元スレ侍「奴隷を買うか」奴隷商人「へへ、どの奴隷が好みだい?旦那」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
101 :
奴隷って心優しいヘタレ野郎しか買っちゃいけないの?
ドリームクラブなの?
103 = 1 :
侍「お前掃除できなかったのか」
エルフ「……そうですね」
侍「できないならできないって言えよ……」ガクッ
鍛冶屋「とにかくこの散らかった部屋を片付けようぜ。侍」
侍「ああ、そうだな……」
エルフ「……私もお手伝いいたします」スッ
侍「ああ、というか元はといえばお前が原因なんだがな……」
エルフ「……」ガシッ
鍛冶屋「あ、足もとに気をつけろよ、そこに布が……」
エルフ「っ!」ズルッ!!
104 = 62 :
ぱんちら
105 = 1 :
>>101
買っちゃいけない ではなくて 買っても多分そいつが主人公にはならない の間違いよ
106 = 82 :
「侍」という名前である意味
107 = 1 :
ドンガラガラガッシャーン!!
エルフ「……」
鍛冶屋「おいおい大丈夫か」
エルフ「……片付けます」スッ
侍「もういい、もうお前は何もするな。もうそこの隅でじっとしてろ」
エルフ「……わかりました」
鍛冶屋「なるほどな。無限ループってコワイな」
侍「もう何も言わんでくれ……」カチャカチャ…
エルフ「……」パタパタ…
108 :
漢の人なのか
面白かったから超期待
109 = 1 :
ーーーー
鍛冶屋「なんとか終わったな」フゥ
侍「悪いな手伝わせて」
エルフ「どうぞ、お茶です」コト
鍛冶屋「おう、ありがとよ」ゴクゴク
エルフ「それでは侍さま。私は食事を作って来ます」
侍「……待て」ガシッ
エルフ「なんでしょうか」
侍「お前まさか料理もできないなんてことはないだろうな?」
エルフ「……ご心配いりません」
侍「本当か?」
エルフ「はい、それでは失礼します」スタスタ…
侍「……」
侍「……不安だ」
112 = 1 :
エルフ「お料理お持ちいたしました」
侍「は、早いな」
エルフ「すでに調理は終わっていましたから。温めてお出しするだけでしたので」コト
鍛冶屋「……」
侍「……」
鍛冶屋「……俺はそろそろ帰るかな」ガタッ
侍「おいおいそう先を急ぐなよ。飯も食ってけよ鍛冶屋」ガシッ
エルフ「鍛冶屋さま、遠慮なさらずに」
侍「ほら、奴隷もこう言ってるわけだしなぁ?」
鍛冶屋「やめろ……それは……食べ物じゃない……!」
焦げた食べ物のような何か「ォォォォォォ…」シュゥゥゥゥゥ…
114 = 1 :
侍「ええい!たべろ!」グイッ!!
鍛冶屋「よせ!やめろ!やめろぉおおおおおお!!」ジタバタ
侍「オラァッ!!」ガボッ!!
鍛冶屋「ッッッッ!!」ゴクンッ!!
エルフ「……」
侍「どうだ?うめぇだろ…?」ニヤ
鍛冶屋「げほっげほっ!!……侍……てめぇ!」ガバッ
侍「うおっ!!」
鍛冶屋「今度はてめぇが食べる番だコラァ!!」グイッ!!
エルフ「……」プルプル…
116 :
なんでヒロインって飯作るの下手なんだろうな
117 = 99 :
だれか褐色のエルフの参考画像貼ってください
118 = 1 :
鍛冶屋「くらいやがれ!!」ズボッ!!
侍「ッッッッーーーーー!!!!」
鍛冶屋「よく噛めよ?噛んで味わえ」ガシガシ
侍「ッ!」モグモグゴクンッ
侍「お、オエエエッ!!てめぇ鍛冶屋っ!!」
エルフ「やめてくださいっ!!」
侍「!」
鍛冶屋「!!」
エルフ「はぁ……はぁ……」グスッ…
侍「お、おいエルフ……」
119 = 1 :
エルフ「……ズズッ……失礼いたしました……お料理の方はお下げいたします……」カチャ…カチャ…
侍「あ、ああ」
鍛冶屋「お、おい奴隷の嬢ちゃん……」
エルフ「……」カチャ…カチャ…
エルフ「すいません……懲罰は後でお受けいたしますので……」スタスタ…
侍「……」
鍛冶屋「……」
121 = 1 :
ーーーー
鍛冶屋「……今日は済まなかったな、少し悪ふざけしすぎたみたいだ」
侍「いや、別に気にするな」
鍛冶屋「馬鹿野郎。気にするのはお前じゃなくてあの奴隷の嬢ちゃんだろ」
侍「……そうだな」
鍛冶屋「今日のところは俺は帰るが……悪かったと伝えといてくれ」
侍「ああ」
ガチャッ バタン
侍「……」
123 = 1 :
エルフ「……」モグモグ…ゴクン…
エルフ「……苦い……」ズズッ…
エルフ「……」モグモグ…
侍「おい、居るのか」ギィッ
エルフ「……何か御用でしょうか、侍さま」
侍「……それ食ってたのか」
エルフ「……食べ物を粗末にするわけにはいきませんから」モグモグ…
エルフ「この残飯の処理にもうしばらくかかると思われますので、懲罰はもう少しばかりお待ち頂けますか」
侍「……」
侍「それ、俺にもよこせ」
エルフ「……は?」
126 :
侍「そんなもん養えるほど銭はない」
128 = 1 :
侍「何も食ってないから腹減ってんだ」
侍「だからそれ俺にもよこせ。いいだろ」
エルフ「……不味いですよ」
侍「いいからよこせ」カチャッ
エルフ「あっ」
侍「……」ムシャムシャ
侍(苦い)
エルフ「……それ、苦いでしょう」
侍「そりゃ、焦げてるからな」
エルフ「……」
侍「……」ムシャムシャ
130 = 1 :
エルフ「……」
侍(苦い)ムシャムシャ
エルフ「……」
エルフ「……私のことを返品してもよろしいんですよ」
侍「あん?」
エルフ「見てのとおり……私が格安な原因はこれですよ」
エルフ「家事がまったくできない」
侍「……俺はエルフと人間の混血だからだと聞いたが」
エルフ「もちろんそれもでしょう。そのうえで、です」
132 = 1 :
エルフ「家事ができないなんて奴隷として大きな欠点です」
エルフ「だから奴隷商人もそこを伏せたんでしょう」
侍「……」
エルフ「“そういう目的”の業者に厄介払いをするよりは買わせた方が儲かりますから」
侍「そうか」ムシャムシャ
エルフ「……」
侍「……」
134 = 1 :
侍「返品はしないぞ」ムシャムシャ
エルフ「!!」
エルフ「な、なぜ!」
侍「家事だけが奴隷の仕事じゃないだろ」ムシャムシャ
エルフ「えっ……」
侍「……家事以外にも、奴隷の仕事があるだろ」
エルフ「……それって」
侍「ふぅ…食った食った」カチャ
侍「後で来い。別の仕事があるからな」
137 = 80 :
電車動かないからしえん
138 = 1 :
ーーーー
エルフ「……本当に、やるんですか」
侍「どうした?今さら怖気付いたか」
エルフ「……いいえ」
侍「だったらもっとシャキッとするんだな。腰抜かしちまうぞ」
エルフ「……はい、わかりました」
侍「それじゃあ手始めに、半分の力で様子を見ようか」ギシッ
エルフ「……!」
エルフ(くる……!!)
139 :
しえん
140 :
エロに発展するか?
141 = 28 :
面白いぞ、支援
142 = 1 :
侍「そらっ!!」シャッ!!
エルフ「ッ!!」カシーンッ!!
侍「どうした!死ぬ気でかかってこないと本当に殺されちまうぞ!」ブオンッ!!
エルフ「てぇいっ!!」キィィンッ!!
侍「!!…早い!」スッ
エルフ「うぉおおおおおおお!!!」バッ!!
侍「甘い!!」バシィッ!!
エルフ「ッ!!」
侍「オラオラ!その程度で俺の剣の練習相手になれると思ってるのか!!もっと全力で来い!!」
143 = 62 :
えっ
144 = 80 :
もう日は落ちてまっせ
145 = 1 :
エルフ「やぁぁぁぁっ!!」ドンッ!!
侍(こいつ……さっきから所々本気を見せるが基本的に手を抜いてるな……)
侍(……なら本気になるように誘い込んでやる)
侍「オラァッ!!」シャッ!!
エルフ「ッ!」ギラッ!!
侍「!」
エルフ「でぇいやっ!!」バシーンッ!!
侍「うおっ!?」ヨロッ!!
エルフ「どりゃぁぁぁぁっ!!」ブオンッ!!
侍(ちょ……マズイっ……!)
147 = 1 :
ピタッ…
エルフ「……チェックメイトです」
侍「ま、参った」
エルフ「……」スッ…
侍「お前、なかなかやるじゃねぇか」
エルフ「それは侍さまが手を抜いてらっしゃるからです」
侍「いや、でもあれだけ綺麗な剣運び……お前どこであんな剣術を体得したんだ。俺もいろんな国のやつと戦ったがあんな型は初めて見たぞ」
エルフ「……別に」
148 :
おちんちんチャンバラか
149 = 1 :
エルフ「……侍さまはこれでよろしいのですか」
侍「あ?これでいいのかって……何がだ」
エルフ「この程度のことしかできない私を置いていてよろしいのですか、という意味です」
侍「この程度って……いのちがけなんだから十分な仕事だと思うんだが」
エルフ「……」
侍「それに奴隷の仕事といえば肉体を酷使する労働じゃないか」
エルフ「ですが……」
侍「それにあれだけの剣術の冴え。期待以上だ」
150 = 1 :
お風呂入ってきます
みんなの評価 : ☆
類似してるかもしれないスレッド
- 漢「奴隷を買ったら」奴隷「国盗りすることになりました」 (599) - [39%] - 2014/7/30 6:00 ○
- QB「願いをひとつ」 まどか「たけのこの里をたくさん食べたい!」 (149) - [38%] - 2011/3/14 4:15 ★
- P「初めまして」春香「(あっ、この人私のこと好きだな)」 (193) - [38%] - 2015/11/15 8:45 ★
- 男「女さんはいつ見ても可愛いなぁ」幼馴染「好きなの?」 (192) - [38%] - 2012/8/12 4:30 ★
- 漢「うーむ、奴隷を買うかな……」奴隷商人「やすくしとくよ、旦那」 (1001) - [37%] - 2014/7/29 12:45 ☆
トップメニューへ / →のくす牧場書庫について