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元スレオーク「女騎士さん、逃げてください！」

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みんなの評価 : ○

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152 = 151 :

おきて

153 :

悪いオーク「……」ﾑｸﾑｸｯ

154 = 148 :

ルイズはブサイク

156 = 142 :

いつまで寝てんだ

157 = 151 :

ID被りかと思って一瞬ビクッとした

158 :

ほ

159 = 5 :

～数日後～

女の子「ほぇーここが街ですかぁ」

女騎士「珍しいか？」

女の子「はいっこんなに人がたくさんいるなんて驚きです」

女騎士「そうか。で、お前さ」

女の子「はい？」

女騎士「ほんと随分女の子らしくなったな」

女の子「そ、そうでしょうか」

女騎士「あぁ、身体が変わると中身も変わるのか」

女の子「そうですか、何か複雑です」

女騎士「複雑？」

161 = 151 :

おはよう

162 = 5 :

女の子「私は今、人間の形をしてるからこそ、女騎士さんと一緒にいられるんです」

女の子「やはりオークと人間はそのままでは理解しあえないのでしょうか」

女騎士「........どうなんだろうな」

女騎士「でも、少なくとも私はお前を理解していたつもりだぞ」

女の子「はい」

女騎士「だから出来ないことはないんじゃないか」

女騎士「簡単にとは行かないが」

女の子「そう、ですね....」

女騎士「......」

女騎士「見えた、あれが宮殿だぞ」

女の子「あ、あのでかいのですか！」

163 = 5 :

？？「おーい、女騎士ぃー！」

女騎士「あいつは......」

女騎士「おーい、弓使い！」

弓使い「久しいなぁ！本当に生きてたとは！」

弓使い「さぁ早く入れ、皆も待っているぞ」

女騎士「あぁ」

弓使い「ん？そちらのお嬢さんは？」

女の子「えと、えーと....」

女騎士「拾った」

弓使い「はぁ」

女騎士「身寄りが無くてな、路頭に迷っていたのを拾ったんだ」

女騎士「こいつも一緒で構わんよな？」

弓使い「そういうことなら....お嬢さん、中へどうぞ」

女の子「はい」

164 = 63 :

期待あげ

165 = 5 :

弓使い「それにしても何故もっと早く戻って来なかったんだ」

女騎士「まぁ、色々とあってな」

弓使い「色々、か。まぁ詳しくは聞かんが」

弓使い「それにしてもお前が子供を拾うとはな、意外だったぞ」

女騎士「1人で居たんだ、ほっとけないだろう」

弓使い「そうか....」

弓使い「よし着いたぞ」

弓使い「王宮騎士団の弓使いだ！この門を開けよ！」

門番「はっ」ｷﾞｨｰ

166 :

王宮騎士とか神殿騎士とか響きがかっこいいよな

167 = 5 :

一同「おかえりなさい女騎士！」

魔術師「意外に早かったわね」

女騎士「あぁみんな、心配かけた」

斧使い「はっはっはっ！ちゃんと足がある、幽霊ではなさそうだな！」

女騎士「あぁ、ちゃんと生きてる」

魔術師「皇太子が会いたがっていたわよ」

魔術師「貴女が生きてると聞いたときとても喜んでいたわ」

魔術師「早く顔だしてらっしゃい」

女騎士「皇太子殿下が....わかった、すぐに参ろう」

女騎士「その間こいつを頼む」

女の子「ふぇ？」

魔術師「わ、わかったわ」

魔術師（でたー！このかわいい生きもの！）

168 = 151 :

魔術師に食われる

169 = 5 :

女の子「えと、あのぅ...」

斧使い「誰じゃいその小娘ぇ」

女の子「ひぅっ！」

魔術師「怖がってんじゃないのよ、そのツラしまって」

斧使い「な、なんじゃと...」

弓使い「彼女は女騎士が拾った孤児だそうだ、ずっと一緒にいるらしい」

魔術師「西の方の戦乱に巻きこまれて、ね」

斧使い「何とあの女騎士が」

斧使い「まぁあいつも親を無くしているからのぅ」

斧使い「何か思うところがあったのだろうか」

女の子「えっ？」

170 = 5 :

女の子「女騎士さんのご家族って....」

斧使い「何、知らんのか」

斧使い「奴の両親兄弟はみなオークに殺されてしまっているのだ」

女の子「........！」

魔術師「ちょっと斧使い...！」

斧使い「え、あぁすまない、話すべき話題ではなかったか」

斧使い「忘れてくれぃ」

女の子「.......」

171 :

わっふる

172 = 5 :

女騎士「王宮騎士団長女騎士、ただいま戻って参りました」

皇太子「おぉ！よく戻ってきてくれた！」

皇太子「お前がいなくなってからの騎士団の落ち込みよう、目も当てられなかったぞ」

女騎士「遅くなって申し訳ありません」

皇太子「まぁよい、お前が生きていてくれさえすれば」

皇太子「それでだ、女騎士よ」

女騎士「は」

皇太子「近々オークどもの動向が怪しくなっている」

女騎士「.......」

皇太子「南の国境付近で隊商がたびたびオークによる襲撃を受けている」

皇太子「今年になってますます活発化するようになった」

174 = 5 :

皇太子「それだけではない国のあちこちでオーク共の動きが活発になっている」

皇太子「そこでだ、女騎士よ」

女騎士「はい」

皇太子「私は近々大規模な討伐軍を派遣しようと思っている」

女騎士「それは.....」

皇太子「軍団長官に女騎士、お前を任命したい」

女騎士「......!」

女騎士「身に余る大役にございます」

皇太子「そんなことはない、去年の遠征でお前が捕らえられた時、一体何人の兵が涙を流したと思っている？」

女騎士「ですが.....」