元スレオーク「女騎士さん、逃げてください!」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ○
1 :
オーク「今の牢の鍵を開けます」ガチャガチャ
女騎士「な、何故...」
オーク「さぁ早く! 城壁の外まで案内します」
オーク「今は晩餐の最中、警備も薄いはずです」
女騎士「....信用していいのか?」
オーク「えぇ。 それに貴女は明日、見せしめに犯され殺される予定です」
オーク「今脱出しないと後がありません」
女騎士「...わかった、信用しよう」
オーク「手を出してください、枷も外します」
女騎士「ありがとう」
3 = 1 :
オーク「こっちです」
オーク「奴らが気づかない内に早く行きましょう」
女騎士「私を逃がした後お前はどうするんだ?」
オーク「何食わぬ顔して仲間たちのところへ戻りますよ」
オーク「とりあえずこの廊下を抜けましょう......ん?」
女騎士「どうしたんだ?」
オーク「静かにっ! 向こうから来ます!」
オーク「柱の後ろに隠れて下さい」
女騎士「わかった」サッ
悪オークA「やっぱり明日まで待てねぇよ
なぁ」
悪オークB「そうだよ、久々の人間の女なんだぜ?」
悪オークA「減るもんじゃねぇんだ、少しくらいつまみ食いしてもいいよなぁ」
女騎士(......!?)
4 :
これはオークは魔法をかけられた美男騎士だな
5 :
オーク「お前たち、どこへ行くんだ」
悪オークB「決まってんだろぉ昨日捕まえた女騎士へのところへさぁ!」
悪オークA「あんな上玉滅多にお目にかかれねぇ、ヤれるときに犯っとかねぇとな」
オーク「でも明日まで手を出すなと棟梁が言ってたぞ」
悪オークA「あぁん? そんなん言ってたっけかぁ?」
悪オークB「知らねぇなぁそんなこと」
オーク(まずいここで牢に行かれたらバレてしまう....)
オーク「お前ら言いつけるぞ!」
悪オークA「あぁんてめぇごらぁ痩せ餓鬼のくせして調子乗ってんじゃねぇぞ!」
悪オークB「こいつすこし癪に触るな」
悪オークB「やっちまうか」
オーク「な、なにを」
6 :
ほほう…
8 = 5 :
オーク(何か無いか退ける策は....)
悪オークA「さーてどうしてくれぐほぉぅっ!」ドサッ
悪オークB「ど、どうした!」
女騎士「てやぁっ!」バシッ
悪オークA「びゃっ!」ドサッ
女騎士「ふぅ....」
女騎士「不意打ちだから何とか勝てた」
オーク「す、すげー....」
女騎士「お前、オークの中じゃ弱いほうなのか?」
オーク「ほ、ほっといて下さい...」
女騎士「あぁいやすまない」
女騎士「さて、こいつらが目を覚まさない内に行こうか」
オーク「は、はい。」
オーク「こっちです」
9 :
森のくまさん的なのを想像してた
10 = 5 :
オーク「ここをまっすぐ行きます」
オーク「さっきので少し時間を食いました。急がないと」
女騎士「.......」
女騎士「なぁ....」
オーク「はい?」
女騎士「何故お前は私を助けてくれたんだ?」
オーク「.....なぜでしょうね」
オーク「ただ...こんなの間違ってるなと、漠然と思っただけです」
女騎士「そうか....ありがとう」
オーク「お礼を言うのは無事にここを抜けてからにしましょう」
オーク「さぁ、ここを降りますよ」
オーク「そしたらすぐですよ」
悪オークC「いたぞーっ!」
オーク&女騎士「「!」」
11 :
オークでは評価されない科目ですからね
12 = 5 :
オーク「そんな馬鹿な!」
悪オークA「さっきはよくもやってくれたなぁ!」
悪オークB「2人ともぶっ殺してやる!」
悪オークA「女は犯す!」
女騎士「あの2人、もう回復したのか!」
女騎士「くそっ!打ち込みが甘かったか!」
オーク「女騎士さんこっちです! ここさえ抜ければ馬を用意してあります!」
オーク「奴等が追いつく前に早く!」
女騎士「わかった!」
13 = 5 :
悪オークA「待てこのアマぁ!」
悪オークB「裏切り者がぁ!」
オーク「あそこです!」
女騎士「あの馬か!」
オーク「早く!」
タッタッタッ バッ
女騎士「よし乗った!お前も乗れ!」
オーク「で、ですが俺は....」
女騎士「早くしろ! お前はもうここには居られないだろう!」
オーク「で、でも....」
悪いオークA「このままじゃ逃げられるな....」
悪いオークC「弓を打つぞ!」
悪いオークA「でかしたやってやれ!」
14 = 5 :
女騎士「あぁもうっ、そらっ!」ガシッ
オーク「う、うわっ」ボフッ
女騎士「お前、意外と軽いな」
オーク「え、ちょ、な」
女騎士「それっ 逃げるぞ!」パシーンヒヒーンッ
悪オークA「打てぇーっ!」バシッ ババシッ ヒュンヒュン
女騎士「むっ弓矢かっ!」
女騎士「ぐぁっ!」ズザッ
オーク「女騎士さん!」
女騎士「大丈夫!かすり傷だ!」
女騎士「さぁ、もっと速く走れ!」パシーン ヒヒーンッ
悪オークA「くそっ....逃げられた」
悪オークB「あぁ....もう追いつけねぇな」
悪オークC「棟梁にしばかれるぞこりゃあ.....」
15 :
さるよけ
16 = 5 :
オーク「あの橋を渡ればもう追っても来ないはずです」
女騎士「そうか....ようやく逃げ切れたようだな」
オーク「はい、ようやく脱出しました」
オーク「女騎士さん、ケガのほうは...」
女騎士「大丈夫....と言いたいところだが、少し体が痺れてきてな...」
女騎士「思うように動かなくなってきている....」
女騎士「きっとあの矢に毒が塗ってあったのだろう」
女騎士「これはかなりヤバかったりするのだろうか」
オーク「おそらくオークの麻痺薬です。死ぬことはないと思いますが....」
オーク「薬が回れば半日ほど動けなくなります」
オーク「逆に言えば約半日寝てれば麻痺はとけます」
女騎士「そうか....致死毒じゃなくて良かった....」
女騎士「......」
オーク「.......」
17 :
ほす
18 = 5 :
女騎士「........」
女騎士「なぁ、お前」
オーク「はい」
女騎士「これからどうするんだ?」
オーク「.....考えてもいませんでした」
オーク「バレないようにやるつもりでしたから」
オーク「どうしましょう....」
オーク「もうあそこには戻れませんし」
女騎士「そのなりじゃ人里にも降りれないだろう」
女騎士「もし人間に見つかったらお前は殺されるかもしれないしな」
オーク「そうですよねぇ....」
オーク「.......」
19 = 5 :
女騎士「.....仕方ないか」
オーク「え?」
女騎士「ここから一山越えたところに私の隠れ家がある」
女騎士「人里からは離れてるが、川も近いし井戸もある、森もある」
女騎士「お前の身の振り方が決まるまで、そこで匿ってやる」
オーク「え、でも、そんな....」
女騎士「それくらいさせてくれ、お前は命の恩人なんだ」
女騎士「とても感謝している」
女騎士「しばらく一緒にそこで暮らそう」
オーク「い、いいんですか?」
オーク「醜い私なんかと」
女騎士「何も構うことはないさ」
女騎士「お前は私の王子様なんだぞ?」
20 = 5 :
ここまで書き溜めたけどやっぱ人いなさそうだな
21 = 7 :
いるよ
22 :
いまぁす!
23 = 17 :
書いてくれるなら保守くらいはする
24 :
正直期待している俺ガイル
25 = 5 :
ありがと、こっから書いてくから結構遅くなる
26 :
読者はいまぁす!
27 :
しこしこ描いてた妄想が評価されなくて残念でちたね~
28 :
最後の王子様で少し冷めた
29 :
みてるよ
30 :
ひょえ~
31 :
みてるぞ
32 = 5 :
オーク「王子さま何てそんな大げさな....」
女騎士「大袈裟なんてことはない、私は絶対絶命のピンチだったのだからな」
女騎士「本当に、ありがとうな」
オーク「女騎士さん.....」
女騎士「.........」
オーク「.........」
女騎士「..........」
女騎士「.....やばい」
オーク「え?」
女騎士「手綱......」
オーク「え、あ。麻痺薬ですね!?もう動けませんか!」
オーク「あ、ちょっとまって、馬から落ちないでくださーいっ!」
33 :
女騎士「ヒョロガリオークの粗チンなんていらないのぉぉぉ!」
オークA「オラァッ!!」
女騎士「オークチンポぉ!本物のオークチンポきたぁぁぁ!あんな粗チンと比べものにならないのおぉおお!!」
まで読んだ
34 = 5 :
~それから一年後~
オーク「あ、ただいま女騎士さん」
オーク「お仕事お疲れ様です。今回は長かったですね」
女騎士「あぁ、南の隊商の護衛をしていた。報酬も大きかったぞ」
オーク「すごいですねぇ、あとでお話聞かせて下さい」
オーク「今井戸から水汲んできます」
女騎士「あぁ、頼んだ」
??「やっと見つけた」
女騎士「誰だっ!」
35 = 17 :
ジャンプの打ち切り漫画レベルの時間経過だな
36 = 5 :
??「全く手間をかけさせたわね」
女騎士「その声は、魔術師か!」
??「そうよ女騎士、覚えていてくれたのね」
女騎士「私は死んだことになっているはずだが?」
魔術師「私だってつい先日までそう信じていたわ」
魔術師「でも街に出てみると、強い雇われ女用心棒がいるっていう噂を聞いてね」
魔術師「調べてみたらあなただったの。全く驚いたわ」
37 :
>>35
IDも見れない夏厨すか?
38 = 7 :
久々にまともなSS
39 :
流れ変わったな
40 = 22 :
キャッチャー
41 = 5 :
魔術師「しかし生きてるならなんで王宮に顔を出さなかったのよ」
魔術師「みんな悲しんでたわよ、私だって流石に落ち込んだわ」
魔術師「お葬式も宮殿で挙げたのよ?」
女騎士「.....話はきいてる、心配かけたな」
魔術師「そして何でこんなところで隠れるように暮らしてるのよ」
魔術師「今戻ったら貴女は歓迎されるわよ?」
魔術師「さぁ戻りましょう? みんなが待ってるわ」
女騎士(まずいな....オークを見られたら....)
オーク「女騎士さーん、水持ってきましたよー」
魔術師「あら、誰かいるの?」
女騎士「!!」
42 = 7 :
明日が休みでよかった
43 = 5 :
女騎士「お前は戻ってろ!」
オーク「どうしたんですか.......あっ!!」
魔術師「お、オークっ!」
魔術師「成敗!」
女騎士「ま、待て魔術師!」
魔術師「何よ女騎士!何故オーク何かと!」
魔術師「貴女....まさかオークと内通しているの!」
女騎士「違う!断じて違う!」
女騎士「これには訳がある、話を聞け!」
魔術師「でもオークが....」
女騎士「あいつに危害はない.....お前は家に戻ってろ」
オーク「は、はい....」
女騎士「さて、どこから話そうか...」
44 = 5 :
~10分後~
女騎士「......という訳なんだ」
魔術師「........本当なの」
女騎士「あぁ、あいつが居なければ私は辱めを受けながら死んでいたはずだ」
女騎士「あいつは命の恩人なんだ」
魔術師「嘘を言っているわけじゃなさそうね....それにしても、オークがね....」
魔術師「オークにもまともな奴がいるのね...」
女騎士「そうなんだ」
魔術師「でも貴女、このままずってこうするつもり?」
女騎士「こうって....」
魔術師「今、王宮の騎士団は弱体化してるわ」
魔術師「貴女を失ってから、騎士団の士気は低くままよ」
魔術師「私は貴女にもう一度騎士団を率いて欲しい」
45 = 5 :
眠くて誤字がやばい
46 = 7 :
がんばって
47 = 5 :
魔術師「それとも貴女、剣が握れなくなったの?」
女騎士「そんなことはない、そしたら用心棒なんかやらないさ」
魔術師「そうよね」
魔術師「なら、私と街へ戻って」
女騎士「しかしオークが....」
魔術師「あんなのの為にここでずっと暮らすって言うの?」
女騎士「あんなの、だと?あいつは私の命の恩人だ」
魔術師「そうだったわね、ごめんなさい」
魔術師(さて、どうしたものか)
魔術師(.........あ)
48 = 5 :
魔術師「いい方法があるかも」
女騎士「何だその方法とは」
魔術師「いや、ちょっとこの場では確信が持てない」
魔術師「一回街へ戻るわ」
女騎士「街へ....オークのことは.....」
魔術師「心配しないで、言わないわよ」
女騎士「信じるぞ」
魔術師「えぇ、安心していいわ」
魔術師「それじゃあ、数日後にまた来るわ」
女騎士「あぁ」
女騎士(方法とは一体....)
49 = 5 :
~数日後~
魔術師「こんにちは、女騎士」
女騎士「あぁ」
オーク「あのぉ、私は....」
魔術師「オークさんも一緒に聞いてちょうだい、大事な話なの」
女騎士「んで、見つかったのか方法とやらを」
魔術師「えぇ宮殿図書館の魔導書に記してあったわ」
女騎士「どんな方法なんだ」
魔術師「そう急かさないでよ、そうね、その方法とは」
魔術師「『オークを人間に変える魔法』」
オーク&女騎士「「!!」」
みんなの評価 : ○
類似してるかもしれないスレッド
- ことり「海未ちゃん、おねがぁい!」 (149) - [53%] - 2013/12/25 1:15 ★
- エルフ「く、鎖をはずしてください」 (1001) - [53%] - 2009/10/24 1:45 ★★★
- キョン「鶴屋さん、同棲しましょうよ」 (141) - [53%] - 2012/5/9 14:15 ☆
- セレス「苗木くん、勝負しませんこと?」 (398) - [52%] - 2013/10/5 3:45 ☆
- 律子「彼氏のフリをしてください!」 (339) - [51%] - 2012/10/5 0:00 ★★
- キョン「佐々木から、誘いがあってな」 (292) - [51%] - 2009/10/15 0:15 ★★
- ほむら「絶対にみんなを助けてみせる!」 (332) - [50%] - 2012/5/6 22:30 ☆
- キョン「なあハルヒ、ちょっといいか?」 (292) - [50%] - 2010/6/14 3:32 ★★
トップメニューへ / →のくす牧場書庫について