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    元スレ幼「妹ちゃんのブラコン卒業式を始めます!」

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    みんなの評価 : ★★
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    101 :

    >>98
    そして事後になってから「俺淫売は嫌いだから」とか言い出すんですね分かります

    102 = 4 :

    「わふー!」

    「わふー!」

    「わ、わふー?」

    「一番手、女! 歌います!」

    「ひゅーひゅー!」

    (普段は妹と一緒にいるからほぼ初カラオケなんだよなぁ)

    (人が歌ってる時って何してればいいんだろう)

    (女さん上手いなぁ)

    「あー、悪ぃ。ちょっと用事入ったわ」

    「え?」

    「すぐに終わるかもしれないし、二人で遊んでてくれよ」 ソソクサッ

    「ええええ!?」

    (いやいやいやいや、そんな急に二人きりにされても!)

    103 = 4 :

    「ありがとうございましたー! ……ってあれ、友は?」

    「用事できたとか」

    「どうしたんだろ?」

    「さあ」

    「まあいっか」

    (よくないだろ)

    「それより兄くん、何歌うの?」

    「いや俺、あんまりこういう所来ないから」

    「そうなの? 珍しいね。普段何してるの?」

    「……特には」

    「そうなんだー」

    (妹の世話とは言えやしないよ)

    104 = 4 :

    「……なんかダメだなぁ」

    「え、何が?」

    「笑わないでね?」

    「う、うん」

    「私ね、前から兄くんと仲良くなりたかったんだ」

    「俺と? なんで?」

    「雰囲気かな。……なんかね、目が離せなくなる感じ」

    「そんな風に言われた事ないな」

    「兄くんが人を寄せ付けないようにしてるから、みんな話しかけづらいんだよ」

    「そうかな?」

    「そうだよ」

    105 = 4 :

    「だからね、こうやって話せる機会ができて、私すっごく嬉しいの」 ググイッ

    (女さんぐいぐい来るなぁ)

    「でも兄くん、私に壁作ってるよね?」

    「壁?」

    「本音で話してくれてない感じ、すっごく感じる。秘密ありますって感じ」

    「……」

    「否定しないんだね」

    106 = 73 :

    こんなビッチ速攻消すわ
    お前俺の事好きみたいだけど、俺はお前のこと好きじゃないからな?ってな
    これやったら泣かれたけど勘違い野郎には早めに分からせてあげるのが優しさだと思う

    107 = 4 :

    「否定はしないけど勘弁して欲しいね。女さんさ、そういう距離の詰め方はズルいよ」

    「ごめんね、ウザかったよね」

    「いや、そこまでは」

    「兄くんさ、すっごく憂鬱な顔してる時あるから心配になるの。……って、これもズルい言い方かな?」

    「俺、そんなに面白い人間じゃないよ」

    「自分じゃ分からないんだね」

    「んー」

    「兄くんは、フェロモンって言うのかなぁ、兄くんじゃなきゃダメっていう何かがあるんだよ」

    「それはもう絶対に絶対に絶対に兄くんだけってなっちゃうくらいすっごい何かで」

    「み~んなそれにやられちゃってるんだよ!」

    「……俺は麻薬ですか?」

    「あはは! 兄くんを売ってひと儲け出来ちゃうね!」

    「人身売買だよねそれ」

    109 = 101 :

    身近にいたらたまったもんじゃねえなこれ

    110 = 4 :

    「それじゃ、兄くんの心の壁が消えるように頑張ろうかな」

    「程々にお願いしますね」

    「私はやるとなったらトコトンやるタイプだからね!」

    「女さんウゼー」

    「そうだよ? 私はウザいくらい頑張らないとね、あんまり素材良くないから」

    「そんな事ないと思うけど」

    「相手が悪すぎるだけかもね。それより歌おうよ! デュエットならいけるでしょ?」

    「知ってる曲なら」

    「ふふん、任せなさい! これとこれと、それにこれ!」

    「あ、全部知ってるわ」

    「それじゃ入れるね」 ピッ

    (妹が戻って来たら大変な事になるけど……)

    (それまではいいよな、こんな放課後もさ)

    111 = 4 :

    「あー、楽しかった! まだ歌い足りない感じ!」

    「俺はもうガラガラ。……友から連絡ないな」

    「忙しいんだよ、きっと」

    「そうかな。それならそれで連絡入れる奴だと思うけど」

    「これからどうする?」

    「んー、さすがにあんまり遅くなるとなぁ」

    「そっかー。……あ、そうだ!」

    「どうしたの?」

    「うちで晩御飯食べて行かない?」

    「なんでそうなるん?」

    112 = 4 :

    「私料理上手いんだよ?」

    「しかも女さんが作るのかよ」

    「自炊してるからね。うち両親が全然帰って来ないからさ」

    「それって家に行っても女さんと二人って事?」

    「そうなるかな」

    「帰るわ」

    「お願いー!」

    「普通にまずいでしょ」

    「……一人で食べる晩御飯って美味しくないんだもん」

    「だからって俺はないでしょ」

    「兄くんの意地悪」

    (そんな可愛く言われましても)

    113 = 4 :

    「えいっ」 パシッ

    「え? ちょ!」

    「このお財布を返して欲しくば、私の家に来なさい!」

    「そんな無茶苦茶な」

    「お願い聞いてくれたらなんでもするからぁ」

    (こういうタイプは言っても聞かないし、一応要求は飲みつつ拒否入れるくらいがいいかな)

    「はいはい、わかったよ。……でも俺、ワガママな子って嫌いだわ」

    「今度から気を付けまーす」

    (軽く流されたな。どうも女さんは手強いな)

    「私の料理、楽しみにしててね?」

    114 :

    いいね、ウザい

    115 = 4 :

    「へー、綺麗な部屋だね。景色も良いし」

    「夏は遠くの花火大会とか見えるんだよ。あ、適当に座ってて」

    「うん」

    (でも匂いっていうか、あんまり生活感がないな)

    「それじゃぱぱっと作っちゃうね! 親子丼にサラダにお味噌汁なんてどうかな?」

    「親子丼好きだわ」

    「それじゃ作っちゃうね」

    116 = 4 :

    「エプロン装着!」

    「おー」 パチパチ

    「可愛い?」

    「カワイイヨ」

    「うわテキトー」

    「いいからさっさと作れよ」

    「兄くん、なんか私の扱い雑になってない?」

    「ワガママな子の相手は適当にする事にしてんの」

    「妹さんには甘い癖に」

    「ああ、そういや昼休みは教室まで来てたもんな」

    「他にも結構見かけてたよ。よく二人で一緒にいるんだもん」

    「意外に見られてるんだなぁ」

    「そだね。……よーし、やるぞー!」

    117 :

    これはあかんでぇ…

    118 :

    会話一日目にして部屋に連れ込んで甲斐甲斐しく手料理まで振る舞って全力誘惑というあれ

    119 :

    親子丼・・・

    120 = 4 :

    「……」 トントントントンッ

    (妹と幼、今頃何やってるんだろうな)

    「兄くん、何か話してー」 トントントントンッ

    「え、今? 危なくない?」

    「大丈夫、私二つの事できるタイプだから」 トントントントンッ

    「ふぅん」

    「……あの事聞いてもいいかな」 トントントントンッ

    「あの事?」

    「妹さんと、幼馴染の幼さんの事」 カチッ

    「……」

    121 :

    なんだと

    122 = 36 :

    まさか……な?

    123 = 117 :

    カチッってなんの音だよおい

    124 = 118 :

    カチッ(撃鉄を起こす音)

    125 = 4 :

    「みんな色々言ってるみたいだけど、私あんまり信じてないんだ」 ジュゥゥゥゥッ

    「別に、それほど間違ってないよ」

    「そうかな」 カチッ

    「そうだよ。俺が二股を掛けて警察のお世話になったってだけ」

    「二股なのかな」 ジュワアアアアッ

    「違うと思うの?」

    「だって、本当に兄くんが悪いなら、幼さんや妹ちゃんが休んでて、兄くんが学校にいるのは変でしょ?」 カチャカチャ

    「色々と複雑なんだよ」

    「そっか、複雑なんだね」

    126 = 118 :

    ジュゥゥゥゥッ(自傷行為)

    127 = 4 :

    「はい、完成です」 カタンッ

    「……」

    「どうかな?」

    「すげえ」

    「ほんと?」

    「店の親子丼みたいだ。食べていい?」

    「どうぞどうぞ」

    「いただきまーす。……美味っ!」

    「やった! これね、たくさん練習したんだぁ」

    「へー」 モグモグッ

    128 = 4 :

    「これで少しは兄くんの気持ちも晴れたかな?」

    「ん?」 モグモグッ

    「美味しいもの食べると幸せな気持ちになるでしょ?」

    「それ自分で言っちゃう?」

    「えへへ。……私ね、兄くんに元気になって欲しいの」

    「俺に?」

    「だって、やっぱり包丁やナイフを持ち出す人が悪いし、兄くんは悪くないもん」

    「……」

    「だからね、兄くんの好物を食べてもらって元気に」

    「ねえ」

    「何?」

    「なんで二人が持ってたのが包丁やナイフだって知ってんの?」

    131 = 23 :

    こいつ見え見えの地雷に突っ込みおった

    132 = 121 :

    整形した妹

    133 = 4 :

    「それは噂で聞いたからだよ」

    「そんなの噂になってるわけないじゃん。あの場にいた三人と警察しか知らないよ」

    「偶然じゃない?」

    「偶然で包丁やナイフって出て来るの? おかしくない?」

    「そんな事言われても困るよ」

    「ていうか、俺の好物もなんで知ってんの?」

    「それは友から聞いて」

    「カラオケの時もさ、普段カラオケに来ない俺が知ってる曲だけを選んでたよね」

    「偶然だよ」

    「お前、何なの?」

    「私は女だよ?」

    「そんな事聞いてない」

    「ふーん。じゃあ何を聞いてるのかな?」

    134 = 36 :

    警察呼んだのコイツかよ

    136 :

    スレタイに惹かれてきたのにヤンデレしかいねえ・・・
    やっぱり幼馴染がナンバーワン

    137 = 4 :

    「ずっとさ、気になってたんだよね」

    「何が?」

    「あの時、誰が警察を呼んだのか」

    「あの時って言われても分かんないよ」

    「分かってるよね? あの状況で警察を呼べたのは普通に考えれば俺達三人だけ」

    「でも、二人には呼ぶ理由がない。現に二人とも警察に捕まってる。そして俺は呼んでない」

    「うんうん、それで?」

    「パトカーのタイミングも良すぎる。何が起こるか分かってたみたいだった」

    「うんうん」

    「お前どうやって俺達を見てたんだ?」

    「えへへ、えへへへへへ」 ニコッ

    138 = 121 :

    予想外れた

    139 = 4 :

    「それはねー……そろそろかなぁ」

    「は? ……あ?」 グラッ

    「やった! 兄くんゲットだね!」

    (身体に力が入らねえ……)

    「それじゃ私の秘密、教えちゃおうかな!」 ズルズルッ

    (俺よりずっと小さい身体の女に、簡単に引きずられてく。どこに?)

    「期待してる? しちゃってる? ふふふー」 ズルズルッ

    「じゃじゃじゃーん! ここが私の部屋でーす!」 ガチャッ

    140 :

    マトモなの友しかいねぇじゃん






    もう男でもいいんじゃないかな・・・・・・

    141 = 121 :

    友も奴隷調教済みとか

    142 = 4 :

    「……」

    「ビックリした? ビックリしちゃった?」

    (うちの妹も大概どうかしてる部類だったし、幼もおかしな所はあった)

    (でもこれはもう、狂ってるとしか言いようがないだろう)

    「これはね、兄くんが朝ご飯を食べてる時の横顔でね!」

    「これはねこれはね、夜遅くまで起きてて欠伸した時のアップでね!」

    「これが……ふふふ、一人エッチで射精しちゃった瞬間の顔!」

    「つい舐めたくなっちゃう」 ペロッ

    (壁と天井を隙間なく覆い尽くす俺の顔顔顔顔顔顔)

    (いくつも併設されたパソコンのモニタには俺の家のライブ映像)

    (こいつ、マジモノのストーカーだ)

    143 = 36 :

    でも妹の方が頭おかしいよね
    故意に事故を引き起こしまくって捕まらないとか超人レベル

    144 :

    こういう展開すきよ
    続けて

    145 :

    やっぱり幼馴染は最高だぜ!

    146 = 77 :

    まあこんだけストーカーしといて実害出さなかったしな

    147 = 4 :

    「私ね、一目惚れだったんだよ?」 クルリッ

    「入学式の日に見た時から兄くんの事が大大大大大好きになっちゃったの!」

    「でも兄くんはいつも妹と一緒にいるし、たまに話してる女の人、幼さんが好きなのも分かっちゃった」

    「兄くん、目が違うんだもん」

    「いつも私は見てるだけ。せめて近くで見ていたい。だから画面越しにでも、兄くんの側にいたかった」

    「でもね、今はこんなに近くに、映像じゃない本物の兄くんがいる!」

    「もう私幸せで壊れちゃいそう!」

    「さ……だ……」

    「最初からだろ、なんて言わないで。私をおかしくさせたのは兄くんなんだからね?」

    「誰にも愛されない寂しい私の前に、兄くんが現れたのが悪いんだよ」

    「邪魔な女はみんないなくなった。今までも何人も排除してきたけど、ふふ、あの二人がいなくなってこれで」

    「これで兄くんは私の物だよ?」 チュッ

    (これはもうダメかもわからんね……)

    149 = 77 :

    妹フラグきました

    150 = 23 :

    >>143
    いつから妹の仕業だと錯覚していた?


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