・」

薫「はぁ」

剣心「ついに首まで動かなくなっちゃったんでござる・・・・」

薫「首、」

剣心「もう拙者死ぬまで天井を見つめ続けるだけの生活を・・・・」

剣心「ああぁ・・・・・・」

薫「まーだそんなこといってるとわね」

剣心「そんなこととはなんでござるか！！！！！！！！！！」

薫「貴方もほんといじっぱりね、もうやめましょうよこんな事・・・・」

剣心「好きでこんなことやってるわけないでござろうが！！！！！！！！！！！」

剣心「拙者だってできることならもう！！！！！！！！」

薫「ほーん」

支援

剣心「もうなんでもいいでござる！！！！！！！！！！」

剣心「誰か拙者を助けてくれでござる！！！！！！！！！！！」

薫「悪いけど私は昨日ベストを尽くしたわ」

薫「これ以上には何も出来ない」

剣心「ふにぃ・・・・・・」

弥彦「おい薫、そろそろ傾向の時間だろ」ｶﾞﾗｶﾞﾗ

剣心「・・・・・・」ｼｸｼｸ

弥彦「・・・・んだよまたおめぇら喧嘩してんのかよ」

薫「違うわよ、剣心が勝手に怒って勝手に泣き出したのよ」

弥彦「情緒不安定なのか・・・・・」

剣心「・・・・・」

薫「ま、そういうことだから。弥彦の傾向つけてくるわ」ｽﾀｽﾀ

弥彦「じゃあよくわかんねぇけど頑張れよ」ｽﾀｽﾀ

剣心「・・・・・・」

これ凍って凍傷でいろいろちぎれね？

剣心「・・・・・・・」

剣心「ふにいいいいいいいいいいいいいいいいい！！！！！！！！！！」

剣心「くそ！！！！！！！！！！！！！！」

剣心「どいつもこいつも他人事だと思って！！！！！！！！」

左之助「おう、剣心いるかい」ｶﾞﾗｶﾞﾗ

剣心「何しにきたんでござるか！！！！！！！！！！」

左之助「何って飯だよ飯、」

剣心「はぁ・・・・もうご飯も食べれなくなってきたでござる・・・・」

左之助「なんででい」

剣心「首が動かなくなっちまったんでござるよ・・・・・」

左之助薫「なるほどな」

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なるほど 大雪の中おしっこしたからか

剣心「なあサノ・・・・・」

左之助「なんでい」

剣心「もしこのまま拙者がお布団にひっついたまま死んだら・・・・」

左之助「おい剣心、ネガティブに考えるもんじゃねぇよ」

剣心「これをどうよろこべというんでござるか・・・・」

左之助「まだ大丈夫だろ、希望を捨てるんじゃねぇよ」

剣心「捨てるもなにもどこに何の希望が残ってるというんでござるか・・・・・」

左之助「前は失敗しちまったがよ、こんどは多分成功するはずでい」

剣心「も、もういいでござるサノのは！！！！！！！ますます怪我しそうでござるける！！！！！！！」

支援

左之助「俺がやるなんて一言も言ってねぇだろ」

剣心「ふ、ふに」

剣心「じゃ、じゃあ誰がやるってんでござるか・・・・・」

剣心「というか誰がやろうと結果は同じだと思うんでござるが・・・・」

左之助「だからネガティブに考えるもんじゃねぇぞ」

左之助「ありゃな、俺が逆刃刀の使い方に慣れてなかったから起こった事故でい」

左之助「ちゃーんと使い方に慣れてる奴をよんでくりゃ」

剣心「拙者以外に逆刃刀を愛用しているやつがいるんでござるか・・・・」

左之助「逆刃刀じゃねぇけどな、」

剣心「・・・・・」

左之助「やっぱこういうのは摘出のプロに頼むのが一番ってもんでい」

剣心「摘出のプロ・・・・・・」

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恵「で、私を呼んだわけ・・・？」

左之助「そういうことでい」

恵「も、もう一回説明して」

左之助「おう、簡単に説明するとだな」

左之助「剣心が布団から出ねぇといいだしてよ、嬢ちゃんと喧嘩して維持はって春まで布団からでないなんて言い出してよ」

恵「それでどうしてこうなったの・・・・？」

剣心「それがわかれば何の苦労もしなくてすむんでござるよ！！！！！！！！」

恵「で、私を呼んでどうしろと・・・・・」

剣心「とにかくこのお布団が体からとれなくなっちゃったんでござるよ！！！！！！！」

左之助「そこで医者のおめぇにいつもの手術とやらで解決してもらおうと思ってな」

恵「なるほど・・・」

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恵「つまりお布団と剣さんの体を切り離せばいいのね、」

剣心「そ、そうでござる」

薫「るんるらんらるんるらんら」ｶﾞﾗｶﾞﾗ

薫「あら、恵さんじゃない、どうしたの？」　

恵「ああ、剣さんからお布団を取る手術を引き受けたんだけど」

薫「はうあ！？」

弥彦「お前割りとマジなのか・・・・？」

剣心「この期に及んで嘘なんかつくかでござる！！！！！！！」

恵「じゃ、じゃあイマイチよくわからなんだけど・・・行くわよ」ｽｯ

剣心「・・・・・・」

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恵「・・・・・・じゃあまず右手のところからね」

剣心「ふにぃ・・・・・」

恵「じゃあ行くわよ」ｽｯ

剣心「・・・・・」ｶﾞｸﾌﾞﾙｶﾞｸﾌﾞﾙ

恵「ちょっと、揺れないで」

剣心「ふ、ふにぃ・・・・」

恵「・・・・・・」ｽｯ

剣心「・・・・ふ、ふにいい！！！！！！！」

恵「だからじっとしてなさいよ！！！！！！！！！」

剣心「だ、だってこんな無理でござるよ！！！！！！！！！」

恵「そんなことないわよ！！！！！！！大丈夫だから！！！！！！」

剣心「や、やっぱりこわいでござる！！！！！！！」

恵「動かないでってば！！！！！！！！！！！！！！！」

ｻﾞｸｯｯ！！！！！！！！！！

剣心「ふにいぃいいいい！！！！！！！！！！」

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剣心「うわぁぁぁぁああああああああ！！！！！！！！！！」

恵「もう！！！！！！動かないでって言ったでしょ！！！！！！！！！」

剣心「だ、だってあんな！！！！！！！！！」

恵「全く・・・・しきりなはうあ！？」

左之助「ん、どうしたんでい」

恵「こ、、こ、これ・・・・」

左之助「これ？・・・」

左之助「はうあ！？」

弥彦「は、はうあ？」

薫「な、なにこれ・・・・・」

剣心「え、な、なんでござるか？どうしたんでござるかお主ら」

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