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元スレ幼「妹ちゃんのブラコン卒業式を始めます!」
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妹「あなたは人の部屋に突然侵入して何を言っているんですか?」
幼「シャラップ! まずは私の話を聞きなさい!」
妹「いやです」
幼「え」
妹「聞こえませんでしたか? 耳の穴が足りないのなら釘でも打って増やしてあげましょうか?」
幼「もしかして怒ってる?」
妹「いいえ、まったく。ですが迷惑なので消えてくれませんか?」
幼「怒ってるじゃん」
幼「シャラップ! まずは私の話を聞きなさい!」
妹「いやです」
幼「え」
妹「聞こえませんでしたか? 耳の穴が足りないのなら釘でも打って増やしてあげましょうか?」
幼「もしかして怒ってる?」
妹「いいえ、まったく。ですが迷惑なので消えてくれませんか?」
幼「怒ってるじゃん」
妹「はぁ。私はいきなり部屋に来られたので迷惑だと思っているだけです」
幼「もう事態は一刻の猶予も許されないんだよ、妹ちゃん」
妹「では一人が頑張ってください」
幼「私一人頑張っても意味ないんだよ! 妹ちゃんがブラコンを卒業しなくちゃ!」
妹「私はブラコンじゃありません。だから卒業する必要もありません」
幼「自覚症状がないのは問題だね……」
妹「言い掛かりにも程があります」
幼「もう事態は一刻の猶予も許されないんだよ、妹ちゃん」
妹「では一人が頑張ってください」
幼「私一人頑張っても意味ないんだよ! 妹ちゃんがブラコンを卒業しなくちゃ!」
妹「私はブラコンじゃありません。だから卒業する必要もありません」
幼「自覚症状がないのは問題だね……」
妹「言い掛かりにも程があります」
幼「こうなったら自覚させるしかないよね」
妹「事実無根なのですから自覚しようもありませんよ」
幼「じゃあ問題! あの机の上の写真立てに飾ってあるのは誰の写真?」
妹「兄さんの写真です。家族の写真を飾るのは当たり前でしょう」
幼「問題その2! 妹ちゃんが毎日一緒に登下校しているのは誰?」
妹「兄さんです。同じ学校に通っている兄妹が一緒に帰らない理由がありません」
幼「最後の問題! 異性の理想のタイプを具体的に語ってください!」
妹「普段は優柔不断に見えて、いざという時には頼りになる。兄さんみたいなタイプです」
幼「完全に自覚あるじゃん」
妹「事実無根なのですから自覚しようもありませんよ」
幼「じゃあ問題! あの机の上の写真立てに飾ってあるのは誰の写真?」
妹「兄さんの写真です。家族の写真を飾るのは当たり前でしょう」
幼「問題その2! 妹ちゃんが毎日一緒に登下校しているのは誰?」
妹「兄さんです。同じ学校に通っている兄妹が一緒に帰らない理由がありません」
幼「最後の問題! 異性の理想のタイプを具体的に語ってください!」
妹「普段は優柔不断に見えて、いざという時には頼りになる。兄さんみたいなタイプです」
幼「完全に自覚あるじゃん」
妹「例え話ですよ」
幼「兄みたいなタイプが好きなんだよね?」
妹「はい」
幼「兄の事が好きなんだよね?」
妹「はい」
幼「異性として好きなんだよね?」
妹「変な事を言わないでください。兄妹として好きなんですよ」
幼「じゃあ兄に彼女ができてもいいんだよね?」
妹「例えトイレに逃げ込んでも必ず息の根を止めます」
幼(本気で殺る気の目だ)
幼「兄みたいなタイプが好きなんだよね?」
妹「はい」
幼「兄の事が好きなんだよね?」
妹「はい」
幼「異性として好きなんだよね?」
妹「変な事を言わないでください。兄妹として好きなんですよ」
幼「じゃあ兄に彼女ができてもいいんだよね?」
妹「例えトイレに逃げ込んでも必ず息の根を止めます」
幼(本気で殺る気の目だ)
妹「仕方がありませんね。もし仮に私がブラコンだとして、幼さんに何の関係がありますか?」
幼「私は二人が不幸にならないか心配なんだよ」
妹「いつから幼さんは他人の幸不幸を勝手に決められるほど偉くなられたんですか?」
幼「一般論だよ」
妹「幼さんは他人を一般論で語ろうとするほど馬鹿でグズで愚かだったんですね」
幼「落ち着こうよ」
妹「私は落ち着いてますよ? 幼さんの方こそ、私に遠慮して部屋を出るくらいの遠慮もできないんですか?」
幼(顔は笑ってるのに全然穏やかに見えないのが逆に凄い)
幼「私は二人が不幸にならないか心配なんだよ」
妹「いつから幼さんは他人の幸不幸を勝手に決められるほど偉くなられたんですか?」
幼「一般論だよ」
妹「幼さんは他人を一般論で語ろうとするほど馬鹿でグズで愚かだったんですね」
幼「落ち着こうよ」
妹「私は落ち着いてますよ? 幼さんの方こそ、私に遠慮して部屋を出るくらいの遠慮もできないんですか?」
幼(顔は笑ってるのに全然穏やかに見えないのが逆に凄い)
幼「つまり妹ちゃんはブラコンを卒業する気がないんだね」
妹「私はブラコンじゃありませんし、そもそも他人の恋愛感情はどうこう言うべき事じゃないと思いますよ」
幼(私は恋愛感情とまでは言ってないのにね)
妹「分かったなら消えてくれますか?」
幼「もう、妹ちゃんは頑固なんだから」
妹「私ほど柔軟な人間はなかなかいないと思いますよ」
幼「そうかな。まあ、こうも拒まれちゃ仕方ないよね。じゃあね」
妹「そうそう、一応言っておきますが……私は猫が嫌いです。特に泥棒する猫は殺したいくらい大嫌いです」
幼「私も猫は嫌いだなぁ。特に男の前でだけ皮を被る猫が大嫌い」
妹「奇遇ですね」
幼「そうだね。ばいばい」
妹「ええ、二度と来ないでくださいね」
妹「私はブラコンじゃありませんし、そもそも他人の恋愛感情はどうこう言うべき事じゃないと思いますよ」
幼(私は恋愛感情とまでは言ってないのにね)
妹「分かったなら消えてくれますか?」
幼「もう、妹ちゃんは頑固なんだから」
妹「私ほど柔軟な人間はなかなかいないと思いますよ」
幼「そうかな。まあ、こうも拒まれちゃ仕方ないよね。じゃあね」
妹「そうそう、一応言っておきますが……私は猫が嫌いです。特に泥棒する猫は殺したいくらい大嫌いです」
幼「私も猫は嫌いだなぁ。特に男の前でだけ皮を被る猫が大嫌い」
妹「奇遇ですね」
幼「そうだね。ばいばい」
妹「ええ、二度と来ないでくださいね」
幼「シスコンを卒業しなさい」
兄「いきなり命令形かよ」
幼「シスコンは黙りなさい!」
兄「いきなり酷くね?」
幼「シスコンの100の弊害!」
兄「おう」
幼「異性にモテない! 私が嫌! なんかキモい! 以上!」
兄「三つだけかよ」
幼「卒業しなさい」
兄「そう言われましても」
兄「いきなり命令形かよ」
幼「シスコンは黙りなさい!」
兄「いきなり酷くね?」
幼「シスコンの100の弊害!」
兄「おう」
幼「異性にモテない! 私が嫌! なんかキモい! 以上!」
兄「三つだけかよ」
幼「卒業しなさい」
兄「そう言われましても」
兄「そもそも俺シスコンじゃないだろ」
幼「兄妹揃ってこれか」 ボソッ
兄「え、何?」
幼「別に。面倒臭いから無視するね」
兄「んなアホな」
幼「兄はシスコンだからね、完全に。このままじゃ近親相姦とかしちゃう変態だよ」
兄「絶対にないから」
幼「なんでそう言えるの?」
兄「普通にありえない」
幼「だからなんで?」
兄「だって俺お前の事好きだし」
幼(ん?)
幼「兄妹揃ってこれか」 ボソッ
兄「え、何?」
幼「別に。面倒臭いから無視するね」
兄「んなアホな」
幼「兄はシスコンだからね、完全に。このままじゃ近親相姦とかしちゃう変態だよ」
兄「絶対にないから」
幼「なんでそう言えるの?」
兄「普通にありえない」
幼「だからなんで?」
兄「だって俺お前の事好きだし」
幼(ん?)
幼「ごめん、よく聞こえなかったんだけど……今なんて?」
兄「聞こえなかったならいい」
幼「もう一回だけ」
兄「……お前の事が好きだ」
幼「わひゃー!」 ダイブッ
兄「おぇえ!?」 ドタンッ
幼「私も愛してる! 今すぐ子作りしよう! 私が一生養ってあげるから!」
兄「逆だろ!」
幼「いいの! 兄は働かなくていいから家で私の帰りを待ってて! そして子供は100人作るの!」
兄「ちょっとマジで落ち着け」
兄「聞こえなかったならいい」
幼「もう一回だけ」
兄「……お前の事が好きだ」
幼「わひゃー!」 ダイブッ
兄「おぇえ!?」 ドタンッ
幼「私も愛してる! 今すぐ子作りしよう! 私が一生養ってあげるから!」
兄「逆だろ!」
幼「いいの! 兄は働かなくていいから家で私の帰りを待ってて! そして子供は100人作るの!」
兄「ちょっとマジで落ち着け」
幼「ごめん、幸せすぎて心がトリップしちゃってた」
兄「お前どんだけ俺が好きなんだよ」
幼「え? 熱量で言うと原初宇宙くらい?」
兄「よく意味が分からないが、やたら愛されてるんだな俺」
幼「それにしても……そっかー、兄は私が好きなんだ?」
兄「子供の頃からな」
幼「私は生まれた時から好きだったよ」
兄「大袈裟すぎるだろ」
幼「前世のミジンコだった時から好きだったよ」
兄「お前の前世はミジンコだったのか」
幼「兄はクリオネだったよ」
兄「似てるようで全然違うなそれ」
兄「お前どんだけ俺が好きなんだよ」
幼「え? 熱量で言うと原初宇宙くらい?」
兄「よく意味が分からないが、やたら愛されてるんだな俺」
幼「それにしても……そっかー、兄は私が好きなんだ?」
兄「子供の頃からな」
幼「私は生まれた時から好きだったよ」
兄「大袈裟すぎるだろ」
幼「前世のミジンコだった時から好きだったよ」
兄「お前の前世はミジンコだったのか」
幼「兄はクリオネだったよ」
兄「似てるようで全然違うなそれ」
幼「えへへへへ、私も兄に愛されちゃってるんだよなー」
兄「恥ずかしいからあんまり言うなよ」
幼「式はどうする?」
兄「なんで結婚式の予定の話になるんだよ」
幼「あ、その前に初デートだよね! お金は全部私が出すから安心してね!」
兄「お前は男をダメにするタイプだな……つーか俺、デートしたりしないぞ」
幼「どういうこと?」
兄「お前と付き合う気ないし」
幼「え? あ、そうなんだ」
兄「うん」
幼「それじゃ私今すぐ自殺するね」
兄「お前は何を言ってるんだ?」
兄「恥ずかしいからあんまり言うなよ」
幼「式はどうする?」
兄「なんで結婚式の予定の話になるんだよ」
幼「あ、その前に初デートだよね! お金は全部私が出すから安心してね!」
兄「お前は男をダメにするタイプだな……つーか俺、デートしたりしないぞ」
幼「どういうこと?」
兄「お前と付き合う気ないし」
幼「え? あ、そうなんだ」
兄「うん」
幼「それじゃ私今すぐ自殺するね」
兄「お前は何を言ってるんだ?」
幼「そうだよね、兄の邪魔にならないように樹海辺りでひっそり死ぬべきだよね。ごめんね」
兄「そういう話ではなくて」
幼「なんかもう私の存在が罪だよね。兄に愛されてるつもりになって調子に乗っちゃって」
兄「存在が罪って」
幼「もうなんでもいいから死にたい。ああ、なんか死ぬのも面倒臭くなってきた。飢え死にしよう」
兄「落ち着けよ。お前の事は好きっつーか……愛してるよ」
幼「慰めなくていいよ。あと二週間くらいで自然に死ぬから」
兄「だから死ぬなって」
兄「そういう話ではなくて」
幼「なんかもう私の存在が罪だよね。兄に愛されてるつもりになって調子に乗っちゃって」
兄「存在が罪って」
幼「もうなんでもいいから死にたい。ああ、なんか死ぬのも面倒臭くなってきた。飢え死にしよう」
兄「落ち着けよ。お前の事は好きっつーか……愛してるよ」
幼「慰めなくていいよ。あと二週間くらいで自然に死ぬから」
兄「だから死ぬなって」
兄「いや本当に。でも付き合うのは無理だ」
幼「何なの? そろそろ私、幸福と不幸の繰り返しでおかしくなって死んじゃうよ?」
兄「あんまり言いたくないんだよ」
幼「なんで?」
兄「わかるだろ? ……妹の事だよ」
幼「妹ちゃん?」
兄「俺が誰かと付き合ったりしたら大変な事になるだろ。あいつ超ブラコンだし」
幼「そうだね、だから私も……って、気付いてたの?」
兄「そりゃまあ」
幼「何なの? そろそろ私、幸福と不幸の繰り返しでおかしくなって死んじゃうよ?」
兄「あんまり言いたくないんだよ」
幼「なんで?」
兄「わかるだろ? ……妹の事だよ」
幼「妹ちゃん?」
兄「俺が誰かと付き合ったりしたら大変な事になるだろ。あいつ超ブラコンだし」
幼「そうだね、だから私も……って、気付いてたの?」
兄「そりゃまあ」
幼「意外。そういうの鈍いと思ってたのに」
兄「あれだけ四六時中一緒にいられれば普通にそう思うって」
幼「うんうん」
兄「それに、俺が留守の間に使ってるらしくてベッドから妹の匂いがするし」
幼「なんですと!?」
兄「歯ブラシも俺のを使ってるらしくて毎朝しっとり濡れて使用済みになってるし」
幼「はいぃ!?」
兄「……それに、隣の部屋から喘ぎ声まじりに俺の事を好きだのって聞こえてくるしさ」
幼「有罪、死刑」 ボソッ
兄「あれだけ四六時中一緒にいられれば普通にそう思うって」
幼「うんうん」
兄「それに、俺が留守の間に使ってるらしくてベッドから妹の匂いがするし」
幼「なんですと!?」
兄「歯ブラシも俺のを使ってるらしくて毎朝しっとり濡れて使用済みになってるし」
幼「はいぃ!?」
兄「……それに、隣の部屋から喘ぎ声まじりに俺の事を好きだのって聞こえてくるしさ」
幼「有罪、死刑」 ボソッ
兄「だからお前とは付き合えないんだよ」
幼「その理屈はおかしい」
兄「そうか?」
幼「逆でしょ。私と付き合えば妹ちゃんがブラコン卒業するチャンスだもの」
兄「まあな」
幼「なら付き合ってよ! 付き合わないと死んでやる!」
兄「……ヤバいんだよ」
幼「ヤバい?」
兄「なあ、何も聞かずに諦めてくれないか?」
幼「無理」
兄「無理か……」
幼「その理屈はおかしい」
兄「そうか?」
幼「逆でしょ。私と付き合えば妹ちゃんがブラコン卒業するチャンスだもの」
兄「まあな」
幼「なら付き合ってよ! 付き合わないと死んでやる!」
兄「……ヤバいんだよ」
幼「ヤバい?」
兄「なあ、何も聞かずに諦めてくれないか?」
幼「無理」
兄「無理か……」
兄「これからする話は他言するなよ」
幼「心の奥に仕舞っとく」
兄「信じるぞ。……俺の周りでさ、変な事故が何度も起きてるんだよ」
幼「事故?」
兄「ああ、事件と言った方がいいのかな」
幼「どんな?」
兄「仲良くしてた女子が階段から落ちたり、隣の席の子が車に轢かれたり、告白してきた女の子が突然不登校になったりさ」
幼「妹ちゃんの仕業ね」
兄「証拠はないんだけどな、それっぽい事を言ってた女子がいてさ」
幼(よし、妹ちゃんを殺して兄と付き合おう!)
兄「口に出さなくても妙な事を考えてるのは分かるからな? やめろよ」
幼「心の奥に仕舞っとく」
兄「信じるぞ。……俺の周りでさ、変な事故が何度も起きてるんだよ」
幼「事故?」
兄「ああ、事件と言った方がいいのかな」
幼「どんな?」
兄「仲良くしてた女子が階段から落ちたり、隣の席の子が車に轢かれたり、告白してきた女の子が突然不登校になったりさ」
幼「妹ちゃんの仕業ね」
兄「証拠はないんだけどな、それっぽい事を言ってた女子がいてさ」
幼(よし、妹ちゃんを殺して兄と付き合おう!)
兄「口に出さなくても妙な事を考えてるのは分かるからな? やめろよ」
幼「え、私全然何も考えてないよ?」
兄「お前さ、俺をどんだけ鈍いと思ってるんだよ」
幼「むぅ」
兄「とにかくさ、俺は誰とも付き合う気はないし、妹とそういう関係にもならない」
幼(妹ちゃんさえいなければ上手く行くのになぁ)
兄「まあ、妹もその内に他の男ができて冷めるだろう」
幼「ないない」
兄「かもな。……お前も俺なんか忘れてさ、適当に良い男見つけろよ」
幼「宇宙が何周してもありえない」
兄「嬉しいけど、無理やりでも忘れろ。んじゃ、この辺でお開きだな」
幼「納得いかないー!」
兄「はいはい、またな」
兄「お前さ、俺をどんだけ鈍いと思ってるんだよ」
幼「むぅ」
兄「とにかくさ、俺は誰とも付き合う気はないし、妹とそういう関係にもならない」
幼(妹ちゃんさえいなければ上手く行くのになぁ)
兄「まあ、妹もその内に他の男ができて冷めるだろう」
幼「ないない」
兄「かもな。……お前も俺なんか忘れてさ、適当に良い男見つけろよ」
幼「宇宙が何周してもありえない」
兄「嬉しいけど、無理やりでも忘れろ。んじゃ、この辺でお開きだな」
幼「納得いかないー!」
兄「はいはい、またな」
>>36
まあ待とうぜ
まあ待とうぜ
妹「おはようございます、兄さん」
兄「ああ、おはよう。その消臭スプレーは何なんだ?」
妹「これですか? 兄さんの部屋から嫌な匂いがするので」
兄「掃除は毎日してるつもりだけど」
妹「猫の匂いが少し」
兄「猫ね。俺は猫より犬派だな」
妹「わん」
兄「ん?」
妹「わんわん」
兄「可愛い犬だな」 ポンポンッ
妹「くぅん」 スリスリ
兄「ああ、おはよう。その消臭スプレーは何なんだ?」
妹「これですか? 兄さんの部屋から嫌な匂いがするので」
兄「掃除は毎日してるつもりだけど」
妹「猫の匂いが少し」
兄「猫ね。俺は猫より犬派だな」
妹「わん」
兄「ん?」
妹「わんわん」
兄「可愛い犬だな」 ポンポンッ
妹「くぅん」 スリスリ
妹「兄さん、朝ご飯はどうしますか?」
兄「フレークでいいよ」
妹「はい」
兄「あのさ」
妹「なんでしょうか?」
兄「あー……お前のクラスの男子ってどう?」
妹「どうと言われますと?」
兄「格好良い奴とかいないの?」
妹「さあ? 顔も名前も覚えていませんから」
兄「ああ、そう」
兄「フレークでいいよ」
妹「はい」
兄「あのさ」
妹「なんでしょうか?」
兄「あー……お前のクラスの男子ってどう?」
妹「どうと言われますと?」
兄「格好良い奴とかいないの?」
妹「さあ? 顔も名前も覚えていませんから」
兄「ああ、そう」
妹「寒いですね」
兄「そうだな」
妹「兄さんの手は温かいですね」 ギュッ
兄「妹の手は冷たいな」
妹「手が冷たい女は心が温かいんですよ?」
兄「そうか」
妹「兄さん」 ピタッ
兄「歩きづらいんだが」
妹「ゆっくり歩いても間に合いますよ」
兄「いや普通に邪魔」
妹「邪魔……」 ビクッ
兄(やべっ)
兄「嘘だよ。くっ付いてた方があったかくて良い」
妹「はい♪」
兄「そうだな」
妹「兄さんの手は温かいですね」 ギュッ
兄「妹の手は冷たいな」
妹「手が冷たい女は心が温かいんですよ?」
兄「そうか」
妹「兄さん」 ピタッ
兄「歩きづらいんだが」
妹「ゆっくり歩いても間に合いますよ」
兄「いや普通に邪魔」
妹「邪魔……」 ビクッ
兄(やべっ)
兄「嘘だよ。くっ付いてた方があったかくて良い」
妹「はい♪」
友「おはよっす」
兄「おはよっす」
友「顔色悪くね?」
兄「普通普通」
友「マジで? お前の普通ヤバすぎ」
兄「超ヤバい」
友「ありえねー」
女「兄くん友くんおはよー」
友「おはよっす」
兄「……」 ペコリッ
友「兄テンション低すぎぃ!」
女「兄くんは恥ずかしがり屋なんだよ、友と違って」
兄(ヘタに仲良くなると危ないから返事できないだけなんだよね……)
兄「おはよっす」
友「顔色悪くね?」
兄「普通普通」
友「マジで? お前の普通ヤバすぎ」
兄「超ヤバい」
友「ありえねー」
女「兄くん友くんおはよー」
友「おはよっす」
兄「……」 ペコリッ
友「兄テンション低すぎぃ!」
女「兄くんは恥ずかしがり屋なんだよ、友と違って」
兄(ヘタに仲良くなると危ないから返事できないだけなんだよね……)
妹「兄さん」
兄「ああ」 ガタッ
友「俺も俺も」
女「え、どこ行くの?」
兄「昼飯」
妹「……」
女「私も一緒に行っていい?」
友「オッケーだべ?」
兄「んー」
妹「いいんじゃないですか?」
兄(あ)
兄「ごめん、俺はちょっと……」
女「え?」
兄「女さんが嫌とかじゃないんだけど、あんまり大勢で食べるのって苦手で」
妹「……」 ニコッ
兄「ああ」 ガタッ
友「俺も俺も」
女「え、どこ行くの?」
兄「昼飯」
妹「……」
女「私も一緒に行っていい?」
友「オッケーだべ?」
兄「んー」
妹「いいんじゃないですか?」
兄(あ)
兄「ごめん、俺はちょっと……」
女「え?」
兄「女さんが嫌とかじゃないんだけど、あんまり大勢で食べるのって苦手で」
妹「……」 ニコッ
兄「はぁ」
兄(ゆっくり休めるのは便所くらいか)
友「ふぃー」
兄「なあ友」
友「あー?」
兄「うちの妹ってどう思う?」
友「超可愛い」
兄「狙ったりしねえの?」
友「いいのか?」
兄「結果は保証しない」
友「おっけ」
兄(いつまでも理想のお兄ちゃん演じてられないよなぁ)
兄(ゆっくり休めるのは便所くらいか)
友「ふぃー」
兄「なあ友」
友「あー?」
兄「うちの妹ってどう思う?」
友「超可愛い」
兄「狙ったりしねえの?」
友「いいのか?」
兄「結果は保証しない」
友「おっけ」
兄(いつまでも理想のお兄ちゃん演じてられないよなぁ)
『――という事があったんだ』
『兄が積極的に私との事を考えてくれたのは嬉しいけど、それが今の状況とどう関係あるのよ』
『あまり長いやり取りはできないから手短に言うが、俺が友と付き合せようとしてるのが妹にバレた』
『なるほど』
『なるほどって、これだけで分かるのか?』
『本格的に病んじゃったんでしょ』
『ああ。今は家のトイレに籠もってお前にメールしてるが、履歴もすぐに消去する。そっちからは送らないでくれ』
『ヤバいの?』
『俺かお前か、もしくは両方が死ぬ。今も妹がドアをガンガン叩いてr』
『兄が積極的に私との事を考えてくれたのは嬉しいけど、それが今の状況とどう関係あるのよ』
『あまり長いやり取りはできないから手短に言うが、俺が友と付き合せようとしてるのが妹にバレた』
『なるほど』
『なるほどって、これだけで分かるのか?』
『本格的に病んじゃったんでしょ』
『ああ。今は家のトイレに籠もってお前にメールしてるが、履歴もすぐに消去する。そっちからは送らないでくれ』
『ヤバいの?』
『俺かお前か、もしくは両方が死ぬ。今も妹がドアをガンガン叩いてr』
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