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元スレディオ「古畑さん。僕は話したくないと言っているんだ」
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古畑「…なんでしょう?」
ディオ「言っておきますが、僕の父親は貴方が思うような優れた男なんかじゃあない。死んで当然のクズだ」
古畑「はい?」
ディオ「酒飲みのだらしない男でね。思い出すだけで吐き気がしますよ」
古畑「んーフッフッフ…。そうでしたか~。どうやら家族中はよろしくなかったようですね~」
ディオ「酒代のために何でも売っぱらって…。残ったものといえばこのナイフくらいです」シャキン
古畑「ずいぶん年代物のオートナイフだなぁ」
ディオ「まあ、お守り代わりに持ってるだけですがね。金にもならないつまらないものですよ」
ディオ「言っておきますが、僕の父親は貴方が思うような優れた男なんかじゃあない。死んで当然のクズだ」
古畑「はい?」
ディオ「酒飲みのだらしない男でね。思い出すだけで吐き気がしますよ」
古畑「んーフッフッフ…。そうでしたか~。どうやら家族中はよろしくなかったようですね~」
ディオ「酒代のために何でも売っぱらって…。残ったものといえばこのナイフくらいです」シャキン
古畑「ずいぶん年代物のオートナイフだなぁ」
ディオ「まあ、お守り代わりに持ってるだけですがね。金にもならないつまらないものですよ」
ディオ「…さて、そろそろいいですか?僕はこれから用があるので」
古畑「あ、どうもすみませんいろいろと~。ありがとうございました」
ディオ「ええ、では」
古畑「あ、ディオさん~」
ディオ「…まだ、何か?」
古畑「ご気分はどうですか~?良くなりました?」
ディオ「…おかげさまで」
古畑「フッフッフ、それはよかった
~」
古畑「あ、どうもすみませんいろいろと~。ありがとうございました」
ディオ「ええ、では」
古畑「あ、ディオさん~」
ディオ「…まだ、何か?」
古畑「ご気分はどうですか~?良くなりました?」
ディオ「…おかげさまで」
古畑「フッフッフ、それはよかった
~」
ジョースター邸 庭
今泉「あ!古畑さ~ん!ディオくんとのお話は、もういいんですか?」
古畑「まあね。君は何してたの?」
今泉「僕は、ジョジョくんと一緒にダニーくんのお墓参りです!」
古畑「誰だいダニーくんって」
今泉「この家で昔飼われてたワンちゃんらしいですよ。なんでも、惨い最期だったとか…ううっ可哀想だなぁ~」
古畑「泣くんじゃないよ~鬱陶しいなぁ」
ジョナサン「あ、古畑さん。どうも」
古畑「ああジョナサンさん、すみませんうちの馬鹿がご迷惑かけたみたいで」
ジョナサン「いえ、こんなに心からダニーを弔ってくれて、むしろ嬉しいですよ」
古畑「そうですか~?それならよかったです~」
今泉「あ!古畑さ~ん!ディオくんとのお話は、もういいんですか?」
古畑「まあね。君は何してたの?」
今泉「僕は、ジョジョくんと一緒にダニーくんのお墓参りです!」
古畑「誰だいダニーくんって」
今泉「この家で昔飼われてたワンちゃんらしいですよ。なんでも、惨い最期だったとか…ううっ可哀想だなぁ~」
古畑「泣くんじゃないよ~鬱陶しいなぁ」
ジョナサン「あ、古畑さん。どうも」
古畑「ああジョナサンさん、すみませんうちの馬鹿がご迷惑かけたみたいで」
ジョナサン「いえ、こんなに心からダニーを弔ってくれて、むしろ嬉しいですよ」
古畑「そうですか~?それならよかったです~」
今泉「ところでジョジョくん!さっきの話の続き聞かせてくれよ」
古畑「話?」
ジョナサン「ああ、赤い洗面器の男の話ですか?」
今泉「そうそう」
古畑「え!その話ご存知で?是非聞かせて下さいお願いします~!」
ジョナサン「分かりました。…ある晴れた日のことです」
ジョナサン「通りを歩いていたら、向かい側から赤い洗面器を頭に乗せた男がやってきた」
今泉「うんうん」
古畑「それで…?」
古畑「話?」
ジョナサン「ああ、赤い洗面器の男の話ですか?」
今泉「そうそう」
古畑「え!その話ご存知で?是非聞かせて下さいお願いします~!」
ジョナサン「分かりました。…ある晴れた日のことです」
ジョナサン「通りを歩いていたら、向かい側から赤い洗面器を頭に乗せた男がやってきた」
今泉「うんうん」
古畑「それで…?」
ジョナサン「男は洗面器の中の水をこぼさないよう、ゆっくり、ゆっくり歩いてきます」
ジョナサン「それで僕は聞いてみたんです」
ジョナサン「『どうして洗面器なんか頭に乗せているんですか?』って…」
ジョナサン「すると男は、そ」
ディオ「ジョジョ!!」
古畑「!?」
ジョナサン「それで僕は聞いてみたんです」
ジョナサン「『どうして洗面器なんか頭に乗せているんですか?』って…」
ジョナサン「すると男は、そ」
ディオ「ジョジョ!!」
古畑「!?」
ジョナサン「ディオ?どうしたんだい?」
ディオ「すまないが、大事な話があるんだ。すぐ一緒に来てくれないか?」
ジョナサン「え、まあ、構わないけど…」
古畑「え、あの、話の続きは…」
ジョナサン「えっと…すみません古畑さん、今泉さん。また後でお話させて下さい。じゃあ」
古畑「ええ!?ちょっと、ジョナサンさん、ジョナサンさ~ん!」
ディオ「すまないが、大事な話があるんだ。すぐ一緒に来てくれないか?」
ジョナサン「え、まあ、構わないけど…」
古畑「え、あの、話の続きは…」
ジョナサン「えっと…すみません古畑さん、今泉さん。また後でお話させて下さい。じゃあ」
古畑「ええ!?ちょっと、ジョナサンさん、ジョナサンさ~ん!」
ジョナサンとディオ
ジョナサン「それで、大事な話って何なんだい?ディオ」
ディオ「…いや、ちょっと昔のことを思い出していてね。僕は君にはいろいろ酷いこともしてきたから…」
ジョナサン「そ、そんな…もう過去のことじゃあないか…」
ディオ「だけど、僕は改めて君に謝りたいんだ。7年も前のこととはいえ、馬鹿なことをしでかしたよ…」
ディオ「ジョジョ、許してくれるかい…?」
ジョナサン(な、涙…!)
ジョナサン「それで、大事な話って何なんだい?ディオ」
ディオ「…いや、ちょっと昔のことを思い出していてね。僕は君にはいろいろ酷いこともしてきたから…」
ジョナサン「そ、そんな…もう過去のことじゃあないか…」
ディオ「だけど、僕は改めて君に謝りたいんだ。7年も前のこととはいえ、馬鹿なことをしでかしたよ…」
ディオ「ジョジョ、許してくれるかい…?」
ジョナサン(な、涙…!)
ジョナサン「も、もちろんさディオ。僕たちは親友じゃないか。だから泣かないでおくれよ」
ディオ「だったら、ジョジョ。約束してくれ」
ディオ「これから先どんなことがあっても、僕を疑ったりしないと…」
ディオ「僕との友情を疑ったりしないと、約束してくれ」
ジョナサン「当たり前だろ。急に何を言い出すんだい?」
ディオ「…すまない」
ディオ「あの古畑とかいう旅行客に過去のことをいろいろ蒸し返されて、不安になってしまったようだ」
ジョナサン「古畑さんが?確かに、ちょっと変わった人だけど…」
ディオ「とにかく、君とこうして友情を再確認出来てよかったよ」
ディオ「だったら、ジョジョ。約束してくれ」
ディオ「これから先どんなことがあっても、僕を疑ったりしないと…」
ディオ「僕との友情を疑ったりしないと、約束してくれ」
ジョナサン「当たり前だろ。急に何を言い出すんだい?」
ディオ「…すまない」
ディオ「あの古畑とかいう旅行客に過去のことをいろいろ蒸し返されて、不安になってしまったようだ」
ジョナサン「古畑さんが?確かに、ちょっと変わった人だけど…」
ディオ「とにかく、君とこうして友情を再確認出来てよかったよ」
>>64 公式で古畑さんの英語の発音はかなり怪しいので、ホンヤクコンニャクです
ジョナサン「ディオ…」
ディオ「なんだか柄にもない話をしてしまったな。照れ臭いから僕はもう部屋に戻るよ」
ディオ「じゃあな、ジョジョ」
ジョナサン「うん…。えっと、ディオ」
ディオ「?」
ジョナサン「…正直に言えばこの7年間、僕は君を疑ったこともあった」
ジョナサン「だけど、その…今は違うよ。僕も君という兄弟がいて本当によかったと思ってる」
ディオ「…ああ、ありがとう」
ジョナサン「それじゃあ!おやすみ!」
ディオ「……」
ジョナサン「ディオ…」
ディオ「なんだか柄にもない話をしてしまったな。照れ臭いから僕はもう部屋に戻るよ」
ディオ「じゃあな、ジョジョ」
ジョナサン「うん…。えっと、ディオ」
ディオ「?」
ジョナサン「…正直に言えばこの7年間、僕は君を疑ったこともあった」
ジョナサン「だけど、その…今は違うよ。僕も君という兄弟がいて本当によかったと思ってる」
ディオ「…ああ、ありがとう」
ジョナサン「それじゃあ!おやすみ!」
ディオ「……」
ディオ(ふん!所詮は甘やかされて育った金持ちの坊ちゃん!)
ディオ(他人の涙に弱いところは変わらないなぁジョジョ!)
ディオ(そうさ、7年前にジョジョの前で見せた涙も当然計算のうち!当然な!!)
ディオ「ともあれ、これでジョジョの阿呆が闇雲におれを疑う可能性は減らせたはずだ」
ディオ「あとは古畑をさっさと追い出して、落ち着いて計画を遂行すればいいだけのこと」
ディオ「このディオの計画に障害などあるはずがない!」
ディオ(他人の涙に弱いところは変わらないなぁジョジョ!)
ディオ(そうさ、7年前にジョジョの前で見せた涙も当然計算のうち!当然な!!)
ディオ「ともあれ、これでジョジョの阿呆が闇雲におれを疑う可能性は減らせたはずだ」
ディオ「あとは古畑をさっさと追い出して、落ち着いて計画を遂行すればいいだけのこと」
ディオ「このディオの計画に障害などあるはずがない!」
ディオ(そうさ、7年前にジョジョの前で見せた涙も当然計算のうち!当然な!!)
計算じゃねーだろwwwww
計算じゃねーだろwwwww
夜 ジョースター邸書庫
ジョナサン「さて、石仮面の研究はこれくらいにして、そろそろ眠ろうか…本を片付けよう」ガタッ
ジョナサン(しかし今日は驚いたな…。ディオが突然あんなことを言い出すなんて…)
ジョナサン「以前は『考古学が金になるのかい?』なんて言われたこともあったっけ。彼らしい言葉だ」
ジョナサン「よいしょ…あ!しまった!」ドサドサ ドド~ン
ジョナサン「ほっ…高価なものではなさそうだ…。ん?これは…」
ジョナサン「ダリオ・ブランドー!ディオの父さんからの手紙だ!」
ジョナサン「よ、読みたい…。7年前のだ。読んでもかまわんだろう」
ジョナサン「さて、石仮面の研究はこれくらいにして、そろそろ眠ろうか…本を片付けよう」ガタッ
ジョナサン(しかし今日は驚いたな…。ディオが突然あんなことを言い出すなんて…)
ジョナサン「以前は『考古学が金になるのかい?』なんて言われたこともあったっけ。彼らしい言葉だ」
ジョナサン「よいしょ…あ!しまった!」ドサドサ ドド~ン
ジョナサン「ほっ…高価なものではなさそうだ…。ん?これは…」
ジョナサン「ダリオ・ブランドー!ディオの父さんからの手紙だ!」
ジョナサン「よ、読みたい…。7年前のだ。読んでもかまわんだろう」
ジョナサン「こ、これは…!」
ジョナサン(信じられない!ディオの実の父親と僕の父さんの病は、全く同じ症状じゃないか!これではまるで…)
ジョナサン「はっ…い、いけない。これからはディオを決して疑ったりしないと、今日約束したばかりだというのに…」
ジョナサン(クソッ!とんでもないタイミングだ…!僕は一体どうすれば…)
コンコン
古畑「すいません夜分に~」
ジョナサン(信じられない!ディオの実の父親と僕の父さんの病は、全く同じ症状じゃないか!これではまるで…)
ジョナサン「はっ…い、いけない。これからはディオを決して疑ったりしないと、今日約束したばかりだというのに…」
ジョナサン(クソッ!とんでもないタイミングだ…!僕は一体どうすれば…)
コンコン
古畑「すいません夜分に~」
ジョナサン「ふ、古畑さん!?」
古畑「眠れないもので、ちょっと読書でもと思いまして…。どうかなさいました?」
ジョナサン「な、な、なんでもありません!失礼!」
バタンッ
古畑「あっ、ジョナサンさん、何か落としましたよ!ジョナサンさーん」
古畑「……」
ペラッ
古畑「…ん~。フッフッフ」
古畑「眠れないもので、ちょっと読書でもと思いまして…。どうかなさいました?」
ジョナサン「な、な、なんでもありません!失礼!」
バタンッ
古畑「あっ、ジョナサンさん、何か落としましたよ!ジョナサンさーん」
古畑「……」
ペラッ
古畑「…ん~。フッフッフ」
これだとディオは改心するかどうかわからんが誰も死なずに済みそうだな
ジョースター邸 廊下
使用人「いつもすみませんディオさん」
ディオ「なあーにかまわんよ」
ディオ(さて、いつも通り薬を入れ替えて…)ゴソゴソ サッ
ディオ(よし)
古畑「あ、ディオさんこんばんは~」
ディオ「!!」
使用人「いつもすみませんディオさん」
ディオ「なあーにかまわんよ」
ディオ(さて、いつも通り薬を入れ替えて…)ゴソゴソ サッ
ディオ(よし)
古畑「あ、ディオさんこんばんは~」
ディオ「!!」
ディオ「!ふ、古畑さん。びっくりするじゃないですか、急に」
古畑「すみません、驚かすつもりはなかったんですが~。え~ところでこれからどちらへ?」
ディオ「…見ての通り、父さんに薬を運ぶところですよ」
古畑「おや、そうでしたか。それはお邪魔をいたしました~。どうぞ、早く運んであげて下さい」
ディオ「ええ、そうさせてもらいますよ」クルッ スタスタ
古畑「…おやぁ~?」
古畑「すみません、驚かすつもりはなかったんですが~。え~ところでこれからどちらへ?」
ディオ「…見ての通り、父さんに薬を運ぶところですよ」
古畑「おや、そうでしたか。それはお邪魔をいたしました~。どうぞ、早く運んであげて下さい」
ディオ「ええ、そうさせてもらいますよ」クルッ スタスタ
古畑「…おやぁ~?」
古畑「あれ~?」
ディオ「…?」
古畑「あれあれ~?おかしいなぁ~」
ディオ「な、なんですか…」
古畑「お盆の上に薬が一つ」
ディオ「それが何…」
古畑「そしてここにも~。…薬が落ちてる」ヒョイッ
ディオ「!?」
ディオ「…?」
古畑「あれあれ~?おかしいなぁ~」
ディオ「な、なんですか…」
古畑「お盆の上に薬が一つ」
ディオ「それが何…」
古畑「そしてここにも~。…薬が落ちてる」ヒョイッ
ディオ「!?」
ディオ(ま、まさか!!落とし…)バッ ゴソゴソ
ディオ(…!?あ、ある…ポケットの中に、ちゃんと薬は、ある…)
古畑「…あ、すみませ~ん」
ディオ「…は?」
古畑「これ。よく見たら今泉の自律神経失調症の薬でした~」
ディオ「あ…そ、そう、ですか…」
古畑「失礼しました~」
ディオ「いえ…」
ディオ(…!?あ、ある…ポケットの中に、ちゃんと薬は、ある…)
古畑「…あ、すみませ~ん」
ディオ「…は?」
古畑「これ。よく見たら今泉の自律神経失調症の薬でした~」
ディオ「あ…そ、そう、ですか…」
古畑「失礼しました~」
ディオ「いえ…」
古畑とその元になったコロンボ刑事にだけは疑われたくない
精神的にもどんどん揺さぶられる
精神的にもどんどん揺さぶられる
古畑「ん~…」
ディオ「……」
古畑「ポケット、どうかされました?」
ディオ「……」
古畑「ディオさん?」
ディオ「いえ…何でも…」
古畑「そうですか~フッフッフ。えー…では、おやすみなさい~」
ディオ「……」
ディオ「こ、こ…」
ディオ(殺してやる…!あの男、このディオをコケにしやがってッ!!絶対に、殺してやるッ…!)
ディオ「……」
古畑「ポケット、どうかされました?」
ディオ「……」
古畑「ディオさん?」
ディオ「いえ…何でも…」
古畑「そうですか~フッフッフ。えー…では、おやすみなさい~」
ディオ「……」
ディオ「こ、こ…」
ディオ(殺してやる…!あの男、このディオをコケにしやがってッ!!絶対に、殺してやるッ…!)
翌日 夜 ジョナサンの部屋
ガッ ガッ バキィ
ディオ「あったぞ。石仮面だ!」
ディオ(何故だが知らないがジョジョは今朝から酷く動揺していて今この時間になっても帰ってこない)
ディオ(だが、おかげで目的のものを手に入れることが出来た!)
ディオ「これで古畑を殺害し、その罪をジョジョに擦りつける!」
ガッ ガッ バキィ
ディオ「あったぞ。石仮面だ!」
ディオ(何故だが知らないがジョジョは今朝から酷く動揺していて今この時間になっても帰ってこない)
ディオ(だが、おかげで目的のものを手に入れることが出来た!)
ディオ「これで古畑を殺害し、その罪をジョジョに擦りつける!」
古畑と今泉の部屋
今泉「え?古畑さん?古畑さんなら昼間に『気になることがある』って出掛けたっきり、まだ帰ってないけど?」
ディオ「な、何ィ!?気になることとは何だ!?」
今泉「し、知らないよ~。そんな怖い顔しないでよ~」
今泉「それよりディオくん、犬が怖いんだって?ウフフ、ジョジョくんに聞いたよ」
ディオ「黙れマヌケ!怖いんじゃあない、嫌いなんだッ!」
今泉「猫は?猫はどう?僕、猫飼ってるんだよね。おしゃまんべ」
ディオ「うるさい阿呆が!!この役立たず!」ベチンッ
今泉「ギャッ!」
ディオ(クソッ…古畑!何を嗅ぎ回っているんだ!)
今泉「え?古畑さん?古畑さんなら昼間に『気になることがある』って出掛けたっきり、まだ帰ってないけど?」
ディオ「な、何ィ!?気になることとは何だ!?」
今泉「し、知らないよ~。そんな怖い顔しないでよ~」
今泉「それよりディオくん、犬が怖いんだって?ウフフ、ジョジョくんに聞いたよ」
ディオ「黙れマヌケ!怖いんじゃあない、嫌いなんだッ!」
今泉「猫は?猫はどう?僕、猫飼ってるんだよね。おしゃまんべ」
ディオ「うるさい阿呆が!!この役立たず!」ベチンッ
今泉「ギャッ!」
ディオ(クソッ…古畑!何を嗅ぎ回っているんだ!)
その頃の古畑
古畑「ジョナサンさーん?ジョナサンさぁ~ん」
古畑「も~どこ行っちゃったんだよ~」
古畑「赤い洗面器の男の話が気になって寝られやしないよ~」
古畑「ジョナサンさーん?ジョナサンさぁ~ん」
古畑「も~どこ行っちゃったんだよ~」
古畑「赤い洗面器の男の話が気になって寝られやしないよ~」
深夜 ジョースター邸近郊の港町
ディオ「酒!飲まずにはいられないッ!(二回目)」
ディオ(最近!おれはどうもおかしい!気持ちが荒れている!なぜか?)
ディオ(古畑のやつのせいだッ!このディオの人生はあいつのおかげで狂い始めている!)
ドン
ゴロツキ「気をつけろぉ~。どこ見て歩いてんだこのトンチキがぁ~」
ディオ「フン!いい機会だ!古畑のやつを殺そうと思っていたが、まずここで試してやる!」
ガバッ グサッ ピカァーッ
ディオ「うっ、これは一体…!?」
…………。
ディオ「酒!飲まずにはいられないッ!(二回目)」
ディオ(最近!おれはどうもおかしい!気持ちが荒れている!なぜか?)
ディオ(古畑のやつのせいだッ!このディオの人生はあいつのおかげで狂い始めている!)
ドン
ゴロツキ「気をつけろぉ~。どこ見て歩いてんだこのトンチキがぁ~」
ディオ「フン!いい機会だ!古畑のやつを殺そうと思っていたが、まずここで試してやる!」
ガバッ グサッ ピカァーッ
ディオ「うっ、これは一体…!?」
…………。
明け方 ジョースター邸 庭
ディオ(グッ…まさか鎖骨を砕かれてしまう程のパワーを引き出す力が、あの仮面にあったとは…)
ディオ(しかしあの仮面、やはりいざという時には使えるかも知れん)
使用人「ディ、ディオさん…おかえりなさいませ」
ディオ「!なんだ、ずいぶん早起きじゃあないか」
使用人「はあ、いえ、ディオさんをお待ちしておりました」
使用人「ジョナサンさんは昨夜遅くにお帰りになられましたが、ディオさんは一向に帰られないもので、心配で…」
ディオ「それはすまなかった。ちょっと用が長引いてしまってね」
使用人「それなら良いのですが…その…」
ディオ「?」
使用人「なんというか、実は私、夕べ偶然見てしまいまして…」
使用人「ええと、ディオさんが、ジョナサンさんの部屋からあの妙な仮面を持ち出しているお姿を…」
ディオ「!」
ディオ(グッ…まさか鎖骨を砕かれてしまう程のパワーを引き出す力が、あの仮面にあったとは…)
ディオ(しかしあの仮面、やはりいざという時には使えるかも知れん)
使用人「ディ、ディオさん…おかえりなさいませ」
ディオ「!なんだ、ずいぶん早起きじゃあないか」
使用人「はあ、いえ、ディオさんをお待ちしておりました」
使用人「ジョナサンさんは昨夜遅くにお帰りになられましたが、ディオさんは一向に帰られないもので、心配で…」
ディオ「それはすまなかった。ちょっと用が長引いてしまってね」
使用人「それなら良いのですが…その…」
ディオ「?」
使用人「なんというか、実は私、夕べ偶然見てしまいまして…」
使用人「ええと、ディオさんが、ジョナサンさんの部屋からあの妙な仮面を持ち出しているお姿を…」
ディオ「!」
使用人「それに、その、申し上げにくいのですが…」
使用人「ご主人様にお渡しするはずの薬を、懐にお入れになっているところも、一度だけ…見てしまいまして…」
ディオ「……」
使用人「ディオさん。私はディオさんを信頼しております」
使用人「だからこそこうして直接伺うのです。ディオさんは一体、何を考えておられるのですか?」
ディオ「……」
使用人「…答えていただけないのですね。仕方ありませんな」
使用人「ただし、このことはご主人様にご報告させていただきます」
使用人「何か思うところがあるのなら、どうか私やジョナサンさんに打ち明けて下さい…。では」
使用人「ご主人様にお渡しするはずの薬を、懐にお入れになっているところも、一度だけ…見てしまいまして…」
ディオ「……」
使用人「ディオさん。私はディオさんを信頼しております」
使用人「だからこそこうして直接伺うのです。ディオさんは一体、何を考えておられるのですか?」
ディオ「……」
使用人「…答えていただけないのですね。仕方ありませんな」
使用人「ただし、このことはご主人様にご報告させていただきます」
使用人「何か思うところがあるのなら、どうか私やジョナサンさんに打ち明けて下さい…。では」
ディオ(なんてことだ。おれとしたことが…!この使用人は殺すしかない!!)
ディオ(だが、今この場所は屋敷の影になっている!)
ディオ(石仮面を使ってしまえば、こいつを太陽の下に誘導する前にこっちがやられてしまう可能性が高い…)
ディオ「しかし迷っている暇はない!こいつは今、ここで殺さなくては!」バチンッ
グサッーー!!
…………。
ディオ(だが、今この場所は屋敷の影になっている!)
ディオ(石仮面を使ってしまえば、こいつを太陽の下に誘導する前にこっちがやられてしまう可能性が高い…)
ディオ「しかし迷っている暇はない!こいつは今、ここで殺さなくては!」バチンッ
グサッーー!!
…………。
>>96 原作で薬当番代わってもらってる使用人が「ディオさん」って言ってたから真似した
でもよく考えたらジョナサンは「坊ちゃん」だった…
翌朝
今泉「古畑さん!起きて下さい!古畑さあん!!」
古畑「君は騒がしいな~朝から~。何だよもう~」
今泉「変死体ですよ!変死体!!」
古畑「何だって~?」
ジョースター邸 庭
ジョナサン「あ、古畑さん…」
古畑「おはようございます。なんだか大変なことになっちゃったみたいで~」
ジョナサン「ええ、使用人が、殺されたというのか、何というのか…」
古畑「ちょっと調べさせて下さい~」
でもよく考えたらジョナサンは「坊ちゃん」だった…
翌朝
今泉「古畑さん!起きて下さい!古畑さあん!!」
古畑「君は騒がしいな~朝から~。何だよもう~」
今泉「変死体ですよ!変死体!!」
古畑「何だって~?」
ジョースター邸 庭
ジョナサン「あ、古畑さん…」
古畑「おはようございます。なんだか大変なことになっちゃったみたいで~」
ジョナサン「ええ、使用人が、殺されたというのか、何というのか…」
古畑「ちょっと調べさせて下さい~」
古畑「ん~?洋服しかないね~。仏さんは?」
今泉「それが、消えてなくなっちゃってるんですよ!」
古畑「ん?」
今泉「ないんですよ死体が~!でも毛髪や皮膚の一部は、ちゃんとここで見つかったんです」
今泉「つまり、被害者はこの場所で、何らかの方法で粉々になって死んじゃったんですよ~!」
今泉「怖いぃ~!帰りましょうよ古畑さ~ん」
古畑「ちょっと静かにしてなさい。…これは何だ~?」
刑事「長い布切れみたいです。近くの井戸で洗濯用に使っていたものみたいですね」
刑事「見ての通り、洋服の腰の部分に巻きつけるようにして縛ってありました」
今泉「それが、消えてなくなっちゃってるんですよ!」
古畑「ん?」
今泉「ないんですよ死体が~!でも毛髪や皮膚の一部は、ちゃんとここで見つかったんです」
今泉「つまり、被害者はこの場所で、何らかの方法で粉々になって死んじゃったんですよ~!」
今泉「怖いぃ~!帰りましょうよ古畑さ~ん」
古畑「ちょっと静かにしてなさい。…これは何だ~?」
刑事「長い布切れみたいです。近くの井戸で洗濯用に使っていたものみたいですね」
刑事「見ての通り、洋服の腰の部分に巻きつけるようにして縛ってありました」
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