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    元スレ俺「え、聖杯戦争・・・?」凛「ん?」

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    52 = 1 :

    「はい?」

    ランサー「なんだその腑抜けた面は、曲がった腰は!それでも英霊の端くれか!」

    「いや、英霊かどうかすら怪しいんですけど」

    ランサー「何ぃ?」

    「自分のクラスも能力も名前も分からないもんで」

    ランサー「なんだそりゃ」

    「だからマスターはさっさと俺を見殺しにして教会に逃げるって言ってましたわ」

    ランサー「ハッ、確かにお前みたいな外れクジ引かされたんじゃあそう考えるわな」

    「いやー参っちゃいますよねえ」

    ランサー「だがお前のマスターは俺のマスターを探して姿を消した、これはどういうことだ?」

    「・・・他のサーヴァントを奪うには既存のマスターが邪魔、ってことらしいです」

    ランサー「・・・なるほど、戦う意思はある訳か」

    「あら、火がついちゃいました?」

    54 = 1 :

    ランサー「あの嬢ちゃんがこっちのマスターを見つけるのが早いか」

    ランサー「それともお前が俺に殺されるのが早いか」

    「そりゃもちろん俺が殺される方が早いでしょうね」

    ランサー「だろうな、本当にお前に何もないならな」

    「あったらとっくに出してますよ」

    ランサー「・・・その割には落ち着きすぎてんだよな、てめぇ」

    「気のせいじゃないっすかね」

    ランサー「ハァッ!!」ドスッ

    「いってぇ!!」

    ランサー「おいおい、本当に何もなしかよ、てめぇ」

    「だ、だからそう言ってるじゃないっすか」

    ランサー「チッ、羽虫をいたぶる趣味はねえ、死にな」ドスッ

    「うっ、あ・・・」ドサッ

    ランサー「・・・チッ、余計な時間くっちまったな」

    55 = 34 :

    俺たちの俺が…

    56 = 1 :

    (・・・定番の屋上かと思って走ってきたけどいない)

    (少なくとも戦闘が観察できる場所にいるはず)

    (そうなると教室・・・?うーん、1つ1つは探してられないわよ)

    (どうする遠坂凛。アイツだってそう時間は稼げないわよ)

    ランサー「残念、時間切れだ」

    「はやっ」

    ランサー「いや、これでも長引いたほうだ」

    「嘘でしょ」

    ランサー「いや、無駄な口上に乗せられてお喋りが過ぎただけだ」

    「・・・はぁ、ほんっと、ついてないわ」

    ランサー「ま、不運な身の上を恨みな」

    「くっ、ただでは死なないわよ!」

    ランサー「良い眼だ、お嬢ちゃん!」

    「頑張れ、マスター!」

    57 :

    見てるぞ

    58 :

    生きてる

    59 = 34 :

    俺もっと頑張れよ

    60 :

    なんで俺君が!?

    61 :

    ってなんで俺くんが!?

    62 = 1 :

    「・・・は?」

    ランサー「・・・おいおい」

    「なんだなんだ」

    「なんだなんだじゃないわよ、アンタなんで生きてんの?」

    「なんででしょうね」

    ランサー「ほう・・・やはり聖杯に選ばれた英霊、やっぱ何か持ってるようだな」

    「え、そう思います?いやーなんだろなー」

    ランサー「くっ、くっくっ」

    ランサー「良いだろう、今度こそ貴様の心臓貰い受ける!!」ザッ

    「なっ!?」

    「うわ」

    「す、すごい魔力・・・まさか宝具!?」

    「ほ、ほうぐってなんですか?」

    「アホかお前は!!」

    63 :

    支援

    書き溜めしてるのかな

    66 :

    死なない以外何もない的な

    67 = 57 :

    なるほど

    68 = 34 :

    死なないだけでも十分脅威じゃね
    攻撃出来ないけど

    69 = 1 :

    ランサー「これを受けてもまだ立ち上がれるか楽しみだぜ」

    「いやームリじゃないっすかねえ」

    「あーもう緊張感ないわねえ!」

    ランサー「くらえ――――――」

    士郎「次は屋上か・・・やれや・・・れ・・・?」

    「ちょっ」

    ランサー「何」

    「衛宮君逃げ――――」

    「どりゃー!」ガバッ

    ランサー「て、てめ」ドサッ

    「ニートナイス!衛宮君逃げるわよ!」ダダッ

    士郎「うわ、ちょ、おい遠坂――――」ダダッ

    70 :

    30歳以上童貞の大魔法使いなのか?

    73 = 1 :

    ランサー「・・・てめぇ、本当に死にたいらしいな」

    「いや死にたがりって訳じゃないんですけどねえ」

    ランサー「ちっ」

    「あ、消えた」

    「・・・逃げたのか、それとも追いかけたのか・・・どっちかな」

    『ちょっとそこのニート!早くこっち合流しなさい!ランサーが――――』

    「あ、やっぱ追いかけたのか・・・そうだよなー」

    「まぁ、合流しても何ができるって訳でもないんだけど、肉盾くらいにはなるか」

    『全部聞こえてるわよ、このウスノロ!』

    「おーこわ。今いきますよー」

    76 :

    ってなんで俺君が?!

    77 = 1 :

    士郎「おい、遠坂、おい!」

    「なによ、言っとくけど今は答えてる暇はないわよ!」

    士郎「なんなんだよ、アイツ!」

    「だから答えてる暇はないってば――!?」

    ランサー「追いかけっこは終いだ、嬢ちゃん、坊主」

    「くっ、あ、アイツは!?」

    ランサー「ん?あー、こっちが優先だ」

    「チッ、そりゃまあそうか」

    (今度こそ絶体絶命ってやつね)

    士郎「お、おい、アンタ、なんだか良く分からないけど遠坂のストーカーか?」

    「はぁ!?」

    ランサー「ああ?」

    士郎「そんな棒振り回して女の子追いかけるなんて良くないぞ。男ならもっと正々堂々」

    ランサー「・・・なあ嬢ちゃん、お前さんの周りはこんな野郎ばっかりか?」

    「知らないわよそんなもん・・・!」orz

    78 :

    永遠に無職

    79 = 1 :

    ランサー「ったくマジで気が抜けるぜ・・・でもこれも仕事だからな」

    「ッ!」

    ランサー「坊主、運が悪かったな」

    「くっ、衛宮君逃げて!」

    ランサー「遅い!」

    「最後のガラスをぶち破って華麗に登場!」バリーン

    ランサー「くっ、目にゴミが!」ゴシュッ

    「マスター、逃げるっすよ!」

    「ナイス!衛宮君もほら!」

    士郎「あ、ああ!」

    ランサー「くっ・・・てめえら覚えてろ・・・!」

    80 :

    アンリミテッドハローワークス

    82 = 1 :

    「ハァ、ハァ」

    士郎「ハァ、ハァ」

    「撒けた、かしら」

    士郎「みたいだな」

    「ふぅ、まだ予断を許す状況じゃないけれど、とりあえず衛宮君の家まで送るわ」

    士郎「なっ、何言ってるんだよ。むしろ遠坂の家に送っていく状況だろ」

    「はぁ、なんでよ?」

    士郎「だってさっきの青タイツ男、遠坂を追ってるんだろ?」

    「ん、まぁ」

    士郎「じゃあ危ないのは遠坂じゃないか。俺を家まで送った後、一人になったところに鉢合わせたらどうするんだ?」

    「いや、むしろ衛宮君を一人にする方が危ないんだけど・・・」

    士郎「なんでさ」

    「うーん・・・参ったわね、どう説明したら良いものか」

    「呼びましたか」

    士郎「うわっ」

    83 = 57 :

    見てるぜ

    84 :

    アンリミテッド俺君ワークスが発動したら起こして

    86 = 1 :

    「あらアンタ生きてたの」

    「ひどいわ」

    「そう?当然だと思うけど」

    「まあ無能ですしね」

    「ええそうね」

    「容赦ないわこのマスター」

    士郎「えーと・・・」

    「はっ」

    士郎「さっき助けてくれた人だよな、ありがとうございました」

    「いえいえ、そんなお礼を言われるほどのことは何も」

    士郎「それで遠坂、こちらの方は・・・?」

    「聞かないでくれると良かったんだけどなー」

    「いやー実はさっきの青タイツ、俺のストーカーなんすよ」

    「!?」

    89 = 1 :

    士郎「そ、それって」

    「ええ、そうっす。いわゆるモーホーっすよ」

    士郎「で、でもなんか武器持ってたような」

    「そうなんすよ。ヤンデレってやつ?お前を殺して俺も死ぬ的な」

    士郎「そ、そこまで・・・」

    「だからまぁ、こっちのマス・・・遠坂、さん?は大丈夫っす」

    士郎「まぁ、それなら良いんだけど、でもえっと・・・」

    「あぁ、俺?まぁニートって呼んでくれれば良いですよ」

    士郎「ニートさんが危ないんじゃ?」

    「大丈夫大丈夫。アイツとはいつもあんな感じっすから。今日はちょっと過激だっただけで」

    士郎「ちょっと過激なくらいであれじゃあ・・・」

    「まぁ、そういう訳で、衛宮さんを送ったら、遠坂さんも送っていきますんで、大丈夫っすよ」

    士郎「そうですか、まぁ、ニートさんがいれば安心ですね」

    「でしょう」

    「・・・ったく、どの口で言ってるんだか」

    90 = 28 :

    機転の利くニート

    91 = 1 :

    「・・・ちょっと変わってますが良い人でしたね」

    「・・・ありがと」

    「はい?」

    「なんでもない」

    「いやいやなんでもなくないですよ。え、今なんて?今なんて?」

    「うぜぇ!!」ゴスッ

    「ひでぇ」

    「でもあれで衛宮君のこと諦めてくれると思う?」

    「つかそもそもなんで青タイツは衛宮君を追いかけたんすか?やっぱホモ?」

    「目覚めたい?」

    「勘弁してください」

    「魔術は秘匿されるべきものだからよ」

    93 = 1 :

    「どんな魔術師でも、一般社会には積極的に関わらない」

    「それが互いのためだからね」

    「そういうものですか」

    「ええ。だからおそらく、あの戦況を見ていたランサーのマスターは」

    「一般人の衛宮君を先に始末しようとした」

    「すぐ終わって私たちとの戦いに戻れると思ったんでしょうね」

    「でも結局は・・・」

    「そういうこと。だから恐らく――――もう一度狙われる」

    「えーじゃあ助け損じゃないですかーやだー」

    「そんなことはさせないわ」

    「おお」

    「ランサーに衛宮君を殺させはしない」

    「愛か」

    「アンタには死ね」

    「すんませんっした」

    96 = 1 :

    「でも正直キツイっすよ?守れるんですか?」

    「学校ってフィールドじゃあ相手のマスターも隠れる場所がたくさんあったでしょ」

    「教室1つずつ虱潰しに探す時間なんてなかったし」

    「でも衛宮君の家の中を隠れて見られるポジションはそう多くないはず」

    「相手のマスターが居合わせない可能性は?」

    「良い質問ね。それもゼロではないわね」

    「でも恐らく相手のマスターは私たちを警戒している」

    「相手のマスターとしては、最優先事項は衛宮君の口封じだけど」

    「その場にいるようなら俺たちも、ですか」

    「その通り」

    「・・・どうするんです?」

    「どうって?」

    「いや、作戦的な」

    「さっきと同じよ。アンタが時間稼いでる間に私が向こうのマスターを殺る」

    「きびしー」

    98 = 1 :

    「・・・ところで、アンタ、ランサーに殺されたのよね?」

    「ああ、そうだと思いますけど」

    「なんで生きてんの?」

    「さあ・・・」

    「うーん、回復?不死性?蘇生?その辺にアンタの秘密があるかもね」

    「そうっすねー」

    「他人事じゃないっつーの」

    「ちなみにあとどのぐらい待つんですか?」

    「そりゃ来るまでよ」

    「来なかったら?」

    「来るわ」

    「絶対?」

    「来るわね、私なら今夜中に絶対片をつけるわ」

    100 = 1 :

    「・・・なんかいい匂いしてきた」

    「衛宮家からですね」

    「衛宮君が作ってるのかしら?」

    「一人暮らしなんですか?一軒家ですけど」

    「詳しくは知らないけど、確かそうだったはずよ」

    「それで自炊までしてるのか・・・すごいな」

    「なかなか料理上手そうね、衛宮君・・・」

    「・・・ご相伴に預かりたいなら、さっき助けたお礼にご飯よこしなさい!とか言ってみては?」

    「嫌よ、そんな物乞いみたいな真似・・・」

    「いつまで空腹に勝てるのか見物ですね」

    「アンタには後でたらふく食べさせてあげるわね、いろんなところから」

    「ひぃぃぃぃ」


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