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元スレ八幡「異性に抱きつかれると猫になる体質」
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八幡(という厄介な体に生まれてきたが)
八幡(まあ特に困ることはなかった)
八幡(なぜなら俺はボッチ)
八幡(家の外で異性に抱きつかれることなど、ありえないからだ)
八幡(そのはずだったのだが)
雪ノ下「……猫?」
八幡「……」
雪ノ下「ええと、到底納得できないことなのだけれど、客観的に状況を整理すると、あなたは……比企谷君なのかしら」
八幡「そうだよ。悪いか」
八幡(まあ特に困ることはなかった)
八幡(なぜなら俺はボッチ)
八幡(家の外で異性に抱きつかれることなど、ありえないからだ)
八幡(そのはずだったのだが)
雪ノ下「……猫?」
八幡「……」
雪ノ下「ええと、到底納得できないことなのだけれど、客観的に状況を整理すると、あなたは……比企谷君なのかしら」
八幡「そうだよ。悪いか」
雪ノ下「……姿はとても愛らしいのに、その声と腐ったままの目で台無しね」
八幡「ほっとけ」
八幡「つうか、そろそろ俺から目を背けたほうがいいぞ」
雪ノ下「どうしてかし」
八幡「……」ボンッ
八幡「……そろそろ元に戻って、服が脱げてて全裸だからだ」
雪ノ下「」
八幡「ほっとけ」
八幡「つうか、そろそろ俺から目を背けたほうがいいぞ」
雪ノ下「どうしてかし」
八幡「……」ボンッ
八幡「……そろそろ元に戻って、服が脱げてて全裸だからだ」
雪ノ下「」
雪ノ下「ああいうことは早く言っておいてほしかったわ」
八幡「言う暇がなかったんだ」
雪ノ下「それにしても、あなたがそんなおかしな体質だったなんて知らなかったわ」
八幡「こんなびっくり体質、家族以外に言えるわけないだろ」
八幡「だいたい、言っても信じてもらえるわけないしな」
雪ノ下「それもそうね」
雪ノ下「……あの、比企谷君」
八幡「なんだよ」
雪ノ下「まださっきのことが信じられないわ」
雪ノ下「だからもう一度見てみたいのだけれど」
八幡「それはつまりもう一度抱きつきたいって言ってるのと同義なわけだが」
八幡「しかも今度は事故じゃなくて故意に」
八幡「言う暇がなかったんだ」
雪ノ下「それにしても、あなたがそんなおかしな体質だったなんて知らなかったわ」
八幡「こんなびっくり体質、家族以外に言えるわけないだろ」
八幡「だいたい、言っても信じてもらえるわけないしな」
雪ノ下「それもそうね」
雪ノ下「……あの、比企谷君」
八幡「なんだよ」
雪ノ下「まださっきのことが信じられないわ」
雪ノ下「だからもう一度見てみたいのだけれど」
八幡「それはつまりもう一度抱きつきたいって言ってるのと同義なわけだが」
八幡「しかも今度は事故じゃなくて故意に」
雪ノ下「ダメなのかしら」
八幡「有り体に言えばそうだ」
雪ノ下「なぜ」
八幡「お前、ここ部室だぞ。由比ヶ浜や、依頼人だっていつ来るかわからない」
八幡「この体質のことはできるだけ知られたくないんだ」
雪ノ下「そう……」
雪ノ下「じゃあ後であなたの家にお邪魔してもいいかしら」
雪ノ下「そこならいくら変身しても大丈夫でしょう?」
八幡「そんなに俺を猫にしたいのか」
八幡「有り体に言えばそうだ」
雪ノ下「なぜ」
八幡「お前、ここ部室だぞ。由比ヶ浜や、依頼人だっていつ来るかわからない」
八幡「この体質のことはできるだけ知られたくないんだ」
雪ノ下「そう……」
雪ノ下「じゃあ後であなたの家にお邪魔してもいいかしら」
雪ノ下「そこならいくら変身しても大丈夫でしょう?」
八幡「そんなに俺を猫にしたいのか」
雪ノ下「あれが現実だったのか、もう一度確かめたいだけよ」
雪ノ下「決して猫のあなたが結構可愛らしかったとか、抱っこやなでなでしてみたいという理由ではないわ」
八幡「欲望駄々漏れしてるぞ」
雪ノ下「比企谷君、どうしてもダメかしら?」
八幡「……うーん」
雪ノ下「じゃあそうね、取引にしましょうか」
八幡「取引?」
雪ノ下「あなたの体質のことは決して他言しない、そして今後外で変身してもフォローするという条件で」
雪ノ下「猫になったあなたに、触れてみたいのだけど」
八幡「……俺脅されてる?」
雪ノ下「脅しだなんて、そんな物騒なものではないわ。あくまでも取引よ」
雪ノ下「決して猫のあなたが結構可愛らしかったとか、抱っこやなでなでしてみたいという理由ではないわ」
八幡「欲望駄々漏れしてるぞ」
雪ノ下「比企谷君、どうしてもダメかしら?」
八幡「……うーん」
雪ノ下「じゃあそうね、取引にしましょうか」
八幡「取引?」
雪ノ下「あなたの体質のことは決して他言しない、そして今後外で変身してもフォローするという条件で」
雪ノ下「猫になったあなたに、触れてみたいのだけど」
八幡「……俺脅されてる?」
雪ノ下「脅しだなんて、そんな物騒なものではないわ。あくまでも取引よ」
八幡(そんなこと言っても、俺に選択肢とか無さそうじゃん)
八幡「……わかった。今日部活の後でいいか」
雪ノ下「そうね。とりあえず今日この後に」
八幡「とりあえずって、今日だけじゃないのかよ」
雪ノ下「取引の条件を継続したいのなら、今後も対価を支払ってちょうだい」
八幡「……やっぱり脅しだろ」
雪ノ下「取引よ」
雪ノ下「……」ウズウズ
由比ヶ浜「ゆきのん、今日何かあるの?」
雪ノ下「……どうしてかしら」
由比ヶ浜「なんか時間気にしてるっぽいし、そわそわしてるなーって」
八幡「……わかった。今日部活の後でいいか」
雪ノ下「そうね。とりあえず今日この後に」
八幡「とりあえずって、今日だけじゃないのかよ」
雪ノ下「取引の条件を継続したいのなら、今後も対価を支払ってちょうだい」
八幡「……やっぱり脅しだろ」
雪ノ下「取引よ」
雪ノ下「……」ウズウズ
由比ヶ浜「ゆきのん、今日何かあるの?」
雪ノ下「……どうしてかしら」
由比ヶ浜「なんか時間気にしてるっぽいし、そわそわしてるなーって」
雪ノ下「……ちょっと用事があるのよ」
由比ヶ浜「へー。よっぽど楽しみなんだね」
雪ノ下「その、知り合いに、猫を抱かせてもらえることになって」
八幡(抱っこする気まんまんだよ……)
八幡(その猫の中身は俺だって忘れてんのかね)
由比ヶ浜「いいなー。ねえねえ、その猫写メ撮って見せてよ」
雪ノ下「そうね……頼んでみるけれど」チラッ
八幡(おい、こっち見んな)
由比ヶ浜「へー。よっぽど楽しみなんだね」
雪ノ下「その、知り合いに、猫を抱かせてもらえることになって」
八幡(抱っこする気まんまんだよ……)
八幡(その猫の中身は俺だって忘れてんのかね)
由比ヶ浜「いいなー。ねえねえ、その猫写メ撮って見せてよ」
雪ノ下「そうね……頼んでみるけれど」チラッ
八幡(おい、こっち見んな)
何だこの間八幡はずっと全裸でゆきのんはそれを抱き着きたいと言ってるのかと思ったわ
見える…八幡の見えるぞ…
戸塚のしばらく抱きしめられる→変身時間延長されないせいで抱きしめられたまま元に戻る
戸塚のしばらく抱きしめられる→変身時間延長されないせいで抱きしめられたまま元に戻る
由比ヶ浜「じゃねー、ゆきのん、ヒッキー。ゆきのん、猫の写メお願い!」
雪ノ下「ええ、もちろん。さようなら、由比ヶ浜さん」
八幡「……もちろんって勝手に決めないでほしいんだけど」
雪ノ下「猫の姿の写メくらいいいでしょう」
雪ノ下「それを見たところで、あなたとその猫が同一人物?だなんて、誰も思わないでしょうし」
八幡「そりゃそうだがな。まあ、好きにしろよ」
八幡「ただいまー」
雪ノ下「お邪魔します」
小町「おかえりお兄ちゃんって、え、雪乃さん?お兄ちゃん、ついに雪乃さんと!?」
八幡「何がついにだ。実はな……猫のことが雪ノ下にバレたんだ」
小町「うわちゃー、やっちゃったね、お兄ちゃん」
雪ノ下「ええ、もちろん。さようなら、由比ヶ浜さん」
八幡「……もちろんって勝手に決めないでほしいんだけど」
雪ノ下「猫の姿の写メくらいいいでしょう」
雪ノ下「それを見たところで、あなたとその猫が同一人物?だなんて、誰も思わないでしょうし」
八幡「そりゃそうだがな。まあ、好きにしろよ」
八幡「ただいまー」
雪ノ下「お邪魔します」
小町「おかえりお兄ちゃんって、え、雪乃さん?お兄ちゃん、ついに雪乃さんと!?」
八幡「何がついにだ。実はな……猫のことが雪ノ下にバレたんだ」
小町「うわちゃー、やっちゃったね、お兄ちゃん」
小町「でも、いつかばれるんだろうなーって小町は思ってたけどね」
小町「お兄ちゃん結構ドジだもん」
八幡「笑い事じゃないだろ」
小町「でも、バレてなんでうちに?」
雪ノ下「それは……」チラッ
八幡「猫の俺を抱っこしたいんだと」
小町「そうですかそうですか。お気持ちは小町もよーく、わかります」
八幡「分かっちゃったよ」
小町「猫のお兄ちゃんって目付きそのままでかわいくないんですけど」
小町「そこがまたかわいいんですよね!猫的に!」
八幡「お前、言ってることが矛盾してるんだが」
小町「お兄ちゃん結構ドジだもん」
八幡「笑い事じゃないだろ」
小町「でも、バレてなんでうちに?」
雪ノ下「それは……」チラッ
八幡「猫の俺を抱っこしたいんだと」
小町「そうですかそうですか。お気持ちは小町もよーく、わかります」
八幡「分かっちゃったよ」
小町「猫のお兄ちゃんって目付きそのままでかわいくないんですけど」
小町「そこがまたかわいいんですよね!猫的に!」
八幡「お前、言ってることが矛盾してるんだが」
>>29
猫地蔵だかなんだかの呪いだったと思う
猫地蔵だかなんだかの呪いだったと思う
雪ノ下「その通りなのよ小町さん」
八幡「え、なんでこいつら分かり合えてるの。怖い」
小町「ああついに理解者が!小町は嬉しいです!」
小町「こんなお兄ちゃんで良かったら、好きなだけ愛でていってください!」
八幡「いや、一回抱っこしたら終わりで」
雪ノ下「一回……?その程度であなたは私が満足できると思っているのかしら」
八幡「満足しろよ。お前ら、自分よりでかい生き物に動きを制限される怖さがわからんのか」
八幡「え、なんでこいつら分かり合えてるの。怖い」
小町「ああついに理解者が!小町は嬉しいです!」
小町「こんなお兄ちゃんで良かったら、好きなだけ愛でていってください!」
八幡「いや、一回抱っこしたら終わりで」
雪ノ下「一回……?その程度であなたは私が満足できると思っているのかしら」
八幡「満足しろよ。お前ら、自分よりでかい生き物に動きを制限される怖さがわからんのか」
小町「もうお兄ちゃんはほんと理屈っぽいんだから。えい」ダキッ
八幡「あ」ボンッ
八幡「お前、そのとりあえず俺を猫にして場をしのぐのやめろ」
小町「うーん、やっぱり猫のお兄ちゃんはかわいい!ぎゅー!」
八幡「おい、離せ」
雪ノ下「……」ジー
小町「あ、雪乃さんも抱っこします?」
雪ノ下「是非お願いするわ」
八幡「お前ら、ちょっとは当の俺の意見も」
雪ノ下「……かわいい」ギュッ
八幡「うぐ」
雪ノ下「なんてかわいいのかしら、これがあの比企谷君だなんて、信じられないわ」スリスリ
八幡(……胸が当たってるんだが)
八幡「あ」ボンッ
八幡「お前、そのとりあえず俺を猫にして場をしのぐのやめろ」
小町「うーん、やっぱり猫のお兄ちゃんはかわいい!ぎゅー!」
八幡「おい、離せ」
雪ノ下「……」ジー
小町「あ、雪乃さんも抱っこします?」
雪ノ下「是非お願いするわ」
八幡「お前ら、ちょっとは当の俺の意見も」
雪ノ下「……かわいい」ギュッ
八幡「うぐ」
雪ノ下「なんてかわいいのかしら、これがあの比企谷君だなんて、信じられないわ」スリスリ
八幡(……胸が当たってるんだが)
八幡(小町に抱っこされるのは慣れてるんだが、考えてみれば、この年で同年代の異性に抱っこされるのは初めてか)
小町「雪乃さん、こっちでお茶でもいかがですか?」
小町「お兄ちゃんは抱っこしたままでいいですから」
八幡「いや、良くないが」
雪ノ下「そうね。お言葉に甘えるわ」
八幡「甘えんな。もっと自分に厳しくしろ」
雪ノ下「……比企谷君。あなた、猫のときくらい、かわいらしく鳴けないのかしら。にゃーとか」
八幡「雪ノ下が、にゃー……?」
雪ノ下「わ、忘れなさい!今のは!」
雪ノ下「それで、どうなのかしら」
八幡「普通にしゃべれるのに、何が悲しくてにゃーにゃー言わなきゃいけないんだ」
小町「雪乃さん、こっちでお茶でもいかがですか?」
小町「お兄ちゃんは抱っこしたままでいいですから」
八幡「いや、良くないが」
雪ノ下「そうね。お言葉に甘えるわ」
八幡「甘えんな。もっと自分に厳しくしろ」
雪ノ下「……比企谷君。あなた、猫のときくらい、かわいらしく鳴けないのかしら。にゃーとか」
八幡「雪ノ下が、にゃー……?」
雪ノ下「わ、忘れなさい!今のは!」
雪ノ下「それで、どうなのかしら」
八幡「普通にしゃべれるのに、何が悲しくてにゃーにゃー言わなきゃいけないんだ」
>>45
(アカン)
(アカン)
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黙ってまってろ
黙ってまってろ
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